JPS6165316A - 機器動作制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野］ この発明は燃焼器などの機器動作制御装置、特に機器の
動作異常を表示する表示灯回路の改良に関する。

［従来の技術］ 第３図は従来の燃焼器の動作制御装置の過熱動作表示灯
回路を示す回路図で、図において、（１）は電源端子（
Ｉａ）　（Ｉｂ）に接続される電源プラグ、（２）は燃
焼器（図示しない）の燃焼制御回路、（２ａ）（２ｂ）
はこの制御回路への電源供給端子、（３）はこの燃焼制
御回路への電源を開閉するメインスイッチ、（７Ｉ）は
燃焼器が過熱状態になった時接点が開くバイメタル式の
温度スイッチ、（５）は、この温度スイッチ（４）が閉
の時通電されＡＣｌｏｏＶで動作するリレー、（５１）
）はこのリレー（５）のブレーク接点、（６）は、接点
（５１））の閉成て通電される１１）　Ｃ４８Ｖで動作
するリレー、（６ａ）はこのリレー（６）のメーク接点
、（７）はリレー（６）に直流を流すためのダイオード
、（８）は、リレー（６）との抵抗比で適正な電圧をリ
レー（６）に印加するための抵抗、（９）は、メインス
イッチ（１）が閉した時リレー（５）に電流が流れ接点
（５ｂ）が開くまでの間リレー（６）にがかる電圧を抑
え接点（６ａ）が閉じないようにするためのコンデンサ
、（１０）は、上記リレー接点（５ｂ）が閉じた時点灯
する定電圧放電灯であるネオンランプ、（１１）はこの
ネオンランプ（１ｏ）の電流制限用抵抗である。

以下この回路の動作を説明する。今メインスイッチ（３
）が閉じており、電源プラグ（］）から燃焼制御回路（
２）にＡＣｌｏｏＶが供給され燃焼器が正常に燃焼して
いるものとする。この時温度スイッチ（４）の接点は閉
じておりリレー（５）に電流が流れ接点（５ｂ）は開い
ている。そのためリレー（６）には電流は流れず接点（
６ａ）も開いている。従ってネオンランプ（］０）は消
灯している。

次に、燃焼器に何らかの異常が生じ過熱状態になった場
合、温度スイッチ（４）がそれを検出して接点を開く。

それで燃焼制御回路（２）に電流が流れなくなり燃焼器
の燃焼が停止する。一方、リレー（５）にも電流が流れ
なくなり接点（５ｂ）は閉じる。

すると、ネオンランプ（１ｏ）に電流は流れ点灯し、過
熱保護のため温度スイッチ（４）が動作したことを表示
する。さらに、ダイオード（７）、抵抗（８）を通じて
リレー（６）に電流が流れ、リレー接点（６ａ）が閉じ
る。そのため、燃焼停止により温度スイッチ（４）が接
点を復帰してもリレー（６）は動作を維持し、接点（６
ａ）は閉成し続け、ネオンランプ（１０）は点灯を続け
る。このことは燃焼器の点検を行なう場合、燃焼停止が
過熱による温度スイッチ（４）の動作によるのか、燃料
切れなどとの原因にあるのかが区別でき、修理や整備に
便利である。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来の動作制御装置は、以上の様に構成されているため
、２個のリレーと高耐圧で大容量のコンデンサー等の高
価な部品を必要とし、装置全体のコストが上昇する欠点
を有していた。

この発明は、この従来装置の欠点を除去するためになさ
れたもので、比較的安価な回路素子を使用した簡単な回
路構成を持った安価な動作制御装置を提供することを目
的としている。

［問題点を解決するための手段］ この発明にかかる機器動作制御装置は、電源の一方の端
子から異常検出スイッチを介して電源が供給される制御
回路の第１の電源供給端子と、電源の他端子に接続され
る第２の電源供給端子との間に分圧抵抗を接続し、この
分圧抵抗の分圧端子と異常検出スイッチの電源側端子と
の間に定電圧放電灯回路を接続し、この定電圧放電灯の
点灯による光照射で抵抗値の減少する光感応抵抗素子を
、上記分圧点と第２の電源供給端子との間に、上記定電
圧放電灯回路と直列に接続し、上記定電圧放電灯を上記
異常検出スイッチの開放により点灯し、点灯後は」；配
光感応抵抗素子の抵抗値低下によってこの点灯を保持す
る様構成したものである。

［作　用］ この発明においては、異常検出スイッチの接点開成時は
、定電圧放電灯回路には低い電圧が印加されており、定
電圧放電灯は点灯せずそれに直列に接続された光感応抵
抗素子の抵抗値も大きい値を保っている。機器の異常発
生により異常検出スイッチが開くと、制御回路の電源供
給端子への電源供給が断たれ、それに接続されている分
圧抵抗の分圧端子の電位は低下する。そのため定電圧放
電灯回路への印加電圧は上昇し、定電圧放電灯は点灯し
、その点灯による光照射によって光感応抵抗素子の抵抗
値は著しく減少する。従って、以後例え異゛λ；（′検
出スイッチか復帰して接点を閉成し、制御回路の電源供
給端子に電源供給が再開されても、分圧抵抗の分圧点と
第２の電源供給端子間に接続されている光感応抵抗素子
の抵抗値の減少によって、その間の電圧は低い値に保た
れるため、定電圧放電回路への印加電圧は低下せず点灯
を続ける。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例を示す回路図で、図におい
て、（１）は第３図と同様の電源端子（１ａ）（１ｂ）
に接続される電源プラグ、（２）は燃焼制御回路等の制
御回路、（２ａ）はそれの第１の電源供給端子、（２ｂ
）はそれの第２の電源供給端子、（３）はメインスイッ
チ、（４）はバイメタル式温度スイッチ等の機器の異常
を検出して接点を開き、異常解除により接点に閉じる異
常検出スイッチ、（１０）はネオンランプなどの定電圧
放電灯、（１１）はこのネオンランプ（１０）の電流制
限用抵抗、（１２）はこれらネオンランプ（１０）と抵
抗（１１）からなる定電圧放電灯回路、（１３）は上記
ネオンランプ（１０）の点灯による光照射に応じて抵抗
値が急激に減少するＣｄＳ光導電素子等の光感応抵抗素
子、（１４）　（＋５）は制御回路（２）の電源供給端
子（２ａ）　（２ｂ）間に接続された分圧抵抗、（］６
）はそれの分圧端子である。これら分圧抵抗（］／Ｉ）
（１５）の抵抗値は、電源供給端子（２ａ）（２ｂ）へ
の電源供給時の分圧点（１６）と第１の電源供給端子（
２ａ）との間の電圧がネオンランプ（］０）を点灯させ
ないような電圧１ノベルとなるよう、例えば（１／Ｉ）
が２にΩ、（１５）が８にΩに設定されている。

なお光感応抵抗素子（１３）は、光照射されない時の抵
抗値がＩＭΩ、光照射された時の抵抗値は５００Ωにな
るとし、電源制限用抵抗（１１）の１１ヌ抗値を２７に
Ωとする。

以下、その動作を説明する。今、メインスイッチ（３）
が閉じ、機器は正常に動作しており、異常検出スイッチ
（４）の接点は閉じ、電源プラグ（１）から制御回路（
２）の電源供給端子（２ａ）（２ｂ）にＡＣ］、　ＯＯ
Ｖが印加されているものとする。この時分圧点（］６）
と第２の電源供給端子（２ｂ）間の電圧は分圧抵抗（＋
／ｌ）（＋５）の抵抗値の比率によってきまり、その値
は約８０Ｖである。そのため、定電圧放電灯回路（１２
）の両端にかかる電圧は２０Ｖ程度しかなくネオンラン
プ（１０）は消灯している。また、光感応抵抗素子（１
３）は、光が照射されてし１なし）のでその抵抗値は高
＜ＩＭΩあり、分圧点（１６）の電位にはほとんど影響
を与えない。

そこで、機器に異常が生じ異常検出スイッチ（４）がそ
れを検出して接点を聞いたとする。その時電源供給端子
（２ａ）　（２ｂ）への電源供給が断たれ、分圧端子（
１６）と端子（２ｂ）間の電圧はＯＶとなり、定電圧放
電灯回路（１２）に１００■の電圧か印加さ、ｌＬる。

それで抵抗（１１）、ネオンランプ（１０）、１１（抗
（１５）を経て電流が流れネオンランプ（１０）は点灯
する。このネオンランプ（１０）の点灯により光感応抵
抗素子（１３）に光が照射され、その抵抗値は５００Ω
まで低下する。その後、異常検出スイッチ（４）が復帰
して接点を閉しても端子（１６）　（２ｂ）間の電圧は
、抵抗（１４）の抵抗値と抵抗（１５）光感応抵抗素子
（１３）の並列抵抗値との分圧比で決まり、その値は約
２０Ｖの低い値のままで、定電圧放電灯回路（１２）に
は依然高い電圧（約８０ｖ）が印加され、ネオンランプ
（１０）は点灯し続ける。この様に、光感応抵抗素子（
１３）によって正帰還がかかり、ネオンランプ（１０）
が一旦点灯すると、メインスイッチ（３）を開くまでそ
の状態を保持し、機器が異常状態であることを表示し続
ける。

上記実施例では、光感応抵抗素子に光を照射するネオン
ランプを異常表示灯と共有した例を示したが、第２図に
示すようにネオンランプ（１０）と光感応抵抗素子（１
３）とを一体化したフ第１−カプラー（１７）を用い、
異常表示用としてネオンランプ（１０）と共に点灯する
別の定電圧放電灯（１８）と１１（抗（１９）からなる
異常放電灯回路（２０）を設ける様にしてもよい。

又、以」―の実施例では交流電源に使用したため光感応
抵抗素子（１３）としてＣｄＳ素子を用いた例を示した
が、直流電源で使用する場合、光感応抵抗素子としてフ
ォト１〜ランジスタ等の光電素子を用いることができる
。

［発明の効果］ 以−ヒのように、この発明によれば機器の異常検出時の
異常表示灯を点灯させる回路が非常に簡ｔＢになり安価
に製作することができ、又、従来の回路の様にリレー等
の機械的接点を使用しないので装置の信頼性が向上する
等の効果を有している。

４、図面のｆｌｉｔ　！Ｉｔな説明 第１図はこの発明の一実施例を示す回路図、第２図はこ
の発明の他の実施例を示す回路図、第３図は従来の燃焼
器の動作制御装置の過熱動作表示灯回路を示す回路図で
ある。

図において、（１）は電源プラグ、（Ｉａ）（Ｉｂ）は
電源端子、（２）は制御回路、（２ｄ）はそれへの第１
の電源供給端子、（２ｂ）は第２の電源供給端子、（４
）は異常検出スイッチ、（１０）は定電圧放電灯、（１
１）は電源制限用抵抗、（１２）は（ＩＱ）（ＴＩ）か
らなる定電圧放電灯回路、（１３）は光感応抵抗素子、
（＋４）（１５）は分圧抵抗、（１６）は分圧端子、（
１７）はフォトカプラー、（２０）は異常表示灯回路で
ある。

図中同一符号は同−或は相当部分を示す。

−Ｉ＋− 第１図 第２図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）機器の異常を検出し接点を開き異常解除により接
   点を閉じる異常検出スイッチ及びこのスイッチの接点開
   放により電源供給が遮断され機器の動作を停止し上記動
   作異常を解除する制御回路を有する機器動作制御装置に
   おいて、上記制御回路の、上記異常検出スイッチを介し
   て電源の一方の端子に接続される第１の電源供給端子と
   、電源の他端子に接続される第２の電源供給端子との間
   に接続された分圧抵抗、この分圧抵抗の分圧端子と上記
   異常検出スイッチの電源側端子との間に接続された定電
   圧放電灯回路、この定電圧放電灯回路の放電灯点灯によ
   る光照射に応じ抵抗値を減じ、上記放電灯と直列に、上
   記分圧点と上記第２の電源供給端子との間に接続された
   光感応抵抗素子を備え、上記定電圧放電灯は上記異常検
   出スイッチの開放により点灯し、点灯後は上記光感応抵
   抗素子の抵抗値低下によってこの点灯が保持されるよう
   構成したことを特徴とする機器動作制御装置。
2. （２）上記定電圧放電灯を異常表示灯とした特許請求の
   範囲第１項記載の機器動作制御装置。
3. （３）上記定電圧放電灯と光感応抵抗素子とでフォトカ
   プラを構成し、この放電灯回路に並列にこの回路の放電
   灯と共に点灯する異常表示灯回路を接続した特許請求の
   範囲第１項記載の機器動作制御装置。
4. （４）上記機器は燃焼器であり、上記制御回路は燃焼制
   御回路であり、上記異常検出スイッチは過熱保護検出用
   のバイメタル式温度スイッチである特許請求の範囲第１
   、第２又は第３項記載の機器動作制御装置。