JPS6157916A - カメラにおける自動追尾装置 - Google Patents
カメラにおける自動追尾装置Info
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- JPS6157916A JPS6157916A JP59179550A JP17955084A JPS6157916A JP S6157916 A JPS6157916 A JP S6157916A JP 59179550 A JP59179550 A JP 59179550A JP 17955084 A JP17955084 A JP 17955084A JP S6157916 A JPS6157916 A JP S6157916A
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- movement
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
- G02B7/36—Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Focusing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
この発明は、カメラ、とくにビデオカメラ用の自動焦点
検出又は自動焦点調節装置における被写体の自動追尾装
置に関し、とくに被写体の実質的な停止の可能性が判定
されたときに追尾動作が不安定になるのを防止する手段
に関する。
検出又は自動焦点調節装置における被写体の自動追尾装
置に関し、とくに被写体の実質的な停止の可能性が判定
されたときに追尾動作が不安定になるのを防止する手段
に関する。
(背景技術)
ビデオカメラの映像信号を利用する自動焦点検出装置に
ついては、例えば米国特許第2,831,057号明細
書、特公昭39−5265号公報又は特公昭46−17
172号公報等多くの提案がなされている。また上記の
方式中のひとつでちるいわゆる山登シ制御方式について
は「NHIK技術研究」第17巻第1号(通巻第86号
)(昭和40年発行)の21ページ、5田ほかによる「
山登シサー村方式によるテレビカメラの自動焦点調整」
の論文に、またとの山登)制御と後玉フォーカス駆動レ
ンズとを組み合わせた方式については昭和57年11月
29日のテレビジョン学会技術報告で半間ほかによシ「
輪郭検出オートフォーカス方式」としてそれぞれ詳細に
発表されている。
ついては、例えば米国特許第2,831,057号明細
書、特公昭39−5265号公報又は特公昭46−17
172号公報等多くの提案がなされている。また上記の
方式中のひとつでちるいわゆる山登シ制御方式について
は「NHIK技術研究」第17巻第1号(通巻第86号
)(昭和40年発行)の21ページ、5田ほかによる「
山登シサー村方式によるテレビカメラの自動焦点調整」
の論文に、またとの山登)制御と後玉フォーカス駆動レ
ンズとを組み合わせた方式については昭和57年11月
29日のテレビジョン学会技術報告で半間ほかによシ「
輪郭検出オートフォーカス方式」としてそれぞれ詳細に
発表されている。
ところで、この種の装置では、第3図(4)に示す雫
ように測距視野が撮影画面中央に固定されて
いるため、同図(B)に示すようにピントを合わせたい
被写体(以下目標被写体という)(この例では人物)が
移動してしまうと、この目標被写体とは異なる距離にあ
る物体(この例では家屋)にピントが合い、目標被写体
である人物が埋けてしまうという欠点がある。なお第3
図及び後記第4図は、無視差の自動焦点検出装置を具え
るカメラで測距した場合の画面を示すものである。
ように測距視野が撮影画面中央に固定されて
いるため、同図(B)に示すようにピントを合わせたい
被写体(以下目標被写体という)(この例では人物)が
移動してしまうと、この目標被写体とは異なる距離にあ
る物体(この例では家屋)にピントが合い、目標被写体
である人物が埋けてしまうという欠点がある。なお第3
図及び後記第4図は、無視差の自動焦点検出装置を具え
るカメラで測距した場合の画面を示すものである。
上記の欠点を解消するために、本出願人は、先に、移動
可能な追尾視野を設定し、被測距物体の特徴をこの追尾
視野に関して抽出し、この抽出された特徴を記憶させ、
この記憶された特徴と新たに抽出された被測距物体の特
徴とに基づいて物体の移動の有無を検出し、物体の相対
的な移動に応じて測距視野を物体の移動に追尾して移動
させるようにした自動追尾焦点検出装置について提案し
た(特願昭59−105897号)。さらに本出願人は
、上記の提案を実施する場合等において、安定な追尾動
作を行わせる目的で、追尾視野を移動可能に設定する手
段と、被追尾被写体の特徴を前記追尾視野に関して抽出
する抽出手段と、前記の抽出された特徴を記憶する記憶
手段と、前記記憶手段に記憶された特徴と前記抽出手段
で抽出された特徴とを比較し、あらかじめ設定されたし
きい値を超える変化があるかどうかを検出する手段と、
前記のしきい値を超える変化があるとき前記追尾視野を
移動させる手段とを具えるカメラにおける自動追尾装置
について提案した(特願昭59−108189号)。
可能な追尾視野を設定し、被測距物体の特徴をこの追尾
視野に関して抽出し、この抽出された特徴を記憶させ、
この記憶された特徴と新たに抽出された被測距物体の特
徴とに基づいて物体の移動の有無を検出し、物体の相対
的な移動に応じて測距視野を物体の移動に追尾して移動
させるようにした自動追尾焦点検出装置について提案し
た(特願昭59−105897号)。さらに本出願人は
、上記の提案を実施する場合等において、安定な追尾動
作を行わせる目的で、追尾視野を移動可能に設定する手
段と、被追尾被写体の特徴を前記追尾視野に関して抽出
する抽出手段と、前記の抽出された特徴を記憶する記憶
手段と、前記記憶手段に記憶された特徴と前記抽出手段
で抽出された特徴とを比較し、あらかじめ設定されたし
きい値を超える変化があるかどうかを検出する手段と、
前記のしきい値を超える変化があるとき前記追尾視野を
移動させる手段とを具えるカメラにおける自動追尾装置
について提案した(特願昭59−108189号)。
ところで上記の提案を実施する場合に、さらに被追尾被
写体の実質的な停止が判定された場合等においても、安
定な追尾動作を保障することが望ましい。
写体の実質的な停止が判定された場合等においても、安
定な追尾動作を保障することが望ましい。
(目 的)
この発明は、従来の自動焦点検出装置の前述の欠点を解
消し、移動する被写体についても自動的にその移動位置
を検出し、測距視野を被写体の移動に追尾して移動させ
て焦点検出ないし焦点調節を行うに当たり、被追尾被写
体の実質的な停止の可能性が判定された場合にも安定な
追尾動作を行うことができる自動追尾装置を提供するこ
とを目的とする。
消し、移動する被写体についても自動的にその移動位置
を検出し、測距視野を被写体の移動に追尾して移動させ
て焦点検出ないし焦点調節を行うに当たり、被追尾被写
体の実質的な停止の可能性が判定された場合にも安定な
追尾動作を行うことができる自動追尾装置を提供するこ
とを目的とする。
(実施例による説明)
以下図面を参照して上記の目的を達成するためこの発明
において講じた手段について例示説明する。下記の説明
は、被追尾被写体の特徴を色信号情報によって抽出する
例について、この発明を適用した自動追尾焦点検出機能
の概要、この発明の自動追尾装置の実施例の概略及びこ
の発明の実施例における基準値更新手段の順序で行う。
において講じた手段について例示説明する。下記の説明
は、被追尾被写体の特徴を色信号情報によって抽出する
例について、この発明を適用した自動追尾焦点検出機能
の概要、この発明の自動追尾装置の実施例の概略及びこ
の発明の実施例における基準値更新手段の順序で行う。
なおこの発明を実施するに当たり、被写体の特徴抽出は
、上記の色信号情報のみならず、被写体の特徴あるコン
トラスト等のその他の情報を利用して行うことができる
。
、上記の色信号情報のみならず、被写体の特徴あるコン
トラスト等のその他の情報を利用して行うことができる
。
(この発明を適用した自動追尾焦点検出機能の概要)(
第4図〜第8図) 先ず、この発明を適用した自動追尾焦点検出機能の一例
についてその概要を説明すると、第3図(A)の状態に
あった目標被写体(人物)が第4図(4)に示すように
同一距離のままファインダ画面右上方へ移動するとき、
後述の追尾手段によシ、被写体の移動を自動的に検出し
、測距視野を第4因(4)に示すように被写体の移動に
追尾して移動させ、整することができる。
第4図〜第8図) 先ず、この発明を適用した自動追尾焦点検出機能の一例
についてその概要を説明すると、第3図(A)の状態に
あった目標被写体(人物)が第4図(4)に示すように
同一距離のままファインダ画面右上方へ移動するとき、
後述の追尾手段によシ、被写体の移動を自動的に検出し
、測距視野を第4因(4)に示すように被写体の移動に
追尾して移動させ、整することができる。
追尾視野は、原則として2次元の拡が)を示すものであ
るが、説明を簡単にするために、以下の説明は、主とし
て第5図(4)に示すように追尾視野が水平方向に延び
る1次元の拡が9をもつ場合について行う。ここで、追
尾視野は同図に示すようにA、B、Cの3部分(以下各
部分を画素という)に分かれているとする。なお2次元
の追尾視野を構成するには、例えば第6図(4)に示す
ように第5図(4)の画素Bを中心にしてその上下に画
素A′、 C−を設けるか、あるいは第5図(4)の画
素A、B、Cを中心にしてそれぞれの上下に位置する画
素を設ければよい。
るが、説明を簡単にするために、以下の説明は、主とし
て第5図(4)に示すように追尾視野が水平方向に延び
る1次元の拡が9をもつ場合について行う。ここで、追
尾視野は同図に示すようにA、B、Cの3部分(以下各
部分を画素という)に分かれているとする。なお2次元
の追尾視野を構成するには、例えば第6図(4)に示す
ように第5図(4)の画素Bを中心にしてその上下に画
素A′、 C−を設けるか、あるいは第5図(4)の画
素A、B、Cを中心にしてそれぞれの上下に位置する画
素を設ければよい。
第5図(4)の画素A、B、Cから時系列信号として抽
出される色差信号(R−Y )及び(B−Y)に笛7図
に示すように、それぞれ、積分回路100& 、100
b、サンプルホールド(Sハ)回路101h、101b
及びA/D変換回路102&。
出される色差信号(R−Y )及び(B−Y)に笛7図
に示すように、それぞれ、積分回路100& 、100
b、サンプルホールド(Sハ)回路101h、101b
及びA/D変換回路102&。
102bによって積分、サンプルホールド及び103b
に記憶させる。この記憶された値を、各画素A、B及び
Cについて(R−Y)及び(B−Y)直交座標系上にプ
ロットすると、例えば第8図に示すように表示される。
に記憶させる。この記憶された値を、各画素A、B及び
Cについて(R−Y)及び(B−Y)直交座標系上にプ
ロットすると、例えば第8図に示すように表示される。
図でAI) 1 BO及びC。
の各点は、それぞれ、第5図(A)のA、B及びCの各
画素から抽出された信号を表わしている。ここで、画素
Bからは被写体である人物の例えば服装のみを表わす信
号が、画素人及びCからは、被写体と背景とを衣わす各
信号が加算された信号が抽出されるとする。さらに、同
図で被写体の左側と右側とで背景の色が異っているもの
とする。したがって、点AOとCoとは、色差信号座標
上の位置が異っている。
画素から抽出された信号を表わしている。ここで、画素
Bからは被写体である人物の例えば服装のみを表わす信
号が、画素人及びCからは、被写体と背景とを衣わす各
信号が加算された信号が抽出されるとする。さらに、同
図で被写体の左側と右側とで背景の色が異っているもの
とする。したがって、点AOとCoとは、色差信号座標
上の位置が異っている。
次に、第5図(4)に示す被写体が同図(B)に示すよ
うに画面内で右方向へ移動すると、11fli素人及び
C内に占める被写体と背景との割合が変化する結果、画
素A及びCから抽出される信号は、第8図A1及びCI
に示すようにそれぞれ変化する。一方、画素Bについて
は 被写体が単色であり、かつ1れば、Bl=B、とな
る。もつとも、上記の各条件が満たされなければ、轟然
B1\B、となる。ここでは、上記の各条件が満たされ
るとしてBl=B。
うに画面内で右方向へ移動すると、11fli素人及び
C内に占める被写体と背景との割合が変化する結果、画
素A及びCから抽出される信号は、第8図A1及びCI
に示すようにそれぞれ変化する。一方、画素Bについて
は 被写体が単色であり、かつ1れば、Bl=B、とな
る。もつとも、上記の各条件が満たされなければ、轟然
B1\B、となる。ここでは、上記の各条件が満たされ
るとしてBl=B。
とする。この場合、第8図に示すように、点C1は点B
e (=Bt )K近づき、点A、は点n。
e (=Bt )K近づき、点A、は点n。
(=Bx )から遠ざかるので、線分B、C,は線分
B、C,よシ小さくなシ、線分A、B、は線分A、B、
より大きくなる。逆に、線分BIC1が線分B、co
よシ大きくなシ、線分A、B、が線分A、no よシ小
さく彦る場合は、被写体が第5図(B)で左方向へ移動
していることになる。
B、C,よシ小さくなシ、線分A、B、は線分A、B、
より大きくなる。逆に、線分BIC1が線分B、co
よシ大きくなシ、線分A、B、が線分A、no よシ小
さく彦る場合は、被写体が第5図(B)で左方向へ移動
していることになる。
なお、被写体の左右両側で背景の色が同じであるとすれ
ば被写体が画面内で第5図(B)の右方向へ移動すると
き、上記の点AIは線分AO・Beの延長線上に位置を
占め、点C,は線分no co上に位置を占めることに
なる。この発明は、上記どちらの場合にも適用すること
ができる。
ば被写体が画面内で第5図(B)の右方向へ移動すると
き、上記の点AIは線分AO・Beの延長線上に位置を
占め、点C,は線分no co上に位置を占めることに
なる。この発明は、上記どちらの場合にも適用すること
ができる。
第6図に示すように、2次元の゛追尾視野を構成する場
合において被写体が画面内で左方向のみに移動すれば、
追尾視野と被写体との関係は同図(B)に示すようにな
シ、同じく画面内で左上方向に移動すれば、同図(C)
に示すようになる。これらの場合においても、各画素か
ら抽出される信号を第7図の回路で処理して第8図と同
様に(R−Y )及び(B−Y)直交座標上にグロット
することができる。
合において被写体が画面内で左方向のみに移動すれば、
追尾視野と被写体との関係は同図(B)に示すようにな
シ、同じく画面内で左上方向に移動すれば、同図(C)
に示すようになる。これらの場合においても、各画素か
ら抽出される信号を第7図の回路で処理して第8図と同
様に(R−Y )及び(B−Y)直交座標上にグロット
することができる。
(この発明の自動追尾装置の実施例の概略)(第1図(
4)、 (B) ) 第1図(4)は、この発明の自動追尾装置の一実施例の
概略を示すものであって、この装置は前述の原理による
自動追尾焦点検出機能を具体化するものである。同図に
おいて、撮影光学系は、合焦レンズ1、ズーム系レンズ
2、絞#)3及びリレーレンズ4からなシ、被写t1像
は撮像手段の一例である固体撮像素子5(例えばC,C
,D、)上で受光される。6はクロック信号発生回路で
アシ、その出力は分局器7で所要の比率に分周され、こ
の分周出力が後述の撮像素子駆動回路8、追尾デート回
路を出力し、この出力は信号処理回路9で所要の同期信
号合成、変調及び補正処理を受け、出力ビデオ信号例え
ばNTSC信号が形成される。これらの処理は、当業者
に周知であるので、その詳細な説明を省略する。なお以
下の説明は、出力ビデオ信号がNTSC信号であるとす
る。
4)、 (B) ) 第1図(4)は、この発明の自動追尾装置の一実施例の
概略を示すものであって、この装置は前述の原理による
自動追尾焦点検出機能を具体化するものである。同図に
おいて、撮影光学系は、合焦レンズ1、ズーム系レンズ
2、絞#)3及びリレーレンズ4からなシ、被写t1像
は撮像手段の一例である固体撮像素子5(例えばC,C
,D、)上で受光される。6はクロック信号発生回路で
アシ、その出力は分局器7で所要の比率に分周され、こ
の分周出力が後述の撮像素子駆動回路8、追尾デート回
路を出力し、この出力は信号処理回路9で所要の同期信
号合成、変調及び補正処理を受け、出力ビデオ信号例え
ばNTSC信号が形成される。これらの処理は、当業者
に周知であるので、その詳細な説明を省略する。なお以
下の説明は、出力ビデオ信号がNTSC信号であるとす
る。
信号処理回路9は、これとともに色差信号(R−Y )
及び(B−Y)並びに必要に応じ輝度信号Yを追尾ゲー
ト回路11(追尾視野に対応する)に出力し、また輝度
信号Yを測距ゲート回路16に出力する。追尾ダート回
路11の出力は色検出回路12に供給されて被写体の色
が検出され、これが例えばスイッチ等の手動による機械
的入力手段を介してメモリ13に記憶される。上記の処
理は、テレビジョン信号の1フイ一ルド期間である1/
60秒の間に又はその数フィールド分の期間の間にその
平均値に従って行われる。
及び(B−Y)並びに必要に応じ輝度信号Yを追尾ゲー
ト回路11(追尾視野に対応する)に出力し、また輝度
信号Yを測距ゲート回路16に出力する。追尾ダート回
路11の出力は色検出回路12に供給されて被写体の色
が検出され、これが例えばスイッチ等の手動による機械
的入力手段を介してメモリ13に記憶される。上記の処
理は、テレビジョン信号の1フイ一ルド期間である1/
60秒の間に又はその数フィールド分の期間の間にその
平均値に従って行われる。
次の1フイールドでは、新たに抽出された信号とメモリ
13に記憶されている信号とが移動判定回路14で比較
され、被写体の移動の有無及び被写体が移動する場合の
移動方向が検知される。移動があった場合には、ダート
移動回路15によって追尾ゲート回路11を制御して追
尾視野を移動させ、次の1フイールドで同様の演算を行
い、以後追尾が完了するまで上記の処理をくシ返す。
13に記憶されている信号とが移動判定回路14で比較
され、被写体の移動の有無及び被写体が移動する場合の
移動方向が検知される。移動があった場合には、ダート
移動回路15によって追尾ゲート回路11を制御して追
尾視野を移動させ、次の1フイールドで同様の演算を行
い、以後追尾が完了するまで上記の処理をくシ返す。
追尾が完了した時点でダート移動回路15によって、測
距ゲート回路16によシ設定される測距視野を追尾視野
と同じ関係位置に設定し、この測距視野内の映像信号(
信号処理回路9の出力)を用いて自動焦点検出(AF)
回路17で、例えば山登シ制御等の公知の手段によって
焦点検出を行い、その出力によってモータMを駆動し、
合焦レンズ1の位置を制御する。
距ゲート回路16によシ設定される測距視野を追尾視野
と同じ関係位置に設定し、この測距視野内の映像信号(
信号処理回路9の出力)を用いて自動焦点検出(AF)
回路17で、例えば山登シ制御等の公知の手段によって
焦点検出を行い、その出力によってモータMを駆動し、
合焦レンズ1の位置を制御する。
これに対し、所定の比較回数にわたって被写体の実質的
な停止の可能性が検出されたときは、後に詳細する基準
値更新手段によってメモリ13に記憶されている基準値
(基準色)を更新し、さらに被写体の移動検出及び追尾
動作を行う。
な停止の可能性が検出されたときは、後に詳細する基準
値更新手段によってメモリ13に記憶されている基準値
(基準色)を更新し、さらに被写体の移動検出及び追尾
動作を行う。
第1図(A)において、Plは合焦レンズ1の位置(撮
影距離に相当する)の絶対位置を検出するポジシ冒ンセ
ンサ、P!はズーム系レンズ2の位置(焦点距離に相当
する)の絶対位置を検出するポ・ノションセンサでラシ
、これらの信号に基づいて追尾ダート大きさ決定回路1
0が追尾y−ト回路11及び測距ゲート回路16を制御
し、それぞれ追尾視野及び測距視野の大きさを定める。
影距離に相当する)の絶対位置を検出するポジシ冒ンセ
ンサ、P!はズーム系レンズ2の位置(焦点距離に相当
する)の絶対位置を検出するポ・ノションセンサでラシ
、これらの信号に基づいて追尾ダート大きさ決定回路1
0が追尾y−ト回路11及び測距ゲート回路16を制御
し、それぞれ追尾視野及び測距視野の大きさを定める。
したがって、ポジシ冒ンセンサP1及びP!の出力に応
じて、追尾ダート大きさ決定回路IQで追尾視野又は(
及び)測距視野の大きさを演算することによシ、撮影距
離及びズーム系レンズ2の焦点距離に関し最適の大きさ
の追尾視野又は(及び)測距視野を設定することができ
る。
じて、追尾ダート大きさ決定回路IQで追尾視野又は(
及び)測距視野の大きさを演算することによシ、撮影距
離及びズーム系レンズ2の焦点距離に関し最適の大きさ
の追尾視野又は(及び)測距視野を設定することができ
る。
第1図(B)は、同図(4)の色検出回路12、メモリ
13及び移動検出回路14の詳細を示す一例であって、
図中10ツク18及び25は、それぞれ画素人及びB、
並びに画素C及びBから抽出される信号を(R−Y)、
(B−Y)直交座標系上にグロットした場合のAB間並
びにCB間の距離の変化分をそれぞれ所定のしきい値(
不感帯@)と比較する比較装置を示し、それらの内部構
成は基本的に同じであるので以下比較装置18について
のみ詳細に説明する。
13及び移動検出回路14の詳細を示す一例であって、
図中10ツク18及び25は、それぞれ画素人及びB、
並びに画素C及びBから抽出される信号を(R−Y)、
(B−Y)直交座標系上にグロットした場合のAB間並
びにCB間の距離の変化分をそれぞれ所定のしきい値(
不感帯@)と比較する比較装置を示し、それらの内部構
成は基本的に同じであるので以下比較装置18について
のみ詳細に説明する。
スイッチ19は、追尾開始時又は後述の基準色更新時の
みにオンになシ、スイッチ19がオンの間に、メモリ2
0には、AOとB、の(R−Y )座標成分及び(B−
Y)座標成分である A(R−Y)OI B(R−Y)OI A(B−Y)O
I B(B−Y)0が蓄積される。また追尾視野の移動
に伴って画素人とBとから抽出される刻々の色信号An
* BHのうち、Anの(R−Y)及び(B−Y)座
標成分である A(R−Y)n ” CB−Y)n が距離演算回路21に導かれる。なお、ここで距離とは
、(R−Y )及び(B−Y)座標上での2点間の距離
をいう。一方画素Bから抽出される信号Bnは先に第5
図(B)に関連して説明した条件が満たされるとしてB
、のままであるとする。
みにオンになシ、スイッチ19がオンの間に、メモリ2
0には、AOとB、の(R−Y )座標成分及び(B−
Y)座標成分である A(R−Y)OI B(R−Y)OI A(B−Y)O
I B(B−Y)0が蓄積される。また追尾視野の移動
に伴って画素人とBとから抽出される刻々の色信号An
* BHのうち、Anの(R−Y)及び(B−Y)座
標成分である A(R−Y)n ” CB−Y)n が距離演算回路21に導かれる。なお、ここで距離とは
、(R−Y )及び(B−Y)座標上での2点間の距離
をいう。一方画素Bから抽出される信号Bnは先に第5
図(B)に関連して説明した条件が満たされるとしてB
、のままであるとする。
距離演算回路21では
DAO−Be” (A(R−Y)O−B(R−Y)O
)”(へB−Y)O−B(B−Y)O)”が算出され、
割算器22でDA、、、。Δル。、、。が算出される。
)”(へB−Y)O−B(B−Y)O)”が算出され、
割算器22でDA、、、。Δル。、、。が算出される。
そして上記の値がしきい値設定器23が設定するしきい
値KAと比較回路24で比較され、この値がしきい値K
Aを超えると移動判定回路26に1′が出力される。同
様にして、比較装置25において1画素C及びBから抽
出される信号についてり、n、Bo/Dc0.Boが算
出され、この値が同装置内にしきい値設定器23に対応
して設けられるしきい値設定器が設定するしきい値Kc
と比較され、この値がしきい値Kcを超えると移動判定
回路に@1′が出力される。なお多くの場合比較装置1
8と25とでスイッチ19をオンにするタイミングは実
質的に同じであり、また恥=Kcである。
値KAと比較回路24で比較され、この値がしきい値K
Aを超えると移動判定回路26に1′が出力される。同
様にして、比較装置25において1画素C及びBから抽
出される信号についてり、n、Bo/Dc0.Boが算
出され、この値が同装置内にしきい値設定器23に対応
して設けられるしきい値設定器が設定するしきい値Kc
と比較され、この値がしきい値Kcを超えると移動判定
回路に@1′が出力される。なお多くの場合比較装置1
8と25とでスイッチ19をオンにするタイミングは実
質的に同じであり、また恥=Kcである。
いま画素A、B及びCから抽出される信号の(R−Y)
、(B−Y)座標上における変化が第8図に示す如くで
あるとして I)An、 BO/DAII−Bo及び DCn、B/
DCO、B6の具体的な数値例を求めると、n ” I
T KA=KC”2として I)A1.10 /DA、、a。1.2〉2Del−!
l。/Dc、、Bo!==0.3(2となシ、移動判定
回路26には比較装置18よシ″1”が、比較装置25
よシ′″0”が出力される。この場合は、移動判定回路
26が追尾ダート設定タイミングを所定時間(例えばN
TSC方式の場合1水平走査周期の1/125程度)だ
け遅らせる信号を出力し、第1図(4)のダート移動回
路15によって追尾ダート回路11を制御し、追尾視野
を被写体の移動の方向、すなわち第5図(B)の画面内
で右方向へ移動させる。これに対し、第1図(B)の移
動判定回路26に比較装置18からWQjlが、比較装
置25から1”が出力される場合は、移動判定回路26
が追尾ダート設定タイミングを上記の所定時間だけ早め
る信号を出力し、追尾視野を第5図(B)の画面内で左
方向へ移動させる。
、(B−Y)座標上における変化が第8図に示す如くで
あるとして I)An、 BO/DAII−Bo及び DCn、B/
DCO、B6の具体的な数値例を求めると、n ” I
T KA=KC”2として I)A1.10 /DA、、a。1.2〉2Del−!
l。/Dc、、Bo!==0.3(2となシ、移動判定
回路26には比較装置18よシ″1”が、比較装置25
よシ′″0”が出力される。この場合は、移動判定回路
26が追尾ダート設定タイミングを所定時間(例えばN
TSC方式の場合1水平走査周期の1/125程度)だ
け遅らせる信号を出力し、第1図(4)のダート移動回
路15によって追尾ダート回路11を制御し、追尾視野
を被写体の移動の方向、すなわち第5図(B)の画面内
で右方向へ移動させる。これに対し、第1図(B)の移
動判定回路26に比較装置18からWQjlが、比較装
置25から1”が出力される場合は、移動判定回路26
が追尾ダート設定タイミングを上記の所定時間だけ早め
る信号を出力し、追尾視野を第5図(B)の画面内で左
方向へ移動させる。
このようにしてDAl、8゜/D 又はDcl 、B
O/DC0,B。
O/DC0,B。
AO”0
のうちどちらが設定されたしきい値を超えるかに応じて
、移動判定回路26が追尾ダート設定タイミングを例え
ば上記の所定時間だけ遅らせ又は早める信号を出力し、
この信号に応じて第1図(4)のダート移動回路15が
ダート回路11及び16を制御することによシ、追尾視
野及び測距視野を被写体の移動方向へ移動させ、その位
置で焦点検出を行うことができる。
、移動判定回路26が追尾ダート設定タイミングを例え
ば上記の所定時間だけ遅らせ又は早める信号を出力し、
この信号に応じて第1図(4)のダート移動回路15が
ダート回路11及び16を制御することによシ、追尾視
野及び測距視野を被写体の移動方向へ移動させ、その位
置で焦点検出を行うことができる。
第6図に示すように2次元の追尾視野を構成するときは
、同図の画面で水平方向及び垂直方向ごとに移動判定を
行う。そのためKは例えば第1図(B)の比較装置18
.25をさらに1組設け、一方の組で水平方向の、
他方の組で垂直方向の移動判定を行
うようにする。その場合移動判定回路26は1側設けれ
ばよく、例えば水平方向では左へ、垂直方向では上へ移
動したことが判定されれば、全体として被写体が第6図
の画面で斜め45度の左上方向へ移動したと判定される
ことになる。
、同図の画面で水平方向及び垂直方向ごとに移動判定を
行う。そのためKは例えば第1図(B)の比較装置18
.25をさらに1組設け、一方の組で水平方向の、
他方の組で垂直方向の移動判定を行
うようにする。その場合移動判定回路26は1側設けれ
ばよく、例えば水平方向では左へ、垂直方向では上へ移
動したことが判定されれば、全体として被写体が第6図
の画面で斜め45度の左上方向へ移動したと判定される
ことになる。
上記の実施例は、B=BOの条件がみたされるとしてD
/DA6.8e 等の値を算出して被写体n−110 の移動判定を行うものであるが、上記の条件がみたされ
ない場合には、DAn、Bn/DA0.Bo及びD
/D の値を算出して移動判定を行う。
/DA6.8e 等の値を算出して被写体n−110 の移動判定を行うものであるが、上記の条件がみたされ
ない場合には、DAn、Bn/DA0.Bo及びD
/D の値を算出して移動判定を行う。
Cn°BnCO′BO
この場合第1図(B)の距離演算回路21には入力信号
B ないしA(B−Y)n のすべてを取シこむよ
(R−Y)n うにする(比較装置25内の不図示の距離演算回路につ
いても同様である)。しかしながら、被写体が高速移動
をする場合には、本出願人の出願に係る特願昭59−1
11964号の明細書で述べた理由によシ、中央部分の
画素Bについては、その座標上の移動に伴うその都度の
位置による信号Bではなく、特定時点における画素Bか
ら抽出される信号、例えば被写体指定時における画素B
から抽出される信号B、を用いて移動判定を行うことを
可とする。
B ないしA(B−Y)n のすべてを取シこむよ
(R−Y)n うにする(比較装置25内の不図示の距離演算回路につ
いても同様である)。しかしながら、被写体が高速移動
をする場合には、本出願人の出願に係る特願昭59−1
11964号の明細書で述べた理由によシ、中央部分の
画素Bについては、その座標上の移動に伴うその都度の
位置による信号Bではなく、特定時点における画素Bか
ら抽出される信号、例えば被写体指定時における画素B
から抽出される信号B、を用いて移動判定を行うことを
可とする。
前述のように、各画素の(It−Y)、(B−Y)座標
上の位置の間の距離の変化、すなわちAB及びCB等の
長さの変化を検出する代わυに、これらの位置が原点0
を挾む角度の変化を検出して被写体の移動を検出するこ
とができる。例えば各画素が原点0を挾む角の比 θA1・mt/θムo”。
上の位置の間の距離の変化、すなわちAB及びCB等の
長さの変化を検出する代わυに、これらの位置が原点0
を挾む角度の変化を検出して被写体の移動を検出するこ
とができる。例えば各画素が原点0を挾む角の比 θA1・mt/θムo”。
及び θC1,111/θC@ 、II@を算出し、そ
のどちらが設定したしきい値を超えるかによって被写体
の移動方向を判定するようにしてもよい。また前述の色
差信号(R−Y )及び(B−Y)をそれぞれ輝度信号
Yで割って正規化し7’c (R−Y/Y )及び(B
−Y/Y) 信号による2次元座標を用い、同座標上で
各要素を表わす点の間の距離の変化又は角度の変化を演
算するようにすれば、照明光の輝度が時間的に変動する
場合に、被写体が移動しないにかかわらず各画素を表わ
す座標上の点が原点Oに近づき(暗くなった場合)ある
いは原点Oから遠ざかる(明るくなった場合)現象を防
止し、安定な追尾動作を行うことができる。
のどちらが設定したしきい値を超えるかによって被写体
の移動方向を判定するようにしてもよい。また前述の色
差信号(R−Y )及び(B−Y)をそれぞれ輝度信号
Yで割って正規化し7’c (R−Y/Y )及び(B
−Y/Y) 信号による2次元座標を用い、同座標上で
各要素を表わす点の間の距離の変化又は角度の変化を演
算するようにすれば、照明光の輝度が時間的に変動する
場合に、被写体が移動しないにかかわらず各画素を表わ
す座標上の点が原点Oに近づき(暗くなった場合)ある
いは原点Oから遠ざかる(明るくなった場合)現象を防
止し、安定な追尾動作を行うことができる。
(この発明の実施例における基準値更新手段)(第1図
(0、第2図) 第1図(C)は、この発明の主要な特徴を具体化した一
例を示し、第2図はその動作を説明する流れ図である。
(0、第2図) 第1図(C)は、この発明の主要な特徴を具体化した一
例を示し、第2図はその動作を説明する流れ図である。
第1図(C)に示す装置は、被追尾被写体の実質的な停
止の可能性が判定されたとき、例えば移動判定回路11
4内のしきい値設定器123が設定するしきい値(不感
帯幅)をさらに大きな値に変更することを骨子とし、ま
たこの装置では記憶手段113の記憶内容を更新する期
間を、被追尾被写体の実質的な停止の可能性がある状態
が長く続くほど長くするものである。第1図(C)に示
す装置は、被写体の特徴を色信号として抽出する例であ
シ、また同図は主として基準値更新のための信号処理回
路を示しており、焦点検出系及び同期制御系の図示を省
略しているが、これらの省略部分は第1図(4)に準じ
て構成することができる。
止の可能性が判定されたとき、例えば移動判定回路11
4内のしきい値設定器123が設定するしきい値(不感
帯幅)をさらに大きな値に変更することを骨子とし、ま
たこの装置では記憶手段113の記憶内容を更新する期
間を、被追尾被写体の実質的な停止の可能性がある状態
が長く続くほど長くするものである。第1図(C)に示
す装置は、被写体の特徴を色信号として抽出する例であ
シ、また同図は主として基準値更新のための信号処理回
路を示しており、焦点検出系及び同期制御系の図示を省
略しているが、これらの省略部分は第1図(4)に準じ
て構成することができる。
第1図(C)において、合焦レンズ101、ズーム系レ
ンズ102、絞シ103、リレーレンズ104、ボジシ
菖ンセンサPl+P!、撮像素子105、信号処理回路
109、追尾f−1大きさ決定回路110、追尾ダート
回路111及び色検出回路112は8g1図(A)に示
す対応する装置又は回路と基本的な構成及び機能が同じ
でおるので、その詳細な説明を省略する。スイッチSW
Jは色検出回路112で抽出された追尾視野内の各画素
からの色信号情報を基準色メそり113と移動判定回路
114とに切シ換えて入力するためのスイッチであって
、追尾開始段階では、例えば各画素の初期値を基準色メ
モリ113に入力し、これがメモリ113に記憶された
後は順次各rffJ素から抽出される情報を移動判定回
路114に入力する。移動判定回路114では、第1図
(4)の移動判定回路14と同様に、メモリ113に記
憶されている値と新たに各画素から抽出された値とが比
較される。具体的には、同図(B)に関連して説明した
ように、被写体の移動判定要素であるD /D
及びAn・10 AO−110 DCn、 BO/DC0,10がそれぞれ第1のしきい
値Kt(前記の説明においてKA=Kc=KIとする)
と比較される。
ンズ102、絞シ103、リレーレンズ104、ボジシ
菖ンセンサPl+P!、撮像素子105、信号処理回路
109、追尾f−1大きさ決定回路110、追尾ダート
回路111及び色検出回路112は8g1図(A)に示
す対応する装置又は回路と基本的な構成及び機能が同じ
でおるので、その詳細な説明を省略する。スイッチSW
Jは色検出回路112で抽出された追尾視野内の各画素
からの色信号情報を基準色メそり113と移動判定回路
114とに切シ換えて入力するためのスイッチであって
、追尾開始段階では、例えば各画素の初期値を基準色メ
モリ113に入力し、これがメモリ113に記憶された
後は順次各rffJ素から抽出される情報を移動判定回
路114に入力する。移動判定回路114では、第1図
(4)の移動判定回路14と同様に、メモリ113に記
憶されている値と新たに各画素から抽出された値とが比
較される。具体的には、同図(B)に関連して説明した
ように、被写体の移動判定要素であるD /D
及びAn・10 AO−110 DCn、 BO/DC0,10がそれぞれ第1のしきい
値Kt(前記の説明においてKA=Kc=KIとする)
と比較される。
上記の値、すカわち線分コ′及び面°の長さの変化分の
一方のみがしきい値に1を超えると、被写体が移動した
と判定され、その旨を表わす信号がダート位置算出回路
115(一部の機能は第1図(A)のダート移動回路1
5と同じ)に転送され、前記と同様に追尾ダート回路1
11のゲート位置が被写体の移動に追尾して移動する。
一方のみがしきい値に1を超えると、被写体が移動した
と判定され、その旨を表わす信号がダート位置算出回路
115(一部の機能は第1図(A)のダート移動回路1
5と同じ)に転送され、前記と同様に追尾ダート回路1
11のゲート位置が被写体の移動に追尾して移動する。
上記の値がともにしきい値に、を超え、又はいずれもし
きい値に里を超えないとき(第2図のヌテップ32及び
33で「イエス、イエス」又は「ノー、ノー」の判定が
されたとき)にはカウンタCTIがカウントアツプする
。ただしカウンタCTJの計数値は、「イエス、イエス
」のみ以外又は「ノー、ノー」のみ以外の判定がされる
とクリアされる。例えば、「イエス、イエス」が判定さ
れた次に「ノー、ノー」の判定がされると、カウンタC
TIはクリアされた後、「ノー、ノー」(被写体停止)
の判定に対して計数値が1になる。なおりウンタCTl
Al”AO* Bl” BO、CI=co であると
きは、DAl、、。/DAo 、B。=1゜ Dcm、n0/DC(1−1゜=1 であってに=2とすれば移動判定が「ノー、ノー」とな
ることからも知れるように、被写体の停止状態は「ノー
、ノー」で表わされる場合であって、「イエス、イエス
」となるのは、周囲が急速に明るくなる場合等環境条件
の変化に影響される場合であシ、被写体の移動又は停止
を明確に判別することができないが、この場合は被写体
が実質的なされるとは、実際に被追尾被写体の実質的な
停止が判定されるか、又はその可能性が判定されること
をいい、前述の例では移動判定が「ノー、ノー」又は「
イエス、イエス」のいずれかである場合をいう。下記の
実施例の説明では、先ず「ノー、ノー」又は「イエス、
イエス」のいずれかの判定がされる場合を一括して被追
尾被写体の実質的な停止として説明し、最後に「イエス
、イエス」の判定に対して異る処理をする変形例につい
て説明する。
きい値に里を超えないとき(第2図のヌテップ32及び
33で「イエス、イエス」又は「ノー、ノー」の判定が
されたとき)にはカウンタCTIがカウントアツプする
。ただしカウンタCTJの計数値は、「イエス、イエス
」のみ以外又は「ノー、ノー」のみ以外の判定がされる
とクリアされる。例えば、「イエス、イエス」が判定さ
れた次に「ノー、ノー」の判定がされると、カウンタC
TIはクリアされた後、「ノー、ノー」(被写体停止)
の判定に対して計数値が1になる。なおりウンタCTl
Al”AO* Bl” BO、CI=co であると
きは、DAl、、。/DAo 、B。=1゜ Dcm、n0/DC(1−1゜=1 であってに=2とすれば移動判定が「ノー、ノー」とな
ることからも知れるように、被写体の停止状態は「ノー
、ノー」で表わされる場合であって、「イエス、イエス
」となるのは、周囲が急速に明るくなる場合等環境条件
の変化に影響される場合であシ、被写体の移動又は停止
を明確に判別することができないが、この場合は被写体
が実質的なされるとは、実際に被追尾被写体の実質的な
停止が判定されるか、又はその可能性が判定されること
をいい、前述の例では移動判定が「ノー、ノー」又は「
イエス、イエス」のいずれかである場合をいう。下記の
実施例の説明では、先ず「ノー、ノー」又は「イエス、
イエス」のいずれかの判定がされる場合を一括して被追
尾被写体の実質的な停止として説明し、最後に「イエス
、イエス」の判定に対して異る処理をする変形例につい
て説明する。
この発明の主要な特徴を具体化した一例として移動判定
回路114で被追尾被写体の実質的な停止の可能性が判
定されたとき、前記のしきい値を第1の値に1よシ大き
い第2の値に2に変更する。
回路114で被追尾被写体の実質的な停止の可能性が判
定されたとき、前記のしきい値を第1の値に1よシ大き
い第2の値に2に変更する。
そのための手段として、例えば本出願人の出願に係る特
開昭59−65305号公報、発明の名称「可変不感帯
を有する制御系」に記載された手段により移動判定回路
114内のしきい値設定器123が設定するしきい値を
に1からに!へ拡大するようにしてもよく、あるいは、
それぞれに1及びに!のしきい値を設定する2個のしき
い値設定器を切り換えるように゛してもよい。また上記
の拡大又は切シ換えの制御は、移動判定回路114自体
によシ、あるいはダート位置算出回路115により行う
ようにしてもよい。なおしきい値に1又はに2は回路構
成上はしきい値設定器によシ設定されるものでちるが、
追尾制御系における機能上は不感帯幅として作用するの
で、以下主として不感帯II6の用語によシ説明する。
開昭59−65305号公報、発明の名称「可変不感帯
を有する制御系」に記載された手段により移動判定回路
114内のしきい値設定器123が設定するしきい値を
に1からに!へ拡大するようにしてもよく、あるいは、
それぞれに1及びに!のしきい値を設定する2個のしき
い値設定器を切り換えるように゛してもよい。また上記
の拡大又は切シ換えの制御は、移動判定回路114自体
によシ、あるいはダート位置算出回路115により行う
ようにしてもよい。なおしきい値に1又はに2は回路構
成上はしきい値設定器によシ設定されるものでちるが、
追尾制御系における機能上は不感帯幅として作用するの
で、以下主として不感帯II6の用語によシ説明する。
なお前記のしきい値の拡大は、ゲート位置算出回路11
5の制御によって行うようにしてもよい。
5の制御によって行うようにしてもよい。
比較回路116では、カウンタCTJの計数値と
と設定された所定値N鵞の比較をする。その間各画素か
ら抽出された色信号の順次の値が加算回路117で加算
されている。比較回路116で比較した結果、カウンタ
CTIの計数値C1又はC!がNに達するとスイッチS
W2がオンになり、加算回路117に加算されていた各
画素からの色信号が割算器119に転送され、ここで各
画素からの色信号の値のN回の平均値が算出される。そ
して加算回路117の蓄積内容はクリアされ、またカウ
ンタCTJの計数値がNに達した回数がカウンタCT2
でカウントされる。カウンタCT2の計数値は、第2図
においてはC3又はC4に相当数列指示回路121は、
被写体の実質的な停止が長く続くほど基準値の更新期間
を長くするための手段の一例であって、この例ではx=
1 、3.9゜27k(kは1に等しいか又は1よシ大
きい正の整数)の数列を指示する。なおXの値の設定態
様について説明すると、例えばM、nを正の整数、aを
O又は正の整数として、Xは で表わされるが、ここでM=3.n=3とすると、x=
1 @ 3 、9 s 27(a−曳) ・・・・・・
・・・・・・(2)となる。なお比較回路116におけ
る所定値Nを用いて表わせば x’=N 、 3N 、 9N 、 27kN =−
(3)となる。
ら抽出された色信号の順次の値が加算回路117で加算
されている。比較回路116で比較した結果、カウンタ
CTIの計数値C1又はC!がNに達するとスイッチS
W2がオンになり、加算回路117に加算されていた各
画素からの色信号が割算器119に転送され、ここで各
画素からの色信号の値のN回の平均値が算出される。そ
して加算回路117の蓄積内容はクリアされ、またカウ
ンタCTJの計数値がNに達した回数がカウンタCT2
でカウントされる。カウンタCT2の計数値は、第2図
においてはC3又はC4に相当数列指示回路121は、
被写体の実質的な停止が長く続くほど基準値の更新期間
を長くするための手段の一例であって、この例ではx=
1 、3.9゜27k(kは1に等しいか又は1よシ大
きい正の整数)の数列を指示する。なおXの値の設定態
様について説明すると、例えばM、nを正の整数、aを
O又は正の整数として、Xは で表わされるが、ここでM=3.n=3とすると、x=
1 @ 3 、9 s 27(a−曳) ・・・・・・
・・・・・・(2)となる。なお比較回路116におけ
る所定値Nを用いて表わせば x’=N 、 3N 、 9N 、 27kN =−
(3)となる。
比較回路122では、カウンタCT2の計数値と数列指
示回路121の設定値とが比較され、両者が一致したと
きのみ、スイッチSW3がオンになシ、割算器119で
算出された前記の平均値が基準色メモリ113に転送さ
れ、メモリ113に記憶されている基準値と置き換えら
れる。
示回路121の設定値とが比較され、両者が一致したと
きのみ、スイッチSW3がオンになシ、割算器119で
算出された前記の平均値が基準色メモリ113に転送さ
れ、メモリ113に記憶されている基準値と置き換えら
れる。
次に第2図の流れ図に従って第1図(0の追尾装置の動
作を説明する。この装置の動作開始は、カメラのトリガ
スイッチ又はスタンノ々イスイツチと連動しているとす
る。先ずステツ7630で不感帯幅KtK1に設定し、
カウンタcl %C4の計数値をクリアする。なお第1
図(B)に関して説明したように、画素人及びBと画素
C及びBとから抽出されるそれぞれの色信号の変化を検
知するための不感帯幅は、一般的には、それぞれ前記の
KAとXcとのように異るものであるが、多くの場合K
A=Kc′″′Cあるので、ここではKA=Kc=に、
とする。また少なくとも1回目の追尾サイクルではに=
に、と設定される。さらに第1図(C)のカウンタCT
Iが上記のカウンタC1tC!の機能を受けもち、同じ
くカウンタCT2が上記のカウンタC**C4の機能を
受けもつ。ステツfsxでは、各画素に関する基準色A
O+ BOr c、の初期設定をする。
作を説明する。この装置の動作開始は、カメラのトリガ
スイッチ又はスタンノ々イスイツチと連動しているとす
る。先ずステツ7630で不感帯幅KtK1に設定し、
カウンタcl %C4の計数値をクリアする。なお第1
図(B)に関して説明したように、画素人及びBと画素
C及びBとから抽出されるそれぞれの色信号の変化を検
知するための不感帯幅は、一般的には、それぞれ前記の
KAとXcとのように異るものであるが、多くの場合K
A=Kc′″′Cあるので、ここではKA=Kc=に、
とする。また少なくとも1回目の追尾サイクルではに=
に、と設定される。さらに第1図(C)のカウンタCT
Iが上記のカウンタC1tC!の機能を受けもち、同じ
くカウンタCT2が上記のカウンタC**C4の機能を
受けもつ。ステツfsxでは、各画素に関する基準色A
O+ BOr c、の初期設定をする。
そのための手段としては、基準色メモリ113に、とシ
あえず画面中央に位置する追尾視野から得られる信号を
色検出回路112及びスイッチSWJを介して入力する
か、あるいは別途設けた色指定回路の手動操作によシ設
定した信号を入力すればよい。
あえず画面中央に位置する追尾視野から得られる信号を
色検出回路112及びスイッチSWJを介して入力する
か、あるいは別途設けた色指定回路の手動操作によシ設
定した信号を入力すればよい。
続いて、第1図(0の移動判定回路114で、例えば第
1図(B)に関して説明した手段によシDA、、 B、
/DA、 、 B、及びDCn、B(1/DC6、B
@ と不感帯幅に、とが比較される(ステツブ32.
33)。ここで「ステツf32の判定結果」と「ステッ
プ330判定結果」とが「イエス、ノー」又は「ノー、
イエス」であると゛きは、被写体が画面内で相対的に移
動したと判定され、ダート位置算出回路115の制御に
よシ、追尾ダート回路111の追尾ゲート設定タイミン
グを、前者では前記の所定時間だけ遅らせ、後者では同
じく早めて追尾視野をそれぞれこの所定時間に相当する
量だけ例えば第5図(B)の画面内で右方向又は左方向
へ移動させて追尾動作を行い、追尾が完了するまでこの
動作がくシ返される。これとともに、カウンタC1〜C
4は、その履歴によシその計数値がゼロでないものがあ
る場合があるが、被写体の移動が検出されたときには、
ダート位置算出回路115の制御によシゼロに戻される
(ステップ34,36.32及び35,32.32)。
1図(B)に関して説明した手段によシDA、、 B、
/DA、 、 B、及びDCn、B(1/DC6、B
@ と不感帯幅に、とが比較される(ステツブ32.
33)。ここで「ステツf32の判定結果」と「ステッ
プ330判定結果」とが「イエス、ノー」又は「ノー、
イエス」であると゛きは、被写体が画面内で相対的に移
動したと判定され、ダート位置算出回路115の制御に
よシ、追尾ダート回路111の追尾ゲート設定タイミン
グを、前者では前記の所定時間だけ遅らせ、後者では同
じく早めて追尾視野をそれぞれこの所定時間に相当する
量だけ例えば第5図(B)の画面内で右方向又は左方向
へ移動させて追尾動作を行い、追尾が完了するまでこの
動作がくシ返される。これとともに、カウンタC1〜C
4は、その履歴によシその計数値がゼロでないものがあ
る場合があるが、被写体の移動が検出されたときには、
ダート位置算出回路115の制御によシゼロに戻される
(ステップ34,36.32及び35,32.32)。
これに対して、移動判定回路114において「ステッ7
’J20判定結果」及び「ステップ33の判定結果」が
「イエス、イエス」又は「ノー、ノー」であるときは、
前述のように不感帯幅をに!から、これよシも広いに2
に変更し、これとともに「イエス、イエス」のときはカ
ウンタc2+C4をクリアし、「ノー、ノー」のときは
カウンタC1+C3をクリアする(ステップ3g 、
46)。不感帯幅をKlから!2へ拡大することは、被
写体が停止している状態で移動検出能力をK z/K
l 倍に落していることを意味し、これにょ)追尾動作
の不安定性を取)除くことになる。そして「イエス、イ
エス」のときはカウンタclが「ノー、ノー」のときは
カウンタC2がそれぞれlだけカウントアツプする(ス
テップ39.47)。
’J20判定結果」及び「ステップ33の判定結果」が
「イエス、イエス」又は「ノー、ノー」であるときは、
前述のように不感帯幅をに!から、これよシも広いに2
に変更し、これとともに「イエス、イエス」のときはカ
ウンタc2+C4をクリアし、「ノー、ノー」のときは
カウンタC1+C3をクリアする(ステップ3g 、
46)。不感帯幅をKlから!2へ拡大することは、被
写体が停止している状態で移動検出能力をK z/K
l 倍に落していることを意味し、これにょ)追尾動作
の不安定性を取)除くことになる。そして「イエス、イ
エス」のときはカウンタclが「ノー、ノー」のときは
カウンタC2がそれぞれlだけカウントアツプする(ス
テップ39.47)。
ここでカウンタC1〜C4の計数値は、それぞれ下記の
値を示すものである。
値を示すものである。
C1:「ステッ7′32の判定結果」及び「ステップ3
3の判定結果」が「イエス、イエス」と連続した回数。
3の判定結果」が「イエス、イエス」と連続した回数。
CI:CIがN回連続した回数。
C2:「ステップ32の判定結果」及び「ステップ33
の判定結果」が「ノー、ノー」と連続した回数。
の判定結果」が「ノー、ノー」と連続した回数。
C4:C*がN回連続した回数。
なお、01〜C4のどれについても、上記の判定過程に
おいて1回でも上記以外の判定結果が入るとそれぞれ計
数値がゼロになる。
おいて1回でも上記以外の判定結果が入るとそれぞれ計
数値がゼロになる。
この間、連続して被写体の移動判定がされない場合に各
画素から抽出される色信号An、Bn及ヒCnの値が、
加算回路117において加算され、かつ同回路に記憶さ
れる(ステップ4o、ts)。
画素から抽出される色信号An、Bn及ヒCnの値が、
加算回路117において加算され、かつ同回路に記憶さ
れる(ステップ4o、ts)。
そして比較回路116においてC,又はC2の値をあら
かじめ設定した所定値Nとそれぞれ比較しくステツf4
x、49)、CI又はC1の値がNに達すれば、すなわ
ち連続してN回「ステップ32の判定結果」と[ステッ
プ330判定結果]とが「イエス、イエス」又は「ノー
、ノー」でおるときは、比較回路116の制御によシヌ
イツチSW2がオンになシ、加算回路116で加算され
た値が割算器119に転送され、ここで各画素A、B及
びCについて平均値が算出される(ステンf42゜SO
)。すなわち画素AKついての平均値はIN A (H−y )oN XΣA(R−Y)t)z ’m
冒1 IN A (B−y) o−、XΣA(B−Y)Oxl111 で与えられ、画素B及びCについても同様にして平均値
が与えられる。なおステップ40又はステップ48にお
いて、それぞれ加算回路117で加算され、同回路に記
憶された内容は、それぞれ、比較回路116の制御によ
)計数値C,又はC2がクリアされるとともに、スイッ
チSW2の制御によシフリアされる(ステップ43.5
・1)。さらにスイッチSWjの制御によシ、カウンタ
CT2の計数値C3又はC4が1だけカウントアツプさ
れ、したがってカウンタCT2において、連続してN回
「ステップ32の判定結果」と「ステップ33の判定結
果」とが「イエス、イエス」又は「ノー、ノー」である
回数がカウントされる(ステップ44.52)。
かじめ設定した所定値Nとそれぞれ比較しくステツf4
x、49)、CI又はC1の値がNに達すれば、すなわ
ち連続してN回「ステップ32の判定結果」と[ステッ
プ330判定結果]とが「イエス、イエス」又は「ノー
、ノー」でおるときは、比較回路116の制御によシヌ
イツチSW2がオンになシ、加算回路116で加算され
た値が割算器119に転送され、ここで各画素A、B及
びCについて平均値が算出される(ステンf42゜SO
)。すなわち画素AKついての平均値はIN A (H−y )oN XΣA(R−Y)t)z ’m
冒1 IN A (B−y) o−、XΣA(B−Y)Oxl111 で与えられ、画素B及びCについても同様にして平均値
が与えられる。なおステップ40又はステップ48にお
いて、それぞれ加算回路117で加算され、同回路に記
憶された内容は、それぞれ、比較回路116の制御によ
)計数値C,又はC2がクリアされるとともに、スイッ
チSW2の制御によシフリアされる(ステップ43.5
・1)。さらにスイッチSWjの制御によシ、カウンタ
CT2の計数値C3又はC4が1だけカウントアツプさ
れ、したがってカウンタCT2において、連続してN回
「ステップ32の判定結果」と「ステップ33の判定結
果」とが「イエス、イエス」又は「ノー、ノー」である
回数がカウントされる(ステップ44.52)。
比較回路122では、カウンタCT2の前記の計数値と
数列指示回路121で設定される数列、例えば前記の式
(3)で与えられる数列とを比較し、両者が一致すると
きのみスイッチSWJがオンになり、割算器119で算
出した前記の平均値A(Rイ、。I A(B−Y)。等
が基準色メモリ113に入力され、同メそりにすでに記
憶されている基準値と置き換えられる(ステップ45.
31及び53゜31)。これとともに、比較回路122
の制御によシカウンタCT2の計数値C3又はC4がク
リアされる。
数列指示回路121で設定される数列、例えば前記の式
(3)で与えられる数列とを比較し、両者が一致すると
きのみスイッチSWJがオンになり、割算器119で算
出した前記の平均値A(Rイ、。I A(B−Y)。等
が基準色メモリ113に入力され、同メそりにすでに記
憶されている基準値と置き換えられる(ステップ45.
31及び53゜31)。これとともに、比較回路122
の制御によシカウンタCT2の計数値C3又はC4がク
リアされる。
上記の装置flにおいては、被写体の実質的な停止の可
能性が判定されたとき不感帯幅をに、がらこれよシも広
いに2へ変更するようにしたので、被写体の実質的な停
止の可能性がある状態において雑音等に影響されること
がなく安定な追尾動作を行 ら ?+J−y’+z′?
s さ ス よi会−ρ)il・f゛肩6nη r
^ 140噸 ^^号の明細書に記載するように
被写体から抽出される信号にあらかじめ設定された不感
帯幅(しきい値)を超える変化があるときに追尾動作を
行うようにするのは、ハンチングやオーバーシェードを
生ずることがない安定な追尾動作を行うようにするため
であるが、上記の装置においては、さらに被追尾被写体
の実質的な停止の可能性がある状態においても安定な追
尾動作を期待することができる。また第6図に示すよう
に2次元の追尾視野を設定する場合には、前記の不感帯
幅の変更は、少なくとも被追尾被写体の実質的な停止の
可能性が判定された方向(例えば第6図の水平方向につ
いて停止の可能性が判定されたときには水平方向)十こ
ついて行うようにする。
能性が判定されたとき不感帯幅をに、がらこれよシも広
いに2へ変更するようにしたので、被写体の実質的な停
止の可能性がある状態において雑音等に影響されること
がなく安定な追尾動作を行 ら ?+J−y’+z′?
s さ ス よi会−ρ)il・f゛肩6nη r
^ 140噸 ^^号の明細書に記載するように
被写体から抽出される信号にあらかじめ設定された不感
帯幅(しきい値)を超える変化があるときに追尾動作を
行うようにするのは、ハンチングやオーバーシェードを
生ずることがない安定な追尾動作を行うようにするため
であるが、上記の装置においては、さらに被追尾被写体
の実質的な停止の可能性がある状態においても安定な追
尾動作を期待することができる。また第6図に示すよう
に2次元の追尾視野を設定する場合には、前記の不感帯
幅の変更は、少なくとも被追尾被写体の実質的な停止の
可能性が判定された方向(例えば第6図の水平方向につ
いて停止の可能性が判定されたときには水平方向)十こ
ついて行うようにする。
さらに上記の装置における基準値更新手段によれば、被
追尾被写体の実質的な停止の可能性が長く続くほど基準
値の更新期間を長くしておシ、また置き換えられる基準
値は、直前のN回に各画素から抽出された信号の平均値
としてすでに算出された値であるため、例えばN/60
秒間追秒間中断して基準値の再設定を行わなくても時間
的な損失なく、きわめて代表的な基準値の更新を行うこ
との ができるので、基準値更新によって追尾動作を不安定を
招くことがなく、かつ被写体の停止が長く続くのにかか
わらず、定期的に、例えばN/60秒ごとに不必要な基
準値更新をしなくても代表的な基準値更新を行うことが
できる意味において追尾動作の不安定を招くことがない
。
追尾被写体の実質的な停止の可能性が長く続くほど基準
値の更新期間を長くしておシ、また置き換えられる基準
値は、直前のN回に各画素から抽出された信号の平均値
としてすでに算出された値であるため、例えばN/60
秒間追秒間中断して基準値の再設定を行わなくても時間
的な損失なく、きわめて代表的な基準値の更新を行うこ
との ができるので、基準値更新によって追尾動作を不安定を
招くことがなく、かつ被写体の停止が長く続くのにかか
わらず、定期的に、例えばN/60秒ごとに不必要な基
準値更新をしなくても代表的な基準値更新を行うことが
できる意味において追尾動作の不安定を招くことがない
。
前記の(1)〜(3)式は、被写体の実質的な停止状態
が長く続くほど更新を行う時期を間引くが、長時間の停
止が続く場合に応答遅れ等の性能の劣化が生ずるのを防
ぐために最大更新期間(前記の例では27 x N/6
0秒)を定めるという考え方によるものであるから、必
ずしもこれらの式に示される等比数列及び等差数列の組
合わせに限られるものではない。
が長く続くほど更新を行う時期を間引くが、長時間の停
止が続く場合に応答遅れ等の性能の劣化が生ずるのを防
ぐために最大更新期間(前記の例では27 x N/6
0秒)を定めるという考え方によるものであるから、必
ずしもこれらの式に示される等比数列及び等差数列の組
合わせに限られるものではない。
さらにこの発明については、下記の変形が可能である。
第1に、被写体の実質的な停止が判定されたときに、い
ったん不感帯幅をに2に拡大するが、この状態が所定回
数続けば、被写体の移動判定が前記の「イエス、イエス
」又は「ノー、ノー」であっても不感帯幅をに1に縮少
し、これによシ追尾精度を維持するようにする。第2に
、被写体の移動判定が前記の「ノー、ノー」であるとき
のみ不感帯幅をに2に拡大し、これが前記の「イエス、
イエス」であるときは、その他の設定をする(例えばに
1のままとし、あるいはに2よυも狭い第3の不感帯幅
に設定する)。第3に、省エネルギ等のために、被写体
の実質的な停止の可能性があるとき移動判定の時ル1を
も間引くことが可能である。
ったん不感帯幅をに2に拡大するが、この状態が所定回
数続けば、被写体の移動判定が前記の「イエス、イエス
」又は「ノー、ノー」であっても不感帯幅をに1に縮少
し、これによシ追尾精度を維持するようにする。第2に
、被写体の移動判定が前記の「ノー、ノー」であるとき
のみ不感帯幅をに2に拡大し、これが前記の「イエス、
イエス」であるときは、その他の設定をする(例えばに
1のままとし、あるいはに2よυも狭い第3の不感帯幅
に設定する)。第3に、省エネルギ等のために、被写体
の実質的な停止の可能性があるとき移動判定の時ル1を
も間引くことが可能である。
(効果)
前述のように、この発明では、被写体の移動を検出し、
これを追尾する自動追尾装置であって、被追尾被写体の
特徴を抽出する抽出手段と、この抽出された特徴を記憶
する記憶手段と、この記憶手段に記憶された特徴と前記
抽出手段で抽出された特徴とを比較し、あらかじめ設定
され°た不感帯幅を超える変化があるかどうかを検出し
て被追尾被写体の実質的な停止の有無を判定する判定手
段と、前記の被追尾被写体の実質的な停止の可能性が判
定されたとき前記の不感帯幅をより広い幅に変更する手
段とを具えているので、被写体から抽出される特徴の変
化が不感帯幅を超えるかどうかを検出することによシ、
雑音等に影響されることカナく、ハンチングやオーバー
シュートを生ずることがない安定な追尾動作を行うこと
が可能であるとともに、さらに被追尾被写体の実質的な
停止の可能性が判定される場合にも安定な追尾動作を行
う仁とができる。
これを追尾する自動追尾装置であって、被追尾被写体の
特徴を抽出する抽出手段と、この抽出された特徴を記憶
する記憶手段と、この記憶手段に記憶された特徴と前記
抽出手段で抽出された特徴とを比較し、あらかじめ設定
され°た不感帯幅を超える変化があるかどうかを検出し
て被追尾被写体の実質的な停止の有無を判定する判定手
段と、前記の被追尾被写体の実質的な停止の可能性が判
定されたとき前記の不感帯幅をより広い幅に変更する手
段とを具えているので、被写体から抽出される特徴の変
化が不感帯幅を超えるかどうかを検出することによシ、
雑音等に影響されることカナく、ハンチングやオーバー
シュートを生ずることがない安定な追尾動作を行うこと
が可能であるとともに、さらに被追尾被写体の実質的な
停止の可能性が判定される場合にも安定な追尾動作を行
う仁とができる。
第1図(A)はこの発明の自動追尾装置の実施例の概要
を示すブロック図、同図(B)は同図(4)中色検出回
路12、メモリ13及び移動判定回路14の詳細を示す
ブロック図、同図(C)はこの発明の実施例における基
準値更新手段の詳細を示すブロック図、第2図はこの発
明の実施例における基準値更新作用を説明する流れ図、
第3図(A)及び(B)は従来の自動焦点検出装置を具
えるカメラにおける測距視野と被写体像との関係を示す
説明図、第4図(A)及び(B)はこの発明を適用した
カメラにおける追尾視野又μ測距視野と被写体像との関
係を示す説明図、第5図(4)及び(B)はこの発明を
適用したカメラにおける分割された追尾視野と被写体中
との関係を示す説明図、第6図(4)、(B)及び(C
)は2次元の追尾視野を設定した場合の追尾視野と被写
体像との関係を示す説明図、第7図は第5図の分割され
た追尾視野から抽出される信号を処理する装置のブロッ
ク図、第8図は第7図の装置から得られる信号を2次元
子面上にプロットした状況を示す説明図である。 符号の説明 1:合焦レンズ、2:ズーム系レンズ、s”Mz’p、
4:リレーレンズ、5:撮像手段の一例である固体撮像
素子、9:信号処理回路、10:追尾ダート大きさ決定
回路、11:追尾ダート回路、12:色検出回路、13
:メモリ、14;移動検出回路、15:ブート移動回路
、16:測距ゲート回路、12:自動焦点検出回路、1
9:スイッチ、20:メ七り、21;距離演算回路、2
2:割算器、23:しきい値設定器、24:比較回路、
26:116.122’、比較回路、117;加算回路
、119:割算器、121:数列指示回路、123:し
きい値設定器、SWI 、SW、? 、SW3 :スイ
ッチ、CTI、CT2:カウンタ。 (ほか1名) 第1図(A) l 第1図(B) 第6図 (A) (B) (C) 第7図 第8図
を示すブロック図、同図(B)は同図(4)中色検出回
路12、メモリ13及び移動判定回路14の詳細を示す
ブロック図、同図(C)はこの発明の実施例における基
準値更新手段の詳細を示すブロック図、第2図はこの発
明の実施例における基準値更新作用を説明する流れ図、
第3図(A)及び(B)は従来の自動焦点検出装置を具
えるカメラにおける測距視野と被写体像との関係を示す
説明図、第4図(A)及び(B)はこの発明を適用した
カメラにおける追尾視野又μ測距視野と被写体像との関
係を示す説明図、第5図(4)及び(B)はこの発明を
適用したカメラにおける分割された追尾視野と被写体中
との関係を示す説明図、第6図(4)、(B)及び(C
)は2次元の追尾視野を設定した場合の追尾視野と被写
体像との関係を示す説明図、第7図は第5図の分割され
た追尾視野から抽出される信号を処理する装置のブロッ
ク図、第8図は第7図の装置から得られる信号を2次元
子面上にプロットした状況を示す説明図である。 符号の説明 1:合焦レンズ、2:ズーム系レンズ、s”Mz’p、
4:リレーレンズ、5:撮像手段の一例である固体撮像
素子、9:信号処理回路、10:追尾ダート大きさ決定
回路、11:追尾ダート回路、12:色検出回路、13
:メモリ、14;移動検出回路、15:ブート移動回路
、16:測距ゲート回路、12:自動焦点検出回路、1
9:スイッチ、20:メ七り、21;距離演算回路、2
2:割算器、23:しきい値設定器、24:比較回路、
26:116.122’、比較回路、117;加算回路
、119:割算器、121:数列指示回路、123:し
きい値設定器、SWI 、SW、? 、SW3 :スイ
ッチ、CTI、CT2:カウンタ。 (ほか1名) 第1図(A) l 第1図(B) 第6図 (A) (B) (C) 第7図 第8図
Claims (3)
- (1)被写体の移動を検出し、これを追尾する自動追尾
装置であつて、 被追尾被写体の特徴を抽出する抽出手段と、前記の抽出
された特徴を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶
された特徴と前記抽出手段で抽出された特徴とを比較し
、あらかじめ設定された不感帯幅を超える変化があるか
どうかを検出して被追尾被写体の実質的な停止の可能性
の有無を判定する判定手段と、 前記の被追尾被写体の実質的な停止の可能性が判定され
たとき前記不感帯幅をより広い幅に変更する手段と、 を具えるカメラにおける自動追尾装置。 - (2)前記の不感帯幅をより広い幅に変更する手段は、
前記判定手段のある方向に関するすベての判定要素につ
いて前記のあらかじめ設定された不感帯幅を超える変化
が検出されないか、又は、前記の方向に関するすベての
判定要素について前記のあらかじめ設定された不感帯幅
を超える変化が検出されたとき、少なくともその方向に
関する不感帯幅を変更する手段である特許請求の範囲(
1)記載のカメラにおける自動追尾装置。 - (3)前記の不感帯幅をより広い幅に変更する手段は、
前記判定手段のある方向に関するすべての判定要素につ
いて前記のあらかじめ設定された不感帯幅を超える変化
が検出されないときのみ、少なくともその方向に関する
不感帯幅を変更する手段である特許請求の範囲(1)記
載のカメラにおける自動追尾装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59179550A JPS6157916A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | カメラにおける自動追尾装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59179550A JPS6157916A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | カメラにおける自動追尾装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6157916A true JPS6157916A (ja) | 1986-03-25 |
JPH0560714B2 JPH0560714B2 (ja) | 1993-09-02 |
Family
ID=16067703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59179550A Granted JPS6157916A (ja) | 1984-08-29 | 1984-08-29 | カメラにおける自動追尾装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6157916A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62269915A (ja) * | 1987-04-27 | 1987-11-24 | Minolta Camera Co Ltd | 自動焦点調節装置 |
JP2006258944A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Fujinon Corp | オートフォーカスシステム |
JP2016038427A (ja) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム |
-
1984
- 1984-08-29 JP JP59179550A patent/JPS6157916A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62269915A (ja) * | 1987-04-27 | 1987-11-24 | Minolta Camera Co Ltd | 自動焦点調節装置 |
JP2006258944A (ja) * | 2005-03-15 | 2006-09-28 | Fujinon Corp | オートフォーカスシステム |
JP2016038427A (ja) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0560714B2 (ja) | 1993-09-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |