JPS61589A - 金属表面被覆用耐熱防食組成物 - Google Patents
金属表面被覆用耐熱防食組成物Info
- Publication number
- JPS61589A JPS61589A JP12110184A JP12110184A JPS61589A JP S61589 A JPS61589 A JP S61589A JP 12110184 A JP12110184 A JP 12110184A JP 12110184 A JP12110184 A JP 12110184A JP S61589 A JPS61589 A JP S61589A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- composition
- resistant
- metal
- contg
- Prior art date
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- Granted
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- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、優れた耐熱防食性を有する金属表面を作るに
当たり、金属亜鉛末と低融点フリy )粉たことを特徴
とする。
当たり、金属亜鉛末と低融点フリy )粉たことを特徴
とする。
従来の耐熱防食方法には、亜鉛粉をシリコーン樹脂や燐
酸塩、珪酸塩等で造膜して用いられていたが、耐熱防食
性、耐熱密着性等の性能、または生産性あるいは経済性
等に満足されるものではな例えば、エンジン排気管やス
トーブの熱交換器等に用いられているシリコーン樹脂系
では300℃〜450℃における耐熱防食性、耐熱密着
性の耐久性に乏しく、また燐酸塩系、珪酸塩系では着色
被覆層の密着性、耐熱性、生産性に欠けていた。
酸塩、珪酸塩等で造膜して用いられていたが、耐熱防食
性、耐熱密着性等の性能、または生産性あるいは経済性
等に満足されるものではな例えば、エンジン排気管やス
トーブの熱交換器等に用いられているシリコーン樹脂系
では300℃〜450℃における耐熱防食性、耐熱密着
性の耐久性に乏しく、また燐酸塩系、珪酸塩系では着色
被覆層の密着性、耐熱性、生産性に欠けていた。
本発明により、金属亜鉛粉と低融点フリット粉とを含有
する粉末組成物を水または有機溶剤に分散してスプレー
塗装、静電塗装、浸漬塗り等によって金属表面に堂布し
、370℃〜650℃の温度で5分間以上焼成して金属
亜鉛粉を含有する粉末粒子間で低融点フリットを熔解結
合させ耐熱防食組成物を生成させると同時に金属表面に
結合させたものは、従来の方法ではiMられなかった耐
熱防食性に優れた金属表面を作ることができた。
する粉末組成物を水または有機溶剤に分散してスプレー
塗装、静電塗装、浸漬塗り等によって金属表面に堂布し
、370℃〜650℃の温度で5分間以上焼成して金属
亜鉛粉を含有する粉末粒子間で低融点フリットを熔解結
合させ耐熱防食組成物を生成させると同時に金属表面に
結合させたものは、従来の方法ではiMられなかった耐
熱防食性に優れた金属表面を作ることができた。
亜鉛粉と低融点フリット粉を含有する本発明の粉末組成
物は、金属表面で370°C〜650℃の温度ご刀口熱
するとき、亜鉛粉および他の金属または金属化合物の粉
末粒子間で低融点フリットが溶融し、粒子表面、および
素材表面の一部と反応して耐熱高融点組成物を生成する
。このようにして得られた組成物は、金属表面で亜鉛の
犠牲陽極による高い防食効果と耐熱密着性を示すことに
なる。
物は、金属表面で370°C〜650℃の温度ご刀口熱
するとき、亜鉛粉および他の金属または金属化合物の粉
末粒子間で低融点フリットが溶融し、粒子表面、および
素材表面の一部と反応して耐熱高融点組成物を生成する
。このようにして得られた組成物は、金属表面で亜鉛の
犠牲陽極による高い防食効果と耐熱密着性を示すことに
なる。
本発明に用いる金属亜鉛粉は、一般的に防食塗料に用い
られる球状、または鱗片状亜鉛粉でよい。
られる球状、または鱗片状亜鉛粉でよい。
量は粉末組成物中に10〜90重量%がよい。
低融点フリット粉は亜鉛硼酸系ガラスや燐酸系ガラス等
のように650℃以下の温度で溶融することが望ましく
、高融点フリットでは高温焼成になるため粉末組成物中
の亜鉛粉が酸化されて効果的な耐熱防食組成物が生成さ
れないことがある。
のように650℃以下の温度で溶融することが望ましく
、高融点フリットでは高温焼成になるため粉末組成物中
の亜鉛粉が酸化されて効果的な耐熱防食組成物が生成さ
れないことがある。
量は粉末混合物中に10〜85重量%の範囲が好ましい
。
。
金属亜鉛末と低融点フリ・7ト粉の粉末組成物中に、使
用目的に応じて他の金属粉や金属化合物粉などを混入し
て耐熱性密着性、亜鉛の酸化調整等−ができる。調整に
使用する他の金属および金属化合物は、アルミニウム粉
、ステンレス粉、ニッケル粉、重合燐酸アルミニウム粉
、タルク粉、雲母粉、カオリン、アルミナ、炭酸カルシ
ウム、フッ化カルシウム粉、ジンククロメート、酸化ク
ロム、酸化チタン、ホウ酸亜鉛等が挙げられる。また溶
媒に珪酸ソーダや、リン酸アルミニウム、シリコーン樹
脂等を適量溶解させてもよい。
用目的に応じて他の金属粉や金属化合物粉などを混入し
て耐熱性密着性、亜鉛の酸化調整等−ができる。調整に
使用する他の金属および金属化合物は、アルミニウム粉
、ステンレス粉、ニッケル粉、重合燐酸アルミニウム粉
、タルク粉、雲母粉、カオリン、アルミナ、炭酸カルシ
ウム、フッ化カルシウム粉、ジンククロメート、酸化ク
ロム、酸化チタン、ホウ酸亜鉛等が挙げられる。また溶
媒に珪酸ソーダや、リン酸アルミニウム、シリコーン樹
脂等を適量溶解させてもよい。
色彩を必要とするならば本発明の組成物を被覆した表面
にシリコーン樹脂、または燐酸塩や珪酸塩と無機顔料か
らなる耐熱性皮膜を被覆することができる。焼成して生
成する皮膜の厚みは1〜50μの範囲であればよいが、
寿命と経済性から5〜10μの範囲が適当である。
にシリコーン樹脂、または燐酸塩や珪酸塩と無機顔料か
らなる耐熱性皮膜を被覆することができる。焼成して生
成する皮膜の厚みは1〜50μの範囲であればよいが、
寿命と経済性から5〜10μの範囲が適当である。
実施例
粗末排成員
(以下余白)
試1)LQ作f机汰
実施例の粉末組成物は配合歯ごとに重量割合で配合して
水に分散させ、粉末組成物の分散液を作る。それを普通
鋼板表面に塗布し常温で水分を蒸発させた後、400℃
で20分間焼成して生成組成物による5〜10μの皮膜
を普通鋼板表面に形成させる。そしてその表面にシリコ
ーン系M熱塗料(三重油脂化工@製601)を塗布し、
乾燥して実施例の生成組成物皮膜を下層に施した試験片
を作り性能を評価する。
水に分散させ、粉末組成物の分散液を作る。それを普通
鋼板表面に塗布し常温で水分を蒸発させた後、400℃
で20分間焼成して生成組成物による5〜10μの皮膜
を普通鋼板表面に形成させる。そしてその表面にシリコ
ーン系M熱塗料(三重油脂化工@製601)を塗布し、
乾燥して実施例の生成組成物皮膜を下層に施した試験片
を作り性能を評価する。
生成期−底物波1!i’j−組
(以下余白)
且−法]らにβJト価ブh夫
*(4)耐熱防食性: 作成された試験片を150〜6
50℃間を50℃ごとに区切った各 々の温度で120時間加熱した各々の 加熱試験片を作り、表面に素材に達す るクロスカット傷を入れてJISに基づく塩水噴霧試験
方法で連続120時間 実施後の状態について評価する。赤錆、ふくれの発生が
あるものにX印、変化 のないものにO印を付ける。
50℃間を50℃ごとに区切った各 々の温度で120時間加熱した各々の 加熱試験片を作り、表面に素材に達す るクロスカット傷を入れてJISに基づく塩水噴霧試験
方法で連続120時間 実施後の状態について評価する。赤錆、ふくれの発生が
あるものにX印、変化 のないものにO印を付ける。
*(5)耐熱密着性: 作成された試験片を150℃〜
650℃間を50℃ごとに区切った 各々の温度で120時間加熱した各々 の加熱試験片を作り、表面に素材に達 するl +im正方のマス目を作り、その表面にセロハ
ンテープを張り付は一気に 引きはがす。マス目1個の%以上が剥 がれた数が5個以上であるとき×印、 5個以下の時は○印を付ける。
650℃間を50℃ごとに区切った 各々の温度で120時間加熱した各々 の加熱試験片を作り、表面に素材に達 するl +im正方のマス目を作り、その表面にセロハ
ンテープを張り付は一気に 引きはがす。マス目1個の%以上が剥 がれた数が5個以上であるとき×印、 5個以下の時は○印を付ける。
Claims (2)
- (1)金属亜鉛粉と低融点フリット粉とを含有する粉末
組成物を、370℃〜650℃の温度で焼成して生成す
る耐熱防食組成物を被覆した金属表面。 - (2)組成物中の金属亜鉛粉の割合が少なくとも10重
量%であり、低融点フリットの割合が少なくとも10重
量%である特許請求の範囲第1項の金属表面。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12110184A JPS61589A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 金属表面被覆用耐熱防食組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12110184A JPS61589A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 金属表面被覆用耐熱防食組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61589A true JPS61589A (ja) | 1986-01-06 |
JPH0520507B2 JPH0520507B2 (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=14802898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12110184A Granted JPS61589A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | 金属表面被覆用耐熱防食組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61589A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5012360A (en) * | 1988-01-19 | 1991-04-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dehumidifier for magnetic disc apparatus |
US5070398A (en) * | 1988-11-15 | 1991-12-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Contour compensator for carrier chrominance signal |
JPH05150041A (ja) * | 1991-11-29 | 1993-06-18 | Japan Radio Co Ltd | 埋設物探査装置 |
KR100311788B1 (ko) * | 1996-10-25 | 2001-11-22 | 이구택 | 강판의 아연도금장치 및 이를 이용한 아연도금방법 |
WO2016047480A1 (ja) * | 2014-09-26 | 2016-03-31 | 中国塗料株式会社 | 防錆塗料組成物およびその用途 |
WO2016047479A1 (ja) * | 2014-09-26 | 2016-03-31 | 中国塗料株式会社 | 防錆塗料組成物およびその用途 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5147728A (ja) * | 1974-10-21 | 1976-04-23 | Nippon Denso Co | |
JPS5526714A (en) * | 1978-08-16 | 1980-02-26 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | Digital transmission system |
JPS5741550A (en) * | 1980-08-25 | 1982-03-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Solar heat hot well |
JPS6077978A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-02 | Hitachi Ltd | アルミニウム及びその合金へのΖn被膜形成法 |
-
1984
- 1984-06-12 JP JP12110184A patent/JPS61589A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6077978A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-02 | Hitachi Ltd | アルミニウム及びその合金へのΖn被膜形成法 |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5012360A (en) * | 1988-01-19 | 1991-04-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dehumidifier for magnetic disc apparatus |
US5070398A (en) * | 1988-11-15 | 1991-12-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Contour compensator for carrier chrominance signal |
JPH05150041A (ja) * | 1991-11-29 | 1993-06-18 | Japan Radio Co Ltd | 埋設物探査装置 |
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WO2016047480A1 (ja) * | 2014-09-26 | 2016-03-31 | 中国塗料株式会社 | 防錆塗料組成物およびその用途 |
WO2016047479A1 (ja) * | 2014-09-26 | 2016-03-31 | 中国塗料株式会社 | 防錆塗料組成物およびその用途 |
CN106715621A (zh) * | 2014-09-26 | 2017-05-24 | 中国涂料株式会社 | 防锈涂料组合物及其用途 |
CN106715620A (zh) * | 2014-09-26 | 2017-05-24 | 中国涂料株式会社 | 防锈涂料组合物及其用途 |
JPWO2016047479A1 (ja) * | 2014-09-26 | 2017-06-15 | 中国塗料株式会社 | 防錆塗料組成物およびその用途 |
JPWO2016047480A1 (ja) * | 2014-09-26 | 2017-06-15 | 中国塗料株式会社 | 防錆塗料組成物およびその用途 |
CN106715620B (zh) * | 2014-09-26 | 2019-09-10 | 中国涂料株式会社 | 防锈涂料组合物及其用途 |
CN106715621B (zh) * | 2014-09-26 | 2020-03-03 | 中国涂料株式会社 | 防锈涂料组合物及其用途 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0520507B2 (ja) | 1993-03-19 |
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