JPS6161594A

JPS6161594A - 線順次色差信号復調回路

Info

Publication number: JPS6161594A
Application number: JP59183484A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Itagaki; 浩板垣
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1984-08-31
Filing date: 1984-08-31
Publication date: 1986-03-29
Also published as: JPH0257757B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】く技術分野〉本発明は、例えば、電子スチルカメラなどにおいて、磁
気テープや磁気ディスクなどの記ね媒体に線順次化して
磁気記録された線順次色差信号を復調するための線順次
色差信号復調回路に関する６〈従来技術〉磁気記録再生方式では、線順次化された色差信号をＦＭ
変調するとともに、その信号に、ＦＭ変調されてなる輝
度信号を加算し、それらの信号を記録媒体に磁気記録し
、そして、再生時には、ＦＭ変調された線順次色差信号
を上記復調回路により復調し、元の色差信号を取り出し
て再生するように構成されている。

しかしながら、上述の元の色差信号を取り出すのに、従
来では、ＣＣＤ　（Ｃｈａｒｇｅ　−Ｃｏｕｐｌｅｄ　
　Ｄｅｖｉｃｅ）などの遅延手段により１Ｈ（Ｈは水平
同期期間）遅延させた色差信号を得、その時点の色差信
号とそれを１Ｈ遅延させた色差信号とを’１Ｈ間隔でス
イッチングさせ′Ｃ復調し、第４図に示すように、Ｒ−
Ｙ、Ｂ−Ｙの各色差信号において、（Ｒ−Ｙ）。、（Ｒ
−Ｙ）。、（Ｒ−Ｙ）、、（Ｒ−Ｙ　）ｌ、（Ｒ−Ｙ　
）２・・・、ならびに、（Ｂ　−Ｙ　）、、（Ｂ　−Ｙ
　）。、（Ｂ−Ｙ）、。

（Ｂ　−Ｙ　）、、（Ｂ　−Ｙ　）２・・・という色差
信号を再生していた。

ところが、Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙの各信号において、２Ｈの期
間づつ同じ信号が取り出され、垂直方向の解像度が低下
する欠点があった。

〈発明の目的〉本発明は、上記の点に鑑み、線順次色差信号の復調に改
良を施し、再生画像の垂直方向における解像度を高くで
きるようにすることを目的とする。

〈発明の構成〉本発明は、上記目的を達成するために、冒頭に記載した
線順次色差信号復調回路において、線順次色差信号を１
Ｈ遅延して取り出す第１遅延回路と前記線順次色差信号
を２Ｈ遅延して取り出す第２遅延回路とを設けるととも
に、その時点の線順、次色差信号に前記第２遅延回路を
通しての前記線、　　　　　　順次色差信号を加算する
加算器を設け、前記第１遅延回路と第２遅延回路に、１
Ｈごとに背反的に開閉するスイッチ機構を接続し、その
時点の線順次色差信号に一回前の線順次色差信号を加え
た色差信号と、その時点の線順次色差信号を１Ｈ遅延さ
せた色差信号とを交互に取り出して復調するという構成
を採用する。

つまり、再生に際し、Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙの各信号において
、その時点の線順次色差信号に一回前の線順次色差信号
を加えた色差信号、その時点の線順次色差信号をｌ　Ｉ
−１遅延させた色差信号、そして、その時点の線順次色
差信号に一回後の線順次色差信号を加えた色差信号とい
うように、隣合った線順次色差信号とそれらの平均化さ
れた中間調の色差信号とにより、１Ｈづつ異なった色差
信号で復調して再生するのである。

〈実施例〉次に、本発明の実施例を図面を用いて詳述する。

第１図は、本発明の線順次色差信号復調回路の実施例を
示すブロック図であり、１は第１０−パスフイルター（
以下、ｉ、ＩＬＰＦと称する）であり、記録媒体２から
取り出された線順次色差信号りを入力し、次のＣＣＤに
よる１Ｈ遅延回路３に入力される色差信号の帯域を、Ｃ
ＣＤを駆動するためのクロック周波数の１／２以下にな
るようにして折り返し歪を除去するように構成されてい
る。また、４は第２０−パスフイルター（以下、第２Ｌ
ＰＦと称する）であり、前記第１ＬＰＦＩを経てから前
記１Ｈ遅延回路３により１Ｈ遅延されてクロック周波数
でパルス変調された形の色差信号（以下、１Ｈ倍信号称
する）Ｌ２に対し、その入力の折り返し歪を除去するよ
うに構成されている。

上述のようにして前記第２ＬＰＦ４を経て得られた１Ｈ
倍信号２を、更にＣＣＤによる１Ｈ遅延回路５に入力し
、元の線順次色差信号りに比べて２Ｈ遅延した色差信号
（以下、２Ｈ信号と称する）Ｌ、を得るように構成され
、そして、その２Ｈ信号り、を第３０−パスフイルター
（以下、１９３ＬＰＦと称する）６に入力し、上述同様
に入力の折り返し歪を除去するように構成されている。

前記記録媒体２からの元の線順次色差信号りがイコライ
ザー７に入力されて前記第３　Ｌ　Ｐ　Ｆ　６　カーら
の２Ｈ信号り、との時間合わせが行なわれ、その時間合
わせをした後に加算器８に人力され、かっ、前記第３Ｌ
Ｐ、Ｆ６からの２Ｈ信号Ｌ３も前記加算器８に入力され
、元の線順次色差信号りによる直接の色差信号（以下、
ＯＨ信号と称する）Ｌｌと２Ｈ信号Ｌ３とが加算された
色差信号〔以下、（ＯＨ＋２８）信号と称する〕Ｌ、を
得る。

前記１Ｈ倍信号１と（ＯＨ＋２Ｈ）信号Ｌ４とが、第１
アナログスイツチつと第２アナログスイツチ１０とから
構成されるスイッチ機構１１によってスイッチングされ
、Ｒ−Ｙの出力部１２およびＢ−Ｙの出力部１３夫々か
ら１Ｈ倍信号２と（ＯＨ＋２Ｈ）信号り、とが交互に取
り出されるように構成されている。このスイッチ機構１
１に対するスイッチングデート信号は再生輝度信号より
抜き取った水平同期信号を１／２に分周して得られる。

即ち、ある１　１−１期間において、出力部１２からの
色差信号Ｒ−Ｙが（ＯＨ＋２Ｈ）信号Ｌ４であったとす
ると、他方の出力部１３からの色差信号Ｂ−Ｙが１Ｈ倍
信号、２となり、そして、次の１Ｈ期間には、逆に出力
部１２からの色差信号Ｒ−Ｙが１Ｈ倍信号２で、他方の
出力部１３がらの色差信号Ｂ−Ｙが（ＯＨ＋２Ｈ）信号
り、とな１）、それらが繰り返されて線順次色差信号が
復調されることとなる。

次に、上記線順次色差信号を復調する具体的態様につい
て説明すれば、先ず、線順次色差信号において、そのＯ
Ｈ倍信Ｌ１、１Ｈ倍信Ｌ２．２１−１個号り、および（
ＯＨ＋２Ｈ）信号Ｌ４夫々が、第２図に示す状態で得ら
れる。そして、これらの信号のうちの１Ｈ倍信Ｌ２と（
ＯＨ＋２Ｈ）信号り、とにより、第３図に示す状態で、
両色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙが得られる。

この結果、両色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ夫々において、従
来であれば、２Ｈの期間同じ信号が現われるのに対し、
本発明によれば、中間調の色差信号（Ｒ−Ｙ　）。、、
（Ｒ−Ｙ）、□、（Ｒ−Ｙ）２．・・・、（Ｂ−Ｙ）。

、、（Ｂ−Ｙ）、□、（Ｂ−ＹＬ、・・・が間を埋める
こエ　　　　　　ととなり、垂直方向で解像度の高い画
像を得られることが明らかであった。

前記元の線順次色差信号りに対して１Ｈ遅延された１Ｈ
倍信Ｌ２を得るための１Ｈ遅延回路３をして第１遅延回
路３と称し、そして、元の線順次色差信号りに対して２
Ｈ遅延された信号り、を得るための両１Ｈ遅延回路３．
５から成るものをして第２遅延回路と称する。なお、こ
の第２遅延回路としては、上記実施例のように第１遅延
回路３を兼用するものに限らず、第１遅延回路３とは別
の２個の遅延回路によって専用構成しても良い。

前記第１および第２遅延回路を構成するに、ＣＯＤアナ
ログ遅延素子に限らず、例えば、色差信号をＡＭあるい
はＦＭ変調し、１Ｈのガラス遅延線を通して再びＡＭあ
るいはＦＭ復調するものなど各種の構成が採用できる。

〈発明の効果〉以上のように、本発明の線順次色差信号復調回路によれ
ば、記録媒体に記録された元の色差信号とそれらの隣合
った元の色差信号の平均化された中間調の色差信号とに
よって画像を再生することができ、再生画像の解像度を
極めて高められるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図および３図は、本発明の線順次色差信号
復調回路の実施例を示し、第１図はブロック図、第２図
は線順次色差信号とそれを遅延させた色差信号の態様を
示すタイミングチャート、第３図は出力部からの色差信
号の態様を示すタイミングチャートであり、そして、第
４図は従来例の出力色差信号の態様を示すタイミングチ
ャートである。２・・・記録媒体、３・・・第１遅延回路、８・・・加
算器、１１スイッチ機構。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）記録媒体に線順次化して磁気記録された線順次色
差信号を復調するための線順次色差信号復調回路におい
て、前記線順次色差信号を１Ｈ遅延して取り出す第１遅
延回路と前記線順次色差信号を２Ｈ遅延して取り出す第
２遅延回路とを設けるとともに、その時点の線順次色差
信号に前記第２遅延回路を通じての前記線順次色差信号
を加算する加算器を設け、前記第１遅延回路と第２遅延
回路に、１Ｈごとに背反的に開閉するスイッチ機構を接
続し、その時点の線順次色差信号に一回前の線順次色差
信号を加えた色差信号と、その時点の線順次色差信号を
１Ｈ遅延させた色差信号とを交互に取り出して復調する
線順次色差信号復調回路。