JPS6173026A

JPS6173026A - 重量判定方法

Info

Publication number: JPS6173026A
Application number: JP19478384A
Authority: JP
Inventors: Tadahiro Kitahashi; 北橋　忠宏; Seikai Saitou; 斉藤　制海; Masaaki Matsuno; 松野　正明; Yoshihiro Nakamura; 嘉宏中村
Original assignee: Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
Priority date: 1984-09-19
Filing date: 1984-09-19
Publication date: 1986-04-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、野菜、果物等の物品の重量を、重早−センサ
を用いることなく非接触で判定する、重量判定方法に関
する。

（従来技術とその問題点）物品の重量は、１．Ｗｃセンサにより検出されるのか一
般である。しかしながら、凹凸面を有する野菜等の重量
を判定しようとする場合には１重量センサを用いること
なく、非接触の状態で重量を判定したいという要望があ
る。

従来、このような要望に効果的に対応できる重量判定方
法は開発されていなかった。

（発明の目的）本発明の目的は、被測定物にスリットパターンを投影し
、被測定物を移動させながらそのスリットの被測定物上
の曲り具合を連続して検出することにより被測定物のス
リット位置の高さを演算し、これに基づいて被測定物の
重量を判定できるようにした、重量判定方法を提供する
ことにある。

（発明の概要）本発明の重量判定方法は、被測定物を移動させながら、
スリットパターンを被測定物の斜め上方より投影して、
当該投影面をテレビカメラにより連続して撮影して、テ
レビカメラから取込まれた画像より被測定物のスリット
位置の高さを演算して、これに基づいて被測定物の体積
を求め、該体積に見かけヒの比重を乗算して、被測定物
の重量を判定することを特徴とするものである。

（実施例）以ド、本発明の実施例について図により説明する。第１
図（ａ）、（ｂ）は、本発明による重量量定方法の原理
を説明する説明図である。第１図（ａ）に示すように、
ＩＮ＋！置板七置板層された被測定物の上方には、テレ
ビカメラを設２する。また、テレビカメラの光軸と０の
角度で、投影器で投影されるスリットのスリットパター
ン投影軸を設定することにより、被測定物にスリットパ
ターンを投影すると、テレビカメラ側から見ると、スリ
ット位置がｄだけずれて見える。このスリットのずれ（
縞模様）ｄを調べることにより、次式で物体の厚さく高
さ）ｈが得られる。

ｈ＝ｄｔａｎ（π−θ）　　　　−・・−・（１）これ
より、第１図（ｂ）のように、スリットのずれｄ１〜ｄ
４から、各スリットの高さを求めると、この高さの積算
により、後述するように被測定物の上半面からＮ′ＩＫ
した擬似の体積が求められ、これに被測定物の見かけ上
の比重を乗算することにより、重量センサを用いること
なく、被測定物の＠量を判定することができる。

第２図は、本発明により、被測定物の重量を判定するた
めの概略のブロック図である０図において、コンベアＡ
に載置された被測定物Ｂの斜め上方にスリット投影器Ｃ
を設け、被測定物上に投影されるスリットパターンを、
被測定物の上方に設置したテレビカメラＤにより撮影し
、画像をモニタテレビＥと、Ａ／ＤコンバータＦに取込
む、Ａ／Ｄコンバータは、例えば８ビツトの２５６×２
５６の画素としての画像に交換し、これを画像用メモリ
Ｇに記憶させる０画像用メモリＧは、パスラインＮを介
して、フロッピィデスクＨ１主メモリエ、プリンタＪ、
ＣＲＴＫ、キーボードＬ等のハードウェアと共にＣＰＵ
Ｍに接続される。

ＣＰＵＭは、第４図のフローチャートで説明する処理を
行ない、被測定物の重量を判定する。

第３図は１本発明の詳細な説明図である０本発明におい
ては、１本のスリットを被測定物に投影し、被１１１１
定物は矢印方向に移動させることにより、被測定物の凹
凸がスリットの曲り具合から連続して■、（す、■のよ
うに検出できる。このため、スリ７）によるスキャニン
グ速度を変えることにより、第１図（ｂ）のような横縞
状のスリットパターンを投影した場合と比較して、要求
精度の応した計算精度が得られ、重量判定の処理スピー
ドが向上できるものである。

第４図は、本発明の処理手順を説明するフローチャート
である。次に、このフローチャートについて説明する。

（１）被測定物に投影されたスリットパターンを撮影し
たテレビカメラによる画像は、ピクセル（ｐｉｘｅｌ）
単位での大きさしかわからないので、実空間における大
きさは予め単位の較正をしておく必要がある。ステップ
Ａ１では、画像におけるピクセル値がｃｍ単位ではどれ
だけの値に相当するかを求める処理を行なう。このため
に、例えば直径Ａｃｍの白い紙をテレビカメラで撮影し
、その画像を取込むことで、Ａｃｍの画像がピクセル値
ではどれだけになるかを求め、これよりＢｃｍ’相当の
ピクセル数を計算する。この結果をステップＡ７で説明
する被測定物のｃｒｎ’単位への変換に用いる。（−例
として、Ａ＝８ｃｍ、Ｂ＝５１２ｃｍ”とする）。

（２）次に被測定物を移動させ（ステップＡ２）、被測
定物上のスリット投影面のずれ（！模様）のデータを記
憶する（ステップＡ３）。

（３）このデータに基づいて（１）式によりスリット位
置の高さを演算しくステップＡ４）、被測定物がスリッ
ト投影面から離脱するまで、ステップＡ５．Ａ４の処理
を縁返す（ステップＡｓ）。

（４）被測定物上のスリット投影面はテレビカメラによ
り撮影され、ピクセル単位の画像が得られる。被測定物
の上部半分の体積は、各ピクセル位置の高さの和として
求める（ステップＡ６）。

即ち、各ピクセル幅の積分値により体積が求められる。

（５）画像より得られた体積はピクセル単位であるため
、これを実空間のｃ　ｍ”単位に換算する（ステツブＡ
７）、これには、ステップＡ、で求めた較正値を利用し
、例えば、ステップＡ６で得られたビクセル単位の体積
を、５１２　ｃｍ″相当のビクセル数で除算し、更にこ
れを５１２倍することによりｃｍ″単位の体積を求める
。

（６）スリットパターンの投影は、被測定物の上方から
のみ行なっているので、被測定物の下部の形状について
は上部の形状と同一とみなして、全体の体積値の補正を
行なう（ステップＡ日）。

（７）全体の体積に、被測定物の見かけ上の比重を３？
算して重量に換算する（ステップＡ９）。

（８）得られた重量値をＣＲＴやプリンタ等に出力する
（ステップＡｇｏ）。

（８）次の被測定物の処理があるかどうかをチェックし
くステップＡｌｔ）、次の処理がある場合には、ステッ
プＡ２〜Ａｌ（＋の処理を繰返す。

（発明の効果）以上説明したように１本発明によれば、被測定物にスリ
ットパターンを投影し、被測定物を移動させながらその
スリットの被測定物上の曲り具合を連続して検出するこ
とにより被測定物のスリット位置の高さを＠算し、これ
に基づいて被測定物の重量を判定しているので１重量セ
ンサを用いることなく非接触で被測定物の重量を判定す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）は、本発明の基本原理の説明図、
第２図は本発明の概略のブロック図、第３図は本発明の
詳細な説明図、第４図はフローチャートである。Ａ・・・コンベア、Ｂ・・・被測定物、Ｃ・・・スリッ
ト投影器、Ｄ・・・テレビカメラ、Ｅ・・・モニタテレ
ビ、Ｆ・・・Ａ／Ｄコンバータ、Ｇ・・・画像用メモリ
、Ｈ・・・フロッピーディスク、■・・・主メモリ、Ｊ
・・・プリンタ、Ｋ・・・ＣＲＴ、Ｌ・・・キーボード
、Ｍ・・・ＣＰＵ、Ｎ・・・パスライン。特許出願人　　株式会社　石田衡器製作所代　　理　　
人　　　弁理士　　　辻　　　　　　　　實（外１名）

Claims

【特許請求の範囲】

被測定物を移動させながら、スリットパターンを被測定
物の斜め上方より投影して、当該投影面をテレビカメラ
により連続して撮影し、テレビカメラから取込まれた画
像より被測定物のスリット位置の高さを演算して、これ
に基づいて被測定物の体積を求め、該体積に見かけ上の
比重を乗算して、被測定物の重量を判定することを特徴
とする、重量判定方法。