JPS6176202A - 旋盤用チヤツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、旋盤用チャックに関し、さらに詳しくは、
面仮に形成した複数の摺動支持溝に沿って複数の爪をそ
れぞれ進退摺動可能に設け、冬瓜を各締付ボルトで個別
に締付駆動することにより、非円形の異形ワークを心出
しして固定するようにした基本（、弯遣をイｉする′ｌ
１ｉｃ盤用チャックに関する。

〈従来技術〉 従来より上記基本構造を有する旋盤用チャックとしては
、例えば１９図に示すような４つ爪単動チャックが知ら
れている。即ち、各締付ポルＦ５４の操作により、冬瓜
５３を面板５１上で放射状の各摺動支持溝５２に沿って
進退駆動させるように（み成され、各線・付ボルト５４
か面板５１内に放射状に組込まれ、各締付ボルト５４の
捏作用ボルト頭部が面板５１の外周面に臨んで位置する
構造になっている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 異形ワークを面板に心出しして固定するためには、相対
向する爪を交互に微量進退させる事を繰返し行なっ事が
必要である。

この調心作業を行なうに当り、従来の上記４つ爪単動ナ
ヤノクにおいては、各締付ボルト５４を一回調節操作す
るたびに、面板５１をいちいち回動させては次に操作し
ようとするボルト頭部を作文者１１１１１に向けかえる
事が必要であり、その面板５１のたび重なる回動操作の
たびに各締付ボルト５・ｔの調節操作が途切れるため、
ワークの調心作業に時間が長くかかり、旋盤の稼動効率
を低下させている。

本発明は、面板を停止させたまま各締付ボルトの頭部を
連続して次々と調節操作して行けるようにする事により
、面板上でのワークの調心作業を速やかに行なって、旋
盤の稼動効率を高める事を目的とする。

〈問題点を解決するための手段〉 この発明は、各締付ボルトの頭部の全てを面板の前面に
臨ませる事により、上記目的を達成したものであり、そ
のために、例見は第１図乃至第３図に示すように、爪３
を型本体４と締付片５とがら構成し、型本体４を摺動支
持溝２に沿って進退摺動調筋しｒこ位置で固定手段６に
より固定可能に構成し、型本体４に案内針面４ａを面板
１の外周部前方から中央部後方に向かう傾斜状に形成し
、案内針面４ａより面板１の中央寄り位置に締付片５を
対置し、締付片５の外端に摺動斜面５ａを型本体４の案
内針面４ａと平行に形成して当該案内斜面４ａに接当さ
せ、締付片５に挿通孔５ｂを前後方向に貫通し、挿通孔
５ｂの後側で型本体４側に締付ネノ孔８ａを前後向きに
形成し、締付ボルト９の脚部９ｂを挿通孔５ｂに挿通し
て締付ネノ孔８ｂに螺締することに基づき、締イ１ボル
ト９の頭部９ａで締付片５を後方に移動させながら、案
内針面４　ａ　ｌ−を慴動斜面５ａが摺動して締付片５
を面板１の中央側へ締付駆動するように構成したことを
′ｖＦ？ｌｌとするらのである。

〈乍　用〉 次に、本発明の詳細な説明する。

まず、爪木木４を摺動支持？！２に沿っておおよその位
置まで移動させて、固定手段６で面板１に固定する。次
いで、各締付ボルト９を一つづつ順に３ｉＩｔａｈ作す
るπにより、？ｒ締付片５を各案内針面４に沿って移動
させて、面板１の求心方向に微量進退させ、ワークＡ、
を次第に心出ししていく６心出しが完了したところで、
各締付片５を交互に均等に締付けて、ワークＡ１を面板
１に固定し終疋る。

このように、ワークＡ１の心出し及び固定は、各締付ホ
ルト９を一つづつ交互に繰返し操作する事により行なう
のであるが、各締付ボルト９の捉作用の頭部９ａの全て
が面板１の正面に臨むため、面板１の正面から各ボルト
！ｆｉ部９ａを連続して次々と操作して行く事ができ面
板ｌをいちいち回動させる手間か不要て゛ある。

〈実施例〉 以下本発明に係る摺動用チャンクの実施例を図面に基づ
いて説明する。

第１図ないし第３図は本発明の第１実施例を示し、第１
図はその平面図、第２図は第１図のｎ−■矢視断面図、
第３図は第２図のＩ［［−Ｉ矢視断面図である。

これらの図において、符号１はチャックの面板、２は面
板１に放射状に形成された断面Ｔ形状を有する複数の摺
動支持溝、３は摺動支持溝２に沿ってそれぞれ進退摺動
可能に設けられ、異形ワークＡ１を保持する爪である。

この爪３は爪本体４と締付片５とで構成され、爪本体４
を摺動支持溝２に沿って進退させて粗調節した位置に固
定手段６で固定する。

この固定手段６は例几は第２図に示すように、型本体４
の挿通孔４ｂを貫通する六角穴付ホルト６ａとＴ形状の
前記摺動支持溝２内に対置された締結ナンドよりなる締
結部材８とで構成される。

そして、締付片５を型本体４の進退方向、即ち摺動支持
溝２に沿う方向であって、この第１実施例にあっては第
１図の放射方向へさらに微動させて進退調節することが
できるように、型本体４には案内斜面４ａを面板１の外
周部前方から中央部後方に向かう傾斜状に形成し、締付
片５には、この案内斜面４ａ上を接当摺動する摺動斜面
５ａを締付片５の外端に形成するとともに、この締付片
５を案内斜面４ａ上っ面板１の中央寄り位置に対置させ
て締付具１０で面板１の上面側から締付駆動するように
構成する。

締付具１０は例えば、第２図に示すように締付片５に挿
通孔５ｂを前後（矢印Ｂ）方向に貫通し、これに連通す
るように型本体４にら挿通孔４Ｃを貫通し、これらの挿
通孔５ｂ・４ｃを貫通する六角穴ｆＦ縮付ボルト９と前
記締結六ノド８と′Ｃ構成され、この締結ナツト３の締
付ネノ孔８ｂに締付ボルト９の脚部９ｂを螺締すること
によって、締付ボルト９の頭部９ａで締付片５を後方向
（第２図及び第３図において斜め下方向）に移動させな
がら案内斜面４ａ上を摺動斜面５ａか摺坦Ｉして綿・１
１片５を面板１の中央側へ締付駆動させ、異形ワークＡ
１を固定するように構成されている。

なお符号７は戻しバネである。

第４図は本発明の第２実施例を示す平面図であり、複数
の摺動支持溝１２が面板１１に直交状に形成され、この
摺動支持溝１２に沿って第１実施例と同様な爪３が進退
摺動可能に設けられている。

この第２実施例においては、異形ワークＡ２の固定辺を
一つ以上の爪３・３で固定させることができるか駅路１
実施例のように放射状に摺動支持溝２を形成したちのに
比較して異形ワークの固定の態様に融通性があり、かつ
、固定ら強固となる等の利点がある。

摺動支持溝１２を直交状に形成した点を除いて池の構造
は第１実施例と同一であるので以下の説明を省略する。

第５図ないし第７図は本発明の第３実施例を示し、第５
図はその一部を破断して示す斜視図、第６図は第５図の
要部を示す側断面図、第７図は第６（７１の）ｉ：　ｆ
ｌｌｌｌ而図であ面、第５図にｆ；いて、符号２１は面
板、２２は面板２１に放射状に形成された複数の摺動支
持溝、２３は型本体２４と締付片２５とで構成される爪
で、この爪２３は後述のスクロール機構によって放射方
向に連動する摺動基台２８の上に載置され、前記摺動支
持溝２２に沿って型本体２４を進退させて粗調節した位
置に固定手段２６によって固定する。

この固定手段２６は例えば第６図に示すように、摺動基
台２８のＬ字状性端部２８ａのネノ孔２８ｂに螺合する
押し引きボルト２６によって構成され、へ本木２．↓は
摺動基台２８のグブテール状案内面２ｏｃにその摺動面
２４ｃか案内されて、摺動基台２３の摺動方向に沿って
進退可能に載置される。

締付片２５は爪本体２４の進退方向へさらに微動させて
進退調節することができるように、第１実施例と同様に
構成される。即ち、型本体２・１は案内斜面２４ａを、
締付片２５にほこの案内斜面２４ａ上を接当摺動する摺
動斜面２５ａを形成して′Ｎ置させ、締付具３０で面板
２１の上面側がら締付駆動するように構成されている。

締付具３０は例えば第６図ないし＠７図に示すように締
付片２５に挿通孔２５ｂを貫通し、この挿通孔２５ｂを
貫通する六角穴付締付ボルト２９を型本体２４の締付ネ
ノ孔２４ｂに螺締するように構成されている。

なお、符号２７は戻しバネであり、締付具３０による締
付駆動の態様は＠１実施例と同様につきその説明は省略
する。

第５図において、スクロール機構は上面に渦巻き形の突
状溝３１を形成した回動ラック３２と、この回動ランク
３２を回動操作するハンドル軸３５と回動ラック３２の
突状溝に係合する凹状溝３４をその下面に形成した前記
摺動基台２８とで構成され、ハンドル軸３５を回（する
ことによって回動ランク３２を回動させ、各々の摺動基
台２８を同時に放射状に進退するように構成されている
。

上記第３実施例の場合には、一度心出しくヤ業を完了し
てしまえば、同一形状の異形ワークを多数加工する際に
単にスクロール機構でその異形ワーりを着脱するのみで
よいから、好都合である。

第８図は本発明の第４実施例を示す要部側面図であり、
底本体４４にＴ形部４４ａを形成してこれを面板４１の
Ｔ形状摺動支持溝４２に内嵌し、このＴ形部４４ａ底面
にラック溝４４ｂを形成し、これに係合する摺動ネジ山
４６ａを有する送りネジ４６で直接爪本体４４を摺動支
持溝４２に沿って進退させるように構成されている。符
号５５は上記送りネジ４６を回転操（ヤするための着脱
可能なハンドルである。

二のハンドル５５を用いて送り不２４６を回転し、底本
体４４を摺動支持溝４２に沿って進退させ粗調節した位
置に位置させる。

締付片４５は、底本体４４の進退方向へさらに微動させ
て進退調筋することができるように第１ないし第３実施
例と同様に構成されているので以下の説明を省略する。

〈発明の効果〉 本発明は、上記のように構成され、作用する事から、各
締付ボルトの操作用の頭部の全てが面板の正面に臨むた
め、作業者は面板の正面から各ボルト頭部を連続して次
々と操作して行く■ができ、冒述の従来例の場合とは異
り、ポル）ｆｆ１作のために面板をいちいち回動させる
手間が不要になるので、異形ワークを面板に速やかに心
出し固定して、旋盤の稼動効率を高める事かできる。

しかも、異形ワークの心出し固定作業を楽に能率良く行
なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明に係る旋盤用チャックの第
１実施例を示し　第１図はその平面図、第２図は第１図
のＩ［−ＩＩ矢視断面図、第３図は第２図の■−■矢視
断面図であり、第４図は本発明に係る旋盤用チャックの
第２実施例を示す平面図、第５図ないし第７図は本発明
に係る旋盤用チャックの第３冥施例を示し、第５図はそ
の斜視図、第又 ６図はその要部側断面図、第７図は第６図の卑１面図で
あり、＠８図は本発明の＠４実施例を示す要部側面図、
第９図は従来技術に係る旋盤用チャックの斜視図である
。 １・１１・２１・４１・５１・・・面板、２・１２・２
２・４２・５２・・・摺動支持溝、３・２３・４３・５
３・・・爪、 ４・２・↓・４４・・・底本体、 ４ａ・２４ａ・４４ａ・・案内斜面、 ５・２５・４５・・・締付片、 ５ａ・２Ｓａ・４５ａ・・・摺動斜面、５ｂ・・・挿通
孔、 ６・２６・４６・・・固定手段、 ７・２７・４７・・戻しバネ、 ８　・締結部材、 ６ａ・・・締付ネジ孔、 ９・２９・・［９・締（：ｌボルト、 ９ａ−１ｌ！１１部、 ９ｂ・・・頭部、 １０・：ＮＯ・４（）・・締付具。 第５図 第８図 第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、面板１に形成した複数の摺動支持溝２に沿って複数
   の爪３をそれぞれ進退摺動可能に設け、各爪を各締付ボ
   ルト９で個別に締付駆動するように構成した旋盤のチャ
   ックにおいて、爪３を爪本体４と締付片５とから構成し
   、爪本体４を摺動支持溝２に沿って進退摺動調節した位
   置で固定手段６により固定可能に構成し、爪本体４に案
   内斜面４ａを面板１の外周部前方から中央部後方に向か
   う傾斜状に形成し、案内斜面４ａより面板１の中央寄り
   位置に締付片５を対置し、締付片５の外端に摺動斜面５
   ａを爪本体４の案内斜面４ａと平行に形成して当該案内
   斜面４ａに接当させ、締付片５に挿通孔５ｂを前後方向
   に貫通し、挿通孔５ｂの後側で爪本体４側に締付ネジ孔
   ８ａを前後向きに形成し、締付ボルト９の脚部９ｂを挿
   通孔５ｂに挿通して締付ネジ孔８ｂに螺締することに基
   づき、締付ボルト９の頭部９ａで締付片５を後方に移動
   させながら、案内斜面４ａ上を摺動斜面５ａが摺動して
   締付片５を面板１の中央側へ締付駆動するように構成し
   たことを特徴とする旋盤用チャック