JPS6169023A - 防腐剤を含有するソフトコンタクトレンズ湿潤用及び眼内鎮静用溶液と方法 - Google Patents

防腐剤を含有するソフトコンタクトレンズ湿潤用及び眼内鎮静用溶液と方法

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JPS6169023A
JPS6169023A JP60182885A JP18288585A JPS6169023A JP S6169023 A JPS6169023 A JP S6169023A JP 60182885 A JP60182885 A JP 60182885A JP 18288585 A JP18288585 A JP 18288585A JP S6169023 A JPS6169023 A JP S6169023A
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ガイ・ジエイ・シヤーマン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
コンタクトレンズには、ハードタイプ、けルロース酢酸
ブチル(cAB)タイプ、通気性シリコーンコポリマー
タイプ及びソフトタイプの如き種々のタイプがあり、レ
ンズのタイプ毎にi″li及び組成が顕著に異なってい
る。同様にレンズの保守。 保管及び管理にも顕著な違いがある。ハードコンタクト
即ち従来のコンタクトレンズでは保管及び管理が使用者
にとって比較的簡単で容易であるが、CABレンズ及び
(通気性)シリコーンポリマーレンズ及びより新しいソ
フトの親水性レンズでは適正な保管及び管理がより複雑
で費用と時間がかかることが判明した。 従来のハ”−ドコンタクトレンズ、シリコーンコj  
 ポリマーレンズ及びより複雑なソフトレンズの主な差
はシリコーンコポリマーレンズが疎水性であるのに対し
ソフトコンタクトレンズの材料たる親水性ゲル材料では
極性即ち水誘引センターが著しく多くなることにある。 ソフトレンズに独自の物m!的性質と臨床的機能とを与
えるのは親水f1グルレンズのこの性質である。ゲル材
料のこの極性又′は水誘引センターは、メタクリル酸ヒ
ドロ1ジエチル結合における大量の水を誘引し且つ保持
するヒドロキシ基(−OH)として表わされる。親水性
ソフトレンズの洗浄及び殺菌又は無菌処理が特に難しい
のは、このように親水性ゲルレンズの発泡マトリクス(
expanded matrix)に多φの水が保持さ
れるためである。ソフトコンタクトレンズはその親水性
のためにIII菌(bacteria)に汚染され易い
。研究の結果、レンズに欠陥がt
【い限り現水性レンズ
の実際の分子間細孔に細菌が侵入することはあり得ない
ことが立証されているが、細菌はタンパク質とレンズの
マトリクス表面にたまる涙とに対して親水力を示す。特
に、ソフトレンズに吸収された涙及び流体は最適な細菌
培地を構成する。製造中又は装用中にレンズに欠陥又は
傷が生じると、Il菌は繁殖に適した避難所を児つけて
表面的なレンズの洗浄及び殺菌から逃がれ得る。 潜在的に有害な菌類(fungi)もソフトコンタクト
レンズにとって危険であり得る。菌類も細菌と同様に分
泌涙、他の流体又は堆積物(deposit)中で繁殖
し18、レンズ材料の酵素による分解が生じた場合には
直接レンズ材料に侵入し得る。 同様にして、レンズの内部又は表面に残っているタンパ
ク質、涙又は脂質等の1M積物の実質的残分ち消毒系の
最も効果的な殺菌組成物を容易に凌いで不活性化し臀、
従って潜在的に有害な種々の微生物及び菌類の培地を構
成し得る。そのため、ソフトコンタクトレンズを消毒液
中に保存する前にレンズ表面のタンパク質及び脂質堆積
物を除去し1、滅菌溶液又は滅菌法の消毒力が多量の有
機又は無機堆積物及び汚染物により低小又はぼ1失しな
いようにすることが重要となる。従って効果的洗浄法は
ソフトレンズの効果的な取扱い及び保守にとって不可欠
な要素と言える。 湿潤溶液はコンタクトレンズの眼内挿入以前の準備用に
使用されるものであり従来技術に於いて公知である。従
来のコンタクトレンズ用9句溶液は主として、湿潤剤と
してポリビニルアルコールを使用し粘度上界剤としでメ
チルセル[1−ス又(よヒドロキシエチルセルロースを
使用している。これら従来技術の溶液は史に、該溶液を
ヒト血清及び涙液と等偏性又は高張性にするために十分
にの水溶性塩一般には塩化ナトリウムを含有している。 例えば米国特許第3、!149.747号は高張性湿潤
溶液を開示している。 コンタクトレンズ装用の際には、再湿潤溶液を直接点眼
する。該溶液はまた、装用期間の以前又は以後にも使用
され得る。再湿潤溶液の機能は、+1RI、:鎮静潤滑
作用を与えることである。 細rlJ感染の恐れがあるのでG温溶液おにび再湿潤溶
液は通常、微生物増殖を阻止又は阻害する防腐剤系を含
有する。特に溶液が複数用41を収容する容器に入って
いる場合に防腐剤が使用される。 防腐剤が使用されない場合は溶液が一回用m型容器に入
れられる必要があり、この場合コストが高くなる。 従来公知の湿潤溶液用防腐剤系は米国特許第3.549
.747号に記載されている。公知の防腐剤として塩化
ベンザルコニウム、チメロサール、クロルへ一1シジン
、ソルビン酸及びソルビン酸カリウムがある。しかし乍
ら、それら化合物の欠1    点は、化合物がレンズ
マトリクス内に濃縮され、炎症、極度の刺激、充血及び
レンズ変色の原因となり、レンズの装用ができなくなっ
たり又は眼の過敏状態もしくは不快状態が生じたつづる
ことである。 環1113装川型コンタクトレンズの出現に伴ってこの
ような問題の解決がより重要になってぎ1.:、何枚な
ら、この型のレンズは数週闇ム眼内にIff ljiさ
れるので、i!iiI潤溶液及び再湿潤溶液中で眼球炎
症とレンズ変色とを生じる公知の防腐〜1を使用せずし
かもソフトコンタクトレンズに適した有効な防腐剤系の
必要性が生じてきたからである。また、かかる防腐剤系
を混和したラフ1〜二】ンタクトレンズ用湿潤溶液及び
再湿潤溶液の必要性も急務である。最後に、かかる防腐
剤系を含んt−おり眼内に直線点滴して眼を再潤滑及び
鎮静できるような1点眼用」再湿潤溶液の必要性も急務
である。 本発明は、シリコーンコポリマー(ガス透過性)、)コ
ンタクトレンズとソフトコンタク1−レンズとのための
新規で有効な防腐剤系並びに湿1lvl溶液及び再湿潤
溶液に係る。より詳細には本発明は、例えばチメロザー
ル、ンルピン酸、塩化カリウム又はクロルヘキシジンを
含有する防腐剤系に付随する過敏状態及びレンズ変色の
問題が解決された防腐剤系を含有しており直接点眼可能
で高度に有効なシリコーンコポリマーコンタクトレンズ
及びソフトコンタクトレンズ用湿潤溶液及び再湿潤溶液
に係る。本発明は艮l11装用型コンタクトレンズを含
むシリコーン、シリコーンコポリマー及びソフトコンタ
クトレンズ(例えばHEMAコンタクトレンズ)に使用
するのが特に適当である。コンタクトレンズをハードレ
ンズとソフトレンズとに分類する場合、シリコーン、シ
リコーンコポリマー及び長期装用型レンズはソフトレン
ズに含まれる。 本発明はまた、ハードコンタクトレンズにも適している
。また、例えば眼球乾燥症候群、特発性眼病及びその他
の症状を鎮静するためにコンタクトレンズ非装用者が湿
潤溶液及び再湿潤溶液を直接点眼することも可能である
。本文及び特許請求の範囲に於ける「湿潤溶液」又は[
湿潤用組成物1なる用語は、眼内での直接適用に適した
再湿潤溶液又は再湿潤組成物をも包含する。 別の角度から見れば、本発明の目的は、コンタクトレン
ズ特にソフトレンズ及び長期装用型レンズの表面を自a
1に湿潤するソフトコンタクトレンズ湿潤用及び再湿潤
用組成物を提供することである。このような溶Mはまた
、コンタクl−レンズ装用1−1間中及び該期間以後の
眼内鎮静溶液としても有用である。また、コンタクトレ
ンズの使用の如何に関わり無く眼内鎮静溶液として使用
し得る。 本発明では防腐系をコンタクトレンズ湿潤及び/又は再
湿潤溶液と合体さける。この防腐系は該溶液の容器を開
封して該溶液の一部分を初め°η使用した後などで残り
の溶液が細菌又tよ他の微生物によって汚染されるのを
防由し、該溶液を無菌状fl!:に維持する効力をもつ
。この防腐系は主に長期装用型レンズを含むソフトコン
タクトレンズ用であるがハードコンタクトレンズにも使
用し得る。 本発明の防腐系は安全且つ効果的であり、ヒトの眼又(
よ眼球組織に対して無害である。また、湿潤溶液中に存
在する場合には、直接眼に滴下され1qる。史に、この
防腐系はソフトコンタクトレンズを変色させず、他の点
でもソフトンズに害を与えることはない。従ってソルビ
ン酸、塩化カリウム、チメロサール又はクロルヘキシジ
ンの如き化するための本発明の防腐系は為動量のトリメ
ドブf’     リム及びベンジルアルコールからな
る少なくとも1つの補助殺菌剤を含み、組成物の無菌状
態を維持する。 本組成物は、任意に1ヂレンジアミン四A酸(EDTA
)又はその水溶t!1JFaを含むことがて・きる。−
・股に、全組成中トリメトプリムの(l:(ま約0.0
5〜約2.0重φ%であり、ベンジルアルコールの崖は
約0.1〜約5.0E口呈%であり、EU′)王への量
は約0.025〜約0.5m1lf1%である。ベンジ
ルアルコールは、補助殺菌剤として作用づる他に組成物
中に存在するトリメトプリムの溶解性を助長する機能を
も果す。 更に本発明によると、コンタクトレンズ湿Fa II組
成物中に本発明の防腐剤系を混和して該組成物の無菌性
を維持する方法が提供される。ラフ1−レンズに吸収さ
れ眼組織との不適合性を示すか叉はそうでなくても眼の
炎症及び/又はレンズの変色を生じざぜる殺菌剤を使用
しないで組成物の無菌性を維持し得る。 本発明の好ましい特徴によれば、コンタクトレンズの湿
潤及び再湿潤に適した組成物が提供される。 湿潤用組成物は防腐剤系と湿潤剤系とを含有する。好ま
しくは、1liil潤剤系と防腐剤系とを含有する本発
明の水性湿潤用組成物は、張度的1.00〜約1.45
、吋1約1.0へ・約8.0及び粘度約26〜40セン
デボアズを有する。 本発明の1つの実施態様によれば、特にソフトコンタク
トレンズの湿潤に適した水性湿潤用組成物が提供される
。湿潤用組成物は、前記の防腐剤系と1種以上の湿潤用
成分とを含有する。コンタクトレンズの湿潤に適した任
意の適当なi!JllI用成分を使用し得る。ソフトコ
ンタクトレンズの湿潤を目的とする場合には、湿潤用組
成物中の湿潤用成分はソフトコンタクトレンズに適する
ように選択されるべきである。 一般的には、Fiilil、l耐糸が使用の度で水と完
全に混和し得ること、及び、通常は透明溶液を生じるこ
とが必要ぐある。更に、湿潤剤系が、使用対象となるタ
イプのコンタクトレンズと不適合で<iいこと、溶液中
の別の存在物質と不適合でないこと、般後に眼の炎症を
生じないことが必政′cある。 湿潤剤系は、コンタクトレンズの湿潤に適した成分を−
・種以上含有する。通常の湿潤剤系は、粘度上昇剤とソ
フトコンタクトレンズに適しIc 9潤剤とを含有する
であろう。適当な粘度十背剤としては、例えば合成又は
天然の水溶性セルロ−スポリマーがある。このような物
質はまた、レンズの湿潤をも補佐する。適当な湿潤剤と
しては、例えばポリビニルアルコール及びポリビニルビ
〔1リドン及びその混合物がある。コンタクトレンズ用
湿a¥1溶液に適した別の粘度上界剤及びi!iil潤
剤は当業者に明らかであろう。 適当なセルロースポリマーとしては、とドロVシエヂル
セルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、天然ゴム及びその混合物がある。通常、組成物
中のセルロースポリマー存在Inは、全組成の約0.0
5〜約0.80重量%である。 湿潤用組成物の粘度は通常、25℃で約26〜40セン
チポアズである。所望粘度を得るためには中等縁セルロ
ースポリマーが有効である。 好ましくは、使用ポリビニルアルコールは完全に加水分
解されている。一般には組成物中のポリビニルアルコー
ルの存在量は全組成の約0.5〜約2.5M1%である
。 好ましくは、付加的湿潤用化合物として例えばポリビニ
ルビOリドンポリマーを使用してもよく、使用量は通常
、全組成の約05〜約2.0重量%で−ある。 本発明が前記種類の湿潤剤及び粘度上昇剤に限定されな
いことは理解されよう。所望の1liilf!!作用を
果すことができ月つ本発明の防腐剤系と適合性でありそ
の他の面でも湿潤溶液又はコンタクトレンズ1tia潤
溶液中での使用に適しているような任意の物質の使用が
可能である。 本発明組成物のpHは、好ましくは約1.0〜約8.0
である。pHを調整するために一般には全組成の約O,
OS〜約3.011%の炭酸水素ナトリウムを組成物中
に存在させるのもよい。 本発明のソフトコンタクトレンズ湿潤用又は眼内#R靜
用液状組成物は好ましくは、張度的1.00〜約1.4
5であろう。即ち本発明組成物は軽度に高張性であり、
そのため異物、sVA又はその他の残漬がレンズマトリ
クスに吸収されて堆積し@染の問題並びにレンズ自体の
変質及び変色が生じる恐れはより少なくなる。組成物の
残分は米国薬局方(U、S、P)純水から成る。 前記種類のポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン及び/又はセルロースポリマーを含有する本発明の湿
潤用組成物は、シリコーンコポリマーコンタクトレンズ
の湿潤に特に有効である。 レンズの湿潤は、1982年6月 1日付の米国特許出
願第384,110号に記載のクリーナーの如き非イオ
ン性の適当なレンズ洗浄剤でレンズを洗浄した後に行な
われる。引用した米国特許出願は水用11.1に含まれ
るものとする。 シリコーンコポリマーレンズ上に表面電荷又は静電電荷
が存在する可能性があるが、これら電荷は上記の如き非
イオン性洗浄剤で除去又は中和されるので前記湿潤用組
成物がレンズを湿潤し得る。 このような電荷の除去又は中和ができないと、レンズの
適正な湿潤が妨害される。 本発明ににると更に1表面電荷をもつシリコーンコポリ
マーコンタクトレンズを湿潤する方法が捉供され、これ
は、表面電荷を中和又は除去し、ポリビニルアルコール
とポリビニルピロリドンとセルロースポリマーとのグル
ープから選択された湿潤用成分を−・種以上含有する湿
潤用組成物とレンズとを接触させるステップを含む。適
当な湿潤用成分は前出通りである。表面電荷を中和又は
除去し得る手順の1つの例としては、前記の如く非イオ
ン性洗浄剤と接触させるとよい。次に、レンズを湿潤す
る前に非イオン性洗浄剤をレンズから洗い流す。適当な
非イオン清洗゛浄剤として、米国特許出願第384,1
10号に′記載の如きヒドロキシアルギル化又はポリオ
ギシアルキル化界面活性剤がある。好ましい非イオン性
洗浄剤は、米国特許出願第384,110Qに記載の如
く、ポリオキシブロビレンーポリオキシエチレンブロッ
クコボリマーと両性界面活性剤とアルキルアリールポリ
エーテルアルコールとを組合せたものである。洗浄剤中
の界面活性剤とその他の存在成分とのm+&に関しCも
上記米国特許出願を参照すればよく、該米国特許出願の
記載内容をここに含めるものとする。 本発明によれば、抗II菌活性及び抗菌類活性を与える
防腐剤系は通常、全組成の約0.01〜約2.0重41
%好ましくは約0.025ffi !i)%のトリメト
プリムと全組成の約0.1〜約5.0fJli1%を常
用足とするベンジルアルコールとを含有している。トリ
メトプリムは別名2.4−ジアミノ−5−(3,4,5
−トリメトキシベンジル)−ピリミジン及びシラブリム
(3yraprim)としても知られる。例えばザ・メ
/L/ ツク・インテックス(The  Merck 
Index)第10版、1387頁参照。 防腐剤系が別の補助殺菌剤を含有してもよい。 例えば、全組成の約0.025〜約0.、’+fftl
B%、好ま1”□゛シ<は0.1iJ fi%のエチレ
ンジアミン四酢酸又は殺菌特性をもつその水溶性塩を使
用し得る。トリメトプリムベンジルアルコールとEDT
Aの塩とは、溶液をm菌及びその他の微生物から保4り
るために、溶液と接触感染する細菌及びその他の微生物
を適当に不活化1゛るか又は死滅させる。 エチレンジアミン四酢酸又はその水溶t’lJRの含有
分は、本発明組成物のバッファ成分及び防腐用成分とし
て作用し、同時に机側菌性と抗菌類性とを有することも
判明した。エチレンジアミン四酢酸の塩の好適例はエヂ
レンジアミン四酢酸二ナトリウム(EDTAニナトリウ
ム又はニナトリウム1デテート)である。使用可能な別
のEDTA塩としては、例えばEDTAのモノ−、ジー
、トリー及びテトラ−アルカリ金属塩がある。 任意の適当な湿潤剤系を本発明に使用し得る。 好ましい湿潤剤系は湿潤剤と粘度上背剤とを含有する。 特に好ましい湿潤剤系はヒドロキシエチルセルロースと
ポリビニルピロリドンとポリビニルアルコールとを含有
する。好ましいヒドロキシエチルセルロースはハーキュ
リーズインコーボレーテッド(Hercules tn
c、) 、ウイルミントン(Wilminaton)、
プラウエア([) elawara)により商品名1’
 250HJで市販されている。好ましいポリビニルピ
ロリドンはガフ・コーポレーション(GAF  Cor
poration) 、 ニューヨー’7市。 ニューヨーク州、により商品名[プラスダーン・■ シー(p Iasdone   C) Jとしテ市販す
レテイる。好ましいポリビニルアルコールはモンサント
Φカンパニー (Monsanto Company)
 、セントルイス市、ミズリー州、より1゛ガルバトー
ル(Ga1vatol) Jとして市販されている。こ
れは一部加水分解されている。 本発明の湿潤用組成物は好ましくは緩衝されるか又は弱
酸性もしくは中性である。pHの好適範囲は約7.0−
、約8.0である。適当なバッファは当業界で公知であ
り例えば炭酸水素ナトリウムがある。好ましいバッファ
の組合せは、炭酸水素す1−リウムとリン酸ナトリウム
(三塩基性)とニリン酸ナトリウムとtflI!1g水
素ナトリウムとを所望pHを与え維持できる量で組合V
たものである。 該組成物の残りの成分はu、s、p清lp水(・あり、
好ましくは木質的に中性の塩とアルカリ性の塩とを組合
せたものを含む。これらの塩は眼球組織及びソフトコン
タクトレンズ材料と適合し1つ水溶性を示す塩であり、
通常的1.OO〜約1.45の張度と等価の水性組成物
基金mが得られるような濃度で導入する。このようにす
れば本発明のソフトコンタクトレンズ洗浄溶液をやや^
弧状にすることができ、そのため番積されて汚染問題と
レンズ自体の劣化及び変色との原因となり得る外来物。 タンパク質、脂質及び細菌のレンズマトリクス内への吸
収の可能性を回避し得る。塩化ナトリウムはソフトコン
タクトレンズi!ia潤組成物中に該水性組成1力全体
の約0.05〜約2.0Φ借%、好ましくは約0.79
重量%の7,11合で存在し得る。塩化カリウムは塩化
ブトリウムと共に使用するのが好ましい別の塩であり、
通常は該水性組成物全体の約0.05〜約20中m%、
好ましくは約0.368重塁%存在させるのがよい。 湿潤用組成物の特に好ましい例を以下に示す。 −腹一−l−礼工■皇ヱエ 炭酸水素ブトリウム          o、 io。 リン酸少トリウム(三塩基性)      0.030
ニーリン酸ナトリウム          0.030
塩化ナトリウム           0.790塩化
カリウム             0.368E D
 ’r Aニナトリウム        0.100ヒ
ドロキシエチルセルロース250H0,400ポリビニ
ルアルコール         1 、000ポリビニ
ルビaリドン         o、 so。 (O (プラストンP 1asdone   Q )トリメト
プリム            0.02!i亜@酸水
素ナトリウム        0 、0 、’+ 0ベ
ンジルアルコール          0.200プロ
ピレングリコール        0.500u、s、
p純水            残分上として湿潤用溶
液に関して本発明を説明してさたが、水溶性セルロース
ポリマー、ポリビニルアルコール及びポリビニルピロリ
ドンと防腐剤系とを含有する本発明の湿潤用組成物は特
に、コンタクトレンズ装用中に直接魚眼して使用1ノ得
る。 この組成物の点眼によって、乾燥、緊張及び/又は苦痛
状態の眼の有効な再潤滑と速やかな鎮静効果とが得られ
る。更に、かかる組成物は油性及び粘液性付着物がコン
タクトレンズに堆積すること   1を阻止し得る。己
れら組成物は、シリコーンコンタクトレンズ、シリコー
ンコポリマーコンタクトレンズ及びソフトコンタクトレ
ンズに特に適している。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)当該組成物の無菌性を維持し得る量で共存
    するトリメトプリムとベンジルアルコー ルからなる補助殺菌剤と、 (b)コンタクトレンズ湿潤に適した少くとも1種類の
    湿潤剤と を含有するコンタクトレンズ湿潤用無菌水性組成物。
  2. (2)トリメトプリムの存在量が全組成の約0.05〜
    約2.0重量%であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の湿潤用組成物。
  3. (3)ベンジルアルコールの存在量が全組成の約0.1
    〜約5.0重量%であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の湿潤用組成物。
  4. (4)更に、エチレンジアミン四酢酸又はその水溶性塩
    が、全組成の約0.025〜約0.5重量%の量で含ま
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の湿潤用組成物。
  5. (5)更に、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセル
    ロース、カルボキシメチルセルロース、天然ゴム及びそ
    の混合物から成るグループから選択された水溶性セルロ
    ースポリマーを粘度上昇剤として含有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の湿潤用組成物。
  6. (6)更に、組成物のpHを約7.0〜8.0の範囲に
    維持するためのバッファを含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の湿潤用組成物。
  7. (7)(a)全組成の約0.01〜約2.0重量%のト
    リメトプリムと、 (b)全組成の約0.1〜約5.0重量%のベンジルア
    ルコールから成る第1の補助殺菌剤と、全組成の約0.
    025〜約0.5重量%の量で存在するエチレンジアミ
    ン四酢酸又はその水 溶性塩から成る第2の補助殺菌剤と、 (c)水性組成物の全組成の約0.05〜約0.80重
    量%の量で存在するヒドロキシエチルセル ロースと、 (d)水性組成物の全組成の約0.5〜約2.5重量%
    の量で存在するポリビニルアルコール と、 (e)全組成の約0.5〜約2.0重量%の量で存在す
    るポリビニルピロリドンと を含有することを特徴とするコンタクトレンズ湿潤用水
    性組成物。
  8. (8)更に、組成物のpHを約7.0〜8.0の範囲に
    維持するためのバッファを含有することを特徴とする特
    許請求の範囲第7項に記載の組成物。
  9. (9)組成物が、全組成中に 約0.025重量%のトリメトプリムと 約0.2重量%のベンジルアルコールと 約0.40重量%のヒドロキシエチルセルロースと約1
    .0重量%のポリビニルアルコールと 約0.5重量%のポリビニルピロリドンと 約0.1重量%のエチレンジアミン四酢酸の二ナトリウ
    ム塩と を含有すること、及び、組成物が更に、全組成中に 約0.10重量%の炭酸水素ナトリウムと 約0.030重量%のリン酸ナトリウムと 約0.050重量%の亜硫酸水素ナトリウムと約0.7
    90重量%の塩化ナトリウムと 約0.368重量%の塩化カリウムと 約0.030重量%二リン酸ナトリウムと 約0.50重量%のプロピレングリコールとを含有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の湿潤用
    組成物。
  10. (10)コンタクトレンズ湿潤用水性組成物中に、防腐
    剤系として (a)湿潤用組成物の全組成の約0.05〜約2.0重
    量%のトリメトプリムと、 (b)湿潤用組成物の全組成の約0.1〜約5.0重量
    %のベンジルアルコールから成る第1の補助殺菌剤と全
    組成物の約0.025〜約0.5重量%のエチレンジア
    ミン四酢酸又はその水溶性塩から成る第2の補助殺菌剤
    と を存在させることを特徴とする点眼可能なコンタクトレ
    ンズ湿潤用水性組成物の無菌性の維持方法。
  11. (11)トリメトプリムの存在量が湿潤用組成物の全組
    成の約0.075〜約0.3重量%であることを特徴と
    する特許請求の範囲第10項に記載の方法。
  12. (12)ベンジルアルコールの存在量が湿潤用組成物の
    全組成の約0.2重量%であることを特徴とする特許請
    求の範囲第10項に記載の方法。
  13. (13)表面電荷をもつシリコーンコポリマーコンタク
    トレンズを湿潤するために、 表面電荷を中和し、 ポリビニルアルコールとポリビニルピロリドンとセルロ
    ースポリマーとのグループから選択された湿潤用成分を
    一種以上含有する湿潤用組成物とレンズとを接触させる
    ステップを含むことを特徴とするシリコーンコポリマー
    コンタクトレンズの湿潤方法。
  14. (14)前記湿潤用組成物と接触させる以前に、レンズ
    を非イオン性洗浄剤と接触させ次にレンズから前記洗浄
    剤を洗い流すことによって表面電荷を中和させることを
    特徴とする特許請求の範囲第13項に記載の方法。
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