JPS6159242B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6159242B2 JPS6159242B2 JP53031790A JP3179078A JPS6159242B2 JP S6159242 B2 JPS6159242 B2 JP S6159242B2 JP 53031790 A JP53031790 A JP 53031790A JP 3179078 A JP3179078 A JP 3179078A JP S6159242 B2 JPS6159242 B2 JP S6159242B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methanol
- solution
- sodium formate
- caustic soda
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M Sodium hydroxide Chemical compound [OH-].[Na+] HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims description 87
- OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N Methanol Chemical compound OC OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 84
- HLBBKKJFGFRGMU-UHFFFAOYSA-M sodium formate Chemical compound [Na+].[O-]C=O HLBBKKJFGFRGMU-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims description 30
- 235000019254 sodium formate Nutrition 0.000 claims description 30
- 239000004280 Sodium formate Substances 0.000 claims description 29
- 235000011121 sodium hydroxide Nutrition 0.000 claims description 29
- 239000000243 solution Substances 0.000 claims description 29
- RAHZWNYVWXNFOC-UHFFFAOYSA-N Sulphur dioxide Chemical compound O=S=O RAHZWNYVWXNFOC-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N Carbon monoxide Chemical compound [O+]#[C-] UGFAIRIUMAVXCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 229910002091 carbon monoxide Inorganic materials 0.000 claims description 12
- JVBXVOWTABLYPX-UHFFFAOYSA-L sodium dithionite Chemical compound [Na+].[Na+].[O-]S(=O)S([O-])=O JVBXVOWTABLYPX-UHFFFAOYSA-L 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 claims description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 3
- 239000012431 aqueous reaction media Substances 0.000 claims description 2
- 235000010269 sulphur dioxide Nutrition 0.000 description 8
- GRWZHXKQBITJKP-UHFFFAOYSA-L dithionite(2-) Chemical compound [O-]S(=O)S([O-])=O GRWZHXKQBITJKP-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 239000012429 reaction media Substances 0.000 description 4
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 3
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 3
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 3
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- ATHHXGZTWNVVOU-UHFFFAOYSA-N N-methylformamide Chemical compound CNC=O ATHHXGZTWNVVOU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000004821 distillation Methods 0.000 description 2
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 2
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 2
- 239000011734 sodium Substances 0.000 description 2
- GEHJYWRUCIMESM-UHFFFAOYSA-L sodium sulfite Chemical compound [Na+].[Na+].[O-]S([O-])=O GEHJYWRUCIMESM-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M Ilexoside XXIX Chemical compound C[C@@H]1CC[C@@]2(CC[C@@]3(C(=CC[C@H]4[C@]3(CC[C@@H]5[C@@]4(CC[C@@H](C5(C)C)OS(=O)(=O)[O-])C)C)[C@@H]2[C@]1(C)O)C)C(=O)O[C@H]6[C@@H]([C@H]([C@@H]([C@H](O6)CO)O)O)O.[Na+] DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 230000001476 alcoholic effect Effects 0.000 description 1
- 239000012736 aqueous medium Substances 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007795 chemical reaction product Substances 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002609 medium Substances 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- GBMDVOWEEQVZKZ-UHFFFAOYSA-N methanol;hydrate Chemical compound O.OC GBMDVOWEEQVZKZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 239000000376 reactant Substances 0.000 description 1
- 229910052708 sodium Inorganic materials 0.000 description 1
- HRZFUMHJMZEROT-UHFFFAOYSA-L sodium disulfite Chemical compound [Na+].[Na+].[O-]S(=O)S([O-])(=O)=O HRZFUMHJMZEROT-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 235000010262 sodium metabisulphite Nutrition 0.000 description 1
- 235000010265 sodium sulphite Nutrition 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B17/00—Sulfur; Compounds thereof
- C01B17/64—Thiosulfates; Dithionites; Polythionates
- C01B17/66—Dithionites or hydrosulfites (S2O42-)
Description
【発明の詳細な説明】
近年亜硫酸ナトリウム又はピロ亜硫酸ナトリウ
ムを蟻酸ナトリウムにて還元することに依り亜二
チオン酸ナトリウムを製造することが次第に関心
を持たれてきている。原料物質は一般に二酸化硫
黄、苛性ソーダ液並びに蟻酸ナトリウム又はメチ
ルフオルムアミド及び苛性ソーダ液の混合物であ
る。反応は次の反応式に依り記載される: (1) NaOOCH+2SO2+NaOH→ Na2S2O4+CO2+H2O 反応成分は通例水溶液中にて、又は殊に水−
アルコール性溶液中て、殊にメタノール−水混
合物中にて互に反応せしめられる。
ムを蟻酸ナトリウムにて還元することに依り亜二
チオン酸ナトリウムを製造することが次第に関心
を持たれてきている。原料物質は一般に二酸化硫
黄、苛性ソーダ液並びに蟻酸ナトリウム又はメチ
ルフオルムアミド及び苛性ソーダ液の混合物であ
る。反応は次の反応式に依り記載される: (1) NaOOCH+2SO2+NaOH→ Na2S2O4+CO2+H2O 反応成分は通例水溶液中にて、又は殊に水−
アルコール性溶液中て、殊にメタノール−水混
合物中にて互に反応せしめられる。
反応に対して必要な蟻酸ナトリウムは通例次
の式 (2) NaOH+CO→HCOONa に依り苛性ソーダ液を一酸化炭素と反応せしめ
ることに依り得られる。
の式 (2) NaOH+CO→HCOONa に依り苛性ソーダ液を一酸化炭素と反応せしめ
ることに依り得られる。
米国特許明細書第2281715号に依れば反応は2
段階にて行われ、この場合第1段階に於ては200
℃以下の温度に於て、溶液が最高1:1のNaOH
対蟻酸ナトリウムの比を有するに至るまで、一酸
化炭素と苛性ソーダ水溶液とを反応せしめる。次
にこの溶液を蟻酸ナトリウムの熔融体に供給し、
且つ反応を300℃以下の温度に於て終了せしめ
る。独乙国特許公開公報第2436979号中には、水
酸化ナトリウムの水溶液を150乃至220℃の温度及
び12乃至30Kg/cm2の圧力に於て一酸化炭素と互に
反応せしめる更に他の方法が記載されている。高
い温度及び圧力が必要である。何となればそうで
ない場合には反応速度が工業的には耐え得ない程
度に低下するからである。然し乍らこれ等高い圧
力及び温度を使用する場合すらも、最低滞留時間
はなお30分間に達する。苛性ソーダ液と一酸化炭
素との直接の反応の更に他の欠点は、反応媒体が
選択された条件に於ては極めてはげしく且つ強い
腐蝕を阻止しようとするならば、装置を前記の条
件に於て高価な材料より製作しなければならない
と言う点に存する。
段階にて行われ、この場合第1段階に於ては200
℃以下の温度に於て、溶液が最高1:1のNaOH
対蟻酸ナトリウムの比を有するに至るまで、一酸
化炭素と苛性ソーダ水溶液とを反応せしめる。次
にこの溶液を蟻酸ナトリウムの熔融体に供給し、
且つ反応を300℃以下の温度に於て終了せしめ
る。独乙国特許公開公報第2436979号中には、水
酸化ナトリウムの水溶液を150乃至220℃の温度及
び12乃至30Kg/cm2の圧力に於て一酸化炭素と互に
反応せしめる更に他の方法が記載されている。高
い温度及び圧力が必要である。何となればそうで
ない場合には反応速度が工業的には耐え得ない程
度に低下するからである。然し乍らこれ等高い圧
力及び温度を使用する場合すらも、最低滞留時間
はなお30分間に達する。苛性ソーダ液と一酸化炭
素との直接の反応の更に他の欠点は、反応媒体が
選択された条件に於ては極めてはげしく且つ強い
腐蝕を阻止しようとするならば、装置を前記の条
件に於て高価な材料より製作しなければならない
と言う点に存する。
これ等の欠点を回避するために、水酸化ナトリ
ウムと一酸化炭素との反応を無水の媒体中にて溶
剤としてのメタノールの存在に於て行うことも公
知である(The Soviet Chemical Industry 第
5巻、第6号、1973年6月、第377−378頁)。同
一著者によるソ聯国特許明細書第468909号より認
め得るように、反応は95乃至115℃の温度及び15
乃至25Kg/cm2の圧力に於て行われることができ、
この場合瓦斯処理強度に応じて18秒間の滞留時間
が守られることができる。従来工業的規模に於て
は使用されなかつたせいにもすることができるこ
の方法の欠点は、反応に際して形成される蟻酸ナ
トリウムがメタノール中に実際上不溶性であるこ
とにもとづいている。この結果反応媒体と接触す
る装置の壁は蟻酸ナトリウムにて被覆され、且つ
反応生成物を反応器より取り出すことは極めて困
難となる。
ウムと一酸化炭素との反応を無水の媒体中にて溶
剤としてのメタノールの存在に於て行うことも公
知である(The Soviet Chemical Industry 第
5巻、第6号、1973年6月、第377−378頁)。同
一著者によるソ聯国特許明細書第468909号より認
め得るように、反応は95乃至115℃の温度及び15
乃至25Kg/cm2の圧力に於て行われることができ、
この場合瓦斯処理強度に応じて18秒間の滞留時間
が守られることができる。従来工業的規模に於て
は使用されなかつたせいにもすることができるこ
の方法の欠点は、反応に際して形成される蟻酸ナ
トリウムがメタノール中に実際上不溶性であるこ
とにもとづいている。この結果反応媒体と接触す
る装置の壁は蟻酸ナトリウムにて被覆され、且つ
反応生成物を反応器より取り出すことは極めて困
難となる。
本発明の目的とする所は、前記の欠点が生ずる
ことなく、且つ直接公知の方法にて亜二チオン酸
ナトリウムの製造のために使用されることができ
る蟻酸ナトリウムの溶液が生ずる蟻酸ナトリウム
の製法と合体されたメタノールの存在に於て二酸
化硫黄と蟻酸ナトリウム及び苛性ソーダ水溶液と
を反応せしめることに依り亜二チオン酸ナトリウ
ムを製造する方法を開発しようとするに在る。
ことなく、且つ直接公知の方法にて亜二チオン酸
ナトリウムの製造のために使用されることができ
る蟻酸ナトリウムの溶液が生ずる蟻酸ナトリウム
の製法と合体されたメタノールの存在に於て二酸
化硫黄と蟻酸ナトリウム及び苛性ソーダ水溶液と
を反応せしめることに依り亜二チオン酸ナトリウ
ムを製造する方法を開発しようとするに在る。
然るにこの目的は、水に関しメタノール10乃至
40重量%を含有する水性反応媒体中にて80乃至
120℃の温度及び10乃至40バールの圧力に於て一
酸化炭素と苛性ソーダ液とを互に反応せしめ、且
つ得られる蟻酸ナトリウムの水−メタノール性溶
液を公知の方法にて二酸化硫黄及び苛性ソーダ水
溶液と反応せしめて亜二チオン酸ナトリウムを生
ぜしめることに依り達成され得ることが知られ
た。
40重量%を含有する水性反応媒体中にて80乃至
120℃の温度及び10乃至40バールの圧力に於て一
酸化炭素と苛性ソーダ液とを互に反応せしめ、且
つ得られる蟻酸ナトリウムの水−メタノール性溶
液を公知の方法にて二酸化硫黄及び苛性ソーダ水
溶液と反応せしめて亜二チオン酸ナトリウムを生
ぜしめることに依り達成され得ることが知られ
た。
反応媒体が主として水より成るにも拘わらず、
驚くべきことには本発明に依る操業方法に於て、
無水メタノール性反応媒体中に於ける蟻酸ナトリ
ウムの公知の製法の利点が実際上完全にあてはま
り、然かも本発明に依る操業方法は公知の方法の
欠点(メタノール中に於ける蟻酸ナトリウムの不
溶性)を有しない。即ち強いCO瓦斯処理に際
し、反応は120℃を越えない比較的低い温度に於
て迅速且つ完全に行われることができる。更に他
の利点は、直接公知の方法にて苛性ソーダ液の存
在に於て二酸化硫黄と反応せしめることに依り亜
ジチオン酸ナトリウムを生ずる水−メタノール性
又は水性媒体中に蟻酸ナトリウムを溶解せる溶液
が得られる点に存する。
驚くべきことには本発明に依る操業方法に於て、
無水メタノール性反応媒体中に於ける蟻酸ナトリ
ウムの公知の製法の利点が実際上完全にあてはま
り、然かも本発明に依る操業方法は公知の方法の
欠点(メタノール中に於ける蟻酸ナトリウムの不
溶性)を有しない。即ち強いCO瓦斯処理に際
し、反応は120℃を越えない比較的低い温度に於
て迅速且つ完全に行われることができる。更に他
の利点は、直接公知の方法にて苛性ソーダ液の存
在に於て二酸化硫黄と反応せしめることに依り亜
ジチオン酸ナトリウムを生ずる水−メタノール性
又は水性媒体中に蟻酸ナトリウムを溶解せる溶液
が得られる点に存する。
苛性ソーダ液としては、それぞれ水に対し58乃
至80殊に65乃至75重量%の水酸ナトリウム、並び
に10乃至40重量%のメタノールを含有する水溶液
を使用するのが適当であるし、加えて90乃至110
℃の温度及び10乃至30バールの圧力に於て操作す
るのが適当である。
至80殊に65乃至75重量%の水酸ナトリウム、並び
に10乃至40重量%のメタノールを含有する水溶液
を使用するのが適当であるし、加えて90乃至110
℃の温度及び10乃至30バールの圧力に於て操作す
るのが適当である。
この反応に於て得られる蟻酸ナトリウム溶液を
冷却するが、勿論通例60乃至85℃の温度が守られ
る亜二チオン酸ナトリウムを生ずる二酸化硫黄と
の反応が行われる温度にのみ冷却するのが適当で
ある。蟻酸ナトリウムの亜二チオン酸ナトリウム
への反応が行われる前に、メタノールを少くとも
一部分例えば蒸溜に依り除去することができる。
冷却するが、勿論通例60乃至85℃の温度が守られ
る亜二チオン酸ナトリウムを生ずる二酸化硫黄と
の反応が行われる温度にのみ冷却するのが適当で
ある。蟻酸ナトリウムの亜二チオン酸ナトリウム
への反応が行われる前に、メタノールを少くとも
一部分例えば蒸溜に依り除去することができる。
添付図面中には、本発明方法が完全連続的に実
施をされることができる設備が例示されている。
施をされることができる設備が例示されている。
エジエクターフラツシユノズル1を経て反応成
分、一酸化炭素、工業用苛性ソーダ液、水及びメ
タノールが所望の混合比に於て耐圧反応器2中に
導入され、ここで前記の条件下にて反応が行われ
る。
分、一酸化炭素、工業用苛性ソーダ液、水及びメ
タノールが所望の混合比に於て耐圧反応器2中に
導入され、ここで前記の条件下にて反応が行われ
る。
所望の瓦斯処理強度を達成するために、一酸化
炭素のみならず、溶液も循環せしめられ、即ち一
酸化炭素は上方に於て耐圧反応器を去り、且つ瓦
斯/液体分離器3を経て再び瓦斯処理ノズルに復
帰せしめられる。溶液は瓦斯/液体分離器3、ポ
ンプ4及び熱交換器5を経て循環せしめられる。
炭素のみならず、溶液も循環せしめられ、即ち一
酸化炭素は上方に於て耐圧反応器を去り、且つ瓦
斯/液体分離器3を経て再び瓦斯処理ノズルに復
帰せしめられる。溶液は瓦斯/液体分離器3、ポ
ンプ4及び熱交換器5を経て循環せしめられる。
メタノール−水性蟻酸ナトリウム溶液は、導管
6に於て液体混合圏から排除され、且つ希望に応
じ塔7中に於てメタノールより分離され、且つ導
管8を経て図面には示されていない亜二チオン酸
ナトリウムへの反応のための反応器に供給される
ことができる。選択的に導管6を経て排除される
溶液は導管9を経て直接亜二チオン酸塩反応器に
復帰せしめられることもできる。
6に於て液体混合圏から排除され、且つ希望に応
じ塔7中に於てメタノールより分離され、且つ導
管8を経て図面には示されていない亜二チオン酸
ナトリウムへの反応のための反応器に供給される
ことができる。選択的に導管6を経て排除される
溶液は導管9を経て直接亜二チオン酸塩反応器に
復帰せしめられることもできる。
塔7中にて分離されたメタノールは導管10に
より再び蟻酸ナトリウムを生成する段階に復帰せ
しめられることができる。
より再び蟻酸ナトリウムを生成する段階に復帰せ
しめられることができる。
例 1
NaOH42.8重量%を含有する苛性ソーダ水溶液
330gにメタノール70gを添加し、且つ混合物を
ラツシツヒ環を充填した耐蝕性Cr−Ni鋼製のオ
ートクレーブ中に於て100℃に加熱する。続いて
強く振盪しつつ一酸化炭素を40バールの圧力にて
圧入する。30分間よりも少ない時間後、水酸化ナ
トリウム99.7%が反応して蟻酸ナトリウム(240
g)を生ずる。
330gにメタノール70gを添加し、且つ混合物を
ラツシツヒ環を充填した耐蝕性Cr−Ni鋼製のオ
ートクレーブ中に於て100℃に加熱する。続いて
強く振盪しつつ一酸化炭素を40バールの圧力にて
圧入する。30分間よりも少ない時間後、水酸化ナ
トリウム99.7%が反応して蟻酸ナトリウム(240
g)を生ずる。
77℃に冷却された蟻酸ナトリウム溶液の半分を
加熱された撹拌フラスコ中に添加し、この中に更
に50重量%苛性ソーダ液180g及びメタノール372
gを導入する。77℃に加熱された受器中に於て、
前記のようにして製造された且つ77℃に冷却され
た蟻酸ナトリウム溶液の残りの半分を、メタノー
ル560g中に溶解されたSO2200gと共に導入す
る。
加熱された撹拌フラスコ中に添加し、この中に更
に50重量%苛性ソーダ液180g及びメタノール372
gを導入する。77℃に加熱された受器中に於て、
前記のようにして製造された且つ77℃に冷却され
た蟻酸ナトリウム溶液の残りの半分を、メタノー
ル560g中に溶解されたSO2200gと共に導入す
る。
続いて30分間の時間に亘つてメタノール300g
中に溶解されたSO2更に100gを導入する。混合
物を77℃に於て絶えず撹拌しつつ更に2時間反応
せしめる。
中に溶解されたSO2更に100gを導入する。混合
物を77℃に於て絶えず撹拌しつつ更に2時間反応
せしめる。
続いて濾別し、メタノール/水80/20重量部に
て洗滌し且つ乾燥する。
て洗滌し且つ乾燥する。
無水の粗製亜二チオン酸塩が332gの収量にて
得られる。結晶の亜二チオン酸塩含有率は90%で
ある。
得られる。結晶の亜二チオン酸塩含有率は90%で
ある。
例 2
純水酸化ナトリウム37重量%を含有する苛性ソ
ーダ水溶液383gをメタノール95gと混和し、続
いて耐蝕性Cr−Ni鋼製のオートクレーブ中にて
85±3℃及び40バールの圧力に於て一酸化炭素に
て強く瓦斯処理する。35分間後使用水酸化ナトリ
ウムの99.8%が蟻酸ナトリウムに変ぜられた。
ーダ水溶液383gをメタノール95gと混和し、続
いて耐蝕性Cr−Ni鋼製のオートクレーブ中にて
85±3℃及び40バールの圧力に於て一酸化炭素に
て強く瓦斯処理する。35分間後使用水酸化ナトリ
ウムの99.8%が蟻酸ナトリウムに変ぜられた。
溶液を蒸溜塔中に於てメタノールより分離し、
続いて半分まで加熱された撹拌反応器中に導入す
る。蟻酸ナトリウム溶液に水酸化ナトリウム90
g、水30g及びメタノール260gを添加する。こ
の懸濁液中に15分間内に二酸化硫黄140g及びメ
タノール430gを添加し、この場合温度が90℃を
越さないように留意しなければならない。続いて
70℃と80℃との間の温度に於て50分間内に二酸化
硫黄160g及びメタノール485gを添加調合する。
続いて半分まで加熱された撹拌反応器中に導入す
る。蟻酸ナトリウム溶液に水酸化ナトリウム90
g、水30g及びメタノール260gを添加する。こ
の懸濁液中に15分間内に二酸化硫黄140g及びメ
タノール430gを添加し、この場合温度が90℃を
越さないように留意しなければならない。続いて
70℃と80℃との間の温度に於て50分間内に二酸化
硫黄160g及びメタノール485gを添加調合する。
残りの二酸化硫黄/メタノール導入と同時に蟻
酸ナトリウム水溶液の第2の半分を30分間内に添
加する。
酸ナトリウム水溶液の第2の半分を30分間内に添
加する。
この場合反応に際して生成する二酸化炭素を、
撹拌反応器中の圧力が1atuを越さないような程度
に於て排除する。導入終了後、後反応のために懸
濁液をなお2時間80℃に於て撹拌する。
撹拌反応器中の圧力が1atuを越さないような程度
に於て排除する。導入終了後、後反応のために懸
濁液をなお2時間80℃に於て撹拌する。
濾過し、メタノール/水(8重量部:2重量部
の比)にて洗滌し且つ乾燥する時は、91%以上の
純度を有する粗製亜二チオン酸塩335gが得られ
る。
の比)にて洗滌し且つ乾燥する時は、91%以上の
純度を有する粗製亜二チオン酸塩335gが得られ
る。
添付図面は本発明による製法の一例を示すフロ
ーダイヤグラムである。なお、図示された主要部
と符号との対応関係は以下の通りである。 1……エジエクターフラツシユノズル、2……
耐圧反応器、3……瓦斯/液体分離器、4……ポ
ンプ、5……熱交換器、7……塔。
ーダイヤグラムである。なお、図示された主要部
と符号との対応関係は以下の通りである。 1……エジエクターフラツシユノズル、2……
耐圧反応器、3……瓦斯/液体分離器、4……ポ
ンプ、5……熱交換器、7……塔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 二酸化硫黄をメタノールの存在に於て蟻酸ナ
トリウム及び苛性ソーダ水溶液として反応せしめ
ることにより無水亜二チオン酸ナトリウムを製造
する方法に於て、水に関しメタノール10乃至40重
量%を含有する水性反応媒体中にて80乃至120℃
の温度及び10乃至40バールの圧力に於て一酸化炭
素と苛性ソーダ液とを互に反応せしめ、且つ得ら
れる蟻酸ナトリウムの水−メタノール性溶液を公
知の方法にて二酸化硫黄及び苛性ソーダ水溶液と
反応せしめて亜二チオン酸ナトリウムを生ぜしめ
ることを特徴とする無水亜二チオン酸ナトリウム
の製法。 2 反応を90乃至110℃の温度、10乃至30バール
の圧力及び水に関しメタノール10乃至40重量%の
メタノール含有率に於て行うことを特徴とする特
許請求の範囲1記載の方法。 3 蟻酸ナトリウム溶液を二酸化硫黄及び苛性ソ
ーダ溶液と反応せしめて亜二チオン酸ナトリウム
を生ぜしめる前に、蟻酸ナトリウムの水−メタノ
ール性溶液よりメタノールを少くとも一部分除去
することを特徴とする特許請求の範囲1及び2の
いづれかに記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2716032A DE2716032C2 (de) | 1977-04-09 | 1977-04-09 | Verfahren zur Herstellung von Natriumdithionit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53125992A JPS53125992A (en) | 1978-11-02 |
JPS6159242B2 true JPS6159242B2 (ja) | 1986-12-15 |
Family
ID=6006078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3179078A Granted JPS53125992A (en) | 1977-04-09 | 1978-03-22 | Method of making sodium dithionite |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4237318A (ja) |
JP (1) | JPS53125992A (ja) |
BE (1) | BE865702A (ja) |
CA (1) | CA1119379A (ja) |
DE (1) | DE2716032C2 (ja) |
FR (1) | FR2386478A1 (ja) |
IT (1) | IT1102458B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10154757A1 (de) * | 2001-11-09 | 2003-05-22 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Metallformiat-Ameisensäure-Mischungen |
DE102004053090A1 (de) | 2004-11-03 | 2006-05-04 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Natriumdithionit |
ES2336737B1 (es) * | 2007-12-17 | 2011-01-21 | Javier Porcar Orti | Sistema para la eliminacion del co2 generado en una planta de produccion de energia electrica obtenida mediante la combustion de carbon. |
CN109053422A (zh) * | 2018-09-21 | 2018-12-21 | 浙江嘉成化工有限公司 | 保险粉生产过程中的保险粉废液的处理方法及设备 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3262973A (en) * | 1963-11-20 | 1966-07-26 | Standard Oil Co | Preparation of alkali metal formates in alcoholic medium |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2281715A (en) * | 1940-07-03 | 1942-05-05 | Solvay Process Co | Process for the production of sodium formate |
JPS4814558B1 (ja) * | 1969-11-07 | 1973-05-08 | ||
JPS556622B2 (ja) * | 1973-08-13 | 1980-02-18 |
-
1977
- 1977-04-09 DE DE2716032A patent/DE2716032C2/de not_active Expired
-
1978
- 1978-03-22 JP JP3179078A patent/JPS53125992A/ja active Granted
- 1978-03-30 CA CA000300102A patent/CA1119379A/en not_active Expired
- 1978-03-31 FR FR7809512A patent/FR2386478A1/fr active Granted
- 1978-04-05 IT IT48746/78A patent/IT1102458B/it active
- 1978-04-05 BE BE186574A patent/BE865702A/xx not_active IP Right Cessation
-
1979
- 1979-06-05 US US06/045,746 patent/US4237318A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3262973A (en) * | 1963-11-20 | 1966-07-26 | Standard Oil Co | Preparation of alkali metal formates in alcoholic medium |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2386478B3 (ja) | 1980-11-14 |
IT7848746A0 (it) | 1978-04-05 |
CA1119379A (en) | 1982-03-09 |
JPS53125992A (en) | 1978-11-02 |
FR2386478A1 (fr) | 1978-11-03 |
IT1102458B (it) | 1985-10-07 |
DE2716032C2 (de) | 1985-11-14 |
DE2716032A1 (de) | 1978-10-26 |
US4237318A (en) | 1980-12-02 |
BE865702A (fr) | 1978-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2943088A (en) | Production of cyanuric acid from urea | |
JPH04211057A (ja) | イミドペルオキシカルボン酸の連続的製造方法 | |
ES425528A1 (es) | Metodo para recuperar un catalizador de oxidacion a base demetales pesados. | |
CA1056383A (en) | Process for producing nicotinic amide | |
JPS6159242B2 (ja) | ||
US4105754A (en) | Production of high purity calcium thiosulfate | |
US3351426A (en) | Method of preparation of dipersulphates | |
US3637832A (en) | Preparation of straight chain dicarboxylic acids | |
US3058808A (en) | Production of chlorine dioxide | |
US4293532A (en) | Process for producing hydrogen chloride and ammonia | |
JPS5815939A (ja) | サリチル酸ナトリウムの製造方法 | |
KR860001366B1 (ko) | N-포르밀-l-아스파르트산 무수물의 제조방법 | |
US3869257A (en) | Production of nickel sulfate | |
US4510100A (en) | Process for the production of 2-amino-1-naphthalenesulfonic acid | |
US3536754A (en) | Manufacture of oxalic acid | |
US4057590A (en) | Process for making pentachloronitrobenzene | |
EP0008510B1 (en) | Preparing o-chloranil by oxidising tetrachlorocatechol | |
JPH03275638A (ja) | 3,3’,5,5’―テトラメチル―4,4’―ビフェノールの製造方法 | |
US3226430A (en) | Sulfonation of cyclohexylamine with so3 | |
US3304155A (en) | Process for the production of barium carbonate from barium sulfate | |
US4133870A (en) | Process for preparing ammonium sulfamate | |
US4294985A (en) | Production of thiocarbohydrazide on a commercial scale | |
US3125415A (en) | Manufacture of sulfamic ach | |
US3188175A (en) | Process for producing sulfamic acid | |
US1935474A (en) | Preparation of alkali phosphates |