JPS617340A - フツ素系導電性微多孔膜及びその製造方法 - Google Patents
フツ素系導電性微多孔膜及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS617340A JPS617340A JP12529684A JP12529684A JPS617340A JP S617340 A JPS617340 A JP S617340A JP 12529684 A JP12529684 A JP 12529684A JP 12529684 A JP12529684 A JP 12529684A JP S617340 A JPS617340 A JP S617340A
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- JP
- Japan
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- weight
- ethylene
- plasticizer
- membrane
- mixture
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〉
本発明は、耐熱性、耐薬品性にすぐれ高強度であるフッ
素系導電性徴多孔膜及びその製造方法に関する。
素系導電性徴多孔膜及びその製造方法に関する。
く従来の技術〉
従来、導電性多孔体としては主として金属粉末を焼結さ
せたものが挙げられるが、これらの多孔体は重い、加工
性が悪い、薄膜化が困難、空孔率、孔径の調整が困難で
ある等の欠点を有していた。
せたものが挙げられるが、これらの多孔体は重い、加工
性が悪い、薄膜化が困難、空孔率、孔径の調整が困難で
ある等の欠点を有していた。
一方、ポリマーを用いた多孔体の製造技術としては、焼
結法、不織布法、延伸法、相分離法、抽出法等が知られ
ており、上記のような欠点のない多孔膜の製造が可能で
あるが、高い導電性を■する多孔膜はあまシ知られてい
ない。
結法、不織布法、延伸法、相分離法、抽出法等が知られ
ており、上記のような欠点のない多孔膜の製造が可能で
あるが、高い導電性を■する多孔膜はあまシ知られてい
ない。
導電性多孔膜としては、たとえば特開昭52−1194
77号公報に記載されている炭素粒子及び/または炭素
繊維とフッ素系樹脂の焼結体よりなる導電性多孔膜、特
開昭52−9713a号公報に記載されている炭素材料
とフッ素樹脂よりなるフッ素樹脂の圧縮剪断作用による
フィブリル化を利用した膜があり、さらにフッ素系以外
では、特公昭5g−32171号公報に記載されている
ポリオレフィンとカーボンブラック、可塑剤の3成分混
合物を溶融成形した後、可塑剤を抽出して得られるカー
ボンブラック含有ポリオレフィン多孔膜、特開昭58−
206636号公報に記載されている二) IJル基含
有ポリマー多孔体に硫化鋼を微分散させたものなどがあ
る。
77号公報に記載されている炭素粒子及び/または炭素
繊維とフッ素系樹脂の焼結体よりなる導電性多孔膜、特
開昭52−9713a号公報に記載されている炭素材料
とフッ素樹脂よりなるフッ素樹脂の圧縮剪断作用による
フィブリル化を利用した膜があり、さらにフッ素系以外
では、特公昭5g−32171号公報に記載されている
ポリオレフィンとカーボンブラック、可塑剤の3成分混
合物を溶融成形した後、可塑剤を抽出して得られるカー
ボンブラック含有ポリオレフィン多孔膜、特開昭58−
206636号公報に記載されている二) IJル基含
有ポリマー多孔体に硫化鋼を微分散させたものなどがあ
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉
従来のポリテトラフルオロエチレンを主体とするフッ素
系導電性多孔膜は、ポリマーを焼結して得られる膜や圧
縮剪断作用によるフィブリル化を利用した膜であり、そ
の特性上、強度的に弱い、孔構造の均一性にかける。フ
ィラーの脱落が認められる等の欠点を有し、ておシ、ま
た、先に挙げたカーボンブラック合有ポリオレフィン膜
や硫酸銅を微分散させたニトリル基含有ポリマー多孔膜
は、耐熱性、耐薬品性に劣るといった欠点がある。
系導電性多孔膜は、ポリマーを焼結して得られる膜や圧
縮剪断作用によるフィブリル化を利用した膜であり、そ
の特性上、強度的に弱い、孔構造の均一性にかける。フ
ィラーの脱落が認められる等の欠点を有し、ておシ、ま
た、先に挙げたカーボンブラック合有ポリオレフィン膜
や硫酸銅を微分散させたニトリル基含有ポリマー多孔膜
は、耐熱性、耐薬品性に劣るといった欠点がある。
さらに、特開昭55−79011号公報にはエチレン−
テトラフルオロエチレンコポリマー、ジーイ2−エチル
ヘキシル)フタレート及び微分珪酸を混線、溶融成形し
たのち、ジニ(2−エチルヘキシル)フタレートを抽出
除去する方法が記載されているが、この方法を炭素粒子
を含む系に応用したところフィラーの分散性が悪く膜化
しないか、膜が得られてももろく、不均一であった。
テトラフルオロエチレンコポリマー、ジーイ2−エチル
ヘキシル)フタレート及び微分珪酸を混線、溶融成形し
たのち、ジニ(2−エチルヘキシル)フタレートを抽出
除去する方法が記載されているが、この方法を炭素粒子
を含む系に応用したところフィラーの分散性が悪く膜化
しないか、膜が得られてももろく、不均一であった。
本発明は、これらの欠点のない、耐熱性、耐薬品住処す
ぐれた高強度かつ均一性にすぐれた導電性徴多孔膜を得
ること及びその製造方法を目的とする。
ぐれた高強度かつ均一性にすぐれた導電性徴多孔膜を得
ること及びその製造方法を目的とする。
(問題点を解決するための手段・作用〉本発明は、60
〜95重量%のポリクロロトリフルオロエチレン、エチ
レン−テトラフルオロエチレンコポリマーまたはエチレ
ン−クロロトリフルオロエチレンコポリマーと、5〜4
0重量係の炭素粒子よりなる空孔率が35〜70係、平
均孔径が0.01〜1μである導電性微多孔膜、及びポ
リクロロトリフルオロエチレン、エチレン−テトラフル
オロエチレンコポリマーまたハ、エチレン−クロロトリ
フルオロエチレンコポリマーに炭素粒子を加えたもの3
0〜70重量%と、クロロトリフルオロエチレンオリゴ
マーと他の耐熱性可塑剤の混合物よυなる可塑剤30〜
70重量%を混合した後、溶融成形し、ついで該成形物
より可塑剤を抽出することを特徴とする多孔膜の製造方
法。
〜95重量%のポリクロロトリフルオロエチレン、エチ
レン−テトラフルオロエチレンコポリマーまたはエチレ
ン−クロロトリフルオロエチレンコポリマーと、5〜4
0重量係の炭素粒子よりなる空孔率が35〜70係、平
均孔径が0.01〜1μである導電性微多孔膜、及びポ
リクロロトリフルオロエチレン、エチレン−テトラフル
オロエチレンコポリマーまたハ、エチレン−クロロトリ
フルオロエチレンコポリマーに炭素粒子を加えたもの3
0〜70重量%と、クロロトリフルオロエチレンオリゴ
マーと他の耐熱性可塑剤の混合物よυなる可塑剤30〜
70重量%を混合した後、溶融成形し、ついで該成形物
より可塑剤を抽出することを特徴とする多孔膜の製造方
法。
またはポリクロロトリフルオロエチレン、エチレンーテ
トラフルオロエチレンコポリマーマタハ、エチレン−ク
ロロトリフルオロエチレンコポリマーと炭素粒子および
微粉珪酸を加えたもの30〜70重量%と、クロロトリ
フルオロエチレンオリゴマーと他の耐熱性可塑剤の混合
物よpなる可塑剤30〜70重量%を混合した後、溶融
成形し、ついで該成形物より可塑剤および微粉珪酸を抽
出することを特徴とする多孔膜の製造方法である。
トラフルオロエチレンコポリマーマタハ、エチレン−ク
ロロトリフルオロエチレンコポリマーと炭素粒子および
微粉珪酸を加えたもの30〜70重量%と、クロロトリ
フルオロエチレンオリゴマーと他の耐熱性可塑剤の混合
物よpなる可塑剤30〜70重量%を混合した後、溶融
成形し、ついで該成形物より可塑剤および微粉珪酸を抽
出することを特徴とする多孔膜の製造方法である。
本発明において使用されるポリマーは、ポリクロロトリ
フルオロエチレン、エチレン−テトラフルオロエチレン
コポリマー、エチレン−クロロトリフルオロ千チレンコ
ポリマーに限定される。炭素粒子の添加量は、5〜40
重f%でなくてはならない。添加量が5重量係未満であ
ると充分な導電性を付与することが困難であり、また添
加量が40M景%をこすと膜かもろ°くなる等、膜物性
に悪影響を与える。好°ましくけ10〜35重量%の添
加量であることが望まれる。炭素粒子としては、カーI
ンブラック及び活性炭が好ましく、これらの平均粒径が
5μ以上となると膜の強度低下が認められることが多い
ため、平均粒径は5μ以下であることが好ましい。
フルオロエチレン、エチレン−テトラフルオロエチレン
コポリマー、エチレン−クロロトリフルオロ千チレンコ
ポリマーに限定される。炭素粒子の添加量は、5〜40
重f%でなくてはならない。添加量が5重量係未満であ
ると充分な導電性を付与することが困難であり、また添
加量が40M景%をこすと膜かもろ°くなる等、膜物性
に悪影響を与える。好°ましくけ10〜35重量%の添
加量であることが望まれる。炭素粒子としては、カーI
ンブラック及び活性炭が好ましく、これらの平均粒径が
5μ以上となると膜の強度低下が認められることが多い
ため、平均粒径は5μ以下であることが好ましい。
また、膜の特性としては、空孔率35〜70チ平均孔径
α01−1μであることが必要である。空孔率が70係
を超すと強度の低下が問題となり、また、35係未満に
なると膜の透過性が低下し実用的でない。望ましい空孔
率は40〜60係である。孔径についても同様の傾向が
認められ、平均孔径が1μを超すと強度の低下が問題と
なシ、0、O1μ1μのものでは膜の透過性が低下する
ため実用的ではない、 本発明の膜の製法としては、−靭かつ均一性の高い膜を
目的とするため抽出法によって目的とする膜を得る方法
が好適である。本発明では被抽出物として可塑剤を用い
ているが、その可塑剤は、クロロトリフルオロエチレン
オリザi−と他の耐熱性可塑剤よりなる混合可塑剤であ
びことが必要である。耐熱性可塑剤を単独で用いた場合
には、分散性が悪く膜化しないか、膜が得られてももろ
り不均一でアリ、クロロトリフルオロエチレンオリゴマ
ーを単独で用いた場合には、抽出時に大きな収縮がおこ
り、また、得られる膜の孔径は著しく小さく米用的なも
のは得られない。
α01−1μであることが必要である。空孔率が70係
を超すと強度の低下が問題となり、また、35係未満に
なると膜の透過性が低下し実用的でない。望ましい空孔
率は40〜60係である。孔径についても同様の傾向が
認められ、平均孔径が1μを超すと強度の低下が問題と
なシ、0、O1μ1μのものでは膜の透過性が低下する
ため実用的ではない、 本発明の膜の製法としては、−靭かつ均一性の高い膜を
目的とするため抽出法によって目的とする膜を得る方法
が好適である。本発明では被抽出物として可塑剤を用い
ているが、その可塑剤は、クロロトリフルオロエチレン
オリザi−と他の耐熱性可塑剤よりなる混合可塑剤であ
びことが必要である。耐熱性可塑剤を単独で用いた場合
には、分散性が悪く膜化しないか、膜が得られてももろ
り不均一でアリ、クロロトリフルオロエチレンオリゴマ
ーを単独で用いた場合には、抽出時に大きな収縮がおこ
り、また、得られる膜の孔径は著しく小さく米用的なも
のは得られない。
また、この様な膜について、空孔率や透過性のより高い
ものが要求される場合には、ポリマー、炭素粒子、およ
びクロロトリフルオロエチレンオリゴマーと耐熱性可塑
剤よりなる混合系可塑剤の4成分系に、さらに微粉珪酸
を加えた5成分系で溶融成形し、可塑剤、微粉珪酸を抽
出することにより、空孔率、透過性のより高い膜を製造
することができる。
ものが要求される場合には、ポリマー、炭素粒子、およ
びクロロトリフルオロエチレンオリゴマーと耐熱性可塑
剤よりなる混合系可塑剤の4成分系に、さらに微粉珪酸
を加えた5成分系で溶融成形し、可塑剤、微粉珪酸を抽
出することにより、空孔率、透過性のより高い膜を製造
することができる。
ここでいう耐熱性可塑剤とは、1気圧における沸点が2
00℃以上、好ましくは250℃以上で溶融成形に耐え
る耐熱性を備え、溶融成形温度で液体であり、かつポリ
マーに実質的に不活性であることが必要である。また、
これらの耐熱性可塑剤は、sp値[Hi 1debra
ndが提唱した溶解度パラメータ* The 5olu
bility of Non Electrolyte
s、 p、94 e 121 +425(1948)]
が5〜11の範囲にあることが望ましい。このような可
塑剤としては、たとえば、ジメチル系シリコーンオイル
、フェニルメチル系シリコーンオイル、フッ素系シリコ
ーンオイル等のシリコーンオイル:ジー(2−エチルヘ
キシル)フタレート、ジノニルフタレート、ジウンデシ
ルフタレート等の低揮発性フタル酸誘導体ニトリ−(2
−エチルヘキシル)トリメリテート、トリイソオクチル
トリメリテート等の低揮発性トリメリット酸誘導体;ヘ
キサフルオロゾロピレンオキサイドオリ♂マー、テトラ
フルオロエチレンオリゴマー等のフッ素オイルなどが挙
げられる。
00℃以上、好ましくは250℃以上で溶融成形に耐え
る耐熱性を備え、溶融成形温度で液体であり、かつポリ
マーに実質的に不活性であることが必要である。また、
これらの耐熱性可塑剤は、sp値[Hi 1debra
ndが提唱した溶解度パラメータ* The 5olu
bility of Non Electrolyte
s、 p、94 e 121 +425(1948)]
が5〜11の範囲にあることが望ましい。このような可
塑剤としては、たとえば、ジメチル系シリコーンオイル
、フェニルメチル系シリコーンオイル、フッ素系シリコ
ーンオイル等のシリコーンオイル:ジー(2−エチルヘ
キシル)フタレート、ジノニルフタレート、ジウンデシ
ルフタレート等の低揮発性フタル酸誘導体ニトリ−(2
−エチルヘキシル)トリメリテート、トリイソオクチル
トリメリテート等の低揮発性トリメリット酸誘導体;ヘ
キサフルオロゾロピレンオキサイドオリ♂マー、テトラ
フルオロエチレンオリゴマー等のフッ素オイルなどが挙
げられる。
クロロトリフルオロエチレンオリゴマーと耐熱性可塑剤
よりなる混合可塑剤の添加量は30〜70重量係である
ことが必要である。添〃[1量を70重量%より多くし
た場合には押し出し時に混合可塑剤の遊離が激しかった
シ、成膜された膜物性がもろい等の好ましくない現象が
認められ、また、添加量が30%未満となると混合可塑
剤や微粉珪酸の抽出時に抽出を充分に行うことがむずか
しくなる。
よりなる混合可塑剤の添加量は30〜70重量係である
ことが必要である。添〃[1量を70重量%より多くし
た場合には押し出し時に混合可塑剤の遊離が激しかった
シ、成膜された膜物性がもろい等の好ましくない現象が
認められ、また、添加量が30%未満となると混合可塑
剤や微粉珪酸の抽出時に抽出を充分に行うことがむずか
しくなる。
また、可塑剤の添加量は添加する炭素粒子、微粉珪酸の
吸油量とも関係があシ、添加する炭素粒子、微粉珪酸の
吸油量±1010係程度であることが好ましい。
吸油量とも関係があシ、添加する炭素粒子、微粉珪酸の
吸油量±1010係程度であることが好ましい。
本発明において、ポリマー、クロロトリフルオロエチレ
ンオリゴマー、耐熱性可塑剤、炭素粒子の4成分系、も
しくは、さらに微粉珪酸を加えた5成分系の混合につい
ては、これら4成分、5成分が均一に混合すればよいの
であって、混合順序等、に関して特別な規定はない。
ンオリゴマー、耐熱性可塑剤、炭素粒子の4成分系、も
しくは、さらに微粉珪酸を加えた5成分系の混合につい
ては、これら4成分、5成分が均一に混合すればよいの
であって、混合順序等、に関して特別な規定はない。
本発明の導電性徴多孔膜の形状は、平膜はもちろん、中
空系の細棒状、シート状など望みの形状のものを得るこ
とができる。
空系の細棒状、シート状など望みの形状のものを得るこ
とができる。
以下、実施例をもって具体的に本発明を説明する。同、
本発明の実施例に示された諸物性は、下記の測定方法に
よった。
本発明の実施例に示された諸物性は、下記の測定方法に
よった。
く空孔率(4)〉
空孔率=(窒孔容槓/多孔膜容積)X100空孔容積=
含水重量−絶乾重量 く平均孔径(Jl)> 水銀ポロシメーターにより求めた孔径−空孔容積積分曲
線上で全空孔容積の軸の空孔容積を示す孔径。
含水重量−絶乾重量 く平均孔径(Jl)> 水銀ポロシメーターにより求めた孔径−空孔容積積分曲
線上で全空孔容積の軸の空孔容積を示す孔径。
〈透気度1秒/100−・0.1朋)〉ASTM D−
726Method Aにより測定。
726Method Aにより測定。
〈膜厚(μ)〉
JISK−6781により測定。
く体積固有抵抗(Ωcrn)〉
#r実験化学講座墓19 高分子化学■9日本化学会編
(丸善)、1978の13・3・5に示された4探針法
を用いて測定した。淘、ここでいう体積固有抵抗とは多
孔体そのものの示す値である。
(丸善)、1978の13・3・5に示された4探針法
を用いて測定した。淘、ここでいう体積固有抵抗とは多
孔体そのものの示す値である。
実施例1
カー1iンブラツク[ケッチェンブラックEC(日本イ
ージー社製)]110.6重量%クロロトリフルオロエ
チレンオリゴマー〔ダイフロイル#20(ダイキン工業
社製〕〕(以後CTFEと略す)36.6重量%、トリ
ー(2−エチルヘキシル)トリー(2−エチルヘキシル
)トリメリテート(以後TOTMと略す)l&2重量重
量へンシェルミキサーで混合し、これにポリクロロトリ
フルオロエチレン〔ダイフロンM−300(ダイキン工
業社製)〕(以後PCTFEと略す)345重量係を添
加し、再度、ヘンシェルミキサーで混合した。
ージー社製)]110.6重量%クロロトリフルオロエ
チレンオリゴマー〔ダイフロイル#20(ダイキン工業
社製〕〕(以後CTFEと略す)36.6重量%、トリ
ー(2−エチルヘキシル)トリー(2−エチルヘキシル
)トリメリテート(以後TOTMと略す)l&2重量重
量へンシェルミキサーで混合し、これにポリクロロトリ
フルオロエチレン〔ダイフロンM−300(ダイキン工
業社製)〕(以後PCTFEと略す)345重量係を添
加し、再度、ヘンシェルミキサーで混合した。
当該混合物を30′X5jfi2軸押出機で混練し、ペ
レットにした。このペレットを30%、12軸押出機に
400%巾Tダイを取シ付けたフィルム製造装置にて膜
状に成形した。成形された膜を1.1.1−トリクロロ
エタン〔エターナ(旭化成工業社製〕〕を用いてCTF
EおよびTOTMを抽出した後、乾燥した。
レットにした。このペレットを30%、12軸押出機に
400%巾Tダイを取シ付けたフィルム製造装置にて膜
状に成形した。成形された膜を1.1.1−トリクロロ
エタン〔エターナ(旭化成工業社製〕〕を用いてCTF
EおよびTOTMを抽出した後、乾燥した。
得られた膜は、空孔率46係、平均孔径α05μ、透気
度2500秒7100wt”α1 wg 、体積固有抵
抗&2Ωロ、膜厚290μの導電性徴多孔膜であった。
度2500秒7100wt”α1 wg 、体積固有抵
抗&2Ωロ、膜厚290μの導電性徴多孔膜であった。
実施例2
活性炭〔タラレコールPKC(クラレケミカル社製))
19.8重量%、CTFE’30.7重t%%TOTM
15.3Ji量*をヘンシェルミキサーで混合し、これ
にPCTFEB4.2重量%を添加し、再度ヘンシェル
ミキサーにて混合した。
19.8重量%、CTFE’30.7重t%%TOTM
15.3Ji量*をヘンシェルミキサーで混合し、これ
にPCTFEB4.2重量%を添加し、再度ヘンシェル
ミキサーにて混合した。
当該混合物を実施例1の場合と同様にペレットした後、
成膜を行った。得られた膜を1.1.1−トリクロロエ
タン〔エターナ〕を用いてCTFE。
成膜を行った。得られた膜を1.1.1−トリクロロエ
タン〔エターナ〕を用いてCTFE。
TOTMを油出した後、乾燥した。
得られた膜は、空孔率40チ、平均孔径0.05μ、透
気度2800秒/ l OOm! ・0.1 wm 、
体積固有抵抗7.3X10’Ω・譚、膜厚300μの導
電性徴多孔膜であった。
気度2800秒/ l OOm! ・0.1 wm 、
体積固有抵抗7.3X10’Ω・譚、膜厚300μの導
電性徴多孔膜であった。
実施例3
カーlノブラック〔ケッチェンブラックECI23重量
%、微粉珪酸116重量%、CTFE35.2重量%、
シリコーンオイル(KF96(信越化学工業社m )
:I 17.2重量%をヘンシェルミキサーで混合し、
これにPCTFEa&6重量−を添加し、再度ヘンシェ
ルミキサーにて混合した。
%、微粉珪酸116重量%、CTFE35.2重量%、
シリコーンオイル(KF96(信越化学工業社m )
:I 17.2重量%をヘンシェルミキサーで混合し、
これにPCTFEa&6重量−を添加し、再度ヘンシェ
ルミキサーにて混合した。
当該混合物を実施例1の場合と同様にペレットとした後
、成膜を行った。得られた膜を1.l。
、成膜を行った。得られた膜を1.l。
1−トリクロロエタン〔エターナ〕を用いてCTFE。
シリコーンオイルを抽出した後、40重量係苛性ソーダ
水溶液中に含浸し、微粉珪酸を抽出した後、水洗し乾燥
した。
水溶液中に含浸し、微粉珪酸を抽出した後、水洗し乾燥
した。
得られた膜は、空孔率58憾、平均孔径0.15μ、透
気度83秒/100−・(Ll瓢体積固有抵抗5.2×
101Ω・国、膜厚280μの導電性徴多孔膜であった
。
気度83秒/100−・(Ll瓢体積固有抵抗5.2×
101Ω・国、膜厚280μの導電性徴多孔膜であった
。
実施例4
カーボンブラック〔ケッチェンブラックEC)222重
量%微粉珪酸IL313重量%TFE51.6重量%、
シリコーンオイル[KF96]&5重量係、およ重量子
レン−テトラフルすロエチレンコポリマー〔アフロンC
0P(旭ガーラス社製) 326.4重量%をローター
ミキサーを用い、メルトブレンドした後、プレスにより
成膜した。成形された膜を、1,1.1−)リクロロエ
タン〔エターナ〕を用いてCTFE、シリコーンオイル
を抽出した後、40重量係苛性ソーダ水溶液を用い微粉
珪酸を抽出した後、水洗し乾燥した。
量%微粉珪酸IL313重量%TFE51.6重量%、
シリコーンオイル[KF96]&5重量係、およ重量子
レン−テトラフルすロエチレンコポリマー〔アフロンC
0P(旭ガーラス社製) 326.4重量%をローター
ミキサーを用い、メルトブレンドした後、プレスにより
成膜した。成形された膜を、1,1.1−)リクロロエ
タン〔エターナ〕を用いてCTFE、シリコーンオイル
を抽出した後、40重量係苛性ソーダ水溶液を用い微粉
珪酸を抽出した後、水洗し乾燥した。
得られた膜は、空孔率6゛0%、平均孔径0.17μ、
透気度71秒/ 100d −0,1m、体積固有抵抗
47X101Ωm1膜厚460μの導電性徴多孔膜であ
った。
透気度71秒/ 100d −0,1m、体積固有抵抗
47X101Ωm1膜厚460μの導電性徴多孔膜であ
った。
実施例5
カーメンブラック〔ケッチェンブラフ280326重量
係、微粉珪酸118重量1 、CTFE3 L6重量係
、シリコーンオイル[KF−96)2&1重量係、オヨ
ヒエチレンークロロトリフルオロエチレンコボリマー[
: Halar(Allied Fibers & P
lastics製)]229.9重量をローターミキサ
ーを用い、メルトブレンドした後、プレスにより成膜し
た。成形された膜を1.1゜1−トリクロロエタン〔エ
ターナ〕を用いてCTFE。
係、微粉珪酸118重量1 、CTFE3 L6重量係
、シリコーンオイル[KF−96)2&1重量係、オヨ
ヒエチレンークロロトリフルオロエチレンコボリマー[
: Halar(Allied Fibers & P
lastics製)]229.9重量をローターミキサ
ーを用い、メルトブレンドした後、プレスにより成膜し
た。成形された膜を1.1゜1−トリクロロエタン〔エ
ターナ〕を用いてCTFE。
シリコーンオイルを抽出した後、40重を条苛性ソーダ
水溶液を用い微粉珪酸を抽出し、さらに水洗、乾燥した
。
水溶液を用い微粉珪酸を抽出し、さらに水洗、乾燥した
。
得られた膜は、空孔率65憾、平均孔径0.15μ、透
気度75秒/100−・o、iw、体積固有抵抗L3X
102ΩG、膜厚420μの導電性徴多孔膜であった。
気度75秒/100−・o、iw、体積固有抵抗L3X
102ΩG、膜厚420μの導電性徴多孔膜であった。
く比較例〉
カーメンブラック〔ケッチェンブラックEC)&0重量
係、微粉珪[1!%2重蓋チ、ジー(2−−エチルヘキ
シル)フタレート46.3重量優、およびエチレン−テ
トラフルオロエチレンコポリマー〔アフロンC0PI
as、s重量係をローターミキサーを用い、メルトブレ
ンドした後、プレスにょシ成膜した。成形された膜をi
、i、1−トリクロロエタン〔エターナ〕を用いてジー
(2−エチルヘキシル)フタレートを抽出した後、40
重貴重苛性ソーダ水溶液を用い、微粉珪酸を抽出した後
、水洗し乾燥した。
係、微粉珪[1!%2重蓋チ、ジー(2−−エチルヘキ
シル)フタレート46.3重量優、およびエチレン−テ
トラフルオロエチレンコポリマー〔アフロンC0PI
as、s重量係をローターミキサーを用い、メルトブレ
ンドした後、プレスにょシ成膜した。成形された膜をi
、i、1−トリクロロエタン〔エターナ〕を用いてジー
(2−エチルヘキシル)フタレートを抽出した後、40
重貴重苛性ソーダ水溶液を用い、微粉珪酸を抽出した後
、水洗し乾燥した。
得られた膜には、多数のゼイドが認められ、非常にもろ
く形状を保持することが困難であった。
く形状を保持することが困難であった。
〈発明の効果シ
本発明の導電性微多孔膜は、耐熱性、耐薬品性に優れ高
強度である特色を有するため、これらの特性および孔径
の均一性、膜の導電性を生かした分野としての荷電粒子
の分離フィルター、帯電し易い引火性物質中の微粒子除
去フィルターとしての用途、ポリマーによって固定化さ
れたカーぎンブラックや活性炭を利用゛する分野、即ち
、二次電池電極、コンデンサー電極等の電極としての用
途、さらには、活性炭素表面でオゾンが分解することを
利用したオゾン除去装置への利用等が挙げられる。
強度である特色を有するため、これらの特性および孔径
の均一性、膜の導電性を生かした分野としての荷電粒子
の分離フィルター、帯電し易い引火性物質中の微粒子除
去フィルターとしての用途、ポリマーによって固定化さ
れたカーぎンブラックや活性炭を利用゛する分野、即ち
、二次電池電極、コンデンサー電極等の電極としての用
途、さらには、活性炭素表面でオゾンが分解することを
利用したオゾン除去装置への利用等が挙げられる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、60〜95重量%のポリクロロトリフルオロエチレ
ン、エチレン−テトラフルオロエチレンコポリマーまた
はエチレン−クロロトリフルオロエチレンコポリマーと
、5〜40重量%の炭素粒子よりなる空孔率が35〜7
0%、平均孔径が0.01〜1μである導電性微多孔膜 2、炭素粒子が、カーボンブラックまたは活性炭、もし
くはこれらの混合物である特許請求の範囲第1項記載の
導電性微多孔膜 3、ポリクロロトリフルオロエチレン、エチレン−テト
ラフルオロエチレンコポリマーまたはエチレン−クロロ
トリフルオロエチレンコポリマーと炭素粒子を加えたも
の30〜70重量%と、クロロトリフルオロエチレンオ
リゴマーと他の耐熱性可塑剤の混合物よりなる可塑剤3
0〜70重量%を混合した後、溶融成形し、ついで該成
形物より可塑剤を抽出することを特徴とする多孔膜の製
造方法 4、ポリクロロトリフルオロエチレン、エチレン−テト
ラフルオロエチレンコポリマーまたはエチレン−クロロ
トリフルオロエチレンコポリマーと炭素粒子および微粉
珪酸を加えたもの30〜70重量%とクロロトリフルオ
ロエチレンオリゴマーと他の耐熱性可塑剤の混合物より
なる可塑剤30〜70重量%を混合した後、溶融成形し
、ついで該成形物より可塑剤および微粉珪酸を抽出する
ことを特徴とする多孔膜の製造方法 5、炭素粒子が、カーボンブラックまたは活性炭、もし
くはこれらの混合物であることを特徴とする特許請求の
範囲第3または4項記載の多孔膜の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12529684A JPS617340A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | フツ素系導電性微多孔膜及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12529684A JPS617340A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | フツ素系導電性微多孔膜及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS617340A true JPS617340A (ja) | 1986-01-14 |
Family
ID=14906569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12529684A Pending JPS617340A (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | フツ素系導電性微多孔膜及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS617340A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62192431A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | エチレン共重合体フツ素樹脂多孔膜の製造方法 |
JPH02196835A (ja) * | 1988-08-05 | 1990-08-03 | Hoechst Celanese Corp | 強度特性に優れたハロゲン化重合体微孔質膜の製造 |
JPH02208329A (ja) * | 1988-05-04 | 1990-08-17 | Millipore Corp | フルオロカーボン膜及びフルオロカーボン膜の製造方法 |
JP2018144005A (ja) * | 2017-03-08 | 2018-09-20 | 旭化成株式会社 | 多孔性中空糸膜及びその製造方法 |
CN111267287A (zh) * | 2014-07-29 | 2020-06-12 | W.L.戈尔及同仁股份有限公司 | 用于由交替聚(乙烯四氟乙烯)制备多孔制品的方法以及由该方法制得的制品 |
-
1984
- 1984-06-20 JP JP12529684A patent/JPS617340A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62192431A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-24 | Asahi Chem Ind Co Ltd | エチレン共重合体フツ素樹脂多孔膜の製造方法 |
JPH02208329A (ja) * | 1988-05-04 | 1990-08-17 | Millipore Corp | フルオロカーボン膜及びフルオロカーボン膜の製造方法 |
JPH02196835A (ja) * | 1988-08-05 | 1990-08-03 | Hoechst Celanese Corp | 強度特性に優れたハロゲン化重合体微孔質膜の製造 |
CN111267287A (zh) * | 2014-07-29 | 2020-06-12 | W.L.戈尔及同仁股份有限公司 | 用于由交替聚(乙烯四氟乙烯)制备多孔制品的方法以及由该方法制得的制品 |
CN111267287B (zh) * | 2014-07-29 | 2022-02-18 | W.L.戈尔及同仁股份有限公司 | 用于由交替聚(乙烯四氟乙烯)制备多孔制品的方法以及由该方法制得的制品 |
JP2018144005A (ja) * | 2017-03-08 | 2018-09-20 | 旭化成株式会社 | 多孔性中空糸膜及びその製造方法 |
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