JPS6166098A - 近接信管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、誘導飛しよう体に装備される近接信管の外
部妨害波による誤動作防止に関するものである。

〔従来技術〕

第１図は従来の近接信管の構成を示す図であり。

（１）は信号を空中へ放射すると共に、目標機によって
反射された信号を受信するアンテナ、（２）は電力を等
しく分配する電力分配器、（３）は連続した信号を発生
する送信器、（４）は送信電力の一部を取り出す結合器
、（５）は送信及び受信信号を分離するデユープレクサ
、（６）は受信信号と結合器（４）からの送信電力の一
部を混合してドツプラ信号を作り出すミキサ、（７）は
所定の帯域幅を持った増幅器、（８）はドツプラ信号を
検波する検波器、（９）は入力する信号が所定のしきい
値を越えると信号を出力する比較器、α〔は比較器（９
）が出力する信号を受けて起爆信号を発生する起爆回路
、（ｌυは弾頭の安全性を維持するだめの安全装置、（
Ｉっけ起爆信号を受けて炸裂する弾頭である。なお、安
全装置値υと弾頭ｕ７Ｊは近接信管には含まれない。

このような構成において誘導飛しよう体が発射されると
、送信器（３）は、結合器（４）、デユープレクサ（５
）、電力分配器（２）を通してアンテナ（１）から電波
を放射する。目標機がアンテナ（１）のビーム内に入る
と、放射された信号は誘導飛しよう体と目標機との相対
速度に対応したドツプラ偏移を受けて再びアンテナ（１
）で受信される。受信された信号は。

デユープレクサ（５）を通って、ミキサ（６）で、結合
器（４）によって取り出された送信出力の一部の信号と
混合されてドツプラ信号となり２次いで増幅器（７）で
増幅されて検波器（８）に入力され、ここでパルス信号
となって比較器（９）に入る。入力されたパルス信号は
所定のしきい値と比較され、パルス信号がこのしきい値
を越えると信号を出力する。この信号は起爆回路σ１に
入シ、ここで起爆信号に変換されて安全装置αυを経由
して弾頭αａに送り、これを炸裂させる。

従来の装置は受信する信号の大きさが所定値以上であれ
ば２作動するため、アンテナのサイドローブから受信さ
れる外部からの大きな妨害波により、誤動作しやすいと
いう欠点があった。

〔発明の概要〕

この発明はかかる欠点を改善するためになされたもので
、近接信管のアンテナとして、２個のアンテナを用い、
２個のアンテナが受信する目標機からの反射信号の和と
差の信号を検出し、和の信号のレベルが所定値以上で、
かつ和と差の信号のレベル差が所定値以上の時にのみ作
動する近接信管を提案するものである。

２個のアンテナの和と差のパターンを第２図に示す。図
において、　（１３は２個のアンテナの和の信号のパタ
ーン、ａ４）は差の信号のパターンである。

今、和と差の信号のレベル差が所定値以上の時に。

作動する様に設定することによりアンテナの入力する電
波の到来方向を中心方向に限定することが可能となる。

また、和の信号のレベルが所定値以上の時に作動させる
ことによシ、ノイズによる誤動作、遠距離からの弱い信
号による作動を防止することが可能となる。

〔発明の実施例〕

第３図はこの発明の一実施例を示す図であり。

（３）〜（１２は従来の近接信管と全く同一のものであ
る。

ａ９はアンテナ、員は２個のアンテナ（Ｌ！９の和と差
の信号を作り出すコンパレータ、　（１？）は２個のコ
ンパレータ（Ｉ［９の作シ出した和の信号を加算する電
力結合器（Ａ）、　（Ｉｓは２個のコンパレータ傾の作
り出した差の信号を加算する電力結合器（Ｂ）、　（１
！Ｉはミキサ（６）と同じく結合器（４）から取り出し
た送信器（３）出力の一部の電力と差の信号を混合して
ドツプラ信号を作り出すミキサ、翰は増幅器（７）と同
じく所定の帯域幅を持った増幅器、　ｒ２ｎは検波器（
８）と同じ特性を持つ検波器、＠は検波器（８）が出力
した信号から検波６１２υの出力した信号の差を求め、
この信号の大きさが所定値以上の時、信号を出力する差
動比較器、（ハ）は入力する２つの信号が同時に存在す
る時にだけ信号を出すアンド回路である。

以上の様な構成の近接信管においては、送信器（３）の
出力電力は結合器（４）、デユープレクサ（５）、和の
信号を加える電力結合器（Ａ）　ｎＴｒ　、　　２個の
コンパレータ（ｌｅを通って、和の信号パターンによっ
てアンテナ（１″５から空中へ放射される。目標機によ
って反射された信号は再びアンテナａ９によって受信さ
れ。

２個のコンパレータｔ１Ｑによって和と差の信号に分け
られる。和の信号は電力結合器（Ａ）Ｃ１ηによって加
算すれ、デユープレクサ（５）を通ってミキサ（６）に
加えられ、従来の近接信管の場合と同様に、ミキサ（６
）でドツプラ信号に変換され１次いで増幅器（７）で増
幅され検波器（８）に入力される。ここで検波された信
号は比較器（９）で所定のしきい値と比較されて。

入力された信号がこのしきい値を越えると信号を出力す
る。一方、差の信号は電力結合器（ａ）　［８によって
加算され、ミキ？ａ９に入力され、結合器（４）によっ
て取り出された送信器（３）出力の一部の電力と混合さ
れてドツプラ信号となって増幅器■に入シ。

ここで増幅され７次いで検波器ＱＩ）によって検波され
て差動比較器四に入力される。ここで検波器（９）によ
って検波された和の信号と差の信号との差を求め、この
値がしきい値より大きい時に信号を出力する。目標機と
近接信管との距離が所定値内で。

かつアンテナα９の和のパターンの中心付近で、目標機
からのへ頴信号を受信している場合には、検波された和
の信号は比較器（９）のしきい値を越え。

一方、検波された和の信号と差の信号の差の値は。

差動比鮫器四のしきい値を越えるので、アンド回路（至
）は比較器（９）と差動比較器＠からの出力信号を同時
に受けるだめ、起爆回路ａ〔に信号を出力し。

ここで起爆信号に変換し、安全装置毬υを経由して弾頭
１２を炸裂させる。

〔発明の効果〕

この発明は２以上説明したように、近接信管のアンテナ
として２個のアンテナを用い、このアンテナの和と差の
信号を検出し、和の信号の大きさが所定値以上で、かつ
、和と差の信号のレベル差が所定値以上の時にのみ近接
信管を作動させるように構成することにより、アンテナ
の中心付近で目標機からの反射信号を受ける時にだけ近
接信管を作動させることが可能となり、アンテナの中心
方向以外から入力する外部妨害波によって近接信管が誤
動作するのを防ぐことが可能になる。

【図面の簡単な説明】

、ＪＩ図は従来の近接信管の構成を示す図、第２図はこ
の発明に係るアンテナのパターンを説明する図、第３図
は発明の一実施例を示す図であるっ図において、（１）
と０！９はアンテナ、（２）は電力分配器、（３）は送
信器、（４）は結合器、（５）はデユープレフ”ｊ−、
＋６１とａ９はミキ？、＋７＋と（至）ハ増幅器、（８
）とＣ＋１）は検波器、（９）は比較器、Ｈは起爆回路
、（Ｉυは安全装置、住邊は弾頭、αｊはアンテナの和
の信号パターン。 Ｉは差の信号パターン、（ＩＱは和と差の信号を作るコ
ンパレータ、（ｌηとＯａは電力結合器、（社）は差動
比較器、＠はアンド回路である。 なお２図中同一符号は、同一または相当部分を示すもの
とする。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 誘導飛しよう体に装備され、信号を発生する送信器と、
   信号を空中へ放射すると共に、目標機からの反射信号を
   受信するアンテナと、目標機からの反射信号をドップラ
   信号に変換し、増幅、検波する装置と検波した信号が所
   定の大きさを越えると信号を発生させる装置と、この信
   号から弾頭を起爆させる信号を発生する装置から構成さ
   れる近接信管において、アンテナとして２個で構成され
   るアンテナを用い、この２個のアンテナの和と差の信号
   を検出し、和の信号のレベルが所定値以上で、かつ和と
   差の信号のレベル差が所定値以上の時にのみ、起爆信号
   が発生する様に構成したことを特徴とする近接信管。