JPS6166538A - 電気機器の固定子巻線棒体の冷却液供給・導出用の接続装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電気機器の固定子巻線棒体の中空導体に対す
る冷却液を供給・導出するための接続装置であって、固
定子巻線棒体の複数の中空導体及び複数の中実導体が金
属構成部材によって纏められており、、４金（・」；構
成部材が一方では冷却液用の水室と結合され、オだ他方
では前記の中空７５体及び中実導体と結合されており、
しかも前記中空導体が前記金属構成部材から突出して前
記水室の内室へ４１７人されかつろう付け板に液密に固
定されて、・す、該ろう付け板が、前記中空導体が突出
している方の金属構成部材の端面側に固定されている形
式のものに関する。

〈従来の技術） 前記形式の接続装置はスイス国特許第４８１５１７号明
細書に基づいて公知である。

２つの隣り合った固定子巻線枠体を電気的に接続すると
同時に、瀉固電子巻線俸体の中空導体に対して冷却液全
供給・導出するための公知の接続装置では一般に構成形
式は２つに分けられる。

例えば雑誌１べ−・ベー・チェー・ナソハリヒ７ン（”
ＢＢＣ−Ｎａｃｈｒｉｃｈｔｅｎ”　）　Ｊ　　６０　
。

１９７８年第１冊第６貞１図５に基づいて公知になって
いるような第１の構成形式では互忙上下に位置する２つ
の固定子巻線棒体端部は１つの接合板によって電気的に
接続されている。各固定子巻線棒体の中空導体は前記接
合板から夫々１つの水室内へ突入してそこでろう付けさ
れている。両水室は、前記接合板に固定された中間部材
とねじ締結されている。各固定子巻線棒体端部から水室
を隔てたことによって、中空導体と水室との間のろう継
手が充分にチェックできるとはいえ、このように間隔を
とったがために、水室が固定子巻線棒体端部と直接には
結合されていないという欠点がある。合成樹脂で含浸さ
れたガラスコードによって水室を付加的に支持してさえ
も、固定子巻線棒体端部と水室との相対運動を完全には
阻止することは不可能であった。この相対運動によって
中空４体が幾分変形されるのは勿論である。振動による
相対運動が発生すると、要するに水室が固定子巻線棒体
端部に対して相対的に振動すると、変形動作が繰返され
る。前記棒体端部に対するこの相対振動によって、中空
導体の変形が繰返されると、この繰返し変形は中空導体
の破損を惹起させることになる。

例えばドイツ連部共和国特許出願公開第２８０３０１５
号明細ｉｊに基づいて公知になっているような接続装置
の第２の構成形式では、冷却液供給手段と２つの隣り合
った棒体端部間の接続手段はただ１つのｔｆｌｉ成部利
において併用されている。両方の１−、ｉ電子♂線捧体
端部は水室と直接にろう付けきれている。この場合は中
空導体は負荷企受けることはないが、ろう材によって中
空導体が閉塞する怖れがある。そればかりか。

このろう付け操作は高くつく。ろう付け部位の視覚によ
るチェック及びろう付け部位の補修は弔実上行うことが
できない。更に又、固定子巻線棒体の幾何学的形状に応
じて、その形状毎に固イ了の水室が設計されかつ製作さ
れねばならない。

ところで前掲のスイス国特許第４８１５１７号明細書に
開示された仄Ｆｌ装（ｒｒ、は、前記の２つの構成形式
の茨協策にほかならず、この妥協策がコストｖｊでおる
のは勿論である。電気機器の固定子巻線棒体の中空心体
へ冷却ｔｉ、を供給するための、この公知の接続装置で
は、巻線棒体を構成する複数の中空導体と中実導体はか
ぶせ体によって纏められており、該かぶせ体は一方では
冷却液用の流入接続管と結合嘔れ、また他方では中空導
体及び中実導体と電気的に結合されている。中空導体は
かぶせ体から突出して水室の内室へ侵入してかつ挿嵌ブ
ノンユ内に液密に固定されており、該挿嵌ジッタ：Ｌは
、中空導体が突出している方の、かぶせ体の端面側に固
定されている。また、かぶせ体には可撓性帯材ノＺツク
が溶接されており、該帯材パックは、隣り合ったｐｆ紛
棒体間ｆ：電気的に接続するためのものである。中空導
体の端部へ自由に接近できることによって各中空導体内
の通路の流過性及び水力抵抗に関する検査が可能になり
、また、場合によって生じる修復作業も容易になる。か
ぶせ体は巻線棒体端部と水室との間の不動の継手を形成
する。かぶせ体はその王手゛のＦＮＰ能に基づいて片し
くコスト１、’；になる。それの与ならず、かぶせ体は
を線ヘッドの張出全長を著しく増大させ、幾何学的な各
１６体形状に殊更に適合されねばならず、中空導体の撓
み時には入念な操作を必要とする。

′、発明の課題ノ スイス国特許第４８１５１７号明細書に開示きれた前記
先行技術を出発点とする本発明の課題は、冒頭で述べた
形式の接続装置を改良して。

巻線棒体端部において水室を最適に支持すると共に、軸
方向の構造長を僅かにしかつ製造を単純化できるように
することである。

〈発明の構成〉 前記課題を解決する本発明の手段は、金属構成部拐が、
固定子へ線棒体端部を少なくとも部分的に取囲むヨーク
として、又はスリーブとして構成δれていて前記固定子
巻線棒体端部と硬ろう付けされており、中空導体が直線
的に導かれており、ろう付け板がスペーサを間挿して前
記ヨーク又はスリーブの端面に固定されており、かつ水
室が前記ろう付け板と直接液密に結合されている点にら
る。

く作用〉 本発明は、前記１−ベー・ｋ−・チェー・ナッハリヒテ
／」誌前掲箇所に記載の接続装置の利点及び前記ドイツ
連邦共和国特許出願公開第２８０３０１５号明Ｍ？！！
並びにスイス国特許第４８１５１７号明細書に開示され
ている接続装置の利点をすべて兼備するものであり、し
かもこれらの先行技術に伴なう欠点は本発明によって完
全に排除される。

イ）すべての重要なろう付け部位、特にろう付け板にお
けるろう付け部位は両側から視覚的にチェックすること
ができる。ろう継手の補修は１巻線を組込んだ状態でさ
えも可能である。

口〕　水室は固定子巻線棒体端部と不動に結合されてい
るので、相対振動が生じることはありえない。

ハ）製作の点から見て最もコスト高の構成部分、り１り
水室性固定子を線梓体の幾何学的形状にも仁［や／ｆ右
されることはない。ただろう付け板でＣ１，中空心体の
サイズと中空導体を通すための穿孔パターンを考慮すれ
ばよい。

二）中空導体端部は、ろう付け板に適合させるために、
（＝１加的に変形する必要はない。

ホ）中空導体とろう付け板との間のろう継手及びろう付
け板と水宇との間のろう継手は順次相前後してＩＦ！！
作されてチェックされ、場合によってＩ’Ｊ：　１に加
工される。

〈実施例〉 次に図面につき本発明の実施例を詳説する。

先ず固定子き線ｆ、＜体とけ、＆１・１定子を線を形成
する１Ｍ体を意味し、第１図〜第３図において総体的に
符号、２で示されている。両棒体１゜２は夫々、複数の
中実の部分心棒３と複数の中空導体手とから成り、各（
や体、２の横断面における前記部分、Ｑ７体３と中空導
体Φの配分状態は第２図から明らかである。中空４体４
は長さＬ分だけ中実の部分４体３から突出している。

各棒体１，２０部分導体３と中空導体仝との電気的及び
機械的な結合は銅製のＣ形のヨーク５゜６によって夫々
行われ、該Ｃ形のヨークは、そのん面が中実の部分導体
３の端面に整合するように棒体端部と硬ろう付けはれて
いる。ヨーク５．６の互に向き合った脚片７と８は、固
定子巻線棒体を組込んだ状態で重なり合うように設計さ
れている。この場合脚片７と８は大きな面で互に硬ろう
付けされており（硬ろう継手９）かつ棒体１と２．とｔ
４電結合する。

両Ｃ形のヨーク５、６の脚片７，７′及び８゜８′の外
向きの端面には夫々直方体状のスペーサ１０，１１，１
２．１３が固定されており、該スペーサはＣ形のヨーク
５、６と一体に構成されていてもよい。前記スペーサ１
０．１１並びに１２．１３の端面には夫々１つのろう付
け板１牛、１５が固定されている。ろう付け板は、中空
導体Φの数に等しい数の穿孔を有し、ろう付け阪におけ
る穿ｆＬの１７７ｉ断面少び分布は枠体横断面における
中空１１１体生り）崩断ｏＩｌｌ及び分布に相応してい
る。スペーサ１０，１１，１２．１３の高さＨｌろう１
−１け板のｊ°ノさＤ及び中空導体４の超過長さしは、
中空−！１体ヰがろう付け板１４．１５から数組だけ突
出するしうに〃に調和されているう付け４Ｎ１４．１５
はスペーサ１０，１１゜１２．１３とも、１だ１１ケろ
う付け板を貫通する中空導体Φとも硬ろ）１１０ざｉｔ
ている。ろう付け板１４　、１５１ｔＣｔＪ’、、人々
１つの接続管片１８゜１９を有する截頭ピラミッド状の
キャップ１６゜１７が被せ嵌められてｔｒりかつろう付
け板と液密に硬ろう付けざ扛ている。ろうけけ板１４゜
１５はキャップ１６．１７と共に固有の水室２０．２１
を形成している。該水室には、絶縁ホース２４．２５（
第３図）のホース取付け具２２．２３が接続され、前記
絶縁ホースは、大地電位の集合管に対して水室をｅ縁し
ている（これＫついては前掲誌の「イー・イー・チェー
・ナソ・・リヒテン」第６頁図５．６参照）。

前記接続装置の製作は大体において次の操作工程ａ）〜
ｋ）で行われる。

ａ）電気機器の外部で、互に絶縁された中実の部分導体
３と中空導体牛がら固定子巻線棒体が組立てられる。そ
の際これに先立って、棒体端部における部分導体の絶縁
物が、Ｃ形のヨーク５、６の軸方向寸法に相当する長さ
にわたって除去てれた。

ｂ）Ｃ形のヨーク５、６が棒体端部と硬ろう付けされ、
その際、部分導体３間の継目もしくは中空導体４間の継
目はろう材で充填される。

Ｃ）スペーサ１０，１１，１２．１３がＣ形のヨーク５
、６の脚片７　、７’　、　８　、８’に一体に成形さ
れていない場合には、該脚片の１１４面にスペーサ１０
，１１，１２．１３が装着される。

ｄ）ろう付け板１４．１５が中空４体牛の突出端部に挿
し嵌められ、かつ該ろう付け板は中空導体４とも、かつ
又、スペーサ１０゜１、１２．１３とも硬ろう付けされ
る。

ｅ）ろう付け部位、特にろう付け板１４　、１５と中空
心体手との間のろう付け部位が検査される。

ｆ）キャップ１６．１７がろう付け板１４゜１５に彼せ
嵌められ該ろう付け板と硬ろう付けされる。

ｇ）水室２０，２１のｄｋ密性がチェックされる。

ｈ）主絶縁物が取付けられて含浸樹脂で含浸されかつ固
定子巻線棒体に焼付けられる。

１）固定子内へ外体が組込１れて位置固定される。

」）Ｃ形のヨーク５．６の互に向い合った脚片７と８を
硬ろう付けすることによって電気接続が形成される。

ｋ）水室２０．２１が固定子の冷却系に接続される。

本発明の範囲を逸脱することなしに前記実施例を種々異
なった変ｒヒηル様で実施することが町１Ｊヒである。

例えばヨーク５．６は、夫々２部分から成りかつ棒体端
部外周を完全に取囲むＵ形断面の半割ヨークとして構成
きれるか、ちるいは方形横断面をもったスリーブとして
構成されていてもよい。

また両方のヨーク５と６が一体に形成され、例えばＥ形
材又はＨ形材として構成されてもよく、あるいは搾体痛
部の両側でＥ形断面の半割ヨークが棒体と硬ろう付けさ
れる。しかしこれらの変化態様は前述の操作工程とは異
なった順序を必要とする。

この場合、工程すは工程ｃ、ｄ、ｅ、ｆ、ｇも同様に工
程ｉに続くことになり、工程ｊは省かれる。

金部技術上の理由が容認されるかぎり本発明の適用の下
で、２つの棒体端部を包括する水室を実現することも可
能である。このためには単に両ろう付け板１４．１５を
共通のプレートに統合してキャップ１６と１７をそれ相
応に適合させればよい。

Φ　図面の簡ｒ１ｔな説明 第１図は−に下に位置する２つの固定子巻線棒体の終端
部分、１しびに所１・」ｉの接続装置の縦断面図、第２
図は第１図のＡ−Ａ線に沿った棒体端［黄断面図、第３
図（＜ｔ　−’ｎ　１１１１　ｋこ示した固定子巻線棒
体終端部分の斜睨図で、らる。

、２・・・固定子−を線ｌ’＆体、３・・・中実の部分
導体、牛・・中空ダＴ体、５、６・・Ｃ形のヨーク、７
゜８・・脚片、９・・・硬ろう継手、１０　、１１　、
１２　。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、電気機器の固定子巻線棒体の中空導体に対する冷却
   液を供給・導出するための接続装置であつて、固定子巻
   線棒体の複数の中空導体（４）及び複数の中実導体（３
   ）が金属構成部材によつて纏められており、該金属構成
   部材が一方では冷却液用の水室（２０、２１）と結合さ
   れ、また他方では前記の中空導体（４）及び中実導体（
   ３）と結合されており、しかも前記中空導体（４）が前
   記金属構成部材から突出して前記水室（２０、２１）の
   内室へ導入されかつろう付け板（１４、１５）に液密に
   固定されており、該ろう付け板が、前記中空導体（４）
   が突出している方の金属構成部材の端面側に固定されて
   いる形式のものにおいて、金属構成部材が、固定子巻線
   棒体端部を少なくとも部分的に取囲むヨーク（５、６）
   として、又はスリーブとして構成されていて前記固定子
   巻線棒体端部と硬ろう付けされており、前記中空導体（
   ４）が直線的に導かれており、前記ろう付け板（１４、
   １５）がスペーサ（１０、１１、１２、１３）を間挿し
   て前記ヨーク（５、６）又はスリーブの端面に固定され
   ており、かつ前記水室（２０、２１）が前記ろう付け板
   （１４、１５）と直接液密に結合されていることを特徴
   とする、電気機器の固定子巻線棒体の冷却液供給・導出
   用の接続装置。 ２、ろう付け板（１４、１５）にキャップ（１６、１７
   ）が直接固定されており、かつ前記のろう付け板（１４
   、１５）とキャップ（１６、１７）が水室（２０、２１
   ）を制限している、特許請求の範囲第１項記載の接続装
   置。 ３、中空導体端部が水室（２０、２１）内へ突入してい
   る、特許請求の範囲第１項又は第２項記載の接続装置。 ４、ヨーク（５、６）がＣ形、Ｈ形又はＥ形横断面を有
   し、固定子巻線棒体端部が前記ヨーク（５、６）の脚片
   （７と７′、８と８′）間の間隙内に挿嵌されて該脚片
   と硬ろう付けされている、特許請求の範囲第１項から第
   ３項までのいずれか１項記載の接続装置。 ５、２つの固定子巻線棒体端部を互に電気的に接続する
   ために、各固定子巻線棒体端部に所属したヨーク（５、
   ６）が互に硬ろう付けされている、特許請求の範囲第１
   項から第４項までのいずれか１項記載の接続装置。 ６、ヨークが一体にか又は２部分から構成されておりか
   つ２つの隣り合つた固定子巻線棒体端部を少なくとも部
   分的に取囲んでいる、特許請求の範囲第４項記載の接続
   装置。