JPS6162603A - 油圧リモ−トコントロ−ル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は各種油圧ｊｅ＋制御回路にお・ける方向制御弁
等のパイロット作動弁をリモートコントロールするだめ
の油圧リモートコントロール装置に関するものである。

（従来技術） 従来、この種の油圧リモートコン［ロールＷＡＢとして
は、一般に第４図に示すような減圧弁方式によるものが
使用されている。この減圧弁方式は、レバー（−１：だ
はペダル）↓によって減圧弁２を９作することにより、
ボ／グ５の吐出圧（リリーフ弁４によって設定でれた一
次圧）ＰＬよりも小でい所定の二次圧Ｐ　＋　２を油圧
：ｆｆ制御１′！ｊ路中ｌこ設けられたパイロット作動
弁５に加えるものでちる。

ところが、この減圧弁式リモートコア５０　　Ａ装置に
よると、減圧弁２のバネ２１の設定値をレバーストロー
クによって変化させることで調圧作用を行なうため、レ
バー１が急速・シで操作でれたｉ、Ｇ′。

合、減圧弁２のスプール自体の重量Ｖこ基っ〈ｉ貴外力
によって、レバー変位と該スプール変位との間に差、す
なわち応答遅れが生じる。また、上記の・工うに減圧弁
２のバネ力を二次圧Ｐｉ２Ｖこ変換するものであって、
レバー操作力と二次圧Ｐ　ｉ　２とが対応関係にあるた
め、高い二次圧ＰＩ２を必要とする場合には大きなレバ
ー操作力を要する。さらに、減圧弁２は、一般的に中間
位置での調圧時、オーバーラツプかあるいはゼロランプ
となり、しだがって調圧時の流量は零となる。また、ア
ンダーラップめものでも、流れる油量はごく少ないもの
となる。このため、減圧弁内部の摩擦力の影響が大きく
、ヒステリジスが大きくなる。

（発明の目的） そこで本発明は、減圧弁を用いない全く新規な構成でも
って、応答性、制御性、それにヒステリ／ス特性を改善
することができる油圧リモートコントロール装置を提供
せんとするものである。

（発明の構成） 本発明の特徴とするところは、固定絞り弁と、該絞り弁
の前後の圧力をパイロット圧として作動する圧力補償弁
とで構成される圧力補償付き流量制御弁における圧力補
償弁を、ポンプ回路と二次側パイロット作動弁とを結ぶ
圧カル１］御回路に設ける一方、上記固定絞り弁を、該
圧力ルリ御回路における上記圧力補償弁の出口側の油の
一部をタンクにバイパスする夕／り回路に設け、かつ、
このタンク回路における固定絞り弁の上流側に、レバー
等にて操作される操作弁としての可変絞り弁を設け、該
可変絞シ弁の操作によって上記二次側パイロット作動弁
に対する指令圧を変化きせるように構成した油圧リモー
トコノトロール装置、に存する。

（実施例） 本発明の実施例を示す第１図において、従来装置を示す
第４図と同一部分に同一符号を付している。

Ａはポンプ回路とパイロット作動弁５のパイロット室５
１とを結ぶ圧力制御回路で、この圧力ｊｌＪｊ御回路Ａ
に、パイロット圧に応じて開口云が変化する圧力補償弁
６を設けている。まだ、同制御回　ｌ路Ａには、該圧力
補償弁乙の出口側にタンク回路Ｂを接続し、圧力補償弁
６を通過した油の一部をタンク回路Ｂを介してタンクに
バイパスさせるようにしている。このタンク回路Ｂには
、一定量の油を通す固定絞り弁７を設け、該絞９弁７の
前後（上流側と下流１１１１１　）の圧力を圧力補償弁
６の両側パイロット室にパイロット管路６１．６２を介
して導入する構成とし、この固定絞り弁７と圧力補償弁
６とによって圧力補償付き流量制御弁Ｃを構成している
。

また、同タンク回路Ｂには、上記固定絞り弁７の上流側
に可変絞り弁８を設け、該可変絞り弁８を操作弁として
レバー（ペダルも可）８１にて操作するようにしている
。

こうして、圧力補償付き流量ｉ１ｉ制御弁Ｃと、操作弁
たる可変絞り弁８とによって、パイロット作動弁５を操
作するリモートコントロール装置を構成している。

このリモートコントロール装置によるときは、圧力補償
付き流量制御弁Ｃの働きによって、タンク回路Ｂの流量
が常に一定に保たれるため、可変絞り弁８の開口面積を
大小変化させることによって、パイロット作動弁５に指
令する二次圧Ｐ　ｉ　２を変化させることができる。

さらに具体的に説明すると、 ■　パイロット作動弁５のパイロット圧（二次圧）　Ｐ
ｉ２とストロークとの関係について、たとえば第２図に
示すようにストローク開始圧（ｉｌ−３Ｋｇｆ／ｆｆｌ
とし、最大ストローク圧を２０　Ｙｇｆｌｃｒｄ　　と
する。

■　可変絞り弁８は、レバー角Ｏ（中立）で開口面積最
大（全開）とする。

■　固定絞り弁７は、設定流量を３１／ｒｍＩｎとし、
その前後の差圧は流量３　ｌ／ｍ団　において５Ｋｇｆ
ｌｃｒ＆以下（たとえば２　Ｋｇｆ／ｃｎＩ）とする。

■　圧力補償弁６は、上記固定絞り弁７の差圧とストロ
ークとの関係について、第６図（イ）に示すように差圧
２Ｋｇｆ／ｄでストロークがほぼ垂直に立ち上がり、そ
して同図（ロ）に示すようにこのス）。

−り変化に比例して開口面積が変化し、ストｏ−り最大
で開口面積が０に近い最小状態（最大絞り状態）となる
ものとする。

上記■〜■の関係により、固定絞り弁７の前後の差圧は
約２１Ｆｇｆ、４ｉで一定のため（２々７ｙ＋α）、固
定絞り弁７を流れる油量は常に３４／１ｎｉｎ　が確保
される。したがって、可変絞り弁８を流れる油量も、常
に３ｄ／ｍｉｎ　　となるため、該絞り弁８をレバー８
１にて開口調節することにより、二次圧Ｐｉ２を変化さ
せることができるものである。

なお、上記したパイロット作動弁５のストローク開始圧
および最大ストｏ−り圧、それにタンク回路Ｂの流量等
の具体的設定値は適宜変更しうろことはいうまでもない
。

（発明の効果） 上記のように本発明の油圧リモートコントロール装置は
、圧力補償付き流量制御弁と可変絞り弁の組合せによっ
て二次圧を変化させる全く新規な構成をとるもので、特
性として、 （イ）　従来の減圧弁方式のようにレバー操作によって
バ不力を変えて調圧するものではなく、直接、可変絞り
弁のスプールをメカニカルに作動させるため、減圧弁方
式に起こっていた応答遅れがなくなる。

（ロ）　　可変絞り弁の絞９度を変えることによって二
次圧を変化σせるため、減圧弁方式の場合と異なり、基
本的に二次圧の大きさとレバー操作力とは無関係となる
。すなわち、二次圧の大小に関係なくレバー操作力を、
パイ・８２を変えることによって任意に設定することが
できる。

（ハ）　絞りの位置そのものを（口［制御するため、本
来的にヒステリシスはごく小さいうえに、レノクー操作
される可変絞り弁には常に一定量の油が流れているため
、ディザ効果（動摩擦効果）により、摩擦の影響も少な
くてすみ、加えて昇圧、降圧とも同じ絞りで行なうため
、全体としてヒステリシスを軽減することができる。

このように本発明によるときは、応答性、制御性、それ
にヒステリシス特性を改善でき、操作性能を大幅に向上
させることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す装置構成図、第２図は同
実施例におけるパイロット作動弁の作動特性図、第５図
（イ）←）は同圧力補償弁の作動苛性図、第４図は従来
の減圧弁方式による装置構成図であＡ・・・圧力制御回
路、Ｂ・・・タンク回路、Ｃ・・・圧力補償付き流量制
御弁、６・・圧力補償弁、７・・固定絞り弁、８　可変
絞り弁、８１・・・レノ（−１５・・・）くイロソト作
動弁。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．固定絞り弁と、該絞り弁の前後の圧力をパイロット
   圧として作動する圧力補償弁とで構成される圧力補償付
   き流量制御弁における圧力補償弁を、ポンプ回路と二次
   側パイロット作動弁とを結ぶ圧力制御回路に設ける一方
   、上記固定絞り弁を、該圧力制御回路における上記圧力
   補償弁の出口側の油の一部をタンクにバイパスするタン
   ク回路に設け、かつ、このタンク回路における固定絞り
   弁の上流側に、レバー等にて操作される操作弁としての
   可変絞り弁を設け、該可変絞り弁の操作によって上記二
   次側パイロット作動弁に対する指令圧を変化させるよう
   に構成したことを特徴とする油圧リモートコントロール
   装置。