JPS6164868A - 溶射材 - Google Patents
溶射材Info
- Publication number
- JPS6164868A JPS6164868A JP59183778A JP18377884A JPS6164868A JP S6164868 A JPS6164868 A JP S6164868A JP 59183778 A JP59183778 A JP 59183778A JP 18377884 A JP18377884 A JP 18377884A JP S6164868 A JPS6164868 A JP S6164868A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal spraying
- tio2
- color
- spraying material
- coo
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C4/00—Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
- C23C4/04—Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the coating material
- C23C4/10—Oxides, borides, carbides, nitrides or silicides; Mixtures thereof
- C23C4/11—Oxides
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の対象)
本発明は溶射材に係り、特に耐食、耐摩耗性かつ変褪し
ない安定な着色溶射材に関するものである。
ない安定な着色溶射材に関するものである。
(従来技術)
基材表面を着色被覆する技術には琺瑯法があることは公
知であるが、この方法は基材を加熱するため、コンクリ
ート、木材等には施工できないという欠点がある。この
欠点を改善する技術として溶射法がある。溶射法は基材
の性質を変えることなくその基材表面を被覆しうるのみ
ならず、セラミックスを被覆することによって耐熱性、
耐食性、耐摩耗性を付与しうる利点がある。これらの諸
機能を有する上に、更に美観を与える装飾的要素を備え
たカラー溶射被覆材料は現在その種類は極めて少い。た
とえば黒色を呈するAJ1203・TiO2,白色のA
交2o3、コバルトブルーを呈するAJ1203 *
CoO等があげられるにすぎない。その理由は溶射法施
行の前後における溶射材の発色が必ずしも同一ではない
という事実にもとづく、とくにセラミック溶射をプラズ
マ法にて実施する際にはプラズマ発生を還元性雰囲気で
行うため、通常の結晶の格子状態に比べ酸素欠損が多く
なり、それに起因する色吸収を生ずるため溶射されたセ
ラミックスの全体的色調が溶射前のセラミックスの色調
と異なるためと考えられる。
知であるが、この方法は基材を加熱するため、コンクリ
ート、木材等には施工できないという欠点がある。この
欠点を改善する技術として溶射法がある。溶射法は基材
の性質を変えることなくその基材表面を被覆しうるのみ
ならず、セラミックスを被覆することによって耐熱性、
耐食性、耐摩耗性を付与しうる利点がある。これらの諸
機能を有する上に、更に美観を与える装飾的要素を備え
たカラー溶射被覆材料は現在その種類は極めて少い。た
とえば黒色を呈するAJ1203・TiO2,白色のA
交2o3、コバルトブルーを呈するAJ1203 *
CoO等があげられるにすぎない。その理由は溶射法施
行の前後における溶射材の発色が必ずしも同一ではない
という事実にもとづく、とくにセラミック溶射をプラズ
マ法にて実施する際にはプラズマ発生を還元性雰囲気で
行うため、通常の結晶の格子状態に比べ酸素欠損が多く
なり、それに起因する色吸収を生ずるため溶射されたセ
ラミックスの全体的色調が溶射前のセラミックスの色調
と異なるためと考えられる。
また、溶射は高温状態から急冷されるため、高温の不安
定状態が固定されたまま常温状態にもたらされるので、
高温から徐冷された結晶状態と異なるものとも考えられ
る。したがって溶射の結果得られる色調の予想は溶射前
においては極めて困難であり、溶射を実際に行なってみ
ないと不明である場合が多い。
定状態が固定されたまま常温状態にもたらされるので、
高温から徐冷された結晶状態と異なるものとも考えられ
る。したがって溶射の結果得られる色調の予想は溶射前
においては極めて困難であり、溶射を実際に行なってみ
ないと不明である場合が多い。
しかし溶射に当っては溶射後における溶射被覆の色調を
溶射前に予知しておき、希望の色調に合せた溶射を提供
することは重要である。
溶射前に予知しておき、希望の色調に合せた溶射を提供
することは重要である。
(発明の目的)
本発明は上記のような溶射技術の問題点に鑑み、被溶射
基材を損傷せず、耐食性、耐摩耗性をもちながら、溶射
被覆の色をyJ節しうる溶射材、とくに建材等に要望の
強い緑茶色を発色する溶射被覆材を提供することにある
。
基材を損傷せず、耐食性、耐摩耗性をもちながら、溶射
被覆の色をyJ節しうる溶射材、とくに建材等に要望の
強い緑茶色を発色する溶射被覆材を提供することにある
。
(発明の構成)
本発明の溶射材は、配合比においてCoo・1〜20重
量%、Z n O= 20〜791量%、T’102=
20〜60重量%から成る溶射材にある。
量%、Z n O= 20〜791量%、T’102=
20〜60重量%から成る溶射材にある。
一般に金属の酸化物はそれぞれ固有の色を有しているこ
とは周知である。たとえばベリリウムの酸化物BeOは
それ自体エメラルド色を呈し、またそれがAl2O3,
5i02等と化合物を・つくる場合においても、たとえ
ばベリルの組成である3BeO令AJ1203 *6
Si02となっても、いわゆる緑柱石のエメラルド色を
呈する。またM n Oはそれ自体緑色を呈し、またこ
れかCaO1Si02と化合物をつくる場合にも緑色を
呈する。天然および人工宝石として知られるサファイア
、ルビー、スピネル、クォーツ等もすべて含有金属酸化
物の特有の発色によるものである。
とは周知である。たとえばベリリウムの酸化物BeOは
それ自体エメラルド色を呈し、またそれがAl2O3,
5i02等と化合物を・つくる場合においても、たとえ
ばベリルの組成である3BeO令AJ1203 *6
Si02となっても、いわゆる緑柱石のエメラルド色を
呈する。またM n Oはそれ自体緑色を呈し、またこ
れかCaO1Si02と化合物をつくる場合にも緑色を
呈する。天然および人工宝石として知られるサファイア
、ルビー、スピネル、クォーツ等もすべて含有金属酸化
物の特有の発色によるものである。
しかるに、溶射材においては高温において溶射され、し
かも溶射材は金属酸化物の一種または二種以上の混合物
、化合物であり、これらが高温溶射、たとえばプラズマ
溶射される場合には、前記した通り、プラズマの高温に
おいて組成物の一部が何等かの変色的影響を受けるため
溶射前の溶射材の色調は、それが溶射された後において
必ずしも溶射前の色調と同一とは限らない。したがって
被溶射体である基材に対するカラー溶射の場合において
は仕上げ表面の溶射被覆の色を予め想定することが極め
て困難である。
かも溶射材は金属酸化物の一種または二種以上の混合物
、化合物であり、これらが高温溶射、たとえばプラズマ
溶射される場合には、前記した通り、プラズマの高温に
おいて組成物の一部が何等かの変色的影響を受けるため
溶射前の溶射材の色調は、それが溶射された後において
必ずしも溶射前の色調と同一とは限らない。したがって
被溶射体である基材に対するカラー溶射の場合において
は仕上げ表面の溶射被覆の色を予め想定することが極め
て困難である。
本発明は斯様な困難を緑色系統の溶射材の組成を特定す
ることによって溶射後の被覆表面色調を予め想定できる
ようにしたものである。
ることによって溶射後の被覆表面色調を予め想定できる
ようにしたものである。
木溶射材は溶射対象となる、主として木材、コンクリー
ト等の建造物において美観を与える装飾効果を目的とす
るものであるため、とくに耐熱性をあまり問題にしない
箇所に多く適用される。
ト等の建造物において美観を与える装飾効果を目的とす
るものであるため、とくに耐熱性をあまり問題にしない
箇所に多く適用される。
そのためZnOを添加しうるちのであり、このZnOの
添加によってCooの発色を濃厚にする効果が発揮され
る。従来の溶射材にはZnOを含有するものは見当らな
い点から見ても本発明の溶射材は独特な組成であると云
える。
添加によってCooの発色を濃厚にする効果が発揮され
る。従来の溶射材にはZnOを含有するものは見当らな
い点から見ても本発明の溶射材は独特な組成であると云
える。
Cooの組成が1〜20重量%に限定される理由および
ZnOの組成が20〜79重量%に限定される理由はこ
れらの範囲外の領域では、目的とする緑色発色の色度調
節の限界を越えるためであり、しかも、却って濃緑色が
美観を損うためである。
ZnOの組成が20〜79重量%に限定される理由はこ
れらの範囲外の領域では、目的とする緑色発色の色度調
節の限界を越えるためであり、しかも、却って濃緑色が
美観を損うためである。
上記の範囲においてCooを1%から20%まで、Zn
Oを20%から78%まで変えることにより緑色を淡緑
色から濃いモスグリーンに至る各色濃度に調節すること
ができる。
Oを20%から78%まで変えることにより緑色を淡緑
色から濃いモスグリーンに至る各色濃度に調節すること
ができる。
TiO2の組成が20〜60重量%に限定される理由は
T i O2の組成変化によって溶射面の粗度。
T i O2の組成変化によって溶射面の粗度。
硬度に変化を生じ、とくに溶射面の硬度においてTi0
220重量%以下では硬度不足を生じ、また80重1%
以上となるとTiO2の黒色により緑色にならないため
である。
220重量%以下では硬度不足を生じ、また80重1%
以上となるとTiO2の黒色により緑色にならないため
である。
本発明の溶射材はその組成°分であるCoo、ZnOお
よびTiO2がそれぞれ単体微粒においてブレンドされ
た態様、または−次パイングーで造粒された態様、もし
くは前記組成のCoo、ZnO,TiO2溶融物の同化
、粉砕、分級の態様のいずれにおいても可能である。
よびTiO2がそれぞれ単体微粒においてブレンドされ
た態様、または−次パイングーで造粒された態様、もし
くは前記組成のCoo、ZnO,TiO2溶融物の同化
、粉砕、分級の態様のいずれにおいても可能である。
(実施例1)
粒度それぞれ40〜lO終mのCo0=20重量部、Z
nO=120重量部、Ti0z=100重量部を均一に
ブレンドした溶射剤は茶色を呈する微粉である。この溶
射材を次の溶射条件によってコンクリート基村上にプラ
ズマ溶射した。プラズマテクニク社製の溶射機を使用し
、以下の条件で溶射した。
nO=120重量部、Ti0z=100重量部を均一に
ブレンドした溶射剤は茶色を呈する微粉である。この溶
射材を次の溶射条件によってコンクリート基村上にプラ
ズマ溶射した。プラズマテクニク社製の溶射機を使用し
、以下の条件で溶射した。
A r = 44 u/m1n
H2= 13 u/IIlin
電流 600A
電圧 70 V
溶射後の被覆溶射面はダークグリーンが得られた。この
溶射面マイクロビッカース硬度は780 kg/am″
であり美麗な外観と十分な硬度を有する被覆溶射面を得
ることができた。
溶射面マイクロビッカース硬度は780 kg/am″
であり美麗な外観と十分な硬度を有する被覆溶射面を得
ることができた。
(実施例2)
CoO=3重量部、ZnO=120重量部、TiO2:
60重量部から成る粒度44〜10ルmの混合溶射材は
中褐色を有する溶射材である。これを木材建物外壁に例
1と同じ条件にて溶射した。
60重量部から成る粒度44〜10ルmの混合溶射材は
中褐色を有する溶射材である。これを木材建物外壁に例
1と同じ条件にて溶射した。
溶射後の被覆溶射面の色調はうぐいす色の美麗な外観を
呈するものであった。この溶射面の物性は次の通りであ
り、硬度、密着力ともに十分な成1績が得られた。
呈するものであった。この溶射面の物性は次の通りであ
り、硬度、密着力ともに十分な成1績が得られた。
硬度: 1380kg/mrn’マイクロビッカース
硬度密着カニ ’h、98 kg/Irn’特許出願
人 昭和電工株式会社 代 埋入 弁理士菊地精−
硬度密着カニ ’h、98 kg/Irn’特許出願
人 昭和電工株式会社 代 埋入 弁理士菊地精−
Claims (1)
- CoO=1〜20重量%、ZnO=20〜79重量%、
TiO_2:20〜60重量%から成る溶射材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59183778A JPS6164868A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 溶射材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59183778A JPS6164868A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 溶射材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6164868A true JPS6164868A (ja) | 1986-04-03 |
JPS6365749B2 JPS6365749B2 (ja) | 1988-12-16 |
Family
ID=16141778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59183778A Granted JPS6164868A (ja) | 1984-09-04 | 1984-09-04 | 溶射材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6164868A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011117079A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Sulzer Metco Ag | 噴霧材料、熱噴霧層、並びに熱噴霧層を備えたシリンダ |
-
1984
- 1984-09-04 JP JP59183778A patent/JPS6164868A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011117079A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Sulzer Metco Ag | 噴霧材料、熱噴霧層、並びに熱噴霧層を備えたシリンダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6365749B2 (ja) | 1988-12-16 |
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