JPS6166069A - 真空断熱材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、冷蔵庫等の箱体の一部に組込む、平板状の真
空断熱材の製造法に関するものである。

〔発明の背景〕

従来に於ける、平板状の真空断熱材として、例えば特開
昭５８−１０６２９２号公報によって示されるように外
、板谷器を浅く絞った電属容器に、高密度のグラス・ク
ールマットをスペーサーとして内設し、金属容器同を高
真空として封止切ったものがある。

この方法は、グラスウール繊維の接触熱抵抗の増大と、
真空空間の対流防止を主として断熱性能の向上を狂った
ものである。しかし、外板容器は　　　　　゛金属材料
で構成されるために、この部材を介して熱損失が生じ、
このため外板容器は薄く構成する必要があるが、絞り加
工をするため極端に薄くてきない二と＼、真空引き後、
グラスウール７ツトの変形により中央部は凹状となり、
組込時のスペ−ス効果の悪いものであった。

この従来例を、第２図〜第５図てより説明すると、１は
、絞り外板で、浅く箱状にプレス絞り加工されている。

２は、平板状外板で、厚さ方向以外の外法寸法は、絞り
外板１と同一とする。３は絞り外板１、又は平板状外板
２１で接続する真空引きパイプ、４は、グラスウールマ
ットである。

掛る部品で、真空断熱材を構成するには、絞り外板１内
に、グラスウールマット４を内設し、平板状外板２で蓋
をし、この外周を溶接し、第３図の２口くなし、この後
、真空引きバイブロより容器内を排気し、この一部を加
圧切祈して封止切る。

この時、グラスクールマット４が、１匂／−の真空圧を
受けて圧縮変形し、第４図の如く、中央部を凹とした真
空断熱材となる。これは、絞り外板１が、プレス絞り加
工上薄くできな・）ためで、このため、金属材料の外容
器の熱伝導１失が１大し、併せて、コーナ部の厚さが、
残るため組込上の問題点が生じた。

又、他の実施例としては、瀉５図、及び１６ｇ６図の如
く、絞り外板１を２枚更用して、グラスウールマットを
サンドイッチ状にして構成することも考えられるが、こ
の場合、真空排気後の真空断熱材は、第６図の様だ、コ
ーナ部の絞り加工による塑性変形のために上下面とも凹
状となり、これも前記従来例と同様、熱伝導損失とスペ
ースファクターが悪くなる問題があった。

（発明の目的〕 本発明の目的は、前記従来例の問題点を解消したもので
、外板はプレス加工をしない極薄板により構成し、真空
加圧後、全体が平板状になるようしたもので、同時Ｖｃ
ｆｒ熱性屈の同上、製品重量と製造原価の低減を狂った
ものである。

し発明の概要」 本発明は金属材料よりなる平板状り薄板を２枚重ね合せ
、一部を残して外周端面を気密溶接し、この後非溶接部
を開口した袋装に整形し、内部〈圧縮変形するスペーサ
を内役し、この間口部を閉じ気密ｍ接し、内部？真空心
して封止切る真空断熱材の裏造法に関するもので、絞り
加工を不要とすることによって、前記効果を発揮せしめ
るものである。

〔発明の実施例〕

本発明に於ける一実施例を、第１図・第７図〜第１１図
により説明すると、５は極薄板の、金属板よりなる薄板
外板で　これはプレス絞シ加工を行わな込ため溶接可能
限界まで薄くできる。５−ａは、真空引きパイプを接続
するための穴、６は、薄板外板に溶接する真空引きパイ
プ、７は、薄板外板５と同寸法である金属材料の４［外
板、８は、薄板外板５、及び乙の間隙を保持させ、熱伝
導率を多数の接触熱抵抗により低減した繊維状、又は粉
末状の圧縮変形をするスペーサで、繊維相互、又は粉末
体相伝は、独立し、パイグーによる結合がないため、真
空加圧力により圧縮変形をするものである。９は、ｊｃ
空引きバイブロ内に、スペーサ８の一部が飛牧附着を防
１ヒするためのフィルターである。

か＼る部品、Ｃで真空断熱材を構成するに・ままず溶接
する。この後、薄板外板５、及び７を合せこの外周部を
一辺を残して気密溶接（第７図人部）する。ここで数ナ
ミクロンの金属材料を気密溶接するには、ＴｆＧ溶接、
電子ビーム溶接、７−ム溶接等があるが、溶接法は特に
規定しない。

この様にした部材の非溶接辺より整形用治具を挿入して
第８図の如く袋状にする。この場合薄板外板５及び７は
、極薄板のため伸延の塑性変形を受けず全て曲げ加工の
みで簡単に構成できる。さらてこの内部にスペーサ８を
、真空引きバイブロの容器開口部にフィルター９を設置
する。この後、非溶接辺の開口部を閉じ、この辺の端面
を気密溶接をし、第１１図の如く組立てを完成する。

この部材は、真空引きバイブロの一端を真空ポンプ（図
示せず）に接続し、薄板外板５、及び７　　　内の空隙
ｔ−真空とし、この時に、スペーサは、真空圧を受けて
潰れ薄くなる。これ、Ｋ　＃　ｌｘ薄板外板５、及び７
も変形し全体厚さを１軍くする。この際薄板外板５、及
び７は、伸延加［を受けていないハψ　プＲ−→ｑ請ｒ
もＩ沖詞ｉ！りΔＩｆ−＾１イＩｆｆ鴎ることかできる
機能を有するので、スペーサ８の平板状の圧縮変形に追
従してコーナ部に余分な凸部、中央に凹部ができず、真
空所熱材全本を完全な平板状に構成できる。

この後、容器内空隙の真空引き完了後、真空引きパイプ
の一部を刀口王切断し封止切りて、真空断熱材を完成す
る。

〔発明の効果〕

この］宋に、本発明の真空断熱材は、薄板外板５、及び
７がプＶマによる絞り加工が不用であり、平板状の極薄
板の外容器で構成されるため、内部（断熱効果の優れ、
真空加圧により圧縮変形の著しい繊維状、又は粉末状の
スペーサ８を設置して、加圧変形をさせても余分な凹凸
を発生することなく完全な平板状の真空、ｆｒ熱材を構
成できる。

父、断熱機能は、ス侵−サ８の多数の接触熱抵抗による
熱伝導損失の減少、Ｌ厚板外板５、及び７が極薄化でき
るための熱伝導損失の減少、又薄板外板５、及び７が金
属材料であるため、高温べ一牛ングによる高真空保持に
よる内部ガスの対流熱伝達の減少により高い断熱機能を
長期間保持できるものである。

さらには、薄板外板５、及び７が、極薄板でろることか
ら、製品の大巾な軽量化と絞りのプレス型を不用とする
ことを含めた原価低減を計れる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明真空断熱材の断面構造図、第２図は従来
例に於ける絞り外板の斜視図、第６図は第２図の絞り外
板により組立てられた真空引き前の真空断熱材の断面構
造、第４図は、第３図のものを真空引きし封止切った完
成品の新面構造図、第５図は、他の従来例の真空引き前
の真空断熱材の断面構造、第６図は、第５図のものを真
空引きし封止切りた完成品の断面構造図、第７図は、本
発明の薄板外板溶接後の斜視図、第８図は、第７図の薄
板外板加工後、袋状に整形した斜視図、第９図は、第８
図のコーナ部上視図、第１０図は、内部にスペーサを充
填した時の第８図のＢ−Ｂ断面ば相当する構造図、第１
１図は、ｆｓ１０図の開口部を溶接した真空引き前の断
面図、第１１図は、真空引きをし封止切った真空断熱材
の完成品の第８図のＣ−ＣＩｆｒ面に相当する新面構造
図である。 １・・・絞シ外板、２・・・平板状外板、６・・・真空
引きパイプ、４・・・グラスウールマット、５・・・薄
板外板、５−ａ・・・穴、６・・・真空引きパイプ、７
・・・薄板外板、８・・・スペーサ、９・・・フィルタ
ー。 Ｙｌ　図 第　ｌ 第３図 寥−ｒ　図 第８図 第９図 第１０日 茎１１　　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、金属材料よりなる平板状の薄板外板に、穴を設け、
   こゝに真空引きパイプを気密溶接し、同一寸法の平板状
   の薄板外板を重ね、一部を残して、外周端面を気密溶接
   し、この後この非溶接部を開口した袋状に整形し、内部
   に、真空加圧力により圧縮変形するスペーサを設置し、
   開口した非溶接部を閉じてこの外周端面を気密溶接し、
   真空引きパイプより、容器内空隙部を真空として、全体
   が平板状になるよう加圧圧縮して、真空引きパイプの一
   部を封止切つて構成することを特徴とする真空断熱材。 ２、スペーサを、繊維状物としたことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の真空断熱材。 ３、スペーサを、粉末状物としたことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の真空断熱材。 ４、真空断熱材の内部に開口する真空引きパイプ部に、
   フィルターを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の真空断熱材。