JPS6158107A - Nb3Sn化合物超電導線 - Google Patents
Nb3Sn化合物超電導線Info
- Publication number
- JPS6158107A JPS6158107A JP59148610A JP14861084A JPS6158107A JP S6158107 A JPS6158107 A JP S6158107A JP 59148610 A JP59148610 A JP 59148610A JP 14861084 A JP14861084 A JP 14861084A JP S6158107 A JPS6158107 A JP S6158107A
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- JP
- Japan
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- superconducting wire
- compound
- compound superconducting
- alloy
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-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N60/00—Superconducting devices
- H10N60/20—Permanent superconducting devices
Landscapes
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は、Nb、Sn化合物超電導線、特にパルス的あ
るいは交流的に用いられるNb5Snlヒ合物超電導線
に関する。
るいは交流的に用いられるNb5Snlヒ合物超電導線
に関する。
一般に、N b ! 8 n化合物超電導線は、Cu−
Sn合全中にNbフィラメントを複数本埋設した複合体
を細線加工した後、熱処理を施こしてCu−Sn合金中
のSnをNbフィラメント(ζ反応させてNbフィラメ
ントの表面にNb、Sn化合物層を生成させることによ
り製造される。この様にして製造された従来のNb3S
n化合物超電導線の1例を第3図ζこ示した。
Sn合全中にNbフィラメントを複数本埋設した複合体
を細線加工した後、熱処理を施こしてCu−Sn合金中
のSnをNbフィラメント(ζ反応させてNbフィラメ
ントの表面にNb、Sn化合物層を生成させることによ
り製造される。この様にして製造された従来のNb3S
n化合物超電導線の1例を第3図ζこ示した。
ところで、第3図に示す如(NbsSn超電導線にあっ
ては、Nbフィラメント3の表面に生成したNb@Sn
比合物層4から成るNb1Sn比合物超電導フィラメン
ト1が高電気抵抗のCu−Sn合金2中に埋設されるた
め、安定性に乏しい欠点があった。そこで、これを改良
する方法として、従来、第4図に示す如く、複数本のN
b、Sn(ヒ合物超電導フィラメント1が埋設され1;
Cu −S n合金2に、加工性の優れたNb隔壁5
を介して安定化材として低電気抵抗のCu6を配置した
構造のNb、SΩ超電導線が考案された。この場合、N
b隔壁5はNb、Sn化合物層4の生成のための熱処理
時におけるCuのSnによる汚染を防止する目的で用い
られている。しかしながら、従来の隔壁材ζこNbを用
いたNb、Sn化合物超電導線にあっては、六ルス的あ
るいは交流的に用いると交流損失が非常に大きくなる欠
点があ−)た。これは、第4図に示す如く熱処理時にN
bフィラメント3と同様にNb隔壁5の表面にSnとの
反応で超電導特性を示すNb、S1化合物層4が生成さ
れることに寄因していることが実験的に確認された。
ては、Nbフィラメント3の表面に生成したNb@Sn
比合物層4から成るNb1Sn比合物超電導フィラメン
ト1が高電気抵抗のCu−Sn合金2中に埋設されるた
め、安定性に乏しい欠点があった。そこで、これを改良
する方法として、従来、第4図に示す如く、複数本のN
b、Sn(ヒ合物超電導フィラメント1が埋設され1;
Cu −S n合金2に、加工性の優れたNb隔壁5
を介して安定化材として低電気抵抗のCu6を配置した
構造のNb、SΩ超電導線が考案された。この場合、N
b隔壁5はNb、Sn化合物層4の生成のための熱処理
時におけるCuのSnによる汚染を防止する目的で用い
られている。しかしながら、従来の隔壁材ζこNbを用
いたNb、Sn化合物超電導線にあっては、六ルス的あ
るいは交流的に用いると交流損失が非常に大きくなる欠
点があ−)た。これは、第4図に示す如く熱処理時にN
bフィラメント3と同様にNb隔壁5の表面にSnとの
反応で超電導特性を示すNb、S1化合物層4が生成さ
れることに寄因していることが実験的に確認された。
本発明は、上述した従来のNb3Sn比会物超電導線の
欠点を改良したもので、パルス的あるいは交流的に用い
ても安定で交流損失の小さいNb、S0化合物超電導線
を提供することを目的としている。
欠点を改良したもので、パルス的あるいは交流的に用い
ても安定で交流損失の小さいNb、S0化合物超電導線
を提供することを目的としている。
本発明は、熱処理時にCu−Sn合金中のSnとの反応
によって液体ヘリウム温度でNb、Sn等の超電導(ヒ
合物層を生成させないVまたはその合金、化合物を隔壁
材として用いることにより上記目的を達成した。
によって液体ヘリウム温度でNb、Sn等の超電導(ヒ
合物層を生成させないVまたはその合金、化合物を隔壁
材として用いることにより上記目的を達成した。
〔発明の効果〕
本発明によれば、パルス的あるいは交流的に用いた場合
、従来のNb隔壁を用いたNb、SΩ化合物超電導線に
比べ交流損失が大幅に減小することが判った。また、安
定性に関しては従来品と同等に得られることが判った。
、従来のNb隔壁を用いたNb、SΩ化合物超電導線に
比べ交流損失が大幅に減小することが判った。また、安
定性に関しては従来品と同等に得られることが判った。
以下に本発明の実施例について具体的に説明する。
まず、従来法により、直径約700μmのCu −13
wt10Sn合金中に直径約10μmのNbフィラメン
トが925本埋設された外側に内径約700μm外径的
800μmのNb隔壁と内径約800μm外径的1mm
の安定比Cuが同心円筒状に配置されたNb3Sn化合
物超電導線の未熱処理線材を製造し、700’CX50
hrの熱処理を施こし、第4図に示す如く断面構造のN
b、Sn化合物超電導線を得た。。
wt10Sn合金中に直径約10μmのNbフィラメン
トが925本埋設された外側に内径約700μm外径的
800μmのNb隔壁と内径約800μm外径的1mm
の安定比Cuが同心円筒状に配置されたNb3Sn化合
物超電導線の未熱処理線材を製造し、700’CX50
hrの熱処理を施こし、第4図に示す如く断面構造のN
b、Sn化合物超電導線を得た。。
次に、本発明法により、直径約700μmのCu−13
wt 76 SΩ合金中に直径約10μmのNbフィラ
メントが925本埋設された外側に内径約700μm外
径的800μmのV隔壁と内径的800μmと外径的1
mm の安定化Cuが同心円筒状に配置されたNb、f
13n化合物超電導線の未熱処理線材を製遺し、700
℃X50hrの熱処理を施こし、第1図に示T如く断面
構造のNb5Sn化合物超電導線を得た。
wt 76 SΩ合金中に直径約10μmのNbフィラ
メントが925本埋設された外側に内径約700μm外
径的800μmのV隔壁と内径的800μmと外径的1
mm の安定化Cuが同心円筒状に配置されたNb、f
13n化合物超電導線の未熱処理線材を製遺し、700
℃X50hrの熱処理を施こし、第1図に示T如く断面
構造のNb5Sn化合物超電導線を得た。
次に、本発明の効果を調べる目的で、従来法で得たNb
隔壁を用いたNb、Sn化合物超電導線(5)と本発明
法で得た■隔壁を用いたNb5Sn化合物超電導+i0
(均の交流損失を磁化測定法により求めた。
隔壁を用いたNb、Sn化合物超電導線(5)と本発明
法で得た■隔壁を用いたNb5Sn化合物超電導+i0
(均の交流損失を磁化測定法により求めた。
第2図にその11吉果を示す。第2図は樅軸に各Nb、
Sn化合物超電導線の単位長さ及び1サイ・クル当りの
損失t Q (J /m cycle )を示し、横軸
には各Nb3Sn比合物超電導線への印加磁場の最大量
am(T)を示す。なお、交流損失を求めるに当っての
磁化測定は、液体ヘリウム温度(4,2K)で、各Nb
、Sn化合物超電導線に0 (1’)→Bm(1)→O
■と変化するパルス磁場を、磁場変化率B −0,05
(T/S ’)一定として、Bmを1■〜4■の範囲で
変化させて行なった。
Sn化合物超電導線の単位長さ及び1サイ・クル当りの
損失t Q (J /m cycle )を示し、横軸
には各Nb3Sn比合物超電導線への印加磁場の最大量
am(T)を示す。なお、交流損失を求めるに当っての
磁化測定は、液体ヘリウム温度(4,2K)で、各Nb
、Sn化合物超電導線に0 (1’)→Bm(1)→O
■と変化するパルス磁場を、磁場変化率B −0,05
(T/S ’)一定として、Bmを1■〜4■の範囲で
変化させて行なった。
第2図に見られる如し、本発明によるNb、SΩ化合物
超電導線の交流損失は、従来のNb、Sn化合物超電導
線に比べ約1/2以下となり、交流損失が充分低減され
ることが判った。また、直流的特性、例えば、臨界電流
値や安定性の基準として用いられている回復電流につい
ても測定した結果、従来のNb、Sn化合物超電導線と
ほとんど変わらないことも判った。従って、本発明のN
b、Sn化合物超電導線は、パルス的あるいは交流的に
用いた場合に、従来のNb、Sn化合物超電導線に比べ
交流損失の低減した安定なN b、 S n化合物超電
導線を提供できると言える。
超電導線の交流損失は、従来のNb、Sn化合物超電導
線に比べ約1/2以下となり、交流損失が充分低減され
ることが判った。また、直流的特性、例えば、臨界電流
値や安定性の基準として用いられている回復電流につい
ても測定した結果、従来のNb、Sn化合物超電導線と
ほとんど変わらないことも判った。従って、本発明のN
b、Sn化合物超電導線は、パルス的あるいは交流的に
用いた場合に、従来のNb、Sn化合物超電導線に比べ
交流損失の低減した安定なN b、 S n化合物超電
導線を提供できると言える。
なお、本発明の実施例では、複数のNb5Sn化合物超
電導フィラメント1を埋設したCu−8口合金の外側に
安定化用Cu6が配置されているが本発明の目的として
いるところは隔壁にNJSn比合物化合の如く8口との
反応で超電導化合物を生成させないことにあり、その配
置に左右されるものではない。また、製造方法等に関し
ても同様で、基本的には、Nb、Sn化合物超電導フィ
ラメントが埋設されたCu−Sn合金と安定化用Cuの
間にVから本質的になる隔壁7が介在したことを特徴と
する特
電導フィラメント1を埋設したCu−8口合金の外側に
安定化用Cu6が配置されているが本発明の目的として
いるところは隔壁にNJSn比合物化合の如く8口との
反応で超電導化合物を生成させないことにあり、その配
置に左右されるものではない。また、製造方法等に関し
ても同様で、基本的には、Nb、Sn化合物超電導フィ
ラメントが埋設されたCu−Sn合金と安定化用Cuの
間にVから本質的になる隔壁7が介在したことを特徴と
する特
第1図及び第2図は、従来法によるN b、 S n化
合物超電導線の断面図を横町的に示す。第1図は7本発
明によるNb5Si化合物超電導線の断面図、第2図は
、本発明のNb、Sn化合物超゛4導線と従来のNb、
ann化合物超電導線交流損失測定結果を示す特性図、
第3図、第4図は従来のN1gSn化合物超電導線の断
面図を示す。 1・・・Nb3Si比合物超電導フィラメント、2・・
・Cu−8Ω合金、3・Nbフィラメント、4・・・N
bi80比合物化合6・・・安定fヒ用Cu、7・−
■隔壁。 代理人弁理士 則 近 憲 佑(ほか1名)第1 図 第2 図 8m(T)
合物超電導線の断面図を横町的に示す。第1図は7本発
明によるNb5Si化合物超電導線の断面図、第2図は
、本発明のNb、Sn化合物超゛4導線と従来のNb、
ann化合物超電導線交流損失測定結果を示す特性図、
第3図、第4図は従来のN1gSn化合物超電導線の断
面図を示す。 1・・・Nb3Si比合物超電導フィラメント、2・・
・Cu−8Ω合金、3・Nbフィラメント、4・・・N
bi80比合物化合6・・・安定fヒ用Cu、7・−
■隔壁。 代理人弁理士 則 近 憲 佑(ほか1名)第1 図 第2 図 8m(T)
Claims (1)
- 複数のNb_3Sn化合物超電導フィラメントが埋設さ
れたCu−Sn合金と安定化用Cuを具備したNb_3
Sn化合物超電導線において、上記Cu−Snと安定化
用Cuとの間にVまたはV基合金、V基化合物なる隔壁
が介在することを特徴とするNb_3Sn化合物超電導
線。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59148610A JPS6158107A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | Nb3Sn化合物超電導線 |
EP85305169A EP0169078A3 (en) | 1984-07-19 | 1985-07-19 | Superconductor prepared from nb3sn compound |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59148610A JPS6158107A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | Nb3Sn化合物超電導線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6158107A true JPS6158107A (ja) | 1986-03-25 |
Family
ID=15456626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59148610A Pending JPS6158107A (ja) | 1984-07-19 | 1984-07-19 | Nb3Sn化合物超電導線 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0169078A3 (ja) |
JP (1) | JPS6158107A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9014979D0 (en) * | 1990-07-06 | 1990-08-29 | Walters Colin R | Method of fabricating an elongated artefact |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1394724A (en) * | 1972-08-04 | 1975-05-21 | Atomic Energy Authority Uk | Superconducting members and methods of mahufacture thereof |
US3958327A (en) * | 1974-05-01 | 1976-05-25 | Airco, Inc. | Stabilized high-field superconductor |
FR2334182A1 (fr) * | 1975-12-03 | 1977-07-01 | Furukawa Electric Co Ltd | Cable comportant un compose supraconducteur et procede de fabrication d'un tel cable |
-
1984
- 1984-07-19 JP JP59148610A patent/JPS6158107A/ja active Pending
-
1985
- 1985-07-19 EP EP85305169A patent/EP0169078A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0169078A2 (en) | 1986-01-22 |
EP0169078A3 (en) | 1988-11-17 |
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