JPS6176978A - 多機能アナログ電子時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通常時刻機能のほかに多機能を付加したアナロ
グ電子時計に関し、時分針と秒針を独立に駆動する２つ
のモータを備えた多機能アナログ電子時計に関する。

〔発明の背景〕

近年、アナログ電子時計においても種々の機能が付加さ
れ、多機能化が進み実現されている。既に商品化された
ものとしてアラーム機能付アナログ電子時されストップ
ウォッチ機能付アナログ電子時計などがある。そして、
多機能アナログ電子時計の市場浸透とともにコスト競争
も始まっており多機能化の充実と平行して、より少ない
部品点数でより多くの機能が要求されている。

〔従来技術と問題点〕

これまで提案された多くの多機能アナログ電子時計は、
通常時刻機能のほかの機能を付加する上で通常時刻を表
示する時分針ある（・は秒針とをま別に機能ごとに新た
な指針を用意することが多かった。実際に商品化され１
こストノグウォノチ機能付アナσグ電子時計を例にとっ
てみると、通常時刻用の時針、分針、秒針のほかにスト
ップウォッチ用の計時で１／２０秒の単位を示寸１／２
０秒針、秒の単位を示す秒針、分の単位を示す分針の新
たな３本の指針が用意されてし・る。このように、付加
される機能ごとに指針を用意していたのでは一定の面、
漬の文字板上では指針の本数にもおのずと限界を生じ、
多機能化に対し制限されることになる。そして、追加さ
れる指針ごとに多くの付随部品を伴うこととなりコスト
面でもかなり問題があった。また、時分針と秒針とを２
つのモータにて独立に駆動する多機能アナログ電子時計
も提案されたが時分針と秒針は常に同一の機能のために
相関な動作をしており、多機能の充実とコスト面の両立
はなされていなかった。

〔発明の目的〕 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので。

時分針と秒針を独立に、駆動する２つのモータを備えた
多機能アナログ電子時計に関し、時分針用及び秒針用モ
ータをそれぞれ兼用して複数の独立した付加機能を行う
ことにより、多機能の充実と部品点数の削減によるコス
トダウンとを両立させた多機能アナログ電子時計を提供
することにある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。

第１図は、本発明による時分針と秒針を独立に駆動する
２つのモータを備えた多機能アナログ電子時計の回路ブ
ロック線図である。付加機能は第１の機能として時分針
にアラーム機能を兼用させ、第２の機能として秒針にタ
イマー機能（設定最小分解能は分単位の６０分タイマー
）を兼用させたものである。

１は計時パルス発生回路であり、所望の秒針駆動パルス
ＰＴ□と分針駆動パルスＰＴ１及び各波形成形信号を発
生する。

１５は第１機能回路であるアラーム機能回路であり、ア
ラーム関係の機能を制御しており第１機能信号であるア
ラーム機能信号Ｐ。１及び通常時刻到達検出信号ｐｒＴ
を出力する。

２１は第２機能回路であるタイマー機能回路であり、タ
イマー関係の機能を制御しており第２機能信号であるタ
イマー機能信号ＰＭ２及び現在秒到達検出信号Ｐ、１１
１を出力する。

２７は前記各機能回路の動作を設定するための機能選択
回路であり、時分針を切換制御するための時分針用機能
選択部２７Ａと秒針を切換制御するため秒針用機能選択
部２７Ｂより構成されており、前記時分針用機能選択部
２７Ａは秒針駆動信号Ｐ。２を出力する。

１４はスイッチ回路であり、アラーム機能関係０）ため
のスイッチングを行うアラーム用スイッチ部１４Ａとタ
イマー機能関係のためのスイッチングを行うタイマー用
スイッチ部１４Ｂより構成されており、アラーム用スイ
ッチ部１４　Ａはアラーム用スイッチ徊号を出力し、前
記時分針用機能選択部２７Ａ及び前記アラーム機能回路
１５に供給する。又タイマー用スイッチ部１４Ｂはタイ
マー用スイッチ信号を出力し、前記秒針用機能選択部２
７Ｂ及び前記タイマー機能回路２１に供給する。

５は第１切換回路であり、前記計時パルス発生回路１か
もの分針駆動パルスピア、と前記アラーム機能回路１５
からのアラーム機能信号ＰＭ１を入力し、前記時分針用
機能選択部２７Ａからの時分切換制御信号ＰＣ１により
選択的に分針駆動信号ＰＫｌとして出力する。

第１駆動回路６は第１切換回路５から供給される分針駆
動信号ＰＫｌに基づいて第１のモータ７を介して表示装
置８の時分針９を運針させる。

１０は第２切換回路であり、前記計時パルス発生回路１
からの秒針駆動パルスＰＴ□と前記タイマー機能回路２
１からのタイマー機能信号ｐＨ２を入力し、前記秒針用
機能選択部２７Ｂからの秒針駆動信号Ｐｃ２により選択
的に秒針駆動信号ＰＫ□として出力する。

第２．駆動回路１１は第２切換回路１０がら供給される
秒針駆動信号ＰＫ２に基づ（・て第２のモータ１２を介
して表示装置８の秒針１６を運針させる。

次に上記構成を有する多機能アナログ電子時計の動作を
説明する。

まず通常の時刻機能状態に於いては、機能選択回路２７
が非選択状態となっており、制御信号ＰＣ１、ＰＣ２が
出力されないため第１切換回路５と第２切換回路１１ば
、それぞれ分針駆動パルスＰＴ１と秒針駆動パルスＰ、
２の選択状態となっており、この結果表示装置８は、時
分針９が２０秒ステップにて運針し、秒針１６が】秒ス
テップで運針することによって通常の時刻表示か行われ
ている。この状態よりタイマー機能を使用する場合を考
える。まずタイマー用スイッチ部１４Ｂを操作して秒針
１６を通常秒表示モードからタイマー・モードに切換え
るためのスイッチ操作を行うとタイマー用スイッチ部１
４Ｂよりタイマー用スイッチ信号が出力される。そのタ
イマー用スイッチ信号が秒針用機能選択部２７Ｂに供給
されろことによって秒切換制御信号Ｐｃ２が発生し、第
２切換回路１０をタイマー機能信号ＰＭ２の選択状態に
切換設定する。

そして、第２、駆動回路１１、第２のモータ１２を介し
て、タイマー機能信号Ｐ、２に従って秒針１６は早送り
で現在秒からタイマー・モードであるＯ秒位置（１２時
方向）へ向って運針する。またタイマー用スイッチ信号
はタイマー機能回路２１にも供給されており、このとき
現在秒とＯ秒位置との差を計数し、その数に相当した駆
動パルスをタイマー機能信号Ｐ。２として出力する。そ
して、秒針１３はＯ秒位置に到達して停止する。次に、
タイマーをセットするためのスイッチ操作を行うとタイ
マー用スイッチ部１４Ｂよりタイマーをセットするため
のタイマー用スイッチ信号を出力する。そして、タイマ
ー機能回路２１にそのタイマー用スイッチ信号が供給さ
れタイマーセット用駆動パルスをタイマー機能信号ＰＭ
２として出力、することにより秒針１６が早送りされて
所望のタイマー設定時間にセットできる。次に、タイマ
ーをスタートするためのスイッチ操作を行うとタイマー
用スイッチ部１４Ｂよりタイマーをスタート−ｊ６ため
のタイマー用スイッチ信号が出力する。

そのタイマー用スイッチ信号を受けてタイマー機能回路
２１は１分ステップにてタイ、マー計数を開始し、タイ
マー残り時間を秒針１６で表示するために１分ごとに駆
動パルスをタイマー機能信号Ｐ１□として出力し、第２
切換回路１０、第２駆動回路１１、第２のモータ１２を
介して秒針１６が運針されることによりタイマー機能が
行われる。

そして、タイマー機能回路２１がタイマー計数を続はタ
イムアツプした事を検出するとタイマー機能回路２１の
中のタイマー鳴り制御が作動してタイマー音を発生する
。

上記のごとく秒針１６を用いてタイマー動作を行わせて
いる間も、時分針９は、分針駆動パルスＰＨ１によって
、駆動されているため２針時計として機能している。

しかるに上記のタイマー機能は、６０分の動作時間を要
するため、その動作期間中に於℃・て、他の機能である
アラームの設定を行℃・たくなる場合がある。上記希望
に対して本発明は答えられるものであり、以下その動作
を説明する。

すなわち、タイマーの動作中でもアラーム用スイッチ部
１４Ａにてアラーム設定時刻をモニターするための操作
を行うことにより、アラーム用スイッチ信号が機能選択
回路２７の時分針用機能選択部２７Ａに供給される。こ
の結果時分切換制御信号Ｐｃ１が発生し、第１切換回路
５をアラーム機能信号Ｐう、の選択状態に切換設定する
。そして、第１駆動回路６、第１のモータ７を介して、
アラーム機能信号ＰＭ、に従って時分針９は早送りで通
常時刻からアラーム設定時刻へ向かって運針する。

また、アラーム用スイッチ信号はアラーム機能回路１５
にも供給されておりこの時通常時刻とアラーム設定時刻
との差を計数し、その数に相当した駆動パルスをアラー
ム機能信号ＰＭ１として出力する。そして、時分針９は
アラーム設定時刻に到達して停止する。

さらに、この状態にてアラーム用スイッチ部１４Ａを操
作することによって、アラーム時刻の再設定と、時刻モ
ードへの復帰動作を行わせることが出来る。

上記のごと（時分針９及び秒針１６のそれぞれを、駆動
するためσ）第１のモータ７及び第２のモータ１２に至
るまでの制御系が完全に独立であるため、それぞれに付
加したアラーム機能及びタイマー機能は完全に独立とな
っている。

次に第２図により本発明の多機能アナログ電子時計の具
体的（４イ成を説明する。

第２図は、第１図に示した実施例の詳細の回路図であり
、１は計時パルス発生回路であり時間基準（原２、分周
回路３、波形成形回路４から構成されており、分周回路
６は時間基準源２からの時間基準信号Ｐ、Ｋ（３２７６
８Ｈｚ）を入力とし複数段の分周器により所定の低い周
波数の分周信号を出力し、波形成形回路４では前記分周
回路乙の任意の分周段から取り出された分局信号を必要
な波形の波形成形信号に変換する。これらの波形成形信
号として時分針の時刻表示用の分針駆動パルスＰＴ、　
（７／２０　ｆｌｚ信号）と、秒針の時刻表示用の秒針
駆動パルスＰｔ２（ＩＨｚ信号）と、時分針の時刻とア
ラーム機能との切換え用の時分針切換信号ＰＬ、（６４
Ｈｚ）と、秒針の現在秒とタイマー機能との切換え用の
秒針切換信号ＰＬ２（１２８Ｈｚ）とがある。

第１切換回路としてセレクタ５があり、入力端Ａには前
記波形成形回路４からの分針５駆動パルスＰＴ１が入力
され、入力端Ｂには後述するアラーム機能回路１５から
第１機能信号としてアラーム機能信号Ｐ、、が入力され
、さらにコントロール端Ｃは入力される、後述する機能
選択回路２７からの時分切換制御信号Ｐｃ１により制御
され、出力端Ｑから時分針駆動信号ＰＫｌを出力する。

第１駆動回路６は一対のＭ　ＯＳインバータ等により構
成された駆動用の回路であり、セレクタ５から供給され
る時分針駆動信号ＰＫ、に基づいて第１のモータ７を介
して表示装置８の時分針９を運針させる。

第２切換回路としてセレクタ１０があり、入力端Ａには
前記波形成形回路４からの秒針駆動ノくルスＰア２が入
力され、入力端Ｂには後述するタイマー機能回路２１か
もタイマー機能信号Ｐ１．２が入力され、さらにコント
ロール端Ｃは入力される後述する機能選択回路２７かも
の秒針駆動信号Ｐｃ２により制御され、出力端Ｑから秒
針駆動信号ＰＫ２を出力する。

第２駆動回路１１は一対のＭ　ＯＳインバータ等により
構成された駆動用の回路であり、セレクタ１０からの秒
針駆動信号ＰＫ２に基づいて第２のモータ１２を介して
表示装置８の秒針１６を運針させる。

１４はスイッチ回路であり、アラームモニター用スイッ
チＳ〜Ｉ、アラーム設定用スイッチＳＳ。

タイマーモード用スイッチＳＴ、タイマーセット用スイ
ッチＳＥ、タイマースタート用スイッチＳＡより構成さ
れ、アラーム用スイッチ部１４Ａとタイマー用スイッチ
部１４Ｂにわけられる。アラームモニター用スイッチＳ
　ｌｖｌは時分針の時刻とアラーム設定時刻との切換の
制ｒｍｌを行うものでありアラームモニター信号Ｐ□を
出力する。アラーム設定用スイッチＳＳはアラーム設定
時刻の変更時に用し・られアラーム設定信号Ｐｓｓを出
力する。

タイマーモード用スイッチＳＴは秒針の現在秒とタイマ
ーモードとの切換の制御を行うものでありタイマーモー
ド信号ＰＩＩＴを出力する。タイマーセント用スイッチ
ＳＥはタイマー設定時に用いられタイマーセント信号ｐ
ｓｆｆｉを出力する。タイマースタート用スイッチＳＡ
はタイマーのスタート時に用いられタイマースタート信
号Ｐ　ｇ　Ａを出力する。

１５はアラーム機能回路であり、時刻計数回路１６、ア
ラーム制！４１回路１７、アラームメモリ１８、ＡＮＤ
ゲート１９、アラーム鳴り回路２Ｑより構成されて℃・
る。

前記アラーム制御回路１７は前記第１切換回路５からの
分針駆動信号ＰＫ、、前記アラームモニター用スイッチ
Ｓ　ｌ”ｖｌからのアラームモニター信号Ｐ８Ｍ、そし
て前記アラーム設定用スイッチＳＳからのアラーム設定
信号Ｐｓｓを入力として前記分針駆動信号ＰＫ１を前記
時刻計数回路１６に供給して時分針９の表示内容を計数
させ、又前記アラームモニター信号Ｐ。からＨレベルの
信号が入力された時には前記アラームメモリ１８に設定
されたアラーム時刻に到達するに必要な分針駆動信号Ｐ
、１を計数し、アラーム時刻到達検出信号ＦＡＴを出力
し、前記アラームモニター信号ＰＳＭがＬレベルにされ
ると前記時刻計数回路１６の計数内容と一致するまで分
針駆動信号ＰＫ１を計数し通常時刻到達検出信号Ｐ、１
を出力する。ＡｉＮＤゲート１９は前記アラーム時刻到
達検出信号ＰＡアと４１１記時分針切換信号Ｐ、、、を
入力とし前記アラーム機能信号Ｐ、、、ｌを出力として
おりＦ　Ａ　ＴからＨレベルの信号が入力された時には
前記アラーム機能信号ＰＭ、とじてＰＩ３．をそのまま
出力しＰＡＴからＬレベルの信号が入力された時すなわ
ちアラーム時刻到達が検出された後はＰＬＩは出力され
なくなる。またアラーム制卸回路１７はアラーム設定用
スイッチＳＳが操作されアラーム設定信号Ｐ　ｓ　ｓか
入力されると前記アラームメモリ１８のアラーム設定時
刻を設定−ｔろ機制御動作し、更に通常の状態では前記
時刻計数回路１６とアラームメモリ１８の一致を検出し
アラーム鳴り制御信号ＰＡＮを出力し前記アラーム鳴り
回路２０により報知音を発生させる。

２１はタイマー機能回路であり、現在秒計数回路２２、
タイマー制御回路２６、タイマーメモリ計数回路２４、
ＡＮＤゲート２５、タイマー鳴り回路２６より構成され
てし・る。

前記タイマー制御回路２６は前記第２切換回路６からの
秒針、駆動信号ＰＫ２、前記タイマーモード用スイッチ
ＳＴからのタイマーモード信号ＰＥＴ、前記タイマーセ
ット用スイッチＳＥからのタイマーセット信号Ｐ。、そ
して前記タイマースタート用スイッチＳ　Ａからのタイ
マースタート信号ｐＨＡを入力として前記秒針駆動信号
Ｐ７□を前記現在秒計数回路２２に供給して秒針１６の
表示内容を計数させ、又前記タイマーモード信号ＰｇＴ
からＨレベルの信号が入力された時には前記タイマーメ
モリ計数回路２４に設定されたタイマ一時間に到達する
に必要な秒針駆動信号Ｐに２を計数し、タイマ一時間到
達検出信号ＰＩＴを出力し、前記タイマーモード信号Ｐ
ｓ７がＬレベルにされると前記現在秒計数回路２２の計
数内容と一致するまで秒針駆動信号ＰＫ２を計数し現在
秒到達検出信号Ｐ６Ｔを出力する。ＡＮＤ２５は前記タ
イマ一時間到達検出信号Ｐ　ＩＴと前記秒針切換信号Ｐ
、２を入力とし前記タイマー機能信号Ｐ２□を出力とし
ておりＰａｔからＨレベルの信号が入力された時には前
記タイマー機能信号ＰＭ２としてＰ、２をそのまま出力
しＰ１アからＬレベルの信号が入力された時すなわちタ
イマ一時間到達が検出された後はＰ、２は出力されなく
なる。

またタイマー制御回路２６はタイマーセット用スイッチ
ＳＥが操作されタイマー設定信号ｐｓｒか入力されると
前記タイマーメモリ計数回路２４のタイマー設定時間を
設定する機制御動作し、更にタイマースタート用スイッ
チＳＡが操作されタイマースタート信号Ｐ　Ｓ　Ａが入
力されると前記タイマーメモリ計数回路２４に対しタイ
マーをスタートする機制御動作する。そして前記タイマ
ーメモリ計数回路２４はタイマー制御回路２６からのタ
イマースタート命令に従い前記時間基準源２かもの時間
基準信号Ｐ、。に基づ℃・てタイマーのタイムアツプへ
計数し始め、タイムアツプを検出するとタイマー鳴り制
御信号ＰＴＮを出力し前記タイマー鳴り回路２６により
報知音を発生させる。

２７は機能選択回路であり、インバータ２８、データタ
イプフリップフロノブ（以下１）−ＦＦ’と略記）２９
より構成される時分針用機能選択部２７Ａと、インバー
タ６０、Ｄ−ＦＦ３１より構成される秒針用機能選択部
２７Ｂとに分けられる。

前記Ｄ−ＦＦ２９のデータ入力端りはｖ、しこ接続され
ており、クロック入力端φには前記アラームモニター用
スイッチＳ　１′ｖｌからのアラームモニターアラーム
機能回路１５からの通常時刻到達検出信号Ｐアアが入力
されて（・る。そして出力端Ｑからは時分切換制御信号
Ｐｃ１が出力されており、アラームモニター用スイッチ
ＳＭを［ＯＮＪ　してアラームモニター状態となりその
後Ｓ　Ｍを１ｆｌＦＦＪして時分針が通常時刻に到達す
るまでの間Ｐ、１は１ルベルの信号を出力してその間前
記第１切換回路５における出力の前記分針１鳴動信号Ｐ
、１は前記アラーム機能信号ＰＭＩが選択される。

一方前記Ｄ−ＦＦ３１のデータ入力端りもＶｄｄに接続
されており、クロック入力端φには前記タイマーモード
用スイッチＳＴからのタイマーモード信号ＰＡＴが前記
インバータ６０を介して入力されてし・る。又Ｄ−ＦＦ
１９のリセット端ｒ（には前記タイマー機能回路２１か
らの現在秒到達検出信号ＰＧアが入力されて℃・る。そ
して出力端Ｑからは秒針駆動信号Ｐｃ２が出力されてお
りタイマーモード用スイッチＳＴを１−（ＪＮＪ　ｔ、
てタイマーモードとなりその後ＳＴを「０ＦＦＪｔ、て
秒針が現在秒に到達するまでの間ＰＣ２ばＨレベルの信
号を出力してその間前記第２切換回路６ｖｃおける出力
の前記秒針駆動信号ＰＫ２は前記タイマー機能信号ＰＭ
２が選択される。

以上、本発明を時分針と秒針を独立に駆動する２つのモ
ータを備えた多機能アナログ電子時計に関して、付加機
能として時分針にアラーム機能を兼用させ秒針にタイマ
ー機能を兼用させたものについて第２図にそって詳細に
説明した。そこで、時分針に関する機能の回路系と秒針
に関する機能の回路系とはスイッチ回路１４（アラーム
用スイッチ部１４Ａとタイマー用スイッチ部１４Ｂ）か
ら始まり機能回路（アラーム機能回路１５とタイマー機
能回路２１）、機能選択回路２７（時分針用機能選択部
２７Ａと秒針用機能選択部２７Ｂ）、切換回路（第１切
換回路５と第２切換回路１０）、そして１＠動回路（第
１駆動回路６と第２、駆動回路１１）に至るまで完全に
独立の構成となっており、１時分針機能系と秒針機能系
とは独立に動作することが細かな動作を含めた形でもよ
（わかる。ゆえに、アラームモニター中でも同時にタイ
マ一時間を設定してスタートさせタイマー機能を使用す
ることができる。実施例では付加機能としてアラーム機
能とタイマー機能としたがクロノなどのその他の付加機
能でも同様である。すなわち時分針用及び秒針用モータ
をそれぞれ兼用して複数の独立した付加機能が行われ１
こことになる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は時分針と秒針を独立に１
小動する２つのモータを備えた多機能アナログ電子時計
の時分針用及び秒針用モータをそれぞれ兼用して複数の
独立した付加機能を行うことにより、多機能の充実と部
品点数の削減によるコストダウンとを両立させた多機能
アナログ電子時計が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による多機能アナログ電子時計の一実施
例の回路ブロック線図であり、第２図は第１図に示した
電子時計の詳細な回路図である。 １・・・・・・計時パルス発生回路、 ５・・・・・第１切換回路、６・・・・・・第１駆動回
路、７・・・・・・第１のモータ、９・・・・・・時分
針、１０・・・・・・第２切換回路、１１・・・・・・
第２駆動回路、１２・・・・・・第２のモータ、１６・
・・・・・秒針、１４・・・・・・スイッチ回路、 １５・・・・・・アラーム機能回路、 ２１・・・・・・タイマー機能回路、 ２７・・・・・・機能選択回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 秒針駆動パルスと分針駆動パルスを発生する計時パルス
   発生回路、前記分針駆動パルスにより駆動される第１モ
   ータ、前記秒針駆動パルスによって駆動される第２モー
   タを備え、第１モータによって時、分針を駆動し、第２
   モータによって秒針を駆動する電子時計に於いて、第１
   及び第２の機能回路と、前記第１機能回路から出力され
   る第１機能信号と、前記分針駆動パルスを入力とし、第
   １モータに対して選択的に供給するための第１切換回路
   、前記第２機能回路から出力される第２機能信号と前記
   秒針駆動パルスを入力とし、第２モータに対して選択的
   に供給する第２切換回路、前記第１及び第２切換回路に
   、それぞれ独立した切換制御信号を供給するための機能
   選択回路を備えることにより、前記指針を駆動するため
   の第１及び第２モータをそれぞれ兼用して複数の独立し
   た付加機能を行うことを特徴とした多機能アナログ電子
   時計。