JPS6165821A - 合成サ−フアクタント及びそれを有効成分とする肺表面活性物質喪失性無気肺の治療剤 - Google Patents
合成サ−フアクタント及びそれを有効成分とする肺表面活性物質喪失性無気肺の治療剤Info
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- JPS6165821A JPS6165821A JP59186529A JP18652984A JPS6165821A JP S6165821 A JPS6165821 A JP S6165821A JP 59186529 A JP59186529 A JP 59186529A JP 18652984 A JP18652984 A JP 18652984A JP S6165821 A JPS6165821 A JP S6165821A
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- surfactant
- atelectasis
- synthetic
- synthetic surfactant
- phosphocholine
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は肺胞腔内における気轟液界面活性を有する合成
サーファクタント及び該サーファクタントを有効成分と
して含有する肺表面活性物質喪失性無気肺の治療剤に関
する。
サーファクタント及び該サーファクタントを有効成分と
して含有する肺表面活性物質喪失性無気肺の治療剤に関
する。
従来の技術
肺表面活性物質喪失性無気肺は、肺胞内における肺表面
活性物質の生成不全又は欠如による呼吸窮迫症候群など
のほかに、溺水又は気管支洗浄等による。いわゆる誤咽
によっても発症することが知られている(肺表面活性−
その基礎と臨床−54頁昭和52年9月1日真興交易医
書出版部発行)。
活性物質の生成不全又は欠如による呼吸窮迫症候群など
のほかに、溺水又は気管支洗浄等による。いわゆる誤咽
によっても発症することが知られている(肺表面活性−
その基礎と臨床−54頁昭和52年9月1日真興交易医
書出版部発行)。
近年、肺表面活性物質喪失性無気肺、特に呼吸窮迫症候
群の治療法としては、欠損している肺表面活性物質を当
該物質と同程度又はそれ以上の気−液界面活性を有する
代用物で補充する方法が確立されて来た。そして、かか
る代用物として臨床的評価を受は開発が進められている
物質としては。
群の治療法としては、欠損している肺表面活性物質を当
該物質と同程度又はそれ以上の気−液界面活性を有する
代用物で補充する方法が確立されて来た。そして、かか
る代用物として臨床的評価を受は開発が進められている
物質としては。
哺乳動物の肺臓組織に存在するリン脂質、中性脂質、総
コレステロール、炭水化物及び蛋白質を一定の割合で含
有する物質(以下TA−546と略す、特開昭55−1
60721号公報、小児科臨床32巻7号1343頁1
979年)、これらの成分のほかに遊離脂肪酸をも含有
する物質(以下5−TAと略す、特開昭58−4529
’1号公報、小児科臨床37巻 7号 1526頁19
84年)及び豚の肺洗浄液よシ活性物質を分離し、これ
KCa+を添加した物質(以下サーファクタントCKと
略す1日本界面医学会雑誌 12巻 1号1頁1980
年、同14巻2号212頁1983年)などが報告され
ている。
コレステロール、炭水化物及び蛋白質を一定の割合で含
有する物質(以下TA−546と略す、特開昭55−1
60721号公報、小児科臨床32巻7号1343頁1
979年)、これらの成分のほかに遊離脂肪酸をも含有
する物質(以下5−TAと略す、特開昭58−4529
’1号公報、小児科臨床37巻 7号 1526頁19
84年)及び豚の肺洗浄液よシ活性物質を分離し、これ
KCa+を添加した物質(以下サーファクタントCKと
略す1日本界面医学会雑誌 12巻 1号1頁1980
年、同14巻2号212頁1983年)などが報告され
ている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、誤咽により訴発される肺表面活性物質喪
失性無気肺(以下誤咽由来無気肺と略す)においては、
生体自体が肺表面活性物質の活発な生成機能を保持して
おり、しかも肺表面活性物質が完全欠如の状態に至る場
合はまれであることから、呼吸窮迫症候群に比べてその
無気肺症状は一般に軽度である。このため、生体肺胞内
において肺表面活性物質が生成され正常な呼吸機能が回
復するまでの間、生体生命を維持できる程度に肺胞肺容
量が確保されれば、誤咽由来無気肺の治療は可能となる
。従って、この治療においては、TA−546及び5−
TAが有するほどの気−液界面活性を具備していない物
質であっても、生命維持に必要な最小限の肺胞肺容量を
確保できるものであれば、補充代用物として十分な治療
効果が期待できる。一方、サーフ7クタントCKKあっ
ても、誤咽由来無気肺の治療薬として使用できることが
予測されるが、この物質には過剰量のCa++が共存(
サーファクタントc x s o my中、 CaC
l2として1(1rnI存在)しておシ、このCa+)
が肺胞内の正常なイオン状態を破壊し、その結果1局所
的毒性の発現が懸念される。
失性無気肺(以下誤咽由来無気肺と略す)においては、
生体自体が肺表面活性物質の活発な生成機能を保持して
おり、しかも肺表面活性物質が完全欠如の状態に至る場
合はまれであることから、呼吸窮迫症候群に比べてその
無気肺症状は一般に軽度である。このため、生体肺胞内
において肺表面活性物質が生成され正常な呼吸機能が回
復するまでの間、生体生命を維持できる程度に肺胞肺容
量が確保されれば、誤咽由来無気肺の治療は可能となる
。従って、この治療においては、TA−546及び5−
TAが有するほどの気−液界面活性を具備していない物
質であっても、生命維持に必要な最小限の肺胞肺容量を
確保できるものであれば、補充代用物として十分な治療
効果が期待できる。一方、サーフ7クタントCKKあっ
ても、誤咽由来無気肺の治療薬として使用できることが
予測されるが、この物質には過剰量のCa++が共存(
サーファクタントc x s o my中、 CaC
l2として1(1rnI存在)しておシ、このCa+)
が肺胞内の正常なイオン状態を破壊し、その結果1局所
的毒性の発現が懸念される。
問題を解決するための手段
本発明者らはTA−546,5−TA及びサーフアクタ
ン)CKを構成する個々の成分について鋭意研究した結
果、特定比率のコリンホスホグリセリド、酸性リン脂質
及び脂肪酸類の三成分からなる合成サーファクタントが
、肺胞腔内において有用な気−液界面活性を示し、誤咽
由来無気肺において相邑の肺胞肺容量を確保せしめ、正
常な呼吸機能の回復を促進することを知9本発明を完成
した。
ン)CKを構成する個々の成分について鋭意研究した結
果、特定比率のコリンホスホグリセリド、酸性リン脂質
及び脂肪酸類の三成分からなる合成サーファクタントが
、肺胞腔内において有用な気−液界面活性を示し、誤咽
由来無気肺において相邑の肺胞肺容量を確保せしめ、正
常な呼吸機能の回復を促進することを知9本発明を完成
した。
本発明によれば、コリンホスホグリセリド、酸性リン脂
質及び脂肪酸類を主に含有し、総重量に対するこれらの
含量がコリンホスホグリセリドは53.9〜87,8%
(w/w)、酸性リン脂質は48〜38.2%(φ)、
脂肪酸類は7.0〜262%(w/w)であることを特
徴とする合成サーファクタントが提供される。更に本発
明によれば、該サーファクタントを有効成分とする肺表
面活性物質喪失性無気肺、特に誤咽由来無気肺の治療剤
が提供される。
質及び脂肪酸類を主に含有し、総重量に対するこれらの
含量がコリンホスホグリセリドは53.9〜87,8%
(w/w)、酸性リン脂質は48〜38.2%(φ)、
脂肪酸類は7.0〜262%(w/w)であることを特
徴とする合成サーファクタントが提供される。更に本発
明によれば、該サーファクタントを有効成分とする肺表
面活性物質喪失性無気肺、特に誤咽由来無気肺の治療剤
が提供される。
本発明合成サーファクタントにおいてコリンホスホグリ
セリドとしては、1.2−ジパルミトイルグリセロ−(
3)−ホスホコリア、1.2−ジステアロイルグリセロ
−(31−ホスホコリン、]−]バルミトイルー2−ス
テアロイルクリセロ+31−ホスホコリンもしくは1−
ステアロイル−2−バルミトイルグリセロ−(3)−ホ
スホコリンなどの1,2−ジアシルグリセロ−(3)−
ホスホコリン、1−ヘキサデシル−2−バルミトイルグ
リセロ−(3)−ホスホコリンもしくは1−オクタデシ
ル−2−バルミトイルグリセロ−(3)−ホスホコリン
などのニーアルキル−2−アシルグリセロ−(3)−ホ
スホコリン又ハ1、2− シヘキサデシルグリセロ−(
3)−ホスホコリンなどの1.2−ジアルキルグリ七ロ
ー(3)−ホスホコリンが使用できる。これらの化合物
についてはグリセロール残基の2位炭素に基づく光ダJ
^性体が知られているが1本発明合成サーファクタント
においては、いずれの異性体を問わず使用することがで
きる。またこれらの単品からなるコリンホスホグリセリ
ド以外に、炭素数が14〜24個のアシル基を2個有す
る1、2−シアフルグリセロ−(3)−ホスホコリン混
合物及びこれと上述の単品との混合物も使用することが
できる。
セリドとしては、1.2−ジパルミトイルグリセロ−(
3)−ホスホコリア、1.2−ジステアロイルグリセロ
−(31−ホスホコリン、]−]バルミトイルー2−ス
テアロイルクリセロ+31−ホスホコリンもしくは1−
ステアロイル−2−バルミトイルグリセロ−(3)−ホ
スホコリンなどの1,2−ジアシルグリセロ−(3)−
ホスホコリン、1−ヘキサデシル−2−バルミトイルグ
リセロ−(3)−ホスホコリンもしくは1−オクタデシ
ル−2−バルミトイルグリセロ−(3)−ホスホコリン
などのニーアルキル−2−アシルグリセロ−(3)−ホ
スホコリン又ハ1、2− シヘキサデシルグリセロ−(
3)−ホスホコリンなどの1.2−ジアルキルグリ七ロ
ー(3)−ホスホコリンが使用できる。これらの化合物
についてはグリセロール残基の2位炭素に基づく光ダJ
^性体が知られているが1本発明合成サーファクタント
においては、いずれの異性体を問わず使用することがで
きる。またこれらの単品からなるコリンホスホグリセリ
ド以外に、炭素数が14〜24個のアシル基を2個有す
る1、2−シアフルグリセロ−(3)−ホスホコリン混
合物及びこれと上述の単品との混合物も使用することが
できる。
酸性リン脂質としては、1.2−ジアシル−5n−グリ
セロ−(3)−リン酸、1,2−ジアシル−5n−グリ
七ロー(3)−ホスホ−L−セリン、1.2−ジアシル
−5n−グリ七ロー(3)−ホスホ−5n−グリセロー
ル又は1.2−ジアシル−5n−グリセロ−(3)−ホ
スホ−fll −L −myo−イノシトールが使用で
きる。
セロ−(3)−リン酸、1,2−ジアシル−5n−グリ
七ロー(3)−ホスホ−L−セリン、1.2−ジアシル
−5n−グリ七ロー(3)−ホスホ−5n−グリセロー
ル又は1.2−ジアシル−5n−グリセロ−(3)−ホ
スホ−fll −L −myo−イノシトールが使用で
きる。
これらの化合物において、1位及び2位は同−又は異な
る種類の炭素数14〜24個のアシル基でそれぞれ置換
されていても↓い。
る種類の炭素数14〜24個のアシル基でそれぞれ置換
されていても↓い。
次に脂肪酸類としては、遊離脂肪酸、脂肪酸のアルカリ
金175 ’M+ H脂肪酸アルキルエステルもしくは
脂肪酸アミド又はこれらの二種以上からなる混合物、更
には脂肪アルコール又は脂肪族アミンが使用できる。本
明細書において「脂肪酸類」とはここで旨う脂肪アルコ
ール及び脂肪族アミンも包含する意味である。遊離脂肪
酸としてはパルミチン酸、ステアリン酸又はオレイン酸
が、脂肪酸のアルカリ金属塩としてはパルミチン酸ナト
リウム又はステアリン酸ナトリウムが、脂肪酸アルキル
エステルトシてハハルミチン酸エチルエステルが。
金175 ’M+ H脂肪酸アルキルエステルもしくは
脂肪酸アミド又はこれらの二種以上からなる混合物、更
には脂肪アルコール又は脂肪族アミンが使用できる。本
明細書において「脂肪酸類」とはここで旨う脂肪アルコ
ール及び脂肪族アミンも包含する意味である。遊離脂肪
酸としてはパルミチン酸、ステアリン酸又はオレイン酸
が、脂肪酸のアルカリ金属塩としてはパルミチン酸ナト
リウム又はステアリン酸ナトリウムが、脂肪酸アルキル
エステルトシてハハルミチン酸エチルエステルが。
脂肪酸アミドとしてはパルミチン酸アミドがそれぞれ挙
けられる。脂肪アルコールとしてはヘキサデシルアルコ
ール又はオクタデシルアルコールカ。
けられる。脂肪アルコールとしてはヘキサデシルアルコ
ール又はオクタデシルアルコールカ。
脂肪族アミンとしてはヘキサデシルアミンが挙げられる
。
。
以上において観閲したコリンホスホグリセリド。
酸性リン脂質及び脂肪酸類は動植物から分離された製品
、半合成品又は化学合成品のいずれでもよく、それらの
市販品を使用することができる。
、半合成品又は化学合成品のいずれでもよく、それらの
市販品を使用することができる。
本発明合成サーファクタントは上述のコリンホスホグリ
セリド、酸性リン脂質及び脂肪酸類を主要成分とするも
のである。しかし、これら三成分以外の化合物1例えば
、ヒト血清アルブミン、牛血清アルブミン、ゼラチン、
ヒトβ−グロブリン。
セリド、酸性リン脂質及び脂肪酸類を主要成分とするも
のである。しかし、これら三成分以外の化合物1例えば
、ヒト血清アルブミン、牛血清アルブミン、ゼラチン、
ヒトβ−グロブリン。
ヒト血清β−リポプロティン、牛血清β−リポプロティ
ン、エラスチンもしくはミオグロビンなどの蛋白質、顎
下腺ムチン、キトペントース、フンドロイチン硫酸もし
くはヒアルロン酸などの多糖類、リジン、ロイシンもし
くはプロリンなどのアミノ酸欠1はポリグルタミン酸、
ポリプロリン、ポリロインン、リジル−リジル−リジン
、プロリル−フェニルアラニル−リジン、フロリルーヒ
スチジルーロインン、(プロリループロリルークリンン
)、もしくはグルカゴンなどの合成もしくは天然ペブタ
イド等をオ四成分として、コリンホスホグリセリド1部
に対し001〜01部の割合で更に添加し、共存せしめ
てもよい。これらのオ四成分を含む合成サーファクタン
トの気−液界面活性は1本発明合成サーファクタントの
当該活性と同等乃至10チ増の活性を示すことが認めら
れた。
ン、エラスチンもしくはミオグロビンなどの蛋白質、顎
下腺ムチン、キトペントース、フンドロイチン硫酸もし
くはヒアルロン酸などの多糖類、リジン、ロイシンもし
くはプロリンなどのアミノ酸欠1はポリグルタミン酸、
ポリプロリン、ポリロインン、リジル−リジル−リジン
、プロリル−フェニルアラニル−リジン、フロリルーヒ
スチジルーロインン、(プロリループロリルークリンン
)、もしくはグルカゴンなどの合成もしくは天然ペブタ
イド等をオ四成分として、コリンホスホグリセリド1部
に対し001〜01部の割合で更に添加し、共存せしめ
てもよい。これらのオ四成分を含む合成サーファクタン
トの気−液界面活性は1本発明合成サーファクタントの
当該活性と同等乃至10チ増の活性を示すことが認めら
れた。
本発明合成サーファクタントは上述のコリンホスホグリ
セリド、酸性リン脂質及び脂肪酸類を有機溶媒に溶解し
て混合し、この溶液を減圧乾固し。
セリド、酸性リン脂質及び脂肪酸類を有機溶媒に溶解し
て混合し、この溶液を減圧乾固し。
得られた残留物を適蟲な懸濁溶媒を用いて悲濁し。
ついでこれを凍結乾燥する方法により製造することがで
きる。混合比は最終生成物の乾燥総重量に対する三成分
の重量比率が、コリンホスホグリセリドは53.9〜8
78%(■外・)、酸性リン脂質は4.8〜38.2%
(w/W)、脂肪酸類は70〜26、2 % (w/w
)となるように設定する。使用する有機溶媒としては
クロロホルム−メタノール混合液(容量比2:1乃至4
:1)が、また懸濁溶媒としては水又は水−エタノール
混合液(容量比4:1乃至20:1)がそれぞれ挙げら
れる。懸濁は30−602?、望ましくは40−507
:)で。
きる。混合比は最終生成物の乾燥総重量に対する三成分
の重量比率が、コリンホスホグリセリドは53.9〜8
78%(■外・)、酸性リン脂質は4.8〜38.2%
(w/W)、脂肪酸類は70〜26、2 % (w/w
)となるように設定する。使用する有機溶媒としては
クロロホルム−メタノール混合液(容量比2:1乃至4
:1)が、また懸濁溶媒としては水又は水−エタノール
混合液(容量比4:1乃至20:1)がそれぞれ挙げら
れる。懸濁は30−602?、望ましくは40−507
:)で。
5〜60分間、望ましくは15〜30分間かけて行う。
凍結乾燥は、残存水分の重量比率がhM量に対し、50
%(w/%V)以下になるような条件で行う。
%(w/%V)以下になるような条件で行う。
また、上述の三成分をそのまま練り合わせたのち乾燥す
る方法によシ本発明合成サーファクタントを製造しても
よい。
る方法によシ本発明合成サーファクタントを製造しても
よい。
なお、上述のオ西成分を含む合成サーファクタントは、
コリンホスホグリセリド、酸性リン脂質及び脂肪酸類並
びにオ四成分を所定の比率で有機溶媒又は水に溶解して
混合し、以下本発明合成サーファクタントと同様の方法
により製造することができる。
コリンホスホグリセリド、酸性リン脂質及び脂肪酸類並
びにオ四成分を所定の比率で有機溶媒又は水に溶解して
混合し、以下本発明合成サーファクタントと同様の方法
により製造することができる。
作用及び発明の効果
次に9本発明合成サーファクタントの気−液界面活性及
び薬理学的性質を詳述する。
び薬理学的性質を詳述する。
(、リ 表面張力低下作用
本発明合成す〜ファクタントを54.Ocr!の表面積
を有する生理食塩液に、1dあた910〜2082滴下
し、37Cで該表面積を54.0〜216dの範囲内で
2〜5分かけて増減した際の表面張力をウィルヘルミー
法に準じて連続的に測定した(図1)。結果は以下のと
おりであった。
を有する生理食塩液に、1dあた910〜2082滴下
し、37Cで該表面積を54.0〜216dの範囲内で
2〜5分かけて増減した際の表面張力をウィルヘルミー
法に準じて連続的に測定した(図1)。結果は以下のと
おりであった。
最大表面張力 26.8−50.3 dynes//
crn最小表面張力 1.0〜13.5 dyne
s//crn(b) 気液固拡散作用 37rの生理食塩液の液面に1表面積]cnIあだ、9
0.8〜1.5μりの本発明合成サーファクタントを滴
下し、120秒経過時の表面張力を垂直板法により測定
したところ+ 38.1−52.9 dynes/z
であった。
crn最小表面張力 1.0〜13.5 dyne
s//crn(b) 気液固拡散作用 37rの生理食塩液の液面に1表面積]cnIあだ、9
0.8〜1.5μりの本発明合成サーファクタントを滴
下し、120秒経過時の表面張力を垂直板法により測定
したところ+ 38.1−52.9 dynes/z
であった。
〔薬理学的性質〕
(a) 急性嵩性
5週令の雄性ICR系マウスを用いて本発明サーファク
タントの急性毒性を試験した。経口LDsOは2.7〜
10.0 f/に、腹腔内LDsOは16〜502淘で
あった。
タントの急性毒性を試験した。経口LDsOは2.7〜
10.0 f/に、腹腔内LDsOは16〜502淘で
あった。
(b) 誤咽由来無気肺における呼吸機能回復作用誤
咽由来無気肺を呈する10〜12週令のモルモットを用
い、呼吸機能回復作用を試験した。試験は。
咽由来無気肺を呈する10〜12週令のモルモットを用
い、呼吸機能回復作用を試験した。試験は。
上述の無気肺モルモット5匹を呼吸管理下に1時間放置
したのち1本発明合成サーファクタント80〜200r
qAIを投与し、ついで3時間放置して脱血層殺し、そ
の際の肺胞腔容量を測定することにより行った。正常群
としては同週令のモルモット10匹をそのまま、対照群
としては無気肺モルモット5匹を呼吸管理下に4時間放
置し、脱血層殺してその際の肺胞腔容量を測定した。誤
咽由来無気肺モルモットは体重1kgあたり37Cの生
理食塩液35罰を用い、5分間隔て5回肺洗浄すること
により調製した。呼吸管理はランクマ/らの方法(Ac
5a Anaesthesiologica 8can
dinavica 24巻 231頁 1980年)に
準じた。投与は本発明合成サーファクタントの濃度が2
0〜6.0%(w/v)になるようにv4整した生理食
塩液層濁液を気道内に直接注入する方法を採用した。肺
胞腔容量の測定は、脱血層殺したモルモットの頚部を切
開し、露出させた気管に接続させた水マノメーターを用
い、気道内圧を増減することにより連続的に行った。気
道内圧の増減は気管に接続させた2チヤンネル独立駆動
ンリンジボンプt’h940(米国バーバード社製)を
用いて行った。結果は第1表に示すとおりであった。
したのち1本発明合成サーファクタント80〜200r
qAIを投与し、ついで3時間放置して脱血層殺し、そ
の際の肺胞腔容量を測定することにより行った。正常群
としては同週令のモルモット10匹をそのまま、対照群
としては無気肺モルモット5匹を呼吸管理下に4時間放
置し、脱血層殺してその際の肺胞腔容量を測定した。誤
咽由来無気肺モルモットは体重1kgあたり37Cの生
理食塩液35罰を用い、5分間隔て5回肺洗浄すること
により調製した。呼吸管理はランクマ/らの方法(Ac
5a Anaesthesiologica 8can
dinavica 24巻 231頁 1980年)に
準じた。投与は本発明合成サーファクタントの濃度が2
0〜6.0%(w/v)になるようにv4整した生理食
塩液層濁液を気道内に直接注入する方法を採用した。肺
胞腔容量の測定は、脱血層殺したモルモットの頚部を切
開し、露出させた気管に接続させた水マノメーターを用
い、気道内圧を増減することにより連続的に行った。気
道内圧の増減は気管に接続させた2チヤンネル独立駆動
ンリンジボンプt’h940(米国バーバード社製)を
用いて行った。結果は第1表に示すとおりであった。
(以下余白)
第1表から9本発明合成サーファクタントは呼吸機能を
正常近くまで回ゆさせたことが認められる。
正常近くまで回ゆさせたことが認められる。
以上に詳述した気−液界面活性及び薬理学的性質から本
発明合成サーファクタントを有効成分とする薬剤は肺表
面活性物質喪失性無気肺、特に誤咽由来無気肺の有用な
治療剤ということができる。
発明合成サーファクタントを有効成分とする薬剤は肺表
面活性物質喪失性無気肺、特に誤咽由来無気肺の有用な
治療剤ということができる。
本発明により提供される治療剤は1回投与量として、小
児用には50〜100(11)、成人用には500〜5
000mlの本発明合成サーファクタントを含有する。
児用には50〜100(11)、成人用には500〜5
000mlの本発明合成サーファクタントを含有する。
この用量を水又は生理食塩液に懸濁し、濃度が20〜6
0チ(〜v/v)になるように調愁し、これを呼吸障害
発現直後乃至24時間以内に、気道内に1〜10回注入
又は噴霧させることにより使用する。そのほか、懸濁す
ることなく。
0チ(〜v/v)になるように調愁し、これを呼吸障害
発現直後乃至24時間以内に、気道内に1〜10回注入
又は噴霧させることにより使用する。そのほか、懸濁す
ることなく。
そのまま粉末剤として直接、吸入させてもよい。
用量、使用法及び回数は患者の症状及び併用療法に応じ
て適宜に変更してもよい。
て適宜に変更してもよい。
本発明治療剤は必要に応じて安定剤、保存剤。
等張化剤、緩衝剤もしくは盾濁化剤等の医薬品添加物又
は気管支拡張剤もしくは殺菌剤を含有せしめてもよい。
は気管支拡張剤もしくは殺菌剤を含有せしめてもよい。
剤形は液剤又は用量に懸濁して用いる粉末剤が適当であ
る。本発明治療剤はバイアル瓶又はアンプル瓶等の密刺
客器内に充胡され、無菌製剤として保存される。
る。本発明治療剤はバイアル瓶又はアンプル瓶等の密刺
客器内に充胡され、無菌製剤として保存される。
なお9本発明治療剤はTA−546又は5−TA処装に
より呼吸機能の回復途次にある呼吸窮迫症候群において
、TA−546又は5−TAの代替薬又は補助薬として
使用することもできる。
より呼吸機能の回復途次にある呼吸窮迫症候群において
、TA−546又は5−TAの代替薬又は補助薬として
使用することもできる。
実施例 】
クロロホルム−メタノール混合液(容量比41)110
m1!に、無菌処理した1、2−ジパルミトイルグリセ
ロ−(3)−ホスホコリン90.0mJ、 1.2−
ジアシル−5n−グリセロ−(3)−ホスホ−sn −
グリセロール(アシル基の炭素数14〜24個。
m1!に、無菌処理した1、2−ジパルミトイルグリセ
ロ−(3)−ホスホコリン90.0mJ、 1.2−
ジアシル−5n−グリセロ−(3)−ホスホ−sn −
グリセロール(アシル基の炭素数14〜24個。
シグマ社y)1o、om7及びパルミチン酸10.0
mlを加えて混合浴解した。この溶液の溶媒を減圧留去
し、得られた残渣を水−エタノール混合液(容量比15
:1)40+I!(!に4OCT30分間かけてぞ濁し
、ついでこれを−50Cで凍結させ真空度50〜9 Q
1tmHgで36時間乾燥したところ白色粉末の合成
サーファクタント112.6mFlを得た。
mlを加えて混合浴解した。この溶液の溶媒を減圧留去
し、得られた残渣を水−エタノール混合液(容量比15
:1)40+I!(!に4OCT30分間かけてぞ濁し
、ついでこれを−50Cで凍結させ真空度50〜9 Q
1tmHgで36時間乾燥したところ白色粉末の合成
サーファクタント112.6mFlを得た。
総重量に対する各成分の含量は1.2−ジパルミトイル
グリセロ−(3)−ホスホコリンは799%(w/W)
、1.2−ジアシル−5n−グリ七〇 −+3)−ホス
ホ−5n−グリセロールはs、 9 % (w/w )
、 バルミチン酸は89%(w/W)及び水は23%
(−7’−)であった。得られたサーファクタントの各
作用は次のとおりであった。なお、誤咽由来無気肺にお
ける呼吸機能回復作用の試験結果は、気道内圧5 cm
H2Oにおける肺胞腔容量の平均値で表示した。
グリセロ−(3)−ホスホコリンは799%(w/W)
、1.2−ジアシル−5n−グリ七〇 −+3)−ホス
ホ−5n−グリセロールはs、 9 % (w/w )
、 バルミチン酸は89%(w/W)及び水は23%
(−7’−)であった。得られたサーファクタントの各
作用は次のとおりであった。なお、誤咽由来無気肺にお
ける呼吸機能回復作用の試験結果は、気道内圧5 cm
H2Oにおける肺胞腔容量の平均値で表示した。
以下の他の実施例においても同様である。
表面張力低下作用
最大表面張力 26.8 dynesA′r
n最小表面張力 ]、 3 dynes/
c′In気液面拡散作用 120秒後 47. Odynes/m呼
吸機能回復作用 肺胞腔容量(5cm 1120 ) 8.1 me
1kg実施例 2〜4 】、2−ジパルミトイルグリセロ−(3)−ホスホコリ
ン、1.2−シアシル−5n−グリセロ哨3)−ホスホ
−5n−グリセロール及びパルミチン酸の各使用量を上
述の順に94.8Q、5.2ml及び7.6 ml(実
施例2 )、 585m1. 41.5mj及びs、
4 my (実施例3 )、 90.5ml、
95rn2及び36.2 ml (実施例4)に変更し
た以外は、操作等を上述実施例1と全く同様にし、3種
類の合成サーフアクタノドを製造した。結果は第2表に
示したとおりであった。
n最小表面張力 ]、 3 dynes/
c′In気液面拡散作用 120秒後 47. Odynes/m呼
吸機能回復作用 肺胞腔容量(5cm 1120 ) 8.1 me
1kg実施例 2〜4 】、2−ジパルミトイルグリセロ−(3)−ホスホコリ
ン、1.2−シアシル−5n−グリセロ哨3)−ホスホ
−5n−グリセロール及びパルミチン酸の各使用量を上
述の順に94.8Q、5.2ml及び7.6 ml(実
施例2 )、 585m1. 41.5mj及びs、
4 my (実施例3 )、 90.5ml、
95rn2及び36.2 ml (実施例4)に変更し
た以外は、操作等を上述実施例1と全く同様にし、3種
類の合成サーフアクタノドを製造した。結果は第2表に
示したとおりであった。
(以下余白)
実施例 5
無菌処理した1、2−ジパルミトイルグリセロ−(3)
−ホスホコリン75.0#、1.2−ジアシル−sn−
グリセl:+ −131−ホスホ−5n−グリセロール
(アシル基の炭素数14〜24個、/グマ社製 )25
0町及びパルミチン酸20.0 Inlを室温でクロロ
ホルムメタノール混合液(容−1を比2 : 1 )1
00罰に溶解して混合した。この溶液を減圧乾固し。
−ホスホコリン75.0#、1.2−ジアシル−sn−
グリセl:+ −131−ホスホ−5n−グリセロール
(アシル基の炭素数14〜24個、/グマ社製 )25
0町及びパルミチン酸20.0 Inlを室温でクロロ
ホルムメタノール混合液(容−1を比2 : 1 )1
00罰に溶解して混合した。この溶液を減圧乾固し。
得られた残査を45rで20分間かけて水−エタノール
混合液(容量比9:1)351111!に葱濁した。
混合液(容量比9:1)351111!に葱濁した。
この懸濁液を−400で凍結させて真空度75〜90μ
m+−1g で24時間乾燥し1合成サー2アクタン)
124.6fffgを白色粉末として得た。総M量に対
する各成分の含量は1,2−ジパルミトイルグリセO−
!3+−ホスホコリンは602%(■・7w ) 、
1.2−ジアシル−Sローグリセロ−(3)−ホスホ−
sn−グリセロールfd 20.1%(φ゛)、パルミ
チン酸は161%(=/W)及び水は37%(η・外・
)であった。
m+−1g で24時間乾燥し1合成サー2アクタン)
124.6fffgを白色粉末として得た。総M量に対
する各成分の含量は1,2−ジパルミトイルグリセO−
!3+−ホスホコリンは602%(■・7w ) 、
1.2−ジアシル−Sローグリセロ−(3)−ホスホ−
sn−グリセロールfd 20.1%(φ゛)、パルミ
チン酸は161%(=/W)及び水は37%(η・外・
)であった。
表面張力低下作用
最大表面張力 29.3 dynes/cr
n最小表面張力 7.5 dynes/c
rn気液面拡散作用 120秒後 50. ] dyncs/z
呼吸機能回俵作用 肺胞腔容量(5t:m H2O) 8.4 meA
9実施例 6〜9 実施例5において、1,2−ジパルミトイルグリセロ−
(3)−ホスホコリン75.0 mlのかわりに、1−
バルミトイル−2−ステアロイルグリセロ−(3)−ホ
スホコリン(実施例6)、1−へキサテンルー2−バル
ミトイルグリセロ−(3)−ホスホコリン(実施例7)
又は1.2−ジヘキサデフルグリ七〇−(3)−ホスホ
コリン(実施例8)の各75.09゜更には1,2−ジ
パルミトイルグリセロ−13)−ホスホコリン65.0
MJIと1.2−ジアシルグリセロ−(3)−ホスホ
コリ/混合物(ア/ル基の炭素p1・1〜24個、/グ
ツ社製) 10.0 mlとの混合物を使用した以外は
、他の二成分の使用量及び(ダ・作等を同様にして行い
、41千類の合成サーファクタントを製造した。結果を
第3表に示す。
n最小表面張力 7.5 dynes/c
rn気液面拡散作用 120秒後 50. ] dyncs/z
呼吸機能回俵作用 肺胞腔容量(5t:m H2O) 8.4 meA
9実施例 6〜9 実施例5において、1,2−ジパルミトイルグリセロ−
(3)−ホスホコリン75.0 mlのかわりに、1−
バルミトイル−2−ステアロイルグリセロ−(3)−ホ
スホコリン(実施例6)、1−へキサテンルー2−バル
ミトイルグリセロ−(3)−ホスホコリン(実施例7)
又は1.2−ジヘキサデフルグリ七〇−(3)−ホスホ
コリン(実施例8)の各75.09゜更には1,2−ジ
パルミトイルグリセロ−13)−ホスホコリン65.0
MJIと1.2−ジアシルグリセロ−(3)−ホスホ
コリ/混合物(ア/ル基の炭素p1・1〜24個、/グ
ツ社製) 10.0 mlとの混合物を使用した以外は
、他の二成分の使用量及び(ダ・作等を同様にして行い
、41千類の合成サーファクタントを製造した。結果を
第3表に示す。
(以下余白)
実施例 10〜】2
実施例Iにおいて、1.2−ジアシル−5n−グリセロ
−(31−ホスホ−5n−グリセo−ル10.OmFの
かわりに、1.2−ジアシル−5n−グリセロ−(3)
−リン酸(アシル基の炭素数14〜24個、サーダリー
社製)(実施例10)、1.2−シア/ルーsn−グリ
セロ−(3)−ホスホ−L−セリン(アシル基の炭素数
14〜24個:シグマ社製)(実施例11)、1.2−
シアフルーsn−グリセロ−(3)−ホスホ−(1)
−L −myo−イノシトール(アシル基の炭素数14
〜24個:サーダリー社製)(実施例12)の各10.
Off#を用いた以外は、他の二成分の使用量及び操作
等を同様にして行い、3種類の合成サーファクタントを
製造した。結果を第4表に示す。
−(31−ホスホ−5n−グリセo−ル10.OmFの
かわりに、1.2−ジアシル−5n−グリセロ−(3)
−リン酸(アシル基の炭素数14〜24個、サーダリー
社製)(実施例10)、1.2−シア/ルーsn−グリ
セロ−(3)−ホスホ−L−セリン(アシル基の炭素数
14〜24個:シグマ社製)(実施例11)、1.2−
シアフルーsn−グリセロ−(3)−ホスホ−(1)
−L −myo−イノシトール(アシル基の炭素数14
〜24個:サーダリー社製)(実施例12)の各10.
Off#を用いた以外は、他の二成分の使用量及び操作
等を同様にして行い、3種類の合成サーファクタントを
製造した。結果を第4表に示す。
(以下余白)
実施例 13〜18
実施例5において、パルミチン酸20.0 myのかわ
りに、ステアリン酸(実施例13)、パルミチン酸ナト
リウム(実施例14)、パルミチン酸エチルエステル(
実施例]5)、パルミチン酸アミド(実施例16 )、
ヘキサデジルアルコール(実施例17)又はヘキサデシ
ルアミン(実施例18)の各20.0 Wを使用したこ
とを除き、他の二成分の使用量及び操作等を同様にして
行い、6種類の合成サーファクタントを製造した、結果
を第5表に示す。
りに、ステアリン酸(実施例13)、パルミチン酸ナト
リウム(実施例14)、パルミチン酸エチルエステル(
実施例]5)、パルミチン酸アミド(実施例16 )、
ヘキサデジルアルコール(実施例17)又はヘキサデシ
ルアミン(実施例18)の各20.0 Wを使用したこ
とを除き、他の二成分の使用量及び操作等を同様にして
行い、6種類の合成サーファクタントを製造した、結果
を第5表に示す。
(以下余白)
図1は生理食塩液の表面張力をアコマウイルヘルミーバ
ランス(アコマ医学工業@製)で測定し。 X−)ルコーダー・モデルBw−+1(理化電気工業■
製)を用いて記録したヒステリ/ス曲線を示す。斜線領
域は本発明合成サーファクタントを37Cで表面積1c
71fあたりlO〜2,0μ2 滴下した時のヒステリ
シス曲紳の出現領域を、領域内の太実線はその1実例を
意味する。縦軸は表面張力を、横軸は測定時の最大表面
積(54,0m)の百分率で表わした表面積を示す。 特許出願人 東京田辺製薬株式会社 代理人 久 高 将 信(外−名) ■1 手続補正音(方式) %式% 1、事件の表示 特 願 昭59−186,529号 2発明の名称 合成サーファクタント及びそれを有効成分とする肺表面
活性物質喪失性無気肺の治療剤3補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京田辺製薬株式会社 4代理人
ランス(アコマ医学工業@製)で測定し。 X−)ルコーダー・モデルBw−+1(理化電気工業■
製)を用いて記録したヒステリ/ス曲線を示す。斜線領
域は本発明合成サーファクタントを37Cで表面積1c
71fあたりlO〜2,0μ2 滴下した時のヒステリ
シス曲紳の出現領域を、領域内の太実線はその1実例を
意味する。縦軸は表面張力を、横軸は測定時の最大表面
積(54,0m)の百分率で表わした表面積を示す。 特許出願人 東京田辺製薬株式会社 代理人 久 高 将 信(外−名) ■1 手続補正音(方式) %式% 1、事件の表示 特 願 昭59−186,529号 2発明の名称 合成サーファクタント及びそれを有効成分とする肺表面
活性物質喪失性無気肺の治療剤3補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京田辺製薬株式会社 4代理人
Claims (2)
- (1)コリンホスホグリセリド、酸性リン脂質及び脂肪
酸類を主に含有し、総重量に対するこれらの含量がコリ
ンホスホグリセリドは53.9〜87.8%(w/w)
、酸性リン脂質は4.8〜38.2%(w/w)、脂肪
酸類は7.0〜26.2%(w/w)であることを特徴
とする合成サーフアクタント。 - (2)コリンホスホグリセリド、酸性リン脂質及び脂肪
酸類を主に含有し、総重量に対するこれらの各成分の含
量が上述の順に53.9〜87.8%(w/w)、4.
8〜38.2%(w/w)、7.0〜26.2%(w/
w)である合成サーフアクタントを有効成分とすること
を特徴とする肺表面活性物質喪失性無気肺の治療剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59186529A JPS6165821A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 合成サ−フアクタント及びそれを有効成分とする肺表面活性物質喪失性無気肺の治療剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59186529A JPS6165821A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 合成サ−フアクタント及びそれを有効成分とする肺表面活性物質喪失性無気肺の治療剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6165821A true JPS6165821A (ja) | 1986-04-04 |
JPH028768B2 JPH028768B2 (ja) | 1990-02-27 |
Family
ID=16190088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59186529A Granted JPS6165821A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 合成サ−フアクタント及びそれを有効成分とする肺表面活性物質喪失性無気肺の治療剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6165821A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6463526A (en) * | 1987-04-08 | 1989-03-09 | Chiesi Farma Spa | Pulmonary artery surfactant, preparation and drug composition |
EP0528034A1 (en) * | 1990-05-18 | 1993-02-24 | Tokyo Tanabe Company Limited | Remedy for asthma |
JP2002529394A (ja) * | 1998-11-10 | 2002-09-10 | ビイク グルデン ロンベルク ヒエーミツシエ フアブリーク ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 肺サーファクタント組成物を含有する治療セット |
-
1984
- 1984-09-07 JP JP59186529A patent/JPS6165821A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6463526A (en) * | 1987-04-08 | 1989-03-09 | Chiesi Farma Spa | Pulmonary artery surfactant, preparation and drug composition |
EP0528034A1 (en) * | 1990-05-18 | 1993-02-24 | Tokyo Tanabe Company Limited | Remedy for asthma |
EP0528034A4 (en) * | 1990-05-18 | 1993-03-24 | Tokyo Tanabe Company Limited | Remedy for asthma |
JP2002529394A (ja) * | 1998-11-10 | 2002-09-10 | ビイク グルデン ロンベルク ヒエーミツシエ フアブリーク ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 肺サーファクタント組成物を含有する治療セット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH028768B2 (ja) | 1990-02-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |