JPS5910462A - 銅または銅合金クラツド鋼の製造法 - Google Patents

銅または銅合金クラツド鋼の製造法

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JPS5910462A
JPS5910462A JP12097182A JP12097182A JPS5910462A JP S5910462 A JPS5910462 A JP S5910462A JP 12097182 A JP12097182 A JP 12097182A JP 12097182 A JP12097182 A JP 12097182A JP S5910462 A JPS5910462 A JP S5910462A
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JP
Japan
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copper
plate
nickel
coating
base
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Pending
Application number
JP12097182A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Imanaka
誠 今中
Yutaka Oka
裕 岡
Shuzo Ueda
上田 修三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D19/00Casting in, on, or around objects which form part of the product

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は鋼または銅合金クラツド鋼の製造法に関し、
とくに良好な接合界面強度を備えるこの種の複合金属材
料を簡便に、しかも安価に製造しようとするものである
産業の発達に伴い金属相別の使用環境が年々厳しくなり
多様化している。このような状況にあって 単一金属材
料では対応が難しくなり、また、たとえ対応できるとし
ても非常に高価な金属材料を使用せざるを得ない場合が
増えつつある。
このような過酷な環境での使用に対処するため優れた材
料特性を有し互いに補児しあうような金属材料1積r@
[また安価な複合金屑材料の開発が急がれている。
この種の複合金屑材料では、一般に母材に強度を受は持
たせ、合わせ板材として耐食性や耐摩耗性などにすぐれ
lt特殊金属を用いる場合が多い。
とくに銅寸たは銅合金を合わせ材にする複合材料は、合
わせ材で耐食性、耐海水性や耐池生物汚損性などの特性
を保証して、化学装置、海水淡水化装置あるいは海洋構
造物用材料として用いられている。
今日、p一種金属月料を接合する主な手法とI7ては、
オーバーレイ法、爆着法、組立て一圧延法あるいは鋳込
法が知られている。
オーバーレイ法は母材の上にフラックスを置き、うす物
コイルをアークで溶融し母材に接合させる方法であるが
、渭j価なうす物コイルを刊溶融するだめ、母材に対す
る合わせ材の比率が大きい場合には他の製造法にくらべ
てコストが高くなるという欠点がある。
爆着法は火薬を使用するため、火薬そのものが乱倫であ
ることと火薬の使用場用が限定されるため一般には採用
しにくい方法である。
組立て一圧延法は汎用されている方法であシ、合わせ板
材にニッケルメッキを施したのち合わせ仮相と母材を重
ね合わせて四周を溶接し、高温で強圧下圧延i−で複合
材料を得る方法である。この方法では接合すべき合わせ
板材と母材の表面を平滑に什トげることが接合のため不
可欠であり、したがって、組立て圧延法は表面手入れを
含めた組立てに要するコストが高く、またこの方法では
、圧延工程で合わせ材と母材を接合させるために、一定
水準以一りの能力を持つ圧延機の使用が必要となる。
一方、鋳込法け、合わせ材あるいは旬材を、鋳型の内部
に予め組立てその鋳型の中に溶融した母材りるいは合わ
せ材全注入して造塊し、これを分塊および熱間圧延によ
り両者の接合を生じさせる複合材料の製造法である。こ
の方法では、鋳込の際にスカムを巻き込みその部分が接
合不良となる問題がある。
このように複合金属材料の現行の製造法はそれぞれ欠点
を残していて、これらの製造方法に代わる安価な製造法
が要望されている。
発明者らt」 さきに母材の周辺に囲い枠f設けてこの
fJ拐の上に、母相よりも融点の低い合わせ材と、その
上面を覆うフラックス力かでも炭素を50%以」−含有
する板あるいは粉末をおき、全体に加熱を11+It、
て合わせ材のみを母材上で溶融させ、界面での拡散苓−
生じるに足る保持を行ない、その伊溶融凝固紹織を管理
しつつ冷却して複合スラブを得、しかるのちこの抱合ス
ラブに熱間圧延を施す方法を開発したが、この場合の接
合機構の重要な点は、合わせ(」が溶融して液体となシ
、まずそれが固体である母材に°゛ぬれる″ことであり
、ついでぬれた界i’ln T 厚手が十分に拡散する
ことである。
かようなぬれ性と拡散性の2点全満足することを必要と
する溶融接合法では、合わせ材と母材の「ぬれ性」が悪
い場合には接合不良を生じ、またたとえ「ぬれ性」が良
い場合でも、拡散によって形成される合金層が脆弱であ
ると加工時に割れることがある。
とくに合わせ材が銅あるいは銅合金の場合、銅が母材の
粒界に浸入して母材が脆化するうれいがある。このよう
に従来の溶融接合法においては、合わせ材と母材の組み
合わせを限定する必要があり、銅または銅合金クラツド
鋼の製造に非常な困#をとも々つた。
発明者らは従来技術の「ぬれ性」「界面における拡散に
よる脆弱な合金層の形成」あるいは「溶融した合わせ材
金属の母材粒界への浸食による脆化」の問題テどf解決
すべく種々検討し従求技術の適用では高度の技術を要し
た銅および銅合金クラツド鋼の製造に関し簡便で経済釣
力方法を見い田した。
この発明は、母材鋼板上でそれよりも融点の低い合わせ
板材である銅または銅合金板と、その上面を覆うフラッ
クスとをおき、全体に加熱を施して合わせ板材のみを母
材鋼板上で溶融させて、母材と接合する段階を含む銅ま
たは銅合金クラツド鋼の製造に際して、母材鋼板の接合
面にあらかじめ、ニッケルもしくはニッケル合金によシ
予備被覆を行うことにより前記課題を解決したものであ
この発明の実施に当っては、ニッケルもしくはニッケル
合金による予備被覆がメッキ、溶射、またはオーバーレ
イによるものであること、また接合段階を経た積層材に
ついての熱間段階を含むこと、熱間圧延段階が、合せた
板材の周囲に施[7た囲い枠による拘束下であることが
好ましくフラックスとして炭素を50%含有する板ある
いは粉末全使用することができる。
さてこの発明は、母材と合わせ材の溶融接合に際して、
母材接合面にあらかじめニッケルあるいはニッケル合金
により予備被覆を施すことにより、合わせ材が銅あるい
は銅合金であることによる溶融接合時の障害を排除した
ものである。
以下に、この発明の実施態様を図面に従い具体的に説明
する。
第1図にこの発明法に従い母材鋼板上に合わせ板材およ
びフラックスを積層した状態を示す。同図で番号1は母
材鋼板、2は母材接合面側に施したニッケルもしくはニ
ッケル合金による予備被覆であり、8は合わせ仮相の銅
または銅合金の板材、4、は母材の周辺に設けた囲い枠
、5はフラックスである。
旬・材鋼板1の−に面はなるべくグラインダなどで予め
表面1手入れを施した上で、メッキ、オーツクーレイな
いしは、溶射などの技術によりニッケルもしくはニッケ
ル合金の予備被覆2を施す。
この予備被覆2け、銅または銅合金の合わせ板材3が溶
融し九時い一1母材接合面へのy)れ性を改善するのみ
ならず、接合界面における脆弱な合金層の形成を防止し
、さらに合わせ板材3の母材粒界への浸食、さらには母
材鋼板1側から合わせ仮相8へのカーボン々どの有害元
累の拡散を防止する。囲い枠4は合わせ板材3を溶融し
たとき堰の働き金なすものであり、従って高温加熱下で
も溶融せずに溶融合わせ制8の圧力に劃え伺る@度を必
要とするが、拐質としては経済的な面からも軟鋼がとく
に有利に適合する。
フラックス5としてはアルカリ金属やアルカリ土類金属
のノ・ロゲン塩もしくはそれらの混合物が有利であるが
、このフラックスとしては炭素を50%以」二含有する
板もしくは粉末を使用することもできる。第1図に示す
様に組み立てた状態で全体を、合わせ板拐8の融点以1
−で、かつ母料鋼板1、予備被覆2および囲い材4の融
点以下の温間に加熱し、母相鋼板1の予備被覆上の面一
にで合わせ仮相8を溶融させる。
次にこの溶融下に積層(〜だ複合相を冷却して接合スラ
ブとする。このとき合わせ板材8の材質によっては、冷
却条件次第で凝固組織が異なる場合もあるので、冷却速
度や冷却方向などの制御を行って溶融凝固組織を管理し
なから冷却して所定の特性をそなえる凝固M繊とする。
次いでこの複合スラブに熱間圧延を施して所定の形状寸
法の製品とする。この場合に合わせ仮相と母材の変形抵
抗が甚しく異なるときはクラツド比が変化し、歩留の低
下を招く恐れがあるが、合わせ材の四周の囲い枠をその
壕ま残し、合わせ材の周辺における変形を拘束した状態
で圧延を行うことでクラツド比の変化を軽減し得る。
次にこの発明法全90フ□0キユプロニツケルクラツド
鋼の製造に適用した具体例について説明する。
厚さ65 mmのJIS規格5M41B板材を母相鋼板
1とし、その鎚5合面にグラインダで手入れkmしたの
ち、モネル(Ni/70 wt%、Ou/3owt%)
を予備被覆2と1〜て肉盛溶接した。母材鋼板1の周辺
に前掲第1図に示j−たとおり、3 mm厚の軟鋼板帯
を囲い枠lとして溶J? l、た。この囲い枠4で囲わ
れた母材予備被覆20面上に合わせ板材3として厚さ1
5朋の9°/□0キユプロニツケルを置き、さらにその
上面をほう砂−はう酸系フラックス5で] Q mm厚
に榎い、全体iAr雰囲気の炉で1201)℃(90/
□0キユプロニツケルの融点:約1150℃)まで加熱
して90/1oキユプロニツケルを母材上で溶解させた
。この状態で10分間保持して界面での拡散を十分に行
ったのち空冷により合わせ板材を冷却し複合スラブとし
た。
ついでこの軸合スラブに囲い枠4はそのままとして熱間
圧延を施し、目標板厚2 (1mmに仕上げた。かくし
て得られた複合金属材料は、熱間圧延中における合わせ
仮相の耳だれはかく歩留りは良好で所期j〜たとおりの
クラツド比の■/、oキュプロニッケルクラッド銅が得
られた。表1にこの90/1oキユプロニツケルクラツ
ド鋼板の接合界面強度Vこ関し試験した結果を示す。
il   ”/□。キュブrノニッケルクラツド鋼板の
接合界面強度 * 接合面に対し垂直方向の引張試駆、破断位置はいず
れも合わせ材、 ** モネルの場合と同様に肉盛溶接、銅合金クラツド
鋼の規格JI8  G 8604 に規定のせん断強さ
の下限値lO’Qf/mm”に対し、この発明に従い得
られた複合金属板は28.2kff/rnm2であり、
月1格値を大幅に越えている。また熱延前の垂直方向引
張り試験において破断が生じたのは接合界面でけ々く合
わせ板材の肉厚内部であったことからも、との発明に従
う複合金属板はすぐれた接合界面強度を有することがわ
かる。
また第2図に抱合材料の接合界面におけるXMA分析結
果を示すが、W材接合面に施17た予備被覆の効果によ
り脆弱な合金層の形成を防止していることがわかる。な
おこの発明の方法は癲または銅合金クラツド鋼に限らず
合わせ材として鋼板よりも融点の低い金属を利用する場
合に適用できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は母材鋼板、合わせ板材およびフラックスの積層
状態を示す断面図、 第2図は本発明法による90//□。ギュブロニッケル
クラツド鋼板の接合界面XMA分析結果を示すグラフで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 母材鋼板−1−にそれよりも融点の低い合わせ板材
    である銅または銅合金板と、その上面を覆うフラックス
    とをおき、全体に加熱を施して合わせ板材のみを母材鋼
    板上で溶融させて、母材と接合する段階を含む銅または
    銅合金クラツド鋼の製造に際して、母材鋼板の接合面に
    あらかじめ、ニッケルもしくはニッケル合金により予備
    被覆を行うことを特徴とする銅または銅合金クラツド鋼
    の製造法。 λ ニッケルもしくはニッケル合金による予備被覆がメ
    ッキ溶射、またはオーバーレイによるものである特許請
    求の範囲1記載の方法。 & 接合段階を経た積層材についての熱間圧延段階を含
    む特許請求の範囲1または2記載の方法。 表 熱間圧延段階が合わせ板材の周囲に施した囲い枠に
    よる拘束下である特許請求の範囲3記載の方法。 五 フラックスとして炭素を50%以上含有する板ある
    いは粉末を用いる特許請求の範囲1〜4・の何れか−に
    記載の方法。
JP12097182A 1982-07-12 1982-07-12 銅または銅合金クラツド鋼の製造法 Pending JPS5910462A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5188164A (en) * 1989-07-21 1993-02-23 Lanxide Technology Company, Lp Method of forming macrocomposite bodies by self-generated vacuum techniques using a glassy seal
US5224533A (en) * 1989-07-18 1993-07-06 Lanxide Technology Company, Lp Method of forming metal matrix composite bodies by a self-generated vaccum process, and products produced therefrom
US5247986A (en) * 1989-07-21 1993-09-28 Lanxide Technology Company, Lp Method of forming macrocomposite bodies by self-generated vacuum techniques, and products produced therefrom
CN108326259A (zh) * 2018-01-20 2018-07-27 中北大学 一种提高钢-铜固液复合铸造界面结合强度的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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