JPS6158725B2 - - Google Patents
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- JPS6158725B2 JPS6158725B2 JP53093709A JP9370978A JPS6158725B2 JP S6158725 B2 JPS6158725 B2 JP S6158725B2 JP 53093709 A JP53093709 A JP 53093709A JP 9370978 A JP9370978 A JP 9370978A JP S6158725 B2 JPS6158725 B2 JP S6158725B2
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- JP
- Japan
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- combustion chamber
- narrow
- waste
- fresh air
- chamber
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23G—CREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
- F23G5/00—Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
- F23G5/02—Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor with pretreatment
- F23G5/027—Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor with pretreatment pyrolising or gasifying stage
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23B—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING ONLY SOLID FUEL
- F23B1/00—Combustion apparatus using only lump fuel
- F23B1/30—Combustion apparatus using only lump fuel characterised by the form of combustion chamber
- F23B1/38—Combustion apparatus using only lump fuel characterised by the form of combustion chamber for combustion of peat, sawdust, or pulverulent fuel on a grate or other fuel support
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23B—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING ONLY SOLID FUEL
- F23B7/00—Combustion techniques; Other solid-fuel combustion apparatus
- F23B7/002—Combustion techniques; Other solid-fuel combustion apparatus characterised by gas flow arrangements
- F23B7/005—Combustion techniques; Other solid-fuel combustion apparatus characterised by gas flow arrangements with downdraught through fuel bed and grate
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23G—CREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
- F23G5/00—Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
- F23G5/24—Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor having a vertical, substantially cylindrical, combustion chamber
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本願発明はごみを収容する中央竪孔と、竪孔の
下部に設け閉鎖される底部をもつ燃焼室をもち、
中央竪孔と燃焼室との中間の移行部を狭部として
構成して、ごみが中央竪孔中狭部の上方では乾
燥、脱ガスのためとその燃焼迄は残留し、ほとん
ど灰分のみが狭部を通り下方へ燃焼室中に至り、
竪孔から下方へ排出するガスも又狭部を経て燃焼
室中に導かれ、竪孔では狭部と狭部の上方竪孔の
下部とにそれぞれ複数個の新鮮空気管が開口し、
又燃焼室中生成した煙ガスが燃焼室の排気室中の
排気開口を経て煙ガス煙突へ導かれ、排気室は中
央竪孔を包囲し竪孔中にごみを動かす装置を設け
たごみ焼却炉に関する。
下部に設け閉鎖される底部をもつ燃焼室をもち、
中央竪孔と燃焼室との中間の移行部を狭部として
構成して、ごみが中央竪孔中狭部の上方では乾
燥、脱ガスのためとその燃焼迄は残留し、ほとん
ど灰分のみが狭部を通り下方へ燃焼室中に至り、
竪孔から下方へ排出するガスも又狭部を経て燃焼
室中に導かれ、竪孔では狭部と狭部の上方竪孔の
下部とにそれぞれ複数個の新鮮空気管が開口し、
又燃焼室中生成した煙ガスが燃焼室の排気室中の
排気開口を経て煙ガス煙突へ導かれ、排気室は中
央竪孔を包囲し竪孔中にごみを動かす装置を設け
たごみ焼却炉に関する。
英国特許明細書1365125号に記載のごみ焼却炉
では、ごみ収容用の中央竪孔と、竪孔の下方に設
けられ閉鎖された底部をもつ燃焼室を有し、燃焼
室には直接竪孔に接続する部分中に新鮮空気供給
管が設けられている。この公知の炉では中央竪孔
と燃焼室の間の移行部は狭部として構成され、燃
焼室中に生成する煙ガスは燃焼室の排気室中の排
気開口を経て煙突に導かれる。中央竪孔と燃焼室
と間の移行部には格子部材があり、此を移行部に
設けることによりごみ材に関しては狭部が形成さ
れる限り格子部材の上部ではごみ材がせき止めら
れ、ごみ材は、格子部材から以降は堆積材を成す
のである。しかしガスに就ては、格子はガスを通
すので、狭部は存在しない。
では、ごみ収容用の中央竪孔と、竪孔の下方に設
けられ閉鎖された底部をもつ燃焼室を有し、燃焼
室には直接竪孔に接続する部分中に新鮮空気供給
管が設けられている。この公知の炉では中央竪孔
と燃焼室の間の移行部は狭部として構成され、燃
焼室中に生成する煙ガスは燃焼室の排気室中の排
気開口を経て煙突に導かれる。中央竪孔と燃焼室
と間の移行部には格子部材があり、此を移行部に
設けることによりごみ材に関しては狭部が形成さ
れる限り格子部材の上部ではごみ材がせき止めら
れ、ごみ材は、格子部材から以降は堆積材を成す
のである。しかしガスに就ては、格子はガスを通
すので、狭部は存在しない。
この公知炉は次の方法で運転される。即ち、ご
みは中央竪孔中でせき止められ、加熱乾燥及脱ガ
スせられ、乾燥脱ガスの際生成する排ガスは新鮮
空気供給下に燃焼室中で燃焼される。この際下方
から格子部材を通して来る新鮮空気並に狭部の上
方で竪孔中に導入される新鮮空気は上方へ柱状ご
み中に導かれ、柱状ごみ中に生成した排ガスは上
方へ吸引され別の排ガス処理装置に導かれる。し
かしこのような構成では、ごみの燃焼を制御し
て、ごみ材中に含まれる熱エネルギーが通常組成
のごみの燃焼に間に合うようにすることは不可能
である。むしろ外部の燃料を燃焼室中に導入する
所の燃焼室壁上の追加バーナーが必要となる。
みは中央竪孔中でせき止められ、加熱乾燥及脱ガ
スせられ、乾燥脱ガスの際生成する排ガスは新鮮
空気供給下に燃焼室中で燃焼される。この際下方
から格子部材を通して来る新鮮空気並に狭部の上
方で竪孔中に導入される新鮮空気は上方へ柱状ご
み中に導かれ、柱状ごみ中に生成した排ガスは上
方へ吸引され別の排ガス処理装置に導かれる。し
かしこのような構成では、ごみの燃焼を制御し
て、ごみ材中に含まれる熱エネルギーが通常組成
のごみの燃焼に間に合うようにすることは不可能
である。むしろ外部の燃料を燃焼室中に導入する
所の燃焼室壁上の追加バーナーが必要となる。
之に対し先行発明(特開昭52−95890号)では
炉は次の方法で運転するが、以下の点で相異す
る。即ち、ごみは竪孔中で空気しや断の下に加熱
され、加熱ごみとその際生成した廃ガスに対し狭
部の前で加熱した新鮮空気を化学量論比以下の量
で供給し、廃ガスは下方へ狭部を通つて排出さ
れ、排ガスと脱ガスごみには此等を一緒に燃焼す
るため狭部に於て更に新鮮空気を供給し、かくし
て殆んど灰分のみが狭部を経て下方へ燃焼室中に
達するのである。
炉は次の方法で運転するが、以下の点で相異す
る。即ち、ごみは竪孔中で空気しや断の下に加熱
され、加熱ごみとその際生成した廃ガスに対し狭
部の前で加熱した新鮮空気を化学量論比以下の量
で供給し、廃ガスは下方へ狭部を通つて排出さ
れ、排ガスと脱ガスごみには此等を一緒に燃焼す
るため狭部に於て更に新鮮空気を供給し、かくし
て殆んど灰分のみが狭部を経て下方へ燃焼室中に
達するのである。
かくて上記の炉では、ごみは中央竪孔の上部で
はまづ空気しや断の下に加熱され、そのためごみ
は乾燥、脱ガスされて熱分解される結果となる。
之を出来る丈経済的に行うために、煙ガスを排出
する管をば、中央竪孔を包囲する排気室に開口さ
せる。竪孔下部及び燃焼室中で起る発熱的燃焼過
程の廃熱は、短かい伝熱路を経て竪孔中のごみに
伝へられ吸熱的な乾燥及び脱ガスを起させる。排
ガスが下方に排出されるため、乾燥、脱ガスのと
き生ずる乾溜ガスは温度勾配の高くなる方向へ導
かれる。その結果、乾溜ガスは上昇する熱のため
短鎖の炭化水素分子に分裂し、此は次の燃焼段階
で容易且つ完全に−タール含有残渣を残さずに−
燃焼される。
はまづ空気しや断の下に加熱され、そのためごみ
は乾燥、脱ガスされて熱分解される結果となる。
之を出来る丈経済的に行うために、煙ガスを排出
する管をば、中央竪孔を包囲する排気室に開口さ
せる。竪孔下部及び燃焼室中で起る発熱的燃焼過
程の廃熱は、短かい伝熱路を経て竪孔中のごみに
伝へられ吸熱的な乾燥及び脱ガスを起させる。排
ガスが下方に排出されるため、乾燥、脱ガスのと
き生ずる乾溜ガスは温度勾配の高くなる方向へ導
かれる。その結果、乾溜ガスは上昇する熱のため
短鎖の炭化水素分子に分裂し、此は次の燃焼段階
で容易且つ完全に−タール含有残渣を残さずに−
燃焼される。
狭部の上方で中央竪孔中に開口する新鮮空気供
給管によりごみに新鮮空気が化学量論比以下の量
で供給され、その際場合により−ごみ材の水分が
不充分の場合−新鮮空気に水蒸気又は水が添加さ
れる。かくして、可燃ガス生成に必要な水性ガス
反応を起すことが可能である。生成するガスは下
方へ狭部を経て排出されるので、狭部の上方の新
鮮空気供給管と狭部自体との間に強熱域が構成さ
れここで発熱的な燃焼並びに−この発熱過程に助
けられて−ごみの脱ガス、殊にガス化が起る。こ
のため一方ごみ材の容積縮少と脆化が起り、之は
材料の狭部への到着を容易にする。他方、強熱域
で起る過程によりごみがコークス化し、かくて材
料は均質となる。燃焼室の底部における比較的小
さいコークス片は、下方へ流れる酸素含有排ガス
により完全に燃え尽される。
給管によりごみに新鮮空気が化学量論比以下の量
で供給され、その際場合により−ごみ材の水分が
不充分の場合−新鮮空気に水蒸気又は水が添加さ
れる。かくして、可燃ガス生成に必要な水性ガス
反応を起すことが可能である。生成するガスは下
方へ狭部を経て排出されるので、狭部の上方の新
鮮空気供給管と狭部自体との間に強熱域が構成さ
れここで発熱的な燃焼並びに−この発熱過程に助
けられて−ごみの脱ガス、殊にガス化が起る。こ
のため一方ごみ材の容積縮少と脆化が起り、之は
材料の狭部への到着を容易にする。他方、強熱域
で起る過程によりごみがコークス化し、かくて材
料は均質となる。燃焼室の底部における比較的小
さいコークス片は、下方へ流れる酸素含有排ガス
により完全に燃え尽される。
上記先行発明(日本出願)によれば、かくてご
みの充填が不均等でもごみを均等に燃焼でき、同
時にごみの熱量に必要熱量を充足しつつ簡単且経
済的にごみの燃焼に必要な温度を常時維持され
る。
みの充填が不均等でもごみを均等に燃焼でき、同
時にごみの熱量に必要熱量を充足しつつ簡単且経
済的にごみの燃焼に必要な温度を常時維持され
る。
本願の課題は前記先行発明による焼却炉を発展
させ、利点はそのまま維持し更に又残渣として残
るスラツグの熔融が可能となるようにすることで
ある。
させ、利点はそのまま維持し更に又残渣として残
るスラツグの熔融が可能となるようにすることで
ある。
此を解決するために、本発明の焼却炉において
は、中央竪孔と燃焼室の間の移行部の下方に筒状
に形成された案内部を設け、この案内部は中間壁
として移行部から出発して、燃焼室を狭部に直接
接続された狭い空間とその外周に位置し排気室の
下部を形成する空間とに分割し、燃焼室下部に設
けられた別の新鮮空気導入管が排気室の下部付近
に開口している。燃焼室を上記のように分割する
ことにより燃焼室の下方流動部に包囲された部
分、殊に狭部の附近における下方に向けられた火
焔が−先行技術の場合と異なつて−集約され、そ
のことにより燃焼が強化されそして高温度が発生
し、スラツグの溶融が可能となる。かくて狭部の
領域で約1500℃の温度がえられかくてスラツグが
熔融される。この際この高温帯域は、熱ガスが下
方流動部を経て下方へ燃焼室の底部に向けられて
いるので、燃焼室の下部にまで延び、そのため灰
分は燃焼室の底部で熔融体となる。底部を経て熔
融物は、燃焼室底部に適当に設けた少くも1個の
排出口を経て焼却炉を出る。
は、中央竪孔と燃焼室の間の移行部の下方に筒状
に形成された案内部を設け、この案内部は中間壁
として移行部から出発して、燃焼室を狭部に直接
接続された狭い空間とその外周に位置し排気室の
下部を形成する空間とに分割し、燃焼室下部に設
けられた別の新鮮空気導入管が排気室の下部付近
に開口している。燃焼室を上記のように分割する
ことにより燃焼室の下方流動部に包囲された部
分、殊に狭部の附近における下方に向けられた火
焔が−先行技術の場合と異なつて−集約され、そ
のことにより燃焼が強化されそして高温度が発生
し、スラツグの溶融が可能となる。かくて狭部の
領域で約1500℃の温度がえられかくてスラツグが
熔融される。この際この高温帯域は、熱ガスが下
方流動部を経て下方へ燃焼室の底部に向けられて
いるので、燃焼室の下部にまで延び、そのため灰
分は燃焼室の底部で熔融体となる。底部を経て熔
融物は、燃焼室底部に適当に設けた少くも1個の
排出口を経て焼却炉を出る。
排ガスが下方流動部を出た後到達する排気室の
下部に新鮮空気を更に添加することによりここで
排ガスの最終的燃焼が起る。このとき新鮮空気追
加のため排ガスの温度は同時に約1000℃に低下す
る。
下部に新鮮空気を更に添加することによりここで
排ガスの最終的燃焼が起る。このとき新鮮空気追
加のため排ガスの温度は同時に約1000℃に低下す
る。
本発明の他の態様は、外部から竪孔中に至り可
燃ガス供給部に接続しうる管が狭部で開口するこ
とにある。之により難燃性ごみを焼却すべき場合
に、狭部に燃焼を強化するため可燃ガスを供給す
ることができる。
燃ガス供給部に接続しうる管が狭部で開口するこ
とにある。之により難燃性ごみを焼却すべき場合
に、狭部に燃焼を強化するため可燃ガスを供給す
ることができる。
本願炉の一態様を図式的に示し以下に詳しく説
明する。
明する。
図面に示すように、ごみ収容のために中央竪孔
1を設け、比に燃焼室2が直結する。
1を設け、比に燃焼室2が直結する。
中央竪孔1はその下部で案内部3を形成し此の
下部は燃焼室中に突出し、此室は下方流動部2a
とこれをとり囲む外部の室2bとに分たれる。案
内部は支柱4上に支えられる(図中にはその1個
のみを示す)。外部の室2bは燃焼ガスのための
排気室5に接続し、此個処は、中央竪孔1を包囲
する環状室として構成される。
下部は燃焼室中に突出し、此室は下方流動部2a
とこれをとり囲む外部の室2bとに分たれる。案
内部は支柱4上に支えられる(図中にはその1個
のみを示す)。外部の室2bは燃焼ガスのための
排気室5に接続し、此個処は、中央竪孔1を包囲
する環状室として構成される。
中央竪孔1中には上方から中心を通る管6が入
り、此はその下端で拡大して円錐部7を成す。此
処7は、中央竪孔の上部及中部にあるごみ材をせ
き止めるものであるが、又自体と案内部3の壁部
との間に環状間隙様の狭部を形成する。この間隙
の横断面開口部分は、所定の粒度−灰分又はコー
クス部分−の部分のみが通過するような寸法にす
る。部分7では更に円錐8が設けられ、此部分7
の下端と共に細隙を形成し、管6により供給され
る新鮮空気が此を経て燃焼室の下方流動部2a中
に到る。場合により管6を経て又可燃ガスも狭部
に供給できる。狭部の上方で柱状ごみ中に新鮮空
気を供給するため更に管9をば竪孔1の内壁に沿
い、且管6を同軸的に包囲する管10をも設け
る。管9,10は又外部の可燃ガス供給部に又は
尚水蒸気供給管に接続できる。管10は回転可能
に軸受けされ、原動機(ドライブ)11で回転で
きる。管には又棒状の部分12を設けて、管12
の回転により、柱状ごみの材料を動かし、それに
より層を形成できる。
り、此はその下端で拡大して円錐部7を成す。此
処7は、中央竪孔の上部及中部にあるごみ材をせ
き止めるものであるが、又自体と案内部3の壁部
との間に環状間隙様の狭部を形成する。この間隙
の横断面開口部分は、所定の粒度−灰分又はコー
クス部分−の部分のみが通過するような寸法にす
る。部分7では更に円錐8が設けられ、此部分7
の下端と共に細隙を形成し、管6により供給され
る新鮮空気が此を経て燃焼室の下方流動部2a中
に到る。場合により管6を経て又可燃ガスも狭部
に供給できる。狭部の上方で柱状ごみ中に新鮮空
気を供給するため更に管9をば竪孔1の内壁に沿
い、且管6を同軸的に包囲する管10をも設け
る。管9,10は又外部の可燃ガス供給部に又は
尚水蒸気供給管に接続できる。管10は回転可能
に軸受けされ、原動機(ドライブ)11で回転で
きる。管には又棒状の部分12を設けて、管12
の回転により、柱状ごみの材料を動かし、それに
より層を形成できる。
炉の運転の間、ごみ材は充填管13を経て中央
竪孔1中にほぼ第1図において▽印にて示した標
識の高さにまで充填される。竪孔1の上部及中部
でごみは、排気室5から柱状ごみ中に伝導される
熱により乾燥、脱ガスされる。管9,10により
供給される新鮮空気により狭部の直上の強熱域に
於てガス化によるごみ材の容積縮少と脆化による
ごみ材の粉砕が起る。狭部自体に於てガス化した
ごみは管6を経る新鮮空気の供給により燃焼さ
れ、残渣は熔融される。燃焼室の底部上に落ちる
灰分又はコークス部分は燃焼室の底部で下方に流
動する可燃熱ガスにより充分燃焼され、残渣は熔
融される。かくて熔融物は燃焼室の底部の排出口
14を経て、熔融物収容用の容器15に至る。容
器は水を充たしてある。この際、燃焼室の底部を
開閉しうる容器としそこに熔融物を捕え、しばら
く保存するようにできることは明かである。
竪孔1中にほぼ第1図において▽印にて示した標
識の高さにまで充填される。竪孔1の上部及中部
でごみは、排気室5から柱状ごみ中に伝導される
熱により乾燥、脱ガスされる。管9,10により
供給される新鮮空気により狭部の直上の強熱域に
於てガス化によるごみ材の容積縮少と脆化による
ごみ材の粉砕が起る。狭部自体に於てガス化した
ごみは管6を経る新鮮空気の供給により燃焼さ
れ、残渣は熔融される。燃焼室の底部上に落ちる
灰分又はコークス部分は燃焼室の底部で下方に流
動する可燃熱ガスにより充分燃焼され、残渣は熔
融される。かくて熔融物は燃焼室の底部の排出口
14を経て、熔融物収容用の容器15に至る。容
器は水を充たしてある。この際、燃焼室の底部を
開閉しうる容器としそこに熔融物を捕え、しばら
く保存するようにできることは明かである。
燃焼室の下部の新鮮空気供給管16を経て排気
室の下部2b付近に排ガス完全燃焼用新鮮空気が
供給され同時に排ガスが冷却される。廃ガスは次
に排気室5中に、ここからフイルター17を経て
排ガス管18に導かれる。煙ガス中に浮遊する固
体部分はフイルター上に沈着し、ここで熱ガス中
尚存在する酸素により充分燃焼される。フイルタ
ーは、到着するガスの方向に設けたセラミツク繊
維製マツトをもつセラミツク有孔板から成る。
室の下部2b付近に排ガス完全燃焼用新鮮空気が
供給され同時に排ガスが冷却される。廃ガスは次
に排気室5中に、ここからフイルター17を経て
排ガス管18に導かれる。煙ガス中に浮遊する固
体部分はフイルター上に沈着し、ここで熱ガス中
尚存在する酸素により充分燃焼される。フイルタ
ーは、到着するガスの方向に設けたセラミツク繊
維製マツトをもつセラミツク有孔板から成る。
上記の炉により熱量約3000Kca/Kgのごみを
焼却した。ごみの大部分は紙とプラスチツクであ
つた。他の部分は含水の葉、動物死体、並にカン
詰缶やガラスビンのような不活性成分であつた。
炉の通過量は毎時100Kgであり、残渣は熔融物と
してえられた。
焼却した。ごみの大部分は紙とプラスチツクであ
つた。他の部分は含水の葉、動物死体、並にカン
詰缶やガラスビンのような不活性成分であつた。
炉の通過量は毎時100Kgであり、残渣は熔融物と
してえられた。
第1図は本願発明のごみ焼却炉の縦断面図、第
2図は第1図の下方部分と第3図の切断面の位置
をA,B線で示し、第3図は第2図のAB線に沿
つた断面図である。 1……中央竪孔、2……燃焼室、2a……下方
流動部、2b……外側室、3……案内部、3a…
…中間壁、4……支柱、5……排気室、6……
管、7……円錐状部、8……円錐、9,10……
管、11……原動機、12……棒状部、13……
充填管、14……排出口、15……容器、16…
…新鮮空気導入管、17……フイルター、18…
…排ガス管。
2図は第1図の下方部分と第3図の切断面の位置
をA,B線で示し、第3図は第2図のAB線に沿
つた断面図である。 1……中央竪孔、2……燃焼室、2a……下方
流動部、2b……外側室、3……案内部、3a…
…中間壁、4……支柱、5……排気室、6……
管、7……円錐状部、8……円錐、9,10……
管、11……原動機、12……棒状部、13……
充填管、14……排出口、15……容器、16…
…新鮮空気導入管、17……フイルター、18…
…排ガス管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ごみを収容する中央竪孔、竪孔の下部に設け
られ閉じられた底部をもつ燃焼室をもち、中央竪
孔と燃焼室の間の移行部が狭部として構成され、
狭部と狭部の上の竪孔の下部とにそれぞれ複数個
の新鮮空気管が開口し、燃焼室中に生成した煙ガ
スを排出するための排気室は中央竪孔を包囲し、
中央竪孔中にごみを移す装置を備えたごみ焼却炉
において、中央竪孔1と燃焼室2の間の移行部の
下方に筒状に形成された案内部3を設け、この案
内部3は中間壁3aとして移行部から出発して、
燃焼室を狭部に直接接続された狭い空間とその外
周を取り囲み排気室5の下部を形成する空間2b
とに分割し、燃焼室下部に設けられた別の新鮮空
気導入管16が排気室の下部付近に開口している
ことを特徴とする上記焼却炉。 2 燃焼室2の底部に熔融物のための排出口14
を設けたことを特徴とする、特許請求の範囲第1
項に記載の焼却炉。 3 外部から竪孔1の中に至り、狭部に開口する
新鮮空気管は、可燃ガス供給部にも接続しうるこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第1または2項
に記載の焼却炉。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JPS6158725B2 true JPS6158725B2 (ja) | 1986-12-12 |
Family
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Country Status (6)
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---|---|
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JP (1) | JPS5428482A (ja) |
DE (1) | DE2735107C2 (ja) |
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GB (1) | GB2002888B (ja) |
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-
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-
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- 1978-08-03 GB GB7832126A patent/GB2002888B/en not_active Expired
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