JPS617476A - 過電流検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ この発明は過電流検出装置の改良に関するものである。

［従来技術］ 従来のこの種装置の構成を第３図に示す。

この図において（１）は過電流保護を行なうべき回路、
（Ｒ１）は上記回路に挿入された電流検出用抵抗、（Ｔ
Ｒ１）は上記電流検出用抵抗の両端に接続されたトラン
ジスタ、（Ｒ２）は上記トランジスタのベース抵抗、（
Ｒ３）は上記トランジスタのコレクタ側に接続された負
荷抵抗、（Ｒ４）は上記負荷抵抗とアースとの間に接続
された分圧抵抗、（２）は上記面抵抗°の接続点（３）
に接続された出力端子である。

次に動作について説明する。

回路（１）に電流が流れると電流検出用抵抗（Ｒ１）の
両端に電流に比例した電圧が生じる。この電圧によって
トランジスタ（ＴＲＩ）のベース回路に、ベース抵抗（
Ｒ２）を経てベース電流が流れ、トランジスタ（ＴＲＩ
）はこれを電流増巾して負荷抵抗（Ｒ３）及び分圧抵抗
（Ｒ４）に供給する。従って分圧抵抗（Ｒ４）の両端即
ち出力端子（２）には回路（１）の電流に比例した電圧
が生ずるため所定の過電流に対応した出力電圧を検出し
た時１図示しない保護装置を動作させていた。

従来の装置は以上のように構成されており、トランジス
タ（ＴＲＩ）はリニアの領域で使用されているため素子
のばらつきによって、又温度変動によってトランジスタ
（ＴＲＩ）の出力が変動するため保護動作が不安定であ
るという欠点があった。

［発明の概要コ この発明はこのような欠点を除去するためになされたも
ので、電流検出用抵抗と直列にダイオードを接続するこ
とを特徴としたものである。

［発明の実施例］ 以下、第１図に示すこの発明の一実施例について説明す
る。

この図において（Ｄ）は電流検出用抵抗（Ｒ１）と直列
接続されたダイオード、（Ｖ）は電流検出用抵抗（Ｒ１
）とダイオード（Ｄ）との直列接続体の両端電圧、（４
）は上記電圧（Ｖ）が印加されるようになされた差動増
幅器で、トランジスタ（ＴＲ２）　（ＴＲ３）と抵抗（
Ｒ５）（Ｒ６）　（Ｒ７）　（Ｒ８）　（Ｒ９）　（Ｒ
ＩＯ）とによって周知の如く構成されている。（５）は
出力端子である。

その他の構成は従来の構成と同様であるため説明を省略
する。

第２図は回路（１）に流れる電流と電圧（Ｖ）との関係
を示す特性図で、（１０）は電流検出用抵抗（Ｒ１）の
両端に生ずる電圧、（２０）はダイオード（Ｄ）の両端
に生ずる電圧、　（３０）は上記両型圧を加えたもので
第１図の電圧（Ｖ）を示す。

次にこの実施例について説明する。

回路（１）に流れる電流により電流検出用抵抗（Ｒ１）
の両端には第２図（１０）に示す電圧が発生し、ダイオ
ード（Ｄ）の両端には第２図（２０）に示す電圧が発生
する。そしてこれらの和の電圧である（３０）が第１図
の電圧（Ｖ）として差動増巾器（４）に入力されること
になる。つまりこの入力はダイオード（Ｄ）の順方向電
圧をベースとして電流検出用抵抗（Ｒ１）によって発生
される電圧が電流検出分として上乗せされたものである
。

従って電流検出用抵抗（Ｒ１）は小さな抵抗値を選ぶこ
とができるものである。又、電流検出用抵抗（Ｒ１）と
直列にダイオード（Ｄ）を接続したため差動増幅器（４
）の温度補償をも同時に行なうことが出来るものである
。

［発明の効果］ この発明は以上のように構成されているため回路の動作
が安定する他、温度変化に対しても安定した動作が期待
できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す概略回路図、第２図
は回路の電流と電流検出用抵抗及びダイオードの両端電
圧との関係を示す特性図、第３図は従来の装置を示す概
略回路図である。 図中（１）は過電流保護を行なうべき回路、　（Ｒ１）
は電流検出用抵抗、（ＴＲＤ　（ＴＲ２）　（ＴＲ３）
はトランジスタ、（Ｒ２）はベース抵抗、（Ｒ３）は負
荷抵抗、（Ｒ４）は分圧抵抗、（Ｄ）はダイオード、（
４）は差動増巾器、（２）　（５）は出力端子である。 なお、同一符号は夫々相当部分を示す。 代理人　大　岩　増　雄　（ほか２名）第１図 ＠漉ｒ工１

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電流を検出すべき回路に電流検出用抵抗とダイオ
   ードとの直列接続体を接続したことを特徴とする過電流
   検出装置。
2. （２）直列接続体の両端電圧を差動増幅器に与えるよう
   にしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の過
   電流検出装置。