JP7386095B2 - 地下構造体施工方法 - Google Patents

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本発明は、地下構造体施工方法に関する。
連続地中壁の内側に鉄筋コンクリート造の壁を施工し、これらの連続地中壁及び壁によって山留壁を形成する施工方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、既存地下外壁の内側に増打ち壁を施工し、これらの既存地下外壁及び増打ち壁によって山留壁を形成する施工方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6-146309号公報 特開2005-201007号公報
一般に、地下階の階高が高く、山留壁に作用する土圧が大きい場合、山留壁の内壁面が腹起しを介して切梁によって支持される。これにより、山留壁の変形及び破損が抑制される。
ところで、地下階を有する鉄骨造では、山留壁の内壁面に沿って柱を立てることが考えられる。しかしながら、山留壁の内壁面が腹起し及び切梁によって支持されているため、柱が腹起しに干渉し、柱の施工が困難になる可能性がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、山留壁の変形及び破損を抑制しつつ、山留壁の内壁面に沿って柱を立てることを目的とする。
第1態様に係る地下構造体施工方法は、山留壁の内壁面を支持する腹起し及び切梁の下方において、基礎から立ち上がるとともに前記山留壁と一体化されるコンクリート造の地下外壁を施工する地下外壁施工工程と、前記腹起し及び前記切梁を撤去し、前記地下外壁の上に前記山留壁の内壁面に沿った柱を施工する柱施工工程と、を備える。
第1態様に係る地下構造体施工方法によれば、地下外壁施工工程と、柱施工工程とを備える。地下外壁施工工程では、山留壁の内壁面を支持する腹起し及び切梁の下方において、基礎から立ち上がるとともに山留壁と一体化されるコンクリート造の地下外壁を施工する。この地下外壁によって山留壁が補強される。
次に、柱施工工程において、腹起し及び切梁を撤去し、地下外壁の上に山留壁の内壁面に沿った柱を施工する。
ここで、前述したように、山留壁は、地下外壁によって補強される。そのため、山留壁の変形及び破損を抑制しつつ、腹起し及び切梁を撤去することができる。
また、腹起し及び切梁を撤去することにより、腹起し及び切梁に柱が干渉することがないため、山留壁の内壁面に沿って柱を立てることができる。
このように本発明では、山留壁の変形及び破損を抑制しつつ、山留壁の内壁面に沿って柱を立てることができる。
第2態様に係る地下構造体施工方法は、第1態様に係る地下構造体施工方法において、前記地下外壁から立ち上げられ、前記山留壁と一体化されるとともに、前記柱が埋設されるコンクリート造の打継地下外壁を施工する打継地下外壁施工工程を備える。
第2態様に係る地下構造体施工方法によれば、打継地下外壁施工工程をさらに備える。打継地下外壁施工工程では、地下外壁から立ち上げられ、山留壁と一体化されるとともに、柱が埋設されるコンクリート造の打継地下外壁を施工する。この打継地下外壁によって山留壁が補強される。したがって、山留壁の変形及び破損がさらに抑制される。
第3態様に係る地下構造体施工方法は、第2態様に係る地下構造体施工方法において、前記柱は、鉄骨柱とされ、前記打継地下外壁施工工程において、前記打継地下外壁の内壁面には、前記鉄骨柱を沿った柱型が形成される。
第3態様に係る地下構造体施工方法によれば、打継地下外壁施工工程において、打継地下外壁の内壁面には、鉄骨柱に沿った柱型が形成される。このように打継地下外壁の内壁面に柱型を形成することにより、打継地下外壁に鉄骨柱を埋設しつつ、打継地下外壁の壁厚を薄くすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、山留壁の変形及び破損を抑制しつつ、山留壁の内壁面に沿って柱を立てることができる。
一実施形態に係る地下構造体施工方法によって施工された構造物の地下構造体を示す断面図である。 図1の2-2線断面図である。 (A)及び(B)は、図1に示される地下構造体の施工過程をそれぞれ示す断面図である。 (A)及び(B)は、図1に示される地下構造体の施工過程をそれぞれ示す断面図である。
(構造物)
先ず、本実施形態に係る地下構造体施工方法によって施工される構造物の構成について説明する。
図1に示されるように、構造物20は、地下構造体22と、地下構造体22の上に構築される図示しない地上構造体とを有している。この構造物20は、地下構造体(既存地下構造体)12を有する既存構造物10と隣接している。
なお、符号Kは、一例として、既存構造物10の敷地と構造物20の敷地の境界線(隣地境界線)を示している。
地下構造体22は、基礎スラブ24と、地下外壁40と、鉄骨柱50とを有している。基礎スラブ24は、鉄筋コンクリート造とされており、その内部にスラブ筋26が埋設されている。また、基礎スラブ24は、地盤30を掘削して形成した地下空間34の根切底32に沿って設けられている。この基礎スラブ24の外周部には、地下外壁40が設けられている。なお、基礎スラブ24は、基礎の一例である。
地下外壁40は、鉄筋コンクリート造とされており、その内部に縦壁筋42及び横壁筋44(図2参照)が埋設されている。また、地下外壁40は、後述する山留壁60と共に合成壁を構成している。この地下外壁40は、先行壁部40Lと、打継壁部40Uとを有している。
先行壁部40Lは、地下外壁40の下部を構成している。この先行壁部40Lは、基礎スラブ24の外周部から山留壁60の内壁面に沿って立ち上げられており、山留壁60の下部の補強を兼ねている。この先行壁部40Lの上には、打継壁部40Uが設けられている。なお、先行壁部40Lには、後述する鉄骨柱50用の複数のアンカー筋46が埋設されている。
打継壁部40Uは、地下外壁40の上部を構成している。この打継壁部40Uは、先行壁部40Lの上端部から山留壁60の内壁面に沿って立ち上げられており、山留壁60の上端部に達している。この打継壁部40Uの上端部には、構造物20の1階のスラブ48が接合されている。なお、先行壁部40Lは、地下外壁の一例であり、打継壁部40Uは、打継地下外壁の一例である。
図2に示されるように、打継壁部40Uの内壁面には、柱型52が形成されている。この柱型52には、鉄骨柱50の下部が埋設されている。換言すると、柱型52は、鉄骨柱50の下部に沿って形成されている。また、柱型52には、複数の柱主筋58及びせん断補強筋59が埋設されている。
なお、先行壁部40Lには、打継壁部40Uの柱型52と連続する柱型52(図1参照)が形成されている。
鉄骨柱50は、角形鋼管によって形成されている。また、鉄骨柱50の下部は、前述した柱型52に埋設されている。これらの鉄骨柱50及び柱型52は、鉄骨鉄筋コンクリート造の柱を構成している。一方、鉄骨柱50の上部は、地上に配置されており、構造物20の上部構造体を構成している。
鉄骨柱50の下端部には、ベースプレート54が設けられている。ベースプレート54は、鋼板等によって形成されている。また、ベースプレート54は、先行壁部40Lの上端面に載置されている。このベースプレート54は、先行壁部40Lに埋設された複数のアンカー筋46にナット等によって固定されている。
鉄骨柱50の下部には、複数のスタッド56が設けられている。複数のスタッド56は、鉄骨柱50の各側面に設けられている。また、複数のスタッド56は、鉄骨柱50の材軸方向(上下方向)に間隔を空けて配置されており、打継壁部40U(柱型52)に埋設されている。これらのスタッド56によって、鉄骨柱50の下部と打継壁部40U(柱型52)との一体性が高められている。なお、スタッド56は、省略可能である。
(山留壁)
図2に示されるように、山留壁60は、壁状地盤改良体62と、壁状地盤改良体62に埋設される複数の芯材64とを有している。壁状地盤改良体62は、例えば、ソイルセメント連続壁工法によって形成されている。この壁状地盤改良体62は、壁状に連続する複数の柱状改良体62Aを有している。
柱状改良体62Aは、例えば、掘削オーガによって地盤30(図1参照)を掘削しながら、掘削オーガの先端部からセメントミルク等のセメント系固化材を噴射し、掘削土とセメント系固化材とを地盤30中で撹拌、混合して固化させることにより造成される。
柱状改良体62Aには、芯材64が埋設されている。芯材64は、柱状改良体62Aの略全長に亘って設けられている。また、芯材64は、柱状改良体62Aの施工時に、固化する前の柱状改良体62Aに落とし込まれる。
芯材(鉄骨芯材)64は、H形鋼で形成されている。この芯材64は、互いに対向する一対のフランジ部64Aと、一対のフランジ部64Aを接続するウェブ部64Bとを有している。この芯材64は、一対のフランジ部64Aの対向方向を壁状地盤改良体62の壁厚方向として配置されている。また、一対のフランジ部64Aのうち、地下外壁40側のフランジ部64Aの外面には、せん断力伝達手段としての複数のスタッド66が設けられている。
複数のスタッド66は、芯材64の材軸方向(上下方向)に間隔を空けて配置されている。また、複数のスタッド66は、地下外壁40の先行壁部40L及び打継壁部40Uにそれぞれ埋設されている。これらのスタッド66によって、山留壁60と地下外壁40との一体性が高められている。
なお、芯材64は、H形鋼に限らず、例えば、I形鋼、C形鋼、又は鋼管鋼等であっても良い。
次に、本実施形態に係る地下構造体施工方法について説明する。
図3(A)に示されるように、先ず、山留壁施工工程において、地盤30の掘削領域を囲むように山留壁60を施工する。具体的には、地盤30に壁状地盤改良体62を施工するとともに、固化する前の壁状地盤改良体62に複数の芯材64を落とし込む。この状態で、壁状地盤改良体62を固化させることにより、山留壁60を形成する。
次に、掘削工程において、山留壁60の内側の地盤(掘削領域)30を所定深度まで掘削(一次掘削)する。そして、掘削した地下空間34に腹起し70及び切梁72を仮設し、腹起し70を介して山留壁60の内壁面を切梁72で支持する。この状態で、地盤30をさらに掘削(二次掘削)する。
なお、本実施形態では、山留壁60が既存構造物10と隣接するため、既存構造物10の重量等に応じて、山留壁60に作用する土圧が大きくなる。そのため、腹起し70及び切梁72の設置高さ及び本数等は、既存構造物10の重量等を考慮して適宜設定される。
次に、図3(B)に示されるように、基礎施工工程において、腹起し70及び切梁72によって山留壁60の内壁面を支持した状態で、地下空間34の根切底32に沿って基礎スラブ24を施工する。
次に、地下外壁施工工程において、腹起し70及び切梁72の下方において、地下外壁40の先行壁部40Lを施工し、山留壁60の下部を補強する。具体的には、腹起し70及び切梁72の下方において、山留壁60の下部の内壁面側の壁状地盤改良体62を削り取り、複数の芯材64のフランジ部64A(図2参照)の外面をそれぞれ露出させる。そして、露出した各フランジ部64Aの外面に複数のスタッド66を溶接等によって取り付ける。
次に、腹起し70及び切梁72の下方において、山留壁60の下部と対向する図示しない型枠を仮設するとともに、型枠内に縦壁筋42(図2参照)、横壁筋44(図2参照)、及びアンカー筋46を配筋する。また、柱型52(図1参照)用の型枠も仮設する。
次に、図示しない型枠内にコンクリートを打設し、硬化させる。これにより、腹起し70及び切梁72に達しない高さの先行壁部40Lが施工される。この先行壁部40Lは、複数のスタッド66を介して山留壁60の下部と一体化される。これにより、先行壁部40L及び山留壁60の下部によって、土圧Fを負担する合成壁が構成される。
なお、先行壁部40Lの高さ、壁厚、及び配筋量等は、腹起し70及び切梁72を撤去可能なように適宜設定される。
次に、図3(B)及び図4(A)に示されるように、柱施工工程において、腹起し70及び切梁72を撤去する。これにより、山留壁60の下部を介して、先行壁部40Lに土圧Fが移行するため、山留壁60の破損等が抑制される。
次に、先行壁部40Lの上に鉄骨柱50を施工する。具体的には、山留壁60の上部の内壁面に沿って鉄骨柱50を立てるとともに、鉄骨柱50のベースプレート54を先行壁部40Lの上端面に載置する。この際、鉄骨柱50の上部は、山留壁60よりも上方へ延出させる。
次に、先行壁部40Lの上端面から突出する複数のアンカー筋46に、ナットによってベースプレート54を固定する。これにより、先行壁部40Lに鉄骨柱50が固定される。なお、鉄骨柱50の下部には、複数のスタッド56が予め取り付けられている。
次に、図4(B)に示されるように、打継地下外壁施工工程において、先行壁部40Lの上に、山留壁60の上部の内壁面に沿った打継壁部40Uを施工する。具体的には、山留壁60の上部の内壁面側の壁状地盤改良体62を削り取り、各芯材64のフランジ部64A(図2参照)の外面を露出させる。そして、露出した各フランジ部64Aの外面に、複数のスタッド66を溶接等によって取り付ける。
次に、鉄骨柱50を挟んで山留壁60の上部と対向する図示しない型枠を仮設するとともに、型枠内に縦壁筋42及び横壁筋44(図2参照)を配筋する。また、鉄骨柱50の周囲に柱型52(図2参照)用の図示しない型枠を仮設し、型枠内に柱主筋58及びせん断補強筋59を配筋する。
次に、図示しない型枠内にコンクリートを打設し、硬化させる。これにより、先行壁部40Lの上に、先行壁部40Lと連続する打継壁部40Uが形成される。つまり、基礎スラブ24の外周部から山留壁60の上端部に亘る地下外壁40が形成される。
また、打継壁部40Uは、複数のスタッド66を介して山留壁60の上部と一体化される。これにより、打継壁部40U及び山留壁60の上部によって、土圧Fを負担する合成壁が構成される。また、打継壁部40U(柱型52)には、鉄骨柱50の下部が埋設される。この打継壁部40U(柱型52)と鉄骨柱50の下部とは、複数のスタッド56を介して一体化される。
その後、構造物20の1階のスラブ48を施工する。
なお、本実施形態に係る地下構造体施工方法は、上記限らず、状況に応じて工程を適宜入れ替えても良いし、他の工程が追加されても良い。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係る地下構造体施工方法によれば、図3(A)に示されるように、地下外壁施工工程において、山留壁60の内壁面を支持する腹起し70及び切梁72の下方において、基礎スラブ24から立ち上がるとともに山留壁60の下部と一体化される先行壁部40Lを施工する。この先行壁部40Lによって山留壁60の下部が補強される。
次に、図3(B)及び図4(A)に示されるように、柱施工工程において、腹起し70及び切梁72を撤去し、先行壁部40Lの上に山留壁60の上部の内壁面に沿った鉄骨柱50を施工する。
ここで、前述したように、山留壁60は、先行壁部40Lによって補強される。そのため、山留壁60の変形及び破損を抑制しつつ、腹起し70及び切梁72(図3(B))を撤去することができる。
また、腹起し70及び切梁72を撤去することにより、腹起し70及び切梁72に鉄骨柱50が干渉することがないため、山留壁60の上部の内壁面に沿って鉄骨柱50を立てることができる。
このように本実施形態では、山留壁60の変形及び破損を抑制しつつ、山留壁60の内壁面に沿って鉄骨柱50を立てることができる。
また、打継地下外壁施工工程では、先行壁部40Lから立ち上げられ、山留壁60の上部と一体化されるとともに、鉄骨柱50が埋設される打継壁部40Uを施工する。この打継壁部40Uによって山留壁60の上部が補強される。したがって、山留壁60の変形及び破損がさらに抑制される。
さらに、先行壁部40L及び打継壁部40Uは、複数のスタッド66を介して山留壁60と一体化され、山留壁60と共に合成壁を構成する。これにより、山留壁60の変形及び破損がさらに抑制される。
また、図2に示されるように、打継地下外壁施工工程において、打継壁部40Uの内壁面に、鉄骨柱50に沿った柱型52が形成される。このように打継壁部40Uの内壁面に柱型52を形成することにより、打継壁部40Uの鉄骨柱50の下部を埋設しつつ、打継壁部40Uの壁厚を薄くすることができる。
さらに、地下外壁施工工程において、先行壁部40Lに複数のアンカー筋46を埋設する。これにより、柱施工工程において、先行壁部40Lに鉄骨柱50のベースプレート54を容易に固定することができる。したがって、鉄骨柱50の施工性が向上する。
(変形例)
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、地下外壁40の先行壁部40L及び打継壁部40Uに柱型52が形成されている。しかし、例えば、先行壁部40L及び打継壁部40Uの壁厚を厚くし、柱型52を省略することも可能である。
また、上記実施形態では、打継地下外壁施工工程において、先行壁部40Lの上に打継壁部40Uを施工する。しかし、打継地下外壁施工工程は、適宜省略可能である。
また、上記実施形態では、柱が鉄骨柱50とされている。しかし、柱は、CFT造又はプレキャストコンクリート造の柱であっても良い。
また、上記実施形態では、基礎が基礎スラブ24とされている。しかし、基礎は、例えば、耐圧版、又は基礎梁等であっても良い。
また、上記実施形態では、構造物20が既存構造物10と隣接している。しかし、構造物20は、既存構造物10と隣接しなくても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
22 地下構造体
24 基礎スラブ(基礎)
40L 先行壁部(地下外壁)
40U 打継壁部(打継地下外壁)
50 鉄骨柱(柱)
52 柱型
60 山留壁
70 腹起し
72 切梁

Claims (2)

  1. 山留壁の内壁面を支持する腹起し及び切梁の下方において、基礎から立ち上がるとともに前記山留壁と一体化されるコンクリート造の地下外壁を施工する地下外壁施工工程と、
    前記腹起し及び前記切梁を撤去し、前記地下外壁の上に前記山留壁の内壁面に沿った柱を施工する柱施工工程と、
    前記地下外壁から立ち上げられ、前記山留壁と一体化されるとともに、前記柱が埋設されるコンクリート造の打継地下外壁を施工する打継地下外壁施工工程と、
    を備える地下構造体施工方法。
  2. 前記柱は、鉄骨柱とされ、
    前記打継地下外壁施工工程において、前記打継地下外壁の内壁面には、前記鉄骨柱を沿った柱型が形成される、
    請求項1に記載の地下構造体施工方法。
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