JPS6181383A

JPS6181383A - エレベ−タ−の戸開き時間の制御装置

Info

Publication number: JPS6181383A
Application number: JP59201724A
Authority: JP
Inventors: 笠木　勝正; 丹治　英男
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1984-09-28
Filing date: 1984-09-28
Publication date: 1986-04-24

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は一般乗客と身体障害者が共用するニレベーター
に好適な戸開き時間の制御装置に関する。

〔発明の背景〕

従来の装置は、特開昭５４−１４３７６号の第７図の記
載のように、応答したボタンの種類によりドアの開いて
いる時間を切り分けていた。

しかし、一般乗客が専用ボタンを押すと、必要以上の戸
開き時間が設定されるため、エレベータ−の運転効率を
低下させることとなるが、従来この点までは考慮されて
いなかった。特に、かご内の専用行先ボタンは特開昭５
４−１４３７６号の第２図でも明らかなように、乗込み
の進行方向の横に配備されているので、一般乗客にも操
作しやすい位置となり乱用されていた。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、一般乗客が専用ボタンを使用した場合
でも、適切な戸開き時間を選定することにより運転効率
の低下をきたすことのないエレベータ−を提供すること
にある。

〔発明の概要〕

本発明の要点は、ホールで一般用ボタンを押しく２）てかとを呼寄せ、かごに乗込んで専用ボタンを押した場
合は一般乗客が専用ボタンを乱用したものとして検出し
、一般用の殖い戸開き時間を選定するようにしたもので
ある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第３図により説
明する。第１図、第２図は３階床の場合を例にした回路
図であり、第３図はリレーの動作タイミングを示すタイ
ムチャートである。図中、１〜３：１〜３階の一般かご
内行先ボタン。

５１〜５３：１〜３階の一般かご呼登録リレー。

ＩＵ、２Ｕ：　１，２階の一般ホール上昇呼ボタン。

７１．７２：１，２階の一般ホール上昇呼登録リレー。

２Ｄ、３Ｄ：　２，３階の一般ホール下降呼ボタン。

８２．８３　：　２，３階の一般ホール下降呼登録リレ
ー。

■Ｐ〜３Ｐ：１〜３階の専用かご内行先ボタン。

ＩＰＲ〜３ＰＲ：１〜３階の専用かご呼リレー。

５１Ｐ〜５３Ｐ：１〜３階の専用かご呼登録リレｉＰＴ
Ｊ、２ＰＴＪ：　１，２階の専用ホール上昇呼ボタン。

７１Ｐ、７２Ｐ：　１．２階の専用ホール上昇呼登録リ
レー。

２ＰＤ、３ＰＤ：　２．３階の専用ホール下降呼ボタン
。

８２Ｐ、８３Ｐ：　２，３階の専用ホール下降登録リレ
ー。

３１Ｆ〜３３Ｆ：　１〜３階の位置検出リレー（図示省
略）で少なくともその階の減速開始点よりも先に投入するように構成されている。

１０、ＩＯＸ：かごが運行中に投入するリレー（図示省
略）６１：上昇方向検出リレー（図示省略）６２：下降方向
検出リレー（図示省略）ＴＡ：専用ホール呼での開戸時
間延長用検出リレＯＴＢ：専用ホール呼で停止した後に専用かご呼が発生し
たら投入する開戸時間延長用検出リレー。

５０Ｐ　：専用ホール呼で停止した後にその階で専用か
ご呼ボタンが押された事を検出する正規専用かご呼ボタ
ン操作検出リレー。

Ｔ１ニ一般乗客時の開戸時間用タイマー。（通常３程度
度）Ｔ２：専用時の開戸時間用タイマー。（通常１０秒程度
）１００：ドア閉じ指令用リレー。

９２：減速指令用リレー（図示省略）１０３：ドアが開き切ったことを検出するリレー（図示
省略）上記説明中の１０．ＩＯＸ、９２，１００゜１０３の動
作タイミングを図示すると第３図のようになる。

まず、一般乗客が三階の一般ホール呼ボタンでかごを呼
寄せ、かごに乗り込んで一階の専用行先ボタンを誤操作
した場合について説明する。３Ｄボタンを押すことによ
り、８３リレーが投入し保持する。かごが三階近傍に至
り、減速開始する。

しかし、ＴＡが投入されることはない。かごが三階に到
着すると８３リレーが釈放する。これと同時に、所定の
条件が整っていれば（かごが建屋床面近傍に停止してい
ることをチェック）戸が開き始め、やがて開き切る。待
客が乗り込み一階の専用行先ボタンを押す。戸はＴＡ、
ＴＢリレー共釈放したままなのでＴ１タイマーの時限が
経過すると、リレー１００が投入し閉じ始める。戸が閉
じ切るとかごは一階へ向って始動する。ＩＰボタンを押
すことによりＩＰＲリレーが投入し、次いで、５１Ｐリ
レーが投入し保持する。しかし、ＴＡリレーは釈放した
ままであるため５０Ｐリレーも釈放したままである。

かごが１階へ減速し停止しても、５０Ｐリレーが釈放し
たままであるためＴＢリレーも投入することはない。よ
って、開戸後の戸の開いている時間は前述のＴ１タイマ
ーにより決まる。すなわち、一般乗客が専用かご内行先
ボタンを誤操作しても、開戸時間が延長することはない
。

次に、専用客が三階の専用ホール呼ボタンがかごを呼寄
せ、かごに乗り込んで一階の専用行先ボタンを操作した
場合を説明する。３ＰＤボタンを押すことにより、８３
Ｐリレーが投入し保持する。

かごが三階近傍に至り、減速開始すると、ＴＡリレーが
投入し保持する。かごが三階に到着すると８３Ｐリレー
が釈放する。これと同時に、所定の条件が整っていれば
戸が開き始め、やがて開き切る。待客が乗り込み一階の
専用行先ボタンを押す。

戸はＴＡが投入しているため、Ｔ２タイマーの時限が経
過するとリレー１００が投入し、閉じ始める。ドアが閉
じ始めるとＴＡリレーは釈放する。

長時間のＴ２タイマーにより戸の開いている時間をもた
せているので専用客でも余裕を持って乗り込むことがで
きる。呼登録では、ＩＰボタンを押すことにより、ＩＰ
Ｒリレーが投入し、次いで、５１Ｐリレーが投入し保持
する。この時点では、ＴＡリレーは投入しているのでＩ
ＰＲと５１Ｐリレーの投入により５０Ｐリレーが投入し
保持する。

戸が閉じきるとかごは一階へ向けて始動する。

かごが−階近傍に至って減速を開始すると、ＴＢリレー
が投入し保持する。−階に到着すると５ＩＰリレーと５
０Ｐリレーが釈放する。所定の条件が整えば戸が開き始
め、やがて、開き切る。戸はＴＢリレーが投入している
のでＴ２タイマーの時限が経過すると、１００リレーが
投入し閉じ始める。これによりＴＢリレーが釈放する。

やがて、戸が閉じ切りかごは待機状態となる。この場合
も。

長時間のＴ２タイマーにより戸の開いている時間をもた
せているので専用客でも余裕をもって降車することがで
きる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、安全性を損なうことなく、動弁のよい
エレベータ−を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の動作を示す回路図、第３図は
本発明に使用するリレーのタイムチャートである。１〜３・・・１〜３階の一般かご内行先ボタン、５１〜
５３・・・１〜３階の一般かご呼登録リレー、ＩＵ。２Ｕ・・・１，２階の一般ホール上昇呼登録ボタン、７
１．７２・・・１，２階の一般ホール上昇呼登録リレー
、２Ｄ、３Ｄ・・・２，３階の一般ホール下降呼ボタン
、８２，８３・・・２，３階の一般ホール下降呼登録リ
レー、ＩＰ〜３Ｐ・・・１〜３階の専用かご内行先ボタ
ン、ＩＰＲ〜３ＰＲ・・・１〜３階の専用かご呼リレー
、５１Ｐ〜５３Ｆ・・・１〜３階の専用かご呼登録リレ
ー、ＩＰＵ、２ＰＵ・・・１，２階の専用ホール上昇呼
ボタン、７１Ｐ、７２Ｐ・・・１゜２階の専用ホール上
昇呼登録リレー、２ＰＤ。３ＰＤ・・・２，３階の専用ホール下降呼ボタン、８２
Ｐ、８３Ｐ・・・２，３階の専用ホール下降登録リレー
。

Claims

【特許請求の範囲】１、一般乗客用の一般ボタンと、この一般ボタンとは別
に特定乗客用の専用ボタンと、前記一般ボタンに応じて
停止したときの戸の開いている時間を決める第一の時限
装置と、前記専用ボタンに応じて停止したときの戸の開
いている時間を決める前記第一の時限装置よりも長時間
にセットされた第二の時限装置とを装備したエレベータ
ーにおいて、一般のホール呼ボタンに応じて停止し、次いで、その階
で発生した専用かご内行先ボタンに応じて停止したとき
の戸の開いている時間は前記第一の時限装置によること
を特徴とするエレベーターの戸開き時間の制御装置。