JPS6177408A - 有極形ロ−パスフイルタ - Google Patents
有極形ロ−パスフイルタInfo
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- JPS6177408A JPS6177408A JP19897884A JP19897884A JPS6177408A JP S6177408 A JPS6177408 A JP S6177408A JP 19897884 A JP19897884 A JP 19897884A JP 19897884 A JP19897884 A JP 19897884A JP S6177408 A JPS6177408 A JP S6177408A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- poles
- attenuation
- pass filter
- frequency
- order
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は有極形ローパスフィルタに関し、特にたとえ
ば単なるLC回路によりあるいはインピーダンススケー
リングによるFDNRにより構成した連立チェビシェフ
形等の有極形ローパスフィルタに関する。
ば単なるLC回路によりあるいはインピーダンススケー
リングによるFDNRにより構成した連立チェビシェフ
形等の有極形ローパスフィルタに関する。
(従来技術)
第1図はこの発明の背景となりかつこの発明が実施され
得る有極形ローパスフィルタの一例を示す回路図である
。この例は連立チェビシェフ形のローパスフィルタであ
る。
得る有極形ローパスフィルタの一例を示す回路図である
。この例は連立チェビシェフ形のローパスフィルタであ
る。
ローパスフィルタ10は、入力端子12と出力端子14
とを含み、それらの間には1つの抵抗R1と3つのイン
ダクタLl、L3.L5およびL7との直列回路が接続
される。出力端子14は、さらに、抵抗R2を通して接
地される。インダクタL1およびL3の直列接続点とア
ースとの間には、インダクタL2とキャパシタC1とか
らなる第1のLC直列回路16が接続される。インダク
タL3およびL5の直列接続点とアースとの間には、イ
ンダクタL4とキャパシタC2とからなる第2のLC直
列回路18が接続される。インダクタL5およびL7の
直列接続点とアースとの間には、インダクタL6とキャ
パシタC3とからなる第3のLC直列回路20が接続さ
れる。
とを含み、それらの間には1つの抵抗R1と3つのイン
ダクタLl、L3.L5およびL7との直列回路が接続
される。出力端子14は、さらに、抵抗R2を通して接
地される。インダクタL1およびL3の直列接続点とア
ースとの間には、インダクタL2とキャパシタC1とか
らなる第1のLC直列回路16が接続される。インダク
タL3およびL5の直列接続点とアースとの間には、イ
ンダクタL4とキャパシタC2とからなる第2のLC直
列回路18が接続される。インダクタL5およびL7の
直列接続点とアースとの間には、インダクタL6とキャ
パシタC3とからなる第3のLC直列回路20が接続さ
れる。
第1図には、このような7次の連立チェビシェフ形ロー
パスフィルタが示されている。
パスフィルタが示されている。
第1図に示す連立チェビシェフ形ローパスフィルタの周
波数特性の一例が第2図に示される。この第2図におい
て、周波数Fpが通過域の最大周波数を示し、周波数F
sが遮断域の下限周波数を示す。そして、7次の連立チ
ェビシェフ形ローパスフィルタにおいて周知のように、
減衰域には3つの極Ω2−1.Ω4−1およびΩ6−1
が表れる。ここで、「極」とは減衰域ないし遮断域にお
いて無限大減衰を与える点をいうものとする。
波数特性の一例が第2図に示される。この第2図におい
て、周波数Fpが通過域の最大周波数を示し、周波数F
sが遮断域の下限周波数を示す。そして、7次の連立チ
ェビシェフ形ローパスフィルタにおいて周知のように、
減衰域には3つの極Ω2−1.Ω4−1およびΩ6−1
が表れる。ここで、「極」とは減衰域ないし遮断域にお
いて無限大減衰を与える点をいうものとする。
(発明が解決しようとする問題点)
第2図に示す従来の周波数特性では、減衰域における減
衰量がBsに制限されてしまう。一方、減衰域における
最小減衰量を大きくするためには、次数を増やすことが
考えられる。しかしながら、次数を増やすと高価になっ
てしまう。
衰量がBsに制限されてしまう。一方、減衰域における
最小減衰量を大きくするためには、次数を増やすことが
考えられる。しかしながら、次数を増やすと高価になっ
てしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、次数を増やすこ
とな(極間において所望の減衰量が得られる、有極形ロ
ーパスフィルタを提供することである。
とな(極間において所望の減衰量が得られる、有極形ロ
ーパスフィルタを提供することである。
(問題点を解決するだめの手段)
この発明は、発明者等が実験を重ねた結果溝た「極間間
隔を変えることによってその間における減衰量を変える
」という新規な着想に基づいてなされたもので、具体的
には、並列アームに接続された少な(とも1つのLC直
列回路の共振周波数を調整して極間間隔を変更し、それ
によってその極間における減衰量を変更した、有極形ロ
ーパスフィルタである。
隔を変えることによってその間における減衰量を変える
」という新規な着想に基づいてなされたもので、具体的
には、並列アームに接続された少な(とも1つのLC直
列回路の共振周波数を調整して極間間隔を変更し、それ
によってその極間における減衰量を変更した、有極形ロ
ーパスフィルタである。
(作用)
成る極の周波数を、他の極との間隔を狭めるように、変
化させれば、その2つの極間における減衰量が大きくな
る。逆に、極間間隔が広がるようにその極の周波数を変
えれば、その極間における減衰量が小さくなる。
化させれば、その2つの極間における減衰量が大きくな
る。逆に、極間間隔が広がるようにその極の周波数を変
えれば、その極間における減衰量が小さくなる。
(発明の効果)
この発明によれば、次数を変えることなく、極の周波数
を変化させるだけで、遮断域における最小減衰量を変え
ることができる。したがって、たとえば連立チェビシェ
フ形のローパスフィルタで遮断域における成る極間の減
衰量を大きくする場合であっても、高次の回路構成を用
いる必要がなく、より安価に所望の減衰量を得ることが
可能となる。
を変化させるだけで、遮断域における最小減衰量を変え
ることができる。したがって、たとえば連立チェビシェ
フ形のローパスフィルタで遮断域における成る極間の減
衰量を大きくする場合であっても、高次の回路構成を用
いる必要がなく、より安価に所望の減衰量を得ることが
可能となる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行なう以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
は、図面を参照して行なう以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
(実施例)
第1図に示すような連立チェビシェフ形のローパスフィ
ルタにおいて、極の周波数は、奇数次については次式(
1)で、また偶数次については次式(2)で与えられる
。
ルタにおいて、極の周波数は、奇数次については次式(
1)で、また偶数次については次式(2)で与えられる
。
シ=0.l、 ・・・、(n−1)/2・・・ (1
) シー0.1.・・・、(n−2)/2 ・・・ (2) ただし、nは次数、kは遮断係数である。また、■(は
次式(3)で与えられる。
) シー0.1.・・・、(n−2)/2 ・・・ (2) ただし、nは次数、kは遮断係数である。また、■(は
次式(3)で与えられる。
・ ・ ・ (3)
たとえば、第1図に示す回路において、通過域0〜10
kHz、減衰域13kH2〜、通過域リプル0.1dB
、減衰域減衰量58dBの周波数特性を有するローパス
フィルタを構成するとすれば、Fp=10kHz、Fs
=13kHz、Bs−58であり、第2図に示すそれぞ
れの極の周波数は、Ω2−1=13.2099kHz、
Ω −1=15.4044kHz、Ω6−’=25.3
363kHzとなる。この特性をノミナルインピーダン
スR=600Ωとすると、第1図のようにインダクタL
とキャパシタCとに分離でき、そのときのそれぞれの値
は次表のとおりとなる。
kHz、減衰域13kH2〜、通過域リプル0.1dB
、減衰域減衰量58dBの周波数特性を有するローパス
フィルタを構成するとすれば、Fp=10kHz、Fs
=13kHz、Bs−58であり、第2図に示すそれぞ
れの極の周波数は、Ω2−1=13.2099kHz、
Ω −1=15.4044kHz、Ω6−’=25.3
363kHzとなる。この特性をノミナルインピーダン
スR=600Ωとすると、第1図のようにインダクタL
とキャパシタCとに分離でき、そのときのそれぞれの値
は次表のとおりとなる。
(以下余白)
1L
R1=600Ω
R2=600Ω
LL=10. 333m ト[
L2= 1. 153mH
L3=16. 700mH
L4= 3.406mH
L5=14. 089m)I
L6= 6.998mH
L7= 6.469mH
CI= 0.0342 μF
C2= 0.0313 μF
C3= 0.0207 μF
このような特性において、−例として、13kHz〜1
4.5kHzにおいて減衰量を大きくすることを考える
。
4.5kHzにおいて減衰量を大きくすることを考える
。
発明者等は、極間における減衰量を変化させるためには
、その極間間隔を変化させればよいことに着目した。こ
の発明はこのような新規な着想に基づいてなされたもの
で、上述の例では、第2の直列回路18の共振周波数す
なわち極周波数Ω4−1を小さくすれば、極Ω2−1と
Ω4−Iとの間隔が狭められ得る。
、その極間間隔を変化させればよいことに着目した。こ
の発明はこのような新規な着想に基づいてなされたもの
で、上述の例では、第2の直列回路18の共振周波数す
なわち極周波数Ω4−1を小さくすれば、極Ω2−1と
Ω4−Iとの間隔が狭められ得る。
極周波数Ω4−1は、1/(2πr口丁で1)で決まる
共振周波数であり、Ω4−1を14.5kH2に移動さ
せるためには、インダクタL4の値を大きくして、たと
えば3.844mHとすればよい。このようにインダク
タを変えるのは、FDNRを用いた場合、インダクタは
抵抗で置換され、したがって実際の回路では抵抗のトリ
ミングだけで簡単にその値を変化させることができるか
らである。もし煩雑さを問題にしなければ、当然、キャ
パシタの値を小さくするようにしてもよいことは勿論で
ある。
共振周波数であり、Ω4−1を14.5kH2に移動さ
せるためには、インダクタL4の値を大きくして、たと
えば3.844mHとすればよい。このようにインダク
タを変えるのは、FDNRを用いた場合、インダクタは
抵抗で置換され、したがって実際の回路では抵抗のトリ
ミングだけで簡単にその値を変化させることができるか
らである。もし煩雑さを問題にしなければ、当然、キャ
パシタの値を小さくするようにしてもよいことは勿論で
ある。
極周波数Ω4−1を14.5kHzに移動させれば、第
3図に示すように、13〜14kHzの減衰量が増加し
、Bs′となる。
3図に示すように、13〜14kHzの減衰量が増加し
、Bs′となる。
逆に極間における減衰量を小さくするためにはその極間
間隔を大きくすればよい。
間隔を大きくすればよい。
なお、上述の実施例では連立チェビシェフ形ローパスフ
ィルタを例に挙げて説明した。このような連立チェビシ
ェフ形ローパスフィルタは単なるLC回路で、あるいは
インピーダンススケーリング手法によるFDNRを用い
たローパスフィルタとして構成され得るものであるが、
さらに、この発明は、連立チェビシェフ形以外のものた
とえば、通過域バターワース減衰域チェビシェフ特性な
ど減衰域がチェビシェフ特性をもつローパスフィルタな
どにも応用できる。
ィルタを例に挙げて説明した。このような連立チェビシ
ェフ形ローパスフィルタは単なるLC回路で、あるいは
インピーダンススケーリング手法によるFDNRを用い
たローパスフィルタとして構成され得るものであるが、
さらに、この発明は、連立チェビシェフ形以外のものた
とえば、通過域バターワース減衰域チェビシェフ特性な
ど減衰域がチェビシェフ特性をもつローパスフィルタな
どにも応用できる。
第1図はこの発明の背景となりかつこの発明が実施され
得る有極形ローパスフィルタの一例を示゛す回路図であ
る。 第2図は第1図回路において従来の周波数特性の一例を
示すグラフである。 第3図はこの発明の一実施例の周波数特性を示すグラフ
である。 図において、10はローパスフィルタ、12は入力端子
、14は出力端子、16.18および20はそれぞれ第
1.第2および第3のLC直列回路を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 (ほか1名) 第1図 第2図 第31A
得る有極形ローパスフィルタの一例を示゛す回路図であ
る。 第2図は第1図回路において従来の周波数特性の一例を
示すグラフである。 第3図はこの発明の一実施例の周波数特性を示すグラフ
である。 図において、10はローパスフィルタ、12は入力端子
、14は出力端子、16.18および20はそれぞれ第
1.第2および第3のLC直列回路を示す。 特許出願人 株式会社 村田製作所 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 (ほか1名) 第1図 第2図 第31A
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 並列アームにLC直列回路が接続された有極形ローパス
フィルタにおいて、 少なくとも1つの前記LC直列回路の共振周波数を調整
して極間間隔を変更し、それによってその極間における
減衰量を変化させたことを特徴とする、有極形ローパス
フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19897884A JPS6177408A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 有極形ロ−パスフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19897884A JPS6177408A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 有極形ロ−パスフイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6177408A true JPS6177408A (ja) | 1986-04-21 |
Family
ID=16400086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19897884A Pending JPS6177408A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 有極形ロ−パスフイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6177408A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04236129A (ja) * | 1991-01-16 | 1992-08-25 | Fuji Electric Co Ltd | 転流振動抑制装置 |
JP2005123740A (ja) * | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Fujitsu Media Device Kk | 高周波スイッチモジュール |
US7528678B2 (en) | 2004-08-27 | 2009-05-05 | Panasonic Corporation | Antenna Switch Module |
JP2019161399A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 三菱電機特機システム株式会社 | フィルタおよび電子機器 |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP19897884A patent/JPS6177408A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04236129A (ja) * | 1991-01-16 | 1992-08-25 | Fuji Electric Co Ltd | 転流振動抑制装置 |
JP2005123740A (ja) * | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Fujitsu Media Device Kk | 高周波スイッチモジュール |
US7528678B2 (en) | 2004-08-27 | 2009-05-05 | Panasonic Corporation | Antenna Switch Module |
JP2019161399A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 三菱電機特機システム株式会社 | フィルタおよび電子機器 |
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