JPS6160688B2 - - Google Patents
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- JPS6160688B2 JPS6160688B2 JP54025906A JP2590679A JPS6160688B2 JP S6160688 B2 JPS6160688 B2 JP S6160688B2 JP 54025906 A JP54025906 A JP 54025906A JP 2590679 A JP2590679 A JP 2590679A JP S6160688 B2 JPS6160688 B2 JP S6160688B2
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- coil spring
- soft tube
- soft
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Landscapes
- Endoscopes (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、軟性度合を任意に調節するようにし
た内視鏡の軟性管に関する。
た内視鏡の軟性管に関する。
たとえば胃、小腸などに挿入してその体腔内部
の観察、検査などに使用する軟性内視鏡の軟性管
部分は、通常、ある定まつた軟性度合を示すにす
ぎない。しかるに、その内視鏡の使用者が使用状
況に応じてその軟性度合を変えることができない
と使用対象個所が大巾に制限される。たとえば、
結腸まで挿入して使用する内視鏡の場合、肛門か
らS字結腸を通り抜けてさらに奥の部分まで挿入
させるとき、まずS字結腸を通り抜けるまでは軟
らかくしておいたほうがよいが、S字結腸を通り
抜けてさらに奥の部分まで挿入するときには、そ
の軟性管部分があまり軟らかいと軟性管部分の軟
らかさが手元側から押し込もうとする力を吸収し
てしまい、その挿入を困難にしてしまう。このよ
うな場合、途中で軟性管の軟性度合を変更できれ
ば、その奥までも容易に挿入することが可能とな
り、内視鏡の適用範囲を大巾に拡大することがで
きる。
の観察、検査などに使用する軟性内視鏡の軟性管
部分は、通常、ある定まつた軟性度合を示すにす
ぎない。しかるに、その内視鏡の使用者が使用状
況に応じてその軟性度合を変えることができない
と使用対象個所が大巾に制限される。たとえば、
結腸まで挿入して使用する内視鏡の場合、肛門か
らS字結腸を通り抜けてさらに奥の部分まで挿入
させるとき、まずS字結腸を通り抜けるまでは軟
らかくしておいたほうがよいが、S字結腸を通り
抜けてさらに奥の部分まで挿入するときには、そ
の軟性管部分があまり軟らかいと軟性管部分の軟
らかさが手元側から押し込もうとする力を吸収し
てしまい、その挿入を困難にしてしまう。このよ
うな場合、途中で軟性管の軟性度合を変更できれ
ば、その奥までも容易に挿入することが可能とな
り、内視鏡の適用範囲を大巾に拡大することがで
きる。
そこで、近時、軟性管の軟性度合を変更させる
ものが提供されている。まず、帯状の金属板で形
成したらせん方向の異なる一対のらせん管からな
る伸縮管を軟性管に内装し、軟性管に対して伸縮
管を圧縮し、軟性度合を変更し得るもの(実公昭
50−13421号公報)が知られている。
ものが提供されている。まず、帯状の金属板で形
成したらせん方向の異なる一対のらせん管からな
る伸縮管を軟性管に内装し、軟性管に対して伸縮
管を圧縮し、軟性度合を変更し得るもの(実公昭
50−13421号公報)が知られている。
しかし、この方式では、大腸用内視鏡のように
長い軟性管を必要とする場合、帯状板体からなる
各らせん管を密着させるまでのストロークが非常
に長くなり、したがつて、操作部もそれに応じて
長くなつて、術者の操作に支障を来たしやすい。
一方、これを避けるため帯状板の間隔を短かくす
ると、柔軟な状態のまま軟性管を曲げようとして
も、各帯状板が互いに密着してしまい、小さく曲
げることはできなくなる。さらに、大腸用内視鏡
のように長い軟性管を使用し、かつ途中で複雑な
曲りが生じる場合には、軟性管を硬くしようとし
ても、らせん管の密着が全体にわたつて容易に行
なわれず、曲りむらや充分な硬さが得られないな
どの欠点があつた。
長い軟性管を必要とする場合、帯状板体からなる
各らせん管を密着させるまでのストロークが非常
に長くなり、したがつて、操作部もそれに応じて
長くなつて、術者の操作に支障を来たしやすい。
一方、これを避けるため帯状板の間隔を短かくす
ると、柔軟な状態のまま軟性管を曲げようとして
も、各帯状板が互いに密着してしまい、小さく曲
げることはできなくなる。さらに、大腸用内視鏡
のように長い軟性管を使用し、かつ途中で複雑な
曲りが生じる場合には、軟性管を硬くしようとし
ても、らせん管の密着が全体にわたつて容易に行
なわれず、曲りむらや充分な硬さが得られないな
どの欠点があつた。
次に、波形リングを積層し、これらに3本以上
のワイヤを通すとともに、その波形リングに圧縮
力を与え、その圧縮力を調整することにより、軟
性度合を調整するもの(特公昭52−316号公報)
も知られているが、この方式では、波形リングに
圧縮力が与えられている状態つまりワイヤが引張
られている状態で、側方からの外力が加わると、
ワイヤはその引張り状態のバランスを変えようと
しないで、他の所で伸ばされる量を吸収しようと
する。つまり、円弧状に彎曲しないで、不自然な
蛇行状に彎曲してしまう。さらに、この方式で
は、積層した波形リングの伸縮により、内蔵され
た光学繊維束が積層した波形リングとの相対長さ
が変ることにより、引張り力や圧縮力が加わり損
傷することがあつた。しかも、この方式ではワイ
ヤを使用しており、このワイヤには強い力が繰り
返し加わるため、そのワイヤが切れやすく耐久性
上問題があつた。
のワイヤを通すとともに、その波形リングに圧縮
力を与え、その圧縮力を調整することにより、軟
性度合を調整するもの(特公昭52−316号公報)
も知られているが、この方式では、波形リングに
圧縮力が与えられている状態つまりワイヤが引張
られている状態で、側方からの外力が加わると、
ワイヤはその引張り状態のバランスを変えようと
しないで、他の所で伸ばされる量を吸収しようと
する。つまり、円弧状に彎曲しないで、不自然な
蛇行状に彎曲してしまう。さらに、この方式で
は、積層した波形リングの伸縮により、内蔵され
た光学繊維束が積層した波形リングとの相対長さ
が変ることにより、引張り力や圧縮力が加わり損
傷することがあつた。しかも、この方式ではワイ
ヤを使用しており、このワイヤには強い力が繰り
返し加わるため、そのワイヤが切れやすく耐久性
上問題があつた。
また、別の方式として軟性管内に複数本の案内
用ワイヤにそれぞれコイルスプリングを巻装し、
コイルスプリングの張力を変化させて軟性度合を
調節するようにしたもの(特公昭52−5194号公
報)があるが、この方式では、軟性管内空間にコ
イルスプリングが動き得るため、充分な硬度が得
にくいとともに、各コイルスプリングの張力をバ
ランスさせることが難かしく、曲りむらが生じや
すい。また、コイルスプリングの張力を強くする
際、軟性管が曲つている状態だとコイルスプリン
グが軟性管内の空間において最短距離を通ろうと
して内蔵する光学繊維束などを圧迫し、損傷させ
るなどの不都合があつた。さらに、ワイヤを使用
するものであつて、このワイヤには強い力が繰り
返し加わるため切断しやすく、耐久性上問題とな
つていた。
用ワイヤにそれぞれコイルスプリングを巻装し、
コイルスプリングの張力を変化させて軟性度合を
調節するようにしたもの(特公昭52−5194号公
報)があるが、この方式では、軟性管内空間にコ
イルスプリングが動き得るため、充分な硬度が得
にくいとともに、各コイルスプリングの張力をバ
ランスさせることが難かしく、曲りむらが生じや
すい。また、コイルスプリングの張力を強くする
際、軟性管が曲つている状態だとコイルスプリン
グが軟性管内の空間において最短距離を通ろうと
して内蔵する光学繊維束などを圧迫し、損傷させ
るなどの不都合があつた。さらに、ワイヤを使用
するものであつて、このワイヤには強い力が繰り
返し加わるため切断しやすく、耐久性上問題とな
つていた。
本発明は、上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、軟性度合を任意に
調節できるようにしたものにおいて、曲りむらが
起きずに確実かつ円滑に可撓管を変化させること
ができるとともに、その操作性を向上し、さら
に、内蔵物および軟性管自体の耐久性を高め得る
すぐれた内視鏡の軟性管を提供することにある。
で、その目的とするところは、軟性度合を任意に
調節できるようにしたものにおいて、曲りむらが
起きずに確実かつ円滑に可撓管を変化させること
ができるとともに、その操作性を向上し、さら
に、内蔵物および軟性管自体の耐久性を高め得る
すぐれた内視鏡の軟性管を提供することにある。
以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説
明する。
明する。
第1図中1は内視鏡の挿入部、2は操作部であ
る。上記挿入部1は軟性管3の先端に彎曲管4a
を介して先端構成部4bを取り付けてなり、上記
彎曲管4aは、軟性管3内に通した図示しない操
作ワイヤを介して操作部2の操作機構に連結され
ていて、その操作機構のアングルノブ5による操
作によつて遠隔的に彎曲させられるようになつて
いる。また、操作部2において、軟性管3の接続
端部には、後述するように軟性管3の軟性度合を
変える操作を行なう操作部材、たとえば調節操作
環6が設けられている。
る。上記挿入部1は軟性管3の先端に彎曲管4a
を介して先端構成部4bを取り付けてなり、上記
彎曲管4aは、軟性管3内に通した図示しない操
作ワイヤを介して操作部2の操作機構に連結され
ていて、その操作機構のアングルノブ5による操
作によつて遠隔的に彎曲させられるようになつて
いる。また、操作部2において、軟性管3の接続
端部には、後述するように軟性管3の軟性度合を
変える操作を行なう操作部材、たとえば調節操作
環6が設けられている。
上記軟性管3、軟性管本体7は第2図で示すよ
うに構成する。すなわち、帯状の金属製板体8を
らせん状に巻回してなるらせん管9の外周に、網
管10を被嵌し、さらにその外側を外皮11によ
つて覆つたものである。すなわち、らせん管9に
より、径方向の変形を阻止し、網管10により引
張り方向の動きを阻止することにより、軟性管3
は、全体として彎曲できるとともに外力に対して
充分に耐え得るようになつている。
うに構成する。すなわち、帯状の金属製板体8を
らせん状に巻回してなるらせん管9の外周に、網
管10を被嵌し、さらにその外側を外皮11によ
つて覆つたものである。すなわち、らせん管9に
より、径方向の変形を阻止し、網管10により引
張り方向の動きを阻止することにより、軟性管3
は、全体として彎曲できるとともに外力に対して
充分に耐え得るようになつている。
そして、上記軟性管本体7の内部には、線状の
弾性素材を密巻きしてなる軟性度合調節用コイル
スプリング12がその全長にわたつて挿入されて
いる。そして、コイルスプリング12の外側に
は、上記らせん管9の内面との間にわずかな隙間
が形成されており、このため軸方向に沿つて移動
できるようになつている。
弾性素材を密巻きしてなる軟性度合調節用コイル
スプリング12がその全長にわたつて挿入されて
いる。そして、コイルスプリング12の外側に
は、上記らせん管9の内面との間にわずかな隙間
が形成されており、このため軸方向に沿つて移動
できるようになつている。
また、軟性管本体7の先端には、先端口金13
が取り付けられており、上記彎曲管4aはその先
端口金13を介して取り付けられる。また、先端
口金13の後端面は、上記コイルスプリング12
の先端を受けるストツパ面14を形成してなり、
コイルスプリング12の先端を係止するようにな
つている。
が取り付けられており、上記彎曲管4aはその先
端口金13を介して取り付けられる。また、先端
口金13の後端面は、上記コイルスプリング12
の先端を受けるストツパ面14を形成してなり、
コイルスプリング12の先端を係止するようにな
つている。
一方、軟性管本体7の後端側には、上記軟性管
3の軟性度合を調節する調節操作部15が構成さ
れている。すなわち、この調節操作部15の本体
16は、筒状部材によつて形成され、この本体1
6は軟性管本体7と操作部本体17の間に固定的
に介挿されている。この本体16の内部は軟性管
本体7の内部に連通してなり、コイルスプリング
12の端部も侵入し得る内径を有している。さら
に、本体16の内部には、押圧部材としての摺動
筒18が軸方向へ移動自在に設けられており、こ
の摺動筒18は、前進することにより、その前端
壁からなる押圧面19によつて上記コイルスプリ
ング12の後端を押圧するものである。また、摺
動筒18の外周には、案内用ピン20が植設さ
れ、この案内用ピン20は、本体16に軸方向に
沿つて直線的に設けた長孔21に嵌まれている。
しかして、案内用ピン20はその長孔21に沿つ
て前後方向へのみ移動し、摺動筒18を案内す
る、つまり、摺動筒18は、軸方向に沿つて直線
的にのみ進退するものである。
3の軟性度合を調節する調節操作部15が構成さ
れている。すなわち、この調節操作部15の本体
16は、筒状部材によつて形成され、この本体1
6は軟性管本体7と操作部本体17の間に固定的
に介挿されている。この本体16の内部は軟性管
本体7の内部に連通してなり、コイルスプリング
12の端部も侵入し得る内径を有している。さら
に、本体16の内部には、押圧部材としての摺動
筒18が軸方向へ移動自在に設けられており、こ
の摺動筒18は、前進することにより、その前端
壁からなる押圧面19によつて上記コイルスプリ
ング12の後端を押圧するものである。また、摺
動筒18の外周には、案内用ピン20が植設さ
れ、この案内用ピン20は、本体16に軸方向に
沿つて直線的に設けた長孔21に嵌まれている。
しかして、案内用ピン20はその長孔21に沿つ
て前後方向へのみ移動し、摺動筒18を案内す
る、つまり、摺動筒18は、軸方向に沿つて直線
的にのみ進退するものである。
さらに、本体16の外周には、カム筒22が回
転自在に被嵌されており、このカム筒22には、
前述した調節操作環6が固定的に被嵌されてい
る。しかして、調節操作環6を操作することによ
り、カム筒22を回動させることができる。な
お、上記カム筒22は、その前端を本体16の段
部23に当り、後端を止めナツト24に当てるこ
とにより、定位置で回動するようになつている。
転自在に被嵌されており、このカム筒22には、
前述した調節操作環6が固定的に被嵌されてい
る。しかして、調節操作環6を操作することによ
り、カム筒22を回動させることができる。な
お、上記カム筒22は、その前端を本体16の段
部23に当り、後端を止めナツト24に当てるこ
とにより、定位置で回動するようになつている。
そして、上記カム筒22には、らせん孔25が
形成され、このらせん孔25には上記案内用ピン
20の頭部を挿入してある。したがつて、調節操
作環6を回転させれば、案内用ピン20はそのら
せん孔25に沿つて移動するが、案内用ピン20
は長孔21に沿つてのみ移動し得るから、前後方
向へのみ移動する。つまり、摺動筒18の駆動方
式をいわゆる直線ヘリコイド方式としたものであ
る。なお、上記摺動筒18を最も後退させたと
き、第2図で示すようにコイルスプリング12の
後端面と摺動筒18の押圧面19の間には、一定
の長さLの余裕をもたせてある。そして、上記長
さLは次のようにして決定される。第3図で示す
ように密着巻きのコイルスプリング12の場合、
通常の長さをl0とし、彎曲させたときの長さをl
とすると、その長さの変化量はl−l0=2π
(r′−r)θ゜/360゜となるから、内視鏡が使用
される 臓器に応じて最も変化量の大きな場合を想定し、
上記長さLを設定するものである。
形成され、このらせん孔25には上記案内用ピン
20の頭部を挿入してある。したがつて、調節操
作環6を回転させれば、案内用ピン20はそのら
せん孔25に沿つて移動するが、案内用ピン20
は長孔21に沿つてのみ移動し得るから、前後方
向へのみ移動する。つまり、摺動筒18の駆動方
式をいわゆる直線ヘリコイド方式としたものであ
る。なお、上記摺動筒18を最も後退させたと
き、第2図で示すようにコイルスプリング12の
後端面と摺動筒18の押圧面19の間には、一定
の長さLの余裕をもたせてある。そして、上記長
さLは次のようにして決定される。第3図で示す
ように密着巻きのコイルスプリング12の場合、
通常の長さをl0とし、彎曲させたときの長さをl
とすると、その長さの変化量はl−l0=2π
(r′−r)θ゜/360゜となるから、内視鏡が使用
される 臓器に応じて最も変化量の大きな場合を想定し、
上記長さLを設定するものである。
次に、上記実施例の使用方法を説明する。ま
ず、軟性管3を最も柔軟な状態にさせるときは、
第2図で示すように調節操作環6を回転操作し、
摺動筒18を手元側に後退させておく。この状態
にあつては、コイルスプリング12の後端面と、
摺動筒18の押圧面19の間には、余裕をもつた
長さLの間隔を有することになるため、軟性管3
がいかなる彎曲を示してもコイルスプリング12
の後端が摺動筒18に当り、押圧されることがな
い。つまり、コイルスプリング12が軸方向に圧
縮されることがないため、最も柔軟性を示し、軟
性管3は最も柔軟な状態にある。
ず、軟性管3を最も柔軟な状態にさせるときは、
第2図で示すように調節操作環6を回転操作し、
摺動筒18を手元側に後退させておく。この状態
にあつては、コイルスプリング12の後端面と、
摺動筒18の押圧面19の間には、余裕をもつた
長さLの間隔を有することになるため、軟性管3
がいかなる彎曲を示してもコイルスプリング12
の後端が摺動筒18に当り、押圧されることがな
い。つまり、コイルスプリング12が軸方向に圧
縮されることがないため、最も柔軟性を示し、軟
性管3は最も柔軟な状態にある。
また、軟性管3を硬くするときには摺動筒18
を前進させるように調節操作環6を回転操作し、
摺動筒18の押圧面19を前進させる。そして、
上記長さLを小さくすることにより、彎曲するコ
イルスプリング12を押圧する。したがつて、コ
イルスプリング12が彎曲しにくくなり、軟性管
3の硬度を高めることができる。
を前進させるように調節操作環6を回転操作し、
摺動筒18の押圧面19を前進させる。そして、
上記長さLを小さくすることにより、彎曲するコ
イルスプリング12を押圧する。したがつて、コ
イルスプリング12が彎曲しにくくなり、軟性管
3の硬度を高めることができる。
そして、上記長さLの大きさに応じて軟性管3
の硬度が変り、調節操作環6の操作量によつて軟
性管3の硬度を調節することができるのである。
の硬度が変り、調節操作環6の操作量によつて軟
性管3の硬度を調節することができるのである。
なお、上記実施例では、操作部2側においてコ
イルスプリング12と摺動筒18の間に一定の長
さLの余裕を設けたが、本発明は、これに限定さ
れずに先端側においてコイルスプリング12とス
トツパ面14の間に設けてもよいものである。ま
た、摺動筒18の駆動方式をいわゆる直進ヘリコ
イド方式としたが、この方式に限定されるもので
はない。
イルスプリング12と摺動筒18の間に一定の長
さLの余裕を設けたが、本発明は、これに限定さ
れずに先端側においてコイルスプリング12とス
トツパ面14の間に設けてもよいものである。ま
た、摺動筒18の駆動方式をいわゆる直進ヘリコ
イド方式としたが、この方式に限定されるもので
はない。
以上説明したように本発明によれば、使用状況
に応じて軟性管の軟性度合を任意に調節できるの
みならず、以下に述べるような種々の格別な作用
効果を奏するものである。まず、線状の弾性素材
からなる軟性度合調節用コイルスプリングを使用
するから、帯状板体からなるらせん管を使用する
従来のものとは異なり、全長にわたつて均一な曲
り作用が期待でき、曲りむらが起きないととも
に、相当小さくかつ複雑に曲げても支障がない。
特に、密巻きのコイルスプリングを使用したの
で、従来のらせん管を使用する場合のように各ら
せんピツチ間を密着させるまでの長いストローク
を必要とせず、調節操作部もそれに応じせ短かく
小形化し、操作性を向上することができる。ま
た、本発明は軟性管本体内にコイルスプリングを
内挿するだけのものであり、従来のもののように
軟性度合を調節するためのワイヤや波形リングな
どを必要としない。したがつて、簡略小形化を図
るとともに、耐久性の向上を図ることができる。
さらに、上記コイルスプリングを一端側から押圧
するだけで調節するので、不自然な蛇行状に彎曲
したり、不必要な引張り力や圧縮力が生じたりす
ることがない。したがつて、軟性管に内蔵する、
たとえば光学繊維束などに異常な負荷を与えて負
傷させたり、操作性を妨げたりすることがない。
に応じて軟性管の軟性度合を任意に調節できるの
みならず、以下に述べるような種々の格別な作用
効果を奏するものである。まず、線状の弾性素材
からなる軟性度合調節用コイルスプリングを使用
するから、帯状板体からなるらせん管を使用する
従来のものとは異なり、全長にわたつて均一な曲
り作用が期待でき、曲りむらが起きないととも
に、相当小さくかつ複雑に曲げても支障がない。
特に、密巻きのコイルスプリングを使用したの
で、従来のらせん管を使用する場合のように各ら
せんピツチ間を密着させるまでの長いストローク
を必要とせず、調節操作部もそれに応じせ短かく
小形化し、操作性を向上することができる。ま
た、本発明は軟性管本体内にコイルスプリングを
内挿するだけのものであり、従来のもののように
軟性度合を調節するためのワイヤや波形リングな
どを必要としない。したがつて、簡略小形化を図
るとともに、耐久性の向上を図ることができる。
さらに、上記コイルスプリングを一端側から押圧
するだけで調節するので、不自然な蛇行状に彎曲
したり、不必要な引張り力や圧縮力が生じたりす
ることがない。したがつて、軟性管に内蔵する、
たとえば光学繊維束などに異常な負荷を与えて負
傷させたり、操作性を妨げたりすることがない。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
内視鏡全体の側面図、第2図は挿入部の軟性管部
分の一部切欠した側断面図、第3図はコイルスプ
リングの彎曲状態を示す側断面図である。 1……挿入部、2……操作部、3……軟性管、
6……調節操作環、7……軟性管本体、12……
コイルスプリング、13……先端口金、14……
ストツパ面、15……調節操作部、16……本
体、17……操作部本体、18……摺動筒、19
……押圧面、20……ピン、21……長孔、22
……カム筒、23……段部、24……止めナツ
ト、25……らせん孔。
内視鏡全体の側面図、第2図は挿入部の軟性管部
分の一部切欠した側断面図、第3図はコイルスプ
リングの彎曲状態を示す側断面図である。 1……挿入部、2……操作部、3……軟性管、
6……調節操作環、7……軟性管本体、12……
コイルスプリング、13……先端口金、14……
ストツパ面、15……調節操作部、16……本
体、17……操作部本体、18……摺動筒、19
……押圧面、20……ピン、21……長孔、22
……カム筒、23……段部、24……止めナツ
ト、25……らせん孔。
Claims (1)
- 1 軟性管本体と、この軟性管本体に内挿され中
心軸が上記軟性管本体の中心軸とほぼ等しい位置
に設けられた、線状の弾性素材からなる軟性度合
調節用の密巻コイルスプリングと、上記軟性管本
体の先端部内に設けられ上記密巻コイルスプリン
グの先端を受けるストツパ面部と、上記軟性管本
体の手元側において設けられ上記密巻コイルスプ
リングを押圧し、非押圧時にはその押圧面と上記
ストツパ面部との拒離を上記密巻コイルスプリン
グの全長より長くして設けられた摺動自在な押圧
部材と、この押圧部材を摺動させる操作部材とを
具備することを特徴とした内視鏡の軟性管。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2590679A JPS55118731A (en) | 1979-03-06 | 1979-03-06 | Soft tube of endoscope |
US06/124,475 US4329980A (en) | 1979-03-06 | 1980-02-25 | Flexible sheath for an endoscope |
GB8006698A GB2045964B (en) | 1979-03-06 | 1980-02-28 | Flexible sheat for and endoscope |
DE3008120A DE3008120C2 (de) | 1979-03-06 | 1980-03-03 | Endoskop |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2590679A JPS55118731A (en) | 1979-03-06 | 1979-03-06 | Soft tube of endoscope |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55118731A JPS55118731A (en) | 1980-09-11 |
JPS6160688B2 true JPS6160688B2 (ja) | 1986-12-22 |
Family
ID=12178818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2590679A Granted JPS55118731A (en) | 1979-03-06 | 1979-03-06 | Soft tube of endoscope |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55118731A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS6048725A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-16 | 富士写真光機株式会社 | 内視鏡における彎曲制御装置 |
JP2002345742A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-03 | Asahi Optical Co Ltd | 可撓性可変内視鏡 |
WO2010089923A1 (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-12 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 医療用チューブ |
JP2012231886A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Olympus Corp | 内視鏡の可撓管部と、この可撓管部を有する内視鏡 |
WO2018207514A1 (ja) * | 2017-05-10 | 2018-11-15 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
JP6402285B1 (ja) * | 2017-05-10 | 2018-10-10 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
-
1979
- 1979-03-06 JP JP2590679A patent/JPS55118731A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55118731A (en) | 1980-09-11 |
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