JPS6161641A - カルボン酸エステルと蟻酸との反応によつてカルボン酸を製造する方法 - Google Patents

カルボン酸エステルと蟻酸との反応によつてカルボン酸を製造する方法

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JPS6161641A
JPS6161641A JP18115385A JP18115385A JPS6161641A JP S6161641 A JPS6161641 A JP S6161641A JP 18115385 A JP18115385 A JP 18115385A JP 18115385 A JP18115385 A JP 18115385A JP S6161641 A JPS6161641 A JP S6161641A
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ハンス‐ウルリツヒ・ヘツヒ
ギユンテル・ブープ
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Huels AG
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Chemische Werke Huels AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/09Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides from carboxylic acid esters or lactones
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J27/00Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
    • B01J27/06Halogens; Compounds thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/347Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカルボン酸エステルと蟻酸との反応によってカ
ルボン酸またはカルボン酸混合物を製造する方法に関す
る。この反応は充分く水分を除いた媒体中において、ロ
ジウム成分、助触媒としての沃素−または臭素成分およ
び第■副族の別の金属成分または、この2番目の金属成
分の代ルにまたはこれに加えての有機系−またはリン系
化合物の群の内の配位子よ)成る触媒系の存在下に行な
う、特に本発明は酢酸およびフェニル酢酸の製造に関す
る。
反応式10タイプの反応を実施する方法はヨーロッパ特
許第45,657号明細書に記載されている: R’C00R2−)−HOOOH−+R’C0OH+R
2C00H(1)この方法は、この目的の為に一酸化炭
素を反応器中に導入することなしに、反応成分を可溶性
のイリジウム化合物および沃素系助触媒より成る触媒の
存在下に反応させることよ)成る。しかし実験例に記載
されている一反応温度のもとで生ずる如き一圧力および
得られる生成物と使用物質とof的平衡から、蟻酸の一
部が分解されることが容易に認められる。即ち反応式(
2)および(3)に従って熱的に1fff触媒によって
または全屈触媒によって@酸が分解する傾向は周知であ
る。
HCOOH−→ co +H20(2IHCOOH−→
 CO□十H2(31 例えば上記ヨーロッパ特許明細書の実施例30から、反
応式(1)に従うメチルアセテートとQMとの反応の際
にメチルアセテートより28%多い蟻酸が反応すること
が判る。上記ヨーロッパ特許明細’1FKは反応成分と
しての蟻酸および溶剤が一諸に記されて、t?シ、その
結果少なくとも僅かに加剰であることが有利であると思
われる。
反応系iC−it化炭素が加えられてない場合(上記ヨ
ーロッパ特許明細書の実施例14および26)にはロジ
ウム触媒は有効でなく、そして−酸化炭素の圧入後に反
応を実施した場合(上記ヨーロッパ特許明細書の実施例
15)Kも未だ明らかに6tJ有効でないとはっきり記
されている。この場合、実施例14および15はエステ
ル交換平衡に関して反応式1と同等と見なすことのでき
る反応式(4) %式%(4) に従う反応の変法に関する。
他方、イリジウムの場合には特に高価で且つ非常に限定
された限度内でしか使用できなく物質が適しているので
、工業的な用途の為にはm−成功しているのだから一反
応を少なくともかなシ同様に有効なロジウム系触媒を用
いて反応を実施することが有利である。
ロジウム触媒によるエステルからカルボン酸へのカルボ
ニル化反応は公知であυ、実例としてドイツ特許第t7
6ス151号E!A細書(=米国特許第& 689.5
55号明細書)が挙げられる。しかしこの場合には水が
エステルに対してなくとも等モルの量で併用され、更に
基体としてエステルは初めに酢酸の反応で開始されるが
、蟻酸エステルは用いられない。
ドイツ特許出願公告第1966.695号明細書に米国
特許第5.717670号明細書)に記載されたロジウ
ム/クロム−担持触媒は同じ制限のもとくあり、気相反
応の場合にのみ用いられ、この場合には液相中での反応
の場合の公知のクロム不合触媒よルも明らか[6まり有
効ではない。
#i酸のエステルは、ヨーロッパ49許第45.6 s
 y号の反応式4に従う既に引用し九変法による場合は
別として、青金属触flEおよび一酸化炭素の存在下に
1反応媒体の不可避の成分としてのカルボン酸なしく転
移される。か\る方法はドイツ特許第2.109.02
5号明細書(=米国特許第5.798.267号明細書
)、米国特許第4.194,056号明細書、ドイツ特
許出願公開用423へ351号、未公開のドイツ特許出
願第4533.517・3(Rh+ハロゲン化合物、場
合によっては他の成分)、%重唱515−22745号
およびドイツ特許第404へ899号明細書(Pd−、
工r−ま念けRu−化合物子ハロゲン化合物並びに他の
成分)Kよって公知である。ヨーロッパ特許出願第60
.695号くけ、ロジウム−および沃素化合物よシ成る
触媒によって実現される反応式5の反応が開示されてい
る;HOOOOH3+H20+CO→CHs0001(
+HOOOH(5)これから、カルボン酸を製造する為
の簡単で且つ経済的な方法を見出すという課題が明らか
に成る。
この課題は本発明に従って特許請求の範囲に相応して解
決される。
反応式(1)に従う反応の為のロジウムを基礎とする本
発明の触媒系は新規である。
この触媒系には、蟻酸が一酸化炭素と水に分解すること
によってエステルのケン化が可能とされる可能性または
エステル交換によって蟻酸エステルが生ずるという可能
性も対侍していない。2つ目の可能性は一部分は文献に
おいて否定されている〔プルエッチ(Pruett) 
、カクマルシク(Kacmarcik) 、”オルヵノ
メタリックス(Organometallics) ’
 1. (1983)、第1695頁〕。しかし公知の
従来技術を基準とすれば、反応式(1)に従う反応が云
うに値する程の副反応なしに進行することけ特に驚ろく
べきことである。例えばドイツ特許出願公開第1、61
8.547号明細8(=米国特許第448E1,585
号明細書)には、蟻酸がエステルとの混合状態で少なく
ともその一部分が既に約120むの比較的低い温度のも
とでC02とH2に貴金属触媒によって迅速に分解する
ことが記載されている。ヨーロッパ特許出願第60,6
95号は、反応式5に従う高い転化率の場合に@酸が分
解することを表わしている。更に後記の比較例Oにおい
て、蟻酸からの水の放出およびエステルのケン化を経る
反応式1に従う反応の進行1+どらない様式の本発明の
方法の条件下に蟻酸分解の反応速度論があることが明ら
かである。
本発明の方法はカルボン酸の製造の可能性だけを示して
いるだけでなく、任意の景のエステルまたは選択的VC
@酸を混合物から除くのくも役立ち得るしまたは、同時
に生ずる2番目のカルボン酸も使う可能性があるならば
、廃塩が生ずることもなく水またはアルコールが分離さ
れる必要もないエステル−ケン化の変法として役立ち’
16る。本発明の方法の特別の長所は、蟻酸を化学量論
量で用いることおよびそれKよって損失を避けることが
でき、反応の間に云うに値する程の水分含有量は生じず
且つ生成物が実質的に水不含の状態で生ずることにある
。本方法と以下に詳細に記す。
@酔およびエステルR’0OOR2i、充分な長い間一
般に0.1〜10時間100〜300υの高温のもとで
、ロジウム、ロジウム塩またはロジウム錯塩、助触媒と
してのハロゲンおよび、第■副族の元素の化合物の形の
第2番目の金属成分ま友はこれの代シのあるいはこれに
加えての、有機系の窒素−およびリン化合物よシ成る群
の内の配位子を含有する触媒系と接触δせる。この反応
は充分に水分を除いた媒体中で行なう。
ロジウムは微細な元素状物、無機系−または有機系塩と
してまたは錯塩化合物として用いることができる。この
場合、本方法の為に特に優れた効果を示すRhCl、・
xH2Oの如き簡単な化合物から反応条件下に活性の触
媒状態を特別な予備調製することなしに迅速に生ずるこ
とが有利である。別の適切な装入型態はRh2O3,R
hBr、 。
Rh工5.ロジウム(II)−アセチルアセトナート、
ロジウム−(H)−アセテート二量体、クロロ−ジカル
ボニルロジウム−(1)−二量体、テトラロジウム−ド
デカ−カルボニルおよびその他の多くの化合物がある。
適するのは、既に9素系−ま念はリン系配位子を含有し
て込るロジウム錯塩、例えばRh(ピリジン)3C6,
、RhcJ(pph3)、 。
Rh0A’((1!0)(P Ph5)2およびその他
の多くの化合物がある。
ハロゲン系助触供としては元素上してのま虎は化合物の
形の沃素および−弱い助触媒効果を示す一臭累が適して
いる。適する使用形態K FiXi オよびHX(X=
IまたはBr ) ノ形の化合物、無機系−および有機
系沃化物および一臭化物が包含される。無機系化合物と
しては、反応自体く不都合な影響を及ぼさない金属の塩
、例えばアルカリ金属のおよびアルカリ土類全屈のまた
は還移金属の沃化物および臭化物、ニッケルのまたは触
媒金属自体のそれらが役立ち、有機系化合物としてはア
ルキル−、アシル−およびアリール沃化物および一臭化
物が役立つ。
これらの化合物はそれぞれ単独でまたは相互の混合状態
で用いることができる。有機系の沃化−または臭化化合
物と窒素系−またはリン系配位子との付加生成物、例え
ばテトラアルキル−アンモニウム−または−ホスホニウ
ムー沃化物またはN−アルキルピリジニウム−沃化物も
適している。しかし所望の高いカルボン酸収率金得る為
には、助触媒の全量がこの結合し念状態に6るのではな
く、一部分が遊離状態でも存在するべきである。
助触媒および窒素系−ま念はリン系化合物は相応して、
沃素−および臭素原子の全体量と窒素−またはリン原子
の全体量との比が1より大きい量で用いるべきである。
沃素およびそれの化合物、特に沃化メチルまたは、原料
エステルに相応してR’工ま穴はR2工の沃化物が特に
有利である。
適する有機系窒素化合物は以下の群に属している: (a)  複素環式芳香族アミン、例えばキノリン、イ
ンキノリンおよびそれらの誘導体、ピリジンおよびそれ
の置換誘導体、例えばピコリン類およびルチジン類; (b)  芳香族アミン、例えばN、N−ジアルキルア
ニリン、N−アルキルジフェニルアミンt+は芳香族環
の所で置換されたその誘導体;(C)  脂肪族−1脂
環族−および芳香脂肪族アミン、例えばトリーローアル
キルアミン(例工ばトリーエチル−乃至トリーn−ドデ
シル−アミンま几は同じでないアルキル基を有する相応
する化合物トリス−(2−エチルヘキシル)−アミンの
如き分校状アルキル−アミ/ま念はトリシクロヘキシル
アミン、N−アルキルピロリジンおよび−ピペリジンま
たはN−アルキル−モルホリン、更に相応するg−一お
よび第ニーアミン; (d)  ホルム−およびアセトアミドの如きカルボン
酸アミドおよびそれON−アルキル−およびN、N−ジ
アルキル誘導体並び(高級カルボン酸の相応する化合物
−例えばベンズアミドの如き芳香族アミド、N−アルキ
ル−およびN、N−ジアルキル−ベンズアミド並びにラ
クタム、例えばピロリドン、N−アルキルピロリドン、
ピペリドンおよびN−アルキル−ピペリドンもこれKF
iするー。
特に有利な有機系窒素化合物は(11群の複素環式芳香
族アミン、 (tl1群のN、N−ジ置換アニリン、(
C)群の短鎖(C,〜C+4)−アルキル基で置換され
た脂環式モノ−アミンおよびfd)群のN、N−ジ置換
−カルボン酸アミドでるる。(d)群の化合物の場合に
はホルム−およびアセトアミド並びにこれらの生成物に
相応するアミドR’CONH2およびR2CONH2あ
るいはそれらのN−置換誘導体が、反応混合物に既に含
まれているカルボン酸基をこれらと一諸に導入されるの
で、特に有利でめ机 適する有機系リン化合物には一般式R3PおよびR2P
(OH2)nPR2(両式中、R基は互に同じでも異な
っていてもよく、炭素原子数1〜10のアルキル基、フ
ェニル基、置換フェニル基、フェニルアルキル基ま几は
ナフチル基を意味しセしてn==1〜6である。)で表
わされる第三−ホスファンがろる。Rが脂肪族基の場合
には、分校のない、分枝のめるまたは環状の置換基が適
する。即ち、リン原子に付く2つのR基はこれと環全形
成していてもよい。g、に有利なリン化合物はトリフェ
ニルホスファンである。
ロジウム/ハロゲン−触媒への特に有利な添加物は第■
副族の金属の化合物である。これらの内ではクロム−お
よびモリブデン化合物、特にクロム化合物が有利である
。適する使用形態にはこれら金属のカルボニル、ノ)ロ
ゲン化物、アセテート、アセチルアセトナート並びに他
の有機−ま之は無機塩および錯塩が含まれており、この
場合この種の化合物がロジウム触媒の力全失わせる成分
を含有していてはならないという条件は自明のことであ
る。
本発明の方法において用いる為には、一般式RC0OR
のエステルが適している。カルボン酸基のR1およびア
ルコール基のR2は同じものを選択するのが合目的であ
る。何故ならばそれKよって生成物の後処理が簡単だか
らである。しかしこれら両方の基は互に相違していても
よい。
例えばアルコール基の炭素原子数の大きいR2とカルボ
ン酸基の炭素原子数の小さI、、 R+と全組み合せる
ことが有利で6)得るし、この逆も有利でろ9得る。ア
ルコール基のR2としても同時九適している基に加えて
、カルボン酸基のR1としてフェニル−および置換フェ
ニル基、例えば1個以上のハロゲン原子、アルコキシ−
、ア17−ルオキシー、ヒドロキシ−、アルキ〃−また
はアリール置換基を有するフェニル基も用いることがで
きる R2基としてはfa)炭素原子数1〜30の直鎖
状−または分枝状アルキル基、特にメチル基、(b)炭
素原子数3〜12のシクロアルキル基および(07式−
(!nH2n−Ar 、特に−CH2−Arのアルアル
キル基が適している。この場合CnH2nはnが1〜2
0の直鎖状−および分枝状アルキル基を意味しそしてか
はフェニル−または置換フエ(ca)炭素原子数1〜1
0の任意のアルキル基、(cb)アルコキシ基R’O−
(R’ は炭素原子数1〜10の任意のアルキル基また
はR5−(OCIII2C1’f2)n−一但しR5=
C,〜C4−アルキル基でセしてn=1〜5である−を
意味する)、(CCりヒドキシル基または(C(1)ハ
ロゲン原子である。f換基R+=ヒドロキシフェニルま
たけR’==OHを有する化合物の使用することが、エ
ステル交換によ〕一部分においてオリゴマーをも九らす
、一般式(R’C!00)2R2またはR’(OOOR
2)2−但し前者の場合の炭素原子総数6〜30であ)
そして後者の場合には5〜30であ夛、前者の場合両方
のエステル基が同じ炭素原子の所に存在していない−の
(a)および…)群の内の二官能性化合物も同様に用い
ることができる。(C)群の化合物の場合、アルキル鎖
−CnH2n+、−が対を成していない2つのエステル
基を同様に有していてもよい。
更1cR2は式−0m1(2rQ−Ar−CpH,p−
(但しm+p=n)のアルアルキル基であってもよい。
本方法はメチル−およびベンジルエステルから酢酸ある
いはフェニル酢酸および出発化合物に相応するカルボン
酸R’ C0OHへの反応に特に適している。エステル
と@酸とは当量比で用いるのが有利である。僅かな量の
蟻酸は問題がなく、もちろん相応する量のエステルが未
反応である。過剰の蟻酸も同様に容易に用いることがで
きるが、このことは過剰の蟻酸の一部が分解する可能性
があることから、分離する追加的貴を必要とする。過剰
の@酸が特に妨害に成る蟻酸製造の場合に特に、実質的
に水および蟻酸を含まない生成物を生ずることは本発明
の方法の正忙長所である。カルボン酸の製造の為の他K
この反応は生成物混合物から含有エステルおよび含有t
@rgを除く為にも用いることができ、その場合〈は反
応条件を適当に選択することKよってエステルの混合物
からメチルアセテ−)を選択的に除くことも可能である
。カルボン酸R2000Hが同時に所望の生成物である
場合には、本方法は、塩が生ずることあるいは場合によ
っては後で再び分離すべき過剰量で水を用いることある
いは、反応の間に必要とされる、生ずるアルコールのエ
ステルからの分離を伴なう問題を回避することのいずれ
かを慣習的にエステル−ケン化する為に選らぶことでも
める。
反応は液相中で行なうのが有利である。反応が液体状態
ま念は溶融した原料あるいけ生成物の状態で順調に進行
するので、溶剤音用いる必要はない。1簗的理由から溶
剤を用いることを望むべき場合には、溶剤を容易に用い
ることができる。溶剤の例には他のカルボン酸、ケトン
類およびエーテルがあ)、この場合特別の化合物の選択
は勿論、生成物から後で分離できるかどうかに依存して
いる。それ故アルコールまたはその他のエステルは溶剤
として有利でない。
何故ならこれらは接触反応によって同様にカルボン酸を
形成するからである。
簡単に無水の生成物を得、溶媒の腐食性を減少させそし
て多量の水の存在下において増加する不所望の副反応を
回避する為に、反応を実質的に水不含の媒体中で実施す
るのが有利である。
しかし5重i!L−チよ)多くない、有利には2重量%
よ)多くない少ない水含有量は甘受し得る。
例えば用いるエステルに相応するアルコールR”ORの
如き不純物も妨害に成らない、これらも同様に反応して
カルボン酸R”C0OHに成る。
触媒成分は液相中に懸濁されていてもまたは均一に溶解
されているのが有利であ)、この場合金属成分は活性炭
、酸化アル゛ミニウムまたは珪酸ゲルの如き担体上に付
着されていてもよい。
本方法は連続的にもまたは不連続的にも実施できる。
反応の終了後に生成物は蒸留分離することができる。こ
の場合揮発性の沃素−あるいは臭素化合物は初留として
除かれそして均一相中で実II&する場合に触媒含有蒸
留溜液と一諸に反応器に戻すことができる。用いる配位
子次第で該配位子は触媒と一諸Kま念は蒸留分別物とし
て同様にプロセスに戻す。
しかし本発明の方法は、工業的に実施することにおいて
一定の特色のものに制限畜れない。
反応は関与する化合物の蒸気圧のもとてまたは不活性ガ
スの存在下で行なう、−酸化炭素雰囲気中で反応を実施
するのが特に有利である。
これはしかし反応にとって化学量論に従う必要がなく、
不活性ガスと見なされる限シ、分解に対する蟻酸エステ
ルおよび触媒活性状態の安定化の為に役立ちそして必要
な場合釦は用いる化合物からこの触媒活性状態を形成す
ることを助成する。この様に触媒の活性、選択性および
寿命が改善される。気相は、場合によっては気体状不純
物を出す為に小さい廃気流を分流させながら、循環系に
案内してもよい、−酸化炭素は水素、窒素、二酸化炭素
寸たけその他の不活性ガスを多量に含有していてもよい
。例えば本方法は合成ガス圧のもとでまたは窒素雰囲気
下で実施することができる。−酸化炭素の存在下での有
利な実施形態の場合には、反応正金出来るだけ低く維持
する為に異ガスを小i−に維持するべきである。純粋の
一酸化炭素を用いる場合〈は、反応は1〜250bar
、有利1fCFi5−1o。
bar1特K 50 barよシ少ないC〇−冷間圧の
もとで実施する。反応圧は不可避的に液状反応混合物の
組成および反応温度に依存して調整される。有利には温
度範囲および特に有利な冷間圧においては反応性は約1
0〜13 Q ’barであシ、15〜50 barの
範囲内を容易に維持することができる。他の不活性ガス
、殊に窒素を一酸化炭素の代りに用いる場合KFi冷間
−および反応圧の範囲は上記と同じである。この場合に
は最も低い圧力域において実施するのが有利である。
本方法の反応温度は100〜300で、特に160〜2
20むである。反応時間はその他の方法パラメーターに
依存して広い範囲内で変えることができ、実質的く完全
な転化率が達成される様にv4整するのが有利でるる。
一般に0.1〜10時間である。この場合2時間以下の
反応時間は容易に得られる。
出来るだけ僅かな量の触媒(中でも高価な成分としての
ロジウム)を用いることが経済性に望ましいことは容易
にわかる。それ故に本方法を非常に僅かの触媒を用いる
ことで済ませることが有利である。
j molのカルボン酸エステル当jj) 0.05〜
5グー原子、好ましくは0.1〜2 mg−原子の全屈
に相当する量のロジウム(化合物)が適している。この
場合、ロジウムとハロゲンとの原子比、特K Rh/I
は1:1000〜1:1、特に1:100〜1:5でろ
る。ロジウムと第M副族の化合物との原子比、特にRh
/Crは1:100〜10 : 1、殊1’c1:20
〜2:1である。追加的成分としての有機系の窒素−ま
たはリン化合物の群の内のあまシ有利でない配位子の1
sを用いる場合には、ロジウムとの比はRh/N ;l
)るいはRh/Pの原子比として表現して1:100〜
1:1、特lC1:40〜1:2である。この場合溶剤
としての有機系窒素化合物tl−1mOlのエステル当
シ少なくとも0.2 molの量で用いることは必要な
い。工またはBrとNあるいはPとの比は特に良い結果
を得る為に1よ夕大きく維持する。これらの3fli類
の追加的成分はそれぞれ単独でも相互の混合状態でも用
いることができる。確に原則としてそれぞれの成分はよ
フ多量に用いてもよいが、それによる向上がないし経済
的に有利でない。これに対してよシ僅かな量の場合には
、望ましくな−ことく反応時間を延長することまたは反
応条件を厳しくすることが必要である。蟻酸をエステル
R’000R2に対して商量で用いるのが有利である。
よシ僅かな量を用いることもできるが、当然にエステル
反応が不完全になる。より多量の@酸を用いることも、
tIsrllを損失し得るが、同様にできる。
以下の実施例によって本方法を更に詳細に説明する。
ハステロイ(Hastelloy ) Oより成る10
0m1  の引き上げ攪拌機付オートクレーブ(Hub
riihr aut、oklave )中に15.71
 (!l 41 mmoJ)の蟻酸、25.31 (5
41mmoj )のメチルアセテート、0.2I (0
,76mm0AりのRhO/3− I20,0.8 N
 (3,6mmoJ)のOr (CO) 6および51
 (35,2mmoj)の沃化メチルを最初に導入する
。オートクレーブを耐圧的に密封し、10 barの一
酸化炭素で2回洗浄し、次いで一酸化炭素で30 ba
rにしそして180°Cに加熱する。この温度のもとて
反応圧を50 barに調節しそして反応を1.5時間
に亘って実施する。次いで排ガス洗浄器を通して圧力解
放しそしてオートクレーブ内容物を、内部基準として役
立つ規定量の1.4−ジオキチンの添加後に取)出す。
搬出洗浄液および捕集される廃ガスをガスクロマトグラ
フィーによって分析する。廃ガスはそれぞれ2 mol
の水素とOH4を含有している。両方の出発化合物は完
全に反応している。即ち液状生成物は専ばら酢酸よシな
シ、その選択率は両方の反応成分に関して99%以上で
ある。この酢酸は、殆んど全く1史用物質に由来してい
る痕跡量(0,6重量%)の水を含有している。
ロジラム化合物として等量の(Rh (CuO) 2(
J)2あるいはuh4(a○)、2を用いて実施例1’
i繰9返えす。実験結果は実質的に一致している。
実施例4 Or (co) dの代シにL61 (20mmoJ)
のピリジンを用いて実施例1を繰シ返えす、転化率は)
 99.7%である。分析にて痕跡量の未反応メチルア
セテ−) (< 1 mmo))の他に酢酸だけが検出
される。
実施例5 Or (Co) 6の代シに0.4 Jil (1,5
mmoj )のトリフェニルホスファンを用いて実施例
1を繰シ返えす。定量的な酢酸収率が得られる。
実施例6 沃素系助触媒として5.981 (55,2mm0A!
 )のL1訃2H20を用いて実施例1を繰夛返見す。
生成物の混合物はそれぞれ最高で1 mmoJのメチル
ホルマート、メチルアセテートおよびメタノールを含有
している。廃ガス中には5 mmol  のHと1 m
moJのメタンが存在する。従って転化率は> 99.
7チであシ、酢酸の選択率は〉99%である。
実施例7 実施例1に従う反応混合物に11 (55,5mmoJ
)の水を加え、反応を前の様に実施する。次いで完全な
転化率および少なくとも97%の酢酸選択率が測定され
る。この実施例は、有機系使用物質の2.5重量%ぎり
ぎシの僅かな含有量の水は妨害しないことを示している
比較例a sI!の水−有機系1吏用物質の12.2重量条に相当
する−を用いて実施例7’;i−+操り返えす。
廃ガスはj 9 mmolのH2,4mmolのOH4
およびこれに、+n応する2 5 mmolの量の00
2を含有している。液状搬出物において以下のものが検
出される: (1mmolのメチル−7しシマートb 
2 mmojのメチルアセテートh  16 rnrn
olの蟻酸、656mmo lの酢酸および251 m
mojの水。この実験は多量の含有水がca5cooc
n、−4−H20+CO2ca、cooHに従う副反応
が生ずることを示している。
これによって@酸は不完全にしか消費されないので、生
成物としての水、酢酸および蟻酸の分別困難な混合物が
得られる。更に殊に@酸の場合にはH2−1−CO2に
著しい分解が生ずる。
実施例8 沃素系助触媒として6.72 Jの67)4ffj(%
σ度のH工水溶液を用いる。転化率は99.9チである
酢酸の他にそJtぞれVl 0〜3/10 mmojの
メチルホルマートおよびメタノールが検出される。酢酸
の選率は少なくとも99.5%である。この場合使用物
質中の含有水は未だ欠点を生じさせない。
実施例9 5 barのCO−冷間圧だけ圧入して実施例1を繰シ
返えす。反応温度のもとで19 barの熱間圧が生ず
る。この生成物混合物は、0.1−〇)のメチルホルマ
ート、  1.5 mmojのメチルアセテート、1 
mmolのメタノールおよび678mmolの酢酸を含
有している。蟻酸はもはや検出されない。このことは、
99.5  @るいは11JO%の転化率および99.
4%の酢酸収率を勉味する。従って、既に僅かなCO−
圧によって転化が実質的に反応成分を分解することなし
にもたらすことが可能である。
実施例10 冷えたオートクレーブ中の気相が標準圧のもとて窒素よ
り成ることを除いて実施例9を繰シ返えす。熱間圧を1
5 barにする。90分間の反応の後に廃ガスは1〜
2mmojのN2,5〜6mmo lのOH4,4〜5
 mmol (1)Coおよび6〜7 mmoA!のC
O□を含有する。液状反応混合物は457mmolの酢
酸、102mmoJのメチルアセテ−)、105mmo
jの蟻酸、10mmoA!  のメチルホルマート。
(1mmoJのメタノールおよび6 mmoA!の水で
組成されている。化学量論的反応に従うCの量的関係の
極〈僅かな相違は分析の不正確さに依るものである。こ
れから70チの転化率および96%(DGrμ酸選択率
が算出される。別の反応の過程においてメチルホルマー
トおよびメタノールからも酢酸が生ずることを考慮すれ
ば1選択率はそれどころか98%である。
この実施例は、 CO−冷間圧は本発明に従う反応にと
って必要ないことを示している。実施例1または9と直
接的に比較すると、緩やかなゆっくりとした反応速度お
よび僅かに低下した選択率が判る。しかしこの場合、比
較する目的の為に触媒系も物理的条件も最高の選択率に
調整してない。この実施例は、  CO−圧を用いない
場合にはロジウム触媒が転化を実現しないというヨーロ
ッパ特許第45,657号明細書に記しである偏見を否
定している。ヨーロッパ特許第45.637号明細書の
実験例に比較すると、反対に、転化の為の本発明のロジ
ウム触媒系はその時でも該実験例で用いられるイリジウ
ム触媒と少なくとも同等の活性であることを示している
実施例1を160〜170℃のもとで繰シ返えす。
170℃で1.5時間後に液状流出物および廃ガスの組
成は実施例1におけるそれらと実質的に同じであるのに
、160℃のもとてこの時点まで転化率はほんの63チ
でお9% 15%のメチルホルマートの他に酢酸選択率
は87%である(未反応メチルホルマートおよび蟻酸を
基準として〇一原子チとして計算した)。更に1時間後
にメチルアセテートおよび蟻酸の転化率は完全である。
その時未だ存在するエステル交換生成物の、この温度の
もとで比較的にゆりくシ反応消失するメチルホルマート
を酢酸に転化する為に、温度を50分間に170℃に上
げる。その後に酢酸収率は実質的に定量的である。
実施例1のオートクレーブに50g(500−〇りの酢
酸、7.41 (100mmOAりのメチルアセテート
、1.41 (!+ OmmoJ)の蟻酸、0.2Iの
Rh(J、−3H20、0,8、FのOr (C70)
 bおよび5!1の沃化メチルを充填し、N2で洗浄す
る7 173℃に加熱した場合には圧力が1 barか
ら16.5 barに上昇する。60分後には180℃
のもとで18.5barであ)そして更に15分後に反
応が終了する。搬出物の分析にて以下のことが判る:5
70mmoノの酢酸、65 mmojのメチルアセテー
ト、蟻酸不含、  14 mmoJの水 (これの一部
は蟻酸の分解で生じたもの)。廃ガス中には7 rrl
rnolのC02が存在する。この実験は、M酸をエス
テルの存在下に混合物を除くことができそしてその際同
時にエステルをカルボン酸に転化できることを実証して
いる。この例においては、エステル転化の一部は蒸留し
てない使用物質中に存在する水で行なわれる。
3種の全ての触媒成分を半分の量で使用しそして200
℃のもとで行なうことを除いて1反応を実施例1と同様
に行なう。転化率は) 99.5%である。酢酸の他に
o、5mmolのメタノールおよび(0,5mm0lの
メチルホルマートが検出できる。
オートクレーブに15.7.pの蟻酸、  25.3g
のメチルアセテート、5am、li’のRh(J、−l
H2O,0,2,Fの0r(Co)6 および5yの沃
化メチルを元填し、COのもとての反応を200℃5 
Q barのもとで実施する。1.5時間後に93チの
転化率に達する。
酢酸選択率は98.9%である。
副生成物として7 mmolのメチルホルマートおよび
同様に酢酸に転化される(1.5mmoJのメタノール
が検出される。
実施例16 実施例14を繰り返えす。1.5時間の代シに60分間
だけの反応の後に転化率は88%であシ、酢酸に対する
選択率は97%でるる。残りの50一原子チはメチルホ
ルマートよシ成る。
実施例17〜19 クロム成分としてそれぞれ1.8mmolの塩化クロム
(リー五水和物、クロム([)−アセチルアセトナート
またはクロム(1)−アセテートを用いて実施例14を
繰シ返えす。全部の場合に転化率は〉95〜約100チ
であシ、酢酸の他に最高で痕跡量のメチルホルマート、
メタノール、メタンまたはN2が認められる。
実施例20 追加的に69の酢酸が使用物質中に存在することを除い
て実施例14を繰9返えす。200℃50 barのも
とて50分間だけの後に転化率は70−に達しそして新
たに生ずる酢酸に対する選択率は96.4%である。こ
の他に17 mmojのメチルホルマー)(5,5−の
選択率に相当する)が存在する。この例は、使用物質中
に第二のカルボン酸が存在してiることが不利な作用を
しなめこ七を示して埴る。
比較例b ロジシム触媒f 0−58 mmolの工ro15・5
1120 K代えることによって実施例14を繰)返見
す。
その他は同じである条件のもとてメチルアセテートの転
化率は66%だけでそして蟻酸のそれは69%である。
酢酸に対する選択率は90.9俤でそしてメチルホルマ
ートに対するそれは3.5%(メチルアセテートおよび
蟻酸を基準とするC−原子%)である。
残りはN2. OH4およびCO□への分解によって失
なわれる。
15.31 (552mmoJ )の蟻酸、20.5.
9 (341MOりの酢酸および実施例15と同じ量の
触媒成分を1 barのN2のもとて一緒にしそして2
00℃に加熱する。この温度に達した際に圧力は96 
barであシ、この温良で50分後!1C101ba、
rであプそして90分後に105.5 barである。
次いで冷却する。冷間圧はまだ69 barである。
廃ガスは初めから存在するN2の他は実質的KCO2だ
けよ)成る。液状内容物の滴定にて14mmo /の残
留蟻酸が検出される。この実験を50barのCO−冷
間圧で出発して実施した場合、ガスの発生の遅延は認め
られない。
180℃にまでしか加熱しない場合、次の各圧力が観察
される:この温度に達した際46 bar45分後に9
0.5 bar 、更に45分後に95.5bar残留
蟻酸は56 mmoj 、観察された圧力経過は。
本発明の触媒の存在下に蟻酸の大部分乃至はとんどの部
分が既に加熱段階に分解し、それに対して残シの分解速
度は、はるかに遅いことを示している。この観察では蟻
酸とメチルアセテートとの相応する反応の反応経過と著
しく異っている。
(α) これは200℃以下では上記の触媒を用いた場
合ゆりくシで6)sたった180℃のもとでは実施例1
5に従って実施する際に酢酸はたった15%の収率で生
じ、更に5以上が全くのエステル交換によって生ずる。
(ロ) この場合、未だ消費されてない蟻酸が、200
℃での不完全な反応の場合と同様に分解してない状態で
存在している。
(r)  これは、実施例16に従って反応が終了した
50分後に示される様に、初めの段階において少なくと
も迅速でなくそして終シ頃に全反応期間の平均よ)実施
的に遅くない。
本発明に従う反応の際には反応の初めに著しい圧力上昇
は生じないので、 COおよび水への蟻酸の分解の進行
は後に続(エステル−ケン化およびアルコール−カルボ
ニル化によって防げられ漫ろ。
クロム成分を用いずに実施例IK従って反応を実施した
場合には、たった69チの転化率しか測定されない。こ
の転化率の一部は全くのエステル交換に起因している。
これに相応して酢酸に対する選択率は89%でそしてメ
チルホルマートについてのそれは11%である。ロジラ
ムーおよび沃素系成分より成るだけの触鍼は本発明に従
う触媒系よシあiり有効でないことが判る。
実施例1に従う反応を、沃素系成分、沃素−およびクロ
ム系成分あるいは5種の全部の触媒成分を省略して実施
した場合には、続いての分析ニテ、殆んど(DLrrl
(65〜110mol)カニステル交換だけKよって生
じていることが判る。
比較例j メチルアセテートと蟻酸との等モル拙混合物の代夛に4
111  (682mmo))のメチルホルマートを用
いて実施例10を繰シ返えす。1.5時間後に転化率は
10%程度しかである。酢酸は非常に僅かな量しか存在
していない(約2 mmo))。
その他にはメタノールおよびメチルアセテート並びに廃
ガス中にn2.aH4,co□および殊にCOが存在し
ている。この実験は、メチルアセテートと蟻酸とから酢
酸への反応(反応式1に従う)がメチルホルマートへの
エステル交換およびメチルホルマートの一部にもってい
る性質である一酢酸への転位反応を経て進行し得ないこ
とを示している。
実施例2I メチルアセテートの代シに同じ量のメチルグロビオナー
トを用いて実施例1を繰シ返えす。
転化は完結している。痕跡量のメチルホルマー) ((
1mmoj )の他にもっばら所望量の酢酸およびプロ
ピオン酸が存在している。
実施例22 実施例1をメチル−n−ブチラードを用いて実施する。
転化率は96.5%でちる。所望量の酢酸および酪酸が
得られる。
実施例1をメチル−イソブチラードを用いて実施する。
転化率は74%で、酢ts2’8択率は90.5 %で
ある。更にメタノール、メチルホルマートおよびメチル
アセテートが存在している。
これらは更に反応して同様に酢酸に成る。イソ酪酸の含
有量は反応の化学量論に一致している。
実施例24 反応を、メチル−ベンゾエートを用いてPH10に実施
する。転化率は97%である。僅かな量のメタノールは
除いて、反応して酢酸および安臭香酸と成る完全な選択
性が確かめられる。
実施例25 反応をフェニル酢酸メチルエステルを用いて繰シ返えす
。酢酸とフェニル酢酸との混合物が全く相応して得られ
る。
実施例26 エステルとして51.2.51 (541mmo))の
ベンジルアセテートを用いる。上記の標準的条件下にお
いてベンジルアセテートの転化率は75%でそして蟻酸
のそれは65%である。反応したベンジル基を基準とし
て次の選択率が測定宕れる:64.7%のフェニル4i
e、18.8 %のフェニル酢酸ベンジルエステル、8
.2%のベンジルホルマート、2%のベンジルアルデヒ
ドおよO: 6.2%のトルエン。フェニル酢酸および
これに転化し得るベンジル化合物についての選択率は9
1.7%である。酢酸の量は反応の化学量論に従う量的
関係に一致している。
実施例27 実施例10条件下に4[11,8,S+ (205mm
ojりのフェニル酢酸ベンジルエステル(95%濃度)
を。
0.12I (0,46mmolI)のRhC!J5−
3H20,0,49,F (2,2mmo/ )のcr
(Co)6および59 (2I,1mmol)の沃化メ
チルの存在下に9.451 (205mmot)の蛾酵
と反応させる。67チの転化率が得られる。
反応混合物は、反応したベンジル基を基準とする選択率
において81.5%のフェニル酢酸(原料エステル中に
存在するPhCH2Coo−基を含めて90.9%)、
8.7%のトルエン、2.9%のベンズアルデヒド、5
.8%のベンジルホルマート、0.2チのベンジルアル
コールおよび0.7チのベンジルアセテート (沃化メ
チルとの反応による)を含有している。
実施例27における如(51、F (259mm04)
の安臭香酸ベンジルエステルを百分率的に同様にふやし
た量のその他の使用成分と反応させる。
生成物組成は、i82番目に生ずる酸としての安臭香酸
を含有する上記のベンジルエステルの場合と全く同じで
ある。
実施例29 実施例1に従って501 (341mmol)のエチル
アセテートを反応させる。49%の転化率のもとでは次
の生成物選択率が測定される二41チのプロピオン酸、
2.5%のエチルグロピオナート、5’6チのエチルホ
ルマート。酢酸の量は反応の化学量論的量関係に一致し
ている。
比較例に 実施例290条件下にエチルホルマートを唯一の反応成
分として用いた場合には、実質的に反応が行なわれない
実施例30 実施例1に従って34.81 (541mmoJ )の
イングロビルアセテートを反応させる。転化率は約60
%である。反応混合物には2.3 : 1の割合でのn
−酪酸とイン−酪酸並びにn−およびイソ−プロピルホ
ルマート、グロパノールおよび酢酸が含まれている。
実施例31 実施例1に従ってsrp、61 (s 41 mmoJ
 )のをブチルアセテートを反応させる。転化率は完全
でろる。生成物混合物は理論量の20.5.Fの酢酸、
未反応蟻酸およびその他の成分の他に、n−グアレリン
酸並びに2−および3−メチル酪酸を25%の05−酸
の収率に相応して含有している。
イノブチ/も同様に検出される。
実施例32 実施例1に従って54.8 jj (341mmoJ 
)のエテルプロピオナートを反応させる。転化率は63
チである。生成物選択率は次の通りである;69%のプ
ロピオン酸、2I.6%のエチルホルマー)、1.2%
のエチルアセテート。
エチルアセテートは、同様に検出される30mmo/の
酢酸と同様に、沃化メチルから出ている。
有機系沃素系化合物として反応後に沃化エチル(反応し
たC2H5−を基準として861%)だけが存在してい
る。未反応の蟻酸量は反応の化学量論的量関係に一致し
ている。
比較例1 実施例1に従って51.2.9 (341mmoJ )
のP−クレシルアセテートを反応させる。転化率は89
%であり、生成物は殆んど専ばら酢酸とP−クレゾール
より成る。反応の間に、云うに値する程の圧力上昇は生
じない。この例は蟻酸によってエステルをケン化するこ
とができることを明らかにしているが、P−トルイル酸
が生じない限91本発明の実施例ではない。もう一方に
おいては、この条件下では安定なフェニルホルマートが
生じないので、遊離のフェノール性水酸基を有するエス
テルが蟻酸と本発明に従って反応し得ることを実証して
いる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 R^1COOR^2 〔式中、R^2は(a)炭素原子数1〜30の直鎖状−
    または分枝状アルキル基、(b)炭素原子数3〜12の
    シクロアルキル基および式 −C_nH_2_n−Ar{式中、C_nH_2_nは
    nが1〜20である直鎖状−または分枝状アルキル基を
    そしてArはフェニル基または置換されたフェニル基▲
    数式、化学式、表等があります▼(基R^3はHまたは
    (ca)炭素原子数1〜10の任意のアルキル基、(c
    b)アルコキシ基R^4O−―R^4は炭素原子数1〜
    10の任意のアルキル基またはR^5−(OCH_2C
    H_2)_n−(但し、R^5=C_1〜C_4−アル
    キル基、n=1〜3)を意味する―、(cc)ヒドロキ
    シル基または(cd)ハロゲン原子である}であり、そ
    してR^1はR^2と同じ基の1つ、更にフェニル−お
    よび置換フェニル基である。〕 で表わされるカルボン酸エステルを金属触媒およびハロ
    ゲン系助触媒の存在下に高温のもとで蟻酸と反応させる
    ことによつてカルボン酸を製造するに当つて、反応を液
    相中でロジウムあるいはロジウム塩またはロジウム錯塩
    ;助触媒としてのハロゲンまたはハロゲン化合物;第V
    I副属の元素の塩または錯塩および/または有機系の窒
    素−またはリン化合物の群の内の配位子より成る金属触
    媒系に接触させて100〜300℃の温度および1〜2
    50barの冷間圧のもとで実施し、その際にロジウム
    またはロジウム化合物を0.05〜5mg−原子(ロジ
    ウム)/mol(用いるカルボン酸)の量で用いそして
    ロジウム:ハロゲンの原子比を1:1,000〜1:1
    に、ロジウム:第VI副属の金属の原子比を1:100〜
    10:1に並びに場合によつてはRh:N(またはP)
    の原子比を1:100〜1:1に維持することを特徴と
    するカルボン酸の製造方法。
  2. (2)ハロゲン系助触媒として沃素、臭素または沃素お
    よび/または臭素の化合物、特に沃化メチル(R^1I
    またはR^2I)を用いる特許請求の範囲第1項記載の
    方法。
  3. (3)第VI副族の金属化合物としてクロム−および/ま
    たはモリブデン化合物、好ましくはクロムカルボニル、
    クロムアセテートおよび/またはクロムハロゲン化物の
    如きクロム化合物を用いる特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の方法。
  4. (4)有機系窒素化合物として複素環式芳香族−、芳香
    族−、脂肪族−、脂環式−および芳香脂肪族アミン類お
    よび/または−カルボン酸アミド類、殊に複素環式芳香
    族アミン類、N,N−ジ置換アニリン類およびN−置換
    脂環式モノアミン類、特にN−原子の所にC_1〜C_
    4−置換基を有するもの並びにN,N−ジ置換カルボン
    酸アミド類、特にホルムアミドおよびアセトアミドまた
    は基R^1およびR^2がアミドに相当するアミド類を
    用いる特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。
  5. (5)有機系リン化合物として一般式R_3PおよびR
    _2P(CH_2)_nPR_2(両式中、Rは相互に
    同じであるかまたは相違している炭素原子数1〜10の
    アルキル基またはフェニル基、置換フェニル基、フェニ
    ルアルキル基またはナフチル基を意味しそしてn=1〜
    6である。)で表わされるホスファン、殊にトリフェニ
    ルホスファンを用いる特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の方法。
  6. (6)ロジウムあるいはロジウム化合物を0.1〜2m
    g−原子(ロジウム)/mol(用いるカルボン酸エス
    テル)の量で用いる特許請求の範囲第1〜5項のいずれ
    か1つに記載の方法。
  7. (7)金属触媒系においてロジウム:ハロゲンの原子比
    を1:100〜1:5に、ロジウム:第VI副族の金属の
    原子比を1:20〜2:1にそして場合によつてはRh
    :N(またはP)の原子比を1:40〜1:2に維持す
    る特許請求の範囲第1〜6項のいずれか1つに記載の方
    法。
  8. (8)ハロゲン:N(またはP)の比を1より大きく維
    持する特許請求の範囲第1、2、4または5項のいずれ
    か1つに記載の方法。
  9. (9)反応を160〜220℃の温度および10〜80
    barの反応圧のもとで実施する特許請求の範囲第1〜
    8項のいずれか1つに記載の方法。
  10. (10)反応を一酸化炭素の存在下で実施する特許請求
    の範囲第1〜9項のいずれか1つに記載の方法。
  11. (11)反応の際にカルボン酸エステルおよび蟻酸を等
    モル量用いる特許請求の範囲第1〜10項のいずれか1
    つに記載の方法。
  12. (12)カルボン酸エステルとしてメチル−またはベン
    ジルエステルを用いる特許請求の範囲第1〜11項のい
    ずれか1つに記載の方法。
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