JPS616492A - ポリオレフイン系プラスチツクパイプの接合方法 - Google Patents

ポリオレフイン系プラスチツクパイプの接合方法

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JPS616492A
JPS616492A JP12642584A JP12642584A JPS616492A JP S616492 A JPS616492 A JP S616492A JP 12642584 A JP12642584 A JP 12642584A JP 12642584 A JP12642584 A JP 12642584A JP S616492 A JPS616492 A JP S616492A
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JP
Japan
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joining
primer
pipe
plastic pipe
polyolefin
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Pending
Application number
JP12642584A
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English (en)
Inventor
健治 伊藤
馨 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は上下水道用配管、温泉用配管、化学薬品用配管
およびガス用配管等において広く利用されているポリオ
レフィン系プラスチックパイプの接合方法に関するもの
であり、土木建築業、農業、化学工業あるいは家庭用及
びその他の分野において広く利用されうるものである。
〔従来の技術〕
ポリオレフィン系プラスチックパイプの接合罠関しては
、本来ポリオレフィン系プラスチックが接着困難な材料
であるため、メカニカル接合法または熱融着法などが採
られてきており、さらに近年その接合方法を改善するも
のとしていくつかの提案もなされている。例えば、金属
カラーを装着したソケットにパイプを加熱圧入するメカ
ニカル接合法(特開昭56−126120)、また予め
ラジカル重合性化合物を゛活性光線によりグララドして
表面改質した後に通常の接着剤により接着する方法(特
開昭55−9341 ’1 )、およびコロナ放電処理
した後にシリコンゴム系接着剤により接着する方法(特
開昭58−160113)、などがある。
〔発明が解決しようとする問題〕
ポリオレフィン系プラスチックは非極性かつ結晶性が高
いため接着が困難な材料であることは周知の通りである
これらの材料からなるパイプの接合は、前述の従来技術
でも可能であるが、それらの技術は特殊な装置を必要と
したり作業性に支障があったりコスト高となるなどの問
題がある。
本発明は−・、これらの問題を解決し、さらに簡便にし
て速硬化かつ強力な接合方法で工業的に可能な接合方法
を求めるためになされたものである。
(2)  発明の構成 C問題点を解決するだめの手段〕 本発明方法はポリオレフィン系プラスチックパイプの接
合面に有機金属化合物からなるプライマーを塗布した後
に、α−シアノアクリレート系接着剤を用いて接着する
ことを特徴とし、この本発明方法の有する特徴により、
上記問題点を解決し、簡便にして速硬化かつ強力な接合
方法となり、工業的にも使用可能な接合方法になるもの
である。
〔作 用〕
有機金属化合物よりなるプライマーをポリオレフィン系
プラスチックの表面に、適量塗布し化合物の親油基はこ
れと親和性を示すポリオレフィンと自着作用により強固
に結合し、金属基は秩序よ(その表面に配例される。し
かる後にα−シアノアクリレート系接着剤を塗布すると
α−シアノアクリレートと金属基との間に強力な結合が
形成される。このようなメカニズムにより有機金属化合
物はポリオレフィンとα−シアノアクリレートとの間で
カップリング剤としての働きをするものと推定され、ポ
リオレフィン表面−有機金属化合物−α−シアノアクリ
レート−有機金属化合物−ポリオレフィン表面という強
力な接着層が形成される。この接着層を利用すること罠
より本発明が目的とするポリオレフィン系プラスチック
パイプの強力な接合が容易かつ簡便に得られるものと推
定されろ。
■ プライマ一 本発明におけるプライマーは有機金属化合物を主成分と
するものであり、用いられる有機金属化合物とは各種金
属のアルコラード、キレート塩、カルボン酸塩、スルホ
ン酸塩およびリン酸塩などであり、本発明者らが先に提
案した特願昭58−87761.同59−59367に
記載されている全ての化合物を使用することができる、 具体的には例えば、アセチルアセトン亜鉛、アセチルア
セトンジルコニウム、アセチルアセトンマンガン、アセ
チルアセトンニッケル、アセチルアセトン亜鉛ル)(I
ll)、アセチルアセトンマグネシウム、アセチルアセ
トン銅、アルミニウムイソプロピレート、アルミニウム
トリスエチルアセトアセテート、アルミニウムモノ−5
ecブトキシジイソプロピレート、アルミニウムモノア
セチルアセトネートジエチルアセトアセテート、アルミ
ニウムエチルアセトアセテートジイソプロピレート、ア
ルミニウムオレイルアセトアセテートジインプロピレー
ト、ジブチルスズジアセテート、ジブチルススジマレエ
ート、トIJ −n−ブチルスズオキサイド、リン酸ト
リテシル、ナフテン酸ニッグル、2−エチルヘキサン酸
スズ、ステアリン酸第■鉄、オレイン酸アルミニウム、
バルミチン酸コバルト、テトライソプロピルチタネート
、テトラブチルチタネート等である。
これらの有機金属化合物の効果を十分に発揮さキルため
には、適正な有機溶剤に溶解させた溶液として使用する
のが好ましい。有機溶剤としては上記の有機金属化合物
を完全に溶解しまたは分散し得る一般的な有機溶剤であ
って良好なぬれ性と適度な揮発性を有しており、かつ工
業的に容易に入手できるものであることが望ましく、こ
れらの−例としてi、i、1−)リクロルエタン、1.
  i、 2 )リフルオロエタン、エタノール、アセ
トン、酢酸エチル、メチルクロロホルム、1.4ジオキ
サンおよびトルエンなどがあげられる。
プライマー中の有機金属化合物の濃度はo、ooi〜1
0wt%が好ましい範囲であり、それはポリオレフィン
の表面に塗布された有機金属化合物が単分子膜状に近い
薄層の厚さすなわち0.001〜1g/?rL′で存在
するときに最もその効果が顕著lこ発現することに起因
する。
■接着剤 本発明にはα−ジアノアクリレート系接着剤が使用され
る。
その接着剤の主成分はα−シアノアクリレートで次の一
般式で示されるものである。
CN C00I(。
上式中におけるRはアルキル、アルケニル、シクロヘキ
シル、アリール、およびアルコキシアルキル基などであ
り、具体的にはメチル、エチル、n−プロピル、n−ブ
チル、イソブチル、n−ペンチル、アリル、シクロヘキ
シル、ベンジル、メトキシグロビル基などがあげられる
。これらのα−シアノアクリレートに安定剤、増粘剤、
改質剤および着色剤などが調合されてα−シアノアクリ
レート系接着剤とされる。
■ 適用被着材 本発明の方法はポリオレフィン系プラスチックパイプの
接合方法であり、次のような材質よりなるパイプに適用
できる。
すなわち、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン
、ポリメチルペンテンおよびこれらの共重合体、またこ
れらにタルク、アルミナ、雲母およびガシスファイバー
などを配合してなる組成物などを材質とするグラスチノ
クノくイブである。
■接着方法 ポリオレフィン系プラスチックパイプの接合面にプライ
マーを刷毛塗り、浸漬またはスプレーなどにより塗布す
る。
処理面のオーブンタイムは通常5〜60分をとり乾燥さ
せるが、作業工程に応じて1週間以内とすることもでき
る。次に処理した片面にα−シアノアクリレート系接着
剤を塗布し相手面をすり合せ乍ら挿入して接着する。
〔実施例〕
実施例1.比較例1 ポリプロピレンパイプ(外径89ψ×内径79φ×長さ
1100Os:商品名フジボリレンーPP、富士化工■
製)2本および該ソケットの接合面に表1に示すプライ
マーを刷毛塗りし5分間風乾させた。次いでポリプロピ
レンパイプ1本の接合面にアロンアルファ$202(商
品名:α−シアノアクリレート系接着剤、東亜合成化学
工業(株製)を塗布しパイプを廻し乍らソケットの1/
2 長さまで挿入して接着し、次いでもう1本の・くイ
ブも同様にして接着して室温で24時間放置した。
水圧試験はJISK6762−1977に準拠し手押式
油水圧試験(山本水圧工業所■製)により徐々に水圧を
加え規定水圧25kyf/crdで2分間放置し、水洩
れの有無を観察した。
また比較例1としてプライマー処理しない以外は実施例
1と同様にして試験を行った。
これらの結果を表1に示す。
表1. ポリプロピレンパイプの耐水圧試験〕 実施例2.比較例2 ポリエチレンパイプ(外径76×内径61X長さ10 
D Otm :商品名タフダイヤ、天日日本電線■製)
2本および該ソケットの接合面に表2に示すプライマー
を刷毛塗りし10分間風乾させた。
次いでポリエチレンパイプ1本の接合面にアロンアルフ
ァ+241(商品名:α−シアノアクリレート系接着剤
、東亜合成化学工業■製)を塗布しパイプを廻し乍らソ
ケットの1/2長さまで挿入して接着し、次いでもう1
本のパイプも同様にして接着して室温で24時間放置し
た。水圧試験は実施例1と同様にして行った。
また比較例2として、プライマー処理しない以外は実施
例1と同様にして試験を行った。
これらの結果を表21こ示す。
表2 ポリエチレンパイプ接合部の耐水圧試験実施例3
.比較例3 ポリブテンパイプ(外径60×内径50 X1000鵡
:商品名、シリーズ+390、久保田鉄工■製)2本お
よび該ソケットの接合面に表3に示すプライマーをスプ
レー塗布し5分間風乾させた。次いでポリブテンパイプ
1本の接合面にナロンアルファ+222(M品名:α−
シアノアクリレート系接着剤、東亜合成化学工業■製)
を塗布しパイプを廻し乍らソケットの1/2 長さまで
挿入して接着し、次いでもう1本のパイプも同様にして
接着し室温で24時間放置した。
水圧試験は実施例1と同様にして行った。
また比較例3としてプライマー処理しない以外は実施例
1と同様にして試験を行った。これらの結果を表6に示
す。
表6. ポリブテンパイプ接合部の耐水圧試験(3)発
明の効果 ポリオレフィン系プラスチックパイプは接着困難である
ため、従来その接合に際1〜ては煩雑なメカニカル接合
法また熱融着法などが採られてきた。本発明方法は実施
例に見られるとおり、これらの問題点を解決し得るもの
であって、プライマー処理した後α−シアノアクリレー
ト系接着剤により接着することによって作業の簡便化と
速硬化かつ強力に結合させることが可能であり、ポリオ
レフィン系プラスチックパイプを利用する各種分野にお
いて非常ζこ有効なものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、接合面に有機金属化合物からなるプライマーの塗布
    されたパイプをα−シアノアクリレート系接着剤を用い
    て接着することを特徴とするポリオレフィン系プラスチ
    ックパイプの接合方法
JP12642584A 1984-06-21 1984-06-21 ポリオレフイン系プラスチツクパイプの接合方法 Pending JPS616492A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61136567A (ja) * 1984-12-05 1986-06-24 Taoka Chem Co Ltd 難接着材料の接着方法
JPH01275032A (ja) * 1988-04-27 1989-11-02 Nkk Corp ポリオレフィン被覆鋼材損傷部の補修方法
JPH02110919U (ja) * 1989-02-17 1990-09-05
JP2020204367A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 株式会社Nsc サニタリー配管

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