JPS6159326A - 複写機等の照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は複テすべき原稿を走査しながら照明する複写
機等の照明装置に関する。

従来の技術 従来複写機等に用いられる走査型の照明装置は、複写す
べき原稿に沿って光源を移動させながら原稿を照明して
いる。しかしこの方法では光源に使用するランプが移動
時の振動や衝撃などで切れやすいなど光源の寿命が短い
と共に、原稿台直下で光源が移動するため、原稿台カバ
を開放した状態で複写を行った場合、光が直接作業者の
目に入り、大変眩しい不具合があった。

上記不具合を改曽するものとして、第９図に示す特公昭
５３−４１９７６号公報に記載のも、のや、第１０図、
第１１図に示す特開昭５６−譬１３１６６号公報に記載
のものが提唱されている。

上記何れのものも点光源ａより発せられた光束ラリフレ
フタｂまたはコリメータレンズｃを用いて平行光束とし
、この光線を放物線り７し゛　フタｄ−または曲面り７
レクターにより原稿ｆｌｌ　　−上に線状に集光させた
ものである。

発明が解決しようとする問題点 しかし上記従来の照明装置では、平行光線を作り出す光
学系及びこれを集光する光学系が何れも湾曲した形状だ
ったり、肉厚の厚いレンズであるため、調整に多くの手
数を要すると共に、特に曲面リフレクタは表面精度の高
いガラス素材が用いられており、重量も重い。このため
、曲面リフレクタを走査時振動を発生せずに支持する必
要があり、その支持手段が複雑かつ高価となるなどの不
具合があった。

この発明は上記不具合を改善する目的でなされたもので
ある。

問題点を解決するための手段及び作用 点光源より発せられた光束を平行光束に変換する手段に
２個のフレネルレンズヲ有すルフレネルプレートを用い
ることにより、変換手段を薄型軽量化して取付けの容易
化を図ると同時に理想分布に近い照度分布が得られるよ
うにしたＷ写機等の照明装置。

実施例 この発明の一実施例を図面を参照して詳述すると、図に
おいて１．ＩＩは小型へロゲンランプのような一対の点
光源で、同一性能を有しており、７レネルプレート２の
両端側に位置するように設置されている。上記フレネル
プレート２は第３図に示すように両端側に２個のフレネ
ルレンズ２ａ、２ｂを有していて、これらフレネルレン
ズ２ａ、２ｈの焦点位置Ｆ　、　ＦＩに上記各点光源１
．１１が配置されていて、各点光源１゜１′より発せら
れた光束は７レネルプレート２により平行光束３となっ
て、上記７レネルプレート２と間隔を存して互に平行す
るよう設置された放物線リフレクタやフレネル反射鏡な
どの集光性集光性光射素子４に達する。集光性反射型光
学素子４０度射而面αは斜め上方向に傾斜されていて、
光学素子４に達した平行光束３は光学素子４の上方に設
けられた原稿台５方向へ反射され、原稿台５上に載置さ
れた原稿６の複写面に線状の光束として集光される。ま
た上記集光性集光性光射素子４は図示しない駆動系によ
り原稿台５の下面に沿って矢印方向へ移動しながら、原
稿６を走査して、これを照明するようになっている。

上記構成において、焦点距離２＋２７ｎ７７Ｌ、厚さ３
．９ｍｒｎ、長さ１５９ｒＭＬ１幅７０ｍｍ、フレネル
光軸が周辺より２Ｑｍｙｎの位置となるよう切断した２
枚の透過型７レネルレンズ２ａ、２Ａを第３図に示すよ
うに貼合せてフレネルプレート２を形成してこれを使用
した場合、平行光束３は３１８Ｘ７０の幅より少し拡っ
て光学素子４に達する。また光学素子４に２６０　Ｘ　
７０ｍｍ、厚さ２．３ｍｍの７レネル度射鏡を使用して
原稿５上に集光させたところ第４図に示す照度分布が得
られた。

中央部の急激な照度分布の低下は、７レネルレンズ２ａ
、２Ａ間の継目による光線不透過部により発生するもの
で、これを改善するため、７レネルレンズ２ａ、２ｂを
第５図に示すように斜めに切断して貼着したところ、第
６図に示すように、点線で示す理想分布に近い照度分布
が得られるようになった。

ちなみに第７図は従来の照明装置による照度分布を示し
たもので、これに比べて照度分布が著じるしく改善され
たことがわかる。

また第８図は７レネルプレート２の一部に照度分布を補
正するための遮光板７を設けた別の実施例を示す。

なお上記実施例では２個の７レネルレンス２α。

２ｂを貼合せてフレネルプレート２を作成したが、予め
一体に成形しても勿論よい。

発明の効果 この発明は以上詳述したように点光源より発せられた光
束を平行光束に変換する手段に、２個のフレネルレンズ
を有する７し木ルプレートを用い、かつこれらフレネル
レンズの焦点位置に点光源を股は念ことから、理想分布
に近い照度分布が得られると共に、軽量及び薄形の７レ
ネルプレー）を用いることによって走査時の振動に対す
る支持なども従来のガラス素材を用いたものに比べて簡
単かつ安価に構成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す平面図、第２図は同
側面図、第３図は７レネルプレートの正面図、第４図は
同照度分布を示線図、第５図はフレネルプレートの別の
実施例を示す正面図、第６図は同照度分布を示す線図、
第７図は従来の照度分布を示す線図、第８図は補正板を
用いた別の実施例を示す斜視図、第９図ないし第１１図
は従来の説明図である。 １．１′は点光源、２はフレネルプレート、２α。 ２ｂはフレネルレンズ、６は原稿。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 点光源１より発せられた光束を平行光束に変換後、反射
   手段により原稿６上に線状に集光して、原稿６を照明す
   るものにおいて、点光源１より発せられた光束を平行光
   束に変換する手段に２個の透過型フレネルレンズ２ａ、
   ２ｂを有するフレネルプレート２を用いると共に、上記
   各フレネルレンズ２ａ、２ｂの焦点位置Ｆ、Ｆ＾１にそ
   れぞれ点光源１、１＾１を配置してなる複写機等の照明
   装置。