JPS6165790A - 3次元手首装置 - Google Patents

3次元手首装置

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Publication number
JPS6165790A
JPS6165790A JP18704084A JP18704084A JPS6165790A JP S6165790 A JPS6165790 A JP S6165790A JP 18704084 A JP18704084 A JP 18704084A JP 18704084 A JP18704084 A JP 18704084A JP S6165790 A JPS6165790 A JP S6165790A
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JP
Japan
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sin
data
rotating member
cos
input shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP18704084A
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English (en)
Inventor
近藤 隆彦
靖 井原
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6165790A publication Critical patent/JPS6165790A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明は、3次元手首装置に■ワし、特にたとえば産
業用ロボットのマニピュレータに用いられる3次元手首
装置に関づる。
従来技術 たとえば産業用ロボットの手首装ηに43いて、そのロ
ボットのエンドエフェクタの前方を制御づるには、その
手首に3自由度を与えなければならない場合がある。そ
のため、手直装置は3つの駆動源とこれら駆fJJ源に
よって駆動される3つの軸を持っている。ところが、従
来の手首装置では、これら3つの軸の方向がそれぞれ異
なっているため、駆動源の駆fh力を3つの軸に伝)ヱ
するための動力伝達機+7aが複雑かつ大型となり中学
も大となる欠点があった。
発明の目的 この発明は、上述のような欠点を解消し1qる3次元手
首機41+1とその制御I装置を備える3次元手首装置
を提供することを目的とする。
以下、図面に示す実施例とともにこの発明をより具体的
に説明する。
実施例の説明 第1図はこの発明の一実施例の3次元手首装置が適用さ
れた自動溶接ロボットを示す外観斜視図である。図にお
いて、ロボットRBの基台1の上部には、回動台2が矢
印101方向に回動自在に支持されている。この回動台
2の回動は、減速は付のモータM1(図示せず)によっ
て行なわれる。
また、回動台2の回動角度が、エンコーダE1く図示V
ず)によって検出される。
回動台2の上部には、支持部材2bが固定的に設けられ
る。この支持部材2bによって第1回動腕3が矢印i 
021j向に回動自([に支1・“1さ[しる。
この第1回動腕3の下部一方側面には、レバー3aが固
着されている。また、支持部材2bの一方側面の一部が
下方(基台1の方向)に向つU 5Lびている。レバー
3aの先端には、リニアアク升ユニーク装置MA1の上
端か回動自在に連結され′Cいる。このリニアアクチュ
エータK Ft tv1△1の下端は、上記支持部材2
bの一端2Gの下端と回動自在に連結されている。リニ
アアク升ユニーク装置MA1はその下端に設けられた減
速)幾D2付のモータM2によって伸縮する構成となっ
ており、この伸縮動作によって第1回動腕3が矢印10
2の方向に回動する。第1回動腕3回動角度を検出する
ためにエンコーダE2が設けられる。
第1回動腕3の上端には、第2回動腕4が矢印103の
方向に回動自在に支持されている。一方、第1回動腕3
!3の下部他方側面と支持部材2bの他方側面との間に
は、レバー5が介挿される。このレバー5は、第1回動
腕3および支持部材2bに対しc回動自在となっている
。レバー5の先端には、リンク6の下端が回動自在に連
結されている。
リンク6の上端は、第2回動腕4に回動自在に連結され
ている。したがって、第1回動腕3と第2回動腕4とレ
バー5とリンク6とで、いわゆる平行リンク機構が構成
されている。また、レバー5の先端には、前述のリニア
アクチュエータMΔ1と同様の構成のリニアアクチュエ
ータMA2(第1図では支持部材2bの陰になっており
図示されていない)の上端が回動自在に連結される。こ
のリニアアクチュエータMA2の下端は、支持部材2b
の他方側面の一部(下方に向って延びている部分>2d
の下端と回動自在に?結される。したがって、リニアア
クチュエータM△2の伸縮動作によって上記平行リンク
機構が変位し、第2回動腕4が矢印103方向に回動す
る。この第2回動腕4の回動角度を検出するために、エ
ンコーダE3が設けられる。なお、リニアアクチュエー
タMA2はその下端部に設けられた減速機D3付のモー
タM3によって伸縮動作を行なう。
第2回ω」腕4の先端には、この発明の特徴となる3次
元手首機構7が設けられる。この3次元手首機+r47
によって溶接トーチ8を保持づる保持具9が支持かつ変
位される。
なお、制御装置10はコンピュータ等を含み、ロボット
RBの動作をティーチングツるとともに、ロボットRB
の動作を制御するものである。
第2図は第1図に示す3次元手首機構7を(育成する球
面リンク機構を示す斜視図である9図において、この球
面リンク機構700は、駆動軸となる第1〜第3の入力
軸701a〜701Cを含む。
各入力軸701a〜701Cは、同情−I−に配置され
、それぞれ互いに独立的に回転し1「7る(14成とな
っている。ずなわら、パイプ状の第1の入力軸701a
の内部には、同じくバイブ状の第2の入力軸701bが
挿通される。さらに、第2の入力軸701bの内部には
第3の入力軸7010 カllTi illされる。そ
して、これら第1〜第3の入力軸は、それぞれの軸線A
X1が一致するように配置されている。
第1の入力軸701aの先端には、第1の回乃部tイア
02aが突設されている。この第1の回動部材702a
は、入力@701aから左右両方向に円弧状に延びて形
成され、第1の入力1!11701aと一体的に軸線A
X1のまわりを回動可能となっている。リング状に形成
された第2の回動部材702bは、中心角度にして18
0度対向する位置が、第1の回動部材702aによって
回動自在に支持されている。なお、第1の回動部材70
2aと第2の回動部材702bとは、ジヨイントJ1お
よびJ2よって連結されており、これらジヨイントJ1
およびJ2の各軸線は一致している。
したがって、第2の回動部材702bはジヨイントJ1
およびJ2の軸線AX2のまわりを回動可能となってい
る。円周のほぼ半分の円弧状に形成された第3の回動部
材702Cは、その両端部分か第2の回動部材702b
によって回動自在に支持されている。なお、第2回動部
材702bと第3回動部材702GとはジヨイントJ3
およびJiによって連結されており、これらジヨイント
J3およびJiの各軸線は一致している。したがつて、
第3回動部材702Cはジョインh J 3 Jiよひ
Jiの軸線AX3のまわりを回動りる、第3回動部材7
02Cの外周面のほぼ中央部には、前記保持部材9が取
付けられる。ここぐ、lll1h線△X1と軸線AX2
と軸線AX3とは1点Oで交差するように各部材が設定
されている。そして、この実施例では、軸線AXIと△
X2とが点Oで直交し、軸線AX2とAX3とが点Oで
直交するli、S成となっている。
第2の入力軸701b #よびff13の入力軸701
Cのそれぞれの先端には、旋回部材703bおよび70
3Cが突設されている。これら、らを回部材703bお
よび703Cは、それぞれ第2の入力軸701bおよび
第3の入力軸701Cと一体的に、@線AXIのまわり
を回動する。旋回部材703bおよび703Gのそれぞ
れの先端には、リンク704bおよび704Cがジヨイ
ントJ 5 J3よびJ6によって回動自在に連結され
ている。リンク704bおよび704Cはそれぞれ湾曲
した形状となっており、それぞれの他端は第2の回動部
材702bおよび第3の回動部材702cと回動自在に
連結される。なお、リンク704bと第2の回動部材7
02cとは、ジヨイントJ3によって連結される。また
、リンク704Cと第3の回1lIJ部材702Cとは
、ジヨイントJ7によって連結される。ジヨイントJ5
.J6およびJ7の各軸線は、球面リンク載面の変位に
かかわらず1点Oで前記軸線AX1.AX2およびAX
3と交差するように設定されている。
以上のような構成において、第1の入力軸7゜1aが回
動されると、第1の回動部材702aが回υJされて球
面リンク久構全体が軸1!!JAX1のまわりに回動さ
れる。また、第2の入力軸701bが回動されると、旋
回部材703b rJ5よびリンク704bを介して第
2の回動部材702bが軸線AX2のまわりに回動され
る。また、第3の入力軸701cが回動されると、旋回
部材703 Cおよびリンク704Cを介して第3の回
動部材702Cが1lIIll線AX3のまわりに回動
される。結局、軸線へXlを中心とする回動と1軸線△
X2を中心とする回動と軸線AX3を中心とする回動と
の組合せによって、第3の回動部材702C上の任意の
点は、点0を中心とする球面(第3の回動部材を含む球
面)上を変位する。すなわち、この球面リンク機構70
0は、第1へ・第3の入力軸701a〜701Cの回動
運動を、回転中心Oを中心とする球面運動に変換する。
そして、この球面運動によって保持具9かつしたがって
トーチ8の姿勢が変位される。
なお、第2図では球面リンク機4m 700が延びきっ
た状態すなわち軸線AX1.AX2およびAX3が互い
に回転中心Oで直交した状態を示している。このような
延びきった状態から第2の入力軸701. bおよび第
3の入力軸701Cを回動すると、たとえば第3図に示
すような姿勢となる。
第4図は第2図および第3図に示す球面リンク類h’i
i 700を駆動させるための駆動機描を示1図である
。図において、第1の入力軸701a 、第2の入力軸
701 b ;J3よび第3の入力+1l1701Gに
は、それぞれ、ギS’ 706 a 、 706bd3
よび706cが固乙される。これらギl−706a、7
061)および706cと噛合うようにギヤ707a、
707bおよび707cが配置される。各ギヤ707a
 、707bおよび707c+7)回転軸には、それぞ
れ、エンコーダE4、E5tjよびE6が連結される。
したがって、エンコーダE4、E5およびE6は、それ
ぞれ、第1の入力軸701a、第2の入力111Il1
701bおよび第3の入力f* 701cの回動角度を
検出する。なお、ギヤ707aおよびエンコーダE4は
ギヤ706aおよび706cの陰になっているため第2
図では図示されていない。
支持部材708a 、708bおよび708cは、それ
ぞれ同形状であり、それぞれの一端が軸709a、70
9bおよび709cによって回動自在に支持されている
。これら軸709a〜70Gは、前述の第2回動腕4の
いずれかの部分に固定されている。また、各軸709a
〜709cは、それぞれの軸線が各入力@701a〜7
0cの軸線ΔX1と平行となるように設定されている。
また、各軸709a〜709Cは、11111’G!Δ
X1を中心とはこの41II+ 1yii A Xと直
交する円の円周J−にJ3いて、互いに120°の中心
角を隔Cて配置されている。
各支持部材708a 、708bおよび708Cのそれ
ぞれのIl!!端には、駆動源としてのモータM4゜M
5およびM6が減速機D4、D5およびD6とともに取
付けられている。そして、各減速機1) 4 、   
  ’D5およびD6の出力軸には、イれぞれ、ギレ7
10a、710bおよび710Cが固着されている。こ
れらギヤ710a、710bおよび710Cは、同径の
ギヤであり、それぞれ、前述のギヤ706a 、706
1)および706cと噛合ッテこれらのギヤを同一のギ
ヤ比で回転させる。
アクチュエータA2は、その一端が継手711を介して
第2回動腕4に支持される。この継手711は、2自由
度の継手である。アクチュエータA2の++!!+aか
らはピストン712が突出している。
そして、アクチュエータ△2はこのピストン712の突
出良さを変化させる。ピストン712の先端には、3方
ジヨイント713が取付参りられる。
この3方ジヨイント713は3本の連結棒714a、7
14bおよび714Cを備え、これら連結棒によってピ
ストン712と支持部材708a 。
708bおよび708cとを連結する。なお、連結棒7
14aの両端のジヨイント部分には、自在継手715a
および716aが用いられている。
同様に、連結棒714bの両端のジヨイント部分には自
在継手715bおよび716bが用いられ、連結棒71
4Cの両端のジヨイント部分には自在継手715c、6
よび716Gが用いられている。
したがって、3本の連結棒716a〜716cはピスト
ン712の押出しおよび引込みによってもようと傘の骨
のように聞いたりJぼんだりする。
すなわち、アクチュエータA2によってピストン712
が引込まれると、連結棒714a〜714Cはすぼみ、
それによって各支持部材708a〜708Cは軸線AX
1に近づく方向に回動される。
そのため、ギヤ710a〜710Cが、それぞれ、ギr
706a 〜706cと噛合い、モータM4〜M6の回
転が第1〜第3の入力軸701a〜701Cに伝達され
る。一方、アクチュ[−タA2によってピストン712
が押出されると、連結棒714a〜714Cは開き、そ
れによって各支持部材708a〜708Cは軸線△X1
から遠ざかる方向に回動される。そのため、ギヤ710
a〜710Gとギr706a〜706Gどの噛合ワセカ
解除される。なお、この噛合わせ解除時に支14部材7
08a〜708Cが回v)しすぎないように、ストッパ
717a〜717Cが設けられる。
第5図はギ17710a 〜710cどギヤ706a〜
706Cとの噛合わせが解除された状態を示す−E面図
である。このように、ギーの哨合わヒを解除でさ・るよ
うにしたのは、いわゆるクーCレフ1−ティーチングを
容易にするためである。この実施例のように減速はを右
するモータを駆動源としているロボットでは、一般にそ
の減速比が人Cあるため、ギヤ710a〜710Cとギ
t706a 〜706cとが19合わされ!こままでは
、オペレータが自らの力だけでロボットをダイレフ1−
に動かすことは無理である。そのため、ギ−7の噴合わ
けを解除することによって減速I幾1〕4〜DCと第1
〜第3の入力軸701a〜701Cとの連結を解除し、
それによってダイレクトティーチングが行なえるように
している。このようなダイレクトティーチングは他のテ
ィーチング方法に比べて容易なため、近年特に見直され
ている。なお、I)η述のリニアアクチュエータMA1
.BよびMA2も、それぞれの内部で減速mD2および
D3との連結が解除できるIM成となっており、また、
R(台1内の駆動癲構もモータM1と減速機との連結が
解除できる構成となっている。
以上説明したごとく、この実施例の3次元手首機構7は
、動力伝達軸としての入力軸701a〜701Cが同一
軸線上に配置されるので、従来の手首間溝に比べて構造
が簡単で軽量となる。したがって、ティーチング時の操
作性を向上することかできる。
第6図はロボットRBの電気回路部分を示すブロック図
である。図において、CPU11には、パスライン8U
を介してメモリ12.ティーチングボックス13+Hよ
び’t’Ef接゛1[2源171が接FAされど)、。
テr−ヂングボックス13はロボッ)−RBのティーチ
ングを行なうためのものである。TLlc、CPU11
には、パスラインBUを介してサーボ系501−・SC
6が接続される。これらサーボ系SC1〜SC6は、そ
れぞれ、モータM1へ・M6J5よびエンコーダE1〜
「6を含む。さらに、CPU11には、パスラインB 
tJを介してアクチュエータA2が接続される。なお、
CPU11およびメモリ12は第1図に示す制御装置1
0に設【づられている。ティーチングボックス13およ
び溶接“七a14は第1図では図示されていない。
以上説明したような3次元手首機病を有するロボットの
位置制首0においては、各アームく回動台2、第1回f
)J 11! 3および第2回!il[4)の回動角度
と、第1〜第3の入力軸701a〜701Gの回転角度
とを変化させて、各アームや球面リンク機構700の姿
勢を変化させることになる。このため、各アームの回動
角度や第1〜第3の入力軸701a〜701cの回転角
度の値と、ロボットの各アームや球面リンク門構700
の姿勢との間にどのようなm的関係が存在するかを知っ
ておく必要がある。このうち、各アームの回動角度に対
する関係は、比較的簡単に知ることができるが、3次元
手首機構7においてはその構造が幾何学的に複雑なもの
となっているため、この関係を新たに定式化する必要が
ある。この定式化は、第1〜第3の入力軸701a〜7
010などの回転角度で表現される1つの座標系と、ロ
ボットの姿勢を表現する座標系との間の座標変換式を求
めることに他ならない。このため、以下の説明では、前
者の座標系(α系;その厳密な定義は後で述べる)と後
者の座標系(X系:同様に後で厳密に定義する)との間
のα系−X系座標変換式をまず導き、 ′その後この座
標変換式を参照しつつロボットRB全体の制御動作を説
明する。
以下、上述の座標変換式について説明するが、最初に3
次元手首驕構7に関する座標変換を)ホへ、その後各ア
ームと3次元手首機構7とを含むロボット全体の座標変
換について述べる。
■ 、     3  −−        に  シ
    −LIL3次元手首機構7における座標変換で
は、次の2つの座標系の間の座標変換が問題となる。
■ ロボットのアーム4の先端に固定され、かつ球面リ
ンク機構700の回転中心0を原点とフる座標系(以下
、アーム座標系という)から見た第3の回動部材702
Cの姿勢を表わす角度座標(以下、X系という〉。
■ 3次元手m機v17の第1〜第3の入力軸701a
〜701Cの回転角度の相によって構成される角度座標
(以下、α系という)。
そこで、上述した2つの座標系の間の相互の変換に必要
な一般的関係をまず述べ、その後、X系→α系、α系→
X系の変換について順次説明する。
I−a、X系における角度座標の71J3=X系とα系
との間の関係を考えるには、X系における角度座標の種
類を定める必要がある。そこでまず、X系それ自体の座
標軸を定義し、それに関連させて角度座標を定めよう。
第7図は第2図および第3図に示した球面リンク機tR
70Qの幾同学的模式図である。図において、入力軸7
01a〜701Cの方向をZ軸とし、このZ軸に垂直で
、球面リンク機構が延びきった状態におけるジヨイント
J3の位置を通る方向をX軸とする。Y軸は、X、z軸
双方に垂直な方向として定義され、これらの3つの座標
軸の原点は、球面リンク機構の回転中心○である。この
座標系を、以下、アーム座標系X、(X、Y、Z)と呼
ぶことにするが、この座に系はアームの先端の方向に固
定されており、球面リンク機構が回転しても静止したま
まの座標系である。
次に、球面リンク機構内に固定され、球面リンク機構の
姿勢の変化に応じて回転する座標系を定義する。この座
標系は、球面リンク(幾構の回転中心Oからジヨイント
J3へ向う方向にx′軸、同じく球面リンク機構の回転
中心OからジヨイントJ7へと向う方向をZ′軸、x’
  、z’軸双方に垂直な方向にY′をとることによっ
て溝底される。
この球面リンク機構の回転に応じて回転する座標系S2
  (X’ 、Y’、Z’ )を、以下、ハンド座標系
と」rぶ。
アーム座標系は球面リンクtjQ 411’lの回転と
は関係なくアームが回転しない限り静止してJ5す、他
方、ハンド座標系は球面リンク+X14Mとともに回転
する。
したがって、アーム座標系とハンド座標系との間の関係
が球面リンク機構の姿勢を示していることになる。この
2つの座標系の間の関係は、3(・F類の角度を定めれ
ば一義的に定まる。この角度座標を(φ、θ、ψ)とす
るとき、これらを次のように定残り−る。
まず、この球面リンク機構の幾何学的略模式図である第
8図を参照する。この第8図では、理解を容易にするた
め、仮想内球Spを描いである。
第8図において、この球面リンク機構は最初に延びきっ
た状態にあるものと仮定する。このときには、X’ 、
Y’ 、Z’軸は第8図のX、Y、Z軸にそれぞれ一致
している。この状態から第1〜3の入力軸701a〜C
を回転させると、Z軸したがってZ′軸まわりの回転が
生じ、新たなX′ 。
Y’  、Z’軸はそれぞnX+ ’ 、Y+ ’ 、
Z+ ’の方向となる。この回転角をφとする。但し、
以下の説明においては、回転はすべて右ねじ方向の回転
を正とする。さらに、この状態から第2.3の入力軸7
01b 、Cを回転させると、旋回部材703bおよび
リンク704bによってY+’ の方向のまわりの回転
が生じ、x’ 、y’ 、z’軸はそれぞれXz’ *
 Y2’ * 22’ の方向へ移る。
この回転角をθとする。
次に、同じく球面リンク機構の幾何学的略模式図である
第9図を参照する。回転φ、θを行なつIc後、第3の
入力軸701Cを回転させると、旋回部材703Cおよ
びリンク704cによってX2′の方向のまわりの回転
が生じ、X’ 、Y’ 。
2′軸LtそnぞnXz ’ 、Y2 ’ 、Z2 ’
 の方向からX 3 ’ * Y3 ’ * Za ’
の方向へと移る。この回転角をψとする。
これらの角度φ、θ、ψはそれぞれ、いわゆるロール(
Rol1)、ピッチ(P 1tch) 、ヨー(Yal
V)に相当する。
このようにして定義した角度(φ、θ、ψ)は、X系の
母であるが、この角度で表現される回転は、アーム座標
系における、任意の方向のベクトルdいと、それに対応
するハンド座標系における方向ベクトルd8とを、 d A −Rot(Z’ 、l −Rot(Y’ 、 
θ)−ROt(X’ 、ψ)dH・・・(1)の形で結
びつけている。ここr、Rot(Z’ 、φ)は、2′
軸まわりの角度φだけの回転を表わ寸回転演痺子Cあり
、他も同様である。球面リンク開溝の回転の作用が(1
)式のように占けるのは、φ、θ、ψのそれぞれの回転
方向が互いに直交しており、各軸のまわりの回転が独立
なものとなっているためである。
(1)式で示される変換の行列表現をMbとり−・・・
 (1−a> と占くと、<1−a)式および(1−b)式によって、 φ=tan ”  (ny/n x  ) ・・・(1
−C)θ−−sin−’(nz)  ・・・(i−d>
ψ =tan  −’   (Oz  /a  z  
 )  −(1−e  )の関係がある。
1−b、   α系→X(のダ α系からX系への変換は、第1〜第3の人力軸701a
〜701Cの回転角(αI +  2 + α3 )α 、まt(はこれからnm1rtられる吊によって、(φ
θ、φ)を表現する式を求めることによって)構成され
る。
まず、第1の入力軸701aの回転によって2軸まわり
の回転が生じることは明らかであるから、φ=α、  
・・・(2) が成立する。
次に、θの表式は、第8図をさらに簡略化した幾何学的
略模式図である第10図を参照して求める。ただし、説
明の便宜上、第10図では第1の入力軸701aの回転
角α1はOであるとして描いている。したがって、この
図ではφは示されていない。第10図において、各ジヨ
イントは仮想的な球SPの表面にあるものと考え、この
球Spは単位体ずなわら単位良さの半径を有する球であ
るものと仮定する。なお、半径が単ぢt長さでない場合
も、結果は同じになる。それは、角度関係のみを問題と
するからである。まず、ジヨイントJ3およびJ’5と
、第2の入力軸701bの先端とで構成される球Sp上
の球面三角形Δ、を考え、その頂角の補角をそれぞれO
2,O2,β、とする。また、この球面三角形Δ、の各
頂点と、球面リンク81 mの回転中心Oとをそれぞれ
結ぶ直線の間の角度を、それぞれγ121 γ23.γ
5.(単位はラジアン)とする。すると、球面三角形Δ
、の各辺の長さは、それぞれγ、2.γ2j+ γs1
1.:等しく、また、各頂角はそれぞれ、π〜β4、π
−β2゜π−β、となる。ところで、ジヨイントJ5の
ハンド座標系S2  (X’ 、Y’ 、Z’ )にお
ける座標(x 、 y 、 z )は、 x=cosγ23   ・・・(3) y = sin 7 、 ・sinβ、  ・ (4)
z =sin 723− cosβ−・・(5)で表わ
すことができる。一方、球面三角形Δ、に、球面三角法
における正弦定理、余弦定理などを適用することによっ
て、次の式が成立する。
s i nβ、 7Sin 7.2= sinβ+/S
inγ2J’  ”’CO3722=CO3γ31CO
37+z  S!n 737Sin 7、、 COSβ
、 ・・・(7) S!n  ’?” 31COS  7 +a=   (
CO37” as!n  ?” ucO3β、  + 
Sin  72700S  β、)−(8)(6)、(
7)、(8)式によって<3)、(4)、(5)式を変
形すると、 x=cosγ23 =  cos  γ 、、cos   γ Iニー s
 i n   γ 、、sin  γ 1コcosβ、
・・・(9) V = Sfn 72j5jOβ。
” S!n 71xSfnβ、−(10)z −5in
 723cosβ3 =−(sinγ、、cosγ1λ+cosγ、、sir
+γ1λCOSβ、)・・・(11) となる。
[を、 1=二 tan   (γ −r  /  2  >で
定義すると、(0)式の第2辺と第3辺との等式の中の
COSγ1.おにびsinγ31を[によって占き表わ
し、そして、しについて解くことによって、・・・ (
12) となる。ところが、第10図かられ力\るように、θ+
γ3.=π/2 であ、るから、これらの式より、 ・・・(13) が得られる。ただし、tan”は(−π< tan −
’ <π)となるように選ぶ。
ところで、前に述べたように、第1〜3の入力軸701
a−cが角度α、だけ回転すると、球面リンクは構はZ
軸のまわりに角度α、たけ回転する。すなわち、第10
図におけるX2’Y2’ 平面は、第1の入力軸701
aの回転に応じて、Z軸まわりに回転する性質を持って
いる。このため、球面三角形Δ、の頂点701 b、に
おける内角δ1よ、第1の入力軸701aの回転角から
、第2の入力軸701bの回転角を差し引いたらのと/
fっている。一方、β、の定義から、δどβ、とはりい
に補角の関係にあるから、結局、 β1 =π−δ=π−(α、−α2)・・・(14)が
成立する。(14)式は、β、がα2とα1とから得ら
れることを示している。(13)式において、γ77.
γ2jは球面リンクb1構の+r4造で決まる定数であ
り、β1は上述のようにα系の半から得られるものであ
るため、(13)式はα系の吊からθを1qる変換式と
なっている。
次に、第9図をさらに簡略化した幾何学的略模式図であ
る第11図を参照して、ψの表式を求める。第11図に
おいて、第3の入力軸701Cの先端とジヨイントJ3
.J6.BよびO7とで構成される球面四角形Rの各頂
角の補角をそれぞれO4、O5,β、、およびβ7とす
る。また、ジヨイントJ7およびO3を通る大円と、ジ
ヨイントJ6およびO3を通る大円とが、ジヨイントJ
3において交わる角をβ4′ とする。さらに、ジヨイ
ントJ6およびO3を通る大円と、ジヨイントJ3およ
び第3の入力軸701cの先端を通る大円とが、ジヨイ
ントJ3において交わる角をβ4〃とする。また、第1
1図をさらに簡略化した幾何学的説明図である第12図
に示されているように、直線J3−0と直線701C−
0とのなす角をγ4F+直線701cm0.!:直線J
6−0とのなij’角をγ、6.直線J6−0と直線J
 7−0とのなす角をγ67、直線J7−0と直線J3
−〇とのなす角をγ74、直線J3−0と直線J 6−
0とのなす角を746とする。ここで、r7010−O
Jは、第3の入力軸701cの先端と原点Oとを通る直
線を意味し、伯も同様である。
まず、ジヨイントJ3.J6およびO7でJM成される
球面三角形Δ2について、(6)、(7)および(8)
式と同様の次の関係式が成立する。
S!n 7673!nβ7 = S!n 746 S!
nβ4 ’ −(’ 15 〉 sin r、cosβ7 =  (S!n 774CO
3746+CO5T 74 S!n’ T 44 CO
3β、’)−(16)CO3767””CO3774C
O3744Slnγ、4 s i nγ44、CO5O
4′□・・・ (17)また、X2’ 、Y2’ 、Z
2’ を各軸どしで形成される座標系におけるジヨイン
ト、ノロの座標(x 、 y 、 z )は、 〜 x=cosγ46   ・・・(18)y =s+n 
7.6sinβ、 ″・(19)Z =Sln 7’、
6CO3β4”  −(20)と書ける。ジヨイントJ
3J3よびO6と第3の入力軸701cとで構成される
球面三角形Δ、においては、Δ1.Δ2におけると同様
に、Stn ’7”、+43fnβ4 =S!n 75
6Sfnβs ・(2sinγ、4CO5βa ″= 
 (S!1174(CO37,6−+−COSγ、5s
inγ5bcosβ5)・・・(22)COSγ4、=
C0Sγ4r cosγ、&−5inγ4rsinγ5
&aosβ、・・・(23) が成立するから、これらを(18)、(1’))および
(20)式へ代入して、 X =CO374(。
= COSγ、fcos Ts&−5in 74rsi
n 75.CO3β5 ・・・ (24) y  =s+n  746sin  β4 =S!n 
 754sin  βi−(25)z  = sin 
 746 cos  β4 =−(sin  γ4rC
O5γsa + CO3γ45sin  γ、6cos
  β、) ・・・ (26) となる。ところで、第12図かられかるように、π−β
4′=β4″−04・・・(27)が成立り゛るから、
(24)〜(27)式を用いて、(15)〜(17)式
のβ4′を消去することにより、 Sin  7673!n  β、==’ CO5β4−
γsin  β4 ・・・S!I)  7  g700
s   β 7  −CO5774(Y  Sin  
 β 4  +zcosβ4 )  X Sln 7,
4− (29)CO57”  67  =  S!n 
  7 74  (V   S!n   β 、+zc
os   β 4  )+x   cos   r  
フ+  ・・   (30)が冑られる。(三tan 
 (γ/2〉とおいて、sinβ4とcosβ、とを(
で表わし、(30)式を【について解くことにより、 β4  =;?jan  −’  t ・・・ (31) が得られる。但し、次の関係を用いた。
x−1+y −’ +z −’ =1   ・・・(3
2)ところで、(24)〜(26)式の第1辺と第3辺
とかられかるように、X、Y、Zは、γ4!1゜γ5b
J3よびβ5がわかれば計(ゴできる。これらのうらγ
b6は、ジヨイントの構造で定まる定数であり、またγ
、t=(π/2)−〇である。また、β5は第2の入力
@701 bの回転角α2と、第3の入力軸701Cの
回転角α、とを用いて、β5−α2−α、・・・(33
) と霞ける。したがって、α2とα、とが定まれば、x、
yおよびZが定まる。さらに、(31)式において、γ
67、γ、4(=π/2)はやはり定数であり、また、
第11図または第12図より、β4=−ψ ・・・(3
4) の関係がある。このため、γ、67、γ7++×+Vお
よび2が定まると、(31〉式と(34)式とを組合わ
せた式、 ψ=−β。
・・・(35) ににつてψが求まることになる。したがって、(35)
式がα系のωからψを求める変換式となっている。
1−c、     X系→α系の・換 X系からα系への変換は、前述した諸式を利用して求め
ることができる。
まず、(2)式より次の関係式は自明である。
α、=φ  ・・・(36) 次に、第10図の関係において成立する式:%式%(3
7) を(9)式へ代入すると、 cos 7、.3 = sinθ 003712−−C
O3/?  S!n7 +z CO3β、 ・・・(3
8) が1qられる。を三tan  (β、/2)と定義して
、(38)式のCOSβ、をtで表わし、tについて解
くことによって、 が得られ、したがって(14)式も611して、となる
。ただし、tan−’は(−π< tan −’ <π
)となるように選ぶ。(40)式の中で、γ、2.γ2
3は定数であるから、(40)式はθから(αi−α2
)を得る式となっている。ところが、α。
は(36)式によってφに等しいため、結局、(40)
式は、θとφとからα2を1qる変換式どなっている。
すなわち、(40)式から、が得られる。
次に、α、を(φ、θ、ψ)から求めるための変換式を
求める。
第13Δ図は第12図を1!!I略化して描いたぶ何学
的説明図である。また、第13B図は第13A図に対し
て鏡映対称の関係を有する幾何学的説明図である。第1
3B図では、角度α+(!=4〜7)については沿え字
Sが付けられている。これらの関係かられかるように、
鏡映対称操作を行なった場合は、角度の測り方の方向が
変化するためにβ1−一β。という反転が生ずるほかは
、シミインド間の距離、角度の関係はそのまま保たれる
このため、前に導いた(24)、(25)、<26)式
および(35)式は、ψとβ、とを互いに置換えても成
立することになる。すなわち、X ’ =CQS 7 
at 003754−3in T4tSlnγs4 c
O3ψ ・・・(42) V ’ −3fn 7sA Sfnψ −(43)Z 
’ = −(S!n 7 <fCO37s4+cO57
<r 5ln7i&CO3ψ) ・(44) としたとき、 ・・・(45) が成立する。これらのうち、γケ=(π/2)−θ、γ
6.およびγ、7は定数である。したがって、′は、θ
、ψおよび定数から求まることになる。
一方、β5=α2−α、であるから、(45〉式%式%
(46) と言換えることができる。このうち、γ、6およびγ6
7は定数であり、On述したように/−、%、7はθお
よびψから定まる予である。α2は、(41)式によっ
てθおよびびによって定まるものであるため、結局、(
46)式は(α、θ、ψ)がらα、への変換を表わす式
となっている。
?−d。
球面リンク機構におけるB!標 鼾のまとめ以上をまと
めると、次の■〜■の条件の下で、以下の(i )、 
 (ii)が得られる。
■ α2=φ=0かつ入力軸とジコイン1−JVとが一
致した状態において、α2=α、−〇となるように、α
、〜α。を測る。
■ φ、θ、ψ、α1〜α、の回転方向を、右ねじ回転
が正となるように定める。
■γ12−aI、γ2i−a 2 # 7si−a s
 + 7e7=a4 (いずれも定数)と書換える。
(i )  及にL1 α1−φ x’=sinθcos a、−cosθ sin aa
cosψy ’ −5in a 、  sinψz ’
 = = (cosθ cos a3+sinθ 5i
na3cOSψ) ・・・(101) (11)LL二凰1 φ−α。
β、−π−α1 +α2 x  −5in a  、  sinβ2’/  −3
ln  θ sin a、  cosβ2 −CoS 
 θ cos a。
z  −cos  θ sin a、  coaβ2 
+sin  θ cos  a。
β、−α、−α2 ・・・ (102) ■、  ロボット  についての座標変換法に、6自由
度を有するロボット全体についての座標変換について説
明する。この座標変WIGよ、ロボットのアームについ
ての座標変換と、3次元手首i構7についての座v!A
変換とを組合わせたものである。したがって、後者につ
いては可能な限り@述した説明を援用することにし、重
FIBJI明は省略する。また、これ以後の説明では、
ロボット全体についての、!!標変換を考えるため、ロ
ボットの基台1に固定された直角座標系(以下、ベース
P!標系という)における諸mを表わす用zriとして
改めてX系という用語を用いることにする。
II−a、   α系→X系の 換 まず、第1図に示したロボットのアーム(回動台2.第
1の回動腕3および第2の回動腕4)についての姿勢を
表わす角度を、第1図に示したロボットの幾何学的説明
図である第14図によって定義する。この第14図にお
いて、基台のまわりの第1のアーム201(回動台2に
対応)の回転角度なα41′、第1のアーム201に対
する第2のアーム202(第1の回動腕3に対応)の折
曲げ角度をα(2)、そして第3のアーム203(第2
の回動腕4に対応)の水平方向からのずれの角度をα+
31とする。一般のロボットでは、α+31は第2のア
ームと第3のアームとのなす角度であるが、第14図の
ロボットでは平行リンクは構を用いているため、α13
+は水平線から測った角度にとっている。α”1.α“
1およびα(6′は、それぞれ、3次元手首闘病7の各
入力軸701a、701bおよび701cの回転角度で
あって、前述した3次元手首m構だけの座標変換におけ
るα6.α2およびα、にそれぞれ対応している。P 
(贋P、、 P)は、ロボットの基台の下端を原点とし
てこれに固定されたベース座標系Soにおける、球面リ
ンク機構に取付けられたツール204(溶接トーチ8に
対応)の先端の座標である。髪、は基台の畠さと第1の
アーム201との長さを組合わせた良さであり、9.2
および見、はそれぞれ、第2のアーム202および第3
のアーム203の長さである。
ハンド座標系におけるツール20./Iの先Oぶの位n
およびその姿勢は、それぞれ、ベクトルPおよび行列M
で表わされるものとする。ベクトルPおよび行列薩゛は
、それぞれ定数ベクトルおよび定数行列である。
ベース座標系Soとツールの先端に固定された座標系S
(との間の変換は、それぞれの座標系の原点の間の位置
関係を示す並進ベクトルPと、2つの座標系の回転関係
を示す行列Mで示ずことかできる。このうち、並進ベク
トルPは、第14図を参照すると次のように表わすこと
ができる。
・・・ (47) ここで、Moはベース座標系Soとハンド座標系S2と
の間の角度関係を表現する行列であり、また、Pt1t
 Stlおよび−は、P”&成分である。
イ   3J 次に、ロボットの第3のアーム203の先端に固定され
た座標系すなわちアーム座標系SIと、ベース座標系S
oとの姿勢関係を表わす行列をMOとすると、 と書くことができる。但し、MOは、ベース座標系So
 と第1のアーム201の先端に固定された座標系との
姿勢関係を表わす行列であり、M’+は第1のアーム2
01と第2のアーム202とのそれぞれの先端に固定さ
れた座標系の間の姿勢関係を表わす行列であり、M冑は
第2のアーム202の先端に固定された座標系とアーム
座標系との間の姿勢間1系を表わす行列である。第14
図に示しであり、したがって ・・・(50) となる。Mlは一般にはα(ハに依存するが、第14図
のロボットでは平行リンク門構を有しているという事情
によって単位行列となっている。
一方、第3のアーム203の先端の姿勢と、球面体の姿
勢との関係を表わす行列を特徴とする特許これは、航速
したアーム座標系S、とハンド座標系S2との間の変換
行列に等しい。したがって、の関係がある。
ハンド座標系S、のベース座標系Soに対する姿勢は、
M[l とM、とを用いて、 Ml、)=  イ:) メ く2          
        ・・・ (52)と♂ける。−のMn
に、ハンド座標系S、におけるツール204の姿勢に関
する定数行列M (’)をさらに掛は合わせることによ
って、行列Mが得られ2 鞘 ×イ:′ゾ目ゝ1)  
  ・・・(53ンである。
(53)式の第3辺の3つの行列のうち、M。
は(50)式で与えられ、これは第1ないし第3の関節
J1.J2およびJ3のそれぞれの回転角α山、α12
1 、 (X131で−jがれている。また、M(:)
は、3次元手首機病における座標変換行列であって、φ
、θおよσψで書かれているが、既に述べたように、こ
れは(102)式によってα(4′、α(51およびα
(引から求めることができる。さらに、p、4Lt)は
、前に述べたように定数行列である。したがって、(5
3〉式の第1辺のMは、α(1)ないしσ(6)および
定数によって表わすことができる。すむわとすると、こ
れらの要素はα山〜αζ的によって定めることのできる
闇である。
一方で、Mはツール204の先端に固定された座標系S
tと、ベース座標系Soとの間を結ぶ行列であるから、
ツール204の先端のベース座標系における姿勢を表わ
す周知のオイラー角(Φ。
θ、ttr)を用いると、 H=F、ot(,7,、’)、)Rot−<Y、e)・
B、0t(z、’r’)−(55>と丹くことができる
。ここで、YJ5よび2は、それぞれ、ベース座標系に
おけるY軸およびZ軸を・・・(56) となる。(53)式と(56)式とはともにMを表わし
ているため、それぞれの行1fiJ要素は相等しい。こ
のため、この2つの式のそれぞれの右辺の行列の、2−
3要素と1−3要素との比を等しいと85 <と、 となり、したがって、 Φ電化ζも(α3/久り      ・・・(58)と
なる。同様な計障を行なうことによって、θ“i′鱒・
′°゛Φ″Z、s″゛ΦV’)  、、、(59)・・
・ (60) が得られる。aヶ 、 ay  ・・・O,、OH−な
どは、α31)〜α(61から求められるわけであるか
ら、(58)〜(60)式はロボット全体についてのα
系からX系への角麿の変換を示す式となっている。
但し、tanは(−π<tan<π)となるように選ぶ
並進ベクトルPについては、(47)式かられかるよう
にα系の吊のほか、11列Mn と定数とで占かれてい
る。このうちMoは(52)式などによってα系の穴で
書かれているため、結局、Pはα系の量と定数とによっ
て書かれていることになる。このため、ツール204の
先端のベース座標系における位置は、これから得ること
ができる。
n−b、   x系→α系への変換 X系からα系への変換においては、ベース座標系Soに
おけるツール204の先端の位置と姿勢とを表わす並進
ベクトル芦および行列Mから、α″′〜α′1の値を求
めることになる。ところが、ツ−ル204の先端の位置
と姿勢とが定まってしまえば、ツール204それ自身h
(可動部を持たない限り、3次元手首機構7の回転中心
Oの位置も定まってしまうことになる。また、この回転
中心Oの位置はα山〜α131のみに影響し、α(4′
〜αLGJの碩とは無関係であるという性質を持ってい
る。したがって並進ベクトルPの代わりに、ベース座標
系Soにおけるこの回転中心Oの位置を表わすべ用いて
最初にα311〜α1″′のみを求めることができるは
ずである。
この方法では、まず次の関係に着目する。すなわち、ハ
ンド座標系S2においてツール204の先端の位置と姿
勢とを表わす行列MLt’およびベク+4(tI トルP と、ツール204の先端に固定された座標系S
tから見た回転中心Oの位置と姿勢とを表わす行列M 
およびベクトル、At+とは、′(勧 →丁 の関係で結ばれている。ただしOは転置さねたTベクト
ルを示ず。また、M(t)とM′1′との間に9よ、こ
れらの行列が直交行列であることから、のr3Il係が
ある F<trはツール204の先端に固定された座標
系Stにお(プるベクトルであるが、この座標系3tと
ベース座標系Soの姿勢関係は行列Mで表わされている
のであるから、F″′にMを掛は合わせれば、ベース座
標系Soにおけるツール204の先端から回転中心Oへ
と向かうベクトルが得られる。このため、 P6= P+閃・戸′Ct′        ・・・(
63)が成立する。(63)式の右辺のうらPはX、Y
2の値であり、またMはΦ、e、vの関数である。
また、β(5は(61)式および(62)式によって定
数ベクトル司tゝおよび定数行列M から求まるわけで
あるから、P、はX系の市で表わされていることになる
。したがって、Pr、をα1+1〜α(31で表わせば
、(63)式と組合わせることによって、α山〜αj3
7を未知数とする連立方程式が(qられることになる。
この実施例の場合は、このP6は(47)式の右辺第1
項に等しいから、この連立方程式G、tP、J、、、j
”(p、QO3(:;”−11’:i’/’CI”) 
  、、、 (65)Pll、十ノ、CcF;d””I
!ζSi”””         −(66)と占ける
。(64)〜(66)式をα(パ〜α(31について解
くと、 よ・・・= +A、、−・の//P、)      ・
・・(67)k’t;PtcvSo(+P@ffrmc
i”’      ・−(70)にパP□−A    
     ・・・(71)¥2 ’ !<+C08c!
”+ K、5Hsol”    −(72)である。
すなわち、X系の用によってα曵1)、α(21および
α(a)が表わされたことになる。したがって、あとα
(41,α151およびα(61がX系の吊で表わされ
ればよい。
まず、(53)式より、次の式を1!?る。
=〔−゛二″]T灯令〔イ丁 (ユlV1リ         ・・・(73)但し、
r−IJ、rTJはそれぞれ逆行a1および転置行列を
示し、行列M′:Iおよび解1が直交11シリであるこ
とを用いた。ところで、Meは(50)式で表わされて
おり、(50)式の行41の中のα山 (Z(21およ
び(2131は既に、(67) 〜(72)式によって
X系の徂から導かれている。また、Mは(5G)式のよ
うにオイラー角Φ、eおよびψで表わされている。さら
に薩1は、ハンド座標ダ6におけるツール204の姿勢
に関する定数行列であるから既知である。したがって、
(73)式の乗nを実行すれば、M、は、X系における
ff1P、%。
P、P、、Φ、Oおよび里によって19られるこ才 とになる。ところで、M3は3次元手首機溝におりる座
標系の回転を表わしているから、(1−b)式の行列M
hに等しい。そして、(1−b)式の中のnx 、 n
y  ・・・all、ax  が、上述した理由によっ
てX系のff1P、、P、  ・・・、Vで表わされて
いる。求めるべきα(4)、α(51およびα(Glは
、それぞれ、(101)式のα1.α2およびα、のこ
とであるから、(1−C)〜(1−e)式によってφ、
θ、ψをn、、nx 、・・・で表わし、これを(10
1)式に代入することによって、α(41,α01およ
びα(6)が、nヶ 、n7.・・・ay、aと およ
び定数によって表わされることになる。これによって、
α<4′、α(31およびα(6)がX系の吊で表わさ
れたことになる。
上述したX系→α系の角度の変換と、前に求めた位置の
変換によって、ロボット全体のX系→α系への変換がす
べて求まったことになる。
座標 1と3−手首機も1を有するロボットの靭1」−
り厖j− 上述したように、X系とα系との間の相ηの変換式は、
すべて1!1られている。次に、これらの座標変換式を
用いて、第1図に示すロボツt−r< [3を制御する
場合の動作について説明する。なお、この制御は第4図
に示すCPU11によって行なわれるものである。ロボ
ットを勤(′[させるには、ロボットの先端に取付けら
れたツールずなわら溶接トーチε3の先端の動作を予め
データとして記憶させ【おくことが必要である。ダイレ
フl−ティーチングモードでは、ロボットのアームや手
首を、動力系から切り離した状態でたとえば千〇Jによ
ってツールに所望の動作をさぼる。そして、このティー
チング動作の間の各アームの回転角や、3次元手首機溝
7の各入力軸701a〜701Gの回転角などを、エン
コーダE1〜E6によってエンコードする。このため、
当初のティーチングデータは、α系の半によって得られ
ることになる。このα系のデータをX系のデータに変換
して、メモリ12にストアしておくわけであるが、ここ
でα→X系の変換が必要になってくる。
この変換動作の例が、第15図にフローチ9−トとして
示されている。この第15図を参照して、この動作を説
明しよう。
ステップ51・・・まず、ロボットの各アームの長さや
、3次元手首機構7のJjvI造、それにツール204
の種類および取付位置などで定まる定数だと→【t) 
     (む) えばfL+ないし見、、P  、M  、γs6などを
読取る。これらの定数は、予めメモリ11の中に記すセ
されている。
ステップ52・・・次に、エンコーダE1〜E6からα
ζ11〜α1lilを読取る。
ステップ53・・・次に、(102)式によって(φ、
θ、ψ)を計算する。
ステップ54・・・(φ、θ、ψ)がわかると、(1−
a)式および(1−b)式によって行列M+61 、すなわちMhの要素nゲ 、nど 、・・・ay、a
xが計いできる。  − ら求まる。
ステップ56・・・MO,M−を掛は合わせてM。
を求め、ざらにM を掛は合わばることによって、(5
3)式から行列Mの要素すなわちn2  、 ny  
・・・ail、a!  が計算できる。
λヱユff−・・・したがって、(58)〜(6o)式
から、Φ、θ、Vが求まる。
ステップ58・・・また、ステップ5Gで求まったMo
を用いれば、(47)式によってPヶ、へ 。
P8  が求まる。
ステップ59−ffHUに、P、x、P、P、、Φ。
Δ θおよび軍をメモリー2にストアすることによって、1
つのティーチング点に関する変換が終了する。
この変換ルーチンは、各ティーチング点ごとにそれぞれ
行なわれ、ティーチング終了命令があるまで繰返される
なお、第15図に示したフローは例示であって、たとえ
ば(2)式、(50)式、(53)式を紺合わせて1つ
の式とし、それによってMを直接計算することもできる
次に、ロボットの再生時の動作について説明する。再生
時の制御の流れの例は、第16図にフ【〕−チセートと
して示されており、この第16図を参照してこの1II
J(lIlを説明しよう。
と、各ティーチング点の間の補間の回数N′を読取る。
ステップ82・・・次に、X系の諸量(以下、単にXと
mく)の初期値Xoをメモリから読取る。
ステップ83・・・これを用いて、X+(m番目のティ
ーチング点におけるn番目の補間点でのXの値であるx
MLの、n−Q、m=iのときの値)を定義する。
ステップ84・・・X、を(101)によって、α系の
語間α1i1(i=1〜6)へと変換するが、ここでは
、変換によって得られたα<rrはαL″。(l11番
目のティーチング点におけるn番目の補間点でのα11
′の値である(ZL′’:の、n −0,m =1+7
)トきの111〉と書かれている。
ステップ85・・・繰返しカウントmを1とする。
ステップ86・・・m番目のX系の諸量についてのデー
タx1すなわち、m番目のティーチング点における位置
・姿勢データを読取る。
ステップ87・・・次に、繰返しカウントnを1とする
ステップ88・・・x、LとX w−tとの間をN分割
してn番目の補間目標位置X4を求める。
ステップ89・・・次に、この補間目漂位でX2を(1
01)式によってα系の吊へと変換りる。ここrrqら
れたα系の量はα1と害かれている。
ステップ90・・・d′にとα系における(n−1)番
目の補間目標位置であるα′嘗1との差Δατを求める
ステップ91・・・このΔαl:zに応じて、ロボット
の各モータM1・・・M6を回転させ、新たな姿勢へと
移動させる。
nについての繰り返しを行ない、n・・Nとなると、次
のティーチング点での制御に移る。ティーチング点の総
数Mに至ると、制御は完了する。もつとも、ロボットに
同じ動作を繰返させるときには、m−Mとなったときに
、最初のステップへと戻せばよい。
なお、上述した実施例では、主として溶接用の産業用ロ
ボットについて説明したが、この発明はその伯の産業用
ロボットたとえば塗装ロボットなどについても適用でき
ることはもらろんである。
ざらに、この発明は産業用ロボットに限らず、位胃制御
を必要とするものであれば広く適用することができる。
たとえば、天体望遠鏡のマウント装置としても適用する
ことができる。
発明の効果 この発明では前述したような球面リンク機構を用いて3
次元手u機購を構成したので、手首開溝が従来のものに
比べて小型かつ軽量となっている。
しかも、この手首典(みに関するX系とα系との間の変
換手段を11す御手段に含めているので、この手首装置
をロボットなどに装置ずれば、特に効果が!fA著とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例が適用された自動溶接ロボ
ットの全体を示す外観斜視図である。第2図は第1図に
示す3次元手首機構7を)i−1成する球面リンク機構
を示す斜視図である。第3図は球面リンク機構700を
第2図に示すような延びきった状態から少し回転させた
状態を示す斜?n図である。第4図は第2図および第3
図に示ず球面リンク機構を駆動するための駆動機構を示
す斜視図である。第5図は第4図に示す駆#J機構にお
いて、ギr710a 〜710cとギヤ706a 〜7
06Cとの噛合わせが解除された状態を示す上面図であ
る。第6図は第1図に示ずロボットの電気回路部分を示
すブロック図でイいる。第7図は第2図J5よび第3図
に示す球面リンク機構の幾何学的例式図である。第8図
および第9図は第2図に示す球面リンク1M構の幾何学
的略模式図である。第10図は第8図をさらにi略化し
た幾何学的略模式図である。第11図は第9図をさらに
簡略化した幾何学的略模式図である。第12図は第11
図をざらに簡略化した幾何学的説明図である。第13Δ
図は第12図を簡略化して描いた幾何学的説明図である
。第138図は第13A図に対して鏡映対称の関係を有
するf■何学的説明図て4りろ。第14図は第1図に示
したロボットを簡略1ヒしl、:幾111ビ/゛的Dデ
ルを示す図であるn第15図713よび第16図は第6
図に示すCPU11の動作を説明するL二めのフローチ
ャートである。 図において、RBはロボット、7は3次元手首機構、8
は溶接トーチ、9は保持具、11はOPU、12はメモ
リ、M1〜M6はモータ、E1〜E6はエンコーダ、7
01aは第1の入力軸、701bは第2の入力軸、70
1Cは第3の入力軸、702aは第1の回動部材、70
2bは第2の回動部材、702Cは第3の回動部材、7
03 b 、tりよび703cは旋回部祠、704bお
よび704Cはリンク、J1〜J7はジヨイントを示す
。 %1図 第7図 躬/、IA図 躬13B図 (==ψ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体(4)に対して動軸軸支され、第1の回転
    駆動手段(M4、710a、706a)、第2の回転駆
    動手段(M5、710b、706b)、第3の回転駆動
    手段(M6、710c、706c)によりそれぞれ別々
    に第1の軸線(AX1)のまわりを回転可能の第1の入
    力軸(701a)、第2の入力軸(701b)、第3の
    入力軸(701c)と、 前記第1の入力軸(701a)の先端に突設され、該第
    1の入力軸と一体的に回動する第1の回動部材(702
    a)と、 前記第1の回動部材(702a)に回動自在に支持され
    、前記第1の軸線(AX1)と点0で交差する第2の軸
    線(AX2)のまわりを回動可能な第2の回動部材(7
    02b)と、 前記第2の回動部材(702b)に回動自在に支持され
    、前記第1および第2の軸線(AX1およびAX2)と
    前記点0で交差する第3の軸線(AX3)のまわりを回
    動可能な第3の回動部材(702c)と、 前記第2の入力軸(701b)と前記第2の回動部材(
    702b)との間を連結し、前記第2の入力軸の回転運
    動を前記第2の回動部材の回動運動に変換するためのリ
    ンク(704b)と、前記第3の入力軸(701c)と
    前記第3の回動部材(702c)との間を連結し、前記
    第3の入力軸の回転運動を前記第3の回動部材の回動運
    動に変換するためのリンク(704c)とを含む3次元
    手首機構を備え、 前記3次元手首機構は、前記第3の回動部材(702c
    )の任意の位置に変位制御すべき物体(9)が取付けら
    れ、前記第1〜第3の入力軸(701a〜701c)の
    回動に応じて該物体の位置を変位させるものであり、さ
    らに 所定の離散的時系列{t_n}(n=1、2、・・・)
    に属する各時刻t_nごとの前記第3の回動部材(70
    2c)の姿勢データ(φ、θ、ψ)すなわちX系データ
    {X(T_n)}と、前記各入力軸(701a〜701
    c)の回転角度データすなわちα系データ{α(t_n
    )}との間のデータ変換を行なうデータ変換手段を備え
    、 前記データ変換手段は、前記X系データを前記α系デー
    タに変換するX/αデータ変換手段を少なくとも含み、 前記X/αデータ変換手段は、 前記X系データおよび前記3次元手首機構の構造によっ
    て定まる定数データを記憶する記憶手段と、 前記定数データを前記記憶手段から読出し、前記時系列
    {t_n}の順序に従って前記X系データ{X(t_n
    )}を前記記憶手段から順次読出す読出手段と、 前記読出手段で読出された定数データと前記X系データ
    とに基づいて、α系データ{α_1}すなわち {α_1=φ、 α_2=α_1+2tan^−^1√[sin(θ−a
    _1)+cosa_2]/[sin(θ+a_1)−c
    osa_2]−π、α_3=α_2+2tan^−^1
    [■′±√(sin^2a_4−■′^2)]/(■′
    +cosa_4)}を演算するα系データ演算手段から
    なり、ここでa_1、a_2、a_3およびa_4は、
    前記第1の回動部材と第2の回動部材とを連結するため
    のジョイント(J1およびJ2)と、前記第2の回動部
    材と前記第3の回動部材とを連結するためのジョイント
    (J3およびJ4)の構造で定まる定数であり、■′、
    ■′および■′は、 ■′=sin θ cos a_3−cos θ si
    n a_3cos ψ■′=sin a_3 sin 
    ψ ■′=−{cos θ cos a_3+sin θ 
    sin a_3cos ψ} である、3次元手首装置。
  2. (2)前記α系データ演算手段は、第n番目のX系デー
    タX(t_n)と第n−1番目のX系データX(t_n
    _−_1)との間を補間する補間手段をさらに含む、特
    許請求の範囲第1項記載の3次元手首装置。
  3. (3)前記データ変換手段は、前記α系データを前記X
    系データに変換するα/Xデータ変換手段をさらに含み
    、 前記α/Xデータ変換手段で変換されたX系データが前
    記X/αデータ変換手段の前記記憶手段に記憶される、
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の3次元手首装
    置。
  4. (4)前記α/Xデータ変換手段は、 α系データを発生するα系データ発生手段と、{φ=α
    _1、 θ=π/2−2tan^−^1[−sina_1cos
    β_1±√(sin^2a_1cos^2β_1+co
    s^2a_1−cos^2a_■)]/(cosa_1
    +cosa_2)、ψ=−2tan^−^1[■±√(
    sin^2a_4−■^2)]/(■+cosa_4)
    、}によって、φ、θ、およびψを演算する手段を含ん
    でおり、ここで {β_1=π−α_1+α_2、 ■=sin a_3 sin β_2 ■=sin θ sin a_3 cos β_2−c
    oS θ cos a_3、■=cos θ cos 
    a_3 cos β_2+sin θ cos a_3
    、β_3=α_3−α_2、} である、特許請求の範囲第3項記載の3次元手首装置。
  5. (5)前記α系データ発生手段は、前記第1〜第3の入
    力軸の回転角度を検出するエンコーダを含む、特許請求
    の範囲第4項記載の3次元手首装置。
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