JPS6168322A - 結晶性ケイ素材料の製法 - Google Patents

結晶性ケイ素材料の製法

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JPS6168322A
JPS6168322A JP19400685A JP19400685A JPS6168322A JP S6168322 A JPS6168322 A JP S6168322A JP 19400685 A JP19400685 A JP 19400685A JP 19400685 A JP19400685 A JP 19400685A JP S6168322 A JPS6168322 A JP S6168322A
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サンドラ・メアリイ・ウオーターズ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は結晶化された生成物の1までか焼を必要とせず
に直接イオイ交換し得る均一な大きさのゼオライトZS
M−5の微結晶(crystallite)の製造方法
に関するものである。
合成ゼオライトZSM−5は1972年以来アーゴイヤ
ー(Aτgαwer)らによる米国特許第&702.8
86号及び多くの他のものに記載されている。ZSM−
5はほぼ次の単位格子寸法(rt、n1tcell d
imension)を有する斜方結晶系で結晶化するゼ
オライトである: αo=20.1オングストローム単位 bo=19.8オングストロ一ム単位 Co =13.4オングストロ一ム単位この単位格子に
はケイ素及びアンモニウムの原子96個を含み、各々は
四面体的に(tetrαhed−rally)酸素を結
合し、しばしばケイ素及びアルミニウム四面体(また7
リカ及びアルミナ四面体)と称される。アーゴイヤーら
による基本特許に指摘されるように、ケイ素をゲルマニ
ウムで置換でき、そしてアルミニウムをガリウムで置換
でき、これからもZSM−5が得られる。本明細書に使
用されるシリカなる用語にはゲルマニア並びにゲルマニ
ア及びシリカの混合物が含まれ、そしてアルミナなる用
語にはガリア並びにガリア及びアルミナの混合物が含ま
れる。アルミニウムに対するケイ素の比は組成物に依存
して変化し得る。例えば、AttO,に対するSin、
のモル比が46=1を有するZ S J/ −5生成物
は平均として単位格子当り92@のケイ素及び4個のア
ルミニウム四面体を含む。これらの四面体は固い共有網
状構造体を生成する。ゼオライトは網状構造体の部分で
はない他の物質またはイオンを含有し得る。例えばとの
ものKは陽イオン、水、有機分子、水酸イオンまたは気
体が含有され得る。これらの物質は結晶構造内の細孔内
に存在する。Z S M −5結晶は2組(set)の
升ツネル(channel) ’!たは細孔により横切
られている。本質的に真直な細孔の1組は「6J軸に平
行に走り、そしてジグザグ(zigzαg)であるかま
たはうねっている1組の細孔は「α」軸に平行である。
2組のrm孔またはチャンネルは各々の単位格子VC4
つのかかる交点(intersection)が含まれ
るような通常で且つ反復するように交叉する。
かくて、代表的な単位格子は次の記号 lV工5i96−zAl工019204  式(1)式
中、Afは一価陽イオン例えばアルカリ金属、有機塩基
またはH+を表わし、 口は細孔交点を表わし、そして その他の記号はその通常の化学的意味を有する、 により簡単な用語で表わし得る。
ケイ素及びアルミニウムの和は96個(単位格子1個当
りの四面体の数)に等しく、そして−価陽イオンの数は
アルミニウム原子の数に等しいことを注目されたい。
更に例えばその大きさ及び形状のために堅い網状檜造体
内で移動することができず、従って他の分子1″!たけ
イオンの拡散または流れを妨げる、以後文字Qで表わさ
れるノルマルプロピルアンモニウムイオy((n−C,
H7)4N〕十の如き有機塩基の存在を示すことによる
代表的な単位格子の記号表現で表わし得る。
このものは次の形式で表わされる: Mz−yS’96−z ”z Ol 9204−yIg
y   式(2)式中、口は空間であるか、またはチャ
ンネル及び交点を通って拡散するか、もしくは流れ得る
小分子で充たされている「開いた」交点を表わし、そし
て Qはこれらの交点を通る拡散及び流れを妨げるテトラプ
ロピルアンモニウムの如き大きい、固定されたイオンで
占められた交点を表わす。
「開いた」交点及び妨げる交点の合計は4である。
式(2)はその可能な形状の各々及びすべてのZ S 
A(−5ゼオライトの′すべての成分を含むわけではな
い。式(2)は次の重要な情報を与える:・単位格子当
りのブロッキング・テンプレート(blocking 
tgtnplate) cD数:11・単位格子当りの
交点の数:4、 NHTSH+など)、 畳糸の電気的中性罰、及び ・ZSAf−s生成物中の化学量論比を決めるための一
般的基礎。
この記号Xは単位格子中のアルミニウム原子の数を示し
、かくてこれら2つの元素は全体で96個でるるため、
ケイ素原子は96−zでおる。2つの箱形で表わされる
各々の単位格子に対して4個の交点がある。−香石のも
のはQイオンで充たされな交点、yOaを表わし、そし
て他の箱形はQイオンを含まない残りの交点を表わし、
セしてその数は4−yである。この構造において一価の
陽イオンの数はアルミナ原子の数に等しいため、電荷は
中性に保持される。
ZSM−5中のSin、対Al2O3−t=ル比(th
eSt、、 to Al、OB mole ratio
)は変えることができ、そしてzs;:r−5ゼオライ
トは極めて太きい340.対Al2O3モル比で製造さ
れた。ドワイヤー(Dwy g r )らによる米国特
許第4.441.991号に米国再発行特許第29.9
48号に開示される高比率ゼオライト及びかかるゼオラ
イトの等何物、例えば米国特許第42O61,724号
に開示されたシリカライト(silicαrite)が
示されている。ドワイヤーらは例えばファイフェCFv
fe)らによるリシルピング噛りリスタログラフィヵリ
ー・ディステインクトーチトラヘドラル・サイン・イ/
・シリカライト・アンド・ZSM−5・バイ・ソリッド
−xテートa N ;l/ R(ResolvingC
rllstal、lographically  Di
stinct  Tetraんed−ral 5ite
s in 5ilicaLite and ZSM−5
bySolid 5tate NMR) 、296ネー
チヤー(Nature) 530 (1982年4月8
日)、リース(Rggs)によるホエンΦイズ・ア・ゼ
オライトeノット・ア・ゼオライドロen is a 
ZmlitttNot a Zeolite)、 29
6ネーチヤー491(1982年4月8日)、及びビピ
ー(1)ibby)らによるシリカライト−2、ア・シ
リカ・アナログ・オプ・ザ・アルミノシリケート・ゼオ
ライト−Z S =H −11(Silicalite
−2,a SilicaAnaloglLe  of 
 the  Alwn、1nosilicate  Z
eoliteZS−、jf−11)、280ネーチヤー
664 (1979年8月23日)に議論されているよ
うに、これら2つのゼオライトの等何件は本分野で公知
であることを示している。本明細書に使用している通り
、ZSAf−sゼオライトなる用語にはシリカライトも
含まれる。
ブランク(Plαnk)らによる特許(米国特許第&9
26、782号)の記載に従うZSM−5の古典的合成
において、テンプレートとしてテトラプロピルアンそニ
ウムイオン(Q)を用いる。シリカ及びアルミナ四面体
の結晶化はエンド・アップ(end up)が2組の細
孔の交点で吸蔵されるQイオンの周囲で起こる。ブラン
クらの合成には生じるZ S 11f −5構造体中の
交点の数に関連して大過剰のQイオンの使用が必要とさ
れる。結果として、大比率のQは合成に続いての母lj
Vの溶液中のエンド・アップ及び結晶構造内の残りのエ
ンド・アップを使用した。
ブランクらの生成物はその重要な特徴において次の記号
で表わし得る: N〜−y St、’s−よAl2O,9゜口。1−  
式(3)式中、yはほぼ4であり、そしてブロッキング
の程度は本質的に完全である。
例えば水和したナトリウムの如き適当な大きさの本質的
にすべての物質またはイオンはブロッキングQイオンが
除去されるまで構造体中を自由に拡散し得ないでろろう
。更に、Qイオンはその大きさが大きく、そして柩めて
堅く適合しているためにQイオンは容易に除去すること
はできない。
すべての実際的な目的に対して、Qイオンは吸蔵され、
そして適合される。吸蔵されたQイオンを構造体から除
去するただ一つの実際的方法は高温での熱分解及び/ま
たは酸化を通してこれら巨大な陽イオンを分解すること
でるる。一旦Qイオンが構造体から除去された場合、一
般的に約5A以下の大きさの分子またはイオンに対して
チャンネル及び交点が開くようになる。例えば水和した
ナトリウムイオンは水性媒質中を容易に拡散し、そして
例えばアンモニウムの如き他の陽イオンにより交換され
ることができる。触媒として最も普通に用いられるZ 
S Af −5は水素型であるため、その調製には通常
次の順番の原理的工程が必要とされる: ・テンプレートとしての有機物質を用いる合成、・Qの
如き有機ブロッキング陽イオンを除去するだめの高温か
焼、 ・アルカリ金属イオンのアンモニウムイオンとの交換、
及び ・昇温下でのアンモニウムイオンのゼオライトの水素型
及び気体アンモニアへの分解。
小さい大きさの微結晶を有するZS、11−5を製造す
る試みがなされてきた。ブランクらによる米国特許第3
.926.782号に開示される通り、触媒として炭化
水素転化に用いる場合、これら小さな大きさの微結晶は
炭化水素処理反応中における触・渫の老化(αging
)を遅延させる。ブランクらの特許におけるゼオライト
は比較的高7t%度の臭化テトラプロピルアンモニウム
(QBr)またはトリプロピルアミン及び臭化プロピル
を用いた場合にQBrの如きハロゲン化テトラ−アルキ
ルアンモニウムを生成させる第三級アミン及びノ・ロゲ
ン化(例えば臭化)アルキルのいずれかで製造された。
これらの物質が廃棄用反応体混合物として捨てられた場
合は環境汚染問題を与える。更に、生成されるゼオライ
トはイオン交換する前にか焼しなければならなかった。
またノ・−グ(〃ααg)らの米国特許第4.326.
994号でも小さい微結晶を製造するために高濃度のポ
リアルキルアミン及び有機ハロゲン化物(結合してQ 
13γの如き)・ロゲン化テトラーアルキルアンモニウ
ムを生成する)が用いられた。再びゼオライトをイオン
交換し得る前にこのものをか焼する必要があった。
Qイオンを用いるこれら従来の系において、用いるQの
量は極めて大量であった。例えばアーゴイヤーらの基本
的な米国特許第3,702,886号において、最初の
実施例では式(2)の単位格子化学量論量を基準として
すべての交点を占めさせるために必要とされるQの招゛
の125(1以上を用いている。
またZSM−5は種(seed)を含む反応系から生成
された。ロールマン(Ro l 1mann)らによる
米国特許第4.203.869号にηとしてZSAf−
5結晶を用い、そして満足できる結晶化には更にQ1テ
トラプロピルアンモニウム陽イオンが必要とされること
が開示されている。ブランクらによる米国特許第4.1
75.114号は柱のみか、またはアルコールとの配合
を用いていた。開示されたアルコールは脂肪族アルコー
ル及び好ましくは炭素原子2〜5個を含むものであった
。代表的なアルコールはエタノール、プロパツール、ブ
タノール及びペンタノールであった。発明者はアルコー
ルは直鎖状または分枝鎖状であり得ることを述べていた
。得られた微結晶の大きさには何ら言及されていなかっ
た。
またZSM−5は低す) IJウム型で製造され、その
ためゼオライトは使用前にイオン交換する必要がない。
ルーピン(R1L6ffln)らによる米国特許第4、
151.189号にプロピルアミンを用いて棋拌しなが
ら0.14重量%より少ないアルカリ金属を有する合成
した状態のままのゼオライトを生成させることが開示さ
れている。微結晶の大きさの議論は無かった。ブランク
らによる米国特許第4,341、748号には前もって
か焼せずにそのもとの金属陽イオンを実質的に完全にイ
オン交換し得る未か焼の状態のZ S A(−5が請求
されていた。この開示はシーディング(seeding
)に関して上に議論されたブランクらによる米国特許第
4.175゜114号の一部継続のものであり、そして
このものは同様な実施例を有していた。
またZ 5 M−5は多量のQイオンテンプレートを使
用しない反応系で製造された。タラマツ(Tarama
s s o )  らによる米国特許第4.431.6
21号にヒドロキシル官能基例えばアルコール及びフェ
ノール並びに更に詳細にはグリコール及びポリグリコー
ルを含む有機物質の使用が開示されている。
ブランクC1:/ (swbmicrometer)か
ら10ttm以上の範囲のいずれかの大きさであるZS
M−5微結晶を生成させることが本発明の目的である。
更にテンプレートまたは増核剤として少量のみから微量
の第四級アンモニウムイオンを用いる極めて小さなZS
M−5微結晶を生成させることが本発明の目的である。
更にQイオン及びエチレングリコールを含む他の物質の
配合体を加えてザブミクロン(submi cron)
の大きさの微結晶を生成させることによりテトラプロピ
ルアンモニウムイオンを使用しないZSM−5の公知の
製造方法を改a化することが目的である。
更にゼオライト構造体中に小部分の数の交点のみで存在
させるQの如き大きなブロッキング有機化合物を有する
合成し、そして洗浄した状態のままのZ S 、1(−
sを製造することが本発明の目的である。
更にゼオライト購造体中に小部分の数の交点のみで存在
させるQの如き大きなブロッキング有機化合物を有する
合成し、そして洗浄した状態のままの新規なZSM−5
を得ることが本発明の目的である。
更に高い結晶化の程度を有するZSM−5を製造するこ
とが本発明の目的である。
更に低価格の原料物質からZSM−5を製造することが
本発明の目的である。
更に非汚染工程によt)ZSIH−5を製造することが
本発明の目的である。
更に本明細書に定義される高い当価生成物濃度を有する
方法によりZSA(−5を製造することが本発明の目的
である。
更に本明細書に定義される極めて大きい反応器生産性(
tんτoughput )を有するオートクレーブの如
き反応器を用いる方法によりZSM−5を製造すること
が本発明の目的である。
更に予備か焼工程を必要とせずにイオン交換し得るZS
M−5を製造することが本発明の目的である。
再循環方法を用いてZS;、f−sを製造することが本
発明の他の目的である。
更にZS、j(−5を製造するのと同様の目的のシリカ
ライトを製造することが本発明の目的である。
更に全体的に低い経費の方法により意図したゼオライト
を製造することが本発明の目的でおる。
更に得られるZ SM−5をマトリックス(ma t 
r i r、)物質と配合して触媒9子を生成させるこ
とが本発明の目的でろる。
これらのもの及び更に他の目的は本発明の記述が進む中
で明らかになろう。
本発明は増核剤として?it btのテトラプロビルア
ンモニツム(Q)イオンを有する特定の濃度の反応混合
物中のシリカ、ソーダ及びアルミナの原料からの水性媒
質中でZSM−5を合成する方法に関するものである。
合成された状態のままで低濃度で存在するブロッキング
陽イオンを有する種々の大きさの微結晶を製造し得る。
アルミナの原料を除去した場合にシリカライトが製造さ
れる。
この方法はI微量分子種(Trace Mo1ecul
arseeds ) J方法または単に1MS方法と呼
ばれ、その理由はこの方法は続いて結晶生長に対するシ
ーディング(seeding)核を与える増核反応を始
めるための「微量分子種」としての化学量論量よりかな
り士の量のQBrを用いるからである。適当に制御され
た条件下で、タラマツ(T aramasso)らによ
る米国特許14,431,621号に使用されるヒドロ
キンル基を有する有機物質の如きいずれかの他のテンブ
レー) (template)を必要とせずに結晶化は
容易に進行し、そして数時間の内に完了する6ゼオライ
ト生成物は得られる種々の微結晶径において均一であり
、そしてこれらのものには低濃度のみのQイオンが含ま
れる。
本法に用いる微量のQBrは構造体内のすべてり細孔交
点を占めるであろう式(2)を基準として計3¥、−!
−れた化学量論量のQイオンの小さな部分である。用い
る量は一般に式(2)を基準とする化学1重量の20%
より少ないものである。例えば、46:1の5i02対
Al2O5モル比を有する生成物は一般にAlz0.1
モル当り0.40モルより少ないQBrを用いて7f!
4製し、記号的に次のもので表わされるZSM−5を生
成させ得る:Na3.2S 1s2A +401gtロ
、、21Q0.80  式(4)水性媒質から合成され
たよ、まの微結晶は小さい部分のみのブロッキング陽イ
オンを示すため、か焼まrv他の方法によりブロッキン
グ陽イオンを前もって除去する必要なしに、交換するナ
トリウムイオンに対する拡散距離(path)が常に存
在する。
このことはかなり処理経費を滅じ、そして汚染工程も除
去する。ゼオライトを水で爪に洗浄することにより、過
剰のNaOHを4?遺体から除去し得る。除去の程度は
洗浄の度合に依存する。不十分な洗浄により非ゼオライ
ト性アルカリ金属水酸化物が残る。生成物をNH4N0
.の如きアンモニウム塩の溶液を接触させることにより
、ナトリウムイオンを容易に交換し、そしてゼオライト
を本質的にアンモニウム形に転化させる。
用いるQBrの濃度を制御し、そして反応スラリー中の
ソーダ及び水の適正な比を選択することにより、1MS
方法はサブミクロンから10μm以上までの範囲のゼオ
ライト微結晶のいずれかの所望の粒径を生成させ得る。
ソーダ及び水の適正な比を用いる場合、ゼオライト生成
物の微結晶径は合成に用いるQBrの量と一般に逆関係
にある。
本発明の1MS方法は従来の方法によるよりは低価格で
高品質のZSM−5ゼオライトを生成させ、そして生じ
た生成物の特性及び品質を良好に制御する。更に、本法
は非汚染性である。一般に12%より大、そしてしばし
ば14%より大である高い当価生成物濃度、及びZSM
−5合成を完了させるための約24〜8時間、またはそ
れ以下で行なわれる短い反応時間を一緒にして優れた生
成物反応器生産性を与える。そのすべては従来のものよ
りかなり改善されたものである。微結晶を交換し、マト
リックス物質と配合し、そして触媒粒子に生成させ得る
。シリカ対アルミナ比は変えることがでさ、そしてアル
ミナを加えない場合、シリカライトが生じ得る。
本性により5より大きい5iOz対Al2O3モルサブ
ミクロンから10μ−以上までの箱間である微結晶を有
し、そして式 Mx−yS is@−xA IXO19204−y g
y  式(2)式中、Mは一価の陽イオン例えばアルカ
リ金属、有機塩基またはH+を表わし、 口はテトラプロピルアンモニウムイオン含まぬZSM−
5多孔性網状構造体内のチャンネルの交点を表わし、そ
して Ωは吸蔵された(oceluded)テトラプロピルア
ンモニウムイオンを有するZSM−5多孔性網状vt造
体内のチャンネルの交点を表わす、により表わされる平
均単位格子を有するZSM−5ゼオライトが生成される
。本性はシリカの原料、アルミナの原料、水酸化ナトリ
ウムの原料、水、及び少量のテトラプロピルアンモニウ
ムイオンを含む混合物を用いる。反応混合物中のテトラ
プロピルアンモニウムイオンの量は少なくとも効果的な
量であり、そして反応スラリー中のSiのモル数の0.
8倍及び反応スラリー中のAlのモル数の和の1/12
0より少ないモル数で表わされる量である。この混合物
をオートクレーブの如き加熱した反応器中で反応させた
後、ZSM−5ゼオライト生成物を回収する。
合成されたままのZSM−5ゼオライトは交点中に少量
のQイオンを有する。上の式(2)においてyの最大値
は0.8であり、これは理論的な化学量WiItの20
%に対応する。より好適な値は0゜6より小さいyを有
し、そして更に好ましくはyは0.4より小さい、これ
らの濃度で、反応混合物中の本質的にすべてのQは生成
するゼオライト中に沈着する。本性で使用される少量の
Qと対照して、アーゴイヤーらの基本特許のすべての実
施例では化学tar量のQの8・70%より多い量を用
い、これは本性の上限の約44倍である。本性の好適な
上限であるy=0.4に関しては、アーゴイヤーらはそ
の6つの合成実施例(N0.1〜6)の各々において8
8倍より多い量を用いている。
本発明による方法は高度の結晶性、調製され、そして水
洗されたままの状態でZSM−5中に含有される全ケイ
素及びアルミニウム1モル当り0゜1÷吟→→→モルよ
り少ない吸蔵された炭素含有イト性アルカリ金属含有量
、単一の結晶相を表わす高度の結晶性純度、ケイ酸アル
ミニウムまたはシリカライトvI造、前もってQイオン
を除去せずに容易に交換し得る容量を有し、且つ調製し
、そして水洗したままの状態でZSM−5中に含まれる
全ケイ素及びアルミニウム1モル当り1/120モルよ
り少ない窒素を含有するZSM−5を生成させる。
水洗した後に得られるZSM−5ゼオライトは通常式(
2)中にMとしてNaを有するであろう。
この生成物はMhtNH,+になるように更にアンモニ
ウムでイオン交換し得る。また水洗した生成物のままで
等酒量のランタニドイオンを用いて少なくとも部分的に
交換することができる。ランクニドイオンとは原子番号
57〜71を有するすべての元素に加えてイツ) +7
ウム元索の陽イオンを意味する。
本性に用いる反応スラリーはtjS1表に示すモル比の
成分を有する: SiO□対^120i   6より大  20〜120
  40〜8011□0対011−    20〜12
0 30〜100 50〜70q対υ     0.8
より小 0.6より小 0.4より小上でモル数で表わ
されるOH−の量は遊離のアルカリ金属水酸化物のモル
数及び遊離の水酸化テトラプロピルアンモニウムのモル
数の合計である。
Uなる用語は反応混合物中のSiのモル数を0.8倍し
た数に生じる混合物中のMのモル数を加えた数の1/9
6である。
ZSM−5ゼオライトは反応体スラリーから生成させる
ことができ、その際にSiO□対A I20 。
のモル比は約5からいずれかのより高い値までに変え得
る。20乃至120間の範囲である比の良好な結果が得
られ、更に好ましい比は約40〜80の範囲である。一
般に、反応混合物中に使用される本質的にすべてのアル
ミナは生成ゼオライト中に残留する。このことはシリカ
の場合ではない。
反応系の高いアルカリ度のため、シリカのあるものは母
液中にて溶液で残留する。特定の比は特定の混合物及び
用いる条件に依存して変わる5i02対AlzOy比に
おいて約20〜約120の範囲であり、はぼ80±15
%のシリカが生成ゼオライトに入る。
TMS方法により製造されたゼオライト生成物の微結晶
径は制御できる6反応スラリー中に用いるQBrの量を
制御することにより、ゼオライトに対して意図される特
定の用途に依存してサブミクロンから約10μ階までの
範囲の粒径を有するゼオライト微結晶が生じる。各々の
合成に用いるQBrの量は極めて少ないが、このものは
最終生成物の微結晶径を効果的にIII Ill L得
る。他の成分の適当な対照と配合して、TMS方法によ
り均一な粒径分布が生じる。
一般的に、所定の合成における微結晶径は用いるQの濃
度に逆比例する。例えば、比較的大量のQBrを用いる
良好に調製された反応スラリーにおいて、より多くの核
が生じ、従って小さい粒径のZSM−5微結晶が得られ
る。他方、同様の反応スラリーにおいて比較的少量のQ
Brを用いる場合、より少ない核が生じ、従って大きい
粒径のZSM−5微粒子が得られる。しかしながら、い
ずれかの場合において、用いるQBrの量は極めて少な
い。
本発明によるZSM−5を91遺する場合には大量のテ
トラプロピルアンモニウムイオンテンプレートを必要と
しない。事実、大きい相対量のQは望ましくなく、その
理由はこれら大量の陽イオンはtfIi遺体内に残留し
、そして細孔を通しての拡散を阻止するからである6次
にゼオライトのナトリウム型を触媒用としてアンモニウ
ム及び実際には水素型にイオン交換し得る前に生じたゼ
オライト生成物はか焼を必要とするであろう。
反応スラリーまたは混合物中のQイオンの量に対する上
限は反応スラリー中のSiのモル数及びMのモル数に関
して明記し得る。Uは反応混合物中のSiのモル数を0
.8倍した数に、反応混合物中のAlのモル数を加えた
数の合計の1/96として定義される。これを基に、Q
イオンを与える反応スラリー中で使用されるハロゲン化
または水酸化テトラプロピルアンモニウムのモル数は一
般的な箱間に対しては0.8Uより小、好適な範囲に対
しては0.6Uより小、そして最も好適な1@囲に対し
ては0.4Uより小である6605iOz:I Aj!
 zos:6 NazO:800 H2O:0.155
QBrからなる反応スラリーに対して、QBrの量は生
じるゼオライトのチャンネルの交点のすべてを満たすに
必要とされるQの化学量論量の約7.4%のみである。
換言すれば、枯遺体内の細孔交点の92%以上はブロッ
キングされていないために拡散が行なわれ得る。これよ
り多葉のQを用いることもでさる。60SiO2:lA
l2O、:6NazO:800HzO:0.31QBr
の如き組成を有する反応スラリーにおいて、用いるQB
「の量は生じるゼオライト中のすべての交点をブロッキ
ングするに必要とされるQBrの化学量論量の約15%
である。このような高濃度のQBrでも続いてのイオン
交換工程に害を与えず、その際に実際には合成されたま
まの生成物内のすべてのナトリウムイオンを除去し得る
。細孔交点の約85%で拡散が行われ得ることを注目す
べきである6イオン交換後、NazO含有量は約0.1
5%またはそれ以下の量に減じられ、生成物の触媒活性
には有害ではない。
ソーダ及び水の濃度の適当な組合せを選択することによ
り、ZSM−5微結晶の大きさを更に制御する。いずれ
の時、αでの反応性ソーダの濃度はpH値により間接的
に測定される。ソーダの添加が多過ぎると大きな粒子が
生じる原因となろう。
例えば、A120.1モル当り10モルより多いNaZ
Oを有する60Si02対I A 120 y系におい
ては大きな粒径の微結晶が生じる。例えば60Sio2
対IAA□O1系において、Al□03の各々に対する
水の量を800モルから600モルに減少させた場合、
微結晶径は増大する。
また合成温度はZSM−5微結晶の粒径に効果を有する
。合成時間は約100〜280℃の範囲の温度と逆に変
化させ、その際に小さい微結晶をvl造するにi&適な
温度は約170〜190℃である。反応温度が増大した
場合、微結晶の大きさは一般的に増大する。
反応スラリーを調製し、そして均一な混合を確認するた
めの好適な拳法はシ17カ87.料(例えばLudox
 )を必要とされる脱イオン化水の約1/3で最初希釈
することである。QBrを脱イオン化水の他の173と
混合し、そしてこの混合物を希釈シリカ生成物中に注ぐ
。残りの水を水酸化す) +7ウム及1アルミン酸ナト
リウムと一緒に混合する。
水酸化ナトリウムはアルミン酸ナトリウムと混和され、
そして混合する際にデル生成が起こらないことは注目さ
れる。最後に、希釈したアルミン酸す) +7ウムを希
釈L udox及びQBr溶液中に混合し、そしてデル
スラリーが直ちに生じる。手で攪拌した後、デルスラリ
ーは滑らかな反応ペーストを生じさせ、このものを攪拌
さFしたオートクレーブ中で加熱する。
また、Q B r結晶は通常最初に水に溶解するため、
QBr貯蔵溶液は例えばQBr結晶25.を水約200
0gに溶解させることにより調製し得る。
次に所定量のQBr貯蔵溶液を秤量し、そして上記のよ
うにL udoxまたは他のシリカ化合物と混合し得る
次に反応スラリーを水熱条件に付す。TMS方法による
合成の温度は100〜280’C,好ましくは140〜
230’C,そして最も好ましくは約170〜190’
Cで変える。また合成時開は反応温度、シリカ対アルミ
ナの比率、pH値及び反応系の他のパラメータに依存し
て変わる。合成を完了させるために2〜数100時間が
かかり得る。
例えば、175℃ではTMS方法は攪拌されたオートク
レーブ中で約8時間がかる。所望のゼオライトを製造す
るために、静止したオートクレーブでは長い時間、そし
て沸l!温度での還流系でも長い時間がかかる。
200 ’Cでは約4時間で反応スラリーはゼオライト
生成物に転化する。最終生成物の微結晶径は175“C
にて8時間で生成されるものに匹敵する。
しかしながら、合成時間を更に減少し得る事実にもかか
わらず、反応スラリーは大きな微結晶を生じさせる傾向
がある。
価値ある5in2及びNa2Oの廃棄を避けるために母
液を再循環させでZ S M −!’lをル青さ仕組ム
ー上に述べたように、反応混合物に加えられる本質的に
すべてのQイオン及びすべてのアルミナは生成物中に残
留するが、シリカのみは部分的に反応し、そしてソーダ
及びエチレングリフールは過剰に残留する。シリカ及び
ソーダを含むこの母液の良好な部分を生成物から容易に
分離し、そしてろ過により回収し得る。新たな合成スラ
リーを調製するために母液を用いる場合、アルミナ及び
QB「は十分に補給するが、シリカ及び水酸化ナトリウ
ムのもとの一部のみを加える必要がある。生じた再循環
スラリーの組成物は最初のスラリーの組成物と同じであ
る。異なった出発スラリー組成物が望ましい場合、この
ことは再@環された母液を用いても達成される。再循環
工程は生じる特性及び品質(微結晶径を含む)を;!i
:さすに、何回もくり返して行い得る。実施例8に示さ
れるように、副生母液を用いて多数の再循環実験を行い
、微量のみのQBrを用いて高品質で、且つ極めて小さ
い粒径の微結晶のZSM−5を生成させ得る。
TMS方法は多量のQBrを用いるアーゴイヤ−らの基
本方法とかなり異なってするe第1表に示すように、7
MS方法はモルで表わした場合は0.8Uより少ない極
めて少量のQBrを用い、ここにUは反応混合物中のS
iのモル数を0.8倍した値に生じた混合物中のA/!
のモル数を加えた値の合計の1/96である。これに対
し、アーゴイヤーらの方法(米国特許第3,702,8
86号)は生成物の単位格子当り4分子のQBrを示す
式(2)の化学量it!fit以上のテンプレートとし
ての大過剰のQBrを用いている。結果として、アーゴ
イヤーらのZSM−5特許で得られる生成物はQイオン
を吸蔵し、そしてブロッキング用Qイオンを前もって除
去する工程なしにはイオン交換することができない。結
晶化の正確な磯碑は未知であるが、微量のQBrの使用
によりこの周囲でのケイ素及びアルミニウム四面体の溝
道化(S tructuring)が始まり、そしてテ
ンプレートとして追加のQイオンを用いずに続いての結
晶化に対する核を与えるものと考えられる。Qイオンは
効果的なテンプレート物質として水熱条件下でシリカ及
びアルミナ四面体をZSM−5M4遺体中には導入し得
ると考えられる。
結晶純度及び結晶化の程度に対するZSM−5の特性化
はフィリップス・エレクトロニツクス社(Philip
s E Ieetronicsy I nc、)製のル
ルコX線回折計(Norelco X −Ray D 
iffractometer)(12045B/3型)
を用いる標準的X#i回折法を用いて行った6 ゼオライト生成物の充てん及び装置制御の設定を含む標
準化された条件下で粉末X線回折パターンを得た。この
パターンを定性的及び定量的に検討した。定性的検討に
はアーゴイヤーらによる米国特許第3,702,886
号に定義されるZSM−5のすべての特徴的な回折線の
存在を確立することが含まれる。すべての重要な回折線
が本生成物中に見い出され、そして無関係の線が観察さ
れない場合、ZSM−5が製造され九ものと考えられる
。他のX線回折線が存在しないことは結晶純度を示すも
のと考えられた。
本生成物の定量的特性化は5.85±0.07A単位の
d−空間(zpacing lで生じる最強の回折線の
ピーク高さをアーゴイヤーらの特許により調製された対
照用ZSM−5物質の対応する2−り高さと比較するこ
とにより行った。対照物質のピーク高さに対する本物質
のピーク高さの100倍は本物質のチ結晶性として定義
された。拳法の実験誤差内で、対照物質はここ数年の研
究で検討されたいずれのZSM−5物質より大きいピー
ク高さを有していた。従って、この物質を100%結晶
性と定義した。用いた方法は便利であり、そして迅速で
、且つ実際的な結晶性の程度の測定を与えるが、このも
のは正確ではかく、そしていくつかの因子に存在して測
定される値の±20チまでの誤差を有し得る。例えば、
極めて小さい微結晶はある程度巾広い回折ピークを与え
る傾向にあり、これによりしばしばピーク高さが小さく
なる。
更に本発明の利点はその極めて高い反応生産性にあり、
このことは比較的短かい反応時間で結合される反応スラ
リー中の高い当価生成物濃度のために可能である。ZS
M−5ゼオライトはオートクレーブ中にて約175℃の
温度で8時間より少ない時間で容易に生成される。
反応スラリー中の当価生成物濃度は反応が完了した後に
計算でき、そして反応スラリーから得られる乾燥ペース
のナトリウム型中のZSM−5の重量%として表わされ
る。このものはゼオライト生成物中のSt Ot 、A
Z203及びNa、0等価物の重量の和を最初の反応ス
ラリーの重要で割って100倍したものに等しい。
反応器(オートクレーブ)生産性は単位時間当りに反応
器(オートクレーブ)の単位容積肖りに調製される生成
物の重量である。このものは極めて重要なパラメータで
あり、その理FI:lはこのものがいわゆるオートクレ
ーブピング(αutocLaving l工程中の最も
主要な強い単位操作を通しての生産率の足置であるから
である。反応器(オートクレーブ)生産性または単に生
産性Fi種々の単位で表わし得る。拳法を記述するため
に次の単位及び特定の定義を用いる: 生産性は1日当り、反応器(オートクレーブ)容量1−
当りの、乾燥ペースで表わされ、そして純粋なナトリウ
ム型に規格化されて得られるZSM−5生成物のゆで表
わされる重量である。
例えば、56CHの当価量の乾燥ベースのナトリウムZ
SM−5が2400 crAのオートクレーブ容量中に
て6時間続くオートクレーピング工程で得られるオート
クレーピング工程の「生産性」は次のようである: 360 f X 10−”kg/7 X 1 r3’c
rtVrrt×24時間/日2400 cr:ノ× 6
時間 = 600 kf/i/日 ZSM−5ゼオライト生成物の走査電子顕微鏡写真(S
 EM lを得るために約12O00〜約100. o
 o oの範囲の倍率で走査電子顕微鏡を用いる。
ZSM−5生成物のサプミクに微結晶は明瞭に撮影され
、そしてi0.ooo倍及びそれ以上の倍率でSEHに
より測定される。
ZSM−5ゼオライトの本合成に用いる大部分の反応体
に対する原料は下で与えられる。
合成に使用されるシリカの原料はDαυi tonであ
ることができ;他のタイプのシリカグルにはPittz
btbrlh Plate Glassにより製造され
たHi−5ilHDμp0ルtにより製造されたコロイ
ド状シリカゾルであるLu、ctox ; L’aho
t  (、’arp。
により製造された0′αbozi Zの如きig状の(
ftLmgcllシリカがあシ、他のタイプの煙霧シリ
カには工業的に広く入手されるフェロ−シリコンの副生
物があり;水ガラスどして公知であり、そして商業的に
容易に入手されるケイ酸ナトリウム(このものはソーダ
の原料でもあり得る);及びいずれかの他の状態の反応
性シリカがある。
水酸化ナトリウムはソーダの原料であり、そしてまたこ
のものは商業的に入手できる商品化学薬品である。
ケイ酸ナトリウムまたは水ガラスはソーダ及びシリカの
原料としてしばしば使用される。
アルミナの原料はアルミン酸ナトリウム、硫酸アルミニ
ウムまたはいずれかの他の状態の反応性アルミナであり
得る。
テトラプロピルアンモニウム陽イオンの原料は臭化物の
如きテトラプロピルアンモニウムハロダン化物またFi
Eart帽ZnKodαkc0.及び他の会社から得ら
れる水酸化テトラプロピルアンモニウムであるか、また
はハロケ°ン化プロピル及びトリプロピルアミンの生じ
る生成物であり得るハロゲン化物の場合であり得る。
本発明の方法により調製されるZSM−5は触媒を製造
するために直接使用し得る。本発明により調製される反
応スラリーけZSM−5ゼオライト及び母液を製造する
ために約150〜200℃の温度で24時間より少ない
時間加熱される。反応物質は冷却し、そしてろ過してゼ
オライト反応生成物を得る。ろ過したゼオライトを洗浄
し、そして陽イオン交換する。この交換はNH4+、H
+。
ランタニドまたは他の所望の陽イオン並びにこれらの混
合物を用いて行い得る。交換されたゼオライトをマトリ
ックス物質と配合し、そして粒子に生成する。生じる粒
子を乾燥し、そしてか焼して触媒を含むZSM−5ゼオ
ライトを生じさせる。
本発明の基本的特徴を記述したが、次の実施例はその特
定の具体例を説明するだめに示す。
実施例 1 この実施例は本発明による少量のqを用いるゼオライト
zshr−5の合成を説明する。
Lutttrx HE−40(39,8%S i O,
,60,2%11.01425.8 t、 H2O44
F及びCIIJrmW(13%QBr、98.7%II
、07500りを一緒に混合することによりLtLd、
ox及びQlコr混合物を生成させた。次にアルミン酸
ナトリウム(202OチAt2O3,172O係Na2
O363%H2Ol 24.Of。
水酸化ナトリウム(3日7%NcL20.61.6%H
70)34.6f及びH2O44,7fを一緒に混合す
ることにより第二の混合物を生成させた。この第二の混
合物を(、urtox及びQBr混合物に加え、そして
手で唐拌して反応スラリーを生成させた。この反応スラ
+)−1e、73.1yrを合成用の攪拌されたオート
クレーブ中に充てんした。0.5時間かけて約175℃
に達するまでオートクレーブに熱をかけた。次にこの温
度を175℃で7.5時間保持した。
生じた生成物を室温に冷却し、除去し、ろ過し、温脱イ
オン化水11を用いて洗浄し、そして120℃で一夜乾
燥した。
この生成物の一部を粉末X線回折分析し、そして89チ
の結晶化度を有する純粋なZSM−5結晶であることを
見い出した。この試料をSENで試験し、そして約a0
5 amの微結晶の小さな集合体からなることを見い出
した。化学分析により91、59チS i O2,5,
18チAt2O3,42O4係Na、0及び1,39%
C゛が示された。1つの単位格子に関して表わされる生
成物の組成はほぼ次のように計算された: Na3,2 St@2,2 A Z3.g OI□口、
42口0..8当価単位格子当り79原子として計算さ
れ、単位格子当り過剰のゼオライト性す) 17ウムの
濃度(3,2)であるナトリウムは明らかに十分に洗浄
されず、そしてこのものけNaOHとして細孔中に残留
した。生成物中に高濃度のナトリウムイオンが存在する
にもかかわらず、生成物の一部を2%NH4N0.溶液
で直接イオン交換し、次いて温水で洗浄し、そして12
0℃で乾燥した。生じた交換されたゼオライ)li0.
14重量%のみのNa、0を含有し、このことはこの程
度のQイオンの存在は有用な物質への有効なイオン交換
を妨害しないことを示す。
実施例 2 用いたQBr溶液の量を3002から150fに減じる
以外は実施例2け正確に実施例1の通りに行った。水の
量を実施例1に用いたものと等しくなるように保持する
ために追加の水1502をこの実験で用いた。調製した
スラリーの重量は再び873、1 fであった。スラリ
ーの密度は約1.15y / crAであり、そしてそ
の容積は約759cfAであった。オートクレーブから
取り出し、そして水洗した後、ゼオライト生成物を12
0℃で一夜乾燥した。乾燥した生成物の重量は136.
8Fであった。この値から当価生成物濃度は約15.6
%と計算された。オートクレーブ生産性は約540に9
/−7日と計算された。X線回折分析により生成物は約
89%の結晶化度を有する純粋なZSM−5であること
が示された。SEM試験により小さな集合体は約0.1
μmの径の微結晶からなることが分った。乾燥ベースに
よる化学分析により3.74重J¥係At、’O,,3
,20重量ヂNaρ及び9五〇6重3!%(差による)
 St Oxが示された。炭素含有量は0.79重量%
であった。
この分析から計算された1つの単位格子に関して表わさ
れるゼオライトの組成は次のものであった: ”s、am 5Lat−y At4.s 0toy口s
、as C0.st単位格子に対して示した量より過剰
のナトリウムは単位格子当り約2.1分子の量のNaO
Hとして細孔中に存在する非ゼオライト性NaOHに対
応した。この非ゼオライト性ナトリウムは不十分な水洗
の結果であった。
試料中に含まれる炭素の量は反応に用いるQの量中に含
まれる炭素の重量に等しい通常の分析実験誤差内である
(1.08対1.06P+ことは注目に値する。換言ず
れば、Qイオンはゼオライト構造中に定量的に吸蔵され
た。アルミニウムの場合、分析及び試料重量をベースと
して計算した量は実際に反応スラリーに加えるものより
少々過剰であった(5.1対4.85’)。再び、分析
誤差は小さかった。全体として、用いたアルミニウムは
定量的に反応し、そしてゼオライトの一部となることは
容易に明らかである。2 % Ni14N0.水溶液を
用いるナトリウムゼオライトの16接交換により0.0
4重量%のNa、0の分析値を与える生成物が得られた
。再び、微量濃度のQイオンの存在にもかかわらず交換
は効果的に進行したことが分る。更に、不十分な洗浄か
ら生じる過剰のナトリウムを十分に除去した。。
交換された生成物は記号 (NH,)、。A ””H,? ”4.301゜2口5
.660゜、、。
の平均単位格子により表わすことができ、このものは空
気中にて、例えば1000’Fで6時間か焼した際に次
のものに転化するであろう:H4,S S’OI、I 
A’4.S ”112口。
この実施例は微tI#度のみのQイオンを用いて高割合
でのNH4+交換の前にか焼を必要としない実際的な非
汚染方法、または高価でない原料を用いる反応器生産性
により触媒的用途にも使用できる水素型の優れた品質の
極めて小粒径の微結晶のZSM−5を製造する7MS方
法の有効性を説明するものである。
実施例 3〜9  。
実施例1及び2と一緒にした実施例5〜9は用いるQB
rの濃度が減少するに従って微結晶の大きさが増大する
ことを示す。
種々の量のQBr溶液を用いて実施例1の方法に従って
行った。各々の実験における水の素はQ B r溶液と
一緒に加えられ水の量の変化を補償するように変えた。
第2表はこの群の実験に関する関連項目である。
第2表に表わされる結果はQ Hrの量が減少するに従
って、ZSM−5微結晶の大きさけかなり増大すること
を示す。
実施例 10 第2表における実施例1〜9のこの系を完了させるため
に、QBrを使用しないことを除いて同様の調製を行っ
た。オートクレーピング、洗浄及び乾燥後に生じた生成
物けZSM−5結晶性を示唆するのみであった。SEN
試験により生じた生成物粒子の形態学が大きな非均一性
の不ぞろいの形を有する無定形物質を示すことが明らか
にされた。
実施例 11〜13 これらの実施例は反応温度を変えた場合に得られた結果
を説明する。
反応スラリーは実施例2により調製した。反応温度は実
施例11に対しては200℃、実施例12に対しては2
20℃、そして実施例13fC対しては240℃に増大
させた。反応時間は実施例2〜4に対する8時間から実
施例11乃至13に対するそれぞれ4.6及び2.5時
間に短縮した。
得られた結果を第3表に示す。
第3表 温度(’C1200220240 反応時間(時間1      4    3    2
.5大よその微結晶径、am    O,50,612
O反応源度を上昇させることにより反応時間は減少し、
そして微結晶の太きさけ増大した。
実施例 15〜17 これらの実施例は異なった反応体比を有する反応スラリ
ーを用いる種々のZSM−5ゼオライトの製造を説明す
る。
次のモル比を有する反応スラリーを得るために実施例2
の方法に従って行った: 実施例15 20 St Ox ’、 1AZρs :
 2 Na、0:267 H2O: 0.05 QBr 実施例16 30 St Ot 、’ I AZ20s
 ’、 2 # atQ +。
400Hρ: 0.08 QBr 実施例17 120 S”t : I A ’tOs 
: 2 N at O、”16008!0: α51Q
Br X線回折パターンはZSAf−5の生成を示した。
実施例 18 本実施例は価値あるSt Ot及びNa!0の廃棄を避
けるためycZSM−5の合成において母液を循環させ
ることが拳法で可能であることを説明する。
実施例2に示されるように1反応源合物に充てんされた
本質的にすべてのqイオン及びすべてのアルミナは生成
物中に残留した。このことはシリカに対しては生ぜず、
反応混合物中に使用された量の約80%のみが反応し、
ソーダまたはエチレングリコールも同様である。これら
の物質は水と一緒に母液を構成し、ZSM−5生成物と
混合してオートクレープ工程から生じた。この母液の良
好な部分けろ過により生成物から容易に分離することが
できた。
母液の全部または一部を再循環させるに用いる一般的方
法は少量のソーダ及びシリカを用いてもとの実験組成物
の合成スラリーを生成させるためであり、その理由はこ
れらの物質は母液並びにアルミナ及びQBrの十分な補
体であるが、シリカ及び水酸化ナトリウムのフラクショ
ンのみから補給することができた。
再循環工程は生じた生成物の特性及び品質(微結晶径を
含む)に害を与えずに数回くり返すことができた。続い
ての特定の詳細は実施例1の方法の通りに調製されたも
のと実験及び母液が再循環される5つの続いた実験に適
用された。5つの連続した再循環実験後、PH11,4
及びシリカ含有f4.06%を有する5香目の身イ、W
環実験から生じる母液516fが得られた。蝕液200
2をH5−4QLtbd、ox 306Fと混合するこ
とにより6゛ 番目の貴循環実験スラ17− ′4r:
調製した。実施例2に記載された種物質15af及び母
液I DOfを含む溶液をLLLd o x混合物に加
えた。NaOH5り(50%j及びアルミン自ンナトリ
ウム(20%Al2O3及び17%N ato 124
 k’を混合し、そして他の母液100f中で希釈した
。第二の溶液を激しく攪拌しなからLILtiox混合
物に徐々に加えてpH1’2.7を示す最終反応スラリ
ーを得た。スラリーのシリカ対アルミナのモル比は約5
2:1であった。実施例2の方法の通りに反応スラリー
を処理した。得られたZSAf−5生成物の重量は11
32であり、粉末X線回折分析により優れた結晶化度の
純粋なZSJi−5が示され、そして走査電子顕微鏡に
より約0.20〃mの大きさの微結晶が示された。最終
生成物の化学的分析により2.63%Na2O30.9
2%炭素、4.09%At、O。
及び90.87%S i O2であった。
本実施例に副生物である母液を用い、微量のみのQBr
を用いて高品質で、且つ柿めて小粒径の微細結晶を生成
させる数多くの再循環実験の可能性を説明する。
本発明の全体的な方法に関し、拳法のオートクレービン
グ工程中の当価生成物濃度は一般に12チより大、そし
てしばしば14チより犬であることを強調する。代表的
には400 kg/rr?/日より大、そして更に好ま
しくは500 kg/n?/日よし大きい優れた生成物
生産性を与えるために高い濃度及び短かい反応時間を一
緒にした。
上の詳細な記述は単に説明のために示し、そして本発明
の精神から離れずに捗々の方法を行い得ることは理解さ
れよう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シリカの原料、アルミナの原料、アルカリ金属水酸
    化物の原料、水、及び少量のテトラプロピルアンモニウ
    ムイオンを含む混合物を反応させ、その際に該テトラプ
    ロピルアンモニウムイオンが反応混合物中にて有効量で
    且つ式においてy=0.8に対応する量より少ない量で
    存在する、そしてZSM−5ゼオライト生成物を回収す
    ることからなる、 a)5より大きいAl_2O_3に対するSiO_2モ
    ル比Rを有し、ここにR=[2(96−x)]/xであ
    り、そして  b)式 M_x_−_ySi_9_6_−_xAl_xO_1_
    9_2□_4_−_y■_y式中、Mは一価の陽イオン
    を表わし、 □はテトラプロピルアンモニウムイオンを含まぬ、ZS
    M−5多孔性構造体内のチャンネルの交点を表わし、そ
    して ■はテトラプロピルアンモニウムイオンを吸蔵したZS
    M−5多孔性構造体内のチャンネルの交点を表わす、 により表わされる平均単位格子を有する、ZSM−5ゼ
    オライトの製造方法。 2、反応混合物中に存在するテトラプロピルアンモニウ
    ムイオンの量が式においてy=0.6に対応する量より
    少ない量である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、反応混合物中に存在するテトラプロピルアンモニウ
    ムイオンの量が式においてy=0.4に対応する量より
    少ない量である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、前の合成からの母液を再循環させて反応混合物の部
    分に供給する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、本質的にアルミナが存在せずに、そして生じる生成
    物がシリカライトである、特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 6、特許請求の範囲第1項記載の方法により製造された
    ZSM−5ゼオライト。 7、特許請求の範囲第1項記載の方法により製造された
    シリカライト。 8、シリカの原料、アルミナの原料、アルカリ金属水酸
    化物の原料、水、及び少量のテトラプロピルアンモニウ
    ムイオンを含む混合物を反応させ、その際に該テトラプ
    ロピルアンモニウムイオンが反応混合物中にて有効量で
    、且つ0.8Uより少ない量で存在しここにUは反応混
    合物中のSiのモル数を0.8倍した数に、生じる混合
    物中のAlのモル数を加えた数の1/96であり、そし
    てZSM−5ゼオライト生成物を回収することからなる
    、5より大きいAl_2O_3に対するSiO_2比R
    を有するZSM−5ゼオライトの製造方法。 9、反応混合物中に存在するテトラプロピルアンモニウ
    ムイオンの量が0.6Uより少ない量である、特許請求
    の範囲第8項記載の方法。 10、反応混合物中に存在するテトラプロピルアンモニ
    ウムイオンの量が0.4Uより少ない量である、特許請
    求の範囲第8項記載の方法。 11、前の合成からの母液を再循環させて反応混合物の
    部分に供給する、特許請求の範囲第8項記載の方法。 12、本質的にアルミナを存在させず、そして生ずる生
    成物がシリカライトである、特許請求の範囲第8項記載
    の方法。 13、反応混合物が粉末X線回折により識別できるZS
    M−5ゼオライトの原料を含有しない、特許請求の範囲
    第8項記載の方法。 14、反応スラリー混合物が6より大きいSiO_2対
    Al_2O_3(SiO_2toAl_2O_3)、2
    0〜120のH_2O対OH^−(H_2OtoOH^
    −)、0.03〜0.15の(Si+Al)対H_2O
    〔(Si+Al)toH_2O〕、0.8より小さいQ
    対U(QtoU)の成分のモル比を有し、その際に反応
    スラリーに充填される本質的にすべてのQが反応生成物
    中に吸蔵され;反応スラリーに充填される本質的にすべ
    てのAl_2O_3が反応生成物の共有網状構造の一部
    となり;反応温度が100〜280℃であり、そして反
    応時間が24時間より少ない、特許請求の範囲第8項記
    載の方法。 15、SiO_2対Al_2O_3が20〜120であ
    り、H_2O対OH^−が30〜100であり、(Si
    +Al)対H_2Oが0.05〜0.12であり、Q対
    Uが0.6より少ない成分のモル比であり、そして反応
    温度が140〜230℃であり、且つ反応時間が12時
    間より少ない、特許請求の範囲第14項記載の方法。 16、SiO_2対Al_2O_3が40〜80であり
    、H_2O対OH^−が50〜70であり、(Si+A
    l)対H_2Oが0.06〜0.09であり、Q対Uが
    0.4より少ない成分のモル比であり、そして反応温度
    が170〜190℃であり、且つ反応時間が8時間より
    少ない、特許請求の範囲第15項記載の方法。 17、生成される該ZSM−5が高度の結晶性;調製さ
    れ、そして水洗された際に該ZSM−5中に含まれる全
    ケイ素及びアルミニウム1モル当り0.1モルより少な
    い炭素からなる吸収された炭素含有量;調製され、そし
    て水洗された際に含有されたアルミニウム1モル当り1
    モルより少ないゼオライト性アルカリ金属含有量;単一
    相結晶性物質を表わす高度の結晶純度;ケイ酸アルミニ
    ウムまたはシリカライト構造;前もってQイオンを除去
    せずに容易に変換し得る容量;並びに調製され、そして
    水洗された際に含まれる、該ZSM−5中に含有される
    全ケイ素及びアルミニウム1モル当り1/120モルよ
    り少ない窒素を有する、特許請求の範囲第8項記載の方
    法。 18、特許請求の範囲第8項記載の方法により製造され
    たZSM−5ゼオライト。 19、特許請求の範囲第8項記載の方法により製造され
    たシリカライト。 20、(i)シリカの原料、アルミナの原料、アルカリ
    金属水酸化物の原料、水、及び少量のテトラプロピルア
    ンモニウムイオンを含む混合物を反応させ、その際に該
    テトラプロピルアンモニウムイオンが反応混合物中にて
    有効量で、且つ式においてy=0.8に対応する量より
    少ない量で存在し、そして12%より大きい当価生成物
    濃度を有し、該反応を混合物を400kg/m^3/日
    より多い生産性に対応する割合で行い、そして (ii)ZSM−5ゼオライト生成物を回収することか
    らなる、 a)5より大きいAl_2O_3に対するSiO_2モ
    ル比Rを有し、ここにR=[2(96−x)]/xであ
    り、そして b)式 M_x_−_ySi_9_6_−_xAl_xO_1_
    9_2□_4_−_y■式中、Mは一価の陽イオンを表
    わし、 □はテトラプロピルアンモニウムイオンを含まぬ、ZS
    M−5多孔性構造体内のチャンネルの交点を表わし、そ
    して ■はテトラプロピルアンモニウムイオンを吸蔵したZS
    M−5多孔性構造体内のチャンネルの交点を表わす、 により表わされる平均単位格子を有する、ZSM−5ゼ
    オライトの非汚染性の製造方法。 21、当価生成物濃度が14%より大きく、そして生産
    性が500kg/m^2/日より大きい、特許請求の範
    囲第20項記載の方法。 22、a)5より大きい、Al_2O_3に対するSi
    O_2モル比Rを有し、ここにR=[2(96−x)]
    /xであり、 b)その最小寸法が約0.3μmを超えた微結晶を有し
    、そして c)合成され、そして水洗された際に式 M_x_−_ySi_9_6_−_xAl_xO_1_
    9_2□_4_−_y■_y式中、Mはアルカリ金属陽
    イオンを表わし、yは0.8より少なく、 □はテトラプロピルアンモニウムイオンを含まぬ、ZS
    M−5多孔性構造体内のチャンネルの交点を表わし、そ
    して ■はテトラプロピルアンモニウムイオンを吸蔵したZS
    M−5多孔性構造体内のチャンネルの交点を表わす、 により表わされる平均単位格子を有するZSM−5の小
    さな微結晶において、該微結晶が予備的なか焼工程を必
    要とせずにイオン交換が可能であるZSM−5の小さな
    微結晶。 23、式におけるMがNaである、特許請求の範囲第2
    2項記載の組成物。 24、更にアンモニウムイオン交換され、そして式にお
    けるMがNH_4である、特許請求の範囲第22項記載
    の組成物。 25、式におけるMがHである、特許請求の範囲第22
    項記載の組成物。 26、陽イオンMが少なくとも部分的に当価量のランタ
    ニドイオンで置換された、特許請求の範囲第25項記載
    の組成物。 27、順次Qを除去した後の、特許請求の範囲第24項
    記載の組成物。 28、順次Qを除去した後の、特許請求の範囲第25項
    記載の組成物。 29、順次Qを除去した後の、特許請求の範囲第26項
    記載の組成物。 30、a)特許請求の範囲第1項で定義した反応スラリ
    ーを一緒に混合し; b)反応スラリーを約150〜200℃の 温度で24時間より短時間加熱してZSM−5ゼオライ
    ト及び母液を生成させ; c)工程(b)からの反応物質を冷却し; d)冷却した反応物質をろ過してゼオライ ト反応生成物を得て、 e)ろ過したゼオライトを洗浄し; f)洗浄したゼオライトを陽イオン交換し;g)交換し
    たゼオライトをマトリックス物 質と配合し; h)生じた粒子中に配合した物質を生成さ せ; i)生じた粒子を乾燥し;そして j)乾燥した粒子をか焼して触媒を含む ZSM−5ゼオライトを生成させることからなる、触媒
    の製造方法。 31、陽イオン交換をNH_4^+イオンを用いて行う
    、特許請求の範囲第30項記載の方法。 32、陽イオン交換をNH_4^+及びランタニドイオ
    ンを用いて行う、特許請求の範囲第30項記載の方法。 33、陽イオン交換をH^+イオンを用いて行う、特許
    請求の範囲第30項記載の方法。 34、陽イオン交換をH^+イオン及びランタニドイオ
    ンを用いて行う、特許請求の範囲第30項記載の方法。 35、特許請求の範囲第30項記載の方法で製造される
    触媒を含むZSM−5ゼオライト。 36、a)特許請求の範囲第8項で定義した反応スラリ
    ーを一緒に混合し; b)反応スラリーを約100〜280℃の 温度で24時間より短時間加熱してZSM−5ゼオライ
    ト及び母液を生成させ; c)工程(b)からの反応物質を冷却し; d)冷却した反応物質をろ過してゼオライ ト反応生成物を得て、 e)ろ過したゼオライトを洗浄し; f)洗浄したゼオライトを陽イオン交換し;g)交換し
    たゼオライトをマトリックス物 質と配合し; h)生じた粒子中に配合した物質を生成さ せ; i)生じた粒子を乾燥し;そして j)乾燥した粒子をか焼して触媒を含む ZSM−5ゼオライトを生成させることからなる、触媒
    の製造方法。 37、陽イオン交換をNH_4^+イオンを用いて行う
    、特許請求の範囲第36項記載の方法。 38、陽イオン交換をNH_4^+及びランタニドイオ
    ンを用いて行う、特許請求の範囲第36項記載の方法。 39、陽イオン交換をH^+イオンを用いて行う、特許
    請求の範囲第36項記載の方法。 40、陽イオン交換をH^+イオン及びランタニドイオ
    ンを用いて行う、特許請求の範囲第36項記載の方法。 41、特許請求の範囲第36項記載の方法で製造される
    触媒を含むZSM−5ゼオライト。
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