JPS6161974A - 内燃機関の点火装置 - Google Patents

内燃機関の点火装置

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JPS6161974A
JPS6161974A JP18322584A JP18322584A JPS6161974A JP S6161974 A JPS6161974 A JP S6161974A JP 18322584 A JP18322584 A JP 18322584A JP 18322584 A JP18322584 A JP 18322584A JP S6161974 A JPS6161974 A JP S6161974A
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JP
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coil
capacitor
signal
primary coil
ignition
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JP18322584A
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Inventor
Norihito Tokura
規仁 戸倉
Hisashi Kawai
寿 河合
Michiyasu Moritsugu
通泰 森次
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Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P3/00Other installations
    • F02P3/06Other installations having capacitive energy storage
    • F02P3/08Layout of circuits
    • F02P3/0876Layout of circuits the storage capacitor being charged by means of an energy converter (DC-DC converter) or of an intermediate storage inductance
    • F02P3/0884Closing the discharge circuit of the storage capacitor with semiconductor devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P15/00Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits
    • F02P15/08Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits having multiple-spark ignition, i.e. ignition occurring simultaneously at different places in one engine cylinder or in two or more separate engine cylinders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P7/00Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
    • F02P7/02Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors
    • F02P7/03Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors with electrical means
    • F02P7/035Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors with electrical means without mechanical switching means

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はイグニッションスパーク方式を用いた内燃機関
の点火装置に関する。この装置は主に自動車用内[1関
の点火に用いられる。
〔従来の技術〕
内燃機関に用いられる従来の点火装置は高速時に点火エ
ネルギーが減少する上に、1回しかスパークがないため
、吹き消えに弱い。特にCDI方式では始動時や低速時
に火炎が成長しないので失火しやすいという問題点があ
る。
(発明の目的〕  。
本発明の目的は、内燃機関の1気筒当りに複数個の点火
プラグを装着し、さらに極めて短い周期で複数のスパー
クを適当な期間中連続して発生させるという構想に基づ
き、高速回転時に点火エネルギーが不足しないよう確保
し、また低速回転時やリーンバーン時に火炎不成長や失
火が生じないよう火炎持続時間を確保し、それにより着
火性能の向上をはかり、さらに急速燃焼によりパワーア
ンプ並びにノッキングの防止を行うことにある。
〔発明の構成〕
本発明においては、直流電圧を発生する直流電源、第1
、第2及び第3の3個の1次コイルと第1及び第2の2
個の2次コイルを有する点火コイル、該第2の2次コイ
ル出力端子とアース端子の間に接続される2個のダイオ
ード、該2個の2次コイルに接続される3個の点火プラ
グ、3つの1次コイルの共通接続点である1次コイル中
点に接続されるコンデンサ、第1の1次コイルとコンデ
ンサと該直流電源とともに閉回路を構成する第1のスイ
ッチング素子、第2の1次コイルとコンデンサとともに
閉回路を構成する第2のスイッチング素子、第3の1次
コイルとコンデンサと該直流電源とともに閉回路を構成
する第3のスイッチング素子、及び点火信号に従って動
作し、第1、第2及び第3のスイッチング素子が所定の
タイミングで導通するように通電信号を発生ずる信号発
生回路、を具備した内燃機関の点火装置が提供される。
〔実施例〕
本発明の一実施例としての内燃機関の点火装置が第1図
に示される。
直流電源1は例えばバッテリを用いた電源であり、エン
ジンキースイッチ2を介してDC−DCコンバータ3に
直流電圧を供給する。エンジンキースイッチ2は運転時
には閉成し、停止時には開閉するスイッチである。また
、DC−DCコンバータ3は直流電源1の直流電圧例え
ば12Vを約200Vの直流電圧に変換するコンバータ
であり、トランジスタを自励発振させてトランスで昇圧
しく4) た後、整流して直流高電圧を供給する周知の回路構成の
ものである。コンデンサ4はDC−DCコンバータ3の
出力電圧を平滑化して蓄え、後述の過渡的な大電流を供
給するためのものである。
点火時期検出装置5はシグナルロータ51、ピックアッ
プ53を備える。シグナルロータ51は磁性材料よりな
る点火時期検出用のものであり、気筒数に対応する数の
突起部52を有し、エンジン回転数の1/2の回転数で
同期して回転する図示しないシャフトに取り付けられて
いる。ピックアップ53は点火時期検出用のものであり
、磁性材料からなる磁心531のまわりに巻装されたコ
イル533と永久磁石532とから構成され、シグナル
ロータ51の突起部52がピックアップ53の磁心53
1と対向したときに閉磁路が形成されるように配置され
る。
シグナルロータ51とピックアップ53の位相関係は、
図示しないがエンジン回転数、負荷に応じて適当に変化
するようになっており、最適な点火時期が得られるよう
になっている。
整形回路6はピックアップ53の出力信号を波形整形し
、点火時期に対応した「1」レベル(以下、単に「1」
と記す)の信号を出力する回路である。
この整形回路6の詳細が第2図に示される。抵抗611
.612、コンデンサ613で設定されたバイアス電圧
vbが端子601を介してピックアップ53のコイル5
33の一端に印加される。
このバイアス電圧vbはさらにコンパレータ614の反
転入力端子に基準電圧として印加される。
コンパレータ614の非反転入力端子は端子602を介
してコイル533の他端に接続されており、コイル53
3の起電力の正負に応じてコンパレータ614の出力に
は「1」、または「0」レベル(以下、単に「0」と記
す)の信号が発生する。
コンパレータ614の出力から非反転入力端子に抵抗6
15を介して正帰還がかけられており、この正帰還回路
はヒステリシスをもつシュミットトリガの機能を有する
ためノイズに対して誤動作を防止する効果がある。コン
パレータ614の出力はインバータ616で反転された
端子603を介して点火時期信号として出力される。
第1図において、気筒判別装置8はシグナルロータ80
とピックアップ82とを備える。シグナルロータ80は
気筒判別用のものであり、エンジン回転数の1/2の回
転数で同期して回転する図示しないシャフトに取り付け
られており、1つの突起部81を有している。ピンクア
ップ82は気筒判別用のピンクアンプであり、前述の実
施例のピックアップ53と同じ原理のものであるが、異
なる点としてピックアップ53の磁心はシグナルロータ
51の4つの突起部と閉磁路を形成する構造となってい
るのに対し、ピックアップ82の磁心は開磁路となるこ
とである。
シグナルロータ80とピックアップ82の位相関係は前
述のシグナルロータ51とピックアップ53とは異なり
、エンジン回転数、負荷により変化しない固定のもので
ある。シグナルロータ80が1回転すると、ピンクアッ
プ82の出力に1パルスを出力する。このパルス位置は
第1気筒の上死点前60’の位置に設定する。ピンクア
ップ82の出力は整形回路6′に導かれる。整形回路6
′は整形回路6と同一の回路構成である。
トリガ信号発生回路9ば整形回路6からの点火、  時
期信号と整形回路6′からの気筒判別信号から、所定の
期間だり短周期で繰り返す互いに位相の異なる3つのト
リガ信号S (A)1〜4、S (B)1〜4、S (
C)1〜4、を作る。このトリガ信号発生回路9の詳細
が第3図に示される。端子901を介してワンショット
マルチ711に、整形回路6からの点火時期信号が導か
れる。ワンショットマルチ711はこの点火時期信号の
立ち上がりでトリガされ、コンデンサ712、抵抗71
3で定まる一定時間(例えば2m5ec)にわたり「1
」の信号を出力端子Qに発生する。
ノアゲート714.715はセソトリセソ1〜、フリッ
プフロップとなるように互いに接続されており、ワンシ
ョットマルチ711の出力が「1」になるとノアゲート
714の出力は「0」、ノアゲート715の出力は「1
」となる。ハ゛イナリプリセソタプル・アップダウンカ
ウンタ717は4ビツトのカウンタ回路であり、そのリ
セット端子にノアゲート714の出力が導かれており、
ノアゲート714の出力が「0」になるとカランl−を
開始し、「1」になるとリセットされる。なお、このカ
ウンタ717はダウンカウントモードにセントされてお
り、プリセント機能は使用していない。
クロック発生回路716は例えば約160KH2の周波
数のクロック信号を連続して発生する回路であり、該ク
ロック信号はカウンタ717のクロック入力端子に導か
れる。ノアゲート718は一方の入力端子がワンショッ
トマルチ711の出力端子に接続され、他方の入力端子
がカウンタ717の16分の1分周出力であるQD出力
端子に接続される。そして再出力端子のレベルが「0」
となったとき、ノアゲート718の出力は「1」となる
。この出力はノアゲート715に導かれており、ノアゲ
ート714.715で構成されるフリップフロップを反
転させる。
カウンタ717のQD小出力、デコード付カウンタ72
0のクロック端子Cに導かれる。ワンショットマルチ7
31はカウンタ720のデコード出力端子■の出力信号
の立上りでトリガされ、コンデンサ732、抵抗733
で定まる一定時間(例えば10μ5ec)にわたり「1
」の信号を出力端子Qに発生する。
カウンタ720のデコード出力端子■、■の出力はオア
ゲート722でオア論理をとり、ワンショットマルチ7
41のトリガ入力端子→−Trに入力され、カウンタ7
20のデコード出力端子■、■の出力信号の立上りでト
リガされ、コンデンサ742、抵抗743で定まる一定
時間(例えば10μ5ec)にわたり「1」の信号を出
力端子Qに発生する。
ワンショットマルチ751はカウンタ720のデコード
出力端子■の出力信号の立上りでトリガされ、コンデン
サ752、抵抗753で定まる一定時間(例えば10μ
5ec)にわたり「1」の信号を出力端子Qに発生する
ワンショットマルチ731.741.751の出力端子
Qはそれぞれ端子703.704.705に導かれる。
ワンショットマルチ731の出力端子Qの信号と端子7
02から導かれる信号をオアゲート721に入力し、オ
ア論理をとってカウンタ720のリセット端子Rに入力
する。従って端子902.702を介して入力される整
形回路6′の出力信号及びワンショットマルチ731の
出力端子Qの信号によりカウンタ720がリセットされ
る。カウンタ905はデコーダ付カウンタであり、その
リセット端子Rには整形回路6′の出力信号が入力され
、この出力信号によりカウンタ905はリセットされる
。またクロック端子Cには整形回路6の出力信号が入力
され、カウンタ905はこの出力信号をカウントする。
カウンタ905のデコード出力■、■、■、■の出力信
号はそれぞれアンドゲート915〜917.925〜9
27.935〜937.945〜947に導かれ、他方
の入力端子に端子703.704.705より導かれた
1〜リガ信号S (A)、S (B)、S (C)とア
ンド論理をとり、トリガ信号S (A>1、S (B)
1、S (C)I、S (A)2、S (B)2、S 
(A)3、S (B)3、S (C)3、S (A)4
、S (B)4、S (C)4を端子911〜913.
921〜923.931〜933.941〜943にそ
れぞれ出力する。
第1図において、各パワー回路18a、18b、18c
、18d (18b、18c、18dは18aと同一)
ば気筒毎に合計4偏設けられ、DC−DCコンバータ3
からの電源供給とトリガ信号発生回路9からのトリガ信
号S (A)1、S (B)1、S (C)l、S (
A)2、S (B)2、S (C)2、s (A)3、
S (B)3、S (A)4、S (B)4、S (C
)4により、所定の期間だけスイッチング動作を行い、
気筒毎に3個づつ合計12個有する点火プラグ171a
−d、172 a −d、173a 〜d(ただし、添
字a、  b。
c、dは各パワー回路18a、18b、18c118d
の意味)をスパークさせる。
次に、パワー回路18aについて説明する。
サイリスク101はそのアノードがコンデンサ4の正極
端子に接続され、そのカソードが点火コイル160の第
1の1次コイル161の一端に接続される。このサイリ
スク101のゲートにはトリガ信号発生回路9からトリ
ガ信号S (A)1が絶縁用のパルストランス106を
介し、さらにダイオード104、抵抗105、コンデン
サ103、抵抗102からなるノイズ防止回路を経て供
給される。
共振用コンデンサ131は、点火コイル160の1次コ
イル中点168に接続される。このサイリスク101に
よって、コンデンサ4、サイリスク101、第1の1次
コイル161、共振用コンデンサ131からなる1つの
閉回路が形成される。
サイリスタ111はそのアノードが第2の1次コイル1
62の一端に接続され、そのカソートカ接地されている
。このサイリスタ111のゲートにはトリガ信号発生回
路9がらのトリガ信号S (B)1が絶縁用のパルスト
ランス116を介し、さらにダイオード114、抵抗1
15、コンデンサ113、抵抗112からなるノイズ防
止回路を経て供給される。
このサイリスタ111によって、コンデンサ131、第
2の1次コイル162、サイリスタ111からなる1つ
の閉回路が形成される。
サイリスタ121はそのアノードがコンデンサ4の正極
端子に接続され、そのカソードが第3の1次コイル16
3の一端に接続される。このサイリスク121のゲート
はトリガ信号発生回路9からトリガ信号S (C)1が
絶縁用のパルストランジス126を介し、さらにダイオ
ード124、抵抗125、コンデンサ123、抵抗12
2からなるノイズ防止回路を経て供給される。
このサイリスタ121によって、コンデンサ4、サイリ
スタ121、第3の1次コイル163、共振コンデンサ
131からなる1つの閉回路が形成される。
点火コイル160は、第1の1次コイル161、第2の
1次コイル162、第3の1次コイル163、第1の2
次コイル164、第2の2次コイル165、第1の鉄心
166、第2の鉄心167からなり、第4図にこの点火
コイル160の構造を示す。
第1、第2及び第3の1次コイル161.162.16
3の巻数はそれぞれ約40ターン、第1及び第2の2次
コイル164.165の巻数はそれぞれ約4000ター
ンで、この1次コイルと2次コイルの巻数比は約100
に設定してあり、第1の1次コイル161と第1の2次
コイル164は第1の鉄心166上に巻線されており、
第2、第3の1次コイル162.163と第2の2次コ
イル165は第2の鉄心167上に巻線されている。
第2及び第3の1次コイル162.163は通電時に鉄
心167中に互いに逆方向に磁界が発生する様に、第2
及び第3の1次コイル162.163の一端を共通にし
た接続点(1次コイル中点)168を有し、この1次コ
イル中点16日に第1の1次コイル161の一端が接続
されている。
第1の2次コイル164は鉄心166を介して第1の1
次コイル161に磁気的に結合しており、第1の1次コ
イル161に発生する電圧を昇圧して第1の2次コイル
164から出力する。
第2の2次コイル165ば鉄心167を介して第2の1
次コイル162、第3の1次コイル163と磁気的に結
合しており、第2及び第3の1次コイル162.163
に発生する電圧を昇圧して第2の2次コイル165から
出力する。
第1の2次コイル164と第2の2次コイル165のそ
れぞれの一端を共通にした接続点(2次コイル中点)1
69を有する。
第1及び第2の2次コイル164.165の各出力端子
には点火プラグ171.172.173の合計3個が接
続される。また、2次コイル中点169にはダイオード
132のアノードが接続され、そのカソードは接地され
ている。第2の2次コイル165の2次コイル中点16
9でない方の出力端子にはダイオード133のアノード
が接続され、そのカソードは接地されている。
上述の如くパワー回路18aの構成を詳述したが、パワ
ー回路18b、18C118dの構成もパワー回路18
Hに全く同一であるため説明を略す。異なる点は、トリ
ガ信号発生回路9から導かれるトリガ信号が、パワー回
路18b、18c。
18dに対して、それぞれ5(A−C)2、S (A〜
C)3.5(A−C)4であることだけである。
なお、この第1図装置における各半導体装置としては下
記のものを使用した。
ワンショットマルチ711,731,74L751・・
・東芝製TC45288P ノアゲート714.715.718  ・・・ 〃TC
4001BPアップダウンカウンタ717・・・ 〃T
C4516BPオアゲート721,722    ・・
・ 〃TC4071BPデコーダ付カウンタ720.9
05 ・・・ 〃TC4017BP アンドゲート915,916.917,925.926
.927,935゜936.937,945,946,
947   ・・・ 〃TC4018BP次に第1図装
置の動作について説明する。
第5図は第1図装置の各部信号波形図であり、それぞれ
(])]Gオピンクアソプ5の出力電圧、(2)はピッ
クアップ82の出力電圧、(3)は整形回路6の出力で
ある点火時期信号、(4)は整形回路6′の出力である
気筒判別信号、(5)はワンショットマルチ711の出
力である点火期間信号、(6)はノアゲー!−714の
出力信号、(7)はカウンタ717のQD出力信号、(
8)、(9)、(10)はそれぞれワンショットマルチ
731.741.751の出力端子Qの出力信号である
トリガ信号s (A) 、S (B)、S (C)の波
形を表わす。(11)、(I2)、(13)、(14)
はそれぞれカウンタ912の出力端子■、■、■、■の
出力である気筒選択信号、(15)、(16)、(17
)はそれぞれアンドゲート915.916.917の出
力であるトリガ信号S (A)1、S (B)1、S 
(C)1であり、(18)、(19)、(20)はそれ
ぞれアンドゲート925.926.927の出力である
トリガ信号S (A)2、S (B)2、S (C)2
であり、(21)、(22)、(23)はそれぞれアン
ドゲート935、936.937の出力であるトリガ信
号S (A)3、S (B)3、S (C)3であり、
(24)、(25)、(26)はそれぞれアンドゲート
945.946.947の出力であるトリガ信号S (
A)4、S (B)4、S (C)4である。
まず、エンジンキースイッチ2をオンにするとDC−D
Cコンバータ3に直流電源1から1−12■の直流電圧
が供給されてここで+200vに昇圧され、この200
Vの直流電圧はコンデンサ4に常時蓄えられる。
エンジンの回転に応じてシグナルロータ51が回転し、
ピックアップ53のコイル533に第5図(1)に示す
波形をした起電力が発生する。この起電力の正から負に
切り替わる点が点火時期である。
コイル533は整形回路6によってバイアス電圧vbで
バイアスされており、コンパレータ614が正常に作動
できるようにしである。このコンパレータ614の作動
に基づく波形回路6で波形整形され、第5図(3)に示
す点火時期で「1」に立ち上がる信号となる。
エンジンの回転に応じてシグナルロータ80が回転し、
前記ピックアップ53と同様の原理でピックアップ82
に第5図(2)に示す波形をした起電力が発生ずる。こ
の起電力の正から負に切り替わる点が気筒判別時期であ
る。この起電力は前記整形回路6と同一構成の整形回路
6′で波形整形され、第5図(4)に示ず気筒判別時期
で「1」に立ち上がる信号となる。
整形回路6の出力信号はトリガ信号発生回路9に入力さ
れ、その立ち上がり部分でワンショットマルチ711を
トリガし、第5図(5)に示すパルス幅約2m5eCの
パルス状の点火期間信号を発生させる。このパルス幅を
点火期間とする。点火期間信号はノアゲート714に入
り、ノアゲート714.715で構成されるフリップフ
ロップを反転させる。これにより第5図(6)に示すよ
うにノアゲート714の出力は「0」となる。
ノアゲー1−714の出力はカウンタ717のリセット
端子に導かれ、この出力が「0」のときカウンタ717
はリセソ1−が解除される。このリセット解除によりカ
ウンタ717はクロック発生回路716からの約160
KHzのクロック周波数でカウントを開始する。ここで
カウンタ717は4ビツトのバイナリカウンタであり、
ダウンカウントモードにセットしであるから、最初のク
ロック信号の立ち上がりでカウンタ717の内容はOか
ら15へ変化する。すなわちカウンタ717のQD比出
力「0」から「1」となる。以降、クロック信号が到来
するたびにダウンカウントを繰り返し、0.15.14
、・・・、2.1.0.15、・・・と周期的に内容が
変化していく。このとき16分の1分周出力であるQD
比出力、カウンタ717の内容が8〜15のとき「1」
となるため、クロック周波数の16分の1の周波数であ
る第5図(7)に示すデユーティ比50%の方形波を発
生する。第5図(7)におけるパルス1個の幅は100
μsec、パルスとパルスに間隔は100 !! S 
eCである。
点火時期信号が立ち上がってから約2m5ec後、ノア
ゲート714の入力は「0」となる。このときすぐにカ
ウンタ717にリセソ1−をかけてしまうと、その直前
のQD比出力「1」を時間幅が短くなってしまい、後述
のサイリスクの転流がうまく行われなくなる。この対策
としてワンショットマルチ711の出力とカウンタ71
7の出力とをノアゲート718の入力に導くことにより
、Q[11出力が「0」のときにのみノアゲート718
の出力が「1」となってノアゲート714.715から
なるフリップフロップを反転させ、それによりノアゲー
1−714の出力を「1」にしてカウンタ717にリセ
ットをかけるようにしている。
以上の説明のように、点火時期信号からクロック信号1
周期(6μ5ec)以内の遅れでQD比出力クロック周
波数の16分のL  (10KHz)の方形波が少なく
とも点火期間中、整数個発生する。
この信号はカウンタ720のクロック端子Cに入力され
、この信号の立上りエツジが発生する毎にカウンタ72
0の出力端子■、■、■、■に順次パルス信号が発生す
る。このパルス信号がワンショットマルチ731.74
1.751に入力され、その立ち上がりエツジでそれぞ
れのワンショ・7トマルチが作動して約10μSecの
パルスを発生し、第5図(8)、(9)、(10)に示
すトリガ信号S (A) 、S (B) 、S (C)
を端子703.704.705へそれぞれ出力する。す
なわち、トリガ信号S (A)が立ち上がってから10
0μsec後にトリガ信号S (B)が立ち上がり、さ
らに100μsec後にトリガ信号S (C)が立ち上
がり、さらに100μsec後にトリガ信号S (B)
が立ち上がる。トリガ信号S (B)が立ち上がると、
この立ち上がりエツジがオアゲート721を経由してカ
ウンタ720のリセット端子Rに入力されるので、カウ
ンタ720がリセットされる。従って、カウンタ720
のクロック端子Cに次のパルスが入力されると、再びカ
ウンタ720の■出力端子からパルスが出力され、ワン
ショットマルチ731からトリガ信号S (A)、が再
び発生する。(ただし、第5図(8)、(9)、(10
)には示していない)。以上の動作を複数回繰り返し行
う。
整形回路6′の出力信号はトリガ信号発生回路9に入力
され、その立ち上がり部分でカウンタ905がリセット
されてから、整形回路6からの1番目の信号を受けるこ
とにより、カウンタ905の出力端子■には第5図(1
1)に示す波形のデコードされた第1気筒選択信号が出
力される。同様に、2番目の信号により出力端子■に第
5図(12)に示す第3気筒選択信号が、3番目の信号
により出力端子■に第5図(13)に示す第4気筒選択
信号が、4番目の信号により出力端子■に第5図(14
)に示す第2気筒選択信号がそれぞれあられれる。なお
、出力端子■の11」の時間が他の出力よりも短いのは
途中でリセットされるからである。
アンドゲート915〜917.925〜927.935
〜937.945〜947の一方の入力にはそれぞれカ
ウンタ905の出力端子■、■、■、■の出力波形が入
力され、他方の入力にはワンショットマルチ731.7
41.751より第5図(8)、(9)、(10)に示
すトリガ信号S (A)、S (B) 、S (C)が
入力される。従って、端子911.912.913には
第1気筒用のトリガ信号S (A)1、S (B)1、
S (C)1が、端子921.922.923には第3
気筒用のトリガ信号S (A)2、S (B)2、S 
(C)2が、端子931.932.933には第4気筒
用のトリガ信号S (A)3、S (B)3、S (C
)3が、端子941.942.943には第2気筒用の
トリガ信号S (A)4、S (B)4、S、(C)4
が出力される。これらトリガ信号S (A〜C)1.5
(A−C)2.5(A−C)3.5(A−C)4の各信
号波形は第5図(15)〜(26)に示される。
次に高圧発生部の動作を説明する。第6図は本実施例に
おける各部の信号を第5図よりも時間的に拡大して示し
た波形図である。
第6図において、それぞれ+11はトリガ信号S (A
)、1、(2)はトリガ信号S (B)L(31はトリ
ガ信号S (C)1、(4)は共振コンデンサ131の
端子電圧、(5)はサイリスク101のカソード電圧、
(6)はサイリスク101の通電電流、(7)はサイリ
スタ111のアノード電圧、(8)はサイリスク111
の通電電流、(9)はサイリスタ121のカソード電圧
、(10)はサイリスタ121の通電電流の波形を示す
第6図(1)に示すトリガ信号S (A)1はパルスト
ランス106、ノイズ防止回路を介してサイリスク10
1のゲートに入力される。同様に第6図(2)に示すト
リガ信号S (B)1はパルストランス116、ノイズ
防止回路を介してサイリスタ111のゲートに入力され
、また第6図(3)に示すトリガ信号S (C)1はパ
ルストランス126、ノイズ防止回路を介してサイリス
ク121のゲートに入力される。
まず、時刻toにおいてサイリスク101が!・リガ信
号S (A)1によりトリガされてオンになると、コン
デンサ4、サイリスタ101、第1の1次コイル161
、コンデンサ131からなる閉回路に電流が流れる。こ
のとき、コンデンサ4の容量はコンデンサ131の容量
に比べて十分に大きいので、コンデンサ4を一定電圧(
200V)の電源と考えることができる。また、第1の
1次コイル161の抵抗とサイリスク101の抵抗とか
らなる回路の抵抗骨は十分に小さいため、この第1の閉
回路はコンデンサ131の容量C(例えば2μF)と第
1の1次コイル161のインダクタンスL (例えば5
0μH)とで決まる条件で共振する。
共振時の電流は第1図におけるコンデンサ4の正極端子
、サイリスク101、第1の1次コイル161、コンデ
ンサ131、コンデンサ4の接地極端子の方向に流れ、
第6図(6)に示す正弦半波状の波形となる。そのピー
ク電流値は約15OA、通電時間は約2077 S e
 cである。この通電によりコンデンサ131に加わる
電圧は、第6図(4)に示す様に約600Vまで増加す
る。
サイリスタ101はi>Qのときのみオン状態を持続す
るが、第6図(6)に示す様にi≦0となると転流して
オフ状態となる。
この様に、第1図装置においては、1次コイル161、
コンデンサ131、スイッチング素子101及び直流電
源を含む回路に共振による振動電流が流れるため、サイ
リスク101は自動的に転流するので、特別に転流回路
を付加する必要がなくなる。
サイリスク101がオフした時、コンデンサ131に蓄
積されている電圧は約600Vであり、直流電源電圧2
00Vの約3倍であるが、この原因は前記共振現象に基
づく増幅作用によるものである。
次に、時刻1.においてサイリスタ111がトダカ信号
S (B)  ]によりトリガされた場合について説明
する。サイリスク111がオンになると、コンデンサ1
31、第2の1次コイル162、サイリスタ111から
なる閉回路が形成され、コンデンサ131に蓄えられた
電荷はコンデンサ131の上側端子、第2の1次コイル
162、サイリスク111、コンデンサ131の下側端
子の方向に流れ、第6図(8)に示す正弦半波状の波形
となる。
サイリスタ111は前記サイリスク101の時と同様に
、ピーク電流値は約15OA、通電時間は約20μse
cである。この通電によりコンデンサ131に加わる電
圧は、第6図(4)に示す様に約600■から約−40
0■まで減少する。第6図(8)に示すサイリスタ20
の通電電流波形がゼロになると、前記サイリスク101
の時と同様に自然転流するので、特別な転流回路は不要
である。
次に、時刻t2においてサイリスク121力月・リガ信
号S (C)1によりトリガされた場合について説明す
る。サイリスタ121がオンになると、コンデンサ13
1、第3の1次コイル163、サイリスタ121、コン
デンサ4からなる閉回路が形成され、時刻toの場合と
同様にこの閉回路に振動電流が流れ、第6図00)に示
す正弦半波状の波形となる。サイリスタ121は前記サ
イリスク101の時と同様に、ピーク電流値的15OA
、通電時間は約20μsecである。この通電によりコ
ンデンサ131に加わる電圧は、第6図(4)に示す様
に約−400vから約600■まで増加する。
第6図(10)に示ずサイリスタ121の通電電流波形
がゼロになると、前記サイリスク101の時と同様に自
然転流するので、特別な転流回路は不要である。
次に、時刻t3においてサイリスタ111がトリガ信号
S (B)1によりトリガされた場合について説明する
。サイリスタ111がオンになると、時刻t1における
場合と同様に、コンデンサ131、第2の1次コイル1
62、サイリスタ111からなる閉回路が形成され、第
6図(8)に示す正弦半波状の波形となる。ピーク電流
値的150A、通電時間は約20 /7 S e cで
ある。この通電によりコンデンサ131に加わる電圧は
、第6図(4)に示す様に約600Vから約−400V
まで減少する。
次に、時刻t4においては時刻toと全く同じ状態にな
るので、時刻t4以降は時刻to−+−t。
−1−t2−) j 3と同一の波形となる。以上の作
動を繰り返し行なう。
ここまでの説明では、点火コイル160の第1及び第2
の2次コイル164.165については述べていないの
で、次にこれについて説明する。
第1、第2及び第3の1次コイル161.162.16
3と第1及び第2の2次コイル164.165とは巻数
比が約100に設定しであるので、1次コイルの印加電
圧の約100倍の電圧が2次コイルに発生する。
第1及び第2の1次コイル161.162.163に印
加する電圧は約600Vであるから、前記巻線比的10
0より600 (V)xloo=60 (KV)の高電
圧が第1及び第2の2次コイルに発生する計算になるが
、実際には点火コイル160の損失等により約40KV
が発生し、放電による点火を行うに十分な電圧となる。
第1及び第2の2次コイル164.165の発生電圧は
、これらのコイルに接続された3個の点火プラグ171
.172.173に供給され、点火ギヤツブの接地電極
へ放電されて点火が行われる。
次に、3個の点火プラグ171.172.173の放電
順序について説明する。
まず、時刻toにおいては第6図(6)に示す様に第1
の1次コイル161に電流が流れて第1の2次コイル1
64に高電圧が発生する。この高電圧は2次コイル中点
169に正電圧が発生する様に第1の1次コイル161
を巻装しであるため、ダイオード132が順バイアスと
なりこの高電圧は2次コイル中点169、ダイオード1
32からアースを介して点火プラグ171に印加される
。このため第1の2次コイル164に発生する高電圧は
点火プラグ171のみに印加されるため、この高電圧は
点火プラグ1個分の要求電圧で充分である。
次に、時刻1.においては第6図(8)に示す様に第2
の1次コイル162に電流が流れて第2の2次コイル1
65に高電圧が発生する。この高電圧は2次コイル中点
169に負電圧が発生する様に第2の1次コイル162
を巻装しであるため、ダイオード132が逆バイアス、
ダイオード133が順バイアスとなり、この高電圧はダ
イオード133からアースを介して点火プラグ172に
印加される。このため第2の2次コイル165に発生す
る高電圧は点火プラグ172のみに印加されるため、こ
の高電圧は点火プラグ1個分の要求電圧で充分である。
次に、時刻t2においては第6図00)に示す様に第3
の1次コイル163に電流が流れて第2の2次コイル1
65に高電圧が発生する。この高電圧は2次コイル中点
169に正電圧が発生する様に第3の1次コイル163
を巻装しであるため、ダイオード132が順バイアス、
ダイオード133が逆バイアスとなり、この高電圧はダ
イオード132からアースを介して点火プラグ173に
印加される。このため第2の2次コイル165に発生す
る高電圧は点火プラグ173のみに印加されるため、こ
の高電圧は点火プラグ1個分の要求電圧で充分である。
次に、時刻t3においては第6図(8)に示す様に第2
の1次コイル162に電流が流れて第2の2次コイル1
65に高電圧が発生する。この高電圧は時刻1.におけ
る場合と全く同様に点火プラグ172のみに印加される
ので、この高電圧は点火プラグ1個分の要求電圧で充分
である。
次に、時刻t4においては時刻toにおける状態と全く
同様であるため、時刻t4以隆は時刻to−+ j 1
−j 2−L 3と同一の作動となる。すなわち、点火
プラグの放電順序は、点火プラグ171一点火プラグ1
72一点火プラグ173一点火プラグ172であり、こ
の順序を1ザイクルとして複数回の点火が行われる。
放電によりいったん放電路が形成されると、付近の空気
がイオン化されてアーク放電となり、その放電維持電圧
(約500V〜IKV)以下になるまで誘導放電を持続
する。この持続時間は通常の点火装置のそれ(約2m5
ec)と較べると短いが、1気筒当り3個の点火プラグ
が順番に点火し、しかも短時間の間に多数の点火が行わ
れる。
このように第1図装置は自動車用内燃機関の点火制御に
おいて、極めて短い周期で複数のスパークを1気筒当り
3個の点火プラグにおいて適当な時間にわたり連続して
発生させることができるので、内燃機関の着火性能の向
上を図れる。
以上の説明は、第1図に示す回路のうち第1気筒の点火
に関わる部分のみについて述べた。つまり、高電圧発生
部については、パワー回路18aについてのみ述べた。
他の3.4.2気筒についても以上説明した第1気筒の
点火の場合と全く同様であり、詳しい説明は省略するが
、第3気筒の場合はパワー回路18bが、第4気筒の場
合はパワー回路18cが、第2気筒の場合はパワー回路
18dがそれぞれ作動し、それぞれの気筒に備え付けた
点火コイルが適当な時期に繰り返し通電す′る。
以上の動作を第1、第3、第4、第2の気筒の順に行う
ことで、各気筒の上死点付近で3個の点火プラグで繰り
返し放電を行い、確実な着火を行える。
〔発明の効果〕
本発明によれば、内燃機関の点火に際して、極めて短い
周期で繰り返し複数の放電が可能で、しかも1個の点火
コイルで1気筒当り3個の点火プラグを放電することが
でき、着火性の向上による未燃ガスの減少、急速燃焼に
よるパワーアンプ、ノンキングの低減が可能になり、低
速回転時には燃焼の安定性向上により回転ムラの減少、
アイドル回転数の低下による燃費向上、中高速回転時に
おいてはパワーアンプのみならず、着火性の向上による
リーンバーン化が可能となり、さらにノッキング低減に
より点火時期の進角が容易になって、この結果大幅な燃
費向上がはかれるという優れた効果がある。
さらに点火コイルに要求される発生電圧は点火プラグ1
個分の要求電圧で充分であり、点火コイルの耐絶縁性の
設計は従来の点火コイルと同等のレベルで良いという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての内燃機関の点火装置
を示す電気回路図、第2図は第1図装置における整形回
路の電気回路図、第3図は第1図装置におけるトリガ信
号発生回路の電気回路図、第4図は第1図装置における
点火コイルの模式構造図、第5図は第1図装置における
各部信号波形図、第6図は第1図装置における各部信号
波形図を第5図よりもさらに時間的に拡大した各部波形
図である。 1.3.4・・・直流電源を構成するバッテリ、DC−
DC・・・コンバータ、コンデンサ、5・・・点火時期
検出装置、6.6’・・・整形回路、9・・・トリガ信
号発生回路、8・・・気筒判別装置、18a、18b。 18c、18d・・・各気筒パワー回路、101・・・
第1のスイッチング素子をなすサイリスク、111・・
・第2のスイッチング素子をなすサイリスク、121・
・・第3のスイッチング素子をなすサイリスク。 106.116,126・・・パルストランス、131
・・・共振用コンデンサ、160・・・点火コイル、1
61・・・第1の1次コイル、162・・・第2の1次
コイル、163・・・第3の1次コイル、164・・・
第1の2次コイル、165・・・第2の2次コイル、1
68・・・1次コイル中点、ljl、172,173・
・・点火プラグ、166・・・第1の鉄心、167・・
・第2の鉄心、169・・・2次コイル中点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 直流電圧を発生する直流電源、第1、第2及び第3の3
    個の1次コイルと第1及び第2の2個の2次コイルと前
    記第1の1次コイル及び第1の2次コイルが巻線された
    第1の鉄心と前記第2、第3の1次コイル及び第2の2
    次コイルが巻線された第2の鉄心とを有する点火コイル
    と、 該第2の2次コイルの出力端子とアース端子の間に接続
    される2個のダイオードと、 該2個の2次コイルに接続される3個の点火プラグと、 前記第1、第2及び第3の1次コイルのそれぞれの一方
    の端子を共通に接続した1次コイル中点に接続されるコ
    ンデンサと、 前記第1の1次コイルと前記コンデンサ及び前記直流電
    源とともに閉回路を構成する第1のスイッチング素子と
    、 前記第2の1次コイルと前記コンデンサとともに閉回路
    を構成する第2のスイッチング素子と、前記第3の1次
    コイルと前記コンデンサと前記直流電源とともに閉回路
    を構成する第3のスイッチング素子と、 点火指示信号に従って動作し、前記第1、第2及び第3
    のスイッチング素子が所定のタイミングで導通するよう
    に通電信号を発生する信号発生回路とを具備した内燃機
    関の点火装置。
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