JPS6171163A - 二層遠心鋳造法 - Google Patents
二層遠心鋳造法Info
- Publication number
- JPS6171163A JPS6171163A JP19257784A JP19257784A JPS6171163A JP S6171163 A JPS6171163 A JP S6171163A JP 19257784 A JP19257784 A JP 19257784A JP 19257784 A JP19257784 A JP 19257784A JP S6171163 A JPS6171163 A JP S6171163A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flux
- layer
- inert gas
- outer shell
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D13/00—Centrifugal casting; Casting by using centrifugal force
- B22D13/10—Accessories for centrifugal casting apparatus, e.g. moulds, linings therefor, means for feeding molten metal, cleansing moulds, removing castings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、内外殻の溶着性が良好で、外殻外周面に異常
層を伴わない中空パイプなしはロールの二層遠心鋳造法
に関する。
層を伴わない中空パイプなしはロールの二層遠心鋳造法
に関する。
従来の技術
従来、二層遠心鋳造法では、内外殻の完全溶着のために
、第２図に示すように、外殻（第１層）１６溶湯鋳込後
、フラックス１７を空気のキャリヤーによって投入する
か、ないしは、第３図に示すように、不活性雰囲気２８
にした状態で、内殻（第２層）溶湯２５を鋳込み、二層
の中空ロールないしはパイプを製造している。
、第２図に示すように、外殻（第１層）１６溶湯鋳込後
、フラックス１７を空気のキャリヤーによって投入する
か、ないしは、第３図に示すように、不活性雰囲気２８
にした状態で、内殻（第２層）溶湯２５を鋳込み、二層
の中空ロールないしはパイプを製造している。
なお、第２図において、（ＩＩ）は、（１）のＡ部分の
拡大図であシ、第５図において、（ＩＩ）は、（Ｉ）の
Ｂ部分の拡大図である。また、第２図および第３図にお
ける各記号は、以下の通りである。
拡大図であシ、第５図において、（ＩＩ）は、（Ｉ）の
Ｂ部分の拡大図である。また、第２図および第３図にお
ける各記号は、以下の通りである。
１１：モールド、１２：端板、１３：サイロ、１４：フ
ラツクネ、１５：圧縮空気、１６：外殻層、１７：フラ
ツクス層、１８．１８ ’ ：異常層、２３：遮蔽装
置、２４：し−ドル、２５：溶湯、２７：不純物、２８
：不活性ガス 第２図の方法では、フラックス粉末１４を外殻１６溶湯
鋳込直後に空気圧１５を利用し投入すると、内外殻の溶
着性は良好となるが、空気１５中の酸素によって外殻層
１６内面側が酸化脱炭され、異常層１８となる。この時
、比重の重い相（例えば、鋳鉄中のパーライト相）が生
成し、速心力によって外殻層１６外面へもぐシこみロー
ル外周面となる位置に異常相１８′として存在すること
になる。また、このもぐシこみを無くすために、外殻溶
湯鋳込、完全凝固後フラックス１４を投入すると、外殻
層１６内面が過度に高温酸化されておシ、スラックス投
入による酸化防止の効果が無く々る。
ラツクネ、１５：圧縮空気、１６：外殻層、１７：フラ
ツクス層、１８．１８ ’ ：異常層、２３：遮蔽装
置、２４：し−ドル、２５：溶湯、２７：不純物、２８
：不活性ガス 第２図の方法では、フラックス粉末１４を外殻１６溶湯
鋳込直後に空気圧１５を利用し投入すると、内外殻の溶
着性は良好となるが、空気１５中の酸素によって外殻層
１６内面側が酸化脱炭され、異常層１８となる。この時
、比重の重い相（例えば、鋳鉄中のパーライト相）が生
成し、速心力によって外殻層１６外面へもぐシこみロー
ル外周面となる位置に異常相１８′として存在すること
になる。また、このもぐシこみを無くすために、外殻溶
湯鋳込、完全凝固後フラックス１４を投入すると、外殻
層１６内面が過度に高温酸化されておシ、スラックス投
入による酸化防止の効果が無く々る。
一方、第３図の方法では、外殻層１６内面を不活性ガス
（例えば、Ａｒ、 Ｎ２ガス）２８密閉型二覆い、酸化
脱炭を防止すると、外殻溶湯内子を物２７の分離浮上物
が外殻層１６内面に存在することとなシ、内外殻層の溶
着が不良となる。
（例えば、Ａｒ、 Ｎ２ガス）２８密閉型二覆い、酸化
脱炭を防止すると、外殻溶湯内子を物２７の分離浮上物
が外殻層１６内面に存在することとなシ、内外殻層の溶
着が不良となる。
さらに、不活性ガス密閉用の治具を遠心鋳造設備に取り
つけると、設備費が高くなり、かつ操業性も悪くなる。
つけると、設備費が高くなり、かつ操業性も悪くなる。
従来の２層遠心鋳造法では、上記のような欠点を有する
ため、内外殻層の溶着性が良好で、かつ、外殻層外面に
異常相の存在しない２層遠心鋳造ロールを製作すること
ができない。このため、操業性が容易で、上記の欠点を
無くす２層遠心鋳造法を確立することが急務となった。
ため、内外殻層の溶着性が良好で、かつ、外殻層外面に
異常相の存在しない２層遠心鋳造ロールを製作すること
ができない。このため、操業性が容易で、上記の欠点を
無くす２層遠心鋳造法を確立することが急務となった。
本発明は、このような要望を満たすべくなされたもので
ある。
ある。
本発明は、均質な二層ロールないしはパイプを遠心鋳造
法により製造するにあたり、内殻溶湯を鋳込むまでの間
に、外殻層内面が酸化しないようにフラックスを投入し
、該フラックス投入時のキャリヤーガスとして、不活性
ガスを使用し、フラックス投入側の空隙から空気が混入
しないように不活性ガスによりシールドすることを特徴
とする二層遠心鋳造法に関する。
法により製造するにあたり、内殻溶湯を鋳込むまでの間
に、外殻層内面が酸化しないようにフラックスを投入し
、該フラックス投入時のキャリヤーガスとして、不活性
ガスを使用し、フラックス投入側の空隙から空気が混入
しないように不活性ガスによりシールドすることを特徴
とする二層遠心鋳造法に関する。
不活性雰囲気下で内殻（第２層）溶湯を鋳込むと、外殻
層内面が酸化されず、外殻層外面に異常相は認められな
かったが、外殻層内の不純物（高融点酸化物など）が外
殻層内面に浮上し、内殻層との溶着が不良であった。そ
こで、本発明者らは、これらの不純物が溶けこみやすく
、かつ分離しやすいフラックスを添加することにより、
この欠点を取シ除くことに成功した。
層内面が酸化されず、外殻層外面に異常相は認められな
かったが、外殻層内の不純物（高融点酸化物など）が外
殻層内面に浮上し、内殻層との溶着が不良であった。そ
こで、本発明者らは、これらの不純物が溶けこみやすく
、かつ分離しやすいフラックスを添加することにより、
この欠点を取シ除くことに成功した。
本発明は、次の点で従来法と異っている。
（１）外殻層内面が酸化脱炭する前に、すなわち、外殻
溶湯鋳込直後に、不活性ガスをキャリヤーとしてフラッ
クスを投入する。（前述のように外殻層内面の酸化は、
フラックスで覆うまでの空気中酸素による高温酸化であ
シ、特に、スラックス投入時のキャリヤーとしての空気
中の酸素による影響が最も大きい・従って、この影響を
排除すべく、本発明ではキャリヤーとして不活性ガスを
用いる。） （２） フラックス投入時、外気が混入しない様に不
活性ガスによるシールドを行う＠ （３） 前記した従来の不活性ガス完全雰囲気による
鋳造法では、装置が固定されているが、本発明法では、
フラックス投入装置が操業中でも移動でき設備も簡単で
ある。
溶湯鋳込直後に、不活性ガスをキャリヤーとしてフラッ
クスを投入する。（前述のように外殻層内面の酸化は、
フラックスで覆うまでの空気中酸素による高温酸化であ
シ、特に、スラックス投入時のキャリヤーとしての空気
中の酸素による影響が最も大きい・従って、この影響を
排除すべく、本発明ではキャリヤーとして不活性ガスを
用いる。） （２） フラックス投入時、外気が混入しない様に不
活性ガスによるシールドを行う＠ （３） 前記した従来の不活性ガス完全雰囲気による
鋳造法では、装置が固定されているが、本発明法では、
フラックス投入装置が操業中でも移動でき設備も簡単で
ある。
作 用
以下に、本発明法を第１図に基づき説明する。
従来通シ、外殻溶湯を鋳込んだ後、外殻層８の内面酸化
防止のために、フラックス４を投入する。この際、キャ
リヤーとして、空気を用いるのでは無く、不活性ガス（
例えば、Ａｒ、Ｎ１）５を用いて投入する。また、フラ
ックス４の投入口の空隙から大気中の空気が混入し表す
よう、不活性ガス５によって、仕切シフを用いシールド
している。フラックス４０投入反対側は、簡単な７タが
あってもよいが、一般的には必要無い。なお、第１図に
おいて、１はモールド、２は端板、５はサイロ、６はバ
イパス、９はフラックス層を示す。
防止のために、フラックス４を投入する。この際、キャ
リヤーとして、空気を用いるのでは無く、不活性ガス（
例えば、Ａｒ、Ｎ１）５を用いて投入する。また、フラ
ックス４の投入口の空隙から大気中の空気が混入し表す
よう、不活性ガス５によって、仕切シフを用いシールド
している。フラックス４０投入反対側は、簡単な７タが
あってもよいが、一般的には必要無い。なお、第１図に
おいて、１はモールド、２は端板、５はサイロ、６はバ
イパス、９はフラックス層を示す。
以上の操作によって、フラックス４０投入時の空気によ
る外殻層８の内面の高温酸化を防止でき、外殻層８の外
面に異常相を生じなくなシ、かつ、フラックス４によっ
て外殻層８の内面に浮上してきた不純物の捕集と、フラ
ックス４の投入後の外殻層８の内面の空気による酸化の
防止を行うことができる。
る外殻層８の内面の高温酸化を防止でき、外殻層８の外
面に異常相を生じなくなシ、かつ、フラックス４によっ
て外殻層８の内面に浮上してきた不純物の捕集と、フラ
ックス４の投入後の外殻層８の内面の空気による酸化の
防止を行うことができる。
内外殻層の溶着部が良好で、かつ外殻層外面に異常相の
晶出が生じないロールないしはパイプが得られる。さら
に、不活性ガス完全シールドの設備と比較して低コスト
であシ、ロールないしはパイプ径に無関係に採用できる
など使用範囲が広い。また、このような鋳造法は、外殻
層に高炭素鋳鉄（鋼）を用いた時に特に大きな効果を発
揮する。
晶出が生じないロールないしはパイプが得られる。さら
に、不活性ガス完全シールドの設備と比較して低コスト
であシ、ロールないしはパイプ径に無関係に採用できる
など使用範囲が広い。また、このような鋳造法は、外殻
層に高炭素鋳鉄（鋼）を用いた時に特に大きな効果を発
揮する。
第１図は、本発明の２層遠心鋳造法の説明図である。第
２図及び第３図は、従来の２層遠心鋳造法の説明図であ
る。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 − 第１区 第２因
２図及び第３図は、従来の２層遠心鋳造法の説明図であ
る。 復代理人 内 １） 明 復代理人 萩 原 亮 − 第１区 第２因
Claims (1)
- 均質な二層ロールないしはパイプを遠心鋳造法により製
造するにあたり、内殻溶湯を鋳込むまでの間に、外殻層
内面が酸化しないようにフラツクスを投入し、該フラツ
クス投入時のキヤリヤーガスとして、不活性ガスを使用
し、フラツクス投入側の空隙から空気が混入しないよう
に不活性ガスによりシールドすることを特徴とする二層
遠心鋳造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19257784A JPS6171163A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 二層遠心鋳造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19257784A JPS6171163A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 二層遠心鋳造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6171163A true JPS6171163A (ja) | 1986-04-12 |
| JPH0521666B2 JPH0521666B2 (ja) | 1993-03-25 |
Family
ID=16293593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19257784A Granted JPS6171163A (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 二層遠心鋳造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6171163A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107030113A (zh) * | 2017-04-21 | 2017-08-11 | 孙学贤 | 大直径钢管连铸连轧生产方法、复合钢管连铸连轧生产方法、复合钢板连铸连轧生产方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH075361U (ja) * | 1993-06-23 | 1995-01-27 | ダイワ精工株式会社 | 魚釣用リールのクリック音発生装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58116967A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-12 | Kawasaki Steel Corp | 軸状鋳物の鋳造方法 |
-
1984
- 1984-09-17 JP JP19257784A patent/JPS6171163A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58116967A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-12 | Kawasaki Steel Corp | 軸状鋳物の鋳造方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107030113A (zh) * | 2017-04-21 | 2017-08-11 | 孙学贤 | 大直径钢管连铸连轧生产方法、复合钢管连铸连轧生产方法、复合钢板连铸连轧生产方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0521666B2 (ja) | 1993-03-25 |
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