JPS6160929B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6160929B2
JPS6160929B2 JP6619979A JP6619979A JPS6160929B2 JP S6160929 B2 JPS6160929 B2 JP S6160929B2 JP 6619979 A JP6619979 A JP 6619979A JP 6619979 A JP6619979 A JP 6619979A JP S6160929 B2 JPS6160929 B2 JP S6160929B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
sheet piles
groove member
channel
concave portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6619979A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55159025A (en
Inventor
Sadaji Tashiro
Hiroshi Oki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP6619979A priority Critical patent/JPS55159025A/ja
Publication of JPS55159025A publication Critical patent/JPS55159025A/ja
Publication of JPS6160929B2 publication Critical patent/JPS6160929B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Foundations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は円型基礎、殊に鉄塔等の円型基礎構築
工法に関する。
送電線の鉄塔やテレビ又は電波中継所のマイク
ロ波送受信用等の鉄塔の基礎は地盤を円筒状に掘
削し掘削部分に建てた縦筋に横筋を配し、両方の
鉄筋を結合した後、円筒孔部分に掘削した土壁に
達するまでコンクリートを打設するのが一般であ
る。従来からこの種の基礎構築は第1図と第2図
に示すように先ず地盤を円筒状に掘削して土壁1
に沿つて矢板2を円形に配し、その内周に例えば
外周が円弧状の山形材の腹起し部材3を取付けて
矢板が土壁の圧力により内方に押動するのを阻止
して最初の一段の掘削が終る。次いで次段を掘削
した後、次段の矢板2aを前段の矢板2の内側に
掛け乍ら掘削した土壁に沿つて円形に配し、前記
矢板2と2aの重なり部分に腹起し部材3aを前
段のように円形に配する。かかる工程を繰返して
所定の深さまで掘削する。掘削後は腹起し部材材
で囲まれた円筒孔部分に縦筋4と横筋5を配して
配筋を終ると最終段の腹起し部材と矢板を地表に
取出す。これはコンクリートを打設する時土壁と
コンクリートを密着させるためである。その後今
取出した腹起し部材と矢板のあつた部分に土壁に
達するまでコンクリート打設を行なう。前記のよ
うに最終段へのコンクリート打設を終了した後、
前回と同じにこれに続く前段の腹起し部材と矢板
の取出し後、コンクリート打設を行なう。かかる
作業を繰返し行なうことで漸次上方に向つて鉄塔
の基礎が構築される。之等の繰返し作業に並行し
て鉄塔の脚を円筒内に挿入して打設されたコンク
リートの凝固と共に脚が基礎部材に固定される。
上記の工法は掘削し乍ら矢板を円形に配し、矢
板が土圧で倒れぬよう腹起し部材で内側たがねの
ように張り巡らすという工程を毎段行なうこと、
又配筋に当つては横筋を縦筋に結びつけること、
コンクリート打設に当つては土壁とコンクリート
とを密着させるために先に土壁崩れ防止のため差
込んだ矢板と腹起し部材を取出すという作業が行
なわれる。之等の作業は煩雑で工数が相当多い。
又矢板と腹起し部材を取出した後土壁の崩れる怖
れがある。更に下段にコンクリート打設後に之に
続く上段において下から上へ所定間隔で配筋した
横筋を縦筋に結合する工程を行なうこと、之に続
いて矢板と腹起し部材の取出作業を行なうことは
打設したコンクリートが凝固しない前に行なわれ
ることが多い。この場合ちよつとした不注意で作
業員が落下すると凝固しないコンクリートに足が
嵌込んで容易に抜出せないことがあつたりして作
業が危険である。
本発明は上記の欠点を解消すべくなしたもの
で、上記矢板と腹起し部材に代えて非窪み部と内
向の窪み部が交互に形成され該非窪み部と窪み部
の間で腹部板に貫通孔が形成され腹部外面が円弧
状となつている彎曲溝形材を用いることを特徴と
しているのである。
以下図面について本発明の一実施例を説明す
る。上記彎曲溝形材8は第3図に示すように、同
図aは説明のため腹部外面9を彎曲しない平面に
した溝形材8′で腹部に沿つて非窪み部10と窪
み部11が交互に形成され窪み部11は腹部内面
に向けて窪みが作られておる。非窪み部10と窪
み部11の境は腹部を横断して切断され、その間
で貫通孔12が形成されている。この溝形材は掘
削すべき円筒孔の土壁の曲面に合つた彎曲腹部を
形成するよう同図bのように円弧状に彎曲され
る。更に非窪み部10と窪み部11を考察する
と、第4図aの断面に示すように各外面が夫々同
一方向内向に中心に向け舟底状凹部10a,11
aを形成しておくのがよい。このようにすること
で溝形材の強度を補強することができる。
上記の彎曲溝形材を使用した基礎構築工法につ
いて述べる。通常のように地盤を円筒状に掘削し
た後最上段に彎曲溝形材8を腹部9を土壁1に接
するようにして円形に配設する。次いで少くとも
腹部の巾に相当する深さ掘進した後、上段溝形材
の下突縁13に次段溝形材の上突縁13aを当接
して上段溝形材に接して上段溝形材のように次段
溝形材8aを配設する。この接続はクリツプ等公
知の方法で行なう。以下掘進後に三段目溝形材8
bも同様に配設し、上記作業を繰返して所定の深
さまで掘削を行なう。掘削終了後縦筋4を溝形材
8,8a…の内周に沿つて立設するが、この場合
縦筋を溝形材の窪み部10と針金、その他適当な
手段で結びつける。
この場合土壁の一部が崩れ、崩れた土塊が土壁
と接している溝形材の窪み部11に流れて孔12
を通つて溝形材の内辺で形成する円筒孔内に流出
しようとすることがある。併し上記のように窪み
部11の中央には舟底状凹部11aがあるので、
流出した土塊は凹部11aに流込み凹部に沿つて
溝形材の巾方向で下方に流出し窪み部の折曲げ傾
斜部11bに移動する。ここでは孔12の巾が窪
み部の中央より狭くなつているので大きい土塊の
通過が阻止される。そのため溝形材は土壁の崩れ
を防ぐ矢板の使命を充分達成することができる。
このようにして溝形材8,8a…で囲まれた円筒
孔内にコンクリート打設を行なう。この場合鉄塔
の脚(図示せず)を円筒孔内に据付け、脚の周囲
もコンクリート打設を行なうことは勿論である。
このようにして打設したコンクリートは、円筒
孔で鉄塔の脚、縦筋、溝形材の凹凸した腹部内面
によくなじむと共に、非窪み部と窪み部の間の貫
通孔12から溝形材外周に流れる。この場合溝形
材で形成した円筒孔に打設したコンクリートは貫
通孔から土壁に向け流出し土壁と溝形材との間隙
を埋めて凝固する。そのため、溝形材を取去らな
くとも土壁とコンクリートとがよく密着する。
上記の構築工法をみるに、地盤掘削に当つては
土壁の崩潰を防ぐために矢板と腹起し部材を取付
ける代りに彎曲した特殊溝形材を配設するだけで
足りる。コンクリート打設に当つては矢板や腹起
し部材を抜出すという従来の煩雑さがなく彎曲溝
形材をコンクリート補強材として地中に残し、強
度のあるコンクリート基礎を提供することができ
る。
上記のように彎曲溝形材がコンクリート補強材
として地中に残置されるので縦筋に対する横筋の
使用量を大に少なくすることができる。
更に従来工法では縦筋で形成する円筒の外周と
矢板及び腹起し部材との間に所定の間隔を設けな
いと矢板等の取出し作業に支障を来した。それで
縦筋で形成すべき所定径の円筒の周囲を余分に掘
削しなければならなかつたし、そのためコンクリ
ートを土壁に密着させるためには余掘の容積部分
にもコンクリート打設をしなければならなかつ
た。併し乍ら本発明工法では溝形材自体は地中に
残置されるため溝形材で囲む内周に溝形材に接近
して所定径になるよう縦筋を配設し、溝形材と縦
筋とで、又必要に応じ横筋を併せてコンクリート
の補強材として使用される。そのことは補強材の
外周に余堀部分を必要としないので、当初から掘
削する土壁の円筒孔の孔径を従来工法より小さく
することができ、従つて打設するコンクリート量
を大に節減できる。その上各段毎に区切つてコン
クリート打設を行なう必要もなく、コンクリート
打設のサイクルの間矢板と腹起し部材の取出し等
という危険な作業がなく作業が極めて安全であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は鉄塔基礎構築工法の従来工法
の例で第1図は円筒内よりみた斜視図、第2図は
同縦断面図、第3図は本発明に用いる溝形材の斜
視図、第4図は同溝形材の断面図で同図aは長さ
方向、bは巾方向断面図、第5図と第6図は本発
明工法による例で第5図は円筒内よりみた斜視
図、第6図は同縦断面図である。 1……土壁、4……縦筋、8,8a,…,……
彎曲溝形材、8′……溝形材、9……腹部、10
……非窪み部、11……窪み部、12……貫通
孔、13,13a,…,……突縁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 非窪み部と内向窪み部が交互に形成され該非
    窪み部と窪み部の間で腹部板に貫通孔が形成され
    腹部外面が円弧状となつている彎曲溝形材を竪掘
    削した土壁に沿つて一段円形に配設し、更に掘削
    した土壁に沿い前段に配設した彎曲溝形材の下突
    縁に上突縁を結合して次段に前記溝形材と同形の
    溝形材を円形に配設する工程を掘削と共に漸進せ
    しめ、前記溝形材で形成した円筒孔に配筋してコ
    ンクリート打設をすることからなる鉄塔等の円型
    基礎構築工法。
JP6619979A 1979-05-30 1979-05-30 Construction method for disk type foundation Granted JPS55159025A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6619979A JPS55159025A (en) 1979-05-30 1979-05-30 Construction method for disk type foundation

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JP6619979A JPS55159025A (en) 1979-05-30 1979-05-30 Construction method for disk type foundation

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Publication Number Publication Date
JPS55159025A JPS55159025A (en) 1980-12-10
JPS6160929B2 true JPS6160929B2 (ja) 1986-12-23

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ID=13308930

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0137619Y2 (ja) * 1985-10-26 1989-11-13
JPH0137621Y2 (ja) * 1985-10-26 1989-11-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924443U (ja) * 1982-07-31 1984-02-15 日東工事株式会社 土留山囲用パネル

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JPH0137619Y2 (ja) * 1985-10-26 1989-11-13
JPH0137621Y2 (ja) * 1985-10-26 1989-11-13

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JPS55159025A (en) 1980-12-10

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