JPS6187969A - 内燃機関の点火装置 - Google Patents

内燃機関の点火装置

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JPS6187969A
JPS6187969A JP20999484A JP20999484A JPS6187969A JP S6187969 A JPS6187969 A JP S6187969A JP 20999484 A JP20999484 A JP 20999484A JP 20999484 A JP20999484 A JP 20999484A JP S6187969 A JPS6187969 A JP S6187969A
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JP
Japan
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signal
capacitor
ignition
coil
circuit
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JP20999484A
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English (en)
Inventor
Norihito Tokura
規仁 戸倉
Michiyasu Moritsugu
森次 道泰
Takeshi Tanaka
猛 田中
Seiji Fujino
藤野 誠二
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Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P7/00Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
    • F02P7/02Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors
    • F02P7/03Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors with electrical means
    • F02P7/035Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors with electrical means without mechanical switching means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P15/00Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits
    • F02P15/08Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits having multiple-spark ignition, i.e. ignition occurring simultaneously at different places in one engine cylinder or in two or more separate engine cylinders

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はイグニッションスパーク方式を用いた内燃機関
の点火装置に関する。この装置は主に自動車用内燃機関
あ点火に用いられる。
〔従来の技術〕
内燃機関に用いられるCD1方式点火装置は、アーク時
間が短くまた1気筒当り1個の点火プラグしか付いてい
ないため、始動時、低速回転時、又はリーンバーン時に
は火炎が成長しないので失火しやすいという問題がある
〔発明の目的〕
本発明の目的は、内燃機関の1気筒当りに複数個の点火
プラグを装着し、さらに極めて短い周期で複数のスパー
クを適当な期間中連続して発生させるという構想に基づ
き、高速回転時に点火エネルギーが不足しないよう確保
し、また低速回転時やリーンバーン時に火炎不成長や失
火が生じないよう火炎持続時間を確保し、それにより着
火性能の向上をはかり、中高速回転時で燃焼速度が速い
時は気筒当りの点火プラグ数を減少させて燃焼室内の圧
力上昇率を低下させ、爆音やエンジン振動を少なくする
ことにある。
〔発明の構成〕
本発明においては、直流電圧を発生する直流電源、第1
.第2及び第3の3個の1次コイルと第1及び第2の2
([1ilの2次コイルを有し、第1及び第2の1コイ
ルと第1の2次コイルを第1の鉄心に巻装し、第3の1
次コイルと第2の2次コイルを第2鉄心に巻装した点火
コイルと、2個の2次コイルに接続される複数個の点火
プラグ、第1及び第2の1次コイルの共通接続点である
1次コイル中点に接続されるコンデンサ、第1の1次コ
イルとコンデンサと該直流電源とともに閉回路を構成す
る第1のスイッチング素子、第2の1次コイルとコンデ
ンサとともに閉回路を構成する第2のスイッチング素子
、第3の1次コイルとコンデンサとともに閉回路を構成
する第3のスイッチング素子、及び点火指示信号に従っ
て動作し、第1のスイッチング素子及び第2のスイッチ
ング素子、又は第1のスイッチング素子及び第3のスイ
ッチング素子が所定のタイミングで交互に導通するよう
に通電信号を発生する信号発生回路、とを具備した内燃
機関の点火装置が提供される。
〔実施例〕
本発明の一実施例としての内燃機関の点火装置が第1図
に示される。
直流電源1は例えばバッテリを用いた電源であり、エン
ジンキースイッチ2を介してDC−DCコンバータ3に
直流電圧を供給する。エンジンキースイッチ2は運転時
には閉成し、停止時には開放するスイッチである。また
、DC−DCコンバータ3は直流電源1の直流電圧例え
ば12Vを約200■の直流電圧に変換するコンバータ
であり、トランジスタを自励発振させてトランスで昇圧
した後、整流して直流高電圧を供給する周知の回路構成
のものである。コンデンサ4はDC−DCコンハーク3
の出力電圧を平滑化して蓄え、後述の過渡的な大電流を
供給するだめのものである。
点火時期検出装置5はシグナルロータ51、ピックアッ
プ53を備える。シグナルロータ51は磁性材料よりな
る点火時期検出用のものであり、気筒数に対応する数の
突起部52を有し、エンジン回転数の1/2の回転数で
同期して回転する図示しないシャフトに取り付けられて
いる。ピンクアップ53は点火時期検出用のものであり
、磁性材料からなる磁心531のまわりに巻装されたコ
イル533と永久磁石532とから構成され、シグナル
ロータ51の突起部52がピックアップ53の磁心53
1と対向したときに閉磁路が形成されるように配置され
る。
シグナルロータ51とピックアップ53の位相関係は、
図示しないがエンジン回転数、負荷に応じて適当に変化
するようになっており、最適な点火時期が得られるよう
になっている。
整形回路6はピンクアップ53の出力信号を波形整形し
、点火時期に対応したrlJレベル(以下、単に「1」
と記す)の信号を出力する回路である。
この整形回路6の詳細が第2図に示される。抵抗611
.612、コンデンサ613で設定されたバイアス電圧
vbが端子601を介してピックアップ53のコイル5
33の一昂1に印加される。
このバイアス電圧vbはさらにコンパレータ614の反
転入力端子に基準電圧として印加される。
コンパレータ614の非反転入力端子は端子6゜2を介
してコイル533の他端に接続されており、コイル53
3の起電力の正負に応じてコンパレータ614の出力に
は「1」、またはr(IJレヘル(以下、単に「0」と
記す」の信号が発生する。
コンパレータ614の出力から非反転入力端子に抵抗6
15を介して正帰還がかけられており、この正帰還回路
はヒステリシスをもつシュミットトリガの機能を有する
ためノイズに対して誤動作を防止する効果がある。コン
パレータ614の出力はインバータ616で反転されて
端子603を介して点火時期信号として出力される。
第1図において、気筒判別装置8はシグナルロータ80
とピックアップ82とを備える。シグナルロータ80は
気筒判別用のものであり、エンジン回転数の1/2の回
転数で同期して回転する図示しないシャフトに取り付け
られており、1つの突起部81を有している。ピックア
ップ82は気筒判別用のピックアップであり、前述の実
施例のピンクアップ53と同じ原理のものであるが、異
なる点としてピックアップ53の磁心はシグナルロータ
51の4つの突起部と閉磁路を形成する構造となってい
るのに対し、ピックアップ82の磁心は開磁路となるこ
とである。
゛シグナルロータ80とピックアップ82の位相関係は
前述のシグナルロータ51とピンクアップ53とは異な
り、エンジン回転数、負荷により変化しない固定のもの
である。シグナルロータ80が1回転すると、ピンクア
ップ82の出力に1パルスを出力する。このパルス位置
は第1気筒の上死点前60°の位置に設定する。ピンク
アップ82の出力は整形回路6′に導かれる。整形回路
6′は整形回路6と同一の回路構成である。
点火プラグ数制御回路10は、図示しないエンジンの各
種センサ信号に基づいてエンジンの空燃比(A/F)を
設定する機能をもう、理論空燃比とリーンバーンの2種
類の空燃比(A/F)を設定することができ、論理空燃
比の時はrlJを、リーンパンの時はrOJの点火プラ
グ数制御信号を端子101から出力するものである。
トリガ信号発生回路9は整形回路6からの点火時期信号
と整形回路6′からの気筒判別信号から、所定の期間だ
け短周期で繰り返す互いに180゜位相の異なる2つの
トリが信号S (A)1〜4、S (B)1〜2を作る
。このトリガ信号発生回路9の詳細が第3図に示される
。端子901を介してワンショットマルチ711に、整
形回路6からの点火時期信号が導かれる。ワンショット
マルチ711はこの点火時期信号の立ち上がりでトリガ
され、コンデンサ712、抵抗713で定ま□る一定時
間(例えば2m5e’c)にわたり「1」の信号を出力
端子Qに発生する。
ノアゲート714.715はセントリセット、フリップ
フロップとなるように互いに接続されており、ワンショ
ットマルチ711の出力がrlJになるとノアゲート7
14の出力は「0」、ノアゲート715の出力は「1」
となる。バイナリプリセッタブル・アップダウンカウン
タ717は4ビツトのカウンタ回路であり、そのリセッ
ト端子にノアゲート714の出力が導かれており、ノア
ゲート714の出力が「0」になるとカウントを開始し
、「1」になるとリセットされる。なお、このカウンタ
717はダウンカウントモードにセントされており、プ
リセット機能は使用していない。
クロック発生回路716は例えば約80KHzの周波数
のクロック信号を連続して発生する回路であり、該クロ
ック信号はカウンタ717のクロック入力端子に導かれ
る。ノアゲート718は一方の入力端子がワンショット
マルチ711の出力端子に接続され、他方の入力端子が
カウンタ717の16分の1分周出力であるQD出力端
子に接続される。そして両出力端子のレベルが「0」と
なったとき、ノアゲート718の出力は「1」となる、
この出力はノアゲート715に導かれており、ノアゲー
ト714,715で構成されるフリップフロップを反転
させる。
カウンタ717のQo比出力、さらにそれぞれインバー
タバッファ719,720を介してワンショットマルチ
721,728に導かれる。ワンショットマルチ721
はインバータバッファ719の出力の立ち下がりでトリ
ガされ、コンデンサ722、抵抗723で定まる一定時
間(例えばlOμ5ec)にわたり「0」の信号を出力
端子方に発生する。この信号は抵抗724,725を介
してトランジスタ726のベースに導かれる。ワンショ
ットマルチ721の−d一端子が「0」のとき、トラン
ジスタ726はオンとなり、そのコレクタずなわち端子
702に「1」のトリガ信号S (A)を発生する。
ワンショットマルチ728はインハータパソファ720
の出力の立ち上がりでトリガされ、コンデンサ729、
抵抗730で定まる一定時間(例えば5μ5ec)にわ
たり「0」の信号を出力端干すに発生する。この信号は
抵抗731,732を介してトランジスタ733のベー
スに導かれる。
ワンショットマルチ728のQi子が「0」のとき、ト
ランジスタ733はオンとなり、そのコレクタすなわち
端子703に「1」のトリガ信号5(13)を出力する
。カウンタ912はデコーダ付カウンタであり、そのリ
セット端子Rには整形回路6′の出力(fi号が入力さ
れ、この出力信号によりカウンタ912はリセットされ
る。またクロック端子Cには整形回路6の出力信号が入
力され、カウンタ912はこの出力信号をカウントする
カウンタ912のデコード出力端子の、■、■。
■の出力信号はそれぞれアンドゲート908,909.
910,911の一方の入力端子に導かれ、他方の入力
端子に端子702より導かれたトリガ信号S (A)と
アンド論理をとり、トリガ信号5(A)1、S (A)
2、S (A)3、S (A)  4を端子903,9
04,905,906にそれぞれ出力する。
端子703より導かれたトリガ信号S (B)は、アン
ドゲート920と921により点火プラグ数制御信号入
力端子909の信号及びインバータ922で反転した信
号とアンド論理をとり、トリガ信号S (B)  1.
 S (B) 2を端子907,908にそれぞれ出力
する。
第1図において、各パワー回路18a、18b。
18c、18d (18b、18c、18dは18aと
同一なので省略)は気筒毎に合計4(flit設けられ
、共通パワー回路20.21とともに作動し、DC−D
Cコンバータ3からの電源供給とトリガ信号発生回路9
からのトリガ信号S (A)1〜4、S (B)1〜2
により、所定の期間だけスイッチング動作を行ない、気
筒毎に4個有する点火プラグ241a、242a、24
3a、244aのうち、2個又は4111i1をスパー
クさせる。
次にパワー回路18aと共通パワー回路20゜21につ
いて説明する。
サイリスタ13aはそのアノードがコンデンサ4の正極
端子に接続され、そのカソードが点火コイル16aの第
1の1次コイル161aの一端に接続される。このサイ
リスタ13aのゲートにはトリガ信号発生回路9からト
リガ信号S (A>  1が絶縁用のパルストランス1
35aを介し、さらにダイオ−1” 131 a 、抵
抗132a、コンデンサ133a、抵抗134aからな
るノイズ防止回路を経て供給される。
共振用コンデンサ15aは、点火コイル16aの1次コ
イル中点169aに接続される。このサイリスタ13a
によって、コンデンサ4、サイリスタ13a、第1の1
次コイル161 a、共振用コンデンサ15aからなる
第1の閉回路が形成される。
サイリスク200はそのアノードがダイオード171a
を介して、点火コイル16aの第2の1次コイル162
aの一端に接続され、そのカソードが共振用コンデンサ
15aの一端(アース)に接続される。サイリスタ20
0のゲートにはトリガ信号発生回路9からトリガ信号S
 (B)1がパルストランス205を介し、さらにダイ
オード201、抵抗202,204、コンデンサ203
からなるノイズ防止回路を経て供給される。このサイリ
スタ200によって、第2の1次コイル162a、ダイ
オード171a、サイリスタ200、共振用コンデンサ
15aからなる第2の閉回路が形成される。
サイリスタ210はそのアノードからダイオード172
aを介して、点火コイル16aの第3の1次コイル16
3aの一端に接続され、そのカソードが共振用コンデン
サ15aの一端(アース)に接続される。サイリスタ2
10のゲート12はトリガ信号発生回路9からトリガ信
号S (B)2がパルストランス215を介し、さらに
ダイオード211、抵抗212,214、コンデンサ2
13からなるノイズ防止回路を経て供給される。このサ
イリスク210によって、第3の1次コイル163a、
ダイオード172a、サイリスタ210、共振用コンデ
ンサ15aからなる第3の閉回路が形成される。
点火コイル16aは、第1の1次コイル161a、第2
の1次コイル162a、第3の1次コイル163a、第
1の2次コイル164a、第2の2次コイル165a、
第1の鉄心166a、第2の鉄心167aからなり、第
4図にこの点火コイル16aの構造を示す。
第1及び第2の1次コイル161a、162aの巻数は
それぞれ約40ターン、第1の2次コイル164aの巻
数は4000ターンで、第1の鉄心166a上に巻線さ
れており、この1次コイルと2次コイルの巻数比は約1
00に設定しである。
第3の1次コイル1763aの巻数は約40ターン、第
2の2次コイル165aの巻数は約4000ターンで、
第2の鉄心167a上に巻線されており、この1次コイ
ルと2次コイルの巻数比は約100に設定しである。
第1及び第2の1次コイル161a、162aは、通電
時に第1鉄心166a中に互いに同一方向に磁界が発生
する様に、第1及び第2の1次コイル161a、162
aの一端を共通した接続点(1次コイル中点)169a
を有する。
第1の2次コイル164aは鉄心166aを介して第1
及び第2の1次コイル161a、162aと磁気的に結
合しており、1次コイル161 a。
162aに発生する電圧を昇圧して2次コイル164a
から出力する。
第2の2次コイル165aは鉄心167aを介して第3
の1次コイル163aに磁気的に結合しており、1次コ
イル163aに発生する電圧を昇圧して2次コイル16
5aから出力する。
第4図に構造を示す様に、点火コイル16aの第1の1
次コイル161a及び第2の1次コイル162aが共に
第1の2次コイル164aに磁気結合する様に鉄心16
6a上に巻線されてい、る。
また、第3の1次コイル163a、と第2の2次コイル
165aは互いに磁気結合する様に鉄心167a上に巻
線されている。
第1及び第2の2次コイル164a、165aの各出力
端子には点火プラグ241a、242a。
243a、244aの合計4個が接続される。
上述の如くパワー回路teaの構成を詳述したが、パワ
ー回路18 b、  18 c、  18 dの構傅も
パワー回路18aに全く同一であるため説明を、略す。
異なる点は、トリガ信号発生回路9から導かれるトリガ
信号が、パワー回路18b、18c、18dに対して、
それぞれS (A)2、S (A)3、S (A)4で
あることだけである。
なお、この第1図装置における各半導体装置としては下
記のものを使用した。
ワンショットマルチ711  ・・・東芝製TC452
8BPノアゲート 714,715.718    〃
TC4001BPアップダウンカウンタ 717・・・
 〃TC4516BPインパーク 719.720.9
22  ・・・ 〃TC4049BPワンショットマル
チ721 、728・・・TI社製74LS221 デコーダ付カウンタ912  ・・・東芝製TC401
7BPアンドゲート908.909,910,911,
920.921・・・東芝製TC40188P 次に第1図装置の動作について説明する。
第5図は第1図装置の各部信号波形図であり、それぞれ
(1)はピックアップ53の出力電圧、(2)はピンク
アップ82の出力電圧、(3)は整形回路6の出力であ
る点火時期信号、(4)は整形回路6′の出力である気
筒判別信号、(5)はワンショットマルチ711の出力
である点火時期信号、(6)はノアゲート714の出力
信号、(7)はカウンタ717のQD出力信号、(8)
はインバータバッファ71b、720の出力信号、(9
)はトリガ信号S (A)、(10)はトリガ信号S 
(B)の波形をあられす。(11)、(12)、(13
)、(14)はそれぞれカウンタ912の出力端子■、
■、■、■の出力である気筒選択信号、(15)、(1
6)、(17)、(18)はそれぞれアンドゲート90
8,909,910,919の出力であろトリガ信号S
 (A)1、S (A)2、S (A)3、S (A)
4、(19)はトランジスタ733の出力であるトリガ
信号S (B)である。
まず、エンジンキースイッチ2をオンにするとDC−D
Cコンバータ3に直流電源1から+12■の直流電圧が
供給されてここで+200■に昇圧され、この2 ’O
OVの直流電圧はコンデンサ4に常時蓄えられる。
エンジンの回転に応じてシグナルロータ51が回転し、
ピックアップ53のコイル533に第5図(1)に示す
波形をした起電力が発生する。この起電力の正から負に
切り替わる点が点火時期である。
コイル533は整形回路6によってバイアス電圧vbで
バイアスされており、コンパレータ614が正常に作動
できるようにしである。このコンパレータ614の作動
に基づく波形回路6で波形整形され、第5図(3)に示
す点火時期でrlJに立ち上がる信号となる。
エンジンの回転に応じてシグナルロータ80が回転し、
前記ピックアップ53と同様の原理でピックアップ82
に第5図(2)に示す波形をした起電力が発生する。こ
の起電力の正から負に切り替わる点が気筒判別時期であ
る。この起電力は前記整形回路6と同一構成の整形回路
6′で波形整形され、第5図(4)に示す気筒判別時期
で「1」に立ち上がる信号となる。
整形回路6の出力信号はトリガ信号発生回路9に入力さ
れ、その立ち上がり部分でワンショットマルチ711を
トリガし、第5図(5)に示すパルス幅約2m5eCの
パルス状の点火時期信号を発生させる。このパルス幅を
点火期間とする。点火期間信号はノアゲート714に入
り、ノアゲート714.715で構成されるフリップフ
ロップを反転させる。これにより第5図(6)に示すよ
うにノアゲート714の出力は「0」となる。
ノアゲート714の出力はカウンタ717のリセット端
子に導かれ、この出力がrOJのときカウンタ717は
リセットが解除される。このリセット解除によりカウン
タ717はクロック発生回路716からの約80KHz
のクロック周波数でカウントを開始する。ここでカウン
タ717は4ピツトのバイナリカウンタであり、ダウン
カウントモードにセットしであるから、最初のクロック
信号の立ち上がりでカウンタ717の内容は0から15
へ変化する。すなわちカウンタ717のQD小出力「0
」から「1」となる。以降、クロック信号が到来するた
びにダウンカウントを繰り返し、0.15.14.  
・・・、2,1,0,15.  ・・・と周期的に内容
が変化していく。このとき16分の1分周出力であるQ
D小出力、カウンタ717の内容が8〜15のとき「1
」となる′ため、クロ・ツク周波数の16分の1の周波
数である第5図(7)に示すデユーティ比50%の方形
波を発生する。第5図(7)におけるパルス1個の幅は
100μsec、パルスとパルスの間隔は100μse
cである。
点火時期信号が立ち上がってから約2ms e c後、
ノアゲー1−714の入力は「0」となる。このときず
くにカウンタ717にリセットをかけてしまうと、その
直前のQD小出力「1」の時間幅が短くなってしまい、
後述のサイリスクの転流がうまく行われなくなる。この
対策としてワンショットマルチ711の出力とカウンタ
717の出力とをノアゲート718の入力に導くことに
より、QD小出力rOJのときにのみノアゲート718
の出力が「1」となってノアゲート714,715から
なるフリップフロップを反転させ、それによりノアゲー
ト714の出力をrlJにしてカウンタ717にリセッ
トをかけるようにしている。
以上の説明のように、点火時期信号からクロック信号1
周期(12,5μ5ec)以内の遅れでQD小出力クロ
ック周波数の16分の1  (5KHz)の方形波が少
なくとも点火期間中、整数個発生する。この信号はイン
バータバッファ719,720で反転されて第5図(8
)に示す信号となる。
ワンショットマルチ721はインバータバッファ719
の立ち下がりでトリガされ、約5μsecのパルスを発
生し、トランジスタ726をオンにして第5図(9)に
示すトリガ信号S (A)を端子702へ出力する。ま
たワンショットマルチ728はインバータバッファ72
0の出力の立ち上がりにてトリガされ、約5μsecの
パルスを発生し、トランジスタ733をオンにして第5
図(10)に示すトリガ信号S (B)を端子703へ
出力する。すなわちトリガ信号S (A>とS (B)
は位相が相互に180″異なる、周期200μ5ecs
パルス幅5μsecの信号である。
整形回路6′の出力信号はトリガ信号発生回路9に入力
され、その立ち上がり部分でカウンタ912がリセット
されてから、整形回路6からの1番目の信号を受けるこ
とにより、カウンタ912の出力端子■には第5図(1
1)に示す波形のデコードされた第1気筒選択信号が出
力される。同様に、2番目の信号により出力端子■に第
5図(12)に示す第3気筒選択信号が、3番目の信号
により出力端子■に第5図(13)に示す第4気筒選択
信号が、4番目の信号により出力端子■に第5図(14
)に示す第2気筒選択信号がそれぞれあられれる。なお
、出力端子■のrlJの時間が他の出力よりも短いのは
途中でリセットされるからである。
アンドゲート908,909,910,911の一方の
入力にはそれぞれカウンタ912の出力端子■、■、■
、■の出力波形が入力され、他方の入力にはトランジス
タ726より第5図(9)に示すトリガ信号S (A)
が共通に入力される。したがって、端子903には第1
気筒用のトリガ信号S (A)1が、端子904には第
3気筒用のトリガ信号S (A)2が、端子905には
第4気筒用のトリガ信号S (A)3が、端子906に
は第2気筒用のトリガ信号S (A)4が、それぞれ出
力される。また端子907にはトリガ信号S (B)が
出力される。これらトリガ信号S (A)1.5(A)
2、S (A) 3、S (A) 4、S (B)の各
信号波形は第5図(15) 、  (16) 、  (
17)、(18)、(19)に示される。
アンドゲート920.921の一方の入力にはそれぞれ
点火プラグ数制御信号入力端子909の信号及びインバ
ータ922で反転された信号が入力されており、他方の
入力端子には端子703からのトリガ信号S (B)が
入力されている。従って、点火プラグ数制御信号が「1
」の時はトリガ信号S (B)が端子907からトリガ
信号S (B)1として出力され、また点火プラグ数制
御信号が「0」の時はトリガ信号S (B)が端子90
8からトリガ信号S (B)2として出力される。
次に高圧発生部の動作を説明する。第6図は本実施例に
おける各部の信号を第5図よりも時間的に拡大して示し
た波形図である。
点火プラグ数制御信号はrlJとし、点火プラグ数が2
個の場合をまず説明する。第6図において、それぞれ(
])はトリガ信号S (A)IS(2)はトリガ信号S
 (B) 、(3)はコンデンサ15aの端子電圧、(
4)はサイリスタ13aのカソード電圧、(5)はサイ
リスタ13aの通電電流、(6)はサイリスク200の
アノード電圧、(7)はサイリスタ200のアノード電
圧、(7)はサイリスク200の通電電流の波形を示す
第6図(1)に示すトリガ信号S (A)1はパルスト
ランス135a、ノイズ防止回路を介してサイリスク1
3aをトリガする。同様に第6図(2)に示すトリガ信
号S (B)はパルストランス205、ノイズ防止回路
を介してサイリスタ200をトリガする。
まず、サイリスタ13aがトリガされてオンとなると、
コンデンサ4、サイリスタ13a、1次コイル161a
、コンデンサ15aからなる閉回路に電流が流れる。こ
のとき、コンデンサ4の容量はコンデンサ15aの容量
に比べて十分に大きいので、コンデンサ4を一定電圧(
200V)の電源と考えることができる。また、第1の
1次コイル161aの抵抗とサイリスタ13aの抵抗と
からなる回路の抵抗分は十分に小さいため、この第1の
閉回路はコンデンサ15aの容量C(例えば2μF)と
第1の1次コイル161aのインダクタンスしく例えば
50μH)とで決る条件で共振する。
共振時の電流は第1図におけるコンデンサ4の正極端子
、サイリスタ13a、第1の1次コイル161a、コン
デンサ15a、コンデンサ4の接′地極端子の方向に流
れ、第6図(5)に示す正弦半波状の波形となる。その
ピーク電流値は約150A、通電時間は約20μsec
である。この通電によりコンデンサ15aに加わる電圧
は、第6図(3)に示す様に約500Vまで増加する。
サイリスク13aはi>Qのときのみオン状態を持続す
るが、第6図(5)に示す様にi≦0となると転流して
オフ状態となる。
この様に、第1図装置においては、1次コイル16a、
コンデンサ15a1スイツチング素子13a、及び直流
電源を含む回路に共振による振動電流が流れるため、サ
イリスタ13aは自動的に転流するので、特別に転流回
路を付加する必要がなくなる。
サイリスタ13aがオフした時、コンデンサ15aに蓄
積されている電圧は約600vであり、直流電源電圧2
00Vの約3倍であるが、この原因は前記共振現象に基
づ(増幅作用によるものである。
次に、サイリスク200がトリガされた場合について説
明する。サイリスタ200がオンになると、コンデンサ
15a1第2の1次コイル162a1ダイオード17a
、サイリスク200からなる閉回路が形成され、コンデ
ンサ15aに蓄えられた電荷はコンデンサ15aの上側
端子、第2の1次コイル162a、ダイオード171a
、サイリスク200、コンデンサ15aの下側端子の方
向に流れ、第6図(7)に示す正弦半波状の波形となる
。サイリスク200は前記サイリスタ13aの時と同時
に、ピーク電流値は約150A、通電時間は約20μs
ecである。この通電によりコンデンサ15aに加わる
電圧は、第6図(3)に示す様に約600vから約−4
00■まで減少する。第6図(7)に示すサイリスク2
0の通電電流波形がゼロになると、前記サイリスタ13
aの時と同様に自然転流するので、特別な転流回路は不
要である。
この時、連続してサイリスタ13aとサイリスク200
とを交互にトリガすることで、第1の1次コイル161
aと第2の1次コイル162aに交互に電流が流れる。
ここまでの説明では、点火コイル16aの第1の2次コ
イル164aについては述べていないので、次にこれに
ついて説明する。
第1及び第2の1次コイル161a、162aと第1の
2次コイル164aとは巻数比が約100に設定しであ
るので、1次コイルの印加電圧の約100倍の電圧が2
次コイルに発生する。
第1及び第2の1次コイル161a、162aに印加す
る電圧は約600■であるから、前記巻数比的100よ
り600 (V)xloo=60(KV)の高電圧が第
1の2次コイルに発生する計算になるが、実際には点火
コイル16aの損失等により約40KVが発生し、放電
による点火を行なうに十分な電圧となる。
第1の2次コイル164aの発生電圧は、このコイルに
接続された2個の点火プラグ241 a。
242aに供給され、点火ギャップの接地電極へ放電さ
れて点火が行われる。
放電によりいったん放電路が形成されると、付近の空気
がイオン化されてアーク放電となり、その放電維持電圧
(約500V〜IKV)以下になるので誘導放電を持続
する。この持続時間は通常の点火装置のそれ(約2ms
 e c)と比べると短いが、この誘導放電が終われば
すぐに次のサイクルが介しするため、放電ギャップ間に
残存されているイオンにより容易に再放電が起き、放電
はほとんど途切れることなく持続される。この持続時間
はトリガ信号発生回路9において電気的に設定した点火
時期によって決めることができるため、完全な着火を行
なえるよう十分に長い時間に設定することは容易である
また、一方のサイリスクがオンとなっている時間の約半
分は他方のサイリスクは逆阻止状態になるので、トリガ
信号S (A)1.S (B)の繰り返し周期を短くす
ることができる。このように第1図装置は自動車用内燃
機関の点火制御において、極めて短い周期で複数のスパ
ークを適当な時間にわたり連続して発生させることがで
きるので、内燃機関の着火性能の向上を図れる。
以上の説明は、点火プラグ数制御信号が「1」であり、
点火プラグ241aと242aの2IvAのみを点火さ
せる場合であり、混合気の着火が良く燃焼速度が速い場
合に適用する。
次に、点火プラグ数制御信号が「0」で、点火プラグ数
が4個の場合について説明する。
点火プラグ数が2個の場合と異なる点は、第6図(2)
のトリガ信号S (B)が共通パワー回路21に導かれ
、サイリスタ210が作動する点である。
従って、第6図(1)、(2)に示すトリガ信号S (
A)L S (B)に応じてサイリスタ13aと210
が交互に通電する。この結果、第1の1次コイル161
aには第6図(5)に示す電流が流れ、第3の1次コイ
ル163aには第6図(7)に示す電流が流れ、第2の
1次コイル162aには電流が流れない点が異なる。
第1の1次コイル161aと第1の2次コイル242a
とは巻数比が約100に設定しであるので、1次コ・f
ルの印加電圧の約100倍の電圧が第1の2次コイル2
42aに発生する。また、第3の1次コイル163aと
第2の2次コイル165aとは巻数比が約100に設定
しであるので、1次コイルの印加電圧の約100倍の電
圧が第2の2次コイル165aに発生する。
第1及び第3の1次コイル161a、163aに印加す
る電圧は約600■であるから、前記巻数比約100倍
より600 (V)x100=60(K V)の高電圧
が第1及び第2の2次コイルに発生する計算になるが、
実際には点火コイル16aの損失等により約40KVが
発生し、放電による点火を行なうに十分な電圧となる。
第1の2次コイル164aの発生電圧は、このコイルに
接続された2個の点火プラグ241 a。
242aに供給され、また第2の2次コイル165aの
発生電圧は、このコイルに接続された2f囚の点火プラ
グ243a、244aに供給され、合計4個の点火プラ
グがそれぞれの点火ギャップの接地電極へ放電されて点
火が行われる。
以上の説明は、点火プラグ数制御信号がrOJであり、
4個の点火プラグ24ta、242a。
243a、244aを、241aと242aを1組、2
43aと244aを1組として、1組づつ交互にスパー
クすることができ、結局4個の点火プラグをスパークす
ることができるため、エンジン低回転時やリーンバーン
時の様に混合気の着火が悪く燃焼速度が遅い場合に通用
する。
以上の説明は、第1図に示す回路のうち第1気筒の点火
に関わる部分のみについて述べた。つまり、高電圧発生
部については、パワー回路18aとパワー回路20.2
1についてのみ述べた。
他の3.4.2気筒についても以上説明した第1気筒の
点火の場合と全く同様であり、詳しい説明は省略するが
、第3気筒の場合はパワー回路18bとパワー回路20
.21が、第4気筒の場合はパワー回路18cとパワー
回路20.21が、第2気筒の場合はパワー回路18d
とパワー回路20.21がそれぞれ1組となって点火時
期で交互に繰り返して作動し、それぞれの気筒に備え付
けた点火コイル16 a、  16 b、  16 c
、  16 dが適当な時期に繰り返し通電する。
ここで、各気筒のパワー回路18 a、  18 b。
18c、18dが相互干渉を起こさない様にダイオード
171 a、  172 a、  17 l b、  
172 b。
171c、172c、171d、172dが設けである
。これらのダイオードの機能を説明する。
まず、点火プラグ数制御信号が「1」の時で、ダイオー
ド171a、171b、171c、171dが作動する
場合について説明する。
各気筒のパワー回路18 a、  18 b、  18
 c。
18dと共通のパワー回路20は各気筒点火終了が共通
のパワー回路20の通電、つまりサイリスタ200の通
電で終了するようにしであるので、第6図(3)、 (
71よりサイリスク200の通電後はコンデンサ15a
、15b、15c、15dの電圧は約−400vに蓄電
した状態で終了する。従って、各軍部のパワー回路16
 a、  16 b、  16 c。
16dのダイオード171a、171b、171C,1
71dの中で、点火期間でない気筒のパワー回路のダイ
オードは常に逆阻止状態である。
この結果、各気筒のパワー回路の中で点火期間でないパ
ワー回路は、ダイオード171a、171b、171c
、171dにより切り離されて、点火期間である気筒の
パワー回路に全く影響を与えない。
以上の動作を第1.第3.第4.第2の気筒の順に行な
うことで、各気筒の上死点付近で2個の点火プラグで繰
り返し放電を行ない、確実な着火を行なえる。
次に、点火プラグ数制御信号が「0」の時で、ダイオー
ド172a、172b、172c、172dが作動する
場合について説明する。
各気筒のパワー回路18 a、  18 b、  18
 c。
18dと共通のパワー回路21は、各気筒点火終了が共
通のパワー回路21の通電、つまりサイリスク210の
通電で終了するようにしであるので、第6図(3)、 
(7)よりサイリスク2100通電後はコンデンサ15
a、15b、15c、15dの電圧は約−400Vに蓄
電した状態で終了する。従って、各気筒のパワー回路1
6 a、  16 b、  16 c。
16dのダイオード172a、172b、172C,1
72dの中で、点火期間でない気筒のパワー回路のダイ
オードは常に逆阻止状態である。
この結果、各気筒のパワー回路の中で点火期間でないパ
ワー回路は、ダイオード172a、172b、172c
、172dにより切り離されて、点火期間である気筒の
パワー回路に全く影響を与えない。
以上の動作を第1.第3.第4.第2の気筒の順に行な
うことで、各気筒の上死点付近で4個の点火プラグで繰
り返し放電を行ない、確実な着火と燃焼のスピードアッ
プをはかれる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、内燃機関の点火に際して、極めて短い
周期で繰り返し複数の放電が可能で、しかも1個の点火
コイルで1気筒当り4個又は2個の点火プラグを放電す
ることができ、中高速回転時で燃焼速度が速い時は気筒
当り2個の点火プラグで点火し、燃焼室内の圧力上昇率
を低下させ、爆音やエンジン振動を少なくし、低速回転
時やリーンバーン時で着火性が悪く燃焼速度が遅い時は
気筒当り4個の点火プラグで点火することができて、確
実な着火を行なうとともに燃焼速度を上げることができ
る。この結果、未燃ガスの減少、急速燃焼によるパワー
アップ、ノンキングの低減が可能になり、低速回転時に
は燃焼の安定性向上により回転ムラの減少、アイドル回
転数の低下による燃費向上、中高速回転時においてはパ
ワーアップのみならず、着火性の向上によるリーンバー
ン化が可能となり、さらにノッキング低減により点火時
期の進角が容易になって、この結果大幅な燃費向上がは
かれるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての内燃機関の点火装置
を示す電気回路図、第2図は第1図装置における整形回
路の電気回路図、第3図は第1図装置におけるトリガ信
号発生回路の電気回路図、第4図は第1図装置における
点火コイルの模式構造図、第5図は第1図装置における
各部信号波形図、第6図は第1図装置における各部信号
波形図を第5図よりもさらに時間的に拡大した各部波形
図である。 1.3.4・・・直流電源を構成するバッテリ、DC−
DCコンバータ、コンデンサ、5・・・点火時期検出装
置、6.6′・・・整形回路、9・・・トリガ信号発生
回路、8・・・気筒判別装置、18a〜18d・・・各
気筒パワー回路、13a・・・第1のスイッチング素子
をなすサイリスク、200・・・第2のスイッチング素
子をなすサイリスク、210・・・第3のスイッチング
素子をなすサイリスク、135a、205.215・・
・パルストランス、15a・・・共振用コンデンサ、1
6a・・・点火コイル、161a・・・第1の1次コイ
ル、162a・・・第2の1次コイル、163a・・・
第3の1次コイル、164a・・・第1の2次コイル、
165a・・・第2の2次コイル、169a・・・1次
コイル中点、241a、242a、243a、244a
・・・点火プラグ、166a・・・第1の鉄心、167
a・・・第2の鉄心。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 直流電圧を発生する直流電源、 第1、第2及び第3の3個の1次コイルと第1及び第2
    の2個の2次コイルを有し、前記第1及び第2の1次コ
    イルと前記第1の2次コイルを第1の鉄心に巻装し、前
    記第3の1次コイルと前記第2の2次コイルを第2の鉄
    心に巻装した点火コイルと、 前記2個の2次コイルに接続される複数個の点火プラグ
    と、 前記第1及び第2の1次コイルが、通電時に互いに同一
    方向に磁界を発生する様に、それぞれの一端を共通に接
    続した1次コイル中点に接続されるコンデンサと、 前記第1の1次コイルと前記コンデンサ及び前記直流電
    源とともに閉回路を構成する第1のスイッチング素子と
    、 前記第2の1次コイルと前記コンデンサとともに閉回路
    を構成する第2のスイッチング素子と、前記第3の1次
    コイルと前記コンデンサとともに閉回路を構成する第3
    のスイッチング素子と、点火指示信号に従って動作し前
    記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子
    、又は前記第1のスイッチング素子及び前記第3のスイ
    ッチング素子が所定のタイミングで交互に導通するよう
    に通電信号を発生する信号発生回路とを具備した内燃機
    関の点火装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07116014A (ja) * 1993-10-25 1995-05-09 Sakai Bussan Kk 食品容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5954772A (ja) * 1982-09-22 1984-03-29 Nippon Soken Inc 内燃機関点火装置

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