JPS6163551A - 鉱物質粉砕助剤 - Google Patents
鉱物質粉砕助剤Info
- Publication number
- JPS6163551A JPS6163551A JP18421284A JP18421284A JPS6163551A JP S6163551 A JPS6163551 A JP S6163551A JP 18421284 A JP18421284 A JP 18421284A JP 18421284 A JP18421284 A JP 18421284A JP S6163551 A JPS6163551 A JP S6163551A
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- JP
- Japan
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- cement
- organic amine
- mineral
- present
- grinding
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- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は鉱物質の新規な粉砕助剤に関し、更に詳しくは
、低級ジカルボン酸化合物と有機アミン化合物を有効成
分として含有する鉱物質粉砕助剤に関する。
、低級ジカルボン酸化合物と有機アミン化合物を有効成
分として含有する鉱物質粉砕助剤に関する。
（従来の技術）
近年、セメント、石灰石２石こうなどのごとき鉱物質の
粉砕に際し、生産性１品質の両面から種種４の粉砕助剤
が注目され、特にセメントの製造においては積極的に使
用されている。例えば、セメント製造時の粉砕助剤とし
てピンゾルレジン、クレゾール、トリエタノールアミン
、ジエチレングリコール、リグニンスルホン酸塩、オキ
シカルデン酸塩などが知られているが、これらは粉砕性
に限界がア）、安価で高性能の新規な粉砕助剤の開発が
望まれていた。
粉砕に際し、生産性１品質の両面から種種４の粉砕助剤
が注目され、特にセメントの製造においては積極的に使
用されている。例えば、セメント製造時の粉砕助剤とし
てピンゾルレジン、クレゾール、トリエタノールアミン
、ジエチレングリコール、リグニンスルホン酸塩、オキ
シカルデン酸塩などが知られているが、これらは粉砕性
に限界がア）、安価で高性能の新規な粉砕助剤の開発が
望まれていた。
そこで本発明者らは、鉱物質の粉砕、特にセメント製造
に関し効率良くクリンカーを粉砕し、加えてセメント品
質をより向上させることが可能な粉塵助剤を開発すべく
鋭意検討を進めた結果、従来から賞月されている有機ア
ミン系の粉砕助剤に低級ジカルがン酸化合物を併用する
ことがきわめて有効なことを見出し、本発明を完成する
に至った。
に関し効率良くクリンカーを粉砕し、加えてセメント品
質をより向上させることが可能な粉塵助剤を開発すべく
鋭意検討を進めた結果、従来から賞月されている有機ア
ミン系の粉砕助剤に低級ジカルがン酸化合物を併用する
ことがきわめて有効なことを見出し、本発明を完成する
に至った。
（問題点を解決するための手段）
かくして本発明によれば、低級ジカルボン酸化合物と有
機アミン化合物を有効成分として含有することを特徴と
する鉱物質粉砕助剤が提供される。
機アミン化合物を有効成分として含有することを特徴と
する鉱物質粉砕助剤が提供される。
本発明で用いられる低級ジカルｄ−ン酸化合物とは、炭
素数１０以下の脂肪族もしくは芳香族のジカルボン酸ま
たはその訪導体をいい、ジカルボン酸の具体例としては
マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸、コハク酸、フ
タル酸などが例示きれるＯ またジカル？ン酸誘導体の具体例としては、無水物、エ
ステル化物、アミド化物、イミド化物。
素数１０以下の脂肪族もしくは芳香族のジカルボン酸ま
たはその訪導体をいい、ジカルボン酸の具体例としては
マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸、コハク酸、フ
タル酸などが例示きれるＯ またジカル？ン酸誘導体の具体例としては、無水物、エ
ステル化物、アミド化物、イミド化物。
アルカリ金属塩、アルカリ土類金属、アンモニウム塩、
有機アミン塩などが例示され、なかでも水溶性の化合物
が賞月される。
有機アミン塩などが例示され、なかでも水溶性の化合物
が賞月される。
一方、他の成分として用いられる有機アミン化合物は鉱
物質の粉砕助剤として公知のものであればいずれでもよ
く、その具体例としてモノエタノールアミン、ジェタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、モノメチルアミン
、モノイソプロピルアミン、モツプチルアミン、ジエチ
ルアミン、エチレンジアミン、トリエチレンテトラミン
、シフｅｉ ヘ−？ シル７ミン、モルホリンなどが挙
げられる。
物質の粉砕助剤として公知のものであればいずれでもよ
く、その具体例としてモノエタノールアミン、ジェタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、モノメチルアミン
、モノイソプロピルアミン、モツプチルアミン、ジエチ
ルアミン、エチレンジアミン、トリエチレンテトラミン
、シフｅｉ ヘ−？ シル７ミン、モルホリンなどが挙
げられる。
これらのウチアルカノールアミン及び脂肪族アミン類が
賞月される。
賞月される。
本発明で用いられる低級ジカルボン酸化合物と有機アミ
ン化合物の混合比は、低級ジカルボン酸化合物１０−９
０モル％、好ましくは２０−８０モル％、有機アミン化
合物１０−９０モル％、好ましくは２０−８０モル％で
ある。なお、低級ジカルボン酸化合物として有機アミン
塩を用いる場合には、低級ジカル？ン酸と有機アミン化
合物を混合した場合と実質的に同視しうるので、この場
合には有機アミン化合物を別途加えなくとも本願発明に
包含される。
ン化合物の混合比は、低級ジカルボン酸化合物１０−９
０モル％、好ましくは２０−８０モル％、有機アミン化
合物１０−９０モル％、好ましくは２０−８０モル％で
ある。なお、低級ジカルボン酸化合物として有機アミン
塩を用いる場合には、低級ジカル？ン酸と有機アミン化
合物を混合した場合と実質的に同視しうるので、この場
合には有機アミン化合物を別途加えなくとも本願発明に
包含される。
本発明における粉砕助剤の使用量は鉱物質の種類、所望
の形状等の条件に応じて適宜選択すればよいが、通常は
鉱物ｊｉｊｌｏｏ重量部に対しｏ、ｏ ｏ ｓ〜１．０
重量部、好ましくは０．０１〜０．５重量部の割合であ
シ、単一粒子の表面を被覆するのに必要な量が最低必要
量の一応の目安とされる。また添加方法は必ずしも制限
されず、粉砕助剤を乾燥状態、液体状態のどちらで用い
てもよいが、通常は取）扱いの容易さを考えて固型分濃
度１−５０重量％の水溶液の形で粉砕機に添加される。
の形状等の条件に応じて適宜選択すればよいが、通常は
鉱物ｊｉｊｌｏｏ重量部に対しｏ、ｏ ｏ ｓ〜１．０
重量部、好ましくは０．０１〜０．５重量部の割合であ
シ、単一粒子の表面を被覆するのに必要な量が最低必要
量の一応の目安とされる。また添加方法は必ずしも制限
されず、粉砕助剤を乾燥状態、液体状態のどちらで用い
てもよいが、通常は取）扱いの容易さを考えて固型分濃
度１−５０重量％の水溶液の形で粉砕機に添加される。
この際、本発明の効果を本質的に損わない範囲内であれ
ば他の粉砕助剤、硬化促進剤、硬化遅延剤などのごとき
他の添加剤と混合、併用して使用することもできる。ま
た添加時期は粉砕前でも粉砕時でもよいが、粉砕処理工
程においてフーティングやアダロメーションを起しやす
い個所に添加するととくに効果的である。
ば他の粉砕助剤、硬化促進剤、硬化遅延剤などのごとき
他の添加剤と混合、併用して使用することもできる。ま
た添加時期は粉砕前でも粉砕時でもよいが、粉砕処理工
程においてフーティングやアダロメーションを起しやす
い個所に添加するととくに効果的である。
なお本発明で言う鉱物質とは、石灰石２石こう。
粘土、リン鉱石などの無機鉱物や、セメントクリンカ−
、セラミックスなどの鉱物混合物を意味する。特に普通
または中庸熱２ルトランドセメント。
、セラミックスなどの鉱物混合物を意味する。特に普通
または中庸熱２ルトランドセメント。
高炉セメント、フライアッシエセメントなどのセメント
及びセメント生成材料に適している。
及びセメント生成材料に適している。
（発明の効果）
かぐして本発明によれば、安価な粉砕助剤を使用するこ
とによシ鉱物質の粉砕効率を向上させ、特にセメント製
造においては流動性の良いセメントの製造を可能にする
ことができる。
とによシ鉱物質の粉砕効率を向上させ、特にセメント製
造においては流動性の良いセメントの製造を可能にする
ことができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。尚、実施例中の部及び％はとくに断わシのない限夛重
量基準であシ、また試験に供した試料の性状は表−１に
示すとお少である。
。尚、実施例中の部及び％はとくに断わシのない限夛重
量基準であシ、また試験に供した試料の性状は表−１に
示すとお少である。
表−１
実施例１（炭酸カルシウムの粉砕）
石灰石１００部当り粉砕助剤０．０１２部（固形分基準
）を添加した混合物を試験ミル（内径２１の。
）を添加した混合物を試験ミル（内径２１の。
容量５１）に仕込み、回転数５５ ｒ、ｐ−ｒｎで６０
分間粉砕試験を行った。その結果を表−２に示す。
分間粉砕試験を行った。その結果を表−２に示す。
なお、粉砕効果はブランク試験に対する微細粒子の増加
量を三段階で表示した。
量を三段階で表示した。
表 −２
粉砕効果：２００メ、シェフルイ通過分がブランク試験
に対し増加分が１０％以上 の場合をＱ、５〜１０％の場合をΔ、 ０〜５％の場合を×で表示。
に対し増加分が１０％以上 の場合をＱ、５〜１０％の場合をΔ、 ０〜５％の場合を×で表示。
この結果から、本発明試料は効率よく石灰石を粉砕して
いることがわかる。
いることがわかる。
実施例２（ポルトランド９セメントクリンカ−の粉砕〕
ボルトランドセメントタリン力−１０００部とセッコウ
４０部の混合物に所定量の粉砕助剤を添加したのち、試
験ミル（内径２１ｃｎＬφ、容量５りに鋼球ゴール（３
０ｍ１ｍφ４５個＋ １５ ｒｖ’ｍφ９ｏ個。
４０部の混合物に所定量の粉砕助剤を添加したのち、試
験ミル（内径２１ｃｎＬφ、容量５りに鋼球ゴール（３
０ｍ１ｍφ４５個＋ １５ ｒｖ’ｍφ９ｏ個。
１０ ｍ／ｍφ１５０個）を入れ回転数５５ ｒ、ｐ、
ｍにて粉砕し、粉砕時間、ブレーン表面積、８８μふる
い残分、鋼球への付着量を測定した。その結果を表−３
に示す。
ｍにて粉砕し、粉砕時間、ブレーン表面積、８８μふる
い残分、鋼球への付着量を測定した。その結果を表−３
に示す。
表−３の結果から、低級ジヵルデン酸化合物を単独で使
用する場合には添加効果は見られないが、有機アミン化
合物と併用する場合には粉砕の所要時間を短縮できるこ
とがわかる。
用する場合には添加効果は見られないが、有機アミン化
合物と併用する場合には粉砕の所要時間を短縮できるこ
とがわかる。
実施例３
試料１を用いて粉砕時間を３６０分とすること以外、実
施例２と同様にして試験を行ったところ、プレーン値は
５３１０ｃＩｎ／Ｉであった。これに対し、従来から一
般に賞月されているジエチレングリコールを用いた場合
には、３６０分粉砕後でもプレーン値は３９００ ｅＭ
２／Ｉにすぎなかった。
施例２と同様にして試験を行ったところ、プレーン値は
５３１０ｃＩｎ／Ｉであった。これに対し、従来から一
般に賞月されているジエチレングリコールを用いた場合
には、３６０分粉砕後でもプレーン値は３９００ ｅＭ
２／Ｉにすぎなかった。
実施例４ （セメントのコンクリート試験）実施例２で
得られたセメントのコンクリート評価を行った。この試
験において細骨材は川砂（最大粒径２，５鯵、ＦＭ７．
０３）、粗骨材は川砂利（最大粒径２５鱈、ＦＭ２．７
４）を用い、これらの材料をセメントと共に強制練シミ
キテーで混練し、スランプ１８．０ｃｍ、空気ｉ１４．
ｏ％を目標にコンクリート試験を行った。なおスランプ
、空気量および圧縮強度はそれぞれＪＩＳ Ａｌｌ０Ｉ
、 ＪＩＳＡ１１１６およびＪＩＳＡ１１０８に従っ
て測定した。
得られたセメントのコンクリート評価を行った。この試
験において細骨材は川砂（最大粒径２，５鯵、ＦＭ７．
０３）、粗骨材は川砂利（最大粒径２５鱈、ＦＭ２．７
４）を用い、これらの材料をセメントと共に強制練シミ
キテーで混練し、スランプ１８．０ｃｍ、空気ｉ１４．
ｏ％を目標にコンクリート試験を行った。なおスランプ
、空気量および圧縮強度はそれぞれＪＩＳ Ａｌｌ０Ｉ
、 ＪＩＳＡ１１１６およびＪＩＳＡ１１０８に従っ
て測定した。
結果を表−４に示す。
表−４の結果から、本発明の粉砕助剤を用いる場合には
コンクリート物性へ何ら悪影響をおよぼさないことがわ
かる。
コンクリート物性へ何ら悪影響をおよぼさないことがわ
かる。
Claims (1)
- １、低級ジカルボン酸化合物と有機アミン化合物を有効
成分として含有することを特徴とする鉱物質粉砕助剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18421284A JPS6163551A (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 | 鉱物質粉砕助剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18421284A JPS6163551A (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 | 鉱物質粉砕助剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6163551A true JPS6163551A (ja) | 1986-04-01 |
| JPH0544420B2 JPH0544420B2 (ja) | 1993-07-06 |
Family
ID=16149324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18421284A Granted JPS6163551A (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 | 鉱物質粉砕助剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6163551A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2708484A1 (fr) * | 1993-08-06 | 1995-02-10 | Chryso Sa | Procédé d'amélioration du broyage des minéraux. |
| JP2001247343A (ja) * | 2000-03-03 | 2001-09-11 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 凝結調整セメント及びその製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5575748A (en) * | 1978-12-01 | 1980-06-07 | Fujisawa Pharmaceutical Co | Method of grinding portland cement clinker and gringing assistant |
-
1984
- 1984-09-03 JP JP18421284A patent/JPS6163551A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5575748A (en) * | 1978-12-01 | 1980-06-07 | Fujisawa Pharmaceutical Co | Method of grinding portland cement clinker and gringing assistant |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2708484A1 (fr) * | 1993-08-06 | 1995-02-10 | Chryso Sa | Procédé d'amélioration du broyage des minéraux. |
| WO1995004599A1 (fr) * | 1993-08-06 | 1995-02-16 | Chryso (S.A.) | Procede d'amelioration du broyage des matieres crues |
| JP2001247343A (ja) * | 2000-03-03 | 2001-09-11 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 凝結調整セメント及びその製造方法 |
| JP4510983B2 (ja) * | 2000-03-03 | 2010-07-28 | 住友大阪セメント株式会社 | 凝結調整セメントの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0544420B2 (ja) | 1993-07-06 |
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