JPS6175011A - 自動車の空調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ウィンドガラスの防・３機能を有する自動車
の空調装置に関する。

（従来技術） 自動車の車室内の居住性を高めるために、車内の空調制
御を行うことが一般に普及している。このような空調装
置では１．モード選択手段により通常、ヒート（暖房）
モード、クール（冷房）モード、ベント（換気）モード
、デフロスタ（防曇）モードなどの空ＲＩｌ能の選択が
可能となっており、ヒートモードが選択された場合には
、暖房用熟交換器としてのヒータコアからエアミックス
ダンパを介して供給される温風が暖房用吹き出し口から
車室内に吹き出されて車内のｑ！房を行うとと乙に、さ
らにこのヒートモードに加えてデフロスタモードが選択
された場合（以下の説明では、このモードをヒート／デ
フロスタモードとして表現することにする）には、上記
車内暖房に加えてその温風の一部をウィンドガラス下部
のデフロスタ用の吹き出し口から当該ウィンドガラスに
向けて吹き付けてウィンドガラスの防曇を行うように構
成されていた（例えば、特開昭５８−９７５１２号公報
参照）。

そして、このような従来の空ゴ４装置では、一般に上記
エアミックスダンパを介して供給される温風又は冷房用
熱交換器としてのエバポレータから供給される冷風の各
吹き出し温度を、例えばインスツルメントパネル部に設
けられている温度コノトロールレバーのＨＯＴ側または
Ｃ０ＬＤ側への操作に連動して作動する温度設定用抵抗
器によって調節するようになっている。すなわら、この
場合の上記温度コントロールレバーは冷暖房兼用であり
、夏冬を通じて単一の送風系、温度制御系によって空気
調和システムが構成（いわゆるオールノーズンタイプ）
されており、冷房時には上記エバポレータからの吹き出
し温度が上記１ｍ度設定用抵抗器によって設定された設
定値になるように、比較機能を有する温度コノトロール
ユニットで制御するようになっている。つまり、この温
度コントロールユニットの出力が、冷房時の冷房用コン
プレッサの作動状格制御力として作用する。

そして、この従来例の場合においては冷房によりコンプ
レッサを作ωＪさＵろには、上記温度コントロールレバ
ーかＣ０１、Ｄ側に操作されさらに対応する温度設定用
抵抗器の抵抗値（設定用度）が所定値（例えば１５°Ｃ
）以下でなければならない（例えば１５℃以してはコン
プレッサが停止するようになっている）。そのために、
上述のように温度コノトロールレバーかヒートモートで
１−１０　Ｔ＋ｎすに操作されていると設定温度が高く
エバポレータの吹き出し温度ら低下しないので、温度コ
ントロールユニットはコンプレッサ作動に必要な差υＪ
比出力発生せず、このような状態では、空調装置のコン
プレッサ（運転用のリレー）を作動させることかできな
いので、エバポレータによる除湿を行うことができない
。従って、冬季の降雨日等においてウィンドガラスが曇
るよっな場合であってしからデフロスタによる防曇では
充分に防曇を行うことができないような場合に都合が偲
く運転上危険でもあっに０ （発明の目的） 本発明は、以上の問題を解決するｆこめになされたらの
で、冬季の降雨状態のようにウィンドガラスの曇りが発
生しゃすい高湿度状態のときに、空調装置がヒート／デ
フロスタモードに設定された場合には、当該モードを検
出して温度設定用抵抗器の抵抗値を変えて最低温度設定
による冷房状態としてコンプレッサの作動を可能とし、
空気流によるデフロスタ作用に併せてエバポレータでの
除湿効果を作用させることにより確実な防曇機能を実現
するようにした自動車の空調装置を提供することを目的
とするらのである。

（９，明の構成） 本発明は、以上に説明したように、自動車の空調装置に
おいて、温度フントロール操作に応じて設定抵抗値が可
変とされる温度設定用抵抗器と、冷房用エバポレータか
らの吹き出し空気の温度を検出する感温抵抗器と、上記
温度設定用抵抗器により設定された設定温度と上記感温
抵抗２コにより検出された検出温度とを比較し、その比
較出力によって冷房用コンプレッサの作動状部を制御す
る温度コントロールユニットと、モード選択手段により
ヒート／デフロスタモードが選択されｒ二場合に上記温
度設定用抵抗器の抵抗値を上記コンプレッサの作動が可
能な値に設定４−るモード検出スイッチとを備えたこと
を特徴とするしのでめろ。

（作用） 従って、以上の構成によると、ヒート／デフロスタモー
ドでの防曇時には、モート検出スイッチにより当該モー
ドを自動的に検出して温度設定用抵抗器の抵抗値をコン
プレッサの作動が可能な値に変えることにより、当該設
定温度を最低設定温度状態にして冷房運転を可能にし除
／１１機能を付加ケる作用を果ｒこ４°。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳餌に説明す
る。

図面第１図は、上記実施例による自動車の空調装置の冷
房時を中心とするシステム構成図、第２図は、その要部
の電気回路図を示す。

先ず第１図において、符号ｌは例えばＣＰＵを中心とし
て構成される当該空調装置の温度コントロールユニット
であり、この温度コントロールユニット１の入力側には
ボテンノヲメータよりなる冷暖房時の冷暖房温度を設定
するための温度設定用抵抗器ＶＲ並びにエバポレータ６
の吹き出しｌ温度を検出する例えば→ノ゛−ミスタなど
の感温抵抗器４か各々設けられている。また、温度コノ
トロールユニット１の出力側には、冷房用のコノパレー
タ２が設けられている。

温度設定用抵抗器■Ｒは、自動車車室内の例えばインス
ツルメントパ不ル部（図示せず）に配置すれろ温度コン
トロールレバー３を有し、この温度フットロールレバー
３のスライド操作（ＨＯＴＩｌｌｌ（またはＣ０ＬＤ側
Ｃ）によって冷房または暖房時の任ぎの温度設定が可能
となっている。そして、上記重度設定用抵抗器ＶＲには
、その抵抗部の両端にモード検出スイッチＳ１が並列に
接続されている。このモード検出スイッチＳｌは、空調
モードに応じた冷・温風の吹き出し形態が、ヒート（暖
１　　　　　　　　　　　　房）′″−ドＴｈｚ　ｖ　
５″７°″′（防曇）ゞ−１（０“′トガラス面の曇り
を取るためにウィンド下部よりウィンド面に向って温風
を吹き付けるモート）、すなわちヒート／デフロスタモ
ードになったことを検出してＯＮ状態となるように構成
されろ。このモード検出スイッチＳ、は、例えば上記モ
ート選択かモードレバーによってなされるらのの場合に
は、当該モートレバーに連動して回動オろヒータコノト
ロール用のモードリックの軸にカムを形成し、このカム
の作動によりＯＮ状態となるマイクロスイッチによって
溝成し、よたモート選択がモードスイッチによってなさ
れる場合にはヒート／デフロスタモードの２つのモード
スイッチのＯｎによるＡＮＤ論理で作動するデノタル的
な電子スイッチによって構成される。

一方、エバポレータ６の吹き出し温度を検出する感温抵
抗器４は、エバポレータ６よりダクト５を通ってベノチ
レータ（図示せず）に至る吹き出し空気の温度を検出す
るものである。そして、後述するようにｒＬ度コントロ
ールユニットＩは、上記温度設定用抵抗器ＶＲで設定さ
れた設定温度と当該感温抵抗器４で検出された吹き出し
温度とを比較して、吹き出し温度か設定温度に対応した
値になるように一ヒ記コンブレブサ２の作動状態を制御
するようになっている。

すなわち、この間の動作を第２図を参照してさらに詳細
に説明すると以下のようになる。この第２図は、上、ｓ
ｉｌ！温度コ温度コントロールユニット−ト／デフロス
タモードにおける内部制御回路を等価的に示したもので
、演算増幅器よりなるコンパレータ７とこのコンパレー
ク７の入力端に設けられた抵抗Ｒ３・Ｒ１，Ｒ，・Ｒ４
・ＲＶよりなる一種のブリツノ回路を中心として構成さ
れている。

なお、ここでＲ，、Ｒ）’は、説明の都合上付した符号
で、Ｒ１は上記エバポレータ６の吹き出し温度によって
決定される感温抵抗器４の抵抗値を示すしのとし、ＲＶ
は温度設定用抵抗器ＶＲにより設定された設定温度に対
応する抵抗値を示すらのとする。

従って、コンパレータ７の正側（比較）入力は、抵抗Ｒ
，とＲ１の分圧値に上って決定され、他方同負側（基Ｔ
＄）入力は、抵抗Ｒ２と抵抗ＲＶ−Ｒ，の分圧値によっ
て決定される。そして、この場合、上記温度設定用抵抗
器ＶＲには、モード検出スイッチＳ、が設けられている
ので抵抗ＲＶは、モード検出スイッチＳ１かＯＮ状態と
なったときにはノヨートされて抵抗値が零（最低設定温
度状態）となるようになっている。

一方、符号８は、補助Ｕ電器９を駆動するドライバトラ
ンノスタであり、コノパレータ７の出力により上記トラ
ンジスタ８がＯＮ状咀になると補助継電器９が作動して
そのリレー接点９ａを閉し、コノパレータ２が駆動され
る。

今、例えば外気温がｌＯ℃程度の冬季において、温度コ
ツトａ−ルレバー３がヒートモートで空調ノステムが運
転されているとすると、この状態で特に湿度が高い雨天
などの場合には前述のように暖房により車室内の温度が
高いためにウィノドガラスウ〈曇ること奄こなろ。

しかし　本実施例の場合には、この状態でさらにモード
選択手段をデフロスタモードにすると、これに連動して
モード検出スイッチＳ、がＯＮ状態になることにより、
温度設定用抵抗器ｖＲはノヨートされてその抵抗ＲＶは
設定温度の如何に拘わらず零となる。その結果、コノパ
レータ７の基準人力は、ＲＹ＋Ｒ４／Ｒ２＋（ＲＹ＋Ｒ
１）からＲ，／Ｒ３＋Ｒ４の値の分圧入力となり、抵抗
Ｒ４の値を比較的小さいものにしてあれば、上記基準入
力を相当に低く設定（第３図０℃まで）することができ
る。他方、比較人力の方は、抵抗Ｒ２／　Ｒｌ＋　Ｒｔ
の通常の入力状態となる。従って、コノパレータ７は、
温度設定用抵抗器ＶＲの設定値か【（ＯＴ側で相当に高
く吹き出し温度もそれに対応して比較的高くて差動出力
がなく、従来ではコンプレッサ２を全く駆動することが
できないような場合にも出力を発生し、ドライバトラン
ジスタ８をＯＮ状懇にして補助継電器９を駆動すること
により、接点９ａを閉成してコンプレッサ２を駆動し、
冷房運転による除湿作用を働かせることができるように
なる。これにより　、単に吹き出し空気によるデフロス
タ作用に併せてエバポレータでの除湿作用による一層確
実な防曇効果を得ることができしたがって、以上の実施
例によれば、第３図（イ）に示すように、温度操作によ
る設定値に関係なくエバポレータ６の吐き出し温度を低
くｔａ侍し除湿能力を増大させろことができる。なお、
第３図（ロ）は、外気温又は車室内気温に応じて吐き出
し温度と除湿能力を連続的に制御する場合の特製を参考
に示したもので、この場合の除湿能力は設定温度操作に
連動することになる。なお、以上の実施例において、モ
ード検出スイッチＳ１に対して任意の値の抵抗を直列に
挿入すれば、第３図の吐き出し温度の設定レベルを例え
ば（イ′）のように任意に設定することも可能となる。

（発明の効果） 本発明は、以上に説明したように、温度コントロール操
作に応じて抵抗値が可変とされる温度設定用抵抗器と、
冷房用エバポレータからの吹き出し空気の温度を検出す
る感温抵抗器と、上記温度設定用抵抗器により設定され
た設定温度と上記感温抵抗器により検出された検出温度
とを比較し、その比較出力によって冷房用コンプレッサ
の作動状態を制御する温度コントロールユニットと、モ
ード選択手段によりヒート／デフロスタモードが選択さ
れた場合に上記温度設定用抵抗器の抵抗値を上記コンプ
レッサの作動が可能な値に設定するモード検出スイッチ
とを備えて自動車の空調装置を構成し、ヒート／デフロ
スタモードでの防曇時には、モード検出スイッチにより
当該モードを検出して温度設定用抵抗器の抵抗値を変え
ることにより、当該設定温度を最低設定温度状部となし
、当該モードにおいても冷房用コンプレッサの運転を可
能としたものである。

従って、本発明によれば、従来除湿不可能であったヒー
ト／デフロスタモードで乙コンブレブサの作動による除
湿機能を働かせることができ、温風の吹き付けによるデ
フロスタ効果に加えてより確実な防曇効果を上げること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による自動車の空調装置のン
ステム構成図、第２図は同装置の要部の電気回路図、第
３図は同装置における温度調整操作と空ｔＡ部の吐き出
し温度並びに除湿能力との関係を示すグラフである。 ｌ・・・・・温度コントロールユニット２・・・・・コ
ンプレッサ ３・・・・・温度コントロールレバー ４・・・・・感温抵抗器 ６・・・・・エバポレータ ＶＲ・・・・温度設定用抵抗器 Ｓｌ　・・・・モード検出スイッチ ｖＲ：温度設定用抵攬器 ／：温度コントロールユニット ２　：コンプレッサ ３　：温度コントロールレバー ｌＡ＝感温抵担器 乙　：エバポレータ ｑ　：モード検出スイッチ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．　温度コントロール操作に応じて抵抗値が可変とさ
   れる温度設定用抵抗器と、エバポレータからの吹き出し
   空気の温度を検出する感温抵抗器と、上記温度設定用抵
   抗器により設定された設定温度と上記感温抵抗器により
   検出された検出温度とを比較し、その比較出力によって
   冷房用コンプレッサの作動状態を制御する温度コントロ
   ールユニットと、モード選択手段によりヒート／デフロ
   スタモードが選択された場合に上記温度設定用抵抗器の
   抵抗値を上記コンプレッサの作動が可能な値に設定する
   モード検出スイッチとを備えてなる自動車の空調装置。