JPS6164225A

JPS6164225A - 電気掃除機の遠隔制御装置

Info

Publication number: JPS6164225A
Application number: JP18533084A
Authority: JP
Inventors: 誠二山口
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-09-06
Filing date: 1984-09-06
Publication date: 1986-04-02
Also published as: JPH0449417B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は家庭用電気掃除機に利用される遠隔制御装置に
関するものである。

（従来例の構成とその問題点）家庭用電気掃除機に利用される従来の遠隔制御装置につ
いて、第１図及び第２図により説明する。

第１図は遠隔制御装置の回路図を示したもので、電動送
風機１と双方向性制御整流素子２とが直列に交流電源３
につながる電源端子４及び５に接続され、更に、電気掃
除機のホース（図示されていない）の先端に設けられた
遠隔制御用スイッチ６が、その一端で抵抗７を、他端で
抵抗８とコンデンサ９の直列回路をそれぞれ介して電源
端子４及び５に接続されている。上記の双方向性制御整
流素子２を作動させるトリガー回路として、上記コンデ
ンサ９の抵抗８と反対側の一端を高感度双方向性制御整
流素子１０及び、抵抗１１を介して双方向性制御整流素
子２のゲート端子に接続し、更に。

コンデンサ９の抵抗８側の一端からトリガー素子１２を
介して高感度双方向性制御整流素子１０のゲート端子に
接続しである。

以上のような構成の遠隔制御装置において、遠隔制御ス
イッチ６を閉じると、コンデンサ９に抵抗７及び８を介
して電荷が蓄積され、その端子間電圧がトリガー素子１
２のブレークオーバ電圧■８゜に達するとトリガー索子
１２がオンの状態となり、コンデンサ９に蓄積された電
荷が高感度双方向性制御整流素子１０のゲート端子に流
れ込んで高感度双方向性制御整流素子１０がオンの状態
になる。高感度双方向性制御整流素子１０がオンの状態
になると、電源端子５から高感度双方向性制御整流素子
１０及び抵抗１１を通って双方向性制御整流素子２の動
送風機１に電力が供給される。

このように構成することにより、ホースの先端に取り付
けられた遠隔制御スイッチ６の開閉によって電気掃除機
本体に装着されている電動送風機を起動・停止すること
ができる。しかしながら、遠隔制御スイッチは電気掃除
機のホースの先端に取り付けられるため、感電防止のた
め抵抗７及び８に抵抗値の高いものを使用する必要があ
る。

第２図は交流電源３の電圧波形Ａと電動送風機上に印加
される電圧波形りとの関係を示したものである。コンデ
ンサ９の両端に加えられる電圧波形Ｂは、直列に入れら
れた抵抗７及び８の抵抗値が高いため、電圧値が低く、
従ってトリガー素子１２のブレークアウト電圧■８゜に
達するまでの立上がり時間Ｔが電源電圧Ａが電圧ＶＢＧ
に達するまでの時間より長くなる。

えられた瞬間に、双方向性制御整流素子２のゲート端子
に伝達されて双方向性制御整流素子２がオンの状態にな
り電圧波形りが電動送風機１の回路に印加される。すな
わち、立上り時間Ｔに相当する導通しない領域が発生し
、電動送風機上の入力電力が低下するほか、効率も低下
するという問題点があった。

この対策として、電動送風機１のコアの材質の高級化を
図ったり、巻線仕様を変更するなど、特別仕様とする必
要があり、製造コストを上げるという問題点もあった。

（発明の目的）本発明は上記の欠点を解消するもので、交流電源の電圧
波形に応じた電三昆波形のまま電動送風機に入力できる
電気掃除機の遠隔制御装置を提供しようとするものであ
る。

（発明の構成）電動送風機と交流電源端子との間に双方向性制御整流素
子を直列に接続するとともに、上記双方向性制御整流素
子のゲート端子と一方の電源端子の間にフォトカプラー
の受光素子を接続し、フォトカプラーの発光素子を交流
電源の電圧波形立上り時点で点灯させ、交流電源の電圧
波形立上り時点から遅れなしに電動送風機に入力し、入
力電力の低下を防ぐものである６（実施例の説明）本発明の実施例を第３図及び第４図により説明する。

第３図は本発明による遠隔制御装置の回路図を示したも
ので、電動送風機１と双方向性制御整流素子２とが直列
に交流電源３につながる電源端子４及び５に接続される
とともに、双方向性制御整流素子２のゲート端子と電源
端子の間に、抵抗１３とフォトカプラー１４の受光素子
１５が直列に接続されている。フォトカプラー１４の２
個の発光素子１６及び１７は、電源抵抗１８と直列にな
るように逆並列で、電源端子４とダイオード・ブリッジ
１９の交流側の端子に接続され、更に、ダイオード・ブ
リッジ１９の交流側の他の端子から電源端子５に接続さ
れている。

ダイオード・ブリッジ１９の交流側の両端子間にトラン
ジスタ２０を入れ、このトランジスタ２０のコレクタ端
子とベース端子とがそれぞれ抵抗２１及び２２を介して
遠隔制御スイッチ６に接続されている。

トランジスタ２０を作動させる直流電源は、ダイオード
２３と、抵抗２４、コンデンサ２５とで構成されている
。なお、トランジスタ２０のベース端子とエミッタ端子
の間に入っている抵抗２６はトランジスタ２０の安定化
抵抗である。

以上の構成によれば、遠隔制御スイッチ６を閉じると、
トランジスタ２０がオンの状態となり、これによってダ
イオード・ブリッジ１９の交流側端子が短絡状態となり
フォトカプラー１４の発光素子１６及び１７が、交流電
源の電圧波形に従って交互に点滅することになる。

第４図は本実施例における各部の電圧、電流波形を示す
もので、交流電源電圧波形Ａは、電動送風機１がＬ負荷
であるため位相がずれて、電動送風機上への電流入力は
波形Ｅとなる。フォトカプラー１４の発光素子１６及び
１７は、交流電源電圧波形Ａの立上り時点からそれぞれ
順に電流が通じるが点灯は所定の電圧に達してからであ
るから、Ｆ及びＧで示す期間点灯することになる。フォ
トカプラー１４の受光素子１５によって、電動送風機１
と直列に接続されている双方向性制御整流素子２のゲー
ト端子と電源端子とにはトリガー電圧波形Ｈが。

電動送風機１に入力する電流波形Ｅと同時に立ち上がる
ことになり、波形■に示すように電動送風機１には交流
電源３の全電力が供給されることになる。

なお、トラ〉゛ジメタ２０に高ｈ４．タイプを使用すれ
ば、抵抗２１及び２２の抵抗値を高くすることができる
ので、遠隔制御スイッチ６の感電対策を充分にとること
ができる。なお抵抗２１及び２２の抵抗値は発光素子１
６及び１７の発光タイミングには関係がない。

（発明の効果）以上説明したように本発明によれば、電動送風機と直列
に入れた双方向性制御整流素子のトリガーの時期を入力
電流の立上り時期と一致せしめることができ、交流電源
の全電力を電動送風機に供給することができる。従って
、電動送風機の効率低下は起きないから、特殊仕様の電
動送風機を用いる必要がなくなり、標準化が進むばかり
でなく、製造コストの低減に著しい効果がある。

また、回路構成が単純なため、低コストで小形軽量の遠
隔制御装置とすることができることにより製造コスト低
減に著しく貢献する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の遠隔制御装置の回路図、第２図は第１図
の各部の電圧、電力波形図、第３図は本発明による遠隔
制御装置の回路図、第４図は第３図の回路の各都電圧、
電流波形図と発光素子の点灯期間図である。１　・・・電動送風機、　２・・・双方向性制御整流素
子、　３　・・・交流電源、　４，５　・・・交流電源
端子、　６　・・・遠隔制御スイッチ、７，８゜１２．
１３，１８，２１，２２，２４．２６・・・抵抗、　９
，２５・・・コンデンサ、１０・・・高感度双方向性制
御整流素子、１２・・・　トリガー素子、１４・・・フ
ォトカプラー、１５・・・受光素子、１６．１７・・・
発光素子、１９・・・ダイオード・ブリッジ、２０・・
・トランジスタ、２３・・・ダイオード。特許出願人　松下電器産業株式会社第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電動送風機と交流電源端子との間に双方向性制御
整流素子を直列に接続するとともに、上記双方向性制御
整流素子のゲート端子と一方の電源端子の間にフォトカ
プラーの受光素子を接続し、フォトカプラーの発光素子
を交流電源の電圧波形立上り時点で点灯させるようにし
た電気掃除機の遠隔制御装置。
（２）フォトカプラーの発光素子を逆並列にダイオード
ブリッジの交流側に接続するとともに、上記ダイオード
ブリッジの直流側に接続したトランジスタ等のスイッチ
ング素子のゲート電流を、遠隔制御スイッチの開閉操作
で入断し得るようにした特許請求の範囲第（１）項記載
の電気掃除機の遠隔制御装置。