JPS6160254A - アルミニウム−鉛複合材の製造方法 - Google Patents
アルミニウム−鉛複合材の製造方法Info
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- JPS6160254A JPS6160254A JP18315184A JP18315184A JPS6160254A JP S6160254 A JPS6160254 A JP S6160254A JP 18315184 A JP18315184 A JP 18315184A JP 18315184 A JP18315184 A JP 18315184A JP S6160254 A JPS6160254 A JP S6160254A
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- aluminum
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/08—Casting in, on, or around objects which form part of the product for building-up linings or coverings, e.g. of anti-frictional metal
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
0)産業上の利用分野
この発明は、アルミニウム材に、鉛材の溶湯を注湯する
ことによりアルミニウム材と鉛材とからなる複合材を製
造する方法に関する。
ことによりアルミニウム材と鉛材とからなる複合材を製
造する方法に関する。
(ロ)従来の技術
アルミニウム−鉛複合材は、かなりの強度をもち、しか
も軽量であるというアルミニウムの特性と、潤滑性を有
し、かつ耐食性があり、さらに放射線に対しすぐれた遮
蔽能をもつ鉛の特性との両者を兼ね備えた材料であり、
軸受用材料、化学装置用材料および放射線防護用材料等
その用途が広い。
も軽量であるというアルミニウムの特性と、潤滑性を有
し、かつ耐食性があり、さらに放射線に対しすぐれた遮
蔽能をもつ鉛の特性との両者を兼ね備えた材料であり、
軸受用材料、化学装置用材料および放射線防護用材料等
その用途が広い。
しかし、アルミニウムと鉛とは固溶体を作らないため、
複合材料の製造法として一般に用いられる、たとえば両
材料を1こ圧接する方法もしくは溶着する方法では、接
合力の弱いものしか作れず、実用的な複合材料を得るこ
とはできない。ところで、アルミニウム−鉛複合材料の
製造法としては前記した欠点を有する圧接法もしくは溶
着法に代え、鋳造法によりアルミニウム材と鉛材とを強
固に接合させ実用lζ耐える複合材を得る製造方法が、
たとえば特公昭53−27690号公報により提案され
ている。
複合材料の製造法として一般に用いられる、たとえば両
材料を1こ圧接する方法もしくは溶着する方法では、接
合力の弱いものしか作れず、実用的な複合材料を得るこ
とはできない。ところで、アルミニウム−鉛複合材料の
製造法としては前記した欠点を有する圧接法もしくは溶
着法に代え、鋳造法によりアルミニウム材と鉛材とを強
固に接合させ実用lζ耐える複合材を得る製造方法が、
たとえば特公昭53−27690号公報により提案され
ている。
前記公報に記載された製造方法は、鉛または鉛合金から
なる鉛材と、アルミニウムまたはアルミニウム合金から
なるアルミニウム材とを互いに接合して両材の複合材を
製造する方法において、上記鉛材の表面に錫薄板を配し
、該錫薄板の表面に上記アルミニウム材の溶湯を注湯す
ることを特徴とするものである。この従来の発明の特徴
点は、鉛材とアルミニウム材との間に配した錫が両材の
内部沓こ拡散し、該錫が両材の゛ 結合の媒介材的役
割を果たし1両材を強固に接合することにあるが、前記
錫の、とくにアルミニウム材への拡散を容易ならしめる
ために、アルミニウム材は溶湯状態で用い、アルミニウ
ム材の表面に生じ、その内部への他成分の拡散を妨げる
酸化アルミニウム被膜を除去するための煩雑な前処理の
工程を不要ならしめている。アルミニウム材の表面に生
じた酸化アルミニウム被膜は9強い耐蝕性を有するもの
であり、その除去は簡単には行ない得ないことから、ア
ルミニウム材を溶湯として鉛材に錫薄板を介して注湯す
るようにしたことは、アルミニウム材表面に酸化アルミ
ニウム被膜が形成される時間的余裕を与えないでアルミ
ニウム材内部への他成分の拡散を容易ならしめる点にお
いてすぐれた一面を有している。
なる鉛材と、アルミニウムまたはアルミニウム合金から
なるアルミニウム材とを互いに接合して両材の複合材を
製造する方法において、上記鉛材の表面に錫薄板を配し
、該錫薄板の表面に上記アルミニウム材の溶湯を注湯す
ることを特徴とするものである。この従来の発明の特徴
点は、鉛材とアルミニウム材との間に配した錫が両材の
内部沓こ拡散し、該錫が両材の゛ 結合の媒介材的役
割を果たし1両材を強固に接合することにあるが、前記
錫の、とくにアルミニウム材への拡散を容易ならしめる
ために、アルミニウム材は溶湯状態で用い、アルミニウ
ム材の表面に生じ、その内部への他成分の拡散を妨げる
酸化アルミニウム被膜を除去するための煩雑な前処理の
工程を不要ならしめている。アルミニウム材の表面に生
じた酸化アルミニウム被膜は9強い耐蝕性を有するもの
であり、その除去は簡単には行ない得ないことから、ア
ルミニウム材を溶湯として鉛材に錫薄板を介して注湯す
るようにしたことは、アルミニウム材表面に酸化アルミ
ニウム被膜が形成される時間的余裕を与えないでアルミ
ニウム材内部への他成分の拡散を容易ならしめる点にお
いてすぐれた一面を有している。
と仁ろで、アルミニウムの融点はその純度の高いもので
660℃程度であり、一方鉛のそれは純度の高いもので
327℃程度であり0両者とも合金材においてはそれぞ
れの融点は低下するのであるが、いずれにしてもアルミ
ニウム材の融点は鉛材のそれよりもかなり高い。しかも
前記公報に記載された実施例1においては、アルミニウ
ム溶湯は、純度99.8%のアルミニラ 。
660℃程度であり、一方鉛のそれは純度の高いもので
327℃程度であり0両者とも合金材においてはそれぞ
れの融点は低下するのであるが、いずれにしてもアルミ
ニウム材の融点は鉛材のそれよりもかなり高い。しかも
前記公報に記載された実施例1においては、アルミニウ
ム溶湯は、純度99.8%のアルミニラ 。
ム塊を溶融し、注湯時の温度は約740℃のものとされ
、鉛材の融点より400℃以−ヒも高い。
、鉛材の融点より400℃以−ヒも高い。
前記実施例では第5図に示すとおり、鉛板(1)の上に
錫箔(2)を置き、この錫箔(2)の上に鋳鉄製の枠(
4)を載置17.この枠(4)によって囲まれた空間部
へ前記温度のアルミニウム溶湯(3)を取鍋(5)より
注湯するのであるが1前記したとおりの組合せを水槽(
60)内にて行ない、注湯に先立って。
錫箔(2)を置き、この錫箔(2)の上に鋳鉄製の枠(
4)を載置17.この枠(4)によって囲まれた空間部
へ前記温度のアルミニウム溶湯(3)を取鍋(5)より
注湯するのであるが1前記したとおりの組合せを水槽(
60)内にて行ない、注湯に先立って。
導水管(61)より温度20℃程度の冷却水(6)を水
槽(60)内に連続的に送り込み、排水管(62)より
排水し、注湯時ならびにその後においても鉛板(1)を
その外周面から冷却水(6)によって強力に冷却し、前
記した400℃以上も高い温度のアルミニウム溶湯(3
)からの熱量によって鉛板(1)が溶融しないようにさ
れている。しかし鉛板(1)を局部的に溶融させること
な(、そのままの形状に保ちながら、注湯されたアルミ
ニウム材(3)を凝固させること、および冷却水(6)
がアルミニウム溶湯(3)を注湯する前記空間部内へ洩
れださぬようにし、洩れ込んだ水(6)とアルミニウム
溶湯(3)との接触により生ずる水蒸気爆発の危険を完
全に防止することはさほど容易でない。
槽(60)内に連続的に送り込み、排水管(62)より
排水し、注湯時ならびにその後においても鉛板(1)を
その外周面から冷却水(6)によって強力に冷却し、前
記した400℃以上も高い温度のアルミニウム溶湯(3
)からの熱量によって鉛板(1)が溶融しないようにさ
れている。しかし鉛板(1)を局部的に溶融させること
な(、そのままの形状に保ちながら、注湯されたアルミ
ニウム材(3)を凝固させること、および冷却水(6)
がアルミニウム溶湯(3)を注湯する前記空間部内へ洩
れださぬようにし、洩れ込んだ水(6)とアルミニウム
溶湯(3)との接触により生ずる水蒸気爆発の危険を完
全に防止することはさほど容易でない。
とくに形状がやや複雑なアルミニウム合金鋳物成品の内
面に鉛板を接着により張り付けて従来作られていた医用
X線防護容器を前記した鉛−アルミニウム複合材の製造
方法によって製作することはきわめて困難である。
面に鉛板を接着により張り付けて従来作られていた医用
X線防護容器を前記した鉛−アルミニウム複合材の製造
方法によって製作することはきわめて困難である。
ぐ→ 発明が解決しようとする問題点
前記した従来の鉛−アルミニウム複合材の製造方法は、
第5図に示すような簡単な板状の複合材料の製造には問
題はないとされているが。
第5図に示すような簡単な板状の複合材料の製造には問
題はないとされているが。
前記X線防護容器などやや複緒な形状のアルミニウム合
金材に鉛材を接合し一体化するのに適用するに当っては
、鉛材の形状保持ならびに鉛材を冷却しそのままの形状
に保持しようとするための冷却水に生ずるおそれのある
水蒸気爆発の完全防止の両面に問題点を有する。
金材に鉛材を接合し一体化するのに適用するに当っては
、鉛材の形状保持ならびに鉛材を冷却しそのままの形状
に保持しようとするための冷却水に生ずるおそれのある
水蒸気爆発の完全防止の両面に問題点を有する。
この発明は、前記した問題点を解決し、やや複雑な形状
のアルミニウムまたはアルミニウム合金からなるアルミ
ニウム材に、所定の厚さにて鉛または鉛合金からなる鉛
材を鋳造により接合し、一体化した複合材を得ることを
可能ならしめるアルミニウム−鉛複合材の製造方法を提
供することを目的とする。
のアルミニウムまたはアルミニウム合金からなるアルミ
ニウム材に、所定の厚さにて鉛または鉛合金からなる鉛
材を鋳造により接合し、一体化した複合材を得ることを
可能ならしめるアルミニウム−鉛複合材の製造方法を提
供することを目的とする。
に)問題点を解決す7キ段
この発明は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から
なるアルミニウム材と、鉛または鉛合金からなる鉛材と
を互いに接合して両材の複合材を製造する方法において
、前記アルミニウム材の、鉛材と接合しようとする表面
に、錫−鉛合金被膜を形成する工程と、この錫−鉛合金
被膜が形成されたアルミニウム材を鉛材の溶湯温度に近
い温度に予熱する工程と、この工程に連続する前記アル
ミニウム材に形成された錫−鉛合金被膜の表面に前記鉛
材の溶湯を注湯する工程とによって構成されているもの
である。
なるアルミニウム材と、鉛または鉛合金からなる鉛材と
を互いに接合して両材の複合材を製造する方法において
、前記アルミニウム材の、鉛材と接合しようとする表面
に、錫−鉛合金被膜を形成する工程と、この錫−鉛合金
被膜が形成されたアルミニウム材を鉛材の溶湯温度に近
い温度に予熱する工程と、この工程に連続する前記アル
ミニウム材に形成された錫−鉛合金被膜の表面に前記鉛
材の溶湯を注湯する工程とによって構成されているもの
である。
(ホ)作用
第7図に示すように、下砂型(11)にアルミニウム材
、たとえばS r 6.5〜7.5%、 Mg 0.2
〜0.4%、残AeからなるAC4Cアルミニウム合金
鋳物板材021の片側表面にSn 60%、Pb40%
からなる錫−鉛合金(いわゆるはんだ)被膜αlをメッ
キにより形成したものを、直立させて型込め合金被膜a
3側に形成された板状空洞部に注湯する場合には、アル
ミニウム合金鋳物板材o2は予熱されていないために、
注入された鉛材の溶湯(lfHよ第6図に示すように急
速に温度が降下して速やかに凝固し、一方その間にアル
ミニウム合金鋳物板材+12は100℃程度にも加熱さ
れないので、錫−鉛合金被膜a急は活性化されず、この
メッキ層a3と鉛材の溶湯f+61との間には拡散、溶
解等の反応がおきず、砂型till 、 041から取
り出した両板材+12 、 asはハンマーで叩くと容
易に分離してしまう。しかし鉛材の溶湯叫を注湯する直
前、後記する実施例において説明するように。
、たとえばS r 6.5〜7.5%、 Mg 0.2
〜0.4%、残AeからなるAC4Cアルミニウム合金
鋳物板材021の片側表面にSn 60%、Pb40%
からなる錫−鉛合金(いわゆるはんだ)被膜αlをメッ
キにより形成したものを、直立させて型込め合金被膜a
3側に形成された板状空洞部に注湯する場合には、アル
ミニウム合金鋳物板材o2は予熱されていないために、
注入された鉛材の溶湯(lfHよ第6図に示すように急
速に温度が降下して速やかに凝固し、一方その間にアル
ミニウム合金鋳物板材+12は100℃程度にも加熱さ
れないので、錫−鉛合金被膜a急は活性化されず、この
メッキ層a3と鉛材の溶湯f+61との間には拡散、溶
解等の反応がおきず、砂型till 、 041から取
り出した両板材+12 、 asはハンマーで叩くと容
易に分離してしまう。しかし鉛材の溶湯叫を注湯する直
前、後記する実施例において説明するように。
アルミニウム合金鋳物樋材azの錫−鉛合金被膜叫が形
成されていない面に700℃700℃程したアルミニウ
ム材の溶湯を注湯し、アルミニウム合金鋳物板材12を
予熱するようにすれば。
成されていない面に700℃700℃程したアルミニウ
ム材の溶湯を注湯し、アルミニウム合金鋳物板材12を
予熱するようにすれば。
第3図に示すとおりアルミニウム合金鋳物板材02の温
度は最高450℃程度にヒ昇し、鉛材の溶湯(1@もほ
ぼ380℃まで再上昇する。このように両材(!21
、1161はともに鉛の融点より高い温度で少くとも1
分間以上保持されることにより。
度は最高450℃程度にヒ昇し、鉛材の溶湯(1@もほ
ぼ380℃まで再上昇する。このように両材(!21
、1161はともに鉛の融点より高い温度で少くとも1
分間以上保持されることにより。
両材Oz 、 as間に介在する錫−鉛合金被膜03と
鉛材の溶5a61との間において、拡散および溶解反応
が促進される。この点がこの発明の特徴点である。鋳型
011 、 (IIから取り出した鉛材とA4Cアルミ
ニウム合金鋳物板材との界面をX線マイクロアナライザ
ーで線分析した結果は、第4図に示すとおり、界面に各
成分が密接に存在し。
鉛材の溶5a61との間において、拡散および溶解反応
が促進される。この点がこの発明の特徴点である。鋳型
011 、 (IIから取り出した鉛材とA4Cアルミ
ニウム合金鋳物板材との界面をX線マイクロアナライザ
ーで線分析した結果は、第4図に示すとおり、界面に各
成分が密接に存在し。
境界が定かでない。このことによって鉛材(1clとア
ルミニウム材O2との密着性が良好であることが裏付け
られるが、前記のとおり取り出された両板N(1211
[i!はハンマーで叩いた程度では分離せず、十分な接
合強さを有するアルミニウム−鉛複合材を得ることがで
きる。
ルミニウム材O2との密着性が良好であることが裏付け
られるが、前記のとおり取り出された両板N(1211
[i!はハンマーで叩いた程度では分離せず、十分な接
合強さを有するアルミニウム−鉛複合材を得ることがで
きる。
(ハ) 実施例
この発明にかかるアルミニウム−鉛複合材の製造方法の
実施例について図面を参照しながら説明する。
実施例について図面を参照しながら説明する。
第1図はこの製造方法を実施するための鋳型の側断面図
である。この図に示すように、下砂型(111に、アル
ミニウム材、たとえばAC4Cアルミニウム合金鋳物板
材(以下AC4C板材と略記する。1 (12の片側表
面にSn 60%、 Pb 49%からなる錫−鉛合金
被膜(はんだ被膜)01を電気メッキにより形成したも
のが、第2図に示すとおり両側の突出部に木型の幅木の
用をさせることによって直立させて型込めされており、
ムC4C板材(12のはんだ被膜止側には、土砂型Iに
設けられ、鉛の溶湯(1[ilが注入される湯口0!l
ilと接続する。鉛材(1G+の鋳型をなす板状の空洞
部が設けられ、AC4C板材+121のはんだ被膜α3
がメッキされてい−ない側には、土砂型Iに設けられ、
アルミニウム材の溶湯@が注入される湯口r21)と接
続する、予熱用のアルミニウム材(2)の鋳型をなすブ
ロック状の空洞部が設けられている。
である。この図に示すように、下砂型(111に、アル
ミニウム材、たとえばAC4Cアルミニウム合金鋳物板
材(以下AC4C板材と略記する。1 (12の片側表
面にSn 60%、 Pb 49%からなる錫−鉛合金
被膜(はんだ被膜)01を電気メッキにより形成したも
のが、第2図に示すとおり両側の突出部に木型の幅木の
用をさせることによって直立させて型込めされており、
ムC4C板材(12のはんだ被膜止側には、土砂型Iに
設けられ、鉛の溶湯(1[ilが注入される湯口0!l
ilと接続する。鉛材(1G+の鋳型をなす板状の空洞
部が設けられ、AC4C板材+121のはんだ被膜α3
がメッキされてい−ない側には、土砂型Iに設けられ、
アルミニウム材の溶湯@が注入される湯口r21)と接
続する、予熱用のアルミニウム材(2)の鋳型をなすブ
ロック状の空洞部が設けられている。
はんだ被膜(1刹は、AC4C板材O3に対して脱脂洗
浄、活性処理、水洗等の前処理を施した後。
浄、活性処理、水洗等の前処理を施した後。
その表面の酸化アルミニウム被膜を除去するための置換
Znメッキをなし、ついでCuメッキにより厚さ10ノ
1m程度の下地を形成し、このように形成された下地の
上に、厚さ10μm程度にはんだが電気メッキされてい
るものである。
Znメッキをなし、ついでCuメッキにより厚さ10ノ
1m程度の下地を形成し、このように形成された下地の
上に、厚さ10μm程度にはんだが電気メッキされてい
るものである。
さて1以上のように蓬堅された鋳型011 、041に
。
。
融点557〜613℃ のAC4C材もしくは融点66
0℃の紳アルミニウム材を溶融し、700℃程闇に加熱
したアルミニウム材の溶湯−を湯口閉)からAC4C板
材O2に隣接する前記ブロック状空洞部に注入する。こ
の注入の直後に湯口09から融点327℃の鉛材を50
0℃程度に加熱した鉛材の溶5u61をAC4C板材(
12+のはんだ被膜(131側に隣接する前記板状空洞
部に注入する。
0℃の紳アルミニウム材を溶融し、700℃程闇に加熱
したアルミニウム材の溶湯−を湯口閉)からAC4C板
材O2に隣接する前記ブロック状空洞部に注入する。こ
の注入の直後に湯口09から融点327℃の鉛材を50
0℃程度に加熱した鉛材の溶5u61をAC4C板材(
12+のはんだ被膜(131側に隣接する前記板状空洞
部に注入する。
この場合の下砂型rIll内におけるAC4C板材+1
21および鉛材の溶湯(+61の時間経過に伴うそれぞ
れの温度変化の1例を第3図に示す。第3図に示すとの
り、AC4C板材02+は、注入されたアルミニウム材
の溶湯]によって予熱され、その温度は最高450℃に
上昇し、一方鉛材の溶湯(161は板状空洞部の容積が
小さいため急速度で温度が降下するが、アルミニウム材
の溶湯(2)の熱量がAC4C板材α2を介して鉛材の
溶mO〔に速やかに伝達され、その温度がほぼ380℃
まで再上昇する。このように両材021 、 (161
がいずれも鉛の融点より高い温度で少くとも1分間以上
保持されることによって9両材[121、(100間に
介在するはんだ被膜(131と鉛材の溶湯αDとの間に
おいて、拡散および溶解反応が促進される。溶湯Q61
.Eが凝固し、ある程度冷却した鋳型(Ill 、 0
41から取り出されたAC4C板材O2と鉛板材(16
)とからなる複合材料は元どおりまたは鋳型どおりの第
2図に示す形状をしている。ただし第2図では、湯口。
21および鉛材の溶湯(+61の時間経過に伴うそれぞ
れの温度変化の1例を第3図に示す。第3図に示すとの
り、AC4C板材02+は、注入されたアルミニウム材
の溶湯]によって予熱され、その温度は最高450℃に
上昇し、一方鉛材の溶湯(161は板状空洞部の容積が
小さいため急速度で温度が降下するが、アルミニウム材
の溶湯(2)の熱量がAC4C板材α2を介して鉛材の
溶mO〔に速やかに伝達され、その温度がほぼ380℃
まで再上昇する。このように両材021 、 (161
がいずれも鉛の融点より高い温度で少くとも1分間以上
保持されることによって9両材[121、(100間に
介在するはんだ被膜(131と鉛材の溶湯αDとの間に
おいて、拡散および溶解反応が促進される。溶湯Q61
.Eが凝固し、ある程度冷却した鋳型(Ill 、 0
41から取り出されたAC4C板材O2と鉛板材(16
)とからなる複合材料は元どおりまたは鋳型どおりの第
2図に示す形状をしている。ただし第2図では、湯口。
堰に凝固した鉛材0均、アルミニウム材■および予熱の
用をなしたアルミニウム材ブロック(2)は除去しであ
る。このアルミニウム材ブロック(2)は、それをハン
マーで叩くことによって容易にAC4C板材02から分
離できる。
用をなしたアルミニウム材ブロック(2)は除去しであ
る。このアルミニウム材ブロック(2)は、それをハン
マーで叩くことによって容易にAC4C板材02から分
離できる。
このようにして得られた鉛材とアルミニウム合金材との
界面をX線マイクロアナライザーで線分析した結果は、
第4図に示すとおりであり。
界面をX線マイクロアナライザーで線分析した結果は、
第4図に示すとおりであり。
界面にはAe、Si、Sn、Cs等の各成分が密接して
存在し、境界が定かでない。このことによって鉛材叫と
アルミニウム材a2との密着性が良好であることがわか
るが、前記したアルミニウム材ブロック(2)をハンマ
ーで叩いて分離した際に両板材021 、 Q6+は剥
離せず十分な接合強さを有している。
存在し、境界が定かでない。このことによって鉛材叫と
アルミニウム材a2との密着性が良好であることがわか
るが、前記したアルミニウム材ブロック(2)をハンマ
ーで叩いて分離した際に両板材021 、 Q6+は剥
離せず十分な接合強さを有している。
外に99.5%純度のアルミニウムからなるA1050
アルミニウム材、ジュラルミンに相当スるアルミニ
ウム合金であるA2017アルミニウム合金N−アルミ
ニウム−マグネシューム合金であるA3052アルミニ
ウム合金材をそれぞれ用い、前記しjHA4C板材07
Jと同じ寸法、形状のものとし、同様の工程で、鉛材と
十分な接合強さを有する複合材料を得ることができる。
アルミニウム材、ジュラルミンに相当スるアルミニ
ウム合金であるA2017アルミニウム合金N−アルミ
ニウム−マグネシューム合金であるA3052アルミニ
ウム合金材をそれぞれ用い、前記しjHA4C板材07
Jと同じ寸法、形状のものとし、同様の工程で、鉛材と
十分な接合強さを有する複合材料を得ることができる。
以上の説明においては簡単な板状のアルミニウム−鉛複
合材についてその製造方法について説明したが、鋳型(
中子も含む)を工夫すれば。
合材についてその製造方法について説明したが、鋳型(
中子も含む)を工夫すれば。
医用X線防護容器など従来内面の鉛板貼付けを手作業で
行っていたものを、この製造方法によって容易に作るこ
とが可能である。またアルミニウム材O2の予熱につい
て、前記した方法によらず鋳型nil 、 (141ご
と加熱炉で加熱してもよい。
行っていたものを、この製造方法によって容易に作るこ
とが可能である。またアルミニウム材O2の予熱につい
て、前記した方法によらず鋳型nil 、 (141ご
と加熱炉で加熱してもよい。
なお鋳型はアル主ニウム材を直立させて型込めした上注
ぎ型に限定されず、下注ぎ型でも、アルミニウム材を水
平に型込めしたものでもよい。
ぎ型に限定されず、下注ぎ型でも、アルミニウム材を水
平に型込めしたものでもよい。
(ト)効果
この発明にかかるアルミニウム−鉛複合材の製造方法で
は、アルミニウム材と鉛材とを強固に接合させることが
でき、二次加工をほとんど要することな(、やや複雑な
形状のアルミニウム−鉛複合材料からなる容器等を鋳型
どおり製作することができ、その作業は鋳造作業と同等
に行え、安全に実施することができる。またアルミニウ
ム材の予熱をアルミニウムまたはアルミニウム合金の溶
at注渇することによって行また、この方法により作成
したテストピースにせん断試験を行なったところ、鉛の
部材以上の強度が確認された。
は、アルミニウム材と鉛材とを強固に接合させることが
でき、二次加工をほとんど要することな(、やや複雑な
形状のアルミニウム−鉛複合材料からなる容器等を鋳型
どおり製作することができ、その作業は鋳造作業と同等
に行え、安全に実施することができる。またアルミニウ
ム材の予熱をアルミニウムまたはアルミニウム合金の溶
at注渇することによって行また、この方法により作成
したテストピースにせん断試験を行なったところ、鉛の
部材以上の強度が確認された。
第1図はこの発明にかかるアルミニウム−鉛複合材の製
造法を実施するための鋳型における注湯状態を示す側断
面図、第2図は上記方法によって得られた複合材の1例
を示す外観斜視図、第3図は上記方法により鋳型内で予
熱されたアルミニウム材の温度変化、ならびに鉛材の溶
湯の鋳型内における温度変化を示す線図、第4図は上記
法によって得られた複合材の界面のX線マイクロアナラ
イザーによる線分析図、第5図は従来のアルミニウム−
鉛複合材の製造方法による板状複合材製造時の注湯状態
を示す断面図、第6図はアルミニウム材を予熱しない場
合の鋳型内における鉛材溶湯およびアルミニウム材の温
度変化を示す線図、第7図はアルミニウム材を予熱しな
いで鉛材の溶湯を注入した実験鋳型の部分側断面図であ
る。 (121・・・アルミニウム、またはアルミニウム合金
鋳物板材、 (131・・・錫−鉛合金被膜、 (16
+・・・鉛材(鉛材の溶湯)、(社)・・・予熱用アル
ミニウムまTこはアルミニウム合金の溶湯。 第4図 4迂(i 第5図 第6図
造法を実施するための鋳型における注湯状態を示す側断
面図、第2図は上記方法によって得られた複合材の1例
を示す外観斜視図、第3図は上記方法により鋳型内で予
熱されたアルミニウム材の温度変化、ならびに鉛材の溶
湯の鋳型内における温度変化を示す線図、第4図は上記
法によって得られた複合材の界面のX線マイクロアナラ
イザーによる線分析図、第5図は従来のアルミニウム−
鉛複合材の製造方法による板状複合材製造時の注湯状態
を示す断面図、第6図はアルミニウム材を予熱しない場
合の鋳型内における鉛材溶湯およびアルミニウム材の温
度変化を示す線図、第7図はアルミニウム材を予熱しな
いで鉛材の溶湯を注入した実験鋳型の部分側断面図であ
る。 (121・・・アルミニウム、またはアルミニウム合金
鋳物板材、 (131・・・錫−鉛合金被膜、 (16
+・・・鉛材(鉛材の溶湯)、(社)・・・予熱用アル
ミニウムまTこはアルミニウム合金の溶湯。 第4図 4迂(i 第5図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるアル
ミニウム材と、鉛または鉛合金からなる鉛材とを互いに
接合して両材の複合材を製造するアルミニウム−鉛複合
材の製造方法において、前記アルミニウム材の、鉛材と
接合しようとする表面に錫−鉛合金被膜を形成し、この
錫−鉛合金被膜が形成されたアルミニウム材を鉛材の溶
湯温度に近い温度に予熱した後、前記アルミニウム材に
形成された錫−鉛合金被膜の表面に前記鉛材の溶湯を注
湯することを特徴とするアルミニウム−鉛複合材の製造
方法。 2、アルミニウム材の予熱は、アルミニウム材の、鉛材
との接合面となるべき面の裏面側にアルミニウムまたは
アルミニウム合金の溶湯を注湯することにより行うもの
である特許請求の範囲第1項記載のアルミニウム−鉛複
合材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18315184A JPS6160254A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | アルミニウム−鉛複合材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18315184A JPS6160254A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | アルミニウム−鉛複合材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6160254A true JPS6160254A (ja) | 1986-03-27 |
Family
ID=16130685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18315184A Pending JPS6160254A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | アルミニウム−鉛複合材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6160254A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109249006A (zh) * | 2018-10-25 | 2019-01-22 | 邢立杰 | 普碳钢中性盐电解除鳞极板包铅工艺 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5443456A (en) * | 1977-09-13 | 1979-04-06 | Toshiba Corp | Low fusing-point glass sealing lead |
-
1984
- 1984-08-31 JP JP18315184A patent/JPS6160254A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5443456A (en) * | 1977-09-13 | 1979-04-06 | Toshiba Corp | Low fusing-point glass sealing lead |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109249006A (zh) * | 2018-10-25 | 2019-01-22 | 邢立杰 | 普碳钢中性盐电解除鳞极板包铅工艺 |
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