JPS6178870A - 粘着組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粘着組成物に係り、特に防塵マットや室内の
塵埃吸着等のクリーニング効果を有する粘着°組成物に
関するものである。

すなわち、本発明は、天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂を
基材として、それぞれ目的に合致した軟化剤、呵々Ｊ剤
、粘着付与剤、充填剤及び滑材等の配合剤を配合したベ
ースコンパウンドに対して、液状多価アルコールを加え
ることにより、当該粘着組成物が粘着力と適度の滑性に
より、塵埃を耐着、固着させると共に、飛散を防止する
機能を利−ニング効果がある粘着組成物に関するもので
ある。

従来、この種の粘着組成物において、粘着付与剤等を各
種ポリマーに多量配合することにより表面粘着組成物を
作ることは可能であったが、それらの組成物は一度汚れ
ると再使用が不可能であること、表面の粘着付与剤が移
行しやすいこと等の欠点があり、又、長期表面粘着に欠
けるものが多かった。

又、良好な粘着力分酊与する粘着付与剤もペースとなる
ゴム、樹脂によつ選択性があり、非常に使いずらい欠点
があった。

本発明では従来の粘着組成物に比べ少最の配合で目的と
する表面粘着力が得られ、又、非常に粘着力が強いもの
をねらったものである。

すなわち、従来の粘着付与剤樹脂を使用した粘Ｍ組成物
は、防塵マントに使用した場合に、塵埃除去効果が充分
でないとか、過度に表面粘着力がありすぎて歩行時に違
和感があり、發物底に粘着付与剤が付着する。一度汚れ
ると再使用できないなどの欠点があったが、本発明を使
用することにより、適度の表面粘着力、又水洗による再
利用により半永久的表面粘着力が得られる。

つまり、本発明の目的は、このような従来の欠点を除去
し、塵埃吸着用クリーニング用品等に使用した場合、そ
の表面粘着力と適度の滑性により、塵埃を耐着、固着さ
せると共に、飛散を防止する機能を有し、一度汚れても
水洗により容易に表面粘着力が得られ、さらにその粘着
力も半水人的である粘着組成物を提供しようとするもの
である。

本発明者等は鋭意研究の結果、特別の液状多価アルコー
ル並びに合成樹脂を選択配合して本発明を完成した。

すなわち、本発明の粘着組成物は、合成ゴム、　゛天然
ゴム、合成樹脂を基材として、軟化剤、可塑剤、粘着付
与剤、充填材及び滑材等の配合剤を配合したベースコン
パウニドに、多価アルコールの液状物を前記基材１００
重量部に対して４〜８５重量ｓ均一に配合して成ること
を特畝とする。

本発明において、前記多価アルコール液状物は平均分子
最８０〜４２００の多価アルコールである。

さらに、前記多価アルコールとして２価アルコールの内
、ポリエチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコールの１
種又は２種以上の混合セある。

さらに又、前記合成ゴムが熱可塑性ゴムの１種又は２種
以上の混合物である。

さらに又、前記合成樹脂がポリオレフィン系合成樹脂、
ポリエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂の１種又は２種以上の混合物である。

つまり、上述のように、本発明は、合成ゴム、天然ゴム
又は合成樹脂を基材とし可塑剤、軟化剤、充填材、粘着
付与剤及び滑材等を配合したペースコンパウンドに、多
価アルコールの液状物を基材ｔｏｏｌｓ部に対して４−
３５１１ｉｉ部配合することによって得られる。

前記合成ゴムとしては、スチレンブタジェンゴム、ブタ
ジェンゴム、イソプレンゴム、アクリロニトリルブタジ
ェンゴム、クロロプレンゴム、クロロスルホン化ポリエ
チレンゴム、塩素化ポリエチレンゴム、スチレンイソプ
レンスチレンブロック共ｊ１体、スチレンブタジエンス
チレンブコック共重合体、スチレンエチレンブチレンス
チレンブロック共重合体、前記合成樹脂としては、ポリ
オレフィン系樹脂ポリエチレン酢酸ビニル弁型合体樹脂
ポリ塩化ビニル樹脂、前記可塑剤としては、フタル酸系
のものがある。

次に、前記軟化剤としては、芳香族系のもの、例えば、
Ａ）（−１６（出光興産（株）社製商品名）、ナフテン
系のもの、例えば、ＭＳ−２９（出光興産（株）社製商
品名）、脂肪族パラフィン系のもの、例えば、５Ｐ−３
２（出光興産（株）社製商品名）がある。

さらに、充填材としては、炭酸カルシウム系、炭酸マグ
ネシウム系、ケイ酸アルミニウム系、シリカ系、カーボ
ンブラック系、ケイ酸マグネシウム系等がある。

さらに又、粘着付与剤としては、クマロン樹脂（女系油
脂（株）社製、石油系炭化氷菓樹脂りイントンＢ−１７
０（日本ゼオン（株）社製、ロジン系のもの、テベライ
トエステル＃１ｏｉ（Ｗ化バーキュレス社Ｗ）液状ポリ
イソブチレン誘導体、ポリブテンＨＶ　−，３０（１（
日本石油（株）社製）等がある。

さらに又、多価アルコールとしては、ポリエチレングリ
コール、ポリエチレングリコールモノアルキルエーテル
、ジエチｌ／ングリコール、トリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール（日本油脂（株］社製ン等が
ある。

ｙ；Ｈｓ、本発明における前記の多価アルコールは、一
般的には、ゴム用加硫活性剤、可塑剤、ブロックポリマ
ー、ポリ塩化ビニル樹脂用可塑剤等々として、使用され
てはいるが、ポリマー樹脂との相溶性が非常に悪く、そ
の使用層は基材１００富貴邪に吋して、１〜２重最炉部
ある。本発明では、多価アルコールの相溶性の速さに着
目し、これを落計配合することにより基材表面にブリー
ド（ｂｌｅｅｄ　ｒさゼ（ニジミ出させ〕、基材表面の
ヌ７効果により表面粘着力を持たせるものである。

しかして粘着付与剤樹脂との併用はこの効果を上げるも
のである。

又、液状多価アルコールは水との相溶性にすぐれるため
、基材表面が汚れても、洗浄により汚れを落とすことも
可能である。洗浄により基材表面ノ多価アルコールは洸
い落とされるが、直ちに内部より多価アルコールが表面
にブリードし、元の表面粘着力が保たれる。本発明は、
この多価アルコールが４重最部未満では、充分な表面粘
着力が得られず、又８５重炉部を越えると、著しく基材
の物性、特に耐候性を低下させるから不可である。

°このようにして半永久的の表面粘着力を得るものであ
る。

本発明は使用するゴム樹脂等に選択性がほとんどないた
め、防塵マット粘着テープ等あらゆる部門の粘着製品に
使用可能と考えられる。

以下、本発明を実施例についてさらに説明する（各成分
の数値は重敢部を示すっン。

実施例（１） １）ＰＶＣ１００ ＤＯＰ　　　　ｓ。

２）多価アルコール　　１０ ボールタンクＡ　１０ 実施例（１１） ４）ＩＲ＃２２００　　　　１００ ステアリン酸　　　　　　　ｌ 亜鉛華８号　　　　　２０ （ｋＯ） ５ン老化防止剤　　　　　　１ ６）軟化剤　　　　８ イ　　　オ　　　ウ　　　　　　　　　　　　　　２７
）加硫促進剤　　　　　　１ ８）充　　填　　材　　　　　　　３０９）多（曲アル
コール　　　　　　　７ボールタックＩｉ　７ 実施例（１１０ １１）スチレンイソプレン　　　１００スチレン共重合
体 ｌ１粘着付与剤　　　　　５０ １８）充填剤（１）　　　　　２０ １４）充填剤（２）　　　　　５　ｃ ｌδ）多価アルコール　　　３０ ボールタンク＆　　１５ １〕ポリ塩化ビニル樹脂１２１（日本ゼオン（株ン社製
）リュニオールＤ−７００（日本油脂（株）社製）δ）
ＮＢＲ＃１３１２（日本ゼオン） リイソプレンゴム（日本ゼオン〕 ６）ツクラック２００（大円新興化学工業（株）社製）
６）コウモレツクス２　号（日本石ｍ　）フ）ツク七う
−ＤＩ（大円新興化学工業］８）ノーベライ）ＴＴ　Ｃ
日東粉化手工業〕９）ポリエチレングリコール＃３００
（日本油脂ン１ｏ）ポリブテンＨＶ−８００（日本石油
化学〕１１）カリフレックスＴＲ１１０７（シェル化学
］１２）アルコンＰ−９０（部用林産化学］１８）トク
シールＮＲ（徳山曹達） １４）重′ＪＮ、炭酸カルシウム（土屋力オリン工業）
１５）ユニオツクスＭ−４００（日本油脂）実施例（１
）、（１１）、皿に示すように、本発明の特許請求の範
囲を満足する配合を組むことにより何れも適度な長期表
面粘着組成物管得ることができる。

※註：ポールタンク黒とは、Ｊ、ＤＯＷの玉ころがし方
法に準拠したもので、３００（度ンの＃ｉ斜台上ｅ　ｔ
　ｏｃＷＬの助足？つけて同一傾斜台上にある連続する
長さ１ＯｃｒＩＬの試料上に予測されるボール黒の大き
い順に転がし、試料上で、３０秒以上停止する最大径の
ナンバーをもって粘着力指数とする。ただし、この場合
測定値は２回の平均とするが、測定は助走部の位置から
一度転がした後ご通さないこととする。

本発明の奏する効果は次の如くである。

本発明により得られた粘着組成物を、塵埃吸着用クリー
ニング用品等に使用した場合、その表面粘着力と適度の
滑性により、塵埃を耐着固着させると共に、飛散を防止
する機能を有し、一度汚れても、水洗により容易に表面
粘着力が得られ、又、その粘着力も半永久的なものであ
る。

特許出願人　　早川ゴム株式会社 手続補正書 昭和５９年１１月９日 １、事件の表示 昭和５９年　特　許　願第２００５１４号２、発明の名
称 粘着組成物 ふ補正をする者 ”１叶ト辷の関係　特許出願人 早川ゴム株式会社 外１名 ５゜ １明細書第７頁第１８行「゛速さ」を「不良」に訂正す
る。

゛ｑ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、合成ゴム、天然ゴム、合成樹脂を基材として、軟化
   剤、可塑剤、粘着付与剤、充填材及び滑材等の配合剤を
   配合したベースコンパウニドに、多価アルコールの液状
   物を前記基材１００重量部に対して４〜３５重量部均一
   に配合して成ることを特徴とする粘着組成物。 ２、前記多価アルコール液状物が平均分子量８０〜４２
   ００の多価アルコールであることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の粘着組成物。 ３、前記多価アルコールとして２価アルコールの内、ポ
   リエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
   チレングリコール、ポリプロピレングリコールの１種又
   は２種以上の混合であることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項又は第２項いずれかの記載の粘着組成物。 ４、前記合成ゴムが熱可塑性ゴムの１種又は２種以上の
   混合物であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の粘着組成物。 ５、前記合成樹脂がポリオレフィン系合成樹脂、ポリエ
   チレン酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂の
   １種又は２種以上の混合物であることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項又は第４項いずれかの記載の粘着組成
   物。