JPS6158587B2 - - Google Patents

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JPS6158587B2
JPS6158587B2 JP54155216A JP15521679A JPS6158587B2 JP S6158587 B2 JPS6158587 B2 JP S6158587B2 JP 54155216 A JP54155216 A JP 54155216A JP 15521679 A JP15521679 A JP 15521679A JP S6158587 B2 JPS6158587 B2 JP S6158587B2
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width
sheet
signal
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measuring
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Makoto Takasu
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Bridgestone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は走行するスダレ状シート、特に中央部
に比べ両端部の縦密度が密な空気タイヤ用補強材
シートなどの幅方向縦糸密度及び幅の補正方法に
関する。
従来走行するスダレ状シート、たとえば空気タ
イヤ用補強材シートの縦糸密度及び幅の補正方法
としては、幅方向にわたつて全体的に前記シート
の幅を広げる第1幅拡張装置と、この第1幅拡張
装置の下流側に設けられ前記シートの幅を測定す
る光電式もしくは空気式などの測定器を用いた第
1幅測定装置と、この第1幅測定装置から送られ
る第1幅信号および制御盤から送られるあらかじ
め設定された第1目標値信号を演算処理して前記
第1幅拡張装置へ第1幅拡張信号を発信する第1
幅制御回路と、から成る第1フイードバツクルー
プと、前記第1測定装置の下流側に設けられ前記
シートの両端部のみの幅を広げる第2幅拡張装置
と、この第2幅拡張装置の下流側に設置され前記
シートの幅を測定する光電式もしくは空気式など
の測定器を用いた第2幅測定装置と、この第2幅
測定装置から送られる第2幅信号および前記制御
盤から送られるあらかじめ設定された第2目標値
信号を演算処理して前記第2幅拡張装置に第2幅
拡張信号を発信する第2幅制御装置と、からなる
第2フイードバツクループの2つのフイードバツ
クループを直列に、しかも独立に作動するよう用
いて行なわれていた。またそれぞれの前記制御盤
から送られる目標値は人手により設定されてい
た。このようなシートの補正方法は例えば特開昭
49−66987号公報において採用されている。すな
わち、ウエブ状織物10の両端部に係合した一対
の腕70にそれぞれ回転自在に支持された一対の
ロール74と、ロール74より下流側に設けら
れ、ウエブ状織物10の両端部、および中央部の
コード12数を検出する検出器L,R、およびc
と、を備え、検出器L,Rから送られてくるコー
ド12数の、既定の所望コード12数あるいは検
出器cから送られてくるコード12数からの偏差
によりウエブ状織物10の走行方向に対するロー
ル74の角度を変化させることによりウエブ状織
物10のコード12の相対横位置を補正する方法
である。空気タイヤ用補強材シートは一般に中央
部に比べ両端部の縦糸が密になりがちなため、こ
のような方法で従来は密度を均一にしようとして
いるが、このような従来方法では前記シート幅を
所定の目標値幅に補正すると同時に幅方向の縦糸
密度を満足な程度に均一にすることはできなかつ
た。このため、このような方法により製造された
シートは強度が不均一であり、このシートを用い
て製造されたタイヤに悪い影響を与えるという欠
点があつた。
本発明の目的は走行するスダレ状シートの幅方
向の縦糸密度を自動的に均一化し、かつ所定の幅
となるようにして、前記シートの製品品質を向上
させる方法を提供することにある。
このような目的は以下に示すような方法により
達成される。その1つは一方向に走行するスダレ
状シートの縦糸をシートの幅方向に全体にわたつ
て均一に広げることができる第1幅拡張装置と、
第1幅拡張装置より下流側に設けられ前記シート
の幅を測定する第1測定装置と、第1測定装置よ
り下流側に設けられ前記シートの両端部の縦糸を
シートの幅方向に広げることができる第2幅拡張
装置と、第2幅拡張装置より下流側に設けられ前
記シートの幅およびシートの中央と両端部の縦糸
密度を測定する第2測定装置と、を準備する段階
と、第2測定装置がシートの中央および両端部の
縦糸密度を測定することにより第2測定装置から
発信される縦糸密度信号に基づいて決定された第
1目標信号と第1測定装置がシートの幅を測定す
ることにより第1測定装置から発信される第1幅
信号との差を第1幅拡張信号として第1幅拡張装
置に発信し該第1幅拡張装置を作動させる段階
と、予め決定された第2目標値と第2測定装置が
シートの幅を測定することにより第2測定装置か
ら発信される第2幅信号との差を第2幅拡張信号
として第2幅拡張装置に発信し該第2幅拡張装置
を作動させる段階と、を包含することを特徴とす
る走行するスダレ状シートの縦糸密度及び幅の補
正方法であり、そのもう1つは一方向に走行する
スダレ状シートの縦糸をシートの幅方向に全体に
わたつて均一に広げることができる第1幅拡張装
置と、第1幅拡張装置より下流側に設けられ前記
シートの幅を測定する第1測定装置と、第1測定
装置より下流側に設けられ前記シートの両端部の
縦糸をシートの幅方向に広げることができる第2
幅拡張装置と、第2幅拡張装置より下流側に設け
られ前記シートの幅およびシートの中央と両端部
の縦糸密度を測定する第2測定装置と、を準備す
る段階と、第2測定装置がシートの中央および両
端部の縦糸密度を測定することにより第2測定装
置から発信される縦糸密度信号に基づいて決定さ
れた第1目標値信号と第1測定装置がシートの幅
を測定することにより第1測定装置から発信され
る第1幅信号との差を第1幅拡張信号として第1
幅拡張装置に発信し該第1幅拡張装置を作動させ
る段階と、予め決定された第2目標値と第2測定
装置がシートの幅を測定することにより第2測定
装置から発信される第2幅信号との差を第2幅拡
張信号として第2幅拡張装置に発信するとともに
前記第1幅信号を第2幅拡張装置に発信し、これ
ら第2幅拡張信号および第1幅信号に基づいて第
2幅拡張装置を作動させる段階と、を包含するこ
とを特徴とする走行するスダレ状シートの縦糸密
度及び幅の補正方法である。
本発明を用いる幅拡張器とスダレ状シートの幅
及び縦糸密度を測定する測定器等を第1図及び第
2図を用いて説明する。第1図は空気タイヤ用補
強材シートにゴムを被覆するカレンダー工程に本
発明を適用した場合を示す概略正面図であり、第
2図はその平面図である。第1図において1はス
ダレ状シート、2は第1幅拡張装置、3,4は第
1測定器、5,6は投光器、7,8は第2幅拡張
器、9,10,11は第2測定器、12,13,
14は投光器、15はロール、16はカレンダー
装置である。スダレ状シート1は主に進行方向
(第1図矢印A方向)に平行に並ぶ縦糸17、例
えば繊維又はスチールのワイヤーを有している。
第1幅拡張装置2はスダレ状シート1の縦糸17
を幅方向全体にわたつて均一に広げる拡張装置で
あり、カーブドロール(弓状のロール)をスダレ
状シート1の下面に適当な角度で押し付けるよう
にして幅を拡張する。しかしながら、第1幅拡張
装置2はカーブドロールを用いた拡張装置である
必要はなく、スダレ状シート1の幅方向全体にわ
たつてほぼ均一にスダレ状シート1の縦糸17を
広げることができる機構であればどのようなもの
でもよい。第1幅拡張装置2の下流で、スダレ状
シート1の両端部上方に設置された第1測定器
3,4は第3図に示す様にスダレ状シート1をは
さんで第1測定器3,4に対向する投光器5,6
からスダレ状シート1に向つて投光された光によ
つて生ずるスダレ状シート1の縦糸17の像を受
光する。本実施例では一般にイメージ・センサー
と呼ばれるデジタル光電素子などによつて縦糸1
7の像を検知する。第1測定器3,4はスダレ状
シート1の幅を測定すれば目的を達成できるの
で、空気式又は接触式の幅測定器を用いてもよ
い。第2図に示す18,19は第1測定器3,4
の視野であり、本発明に使用するのに適当な幅方
向の視野を持つている。第1測定器3,4より下
流に設置され、スダレ状シート1の両端部をそれ
ぞれ挾持する第2幅拡張器7,8はスダレ状シー
ト1の両端部を広げる3本のローラーを組合せた
幅拡張器であり、このローラーの位置、角度を適
当に調節することにより、両端部の縦糸17の幅
方向の間隔を広げる(縦糸密度を粗にする)こと
ができる。第2幅拡張器7,8より下流で、スダ
レ状シート1の上方に互いに所定距離離隔して設
置された第2測定器9,10,11は第1測定器
3,4と同様なデジタル光電素子などから構成さ
れている。第4図に示すようにスダレ状シート1
をはさんで第2測定器9,10,11に対向する
投光器12,13,14からの光をスダレ状シー
ト1を通して受光することによりスダレ状シート
1の幅と、その両端部及び中央部の縦糸密度と、
を測定する。第2図に示す20,21,22は第
2測定器9,10,11のそれぞれの視野であ
る。第2測定器9,10,11より下流に設置さ
れたカレンダー装置16はスダレ状シート1にゴ
ム23をコーテイングするものであり、スダレ状
シート1はロール15によつて進行方向を変えら
れカレンダー装置16に供給される。
ここで第1測定器3,4及び第2測定器9,1
0,11による測定原理を第5図、第6図を用い
てさらに詳細に説明する。スダレ状シートの両端
部に配置された第2測定器9,11は第2投光器
12,14から投光された光によつてスダレ状シ
ート1の幅方向に配置された第2測定器9,11
内にデジタル光電素子上に写された縦糸17の像
をスダレ状シート1の両端から内方に向つてそれ
ぞれ走査、検出する。各デジタル素子は1ビツト
の情報量をそれぞれ持つている。
ここで、Lは測定器9の視野(mm)と、Nを測
定器9の総ビツト数と、A1を測定器9にて測定
した視野内の縦糸17の総本数と、n1を測定器9
にて一端から内側に走査した時の最初の縦糸17
を検出するまでのビツト数と、するとスダレ状シ
ート1の一端の縦糸密度はNA/(N−n)L(本
/mm)と なる。他端の縦糸密度も第2測定器11により同
様に測定される。中央部の縦糸密度も同様にA3
を第2測定器10にて測定した視野内の縦糸17
の本数とすると、縦糸密度はA/Lとなる。しかし ながら、単に縦糸17によつて遮光されたデジタ
ル光電素子と縦糸17の間を通過した光を受光し
たデジタル光電素子との変化のみにより縦糸17
の本数を検出したのでは第6図に示す如く、縦糸
17が接触した場合、接触した複数の縦糸17を
1本と検出してしまう。そこで遮光されたデジタ
ル光電素子を走査している間の時間を測定し、こ
の時間が所定の遅延時間以上であれば、これを2
本としてカウントする。前記遅延時間は縦糸17
1本分の像により遮光されたデジタル光電素子を
走査するのに必要な時間より若干長く設定する。
尚前記遅延時間をいくつかの段階に分ければ3本
以上の接触を検知することもできる。
第2測定器9,11によりスダレ状シート1の
幅を測定するには、L0を第2測定器9,11の
視野20,22の間の距離(mm)と、Lを測定器
20,22のそれぞれの視野(mm)と、Nを測定
器20,22のそれぞれの総ビツト数と、n1,n2
を測定器20,22のそれぞれが両端から内方に
走査した時の最初の縦糸を検出するまでのビツト
数とすると、スダレ状シート1の幅はL0+L×
N−n/N+LN−n/Nとなる。第1測定器3,
4によ るスダレ状シート1の幅測定も同様に行なわれ
る。
次に第7図により拡張シート1の幅及び縦糸密
度の制御機構を説明する。2は第1幅拡張装置、
23は第1測定装置、24は第1幅制御回路、2
5は第2幅拡張装置、26は第2測定装置、27
は第2幅制御回路、28は適正目標値演算回路で
ある。第1幅拡張装置2はカーブドロール、駆動
装置、駆動回路などから構成されているが、これ
らは公知であるため説明は省略する。この第1幅
拡張装置2は第1幅制御回路から送られる第1拡
張信号に基づき前記カーブドロールが操作される
ことによりスダレ状シート1の幅を幅方向に全体
にわたつて均一に拡張する。第1測定装置23は
前述の第1測定器3,4、投光器5,6および第
1幅演算回路29から構成されており、第1測定
器3,4によつて測定された縦糸17の像をそれ
ぞれ電気信号に変換して第1幅演算回路29へ送
る。第1幅演算回路29はこれらの電気信号から
前述の方法でスダレ状シート1の幅を計算し、こ
れを第1幅信号として第1幅制御回路24及び第
2幅拡張装置25へ送信する。第1幅制御回路2
4は適正幅目標値演算回路28から送られる第1
目標値信号と第1測定装置23から送られる前記
第1幅信号との差を第1拡張信号として第1幅拡
張装置2へ送信する。これらの第1幅拡張装置
2、第1測定装置23、第1幅制御回路24は全
体としてスダレ状シート1の幅を変数とし、前記
第1目標値信号により表わされる幅を制御目標値
とする第1幅フイードバツクループを構成してい
る。第2幅拡張装置25は前述の第2幅拡張器
7,8、ロールの駆動装置、駆動回路などから構
成されているが、これらは公知であるため説明を
省略する。第2幅拡張装置25は前記第1幅信号
及び第2拡張信号に基づき第2幅拡張器7,8が
操作されることにより、スダレ状シート1の両端
部の幅を拡張する。第2測定装置26は前述の第
2測定器9,10,11と投光器12,13,1
4、密度演算回路30,31,32及び第2幅演
算回路33より構成されている。第1測定装置2
3と同様に第2測定器9,11によつて測定され
た縦糸17の像はそれぞれ電気信号に変換され第
2幅演算回路33へ送られ、第2演算回路33は
これらの電気信号から前述の方法でスダレ状シー
ト1の幅を計算し、これを前記第2幅信号として
第2幅制御回路27へ送る。さらに第2測定装置
26の密度演算回路30,31,32は第2測定
器9,10,11のそれぞれから送られてくる縦
糸17の像の電気信号から前述の方法で単位長さ
当りの縦糸17の密度を計算しこれを密度信号と
して、適正幅目標値演算回路28へ送る。第2幅
制御回路27はあらかじめ外部から設定された第
2目標値と前記第2幅信号によつて表わされるス
ダレ状シート1の幅との差を第2修正信号として
第2幅拡張装置25へ送る。これらの第2幅拡張
装置25、第2測定装置26、第2幅制御回路2
7は全体としてスダレ状シート1の幅を変数と
し、第2目標値を制御目標値とする第2フイード
バツクループを構成している。さらに第2幅拡張
装置25、第1測定装置23は全体としてスダレ
状シート1の幅を変数とし、第2目標値を制御目
標値とするフイードフオーワード機構を構成して
いる。このビツトは必ずしも必要ではないが、ス
ダレ状シート1の幅を高精度に制御する場合には
用いられることが望ましい。適正幅目標値演算回
路28は第2測定装置26から送られてくるスダ
レ状シート1の中央部及び両端部の密度信号に基
づいて第1幅制御回路へ前記第1目標値信号を発
信する。この第1目標値信号は第2測定装置9,
10,11から送られる電気信号に基づき密度演
算回路30,31,32が計算した3つの密度信
号をそれぞれ等しくするために第2幅拡張装置2
によつてどれだけスダレ状シート1の幅を広げれ
ば良いかを示すものである。
次に本発明の実施例を説明する。スダレ状シー
ト1の縦糸密度及び幅を制御するには、まず必要
な設定値を外部より入力する。必要な設定値とは
スダレ状シート1の最終的な制御目標幅を表わす
前記第2目標値と、縦糸17が接触した時の誤検
出を防止するためにタイマーに与える前記遅延時
間と、スダレ状シート1が第2測定装置26に到
達するまでの第1拡張装置の仮の目標値と、であ
り、これらをそれぞれ第2幅制御回路27、密度
演算回路30,31,32、適正幅目標値演算回
路28に入力する。第6図に示されているように
スダレ状シート1は第1幅拡張装置2、第1測定
装置23、第2幅拡張装置25、第2測定装置2
6を順次通過してカレンダーロールへ導かれる。
スダレ状シート1の先端が第2測定装置26に導
かれるまでの間は第1幅拡張装置2は前記仮の目
標値をその制御目標値とするが、スダレ状シート
1の先端が第2測定装置26を通過した後は、適
正幅目標値制御回路28から送られてくる第1目
標値信号によりスダレ状シート1の幅を制御す
る。第2測定装置26により測定されたスダレ状
シート1の縦糸密度が中央部で粗、両端部で密で
ある場合には適正目標値演算回路28が後述の中
央部が密で両端部が粗の場合と比べ比較的小さな
値の第1目標値を算出する。第1フイードバツク
ループの制御目標値が小さいので第1拡張信号も
小さくなり第1幅拡張装置2は比較的小さい幅に
スダレ状シート1を拡張する。このため中央部は
わずかに粗になるにすぎない。第2幅拡張装置2
5は両端部のみの縦糸17を拡張することにより
所定の第2目標値までスダレ状シート1の幅を拡
張するのであるが、第1幅拡張装置2によつて拡
張された幅の増分が小さいため、第2幅拡張装置
25によつて拡張される幅の増分は比較的大きく
なる。このため第2幅拡張装置25により両端部
の縦糸密度はかなり粗となる。次に縦糸密度が中
央部で密、両端部で粗である場合には、適正幅目
標値演算回路28が前述の場合とは逆に比較的大
きな値の第1目標値を算出する。第1フイードバ
ツクループの制御目標値が大きいので第1拡張信
号も大きくなり、第1幅拡張装置2は比較的大き
な幅にスダレ状シート1を拡張する。この結果、
中央部はかなり粗になる。第1幅拡張装置2によ
つて拡張された幅の増分が大きいため、第2幅拡
張装置によつて拡張される幅の増分は比較的小さ
くてよく、両端部の縦糸17は第2幅拡張装置2
5によりわずかに拡張されるにとどまる。そし
て、中央部の縦糸密度が粗になる。このように2
つのフイードバツクループを構成することによ
り、スダレ状シート1の中央部及び両端部の縦糸
密度を均一に、しかも所定の幅に拡張することが
できる。さらに、第1測定装置2からスダレ状シ
ート1の幅を第2幅拡張装置25へ発信しフイー
ドフオーワード機構を構成することにより、より
高精度の制御を可能とする。本実施例は空気タイ
ヤ用補強材シートに本発明を応用した例である
が、スダレ状シート製造後、特に両端部が収縮し
やすいシートであるならば本発明を用いて幅およ
び密度を所定の目標値に制御することができる。
本発明は何らこの実施例に限定されるものでは
ない。例えばスダレ状シート1の両端部の縦糸密
度が異なるようであるなら、密度信号を第2幅拡
張装置に与えた両端部を広げる拡張器7,8にそ
れぞれ独立の制御目標値を与えることにより、上
述した実施例にわずかの変更を加えるのみで達成
することができる。このように変更すれば中央
部、両端部の3ケ所の縦糸密度をそれぞれ独立に
制御することができる。
以上説明してきたように、本発明によれば走行
するスダレ状シートの縦糸密度の均一化と幅制御
を自動的に高精度に達成することができるので高
品質のスダレ状シート材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるシート補正方法の一実
施例を空気タイヤ用補強材シートにゴムを被覆す
るカレンダー工程に適用した場合を示す概略正面
図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図に
示した第1測定装置の作動を説明する説明図、第
4図は第1図に示した第2測定装置の作動を説明
する説明図、第5図、第6図は縦糸密度およびス
ダレ状シート幅の測定方法を説明するための説明
図、第7図はスダレ状シートの縦糸密度及び幅を
制御する機構を示すブロツク図である。 1はスダレ状シート、2は第1幅拡張装置、2
3は第1測定装置、24は第1幅制御回路、25
は第2幅拡張装置、26は第2測定装置、27は
第2幅制御回路、28は適正幅目標値演算回路で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一方向に走行するスダレ状シートの縦糸をシ
    ートの幅方向に全体にわたつて均一に広げること
    ができる第1幅拡張装置と、第1幅拡張装置より
    下流側に設けられ前記シートの幅を測定する第1
    測定装置と、第1測定装置より下流側に設けられ
    前記シートの両端部の縦糸をシートの幅方向に広
    げることができる第2幅拡張装置と、第2幅拡張
    装置より下流側に設けられ前記シートの幅および
    シートの中央と両端部の縦糸密度を測定する第2
    測定装置と、を準備する段階と、第2測定装置が
    シートの中央および両端部の縦糸密度を測定する
    ことにより第2測定装置から発信される縦糸密度
    信号に基づいて決定された第1目標信号と第1測
    定装置がシートの幅を測定することにより第1測
    定装置から発信される第1幅信号との差を第1幅
    拡張信号として第1幅拡張装置に発信し該第1幅
    拡張装置を作動させる段階と、予め決定された第
    2目標値と第2測定装置がシートの幅を測定する
    ことにより第2測定装置から発信される第2幅信
    号との差を第2幅拡張信号として第2幅拡張装置
    に発信し該第2幅拡張装置を作動させる段階と、
    を包含することを特徴とする走行するスダレ状シ
    ートの縦糸密度及び幅の補正方法。 2 一方向に走行するスダレ状シートの縦糸をシ
    ートの幅方向に全体にわたつて均一に広げること
    ができる第1幅拡張装置と、第1幅拡張装置より
    下流側に設けられ前記シートの幅を測定する第1
    測定装置と、第1測定装置より下流側に設けられ
    前記シートの両端部の縦糸をシートの幅方向に広
    げることができる第2幅拡張装置と、第2幅拡張
    装置より下流側に設けられ前記シートの幅および
    シートの中央と両端部の縦糸密度を測定する第2
    測定装置と、を準備する段階と、第2測定装置が
    シートの中央および両端部の縦糸密度を測定する
    ことにより第2測定装置から発信される縦糸密度
    信号に基づいて決定された第1目標値信号と第1
    測定装置がシートの幅を測定することにより第1
    測定装置から発信される第1幅信号との差を第1
    幅拡張信号として第1幅拡張装置に発信し該第1
    幅拡張装置を作動させる段階と、予め決定された
    第2目標値と第2測定装置がシートの幅を測定す
    ることにより第2測定装置から発信される第2幅
    信号との差を第2幅拡張信号として第2幅拡張装
    置に発信するとともに前記第1幅信号を第2幅拡
    張装置に発信し、これら第2幅拡張信号および第
    1幅信号に基づいて第2幅拡張装置を作動させる
    段階と、を包含することを特徴とする走行するス
    ダレ状シートの縦糸密度及び幅の補正方法。
JP15521679A 1979-11-29 1979-11-29 Correction of warp yarn density and width of running blind like sheet Granted JPS5679760A (en)

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JPS5679760A JPS5679760A (en) 1981-06-30
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JP15521679A Granted JPS5679760A (en) 1979-11-29 1979-11-29 Correction of warp yarn density and width of running blind like sheet

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JPS6253474A (ja) * 1985-08-30 1987-03-09 和歌山鉄工株式会社 布幅の自動調整装置
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JPH0635710B2 (ja) * 1990-11-26 1994-05-11 世志弘 木村 細幅テープの歪み矯正方法
JP6220271B2 (ja) * 2014-01-15 2017-10-25 住友ゴム工業株式会社 テキスタイル反の幅出し補助装置

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