JPS6164562A - 自動車のワイパ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は自動車のワイパー装置の改良に関し、特に、雨
滴の払拭時にワイパーが小刻みに振動しながら移動する
。いわゆるびびり状態の発生防止対策に関する。

（従来の技術） 一般に、自動車のウィンドガラスに付６する雨滴をワイ
パー装置にＪ：り払拭する場合、特に降雨量の少ない状
態ではワイパーブレードの濡れ加減が少ないことに起因
してワイパーがびびり移動して、雨滴の払拭に支障をき
たすことが少なくない。

そこで、本出願人は先に、特開昭５８−６７５４７号公
報に開示されるように、ワイパーのびびり状態を検出す
るびびり検出手段を設けて、ワイパーのびびり状態の発
生時にはフロントガラスにウオッシャ−液を自動噴射さ
仕ることにより、ワイパーブレードの濡れ加減を向上さ
せて、ワイパーのびびり状態を解消するようにしたもの
を提案している。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、ワイパーのびびり状態の発生原因の一つとし
て、上記の如きワイパーブレードの濡れ加減の少なさの
他に、ワイパー七〜りの払拭トルクの不足が考えられる
。

本発明は断かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、ワイパーのびびり状態の発生時にはワイパーモー
タの払拭トルクを増大させることにより、ウオッシャ−
液を要することなく雨滴の払＝　　２　− 拭効宋を簡易かつ有効に発揮さｌ！て、車両の走行安全
１／［の向１−を図ることにある。

〈問題点を解決１−るための１段） 上記［１的を達成するため、本発明の解決１段は、ウィ
ンドガラスを払拭Ｊる１ノイパーをワイパーモータによ
って駆動するようにした自動車のワイパー装置において
、上記ワイパーのびびり状態を検出するびびり検出手段
と、該びびり検出手段がワイパーのびびり状態を検出し
たとぎ−１−記ワイパーモータのトルクを上げるモータ
１〜ルク制衛１回路とを１−ｈえる構成としたものであ
る。

（作用） 上記構成により、本発明では、雨滴の払拭時、ワイパー
にびびり状態が発生すると、ワイパーモータの駆１１１
〜ルクが増大されることによって、つＡラシャ−液を要
することなく上記ワイパーのびびり状態が簡易かつ確実
に解消されるのである。

（実施例） 以下、木ｔｉ明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。

第１図および第２図において、１はフロントウィンドガ
ラス、２は該フ［コントウィンドガラス１に付着する雨
滴をワイパーブレード２ａにより払拭するワイパーであ
って、該ワイパー２の内部には第３図に拡大詳ホするよ
うに、リテーナ２１）の内面に該ワイパー２のびびり状
態を検出するびびり検出手段としての振動センサ３が配
置されている。尚、第３図中、２Ｃは前端に上記ワイパ
ーブレード２ａを支持するワイパーアーム、２ｄは該ワ
イパーアーム２Ｃを引張ってワイパーブレード２ａをフ
ロントウィンドガラス１に押しイ」番プるワイパースプ
リングである。

また、第４図は上記ワイパー２を駆動して雨滴を払拭す
るためのワイパー駆動回路を示し、５は上記ワイパー２
をフロントウィンドガラス１に沿ってｌ−復摺動させる
ワイパーモータであって、該ワイパーモータ５は、ワイ
パー２の払拭速度を普通速度に設定するＬｏ端子５ａと
、駆動トルクを増大せしめて高速度に設定するＨｉ端子
５１）との二端子を備え、上記１　ｏ端子５ａは１−０
側給電回路６を介１ノー（ワイパースイッチ７の１゜０
端子７ａに接続されているとともに、Ｈ１端子５１１は
Ｈｉ側給電回路８を介してワイパースイッチ７のＨ＋端
子７ｂに接続されている。また、１０はワイパーモータ
５の駆動源としての車載バッテリ、１１はワイパースイ
ッチ７のＯＦＦ操作時にワイパー２をほぼ水平状態とな
る定常位置で停止させるための定位置停止スイッチであ
る。そして、１２は本発明の構成上重要なものでワイパ
ー２のびびり状態時にワイパーモータ５の駆動トルクを
増大させるモータ１〜ルク制御回路である。

上記モータトルク制御回路１２は、その内部に、振動レ
ンチ３からのワイパー振動信号を増幅づ−る増幅器１３
と、該増幅器１３で増幅されたワイパー振動信号を平滑
してその大きさに応じた電圧信号に変換するフィルタ回
路１４と、該フィルタ回路１４からの電圧信号を２個の
抵抗Ｒ＋　、Ｒ２よりなる基準値設定回路１５で設定さ
れたワイパー２のびびり状態に相当する基準値と大小比
較し−Ｃ１その電圧信号が基準値以上のときトルク増大
指令信号（ｒＨｊ信号）を出力する比較器１６と、該比
較器１６のトルク増大指令信号を制御用トランジスタＴ
ｒを介して受けてＯＮ作動するトルク制御リレー１７と
を備えており、該トルク制御リレー１７の切換接点１’
７ａのＯＦＦ側は上記ワイパーモータ５のＬｏ側給電回
路６の途中に介設されているとともに、そのＯＮ側はワ
イパースイッチ７のＬ　ｏ端子７ａをワイパーモータ５
の１−１ｉ端子に接続せしめたトルク増大側給電回路１
８の途中に介設されている。

したがって、上記実施例においては、ワイパースイッチ
７をＬｏ端子７ａ側に切換えると、ワイパー２にびびり
状態が発生していない場合にはトルク制御リレー１７の
切換接点１７ａがＯＦＦ側にあるのでＬｏ側給電回路６
が構成されて、ワイパーモータ５がＬｏ端子５ａ側で給
電され、その結果、ワイパー２は普通の払拭速度でフロ
ントウィンドガラス１に付着する雨滴を払拭する。

今、ワイパー２にびびり状態が生じると、モータトルク
制御回路１２の比較器１６でトルク増大指令信弓が発生
して１〜ルク制御リレー１７がＯＮ作動し、その切換接
点１７ａ′／；ＯＦＦ側からＯＮ側に切換わるので、ｌ
−１）側給電回路６が開かれるど」ζに１〜シルク大側
給電回路１８が構成され、このことにより「ワイパーモ
ータ５が１−１１端子側５ｂで給電されてそのＩ〜シル
ク増大し、その結果ワイパー２の払拭速度が普通速度か
ら高速痘に上昇して、該ワイパー２のびびり状態が確実
に解消されることになる。

まＩこ、第５図はモータ１〜ルク制御回路１２の変形例
を示し、上記実施例ではワイパー２の払拭速度の２段切
換機構を利用したのに代え、ワイパーのびびり振動の大
ぎさに応じてＩ−ルクの増大量を無段階に制御Ｊるよう
にした・ｂのである。

すなわち、第５図のモータトルク制御回路１２′はその
内部に、振動レンサ３からのワイパー振動信号を増幅す
る増幅器２０と、該増幅器２０で増幅されたワイパー振
動信号を平滑してその大きさに応じた電圧信号に変換す
るフィルタ回路２１と、該フィルタ回路２１からの電Ｈ
−信号をその人＝　　７　− きざに応じたパルス幅のパルス信号に変操するパルス幅
変調回路２２と、該変調回路２２からのパルス信号でも
ってワイパーモータ５′を作動制御するトランジスタよ
りなるモータ駆動回路２３とを備えている。

したがって、上記変形例においては、ワイパーのびびり
振動が大きい場合には、それに応じてパルス幅変調回路
２２からのパルス信号のパルス幅も増大して、ワイパー
モータ５′への供給電圧つまりその駆動トルクが増大す
るので、ワイパーのびびり振動の大きさとワイパーモー
タ５′の駆動トルクの増大幅とが良好に対応して、ワイ
パーのびびり状態が簡易かつ確実に解消されることにな
る。

尚、以上の説明では、フロントウィンドガラス１に対す
るワイパー装置に対して適用した場合について説明した
が、リヤウィンドガラスに対するワイパー装置に対して
も同様に適用できるのは勿論である。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明の自動車のワイパー装置に
よれば、ウィンドガラスを払拭するワイパーのびびり状
態が、該ワイパーを駆動するワイパーモータの１ヘルク
を十げるという簡単な構成によってつＡラシャ−液を要
することなく確実に解消されるので、雨滴の払拭効果を
簡易かつ有効に発揮できて、走行安全性の向上を図るこ
とができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は自動車の正面図
、第２図はフロントウィンド部の概略縦断側面図、第３
図はワイパーの要部拡大図、第４図はワイパー駆動回路
の内部構成を示寸電気回路図、第５図はモータトルク制
御回路の変形例を示す電気回路図である。 １・・・フロントウィンドガラス、２・・・ワイパー、
３・・・振動センサ〈びびり検出手段）、５．５’・・
・ワイパーモータ、１２．１２’　・・・モータトルク
制御回路。 ＝　　９　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ワイパーモータによつて駆動されてウインドガラ
   スを払拭するワイパーと、該ワイパーのびびり状態を検
   出するびびり検出手段と、該びびり検出手段がワイパー
   のびびり状態を検出したとき上記ワイパーモータのトル
   クを上げるモータトルク制御回路とを備えたことを特徴
   とする自動車のワイパー装置。