JPS6175030A

JPS6175030A - クレ−ンを搭載したア−テイキユレ−ト車両

Info

Publication number: JPS6175030A
Application number: JP19709784A
Authority: JP
Inventors: Katsufusa Asano; 浅野　勝房
Original assignee: Yanmar Diesel Engine Co Ltd
Current assignee: Yanmar Co Ltd
Priority date: 1984-09-19
Filing date: 1984-09-19
Publication date: 1986-04-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、クレーンを搭載したアーティキュレートｉ
開式車両に関する。

従来の技術周知のようにアーティキュレート操向とは、車体を前部
車体と後部車体とに分離し、これら両車体を左右方向へ
相互に揺動させて操向を行なう方式である。他方、クレ
ーンを搭載した車両は従来から種々のものが提供されて
いるが、それらはいずれも前後一体型の車体に搭載した
ものであり、かかるアーティキュレート車両にクレーン
を搭載したものはこれまで実現されていない。

発明が解決しようとする問題点この発明は、上記の点に鑑がみてなされたもので、アー
ティキュレート操向式車両にクレーンを搭載することを
可能としたものであり、特に、この発明では、クレーン
へ圧油を供給する油圧配管系を複雑にすることがないよ
うにした点を特徴としている。

発明の構成第１図〜第４図で示すように、車体全体を前部車体（１
１と後部車体（２）とに分離し、これら両車体（１１（
２）を、縦方向の揺動中心（３）で左右方向に揺動自在
としたアーティキュレート車両において、クレーン装置
（４）を、運転席（５）を備えた車体（１）側に搭載し
てなるものであり、このようにクレーン装置（４）が運
転席（５）と同じ車体１１）側に配置されていることか
ら、この車体＋１１側に設けられる油圧装置とこのクレ
ーン装置（４）とを結ぶ配管は、前部車体（１）と後部
車体（２）との揺動連結部を介して行なう必要がなく、
配管系が簡単になるものである。

実施例１以下、この発明の構成を図示の実施例に基づいて説明す
ると、第１図及び第２図において、前輪（６）を備えた
前部車体＋１１と、後輪（７）を備えた後部車体（２）
とが縦方向の揺動中心（３）を中心として、左右方向へ
揺動自在として相互に連結されている。前部車体＋１１
には、運転席（５）が設けられ、この運転席（５）側に
配置された図示しない操作装置により、上記前部車体＋
１１と後部車体（２）相互の揺動を人為操作して操向を
行なうようになっている。（８）は、後部車体（２）上
に取付けられる荷台であり、この荷台（８）は、後部車
体（２）の後端部に設けた枢支ブラケット（９）へ上下
方向回動自在に取付けられ、これによって、該荷台（８
）の前部側端部が上方へ持ち上げられるいわゆるダンプ
式構造となっている。

本発明のクレーン装置（４）は、基台（１０）　、該基
台（１０）上に立設されたブーム支持ボス）　（１１）
、該ブーム支持ポスト（１１）上に連結された第１第２
ブーム（１２）　　（１３）からなり、その基台（１０
）が、前部車体（１１の後端部であって、その中央部分
に載置して取付けられている。この実施例において、第
１ブーム（１２）及び第２プーム（１３）は、これらを
折畳んで収納した状態では、車体の中央において長手方
向に沿うよう、荷台（８）上に突出した状態に向けられ
ている。

実施例２第３図及び第４図は、この発明の第２の実施例を示して
いる。この実施例では、第１実施例と同じく前部車体（
１１の後端部分にクレーン装置（４）が搭載されるが、
その基台（１０）が左右方向の一方、即ち、進行方向に
向かって左側の端部に載置され、ブーム（１２）　　（
１３）を折畳んで収納した状態においては、車体幅方向
へ向くようにして収納されるようになっている。その理
由は次の通りである。

第１図で示すように、ブーム（１２）　　（１３）が荷
台（８）方向に突出するよう配置すると、機体を旋回さ
すべく第１図２点鎖線の如く後部車体（２）を左右一方
へ揺動させると、ブーム（１２）　　（１３）の先端が
該後部車体（２）よりはみ出し、そのため、障害物等に
衝突する不都合を生じ、また、そのようにブーム（２０
）　　（１３）を収納した状態で、第２図２点鎖線で示
すように、後部車体（２）上の荷台（８）を傾けると、
該荷台（８）がブーム（１２）　　（１３）に干渉する
ため、荷台（８）を傾ける前にブーム（１２）　　（１
３）を左右方向へ回動させるか、或いは、上方へ逃がし
てやらなければならない不都合があるが、本実施例の如
く車体幅方向へ収納することによって、かかる欠点がい
ずれも解消されるという利点がある。

第５図及び第６図の説明第５図及び第６図は、前記実施例と同じ（前部車体（１
１と後部車体（２）とが相互に揺動するアーティキュレ
ート車両において、種類の異なる荷台（８ａ）　　（８
ｂ）を同一の後部車体（２）へ付替え可能としたもので
ある。

前述したように、荷台（８ａ）　　（８ｂ）は、後部車
体（２）の後端部に立設した枢支ブラケット（９）上へ
、水平方向の枢支点（２０）を中心として上下方向へ回
動自在に取付けられ、また、これらの荷台（８ａ）　　
（８ｂ）を上方へ押上げて回動させるため、後部車体（
２）へ取付けたダンプシリンダ（２１）のロンド先端を
、荷台（８ａ）　　（８ｂ）における中程底面のブラケ
ット（２２）へ枢着して取付けられる。そこで、この第
５図及び第６図においては、前記枢支ブラケット（９）
とダンプシリンダ（２１）は、夫々同一のものを使用し
て第５図の荷台（８ａ）と第６図の荷台（８ｂ）の双方
へ取付は可能とする。更に、荷台＜８ａ）　　（８ｂ）
は、そのダンプシリンダ（２１）よりも前部側において
、後部車体（２）上に立設した荷台光（２３ａ）（２３
ｂ）によって支持されるようになっているが、これらの
図で解るように、第５図の荷台（８ａ）はその底面が平
板状であり、他方、第６図の荷台（８ｂ）は底面の略中
央部分が深くなった逆台形状であり、そのため、第５図
の荷台（８ａ）と第６図の荷台（８ｂ）では、その底面
の高さが異なる。そこで、これらの図においては、荷台
（８ａ）　　（８ｂ）を受ける荷台光（２３ａ）（２３
ｂ）を夫々の高さに応じて、高さの高い荷台光（２３８
）と低い荷台光（２３ｂ　’）を相互に付替え可能とし
、このようにして荷台光（２３ａ）（２３ｂ）を取替え
るのみで、第５図の荷台（８ａ）と第６図の荷台（８ｂ
）を同一の後部車体（２）へ付替え可能とするもので　
゛　　。

ある。なお、荷台光（２３ａ）（２３ｂ）は、通常ポル
トによって後部車体（２）へ取付けられており、咳ボル
トの着挽によづて付替え可能とすることかできる。

なお、第５図の底面が平板状となった荷台（８ａ）は、
通常コンクリート二次製品等の有形物や土砂等の運搬に
用いられ、他方、第６図の中央部分が深くなった荷台（
８ｂ）は、土砂、生コン等の無形物の運搬に用いたり、
或いは、構造が頑丈であ、るため大きな石等の運搬に用
いられるものである。

発明の詳細な説明したように、この発明では、アーティキュレート
操向車両にクレーンを搭載した点において、従来にない
新しい作業車両を提供するものであり、従来の前後部車
体一体型車両によっては都合の悪かった各種の作業に用
いることができて、作業能率の向上に資することができ
る。そして、このようなりレーン装置は、運転席が配置
される前部車体側に配置されているため、前・後部車体
間の揺動連結部を介して油圧配管等を施す必要がなく、
油圧系統が簡単で安４価に取付けることができるという
効果がある。なお、第３図及び第４図実施例で示すよう
に、クレーン部分を収納した状態でブームが車体の幅方
向となるように配置すれば、旋回時にブームが衝突した
り、或いは、荷台を傾けるたびに予めクレーンを動かす
必要がないといった効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明実施例を示す車両の平面図、第２図は
同じく側面図、第３図は本発明の他の実施例を示す車両
の平面図、第４図は同じく側面図、第５図及び第６図は
相互に異なる荷台を取付けた車両の側面図である。（ｌ）−・前部車体、（２１−後部車体、（４）〜・−
クレーン装置、（５）・−運転席、（１２）　　（１３
）−ｍ−ブーム。

Claims

【特許請求の範囲】１、前部車体に対し後部車体が左右方向に揺動するアー
ティキュレート車両において、運転席を備えた車体側へ
クレーン装置を搭載してなることを特徴とするクレーン
を搭載したアーティキュレート車両。２、クレーン部分を折畳んで収納した状態において、ク
レーンブームが車体の幅方向に収納される位置にクレー
ンを載置した特許請求の範囲第１項記載のクレーンを搭
載したアーティキュレート車両。