JPS6162561A - 新規なフエノチアジン、その製造法及びエレクトロクロミツク記録系へのその使用 - Google Patents

新規なフエノチアジン、その製造法及びエレクトロクロミツク記録系へのその使用

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JPS6162561A
JPS6162561A JP60165623A JP16562385A JPS6162561A JP S6162561 A JPS6162561 A JP S6162561A JP 60165623 A JP60165623 A JP 60165623A JP 16562385 A JP16562385 A JP 16562385A JP S6162561 A JPS6162561 A JP S6162561A
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JP
Japan
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alkyl
chloride
formula
tert
compound
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JP60165623A
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English (en)
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ウイリアム・モーウエイ・ハン
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Noveon Hilton Davis Inc
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Hilton Davis Chemical Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B21/00Thiazine dyes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/20Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using electric current
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D279/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom and one sulfur atom as the only ring hetero atoms
    • C07D279/101,4-Thiazines; Hydrogenated 1,4-thiazines
    • C07D279/141,4-Thiazines; Hydrogenated 1,4-thiazines condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D279/18[b, e]-condensed with two six-membered rings
    • C07D279/22[b, e]-condensed with two six-membered rings with carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D279/30[b, e]-condensed with two six-membered rings with carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with acyl radicals attached to the ring nitrogen atom

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特にエレクトロクロミックの記録法において
発色剤として用いられるイミダノフエノキサジンとして
有機化学の分野で分類される新規な化合物、前記化合物
を含有するエレクトロクロミック記録系、及び前記化合
物の製造法に関係する。
広範な種類の構造型を有する数種類の有機化合物はエレ
クトロクコミック記録の無色前駆物質として有用である
ことが知られている。特に重要な種類には、例えばクリ
スタルバイオレットラクトン、マラカイトグリーンラク
トンのような7タライビ類、例えば3−ジエチルアミノ
−へ7−シメチルフルオランのようなフルオラン類、及
びLa3−トリメチル−6′−クロロ−82−メトキシ
インドリノベンゾスピロピランのようなインドリノベン
ゾスピロピラy類のような、ロイコ型染料と呼ばれる種
類がある。エレクトロクロミック記録用の無色前駆物質
としては、レドックス指示薬として知られる物質も単独
で、または上記ロイコ化合物と混合して用いられる。エ
レクトロクロミック記録の過程においてその場で発色す
るレドックス指示薬も、一般にロイコ化合物でちる。レ
ト“ツクス指示薬として用いられる種類の化什物には、
例えばロイコメチレンズルー及びベンゾイルロイコメチ
レンブルーのようなフェノチアジン類がちる1、その他
の特異的な指示薬はLeucoethyl N1ceB
xne、 Leucomethyl Capyrl B
lne及びLeucosafranine Tでちる。
先行技術で知られているような、多くのエレクトロクロ
ミック記録系の典型的なものは、それぞれ1973年4
月10日、1975年3月18日、1975年2月4日
、1977年4月12日、1979年1月9日及び19
77年10月4日に発行された、米国特許第37257
69号、第a87L972号、第3.864684号、
第4017.366号、第4133933号及び再発行
特許第Re 2Q427号に述べられてhるものである
。先行ri術で知られているエレクトロクロミック記録
法には、多くの変形法がある。基本的には少なくとも1
種類の無色発色性(ロイコ)化合物を含むコーティング
剤で、紙の片面または両面をコーティングすなわち処理
する。次に1例えば電位を供給可能なペンまたはプリン
ティングヘッドのような手段を用いて、紙のコーティン
グした面に選択的に電流を供給する。電流を供給すると
、ロイコ化合物を包含するエレクトロクロミック反応が
生じて、ペンまたはプリンティングヘッドによってトレ
ースしたデザインに相当する可視像をもたらす。
現在までの次のような項目が、本発明に最も関連した先
行技術を構成するように思われる。
1959年10JJ20日に発行された米国特許第Z9
09,520号は、次式: %式% 式中、Rは次の基:アルキル、アルコキシ、ハロ、ニト
ロ、ハロアルキル、アルコキシカルボニル、フェニル及
びフェニルアルコキシの1つマタハソれ以上で置換した
フェニルまたはナフチル基である で表される化合物を開示している。これらの化合物はカ
ーボンレスカーボン紙すなわちカーボンレス複写系の青
色発色剤として有用であると述べられている。
MarigaとOdaは工業化字詰67巻、7号、10
50〜1054頁(1964年) (C8A、62巻、
2852b)  に次の構造式: 式中、Rはアルキルまたは置換したフェニル基である で表されるアシル化メチレンブルーの製造法と性質につ
いて述べている。
1982年1月5日に発行された米国特許第430Q2
55号は、エレクトロクロミック記録紙に青色発色剤と
して有用であると開示されている次の構造式: を有するフェノチアジンを開示し、特許を蹟求している
本発明は次の構造式: 式I 式中、Rは非第三C1=012アルキル:C4〜C8シ
クロアルキル;ハロゲン、非第三Cl5−c4アルコキ
シもしくは非第三〇l〜C4アルコキシカルボニルによ
って置換した非第三C□〜ciz アルキル:フェニル
;または非第三01〜C4アルキル、非第三G1〜C4
アルコキシ、ニトロ、ハロ、フェニルまたはシアノの1
〜3個によって置換したフェニルを表し、RとRは互い
に関係なく、非第三C1−JC4アルキル;フェニル;
ハロ、ニトロ、非第三01〜C4アルキルもしくは非3
級01〜C4アルコキシの1個または2個で置換したフ
ェニル;ベンジル;ハロ、ニトロ、非第三C1〜C4ア
ルキルもしくは非第三Cl、C、アルコキシの1個また
は2個によってベンゼン環において置換したベンジル基
を表す を有する新規な化合物を目的とする。
好ましい化什物には、式Iの新規な3−(R−カルボニ
ルオキシ) −7−(N−R”−N−R2アミノ) −
10−(RCO)−フェノチアジン(RとRはC1−0
4アルキル)がある。
式Iの化合物の製造法社、次の構造式:式■ を有する化合物を還元剤と反応させて、次の構造式: 式逼 を有する対応ロイコ化合物を得る第1段階と、このロイ
コ化合物を次の構造式: %式% 式1v (式中、ZはハロまたはRCOOを表し、R,R”及び
R2はそれぞれ式Iに示した通りの意味を有する) を有するアシル化剤の少なくとも2分子割会と反応させ
る第2段階から成る。
本発明はまた、式lの構造を有するフェノチアジンを発
色剤として含む支持シートから成る、エレクトロクロミ
ック記録に用いるための支持層を折供する。発色剤とし
て式Iの3−(R−カルボニルオキシ)−7−(:)ア
ルキルアミノ)−10−(R−Co)−7アノチアジノ
(RとRは非第三C1−04アルキルを表す)を含有す
る支持シートから成る、エレクトロクロミック記録に用
いるための支持層が特に好ましい。
ここで用いる「非第三C1−C,アルキル」及び「非第
三C1−C,アルキル」 なる用語は、飽和−価の直鎖
または分枝鎖脂肪族炭化水素ラジカルを意味し、メチル
、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、アミル、l−メチルメチル、3−メチルメチル、ヘ
キシル、インヘキシル、ヘプチル、インヘプチル、オク
チル、イノ含むものである。
「非第三01〜C4アルコキシ」なる用語は、メトキシ
、エトキシ、プロポキシ、インプロポキシ、ブトキシ、
第二ブトキシ及びインブトキシのような、飽和非環式直
鎖または分枝鎖基を含むものである。
ここで用いる「ノ・口」及び「ノーロゲン」なる用語は
、クロロ、フルオロ、ブロム及びヨーrt−含む。クロ
ロは比較的安価であシ、必要なりロロ置換中間体を容易
に製造し得るために、また他の7・ロゲンがクロロ以上
の利点を特に提供しないために、特に好ましい置換基で
ある。しかし、上記の他のハロ置換基% +’lWj足
なものである。
ここで用いる 「C4〜C8シクロアルキル」なる用語
は飽和−価の環式脂肪族炭化水素ラジカルを意味L、シ
クロブチル、シクロにメチル、シクロヘキシル、シクロ
ヘプチル、シクロオンfk等を含むものである。
式■の化合物の中間体または出発物質として用いられる
乙エッチアジンー3−オンは、技術上周知の方法によっ
て容易に製造される一般に公知の化合物である。フェノ
チアジン−3−オンの製造に関する参考文献は、lal
  )’イソ特許第13a255号; (b)  Ll
ebigのAnnalen der Chemie25
1.96頁(1886年);及びicl  Chemi
ocheBetrachte 30 、 3294頁(
1887年ン である。
式■のアシル化剤は脂肪酸無水物または酸ハロゲン化物
であり(Z−ハロ、好ましくはクロロ)、この両者とも
大部分が市販されているまたは技術上周知の、通常の什
成法によって容易に得られる、充分に公知の化合物であ
る。次のリストは本発明の方法を実施するのに用いられ
る脂肪酸無水物及び酸ハロゲン化物の例を挙げたもので
ある。無水酢酸、無水クロロ酢酸、無水ジクロロ酢酸、
無水トリフルオロ酢酸、無水プロピオン酸、無水酪酸、
無水イン酪酸、無水吉草酸、無水ヘキサノン酸、無水ヘ
パノン酸、美化アセチル、塩化アセチル、7ツ化アセチ
ル、美化ブロモアセチル、塩化ブロモアセチル、塩化ク
ロロアセチル、塩化メトキシアセチル、塩化プロピオニ
ル、塩化2−ブロモプロピオニル、塩化3−ブロモプロ
ピオニル、塩化2−クロロプロピオニル、塩化3−クロ
ロプロピオニル、塩化ブチリル、塩化4−クロロブチリ
ル、塩化2−エチルブチリル、塩化インブチリル、塩化
バレリル、塩化5−クロロバレリル、塩化イソバレリル
、塩化4−メチルバレリル、塩化へキサノイル、塩化6
−ブロモヘキサノイル、塩化ヘプタノイル、塩化オクタ
ノイル、塩化ノナノイル、1、.4化デノJノイル、1
0−ウンデカノイル、塩化バルミトイル、塩化ミリスト
イル、塩化ラウロイル、シクロプロピルカルボン酸クロ
リド、7クロプタンカルボン酸クロリド、シクロヘキシ
ルカルボン[;・?クロ’) I’、La化m−アニン
イル、塩化p−アニソイル、臭化ベンゾイル、塩化ベン
ゾイル、フッ化イ/ソイル、塩化4−ビフェニルカルボ
ニル、塩化2−ブロモベンゾイル、a化4−ブロモベン
ゾイル、塩化4−ブトキシベンゾイル、塩化ブチルベン
ゾイル、塩化2−クロロベンゾイル、 [化3−クロロ
ベンゾイル、塩化4−クロロベンゾイル、塩化4−シア
ノベンゾイル、塩化24−ジクロロベンゾイル、塩化2
.6−ジクロロベンゾイル、塩化44−ジクロロベンゾ
イル、塩化45−ジメトキシベンゾイル、塩化へ4−ジ
メトキシベンゾイル、塩化45−ジニトロベンゾイル、
塩化2−フルオロベンゾイル、塩化3−フルオロベンゾ
イル、塩化4−フルオロベンゾイル、塩化3−ニトロベ
ンゾイル、塩化4−ニトロベンゾイル、塩化2−メトキ
シベンゾイル、塩化3−メチルはンゾイル、塩化4−メ
チルベンゾイル、塩化2−ヨードベンゾイル、塩化4−
ヨードベンゾイル及び塩化トリフルオロメチルベンゾイ
ル。
上記の式lの化合物は上述の形態で本質的に無色である
。エレクトロクロミック記録系に本来用いられる型の印
加電圧ペンからの電流と接触すると、式Iの化合物は青
灰色、緑灰色の作を発現する。これらの発現した像は光
に対して非常に鈍感である、すなわち、ひと変色が発現
すると、この色は光に暴露されても変化しない。発現し
た像は乾燥写真術によるすぐれた再現性をも有する。
本発明の化合物は、エレクトロクロミック記録法におい
て周知の営利的に受容できる系のいずれにも適用可能な
ものである。紙に発色剤を塗布する典型的な方法は周知
で69、例えば米国特許@      jRs2Q42
7号;第372fi769号;第4864684号;第
3,871,972号;第より5L757号、第401
7.366号;及び第4133933号のような、多く
の特許に述べられている。通常の紙用コーティングは発
色性成分、有機金属塩、粘結剤及び成る種の導体、無機
塩または伝導性ポリマーから成っている。この混合物を
任意に非イオン性表面活性剤の存在下で、好ましい粒度
が得られるまで粉砕し、紙に塗布して乾燥させる。任意
に、発色剤を粘結剤の存在下で粉砕し、残シの成分も粘
結剤の存在下で粉砕して、紙に塗布する前に両者を給仕
させて混合することもできる。塗布した紙の表面を、印
加電圧インでプリンティングする直前に通常、例えば塩
化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、臭化ナ
トリウム、臭化カリウム、硝酸カリウムまたは硫酸ナト
リウムのような無機アルカリ金属塩またはアルカリ出金
属塩を含む伝導性溶液で刈らず。迅速な定性テストによ
って、発色性成分が適当な揮発性有機溶媒に可溶であり
、紙に塗布し、塗布した紙を乾燥させて発色性成分で被
覆した紙が得られることが確認されている。この被覆し
た紙を次に伝導性塩溶液で濡らすと、印加電圧インでト
レースした橡が着色した1&を発現する。
式lの化合物はエレクトロクロミック記録紙の発色性成
分として卑独で用いることができるが、例えばクリスタ
ルバイオレットラクトンのようなフタライト0類;例え
ば3−ジエチルアミノ−j7−シメチルフルオランのよ
うなフルオランA0;例、ttfベンゾイルロイコメチ
レンブルーのようなフェノチアジン類であるレドックス
指示<<ならびに営利的に受容できるエレクトロクロミ
ック記録系に現在用いられている、他の種々なタイプの
発色性成分から成るクラスからi′弓択した1種類寸た
けそれ以上の発色性化什物との混合物としても用いられ
る。
本発明の前記方法の態様によると、式Iの化合物は弐1
のロイコ化合物の約1分子割合を弐■のアシル化剤の約
2分子割会と反応させることによって得られる。アシル
化剤として無水物を用いる場合には、反応が反応媒質と
反応物の両方として用いられるアシル化剤の過3Pil
な存在下で通常行われる。任意に、少計の有機塩基、例
えばピリジンを触媒として用いることもできる。反応は
通常、90℃〜混合物の速流温度までの温度範囲におい
て、約30分間から約4時間まで実施される。このよう
にして得られた式Iの化合物は、反応混合物を氷水の一
ヒに注入し、目的生成物を水と混和しない適当な有機液
体、例えばトルエン中に抽出することくよって単離され
る。生成物を含む有機液体層を次に水で洗浄して、無機
塩と水に可溶な有機物を除去した後、望ましい場合には
、脱色炭で処理する。生成した生成物の有機液体溶液を
次に、蒸発または蒸留のような、通常の手段によって濃
縮する。
この代りに、式■のロイコ化合物の1分子割会をハロゲ
ン化アシル(式■、Z−ハc1)の少すくとも2分子割
合と反応させることによっても、式Iの化合物が得られ
る。ロイコ化合物を含む、水と混オIILない有機液体
溶液(例えば、トルエン)を60〜80℃の範囲の温度
に加熱し、同じ有機成体に溶かしたリン酸二ナトリウム
及びハロゲン化アシルを加える。反応は通常、混合物の
還流温行われる。水と追加のリン酸二ナトリウムを反応
混合物に加え、生成した混合物を還流温度において約3
0分間から約1時間までの期間加熱する。
目的生成物を含む有様液体溶液を水層から分離し、水で
洗浄し、蒸発または蒸留のような通常の手段によって濃
縮する。単離し友生成物は適当な有機液体による再結晶
または再スラリー化のような通常の手段によって精製し
て、濾過により回収することができる。あまシ一般的で
はないが受容できる精製方法として、精製を必要とする
生成物にカラムクロマトグラフィによる分離を行うこと
もできる。精製すべき物質を適当な有様溶媒に溶解して
、例工ばシリカゲル、セルロース、アルミナ等の適当な
基質を充填したクロマトグラフィカラムに、この溶液を
通す。多くのフラクションを回収し、分析して目的生成
物を含む7ラクシヨンを検出する。次に、目的生成物金
倉むフラクション金−緒にしくフラクショ/が1つ以上
である場合には)、濃縮して生成物を得る。弐1のロイ
コ化合物は通常、式■の対応フェノチアジン−3−オン
で1例えば亜鉛粉末または亜硫酸水素アルカリのような
、還元剤によって還元することによって製造する。還元
剤として亜鉛ダストを用いる場合には、還元の反応媒質
及びアシル化剤の両方として同時に作用する無水アシル
化剤の過剰な存在下で、不活性な有機液体反応媒質を必
要とせずに、反応が通常行われる。亜硫酸水素塩を還元
剤として用いる場合には、水と水に混会しない適当な有
機液体例えばトルエンまたはキシレンとの温合物中で、
例えば窒素のような不活性雰囲気下において、ロイコ化
合物の製造が通常行われる。反応は例えば炭酸ナトリウ
ムまたはリン酸二ナトリウムのようなアルカリ性物質の
存在下で、還元剤として例えば亜硫酸水素ナトリウムの
ような亜硫酸水素アルカリを用いて行われる。反応は通
常、周囲温度において約15分間から約2時間までの期
間行われる。ロイコ化合物を含む有機液体溶液を水層か
ら分離する。追加の亜硫酸水素アルカリを有機液体芯液
に加え、生成する混合物を共沸蒸留して、残留する痕跡
量の水を除去する。ロイコ化合物を含むこの溶液を上述
の方法のアシル化段階に用いる。
化合物の分子(1g造は合成形式、これらの化合物の赤
外スペクトル、核磁気共鳴スペクトル及び質量スペクト
ルの研究に基づいて決定した。
次の実施例は本発明をさらに詳しく説明するものである
が、本発明をこれに限定するものではない。゛ 実施例1 窒素雰囲気下で、7−シメチルアミノフエノチアジンー
3−オン(メチレンバイオレットとして商業上周知)5
.0.?、無水酢酸75.0;ye、ピリジン5.0コ
及び亜鉛ダス)5.0gから成る混合物を還流温度に約
3時間維持する。室温に冷却した後、反応混合物t−濾
過して不溶物を除去し、フィルターケーキを各回アセト
ン50.0*/ずつで、2回洗浄する。F液とアセトン
洗液を一緒にして、水に徐々に注入し、得られた混合物
にトルエンを加える。約30分間攪拌した後に、層を分
N1トさせ、水層を捨てる。有機抽出液を活性炭で処理
し、濾過し、減圧蒸留によってトルエンを除去して、ゴ
ム様残渣を得る。この残渣を酢酸エチルで溶解し、生成
する溶液をシリカゲル充填クロマトグラフィカラムに通
し、酢酸エチルを用いてカラム金溶離する。最初の47
ラクシヨンを一緒にし、濃縮し、形成された固体を濾過
によって回収し、乾燥させて、融点124〜128℃を
有する白色固体として7−シメチルアミノー3−アセチ
ルオキシ−10−アセチルフェノチアジン(式l、R=
R”−R3,、CII)  2.6#を得る。質量スペ
クトルは342(M+) と299(M″−CH5CO
)K顕著ナヒークを示した。この生成物t−合有するイ
/り調会物を塗布した紙は、印加電圧インで触れると、
青灰色のbt−生じ几。
実施例2 7−シメチルアミノフエノチアジンー3−オン16.0
.F、水400.011!A’1)ルエン400.0ゴ
、炭酸ナトリウム15.OII及び亜硫酸水素ナトリウ
ム20.011から成る混公物を約40℃において、約
30分間攪拌しt0水層をトルエン溶液から分離して捨
て、トルエン溶液に亜硫酸水素ナトリウム15.0#と
トルエン200.Omeを加えた。残留する水をトルエ
ン溶液から共沸蒸留した。生成した溶液を約70℃に冷
却し、トルエン70.Omeに俗解したリン酸二ナトリ
ウム15.0#と塩化ベンゾイル30. OKeを加え
た。生成したムモ合物を還流温度に約2時間維持した仮
、反応混合物全室温に冷却して、氷水400mg甲に徐
々に注入した。反応容器をトルエン200rttllで
1回、次に水200mJで1回の会計2回洗浄した。水
層を分子ムして捨て、トルエン溶液を次のように6回洗
浄した:水容300.0dで2回、5%炭酸ナトリウム
水1#H,各300.0dで2回、水400rJで1回
及び飽オロ塩化ナトリウム水溶液で1tii1.vc浄
しfc トルエン溶液を減圧下で蒸発乾固させ、残渣t
イソプロノミノールとヘキサンの混合物から再結晶させ
た。生成した固体を熱インプロパツール75.0+nl
?中で再ス      jラリ−化し、濾過して白色固
体1.8g’(得た。この固体ヲイソプロパ/−/’5
0.Ome、 71C25,Ome及びリン酸二ナトリ
ウム1.O8中で、60〜70℃の範囲の温度において
約15分間かけて再スラリー化し、冷却し、濾過によっ
て固体を回収し、乾燥させて、7−シメチルアミノー3
−ベンゾイルオキシ−10−ベンゾイルフェノチアジン
(式1式% これは194〜200℃において分解を伴って溶融する
白色粉末であった。顕著な赤外線吸収ピークは1670
cm  (C−o;s)に現われた。核磁気共鳴スペク
トルは指定された構造に従うものであった。質量スペク
トルは466(M+)と 361+ (M−C6H5Co)  に顕著なピークを示した。こ
の生成物全含有するインク組成物を塗布した紙は、印加
電圧ペンで触れると灰色の像を生じた。
実施例3 上記実施例2に述べた方法と同じ方法によって、7−シ
メチルアミノー3−フェノチアジン−3−オンio、o
yを亜硫酸水素ナトリウム15.0.Fと反応させて、
ロイコ化合物を得た。このロイコ化合物は塩化パラアニ
ソイル25. Orttlと実質的に反i1で ナラ1
−クロマトグラフィにrス結詔乃γドヘキサンとアセト
ンの混合物からの再結晶後に、融点149〜150℃を
有する白色固体でらる7−シメチルアミノー3−(4−
メチルオキシベンゾイルオキシ)−10−(4−メトキ
シ×ンゾイル)フェノチアジン(式1 : R= 4−
CH5COC6H4;R−R−CH5)  0.56#
を生じた。顕清な赤外線吸収ピークは1670cm−1
(c−o;s)  に現われた。この化会物を含むイン
ク調廿物を塗布した紙は、印加電圧ペンで触れると緑灰
色の11生じ友。
実施例4 上記の実施例1に述べ几方法に従って、7−シメチルア
ミノー3−フェノチアジン−3−オン7、 OJを亜鉛
ダス)5.0.!i+と反応させてロイコ化合物を得九
。これはピリジン5.Odの存在下で無水酪酸50.O
mJと実質的に反応して、カラムクロマトグラフィによ
るa製後に、淡褐色ゴム状物である7−シメチルアミノ
ー3−ブチリルオキシ−10−ブチリルフェノチアジン
(式1 : R−C3H7、R”−R2−CH3)3.
57gを生じた。顕著な赤外線吸収ピークは1680c
m−1(C−0;”)に現われた。この生成物を含むイ
ンク調合物を塗布した紙は印〃口電圧にンで触れると、
青灰色像を生じた。
式■の適当な7− (N−R−N−R−アミノ)、フェ
ノチアジン−3−オンを還元剤及び式■の適当なアシル
化削とともに用いて、前記実施例に述べた方法に従って
処理すると、下記の表Aの実施例5〜23に示すような
、式1の3−(R−カルボニルオキシ) −7−(N−
R−N=R−アミノ)−I Q −(R−Co)  フ
ェノチアジンが得られるであろうことが予想される。
表A 5  CICH2C6H5CH2C,H5CH260M
30CH2C2Hs         CH37c3n
5C6H,e)I。
8 0J2CHC41(、C4)1゜ 9  C3H1,4−CH,C6H4CH24−CH5
C6H4CH21o  BrCH24−N02C6H4
C1h    CH3113−Br(4H4CH3C6
H5 122−BrC2)14   3−(JC6k14C)
12    C2H5134−0gC3H7c4H9C
4H9142−(CzHs)CaHy  C2H53−
BrC6H4CH2156−BrCsHll   2/
l −0g2C6HaCH2CH316C11H23C
2H523−(CH3JzCJaCHz17  Can
5     25−(CH5)2C6H3CH2C2H
5184−C4Ho0C6H42J3−CJzCsEI
3CH2Ckis19 4−c4HgC6H42−に6
H4C1(204H。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)次の構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 R^は非第三C_1〜C_1_2アルキル;C_4〜C
    _8シクロアルキル;ハロゲン、非第三C_1〜C_4
    アルコキシまたは非第三C_1〜C_4アルコキシカル
    ボニルで置換された非第三C_1−C_1_2アルキル
    ;フェニル;または非第三C_1〜C_4アルキル、非
    第三C_1−C_4アルコキシ、ニトロ、ハロ、フェニ
    ルもしくはシアノの1個〜3個によって置換されたフェ
    ニルを表し、 R^1とR^2は独立にC_1〜C_4アルキル;フェ
    ニル;ハロ、ニトロ、非第三C_1〜C_4アルキルも
    しくは非第三C_1〜C_4アルコキシの1個または2
    個によって置換されたフェニル;ベンジル;またはハロ
    、ニトロ、非第三C_1〜C_4アルキルまたは非第三
    C_1〜C_4アルコキシの1個または2個によってベ
    ンゼン核において置換されたベンジルを表す) を有する、エレクトロクロミック記録系において発色剤
    として用いられる化合物。 2)R^1とR^2がC_1〜C_4アルキルである特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。 3)7−(ジメチルアミノ)−3−(アセチルオキシ)
    −10−アセチルフェノチアジンである特許請求の範囲
    第2項記載の化合物。 4)7−(ジメチルアミノ)−3−(ベンゾイルオキシ
    )−10−(ベンゾイル)フェノチアジンである特許請
    求の範囲第2項記載の化合物。 5)7−(ジメチルアミノ)−3−(4−メトキシベン
    ゾイルオキシ)−10−(4−メトキシベンゾイル)フ
    ェノチアジンである特許請求の範囲第2項記載の化合物
    。 6)7−(ジメチルアミノ)−3−(ブチリルオギシ)
    −10−(ブチリル)フェノチアジンである特許請求の
    範囲第2項記載の化合物。 7)特許請求の範囲第1項から第6項のいずれかに記載
    の化合物を発色剤として含有する支持シートから成るエ
    レクトロクロミック記録に用いるための支持層。 8)次の構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する化合物を還元剤と反応させて、次の構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する対応ロイコ化合物を得る第1段階と、前記ロイ
    コ化合物を構造式: R−CO−Z (式中ZはハロまたはRCOOを表し、R、R^1及び
    R^2は、それぞれ特許請求の範囲第1項に記載した通
    りの意味を表す) を有するアシル化剤の少なくとも2分子当量と反応させ
    る第2段階とから成る、特許請求の範囲第1項記載の化
    合物の製造方法。 9)Zがハロである特許請求の範囲第8項記載の方法。 10)ZがRCOO(Rは非第三C_1〜C_1_2ア
    ルキルを表す)である特許請求の範囲第8項記載の方法
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