JPS6176878A - 溶湯容器 - Google Patents
溶湯容器Info
- Publication number
- JPS6176878A JPS6176878A JP59195675A JP19567584A JPS6176878A JP S6176878 A JPS6176878 A JP S6176878A JP 59195675 A JP59195675 A JP 59195675A JP 19567584 A JP19567584 A JP 19567584A JP S6176878 A JPS6176878 A JP S6176878A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- wall
- ceramic
- metal vessel
- fireproof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は乾燥昇熱および予熱が迅速に行うことの出来る
内張り耐火壁を有する溶湯容器に関するものである。
内張り耐火壁を有する溶湯容器に関するものである。
（従来の技術）
製鉄用取鍋、タンディツシュ等の溶湯容器は築造後の乾
燥、昇熱受湯前の予熱を必要とするが、バーナーによる
昇温は長時間を必要とする。
燥、昇熱受湯前の予熱を必要とするが、バーナーによる
昇温は長時間を必要とする。
また、従来の耐火壁、例えば特開昭４７−５６５４号公
報に記述された取鍋ライニング組成物においては、Ｓｉ
Ｏ□のような溶鋼への酸素供給成分を含みアルミナクラ
スター等の非金属介在物発生の重要な要因となっている
。これを避けるため高アルミナ質、塩基性質の耐火材が
使用されてはいるが、特公昭５４−２６５６５号公報に
記されるように、耐スポール性、地金の付着の点で問題
があり十分な対策がとられていなかった。
報に記述された取鍋ライニング組成物においては、Ｓｉ
Ｏ□のような溶鋼への酸素供給成分を含みアルミナクラ
スター等の非金属介在物発生の重要な要因となっている
。これを避けるため高アルミナ質、塩基性質の耐火材が
使用されてはいるが、特公昭５４−２６５６５号公報に
記されるように、耐スポール性、地金の付着の点で問題
があり十分な対策がとられていなかった。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は、乾燥昇熱および予熱が迅速であり、溶鋼汚染
のない溶湯容器を提供するものである。
のない溶湯容器を提供するものである。
（問題点を解決するだめの手段、作用）本発明は、溶湯
容器の内張り耐火壁に電流径路を形成せしめた導電性硼
化物セラミックス耐火壁を配設し、これを通電加熱する
ことにより、迅速な加熱を可能とするとともに硼化物セ
ラミックス系材料の高耐蝕性によって損耗の防止と溶湯
の汚染を防止するものである。
容器の内張り耐火壁に電流径路を形成せしめた導電性硼
化物セラミックス耐火壁を配設し、これを通電加熱する
ことにより、迅速な加熱を可能とするとともに硼化物セ
ラミックス系材料の高耐蝕性によって損耗の防止と溶湯
の汚染を防止するものである。
以下、本発明を図によって説明する。第１．２図は製鉄
用取鍋を例としたもので第１図は、本発明の縦断面図、
第２図は横断面図である。
用取鍋を例としたもので第１図は、本発明の縦断面図、
第２図は横断面図である。
図において取鍋の永久耐火壁２の内側に導電性セラミッ
クス壁３を築造する。このセラミックス壁３は、例えば
Ａｌ２Ｏ８、Ｍｙｏ 等の絶縁耐火材５によって区分
されて電流径路を形成（図は、１径路の場合を例示）し
、その端部には電極４が取り付けられている。この電流
径路に通電し加熱を行なう。
クス壁３を築造する。このセラミックス壁３は、例えば
Ａｌ２Ｏ８、Ｍｙｏ 等の絶縁耐火材５によって区分
されて電流径路を形成（図は、１径路の場合を例示）し
、その端部には電極４が取り付けられている。この電流
径路に通電し加熱を行なう。
セラミックス壁３の材質としては、導電性硼化物、具体
的に例えばＺｒＢ２ 、 ＴｉＢ２及びそれらの顔合物
等から選ぶことができる。電気比抵抗は例えば１Ｏ−４
Ω と電気伝導度がきわめて優れたセラミックスである
。電流の径路は取鍋の寸法、電源の容量によって、複数
化することも可能である。（図示せず、）又、セラミッ
クス壁３は溶鋼およびスラグに対して耐蝕性が良好かつ
酸素を含まない硼化物を主体とするものであり、損耗に
強く溶鋼をＡｇ２Ｏ，系の介在物生成等による汚染から
防ぐという特性を有している。この特注を同上させるた
め、前記硼化物に適宜にＳｉＣ，Ｂ４Ｃ，ＢＮ等の添加
物を加えることも好ましい。
的に例えばＺｒＢ２ 、 ＴｉＢ２及びそれらの顔合物
等から選ぶことができる。電気比抵抗は例えば１Ｏ−４
Ω と電気伝導度がきわめて優れたセラミックスである
。電流の径路は取鍋の寸法、電源の容量によって、複数
化することも可能である。（図示せず、）又、セラミッ
クス壁３は溶鋼およびスラグに対して耐蝕性が良好かつ
酸素を含まない硼化物を主体とするものであり、損耗に
強く溶鋼をＡｇ２Ｏ，系の介在物生成等による汚染から
防ぐという特性を有している。この特注を同上させるた
め、前記硼化物に適宜にＳｉＣ，Ｂ４Ｃ，ＢＮ等の添加
物を加えることも好ましい。
第３図は製鉄用タンディツシュの縦断面説明図であり、
本発明の他の態様を示したものである。
本発明の他の態様を示したものである。
図において永久耐火壁１２の内側に導電性セラミックス
壁１３が電流径路を形成するように配設される。セラミ
ックス壁１３の内側には消耗耐火壁１４が築造され、そ
の表面には耐蝕性セラミックスコーティング１５が施工
される。受鋼前の予熱はセラミックス壁１３への通電加
熱によって行なわれる。一方、セラミックスコーティン
グ１５によって損耗と汚染を防止する。タンディツシュ
の場合、移動が少ないので受鋼直前さらには受鋼中の加
熱も可能であり、溶鋼温度の降下防止を大巾本発明を製
鉄用取鍋（容量２００ Ｔ ）に適用したところ、受鋼
前の予熱において、従来法（ガスバーナー使用）が３０
分間で表面温度１１００℃であったのに対し、１５分間
で１３００℃という高温迅速予熱が可能となった。一方
、従来のライニング（粘土質）の約５倍の耐用を示すと
ともに非金属介在物による欠陥発生は１１５以下に低減
できた。
壁１３が電流径路を形成するように配設される。セラミ
ックス壁１３の内側には消耗耐火壁１４が築造され、そ
の表面には耐蝕性セラミックスコーティング１５が施工
される。受鋼前の予熱はセラミックス壁１３への通電加
熱によって行なわれる。一方、セラミックスコーティン
グ１５によって損耗と汚染を防止する。タンディツシュ
の場合、移動が少ないので受鋼直前さらには受鋼中の加
熱も可能であり、溶鋼温度の降下防止を大巾本発明を製
鉄用取鍋（容量２００ Ｔ ）に適用したところ、受鋼
前の予熱において、従来法（ガスバーナー使用）が３０
分間で表面温度１１００℃であったのに対し、１５分間
で１３００℃という高温迅速予熱が可能となった。一方
、従来のライニング（粘土質）の約５倍の耐用を示すと
ともに非金属介在物による欠陥発生は１１５以下に低減
できた。
（発明の効果）
本発明によれば内張り耐火壁の高温迅速加熱を可能にす
るとともに浴湯の汚染を防止し耐用性の高い溶湯容器を
得ることができるので、その実用的効果は多大である。
るとともに浴湯の汚染を防止し耐用性の高い溶湯容器を
得ることができるので、その実用的効果は多大である。
第１図、第２図は本発明の製鉄用取鍋への適用を示すも
ので、第１図はその縦断面図、第２図は横断面図である
。まだ、第３図は、製鉄用タンディツシュへの適用を示
す縦断面図である。 １．１１・鉄皮 ２，１２・・・永久耐火壁３
．１３＝・・導電性セラミ４，２１・・・電極ソクス壁
５・・・絶縁耐火材 １４・・・消耗耐火壁 １５・・導電性セラミック
ス１６・・・溶鋼 コーティング１７・
・・ロングノズル １８・・・ストツノく−１９・・
・浸漬ノズル ２０・・・連鋳モールド第１図 第２図
ので、第１図はその縦断面図、第２図は横断面図である
。まだ、第３図は、製鉄用タンディツシュへの適用を示
す縦断面図である。 １．１１・鉄皮 ２，１２・・・永久耐火壁３
．１３＝・・導電性セラミ４，２１・・・電極ソクス壁
５・・・絶縁耐火材 １４・・・消耗耐火壁 １５・・導電性セラミック
ス１６・・・溶鋼 コーティング１７・
・・ロングノズル １８・・・ストツノく−１９・・
・浸漬ノズル ２０・・・連鋳モールド第１図 第２図
Claims (1)
- 溶湯容器の内張り耐火壁として、電流径路を形成する導
電性硼化物セラミックスにて築造したことを特徴とする
溶湯容器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59195675A JPS6176878A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 溶湯容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59195675A JPS6176878A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 溶湯容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6176878A true JPS6176878A (ja) | 1986-04-19 |
Family
ID=16345123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59195675A Pending JPS6176878A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 溶湯容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6176878A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0503316A2 (en) * | 1991-03-11 | 1992-09-16 | Vesuvius Crucible Company | Erosion, thermal shock and oxidation resistant refractory compositions |
-
1984
- 1984-09-20 JP JP59195675A patent/JPS6176878A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0503316A2 (en) * | 1991-03-11 | 1992-09-16 | Vesuvius Crucible Company | Erosion, thermal shock and oxidation resistant refractory compositions |
| EP0503316A3 (en) * | 1991-03-11 | 1993-02-24 | Vesuvius Crucible Company | Erosion, thermal shock and oxidation resistant refractory compositions |
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