JPS6161816B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6161816B2
JPS6161816B2 JP58142334A JP14233483A JPS6161816B2 JP S6161816 B2 JPS6161816 B2 JP S6161816B2 JP 58142334 A JP58142334 A JP 58142334A JP 14233483 A JP14233483 A JP 14233483A JP S6161816 B2 JPS6161816 B2 JP S6161816B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
cloth
hydroxyl groups
polyvalent isocyanate
package
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58142334A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6031760A (ja
Inventor
Yoshuki Kuroda
Hideko Kamimura
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication of JPS6031760A publication Critical patent/JPS6031760A/ja
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  • Materials For Medical Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は骨、関節の病気や骨折の時、その部分
を動かないように固定するギブス材料に関するも
のである。
従来、この種のギブス材料としては包帯に石膏
粉を付着したものが提供され、使用に際してはこ
れに湿気を与えて患部に巻きつけ、石膏を水和硬
化反応によつて硬化せしめることにより固定する
ものである。
しかしながら上記従来の材料においては製造
時、あるいは使用時に石膏粉で周囲から汚染され
ること、重量が大であり患者負担が大きいこと、
石膏が硬化し強度が発現するまで時間が遅いこと
等の欠点がある。
本発明は上記従来の欠点を解消して軽量かつ強
度が早期に発現するギブス材料を提供することを
目的とし、石膏に代えて二液硬化型ウレタンを用
いることを骨子とするものである。
本発明を以下に詳細に説明する。
本発明に用いる当布とは木綿，ポリアミド繊
維，ポリエステル繊維，アクリル繊維，ガラス繊
維，セラミツク繊維等の有機あるいは無機繊維か
らなる編織物，不織物であり包帯状、巾状等任意
の形状にされる。
本発明に用いる二液硬化型ウレタンは一分子中
に二個以上の水酸基を有する化合物と多価イソシ
アネート化合物とからなる。二個以上の水酸基を
有する化合物としてはポリエチレングリコール，
ポリプロピレングリコール，ヒドロキシアルキル
アクリレートもしくはメタクリレートの重合体、
あるいはこれらの相互の共重合体、あるいはこれ
らと他のビニル単量体との共重合体、フタル酸，
アジピン酸，二量化リノレイン酸，マレイン酸等
の有機酸とエチレングリコール，プロピレングリ
コール，ブチレングリコール，トリメチロールプ
ロパン，ヘキサントリオール，グリセリン，トリ
メチロールエタン，ペンタエリスリトール等の多
価アルコールとのポリエステル，ポリオキシプロ
ピレングリコール，ポリ（オキシプロピレン）ポ
リ（オキシエチレン）グリコール，ポリ（オキシ
ブチレン）グリコール，ポリ（オキシプロピレ
ン）トリオール，ポリ（オキシプロピレン）ポリ
（オキシエチレン）トリオール等のポリエーテ
ル、あるいは上記水酸基を有する化合物と２，４
―トリレンジイソシアネート，４，4′―ジフエニ
ルメタンジイソシアネート，ヘキサメチレンジイ
ソシアネート，メタキシリレンジイソシアネート
等の多価イソシアネートとの反応生成物であり、
末端に水酸基を有するプレポリマー等が例示され
る。上記例示は本発明を限定するものではない。
多価イソシアネート化合物としては２，４―トリ
レンジイソシアネート，４，4′―ジフエニルメタ
ンジイソシアネート，ヘキサメチレンジイソシア
ネート，メタキシリレンジイソシアネート等の一
分子中に二個以上のイソシアネート基を有する化
合物、あるいは前記二個以上の水酸基を有する化
合物と該二個以上のイソシアネート基を有する化
合物との反応生成物であり末端にイソシアネート
基を有するイソシアネートアダクトもしくはプレ
ポリマー等が例示される。
上記二個以上の水酸基を有する化合物（以下Ａ
とする）と多価イソシアネート化合物（以下Ｂと
する）とはどちらか一方を当布に含浸し、他方を
所望なれば溶剤に溶解して例えばエアゾール等に
封入しておく。そして第１図に示すように含浸当
布１を望ましくは通気性のないプラスチツクフイ
ルム，アルミホイル等からなる包装２内に封入し
ておく。使用に際しては包装２を破り第２図に示
すように患部３に巻付け、エアゾール４に封入し
た化合物をそれに吹付ける。かくしてＡとＢとは
接触し反応して短時間で強度が大きくかつ軽量な
ポリウレタンを生成して患部２が固定される。
更に第３図に示すようにプラスチツクフイルム
等で包装１０を形成し、該包装１０を隔膜１１に
よつて室１０Ａと室１０Ｂとに区画し、室１０Ａ
には封着せる入口部１０１Ａを形成し、かつ内部
には例えばＡを充填すると共に当布１２のロール
を収容し、該ロールの外端は入口部１０１Ａと共
に封着し、室１０Ｂには例えばＢを充填してお
く。上記包装１０を外部から衝撃を与えて隔膜１
１を破つてＡとＢとを混合するとともに第４図に
示すように入口部１０１Ａの封着を破つて当布１
２を引き出して患部に巻きつける。かくして当布
１２上でＡとＢとは接触しポリウレタンを生成し
て固化する。
また更に第５図に示すようにプラスチツクフイ
ルム等で包装２０を形成し、該包装２０には例え
ばＡを充填すると共に当布２２のロールを収容
し、該ロールの外端とともに入口部２０Ａを封着
し、更にプラスチツクフイルム等で形成したカー
トリツジ２３にＢを充填して内挿する。上記カー
トリツジ２３を手で押して潰し、カートリツジ２
３内のＢをＡと混合するとともに第６図に示すよ
うに入口部２０Ａの封着を破つて当布２２を引き
出して患部に巻きつけ前例と同様に固化させる。
本発明は上記したように、二個以上の水酸基を
有する化合物もしくは多価イソシアネート化合物
を含浸した当布と、該当布に塗布せられるべき多
価イソシアネート化合物もしくは二個以上の水酸
基を有する化合物とからなる両方の化合物を当布
上で接触せしめることによつて短時間で強度が大
でかつ軽量なポリウレタンが生成され患部が固定
される。
【図面の簡単な説明】
第１図は含浸当布包装状態斜視図、第２図は使
用説明図、第３図および第４図は他の実施例の使
用説明図であり、第３図は封入状態、第４図は引
き出し状態を示し、第５図および第６図は更に他
の実施例の説明図であり、第５図は封入状態、第
６図は引き出し状態を示す図である。 図中１，１２，２２……当布、４……エアゾー
ル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. １ 二個以上の水酸基を有する化合物もしくは多
    価イソシアネート化合物を含浸した当布と、該当
    布に塗布せられるべき多価イソシアネート化合物
    もしくは二個以上の水酸基を有する化合物とから
    なるギブス材料。
JP58142334A 1983-08-02 1983-08-02 ギブス材料 Granted JPS6031760A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58142334A JPS6031760A (ja) 1983-08-02 1983-08-02 ギブス材料

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JP58142334A JPS6031760A (ja) 1983-08-02 1983-08-02 ギブス材料

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JPS6031760A JPS6031760A (ja) 1985-02-18
JPS6161816B2 true JPS6161816B2 (ja) 1986-12-27

Family

ID=15312934

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JP58142334A Granted JPS6031760A (ja) 1983-08-02 1983-08-02 ギブス材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63194006A (ja) * 1987-02-05 1988-08-11 株式会社　日さく 融雪装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU623134B2 (en) * 1988-03-11 1992-05-07 Bsn Medical, Inc. Orthopaedic material of isocyanate resin

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JPS6031760A (ja) 1985-02-18

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