JPS6162775A - 冷却制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、予冷庫に搬入された果実やそ菜類を目標予
冷品温に達する迄予冷する予冷装置に関する。

（従来の技術） このような予冷装置に？において、庫内に収納された収
納物を冷却器で冷却する構成のものがある。

（この発明が解決しようとする問題点）然し乍ら、上記
した構成では、収納物を予冷するのに冷却時間が長くな
って、予冷計画、すなわち、庫内”で冷却する冷却スケ
ジュールが乱れたり、あるいは冷却温度が低過ぎて収納
物に霜やけ現象を生じ商品価値の低下を生じることがあ
る。

（問題を解決するための手段） この発明は、このような技術的課題を解決しようとする
ものであって、つぎのような技術的手段を講じた。

即ち、庫（１）内の品温を測定する測定手段と、冷却温
度を調節する調節手段と、冷却時間と予冷品温をパラメ
ータとした冷却曲線を有する予冷装置において、目標予
冷品温に達する中間冷却時間に、前記ｍａ１定手段で予
冷品温を測定し、該測定温度と測定時における冷却曲線
の予冷品温を比較してこの予冷品温に近接するべく前記
調節手段を制御するように構成する。

（作用） 庫内に収納された収納物は、冷却装置による冷気でもっ
て冷却されるが、この冷却速時に、測定手段で冷却温度
を測定される。そして、このβ１ｊ定時における冷却曲
線上の冷却温度と測定温度が比較され、この冷却温度に
近づくように調節手段を制御する。

（効果） 目標予冷品温に達する中間の冷却時間において、予冷品
温を測定して制御するものであるから、収納物の霜やけ
や凍傷を未然に防止できるとともＫ、冷却曲線に近づけ
ることができるので冷却時間も予め設定した時間に略達
成可能となり予冷作業の安定化を図れる。

（実施例） 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて具体的に説
明する。

まず、その構成について説明すると、予冷庫（１）は前
側に入口扉（２）とエアカーテン部（３）を有し、コン
クリート壁で周囲を略密閉状に構成している。

仕切壁（４）は前記予冷庫（１）内に立設して２室に分
割し、予冷室（５）と吸引室（６）を形成するとともに
、下部に該両室（５）　（６）を連通ずる吸込口（７）
を形成している。（８）は吸引室（６）内の吸引風路で
あって、上部を冷却装置Ｃ９）を介して前記予冷室（５
）に連通構成している。

冷却装置（９）は冷却器α０と差圧ファンα◇で構成さ
れ、前記予冷室（５）の上部に設置すると共に、冷却器
αＱからの冷気をファンＱυでもって予冷室（５）から
吸込口（７）を介して吸引室（６）内に送り込み、そし
て、吸引゛風路（８）の上部に達した吸引風を再び冷却
して予冷室（５）内に送るように構成している。

収納箱（２）はパレットα］上に多数積載して左右２列
に並列させて前記予冷室（５）内に格納していると共に
、該列間に前記吸込口（７）と連通ずる送風路（図示せ
ず）を形成している。そして、該収納箱（２）は相対す
る側壁（送風路に面する側とその度対側の側壁）に複数
個の冷気通過孔０３を形成している。

そして、この収納箱（２）の上部及び前部には差圧シー
トα荀を覆わせており、このシートα→をシート巻取機
αＧでもって長さを調節可能に構成している。

冷却温度の調節は、冷却器０Ｑで冷気温度を調節しても
よいし、差圧ファンαηで風量を調節してもよく、その
手段は任意である。また、品温を測定する手段は例えば
、サーシスタ等があり、この測定手段も任意である。

第３図・第４図は、冷却曲線（Ａ）とブロック回路であ
って、コンパレータα０は入力側に測定手段で６１１］
定された品温測定値αηと目標品温のに達する冷却時間
（〜の略３分の１における冷却時間（ｈ９における品温
（Ｔ；）　（Ｔ＝　＝　（ＴＪ　−Ｔ１）／２　）値０
枠が接続され、出力側に冷却温度を調節する調節手段０
１を制御する制御回路（１）を接続している。Ｔｊは入
庫時における収納物の品温である。

つぎに、その作用について説明すると、冷却器ａＯから
の冷気はファン０１）によって予冷室（５）の上方から
徐々に拡散して室全体に分布するが、この時、吸引室（
６）は負圧になるので、この冷気は収納箱α２の冷気通
過孔α］を横断して送風路から吸込口（７）を通り、そ
して吸引室（６）の吸引風路（８）を通過してこの上部
で冷却器００で冷却作用を受けて再び予冷室（５）内に
送り込まれる。そして、この冷気が収納箱（ロ）を通る
のに関連して、収納物が冷却作用を受けて順次休眠状態
に入っていくのである。

このような冷却速時、すなわち、冷却を開始してから目
標品温のに達する冷却時間（〜の略３分の１の時間（ｈ
ｔ）時において、測定手段が収納物の品温を測定する。

そして、この測定値と、冷却曲線における品温（ト）が
コンパレータ０Ｑで比較されて、品温■よりも高いとき
は冷却温度を低くなるように、また低いときはこれとは
逆Ｋ、制御回路−を介して調節手段を制御し、品温（ト
）に接近させるようにする。

従って、目標品温に達する初期において予め設定した冷
却曲線に乗るように制御するので、収納物の凍傷や霜や
けを防止できるのは勿論のこと、冷却曲線に近い冷却作
業を行ない得るので、冷却作業計画も計算でき作業性の
向上を図れる。

なお、上記した制御はマイクロコンピュータで制御でき
、また、品種別の冷却曲線をメモリ内に格納しており、
品種に応じて任意に取り出すことも可能である。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すものであって、第１図
は一部破断した予冷庫の斜視図、第２図はその側断面図
、第３図は冷却曲線図、第４図はブロック回路を示す図
である。 （１）は予冷庫を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 庫（１）内の品温を測定する測定手段と、冷却温度を調
   節する調節手段と、冷却時間と予冷品温をパラメータと
   した冷却曲線を有する予冷装置において、目標予冷品温
   に達する中間冷却時間に、前記測定手段で予冷品温を測
   定し、該測定温度と測定時における冷却曲線の予冷品温
   を比較してこの予冷品温に近接するべく前記調節手段を
   制御するように構成した予冷装置における冷却制御装置
   。