JPS6157591B2 - - Google Patents

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JPS6157591B2
JPS6157591B2 JP53154258A JP15425878A JPS6157591B2 JP S6157591 B2 JPS6157591 B2 JP S6157591B2 JP 53154258 A JP53154258 A JP 53154258A JP 15425878 A JP15425878 A JP 15425878A JP S6157591 B2 JPS6157591 B2 JP S6157591B2
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Publication of JPS6157591B2 publication Critical patent/JPS6157591B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G9/00Visual time or date indication means
    • G04G9/08Visual time or date indication means by building-up characters using a combination of indicating elements, e.g. by using multiplexing techniques

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、計時、さらに詳しくいうと、一般目
的の計時用のデイジタル時間表示装置に関する。
本明細書においてデイジタル時間表示装置または
デイジタル計時に適用される「一般目的」なる用
語は、日単位の普通の活動に従事する一般個人の
計時の要求および習慣を指すのに使用され、特定
の環境例えば科学的、コンピユータ動作、ゲーム
およびスポーツ行事等で使用される特別の時間監
視と区別される。
一般目的のデイジタル時間表示装置は、こゝ数
年来、例えば腕時計、掛時計、置時計、クロツク
ラジオおよび数々の他の物品のごとき種々の製品
で消費者に入手できるようになつた。この種の表
示装置は、一般に、コロンにより分離された時お
よび分の水平配列より成り、時数字は左方に、分
数字は右方に配され、そして分数字は01から59ま
での値を計数するように駆動され、1分後、00に
リセツトされ、同時に時数字が次の時の値に増大
する。しばしば、液晶形式表示装置の場合には、
秒数字も設けられるが、これは分数字の右方に位
置づけられ、同様に01から59までの秒を計数する
ように駆動され、1秒後、分数字の値が次の分に
増大するとき00にリセツトされる。発光ダイオー
ド形式表示装置のごとき他の例においては、秒数
字のみを表示するためスイツチ機構が設けられ
る。秒数字は、上述のように計数されるが、時お
よび分数字の同時表示は行なわれない。
この種の表示装置および製品は、商業上満足で
きるものであつたが、完全にまたは大部分までも
アナログ式対抗品および競合品に取つて代わるま
でに至らなかつた。アナログ式の装置は、360゜
回転する時、分、および任意的に秒針をもつ従来
の12時間文字盤に基づくものであり、文字盤周囲
に沿つて適用される離間された印に関して指針を
漸次位置づけることにより時間を指示する。多く
の消費者は、将来の消費者および実際の消費者を
問わず、現在入手しうる一般的目的のデイジタル
表示装置は、アナログ表示装置に比して、またし
ばしば確認ないし定義し難い理由のため、不便で
あり、扱い難く、使用し難くあるいは他の点で難
点があると考えていた。
従来の一般形式デイジタル時間表示装置は、使
用者に読出しの瞬間における現在時刻を報知する
点において卓越していると一般に認められると思
われるが、その読出し値を利用者の心の中でより
大きな時間関係に変換するため、厄介な知的計算
を必要とすることも確認される。すなわち、1時
間や30分のごときより長い時間範囲に対する現在
時刻の位置関係、次の時刻または30分までどの位
の時間が残つているか、あるいは、先行または後
続の基準時間のごとき他の丁度の時刻からどの位
経過したか、またはかゝる時刻までどの位あるか
などの計算がそれである。かくして、従来の一般
目的デイジタル時間表示装置は、長い時間範囲の
容易に理解可能な指示をも提供しないと、現在時
間が隔絶されるという基本的欠陥を被る。個人
は、普通その一般的活動をなすためにはこの時間
範囲に依存しているのであり、その時間範囲に対
してはアナログ時間表示装置の方がはるかに優れ
ているのである。何故ならば、総時間の全貌が文
字盤の印に対する針の位置により指示されるから
である。
本発明は、従来の一般目的デイジタル時間表示
装置の上述の不利な点を排除ないし緩和した、残
時間表示式(平衡式)および4分割残時間表示式
のコンパクトな多機能デイジタル表示装置および
方法を提供するものである。本発明は、アナログ
時間表示装置が、その幾何形状に固有の対称性な
いし残時間表示性のため使用者に総時間範囲を報
告するのに優れているという基本的特性の確認、
ならびにもしもデイジタル時間表示にアナログ的
残時間表示性が合体されゝば相当の利益および改
良が達成されうるという認識に基づくものであ
る。
本発明は、その一面において、各時間の開始時
にあつては、左方位置に現在時の数値を表示し、
相対的に右方の位置に増大する分の数値を表示す
るとともに、同じ時間の後続の部分の間次の時の
実際の開始まで、右方の読出し位置に次の時の数
値を、左方の読出し位置に減じつゝある分の数値
を表示する表示装置を提供する。この基本的原理
は、各分の初めの部分の間秒の増大しつゝある数
値を同時に表示し、その後同じ分の後続の部分の
間秒の減少しつゝある値を表示する改良と結合し
て、各現在の分、30分および時間の長い時間範囲
に対する現在の時刻読出し値の位置的関係を使用
者に一瞥にて知らせるようにすることができる。
本発明は、他の一面においては、現在の1/4時
間を1時間の4つの1/4時間から区別し、それに
より現在の時刻と現在の1/4時間の間の関係を明
らかにする、4分割残時間表示式デイジタル時間
表示装置および方法を提供する。上記の関係は4
分割残時間表示式なる表言で記される。
これは、現在時刻の最初の1/4の間、分数値が
時数字の右方上部に位置づけられて、分の増大し
つゝある数値例えば01〜15を計数するように動作
するデイジタル時間表示装置の使用により達成さ
れる。次に、第2の1/4時間の間、分数字は時数
字の右方下部に位置づけられ、分の次の増大し
つゝある数値例えば16〜30を計数するように作動
される。その後、第3の1/4時間の間、時間数字
は次の時値に増大され、分数字は転置されて時数
字の左方下部に位置づけられ、分の減少しつゝあ
る数値例えば29ないし15を計数するように作動さ
れる。最後に、第4の1/4時間中、分数字は転置
されて表示される次の時数字の右方上部に位置づ
けられ、分のさらに減少しつゝある値例えば14〜
00を計数するように作動される。このサイクルは
各逐次の時間繰り返えされる。
この結果、4組の分数字が、各時の開始から終
了までの時間の進行と同期して、時数字の回りに
時計方向に逐次移動することとなる。これらの一
組の分数字は、幾何的形態が相互に相異してお
り、かつ従来のアナログ分針が360゜を回転中横
切る1/4時間位置と直接対応するから、使用者に
は、表示される時および分数字の実際の値を読ま
なくても現在の1/4時間が一瞥にして画かれる。
これは、それらの実際の値により表示される時読
出し値と現在の1/4時間および現在の1/2との関係
を明らかにするものである。かくして、本発明の
4分割残時間表示式装置および方法は、デイジタ
ル時間表示装置に、デイジタル精度の損失を伴な
うことなく、しばしば好ましいとされるアナログ
時間表示の動作に類似の態様で、徐々に増大する
現在時間の図形を凝似させることができる。
本明細書に開示される残時間表示式および4分
割残時間表示式装置のあるものは、7―デイジタ
ル表示素子または10デイジタル表示素子より成る
水平一列に配置された最小5または6の配列を含
む。各配列は、値0〜9の数字を表示するため選
択的に付勢できる。このような5つまたは6つの
配列群の使用は、配列が残時間表示式または4分
割残時間表示式デイジタル時間を表示するため数
字形式、値および読出し位置に種々の変化を受け
るとき表示バツクグラウンドにほぼ半分またはそ
れ以上の空白を出現させる。このような空白の出
現は、前述のごとく表示装置により提示されるシ
フトしつゝある表示の時間の意味を観察者の心に
強める利点を有する。
本発明は、他の一面において、上述の空間を伴
なわずに残時間表示式または4分割残時間表示式
デイジタル計時を実施することが望まれるような
場合に1つの解決を与える。この点に関して、本
発明は、概略的にいうと、デイジタル時間表示素
子の13素子配列を含み、これらの素子が、値0〜
9の比較的大きな時数字、または相対的上部また
は下部のいずれかの位置に値0〜9の比較的小さ
な分数字を表示するように選択的に付勢されよ
う。
このように3態様での動作を可能にしたことに
より、水平に順番に整列した3群の13素子配列お
よび2本の垂直線表示素子で、実質的に上述の空
白のスペースを伴なわずに残時間表示式または4
分割残時間表示式デイジタル計時を遂行すること
ができる。さらに、上述の他の装置に使用された
最小5の配列数に比して、2つの0〜9数字表示
配列の必要が除去されるので、配置の最小幅は相
当減ぜられ、一層コンパクトな多機能な表示装置
が提供される。
新しい13素子配列はまた、残時間表示式、4分
割残時間表示式またはストツプウオツチ式デイジ
タル時計を遂行できる表示装置を得るため、水平
4群で使用しうる。しかして、この場合、最後の
ものは、最初の2つと明らかに形状により区別さ
れる。この4配列より成るこの多機能装置も、1
つの0〜9表示配列の必要が除去されるから、上
述の最小5の配列数のものに比してコンパクトで
ある。
本発明のこれらおよびその他の特徴および利点
は、図面と関連してなせる以下の説明から明らか
となろう。
第1図を参照すると、相対する側縁12および
13および上縁および下縁14および16により
縁どられた水平に配向された表示面10が例示さ
れている。この表示面上に、4対の付勢可能な表
示素子18aおよび18b,22aおよび22
b,24aおよび24b、および26aおよび2
6bが配置されている。これらの対は、発光ダイ
オード素子または液晶表示素子の2つの7素子配
列より成り、各配列は、0〜9の各数字を表示す
るため選択的に付勢可能である。それにより、利
用者に、各配列対でデイジタルの時値の10位およ
び1位が提示される。
表示素子対18および24は、同じ全寸法より
成り、表示面10の左右に位置づけられる。表示
素子対22は、素子対18および24よりも小さ
い全寸法を有し、素子対18および24間で表示
面10の中心に位置づけられている。表示素子対
26は、素子対18,24および24に比して全
寸法が一番小さく、そしてこれも表示面10の中
心、素子対22の直下に位置づけられている。付
勢可能な水平線表示素子28が、中心に位置する
表示素子対22および26間に位置づけられてい
る。付勢可能な矢表示素子30は、水平線表示素
子28の右端に隣接して素子対24を指すように
位置づけられている。
上縁の上方には、表示面10よりも相当細い他
の水平の表示面32があり、そして該表示面上に
は1組の3群の付勢可能な表示素子34a,34
b,34cが配されている。これらの素子は、週
の曜日の最初の3文字を表示するように従来の態
様で選択的に付勢される。素子34の右側には、
付勢可能な表示素子より成り素子対18,22,
24および26に類似の他の7素子配列対36a
および36bが配されている。これは、日付を従
来の態様で表示するように選択的に付勢されう
る。素子対36は、素子対18,22,24およ
び26に比して全寸法が最小である。
第2図を参照すると、数字「9」を付勢するた
めの素子配列18bの付勢、数字「18」を表示す
るための素子対22aおよび22bの付勢、数字
「25」を表示するための素子対26aおよび26
bの付勢、および水平線素子28の付勢が示され
ている。第1図の表示面10内の他の付勢可能素
子は不勢を解除され、消されている。したがつ
て、第2図の表示装置は、現在の時刻が9時
(AMまたはPM)18分であり、さらに詳しくは、
秒の値が増大しつゝあるか減少しつゝあるかにし
たがつて、その18分台の25秒が経過したこと、ま
たは残つていることを利用者に報知する。
この瞬間的時刻は、数種のフアクタから混同や
あいまいさを伴なわずに容易に理解できる。第1
に、数字の大きさが変化していることである。す
なわち、全寸法は、時間が最大で、分が中間で、
秒が最小で、それぞれの数字により表示される時
間間隔の長さと直接対応する外観を呈している。
第2に、前方の時数字18bと後方の分数字22
aおよび22bとの間には利用者の視野に提示さ
れる中断はなく、他方後者は、秒数字26aおよ
び26bから水平線28によりわざと分離されて
いる。これらの幾何形態は、例示される残時間表
示式デイジタル時間表示装置の動作中維持される
から、各時間のそれぞれ前半および後半中時およ
び分数字の相対的左方位置および右方位置の逆転
に拘らず、全数字の寸法および大きさに可視的に
確認しうる特徴が保持される。また、本発明にし
たがえば、秒数字26は30をピーク値として加
算、減算するように駆動されるから、もしも表示
が少なくとも連続する2秒間読まれゝば、秒数字
値の増減は直ちに明らかであり、その値は、隣接
する時および分数字の値から区別される。最終的
効果は、表示形式自体が、それぞれの数字の時刻
値および意味の即座の確認と理解を助長するとい
うことである。
加えて、上部の狭い表示面32に存する表示素
子34a,34bおよび34c、および26aお
よび36bが、利用者に、曜日「MON」および
日付「24」を報知するように付勢され、日常の毎
日の活動を遂行するのに一般に有用な他のすべて
の情報を時刻とともに提供する。
第3図を参照すると、素子対24aおよび24
bが数字「10」を表示し、素子対22aおよび2
2bが「06」を表示し、素子対26aおよび26
bが「09」を表示し、水平線素子28および矢素
子30が右に向う矢印を表示するように付勢され
た第1図の表示配置が例示されている。しかし
て、第1図の表示面10内の他のすべての表示素
子は消されている。かくして、利用者は、表示を
左から右に読むと、時刻が、次の近づきつゝある
時(10時)の6分前であり、そしてさらに精確に
いうと、秒の値が減じつゝある場合、前記時まで
残る6分台の9秒が残つていることを直ちに報知
される。素子28および30により形成される矢
印は、時数字に関して分数字を左方位置で読み出
すことの意味を強調する。すなわち、表示装置上
の分数値は、次の時の到達まで残つており減じ
つゝある分の値である。さらに、この位置の逆転
は、第2図に示される反対のモードから表示を直
ちに区別するから、各時間の前半および後半中の
2モードを読み取るのに混同やあいまいさは生じ
得ない。
第1ないし3図の具体例において、時数字位置
は、表示装置の中心の固定位置に維持される分お
よび秒数字の左側および右側において逐次の30分
間隔で交番し、本明細書に記載される残時表示式
デイジタル時間表示装置に必要とされる分に関す
る時の左方位置および右方位置を設定する。ま
た、表示装置の中央の固定位置に時間数字を維持
し、分数字の位置をその左側と右側の間で半時間
間隔で交番して、必要な残時間関係を設定するこ
とにより、この配置の逆を使用することができ
る。例えば、第1図の配列18および24は、
かゝる交番する分数字として働くように配列22
の寸法および相対的に高い位置に変えられ、配列
22は固定時間数字として働くように配列18の
寸法および高さに変えられ、そして秒の表示(も
し使用されるならば)に対する配列は、第4図の
秒表示に類似の態様で、大きい固定時数字に対す
る余地を与えるように低められる。
上述の変更は、残時間表示式デイジタル表示装
置において、従来のアナログ時間表示装置の分針
の経路との近似を達成するものである。すなわ
ち、アナログ時間表示装置にあつては、分針は、
各時間の前半中、12時―6時軸線の右側の半円を
横切り、逆に、各時間の後半中は、分針は上記軸
線の左側の半円を横切る。中央の固定時数字に対
して交互に位置を換える分数字は、類似の位置変
化および関係を有するから、第1〜3図の具体例
の上述の変更は好ましいと見なされよう。
第4図には、側縁112および114、および
上縁116および下縁118により縁どられた水
平配向表示表示面110が例示されている。表示
面110の中心には、付勢可能な垂直線素子12
0、およびその右側に付勢可能な素子の7素子配
列122が配されている。素子120および12
2は、発光ダイオードまたは液晶表示素子より成
り、これが1〜12の時数字値を表示するように付
勢されうる。
素子120および122の下には、付勢可能な
表示素子の他の7素子配列124aおよび124
bが配されているが、これは、素子120および
122よりも相当小さい寸法より成り、下縁11
8から下方に突出するU字状延長部128により
形成される小さい表示面126に位置づけられて
いる。素子124aおよび124bは、01から30
のピーク値まで、その後29から00までの秒数数字
を表示するように付勢できる。
素子120および122の右側には、付勢可能
な素子より成る1対の梯子状10素子配列130a
および130bがある。各配列は、4本の等間隔
水平線素子(梯子の段に類似)、および3対の等
間隔で配置された垂直線素子(梯子の側柱に類
似)より成る。この配置は、上部の7素子(すな
わち3本の水平線および2対の垂直線を使用し
て、素子120および122の右方の上部に、す
なわち該素子の後方のスペースないし読出し位置
の上部に0〜15の数字を表示することを可能にす
る。逆に、下部7素子(やはり3水平素子と2対
の垂直素子)は、16〜30の数字を素子120およ
び122の右方の下部に、すなわち該素子の後方
のスペースないし読出し位置の下部に表示するこ
とを可能にする。それゆえ、各梯子配列の中央の
2本の水平素子および2本の垂直素子は、01〜30
の総計数の間共有される。
格子配列130aおよび130bの全高は素子
120および122の全高と同じであり、配列1
30aおよび130bの水平素子は等間隔離間さ
れているから、相対的に上部または下部に位置す
る上述の数字は、いずれの場合も素子120およ
び122により表示される数字の寸法の約2/3と
なるが、素子124aおよび124bにより表示
されるものよりもかなり大きい。また、梯子配列
130aおよび130bが、素子120および1
22の右方の上部に数字を表示するときは、下の
残りの1/3は空白のまゝであり、逆は、数字が下
部にある場合に生じ、上方の残りの1/3を空白で
残す。
表示素子より成り、130aおよび130bに
寸法および一般的機能が同一の他の1対の梯子状
配列が、素子120および122の左方に位置づ
けられている。素子132aおよび132bは、
29〜15の数値を相対的に下部に、すなわち素子1
20および122前方のスペースないし読出し位
置の下部に表示し、続いて14〜0の数字を相対的
に上部に、すなわち素子120および122前方
のスペースないし読出し位置の上部にシフトして
表示するように付勢される。この場合、それぞれ
1/3の上部領域および下部領域は、配列130a
および130bの動作に類似の態様で占所されな
い。
第5図を参照すると、素子122が数字「9」
を表示し、素子130aおよび130bが「14」
を表示し、素子124aおよび124bが数字
「25」を表示するように付勢された第4図の配置
が示されている。この表示は、現在の時刻が9時
14分すぎ(AMまたはPM)であり、さらに詳し
くいうと、秒が30のピーク値に向つて増加しつゝ
あるかピーク値から減じつゝあるかにしたがつ
て、14分台の25が経過したか残つているかを使用
者に知らせる。
分の数字は時数字右方の上部読出し位置にある
から、利用者は、数字の値を読むことを必要とせ
ずに現在の時刻がその時間の最初の1/4時間内に
あることを報知される。中間寸法の分数字は、時
数字の高さの上部2/3より成る相対的上部領域に
おいて中央に位置する大きい時数字の右方にある
から(残りの1/3は空白)、これは、数字値に拘り
なく現在時間の最初の1/4時間内にあることを直
ちに知らしめるに十分である。表示のこの幾何形
態は、従来のアナログ形式の分針が1時間の行程
中横切る円の最初の1/4に位置する形態を疑似し
ている。
第6図は、素子122が数字「9」を表示し、
素子130aおよび130bが数字「23」を表示
し、そして素子124aおよび124bが数字
「13」を表示するように付勢された第9図の配置
が例示されている。
この表示は、現在の時刻が9時23分すぎであ
り、そして秒の現在の方向が30のピークに向つて
加算中か30から減算中かにしたがつて、23分台の
23分が経過したか、残つているかを利用者に報知
する。この幾何形態は、現在の時刻が数字値と拘
りなく現在の時間の第2の1/4内にあるという事
実を直ちに報知せしめる。何故ならば、分の数値
が、時数字の右方の空間の下部2/3の位置にシフ
トされ、上方の残りの1/3が空白となつているか
らである。かくして、第6図の表示は、1時間の
行程中円の第2の1/4にある従来のアナログ式分
針の位置を疑似している。これは、利用者が、数
字値を読むことなく一瞥して、現在時刻が現在の
時間の第2の1/4内にあることをかゝる形態によ
り報知されることを意味する。
第7図は、素子120および122が数字
「10」を表示し、素子132aおよび132bが
数字「18」を表示し、素子124aおよび124
bが数字「05」を表示するように付勢された第4
図の配置が例示されている。
この表示においては、分数字は、左―右の読出
し方向に関して時数字の左に来るように逆転さ
れ、時数字の値は、近づく次の時の数値に増され
ている。それゆえ、表示は、現在の時刻が、近づ
きつゝある10時まで18分であり、そして秒が30の
ピーク値に増大しつゝあるかその値から減じつゝ
あるかにしたがつて、その分台の5分が経過した
が残つているかを利用者に報知する。
数字が第7図の時数字左方の位置に切り替わつ
たこと、および現在非付勢の素子130aおよび
130bで占められている全後方スペースが空白
となつていることから、数字値に拘りなく、現在
時間の最初の半分が経過してしまい、後半以下し
か残つていないことが直ちに分る。前述のよう
に、これは、従来のアナログ分針が、1時間の行
程中横切る円の半分のところで12時―6時軸線を
右から左に通過する状態を疑似する。この効果
は、時数字の値が次の時の値に増大することによ
り補強される。この数値の増加は、従来のアナロ
グ形式の指針が、30分点を通過後、次の近づき
つゝある時を表わす文字盤記号に近く位置づけさ
れた状態を疑似する。さらに、分数字が、時数字
の左方のスペースの下部2/3部分より成る相対的
に低い位置にあることは、現在の時刻が、現在の
時間の第3の1/4内にあることを意味し、従来の
アナログ分針が1時間の行程中横切る円の第3の
1/4に位置する状態を疑似する。
第8図は、素子120および122が数字
「10」を表示し、素子132aおよび132bが
数字「06」を表示し、素子124aおよび124
bが数字19を表示するように付勢された第4図
の配置が例示されている。
この表示は、現在の時刻が近づきつゝある10時
に6分前であり、そして秒の計時が増大しつゝあ
るか減少しつゝあるかにしたがつて、その6分台
の19秒が経過したか残つているかを利用者に報知
する。また、分数字は、時数字の左方のスペース
の上部2/3部分より成る相対的に上部領域にシフ
トされ、下方の1/3の部分は空白のまゝ残され
る。これは、数字値と拘りなく一瞥して、現在の
時刻が、現在の時間の最後の3/4内にあることを
意味し、従来のアナログ分針が1時間の行程中通
過する円の第4の1/4に位置する状態を疑似す
る。
第9図を参照すると、側縁212および21
4、上縁216および下縁218により縁どられ
た水平に配向された表示面210が例示されてい
る。2本の付勢可能な垂直線表示素子220aお
よび220b、および付勢可能な表示素子より成
る3つの13素子配列220a,220b、および
222cが表示面210を実質的に滴しており、
220a,222a,222b,220bおよび
222cの順で水平に整列されている。
下縁218は、小さい下部表示表示面226を
形成する下方に突出するU字状の中央延長部22
4を含んでいる。この表示面内には、付勢可能な
表示素子228aおよび228bより成る1対の
7素子配列が設けられており、各配列は、0〜9
の数字値を表示するように選択的に付勢可能であ
るから、この素子配列は、各1分の間隔中、01な
いし30および29ないし00の秒数字値を表示するの
に使用できる。
3つの13素子配列の222a,222bおよび
222cの例示として、第1の13素子配列を参照
すると、該配列は5本の水平表示素子を含んでお
り、その1つは最高位置に「u」で指示され、他
の1つは、最低位置に「d」で指示されている。
しかして、両者間の距離は、配列の全高より成
る。残りの水平素子の2つは、外部素子uおよび
d間に位置づけられており、uおよびd間の垂直
長さの水平中央線上方の1つは「um」で指示さ
れており、中央線下方の他方のものは「dm」で
指示される。素子umおよびdmは、好ましくは、
相当にかつそれぞれ外部素子uおよびdから概ね
等間隔離間され、それにより外部素子間の垂直長
さを約等しい1/3の部分に分割するようになされ
ている。「m」で指示される第5の水平素子は、
外部素子uおよびd間の距離の中央線に位置する
のが好ましい。この位置は、例示される具体例に
おいては、内部水平素子umおよびdm間の距離の
中央線とも一致している。
水平素子u,um,m,dmおよびdの左端は、
実質的に垂直に整列しており、上から下へ「v
1」、「v2」、「v3」および「v4で指示される
1組の4本の垂直素子により結合されている。同
様に、水平素子の右端は、実質的に垂直に整列し
ており、「vr1」、「vr2」、「vr3」および「vr
4」として指示される1組4本の垂直素子により
結合されている。魅力のある外観を呈するように
垂直から右方に傾斜した数字表示をうるため、全
素子が真の垂直から若干右方にそらされるのが好
ましい。
水平および垂直素子の隣接端は、各素子を隔離
して、他のものから独立に電気的に付勢せしめる
ため、例示されるごとく狭い空間をもつて分離さ
れる。これに関連して、水平素子u,um,dmお
よびdと、垂直素子v1〜v4およびvr1〜4間
の隣接端間の全接続点は、斜継形式とされる。こ
れに対し、水平素子mおよびこれに隣接する垂直
素子v2,v3,vr2およびvr3の垂直素子の近
接端は、衝合接続を形成するように四角く切られ
ている。これは、配列が数字を表示するために付
勢されるとき垂直素子中に最大の可視的連続性を
与え、大きな時間数字を表示するために水平素子
mが付勢されるとき実質的な水平の連続性を損な
わないようにするのに好ましい。これについて
は、以下の記載から明らかとなろう。
13素子配列222aは、3つの様式で機能す
る。まず、水平素子u,mおよびdおよびすべて
の垂直素子v1〜4およびvr1〜4が、素子uお
よびd間の距離に対応ししたがつて相対的に高い
高さを有する値0〜9の4数字を表示するように
組合せて選択的に付勢できる。
第2に、水平素子u,umおよびdmおよび垂直
素子v1〜3およびvr1〜3が、素子uおよび
dm間の距離に対応する高さを有する値0〜9の
分数字を表示するように組合せで選択的に付勢さ
れる。しかして、この高さも、素子uおよびd間
の距離の上部2/3を含む。かくして、これらの分
数字は、時数字より相対的に小さく、相対的に上
部位置にある。
第3に、水平素子um,dmおよびdおよび垂直
素子v2〜4およびvr2〜4が、素子umおよび
d間の距離に対応する高さを有する値0〜9の分
数字を表示するように組合で選択的に付勢でき
る。この高さも、素子uおよびd間の距離の下部
2/3を含む。かくして、これらの分数字は、時数
字よりも相対的に小さく、相対的に下部位置にあ
る。
13素子配列222aおよびその機能についての
上述の説明は、同一の配列222bおよび222
cにも等しく適用する。
第9図の具体例は、3つの13素子配列222a
〜cに加えて、垂直線表示素子220aおよび2
20bを含む。これは、水平素子u,d間の距離
に実質的に等しい高さを有し、時数字10,11
および12において10位の値を表示するのに使用
される。これらの垂直線表示素子は、各々一時に
その全高を電気的に付勢しうる単一の素子より成
るが、「i」で指示される例示された凹みを有す
るのが好ましい。しかして、この凹みは、隣接す
る13素子配列222aおよび222cの素子um
およびdmの垂直位置に対応するレベルに位置
し、10またはそれ以上の時数字が表示されると
き、上記配列の斜継接続の外観と対応するように
賦型される。
第10〜13図は、第1〜8図と関連して前述
したように、代表的残時間表示式ないし4分割残
時間表示式デイジタル時間表示を達成するための
第9図の特定の素子の付勢状態を例示するもので
ある。第10図および第13図は、前述したよう
に、各時間の連続する前半および後半30分に対す
る残時間表示デイジタル時間表示のための第9図
の装置の利用を表わすものである。第10〜13
図は、前述したように、各時間の連続する4つの
1/4時間に対する4分割残時間表示式時間表示の
ための第9図の装置の利用法を表わすものであ
る。
第9〜13図の表示は、前述の残時間表示式お
よび4分割残時間表示式デイジタル時間表示のす
べての重要な特徴を達成する。加えて、第9〜1
3図の表示は、大きな空白の出現を伴なわずに、
常時表示装置の表示面を実質的に充たしている。
それゆえ、これらの表示は、特に水平方向の読出
しにおいて小さい寸法で実施でき、コンパクトな
外観を呈する。これは、消費者に審美的に魅力あ
る外観を呈しよう。
これに関連して、中央水平素子mおよび隣接垂
直素子v2,v3およびvr2,vr3の近接端部間
の衝合接続部はきわめて望ましい。何故ならば、
この接続部は、該接続部を含むすべての数字にお
いて見掛けの垂直方向の不連続性の出現を最小に
し、多くとも、素子mが時数字2,4,5,6お
よび9で表示されるときに不完全に角ばつた接続
を示すのみだからである。しかしながら、これら
の時数字は、分数(すべての接続が常に斜継また
は完全に衝合)に比して比較的大きいから、特定
の時数字における素子mの両端において若干不連
続な接続を有するという審美的欠陥は最小とすべ
きである。
第9〜13図に例示される表示装置のさらに他
の利点は、同じ表示素子配列が、残時間表示式ま
たは4分割残時間表示式デイジタル計時を遂行す
るのに使用できるということである。これによ
り、製造者は、1つの製品例えば腕時計、置時
計、掛時計、クロツクラジオ等に、使用者が所望
のときに任意計時方式を選択できるように、それ
ぞれの付勢回路間の適当なスイツチ機構を合体す
ることができる。
第14図を参照すると、4つの13素子配列23
0a,230b,230cおよび230dの使用
に基づく本発明の他の具体例が例示されている。
各配列は、構成素子およびその機能が第9図の配
列222a,222bおよび222cに同じであ
る。また、第9図と同じように、配列228aお
よび228bについて記載したのと同様に秒を表
示するための1対の7素子配列232aおよび2
32bが設けられている。
配列群230a〜dは、少なくとも第9図の3
つの13素子配列と同様に利用され、加えて垂直表
示素子の機能も果す。それゆえ、第14図の具体
例は、第9〜13図の説明に類似の態様で、残時
間表示式または4分割残時間表示式デイジタル計
時を表示するようにも付勢できる。
加えて、第14図の具体例は、最上部の水平表
示の表示面234を具備する。この表示面には、
曜日の垂直に配向された短縮名を「SUN」から
「SAT」の順に水平に示す付勢可能な表示素子が
含まれる。表示面234は垂直線表示素子236
を含むが、これは、表示面の残部を、曜日の短縮
名を含む部分から仕切るように付勢されうる。こ
の残りの部分には、各々0ないし9の数字を表示
するように独立的に付勢される1対の7素子配列
238aおよび238bが含まれる。配列238
aの内部空間には、hourの短縮形である付勢可
能な垂直に配向された文字表示「HR」が設けら
れている。主表示の表示面210内の配列230
aおよび230b上には、minutesの短縮形であ
る付勢可能な文字表示「MIN」が設けられてい
る。同様に、配列230cおよび230dの上部
空間内の該配列230cおよび230d間には、
secondsの短縮形である付勢可能な文字表示
「SEC」が配されている。付勢可能な点表示素子
240が、配列232aおよび232b間の空白
の下部に含まれている。
第14図の装置で一般目的の残時間表示ないし
4分割残時間表示式計時中、最上部の表示面23
4は、各曜日を別個に表示するように選択的に付
勢され(他のものはそれぞれ消されている)、配
列238aおよび238bは対応する日付を表示
するように付勢される。したがつて、線表示素子
236、文字表示素子「HR」、「MIN」および
「SEC」および点表示素子240は、各動作中す
べて付勢を解除され、消されている。しかると
き、表示面234は、利用者に、現在の日、すな
わちカレンダ状ストリツプ状表示面234により
疑似される1週間におけるその位置、および現在
の月におけるその日付を報告する働きをする。
第15図は、第14図の具体例の上述の一般目
的計時状態からストツプウオツチ計時に適当な他
の状態への変換を示すものである。この変換は、
最上部表示面の曜日および日付の表示を消し、か
つ最下部の表示面226配列232aを消し、同
時に配列230aおよび230bを付勢して相対
的に大きい前方の0数字を表示し、記列230c
および230dを付勢して相対的に小さい後方の
0数字を表示し、配列232bを付勢して配列2
30cの0数字の下に相対的にさらに小さい0数
字を表示し、点素子240を付勢して配列232
bの0数字の前に小数字を表示し、垂直線素子2
36を付勢して表示面234を右方に小さい部分
を仕切り、文字素子を付勢して例示の位置に短縮
語「HR」、「MIN」および「SEC」を表示するこ
とにより達成される。
上述の変換により、第14図の一般目的計時状
態から第15図の表示状態に直ちに移行する。0
数字、小数点、仕切線およびhour、minuteおよ
びsecondの短縮語のユニークな外観、および曜
日および日付および配列232aの消滅により、
2つの表示の時間上の意味に混同することはあり
得ない。
さらに、第15図の表示装置は、ストツプウオ
ツチ式デイジタル計時に対して時間尺度を整然と
した順序を有する有利な外観を与える。詳しくい
うと、第15図の装置を見る際、利用者の目は、
時間の表示から、分、秒、秒の1/10の表示へと
段々と下がる。しかして、後者は3数字の寸法は
同じ順序で漸次変化する。時間表示のために予定
された頂部の仕切り部分は、0数字なしに空白で
維持される。何故ならば、たいていの場合、スト
ツプウオツチ式計時は1時間以内で完了され、不
必要な0数字で乱されることが避けられるからで
ある。長い時間間隔を測定する場合、分、秒およ
び1/10秒の数字表示面210および226にあ
る)を含むフイールドの外側に累積された時間数
字を表示することは、ストツプウオツチ計時にお
いて頻繁に使用される時間よりも関心度の高い後
者の3つの数字の時間間隔から混同を受けること
を避ける。
かくして、第15図の装置は、蓄積された経過
時間、累積されたラツプタイム、休止をはさむ蓄
積されたごとき周知の態様で、一般目的の計時と
混同を生ずることなく、かつストツプウオツチ表
示の時間的意味を容易に理解しうるように、改善
されたストツプウオツチ式計時を遂行する表示装
置を提供する。
明解にするため、特許請求の範囲において、第
9〜15図に例示される13素子配列の5本の水平
素子は、それぞれ下記の如く表言されることを指
摘しておく。
素子 特許請求の範囲 「u」 最上部 「um」 2番目 「m」 中央 「dm」 下から2番目 「d」 最下部 以上、本発明をその基本的動作原理および特定
の好ましい具体例について説明した。開示された
残時間表示式、4分割残時間表示式のコンパクト
な多機能デイジタル時間表示装置の利点の1つ
は、現在の時刻が、現在の時間の前半または後半
の30分内にあるか、あるいは現在の時間の最初、
第2、第3または第4の1/4時間内にあるかを、
一瞥にしてかつ表示数字の値を読むことなく利用
者に報知しうることである。表示モードの形式の
幾何形態は、半時間間隔または1/4時間間隔に対
して相異するから、かゝる情報は、表示から直ち
に理解でき、利用者は、一日中の一般の計時に関
係のある長い1/4時間、半時間および1時間に対
する、時―分数字値により表示される現在の時間
の意味や関係をより容易に理解できる。
類似の利点は、総分間隔と同期して秒を01から
30のピーク値まで、次いで逆に00まで計数、表示
することにより、各分間隔に関しても得られる。
これは、利用者が、2秒間この値の増大または減
少の単なる観察により、現在の時刻が現在の分の
前半内にあるか後半内にあるかを理解することを
可能にする。利用者はまた、この数字の特定の瞬
間値を読むことにより、現在の分がいつその半分
の点に達するか、あるいはいつその終点に達する
かを精確に容易に決定できる。
本発明の残時間表示式または4分割残時間表示
式デイジタル時間表示装置の他の重要な利点は、
数字値が相当に減ぜられ、利用者に提示される全
装置を簡単化することである。分および秒は30の
ピーク値まで計数されるから、必要とされる数字
値の範囲は、従来の表示の範囲の半分に減ぜられ
る(00〜59に対して00〜30)。各分および時間の
間等しい範囲で増減が行なわれるという事実と結
合される場合の正味の効果は、平衡(残時間表
示)態様で表示される数字が少なくかつ小さいた
め装置が明らかに簡単化されることである。そし
てこれらの数字は、各時間の前半であるか後半で
あるかを目で識別でき、そして日常の活動に従事
する個人の一般の計時の要求により適応するもの
である。
上述の事実は、特定の現在時から次の時に至る
または次の時間内にわたる時間間隔を決定しなけ
ればならないときに特に顕著な利益をもたらす。
例えば、第7図を参照すると、そのように表示さ
れた現在時間の後40分後に約束しようとするもの
は、設定される40分の期間から表示された分を減
じて、約束の時刻が11時22分である(40−18=
22)ということを決定するだけでよい。また、も
しも利用者が11時15分に他人と会うことを必要と
すれば、簡単な加算で、約束を守るためには33分
待てばよい(18+15=33)ということを決定でき
る。このような簡単さは、従来のデイジタル時間
表示装置の利用においてこれまで不満と考えられ
ていた厄介な知的計算を軽減するものである。
こゝに例示される好ましい具体例は、本発明の
基本的原理から逸脱することなく種々の様式で変
更できる。例えば、全具体例は分および秒の両方
を表示するが、精度が必要とされないか所望され
ない場合には秒の表示は除去でき、残りの時間お
よび分で、前述の他の利点および利益を提供でき
る。
例示の具体例のあるものは、第8図に示される
上部左方読出し位置に時間の開始時を示す00分数
字値を表示するものとして説明されたが、もし望
むならば、その位置における最小の分数字値は01
で終らせ、00値は、例えば第5図および10図の
上部右方位置で表示するように移し、もつて利用
者により親しい態様で各時間を開始させることが
できる。
同様に、利用者は、表示される時数字を現在の
時の値に戻し、表示される分の数字の値を現在の
時刻の総経過時間に変換するように、時間の後半
中表示を切り替える選択が与えられよう。これ
は、電話またはラジオによる正確な時間信号の報
知と比べて、あるいは一般の日常活動において遭
遇する他の情況において表示をチエツクないしリ
セツトするとき望ましいと考えられる。
第1〜3図の例示の具体例において、秒数字の
表示は、時および分数字とともに全体の表示面内
にあるように示されている。代りに、秒数字は、
後続の具体例において例示されるように、中央の
下方に突出するU字状表示面に表示されうる。も
し望むならば、分離用素子28および30は、不
必要なものとして消去してもよい。代りに線素子
28は、読出し方向に関して素子28の前方端に
隣接して上向きに、および後方端に隣接して下向
きに配向された追加の短かい傾斜線素子とともに
使用し、表示される分数字を強調し、同時に、そ
の値が各時間の前半および後半中それぞれ増加し
つゝあることおよび減少しつゝあることを知らせ
ることができる。
第4〜8図の例示の具体例におては、2対の梯
子状の10素子配列の頂部および底部は、平坦さと
コンパクトさを得るため、時間表示素子120お
よび122の頂部および下部と同一レベルであ
る。しかしながら、時数字に対する分数字の他の
プロポーシヨンも採用できる。例えば、梯子配列
の総垂直高さは、水平素子間の等間隔を保持した
まゝ延長し、それにより使用に際して相対的に上
部および下部に位置する分数字が、時数字の頂部
および底部を越えて延び、時数字の回りに時間方
向に進む1/4時間間隔の印象を強めるようにする
ことができる。代わりに、時表示素子の両側の梯
子状配列は、互に垂直に整列された別個の2対の
7素子表示配列と置き代えることができる。これ
は、時数字を狭む後方および前方スペースの上の
半分と下の半分間で分数字の位置をシフトし、こ
れに対応して他の半分を空白にすることを可能に
する。これにより、従来のアナログ分針が1/4の
円の横切るのとプロポーシヨンが似た状態が得ら
れる。
以上、例示の具体例は電気的に付勢可能な表示
素子、例えば従来形式のデイジタル時間表示で現
在使用される発光ダイオードまたは液晶表示装置
により説明したが、機械的表示装置、例えば開い
たまたはシヤツタ付きの開口または窓を介して観
察するように表面上に増大する数字値を有する回
転ホイールまたはテープのごとき機械的表示素子
を用いても同様に実施できる。一般に、本発明の
原理に一致する形式、数値順序および読出し位置
で数字を表示するように動作しうるすべての形式
の表示素子は、上述の利点および改良を達成する
のに使用できる。
したがつて、本発明は、例示の好ましい具体例
に制限されることなく、特許請求の範囲によつて
のみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1具体例である残時間表示式
デイジタル時間表示装置の付勢可能なデイジタル
表示素子の正面図、第2図は1時間の前半中にお
ける第1図の装置の代表的表示を示す正面図、第
3図は第1図の装置の同じ1時間の後半中におけ
る代表的表示を示す正面図、第4図は本発明の他
の具体例である4分割残時間表示式デイジタル時
間表示装置の付勢可能なデイジタル表示素子の正
面図、第5図は第4図の装置の1時間の第1の1/
4時間における代表的表示を示す正面図、第6図
は第4図の装置の同じ1時間の第2の1/4時間に
おける代表的表示を示す正面図、第7図は第4図
の装置の同じ1時間の第3の1/4時間における代
表的表示を示す正面図、第8図は第4図の装置の
同じ1時間の第4の1/4時間における代表的表示
を示す正面図、第9図は本発明の他の具体例であ
る3つの13素子配列を使用するコンパクトな多機
能デイジタル時間表示装置の正面図、第10図は
第9図の装置の1時間の第1の1/4時間または前
半中における代表的表示を示す正面図、第11図
は第9図の装置の同じ1時間の第2の1/4時間に
おける代表的表示を示す正面図、第12図は第9
図の装置の同じ1時間の第3の1/4時間における
代表的表示を示す正面図、第13図は第9図の装
置の同じ1時間の第4の1/4時間または後半にお
ける代表的表示を示す正面図、第14図は4つの
13素子配列を使用する本発明の他の具代例の装置
の正面図、第15図は第14図の装置がストツプ
ウオツチ計時モードにある状態を示す正面図であ
る。 10:表示面、12,13,14,16:縁、
18a,18b:時表示素子、22a,22b:
分表示素子、24a,24b:時表示素子、26
a,26b:秒表示素子、34a,34b,34
c:月表示素子、36a,36b:日付表示素
子、32:表示面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 時間、分および任意的に秒を指示する数字表
    示に基づくデイジタル時間表示装置において、各
    正時から特定の分までは、時および分数字信号を
    それぞれ左方位置の表示素子および右方位置の表
    示素子に対して供給し、時数字が現在の時の値を
    表示するように制御し、分数字が増大する分の値
    を表示するように制御する第1の制御手段と、そ
    の後前記特定の分より次の正時までは、時および
    分数字信号をそれぞれ右方位置の表示素子および
    左方位置の表示素子に対して供給し、転置された
    時数字が次の正時の値を表示するように制御し、
    分数字が(60分―特定の分)値より減少する分の
    値を表示するように制御する第2の制御手段とを
    有することを特徴とするデイジタル時間表示装
    置。 2 特許請求の範囲第1項記載の装置において、
    秒数字の表示部が設けられ、該秒数字が現在の分
    の0秒から特定の秒までは増大する秒値を表示
    し、同じ分の残存する期間の間減少する秒値を表
    示するように制御する第3の制御手段を有するデ
    イジタル時間表示装置。 3 特許請求の範囲第1または2項記載の装置に
    おいて、前記第1の制御手段が、分数字が各正時
    から次の正時までの時間の前半中01〜30の増大す
    る分値を表示する制御を行ない、前記第2の制御
    手段が、前記時間の後半中29〜00の減少する分値
    を表示する制御を行なうデイジタル時間表示装
    置。 4 特許請求の範囲第2または3項記載の装置に
    おいて、前記第3の制御手段は、秒数字が、0秒
    から次の0秒までの各1分の前半中01〜30の増大
    する秒数値を表示し、前記各1分の後半中29〜00
    の減少する秒数値を表示する制御を行なうデイジ
    タル時間表示装置。 5 時、分および任意的に秒の値を指示する数字
    表示に基づくデイジタル時間表示装置において、
    各正時から次の正時までの時間の第1の1/4時間
    中、中央の時数字に関して右側上部位置に分数字
    が表示され、前記時間の第2の1/4時間中、中央
    の時数字に関して右側下部位置に分数字が表示さ
    れ、前記時間の第3の1/4時間中、中央の時数字
    に関して左側下部位置に分数字が表示され、前記
    時間の第4の1/4時間中、中央の時数字に関して
    左側上部位置に分数字が表示されるデイジタル時
    間表示装置。 6 特許請求の範囲第5項記載の装置において、
    前記時間の最初の1/4時間中01〜15の増大する分
    の値を表示するように分数字を制御する第1の制
    御手段と、前記時間の第2の1/4時間中16〜30の
    増大する分の値を表示するように分数字を制御す
    る第2の制御手段と、前記時間の第3の1/4時間
    中29〜15の減少する分の値を表示するように分数
    字を制御する第3の制御手段と、前記時間の第4
    の1/4時間中14〜00の減少する分の値を表示する
    ように分数字を制御する第4の制御手段を有する
    デイジタル時間表示装置。 7 特許請求の範囲第1、2、3、4、5または
    6項記載の装置において、時数字の寸法が分数字
    の寸法より大きく、分数字の寸法が秒数字の寸法
    より大きいデイジタル時間表示装置。 8 特許請求の範囲第5、6または7項記載の装
    置において、中央の時数字表示素子の両側に設け
    られた分数字の各表示素子は10素子から成り、こ
    の10素子の各配列が梯子の段に類似の等間隔の4
    本の水平線素子および該4本の水平素子で分離さ
    れた梯子の側柱に類似の3対の離間された垂直線
    素子で構成され、上部の3本の水平素子および2
    対の分離された垂直素子による7素子が上部位置
    に分数字を表示するのに使用され、下部の3本の
    水平素子および2対の分離された垂直素子による
    7素子が下部位置に分数字を表示するのに使用さ
    れるデイジタル時間表示装置。 9 時、分および任意的に秒の値を指示する数字
    表示に基づくデイジタル時間表示装置であつて、
    各正時から特定の分までは時および分数字がそれ
    ぞれ左方位置および右方位置に表示され、その後
    前記特定分より次の正時までは時間および分数字
    がそれぞれ右方位置および左方位置に表示される
    ものにおいて、時数字および分数字の表示のため
    複数の表示素子が設けられ、該表示素子の各々が
    13素子より成り、この13素子の各配列が、各々垂
    直に離間されかつ両端部がそれぞれ実質的に垂直
    線上に整列された5本の水平線素子、および該5
    本の水平素子の前記両端部をそれぞれ接続する2
    組の4本の垂直線素子から成り、各配列におい
    て、最上部、中央部および最下部の水平素子およ
    び全垂直素子による11素子が相対的に大きい時数
    字を表示するのに選択的に使用され、最上部、2
    番目および下から2番目の水平素子およびその端
    部を接続する垂直素子による9素子が、上部位置
    に前記の大きい時数字に比して小さい分数字を表
    示するのに選択的に使用され、最下部、下から2
    番目および上から2番目の水平素子およびその端
    部を接続する垂直素子より成る9素子が、下部位
    置に前記の大きい時数字に比して小さい分数字を
    表示するのに選択的に使用されるデイジタル時間
    表示装置。
JP15425878A 1977-12-16 1978-12-15 Multipleefunction digital time display device Granted JPS5494363A (en)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US86111577A 1977-12-16 1977-12-16
US05/886,121 US4271497A (en) 1977-12-16 1978-03-13 Quadri-balanced digital time displays
US05/932,921 US4194352A (en) 1977-12-16 1978-08-11 Compact, multi-functional digital time displays

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Publication Number Publication Date
JPS5494363A JPS5494363A (en) 1979-07-26
JPS6157591B2 true JPS6157591B2 (ja) 1986-12-08

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ID=27420413

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JP15425878A Granted JPS5494363A (en) 1977-12-16 1978-12-15 Multipleefunction digital time display device

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JP (1) JPS5494363A (ja)
CA (1) CA1129659A (ja)
CH (1) CH627910B (ja)
DE (1) DE2854254C3 (ja)
FR (1) FR2412104A1 (ja)
GB (1) GB2010539B (ja)

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GB2010539A (en) 1979-06-27
CH627910B (de)
DE2854254B2 (de) 1980-08-21
CH627910GA3 (ja) 1982-02-15
DE2854254A1 (de) 1979-06-21
CA1129659A (en) 1982-08-17
DE2854254C3 (de) 1981-04-02
JPS5494363A (en) 1979-07-26
GB2010539B (en) 1982-04-07
FR2412104B1 (ja) 1982-01-08
FR2412104A1 (fr) 1979-07-13

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