JPS6175891A - パルプの液体処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体浸透性エンドレス・ウェブが掛けわたされ
て動いている二つのエンド・ロールを備えたスタンｇを
有するパルプの液体処理装置に関する。パルプ供給用ヘ
ッドボックスは前記ウェブの一端に配置され、処理済パ
ルプを取り上げる手段は前記ウェブの他端に配置されて
いる。処理液をパルプに供給する手段は前記ウェブの上
方に設けられており、前記液を集める複数のコンテナー
は前記ウェブの下方にあるスタンド内に懸架されている
。これらのコンテナーは前記ウェブの全１Ｊを横断する
方向に延在している。

前記ウェブはすき網または多孔ウェブ例えばスチール・
ウェブからなり、前記ウェブは一方の１明々のプラスチ
ック・ワイヤーを通常編んで製造したすき網を使うと、
このすき網が損傷した場合、すき網全体を取り替えなけ
ればならない。すなわちすき網全体をその全中にわたっ
て横方向に引き出すことが可能でなければならない。

したがってこのことは液体処理＠置の横側に対応する場
所が用意されていなければならないことを意味している
。

これらの装置は非常に太きいく、例えば幅６ｍ、長さ３
０ｍもあるので、大きな場所を必要とする。さらに清掃
及び修理時には前記ウェブの下方にあるコンテナーは取
り外し可能でなければならず、この作業にも対応する場
所が必要となる。

多孔スチール・ウェブ形状のウェブを使うと、装置内の
所定位置にウェブを取り付ける場合に１よ溶接によって
ウェブを組み立てることができるので、取付は及び分解
に場所をあまり必要としない。

したがって、このウェブを取り替える時には前記装５の
横側に場所を必要としない、しかしコンテナーを取り外
す時には前記５Ａ置の横側に場所が必要となる点は解決
されていないので、舶記装置（よすき網が使用されてい
たときと同様大きな場所を必要とする。本発明は以上の
問題を解決する。

前記装置はしたがってこの装置特有の長さ及び巾が必要
とする以上の大きな場所を実質的に必要としなくなる。

この問題は本発明が特許請求の範囲に規定した特徴を提
供したことによって達成された。

本発明を以下に添付図面に示す具体例を参照しながら詳
細説明する。

具体例として図示する装置はエンドレス多孔スチール・
ウェブ１を備えており、このウェブはスタンド４に取付
けられた第−ロール２及び第二ロール３のそれぞれのま
わりを移動しており、そこで第一ロール２はウェブの張
りを調整するために好ましくは油圧式の伸縮装置によっ
て移動することができる。第二ロール３によって駆動さ
れ、前記二つのロールは摩擦を増大さける表面層で被覆
されるのが好ましい。

ヘッドボックス６は第一・ロール２の側に配置され、前
記ウェブ１の上にセルローズ・パルプを均一層にして分
配する。前記ヘッドボックス内には回転子７が設置され
前記パルプを解こうｌする。

前記ウェブの下方には複数の真空コンテナー８がこのウ
ェブの長手方向に次々に並べられる。これらのコンテナ
ーは該ウェブ１の支持体として作用する多孔カバーを備
える。

出口９，１０は該コンテナー８に接続されて、これらの
出口はれそれぞれ液体及びガスを除去する。処理液を供
給する手段１１を該・ウェブ１の上／ｊにｌＩ［！置す
る。前記パルプ層の上には圧力層が維持されていてこの
パルプ層の巾方向に液体を移ｆ）Ｊさせる。

該ウェブ上にあるパルプ槽の巾は二つのエンドレスデッ
ケルストラップ１２により限定され、これらストラップ
は該ウェブ１と共に追動する。勿論この巾を限定するた
めに別の手段が考えられる。

フード１３が該ウェブの上方に配置さ・れる。前記第二
ロール３の側には処理完了復のパルプ層を集めるために
、例えばドクター形状の手段１４が配置される。この手
段１４の下方にスクリュウ・コンベア１５を備え、後続
の加工工程に該パルプを搬送する。

該二ロール３はまた該パルプ層から液体を圧出する手段
と協ａする。図示する具体例ではこれら手段は水浸透性
ウェブ１Ｇからなっており、スチール・ウェブ１を押圧
するのに用いられる。該ウェブ１６は二つの小さなロー
ル１７．１８及びテンション・ロール１９の上を移りＪ
する。前記第二エンド・ロール３はこのロールの円周に
沿って延在するｌ複数の溝を備え、これらの溝によって
液体が該スチール・ウェブを通って圧出される。圧出さ
れた液体はエンドロール３の下方のトラフ２０に集めら
れる。

勿論別の型の圧搾手段を使用することも出来る。

この圧出工程による結果として乾燥分の多いパルプを装
造することが出来る。この圧出工程によって例えばパル
プ濃度を約８％から約３０％に高めることが出来る。こ
の工程の中で、液体処理に伴っで族パルプの中の薬品量
を通常より大きい割合で除去することが可能となる。従
来の長網洗浄工程で薬品含有量が６〜１０％であったも
のを１〜３％に低下させることが出来る。これにより、
例えば特殊シックナーを用いて追加脱水しなくても該パ
来る。

応力はウェブの厚みに正比例し、ロール直径に反比例す
るので、北エンドロールの直径をウェブの厚さに適応さ
せねばならない。

該ロールの最適直径は約２＋ｎである。

孔の大きさは処理するパルプに応じて調節されるが、そ
の直径は０．５〜１．Ｅｕｎｍの間にすべきである。勿
論これらの穴をスリットとして形成するこ該ウェブの長
さ及び巾は決定的な要因ではなく、任意に決めつる。複
数の狭いウェブを長手方向に巾広ウェブになるように溶
接して望ましい巾にすることが出来る、なぜなら現在で
は問題の巾、例えば約６ＩＩｌを有するスチールウェブ
を直接製造し得ないからである。スチールウェブは通常
１ｍ以上の巾で製造されることはない。

前記真空コンテナー８はショルダー２３によってスタン
ド４内に着脱自在に取り付けられまた該真空コンテナー
取付は位置より下のレベルまで個々別々にその高さが下
げられるよう配列されている。

その場合出口１０は取り外される。前記スタンドはさら
にコンテナー８を下げた位置に対応するレベルに長手方
向に開口しており、この構成によって該−コンテナーを
スタンドの長手方向に移動させることが出来る。この移
υノにかなうようスタンド４内に特殊キャリッジ２１を
設置することが出来る。

このキャリッジ２１は該スタンド内の満２２に沿って移
動し得る。これにより、すべてのコンテナーをスタンド
４に沿って適当な場所で横方向に取り出すことが出来る
。上述の構成によって該ウェブの稼動部分を３０ｍまで
長くすることができるし、場合によっては更に長くする
ことが出来るので上述の構成は特に有利である。ウェブ
交換の際装置の横側に場所が必要でなくなるので１１本
発明の装置はこの装置特有の長さ及び巾が必要とする以
上の大ぎな場所をほとんど必要としない。該装置のスタ
ンドに沿う成る位置で、全真空コンテナーを取り出すた
めの余分の巾が必要なだけである。この構成によって場
所的に余裕がなくまたいずれの床面も貴重な屋内に自由
に前記装置を配置することが可能となった。

本発明は図示する具体例に限定されることなく、本発明
の思想の範囲内で変形し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による液体処理装置を示す図、第２図は
第１図の線■−■に沿う断面図である。 １・・・・・・ウェブ、２．３・・・・・・エンドロー
ル、４・・・・・・スタンド、６・・・・・・ヘッドボ
ックス、８・・・・・・コンテナー、１１・・・・・・
処理液供給手段。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）多孔スチール・ウェブ形状の液体浸透性エンドレ
   ス・ウェブが掛けわたされて動いている二つのエンドロ
   ールを備えるスタンドと、パルプ用ヘッド・ボックスと
   、処理液を前記パルプに供給するために前記ウェブの上
   方に配置された手段と、前記スタンド内に懸架されて前
   記ウェブの全巾を横断する方向に延在して前記ウェブの
   下側で液体を集める複数のコンテナーとを有するパルプ
   の液体処理装置であって、前記コンテナーを個別に下げ
   ることができまた下げた状態で前記ウェブの長手方向に
   動かすことができること及び前記スタンドは下げられた
   コンテナーを前記ウェブに関して横方向に取り外せるよ
   う構成されることを特徴とする前記装置。
2. （２）前記コンテナーは前記スタンド内で前記ウェブの
   長手方向に移動し得るキャリッジによつて移動可能なこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の装置。