JPS616129A - 可溶性塩の製造方法 - Google Patents
可溶性塩の製造方法Info
- Publication number
- JPS616129A JPS616129A JP12799184A JP12799184A JPS616129A JP S616129 A JPS616129 A JP S616129A JP 12799184 A JP12799184 A JP 12799184A JP 12799184 A JP12799184 A JP 12799184A JP S616129 A JPS616129 A JP S616129A
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- mixed
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、Ru、Ir、Rh又はその酸化物若しくはそ
れらを含む難溶性物質の粉末からRu1遍。
れらを含む難溶性物質の粉末からRu1遍。
Ir塩、Rh塩等の可溶性塩を製造する方法に関する。
(従来技術とその問題点)
近時、Ti、Zr、Ta、Nbなどの耐食性金属の基体
に、導電性、耐食性を有するRu、Ir。
に、導電性、耐食性を有するRu、Ir。
Rh又はその化合物を被覆した金属電極が陽極として、
優れた塩素過電圧特性と寸法安定性により、またアルカ
リニ業に於ける隔膜法の普及により広く使用されている
。
優れた塩素過電圧特性と寸法安定性により、またアルカ
リニ業に於ける隔膜法の普及により広く使用されている
。
斯かる電極をイする場合にはT’ i 、 7. r
、 T a 。
、 T a 。
Nb等の電極占(体に被覆するRu、Ir、Rhを一旦
可溶性塩にすることが必要である。
可溶性塩にすることが必要である。
また上記電極を電解槽に使用した場合、その電極の消耗
率は低いか、電極の最−J性能を維持する為に性能の低
下を来たさない内に電極の使用を停止し、再生して有効
に使用することか必要となる。
率は低いか、電極の最−J性能を維持する為に性能の低
下を来たさない内に電極の使用を停止し、再生して有効
に使用することか必要となる。
またRuは白金族元素の中でもとりわけ稀少であるので
、前記電極の被覆物より回収し一ζ再使用することか必
要ごある。
、前記電極の被覆物より回収し一ζ再使用することか必
要ごある。
金属電極から剥離したRu、lr、Rhの酸化物又はそ
れらを含む被覆物からRu、Ir、Rhを回収するには
、先ずその被覆物を熔融して可溶性のRu、Ir、Rh
の塩を生成することが必要である。
れらを含む被覆物からRu、Ir、Rhを回収するには
、先ずその被覆物を熔融して可溶性のRu、Ir、Rh
の塩を生成することが必要である。
従来、Ru、Ir、Rh又はその酸化物若しくはそれら
を含む難溶性物質から可溶性のRu塩。
を含む難溶性物質から可溶性のRu塩。
Ir塩、Rh塩を生成するには、水酸化アルカリから成
る熔融塩の中に前記材料及び酸化剤を入れて可溶性塩を
生成していた。
る熔融塩の中に前記材料及び酸化剤を入れて可溶性塩を
生成していた。
然し乍ら、斯かる従来方法は、溶融塩の中に材料を入れ
ていくので、材料に熔融塩かゆきわたらせる為には化学
反応上必要な量よりも遥かに多量の熔融塩が必要となり
、水酸化アルカリか無駄となる。また過剰な溶融塩は生
成された可溶性塩の水での抽出の際に激しい反応が生し
ることがあって好ましくない。さらに高温の溶融塩中に
材料や酸化剤を入れる為、飛散等の問題があるので、操
作上安全対策上の設備か必要とするものである。
ていくので、材料に熔融塩かゆきわたらせる為には化学
反応上必要な量よりも遥かに多量の熔融塩が必要となり
、水酸化アルカリか無駄となる。また過剰な溶融塩は生
成された可溶性塩の水での抽出の際に激しい反応が生し
ることがあって好ましくない。さらに高温の溶融塩中に
材料や酸化剤を入れる為、飛散等の問題があるので、操
作上安全対策上の設備か必要とするものである。
(発明の目的)
本発明は、上記従来方法の問題を解決ずへくなされたも
ので、必要最少限の水酸化アルカリでRu。
ので、必要最少限の水酸化アルカリでRu。
Ir、Rh又はその酸化物若しくはそれらを含むN溶性
物質からRu、Ir、Rhの可溶性塩を生成することの
できる可溶性塩の製造方法を提供することを目的とする
ものである。
物質からRu、Ir、Rhの可溶性塩を生成することの
できる可溶性塩の製造方法を提供することを目的とする
ものである。
(発明の構成)
本発明の可溶性塩の製造方法は、Ru、lr。
Rh又はその酸化物若しくはそれらを含む難/8性物質
の粉末と水酸化アルカリ及び酸化剤を溶した7に溶液と
を混合攪拌する工程と、前記の混合攪拌物を乾燥して水
分を蒸発させる工程と、前記の乾燥物を所要温度で所要
時間加熱してRu塩、Ir塩、Rh塩等の可溶性塩を生
成する工程との諸工程から成るものである。
の粉末と水酸化アルカリ及び酸化剤を溶した7に溶液と
を混合攪拌する工程と、前記の混合攪拌物を乾燥して水
分を蒸発させる工程と、前記の乾燥物を所要温度で所要
時間加熱してRu塩、Ir塩、Rh塩等の可溶性塩を生
成する工程との諸工程から成るものである。
(実施例)
本発明の可溶性塩の製造方法の一実施例を、RuO7粉
末より可溶性Ru塩を製造する場合について説明する。
末より可溶性Ru塩を製造する場合について説明する。
先ず水酸化アルカリとして85%K OH3、Ogと酸
化剤としてK N 032.5 gを純水30meに熔
解し、ごの水溶液とRu O2粉末]、Ogとをニッケ
ルるつぼに入れて混合攪拌し、RuO2扮末全体に水冷
液を浸み込ませた。次にこの混合攪拌物をるつほごと乾
燥機に入れて 140°c、 6時間乾燥して水分を
朶発させた処、粉末同志が付着した状態の乾燥物か得ら
れた。次いでこの乾燥物を予め800℃に加熱しておい
た電気炉にるつぼごと入れて1時間加熱した処、粉末同
志が付着した状態の可溶性Ru塩が得られた。
化剤としてK N 032.5 gを純水30meに熔
解し、ごの水溶液とRu O2粉末]、Ogとをニッケ
ルるつぼに入れて混合攪拌し、RuO2扮末全体に水冷
液を浸み込ませた。次にこの混合攪拌物をるつほごと乾
燥機に入れて 140°c、 6時間乾燥して水分を
朶発させた処、粉末同志が付着した状態の乾燥物か得ら
れた。次いでこの乾燥物を予め800℃に加熱しておい
た電気炉にるつぼごと入れて1時間加熱した処、粉末同
志が付着した状態の可溶性Ru塩が得られた。
次に本発明の可溶性塩の製造方法の他の実施例を、Ti
O2−Ru02粉末より可溶性Ru塩を製造する場合に
ついて説明する。先ず水酸化アルカリとして85%K
O825gと酸化剤としてKNO32,5gを純水50
m Itに熔解し、この水溶液とTi02−Ru○2粉
末(Ru5%含有)15gとをニッケルるつぼに入れて
混合攪拌し、TiO2−Ru02粉末全粉末水溶液を浸
み込ませた。次にこの混合攪拌物をるつほごと乾燥機に
入れて140’c。
O2−Ru02粉末より可溶性Ru塩を製造する場合に
ついて説明する。先ず水酸化アルカリとして85%K
O825gと酸化剤としてKNO32,5gを純水50
m Itに熔解し、この水溶液とTi02−Ru○2粉
末(Ru5%含有)15gとをニッケルるつぼに入れて
混合攪拌し、TiO2−Ru02粉末全粉末水溶液を浸
み込ませた。次にこの混合攪拌物をるつほごと乾燥機に
入れて140’c。
8時間乾燥して水分を療発させた処、粉末同志か付着し
た状態の乾燥物か得られた。次いでこの乾燥物を予め5
00 ′cに加熱しておいた電気炉にるつぼごと入れて
1時間加熱した処、粉末同志か(1着した状態のT’i
02 ilt合の可溶性Ru塩が得られた。
た状態の乾燥物か得られた。次いでこの乾燥物を予め5
00 ′cに加熱しておいた電気炉にるつぼごと入れて
1時間加熱した処、粉末同志か(1着した状態のT’i
02 ilt合の可溶性Ru塩が得られた。
(作用)
上記各実施例で得られた可溶性Ru塩及びTlO2混合
の可溶性Ru塩を人々ニッケルるつぼより取り出し、各
々純水で抽出した処、赤褐色のK。
の可溶性Ru塩を人々ニッケルるつぼより取り出し、各
々純水で抽出した処、赤褐色のK。
Ru0jソ′ルかR7られ、Ti02i昆合の可溶1に
Ru塩においては白色のT i 02の沈殿が(Mられ
、Ru塩と完全に分別された。
Ru塩においては白色のT i 02の沈殿が(Mられ
、Ru塩と完全に分別された。
(発明の効果)
以上の説明で1′1するように本発明の可溶性塩の製造
方法に於いては、Ru、Ir、Rh又はその酸化物若し
くはそれらを含むJifi性物質の粉末と水酸化アルカ
リ及び酸化剤を熔した水/8液とを混合攪拌するので、
従来のように水酸化アルカリを加熱して熔融塩を作る必
要が無く、また過剰に溶融塩を使用する必要が無く、必
要最少限の水酸化アルカリで済む。また本発明の可溶性
塩の製造方法に於いては、前記の混合攪拌物を乾燥して
水分を療発させ、次いでこの乾燥物を所要温度で所要時
間加熱するので、従来のように溶融塩の湯にRu。
方法に於いては、Ru、Ir、Rh又はその酸化物若し
くはそれらを含むJifi性物質の粉末と水酸化アルカ
リ及び酸化剤を熔した水/8液とを混合攪拌するので、
従来のように水酸化アルカリを加熱して熔融塩を作る必
要が無く、また過剰に溶融塩を使用する必要が無く、必
要最少限の水酸化アルカリで済む。また本発明の可溶性
塩の製造方法に於いては、前記の混合攪拌物を乾燥して
水分を療発させ、次いでこの乾燥物を所要温度で所要時
間加熱するので、従来のように溶融塩の湯にRu。
Ir、Rh又はその酸化物若しくはそれらを含む難溶性
物質の材料及び酸化剤を入れることによる湯の飛散が無
くて安全であり、また生成される可溶性塩も粉末がかた
まった状態にあって容易に取り出すことができて取扱い
9作業性が極めて良い。
物質の材料及び酸化剤を入れることによる湯の飛散が無
くて安全であり、また生成される可溶性塩も粉末がかた
まった状態にあって容易に取り出すことができて取扱い
9作業性が極めて良い。
さらに本発明の可溶性塩の製造方法は、設備的に乾燥機
と加熱炉、場合によっては加熱炉だりでも可溶性塩を製
造できるので、操作上、安全対策子の設備が不要となる
等の効果かある。
と加熱炉、場合によっては加熱炉だりでも可溶性塩を製
造できるので、操作上、安全対策子の設備が不要となる
等の効果かある。
出願人 田中貴金属工業株式会社
1’7n
Claims (1)
- Ru、Ir、Rh又はその酸化物若しくはそれらを含む
難溶性物質の粉末と水酸化アルカリ及び酸化剤を溶した
水溶液とを混合攪拌し、次にこの混合攪拌物を乾燥して
水分を蒸発させ、次いでこの乾燥物を所要温度で所要時
間加熱して、Ru塩、Ir塩、Rh塩等の可溶性塩を生
成することを特徴とする可溶性塩の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12799184A JPS616129A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 可溶性塩の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12799184A JPS616129A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 可溶性塩の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS616129A true JPS616129A (ja) | 1986-01-11 |
Family
ID=14973746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12799184A Pending JPS616129A (ja) | 1984-06-21 | 1984-06-21 | 可溶性塩の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS616129A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107986341A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-05-04 | 西安宏星电子浆料科技有限责任公司 | 片式电阻浆料用氧化钌粉及其制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58194745A (ja) * | 1982-05-06 | 1983-11-12 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | ルテニウムの回収方法 |
-
1984
- 1984-06-21 JP JP12799184A patent/JPS616129A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58194745A (ja) * | 1982-05-06 | 1983-11-12 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | ルテニウムの回収方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107986341A (zh) * | 2017-12-18 | 2018-05-04 | 西安宏星电子浆料科技有限责任公司 | 片式电阻浆料用氧化钌粉及其制备方法 |
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