JPS6157545B2 - - Google Patents

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JPS6157545B2
JPS6157545B2 JP4076679A JP4076679A JPS6157545B2 JP S6157545 B2 JPS6157545 B2 JP S6157545B2 JP 4076679 A JP4076679 A JP 4076679A JP 4076679 A JP4076679 A JP 4076679A JP S6157545 B2 JPS6157545 B2 JP S6157545B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
solenoid valves
relay
stopped
indoor units
Prior art date
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Expired
Application number
JP4076679A
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English (en)
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JPS55134256A (en
Inventor
Takayuki Sugimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daikin Kogyo Co Ltd filed Critical Daikin Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多室用冷房装置に係り、詳しくは運転
休止中の室内ユニツト側に潤滑油が停滞すること
により油切れが生じて圧縮機の焼損事故につなが
るのを未然に防止するようにした多室用冷房装置
に関する。
減圧器としてキヤピラリーチユーブを用い、か
つ各分岐液管中に介設した電磁弁の開閉操作で対
応する室内ユニツトの発停を行わせる多室用冷房
装置が一般家庭用冷房装置に多く使用されてきて
いるが、全室内ユニツトが同時にあるいは相前後
して一斉に停止することによつて圧縮機が止まる
と、電磁弁の全てが閉止するために冷凍回路の
高・低圧ラインが遮断されることになつて、圧力
差がついたままとなる。
この状態で圧縮機が再起動すると、大きい起動
負荷が加わつて好ましくないので、圧縮機停止中
は電磁弁の全部を強制的に開放せしめ、高・低圧
ライン間の圧力均衡をはかるようにしたものが提
案されている(特公昭53−38534号公報)。
ところが、圧力均衡のために強制開放させる前
記電磁弁のうちで、長時間運転停止中の室内ユニ
ツトに対応する電磁弁も同時に開放したのでは、
他の室内ユニツトが発停を繰り返している間に、
運転停止中の室内ユニツトに対し均圧作用時に潤
滑油が次第に蓄積してくる。
何となれば高圧側から停止中の室内ユニツトの
蒸発器内に流入した冷媒と潤滑油は、圧縮機の運
転によつて冷媒がガス状で吸入されるだけであ
り、潤滑油は戻ることが無いからである。
このように油の停滞が生じると圧縮機側で油の
不足を来して、焼付けなどの損傷事故につながり
好ましくない。
本発明はかかる油切れの発生を確実に防いで安
定かつ円滑な冷凍運転を行わせることが可能な新
規な冷房装置を提供しようとして成されたもので
あり、特に均圧補償用の電気回路等を利用して運
転停止中の室内ユニツトにおける電磁弁も含め
て、圧縮機の起動時に約1分以下程度の短時間に
限り、電磁弁を強制開放し、冷媒液の流通によつ
て潤滑油を圧縮機側に戻すようにした構成を特徴
とする。
以下に本発明装置の内容を添付図面の例によつ
て詳述する。
第1図において、1は室外ユニツト、2a,2
bは室内ユニツトであり、室外ユニツト1は圧縮
機3、凝縮器4、減圧機構5およびアキユムレー
タ14により構成される一方、室内ユニツト2
a,2bは蒸発器13a,13bおよび図示しな
い室内フアンによつて夫々構成される。
室外ユニツト1は高圧液管6を室内ユニツトの
数に対応して分岐せしめて分岐液管11a,11
bとなし、この各分岐液管11a,11bに電磁
弁8a,8bを夫々設けるとともに、分岐点10
と凝縮器4出口との間の液管9にキヤピラリーチ
ユーブ6を介設する一方、分岐点10と各電磁弁
8a,8bとの間にキヤピラリーチユーブ7a,
7bを夫々設けてなり、キヤピラリーチユーブ6
を共用、キヤピラリーチユーブ7a,7bを各室
内ユニツト2a,2bに専用とした三叉状の抵抗
回路によつて減圧機構5を形成している。
一方、低圧ガス管12についても、室内ユニツ
ト2a,2bの数に対応し分岐させて分岐ガス管
12a,12bとなし、この各分岐ガス管12
a,12bと室内ユニツト2a,2bの各ガス管
とを接続していて、かかる回路構成としたことに
よつて多室用冷房装置が形成される。
しかして前記各電磁弁8a,8bは各室内ユニ
ツト2a,2bの運転・停止を行わせるために設
けたものであつて、運転時には開放、停止時には
閉止するよう作動せしめるが、上記冷房装置は電
磁弁全てに通電開放形のものを用いた場合は第2
図々示回路によつて、電磁弁全てに通電閉止形の
ものを用いた場合は第3図々示回路によつて夫々
運転され、また、そのうちの1つ例えば最初に設
置する室内ユニツトに対応する電磁弁に通電閉止
形のもの、他の電磁弁に通電開放形のものを用い
た場合は第4図々示回路によつて運転される。
それ等各電気回路について以下説明すると、各
電気回路は室外ユニツト1に設けた室外側回路
イ、各室内ユニツト2a,2bに夫々設けた各室
内側回路ロ,ハとの3部分からなり、室外側回路
は、圧縮機用モータ3M、凝縮器4用フアンモー
タ20、両モータ3M,20を発停するための電
磁開閉器20、各電磁弁8a,8bのコイル8a
,8b−、タイムリレー19、補助リレー
18a,18b,22およびスイツチ23を要素
となしている。
また、室内側回路ロ,ハは、温度調節サーモ1
5a,15b、スイツチ17a,17bおよび室
内フアン用モータ16a,16bを夫々要素とな
している。
第2図々示回路の態様は次の通りである。即
ち、電磁開閉器21は温度調節サーモ15aまた
は/および15bが冷房運転の必要を接点閉成に
よつて指令すると投入されて、この投入は接点2
1−により自己保持され、圧縮機モータ3M
よび室外フアンモータ20は付勢し、かつ室内フ
アンモータ16aまたは/および16bが付勢す
る。
一方、補助リレー18または/および18bの
付勢によつて切換接点18a−または/および
18b−の切換閉成によりコイル8a−また
は/および8b−が励磁し、電磁弁8aまた
は/および8bが開放し、かくして室内ユニツト
2aまたは/および2bによる冷房運転が開始さ
れる。
また、タイムリレー19は電磁開閉器21の投
入と同時に励磁され、釈放と同時に消磁されて、
補助リレー22を励磁・消磁させるが、このタイ
ムリレー19はオン・オフデイレイ型リレーであ
つて、その出力接点19−をコイル励磁後の短
時間例えば1分以内の適当時限経過してから閉成
させるとともに、コイル消磁後所定時間例えば3
分経過してから閉成状態を開放に転じさせる如く
作動し、所謂遅延リレーに形成されている。
このような作動特性を有するタイムリレー19
はその出力接点19−の遅延作動・復帰によつ
て、補助リレー22の各接点22−〜22−
を作動せしめ、圧縮機3が起動した場合に起動後
の短時間に限つて接点22−の閉成を保持する
ことにより、電磁開閉器21およびタイムリレー
19の自己保持作動に十分な時間を稼ぐよう作動
し、また、接点22−と電磁開閉器接点21−
との直列回路によつて圧縮機3の停止後3分間
は電磁弁8aまたは/および8bの開弁状態を保
持するように作動する。
さらに前記接点22−が圧縮機3の停止後3
分間に圧縮機3の起動を行わせないように機能
し、かくして圧縮機3停止直後の電磁弁開放によ
る高・低圧均衡作用と圧縮機3の停止拘束による
起動補償作用との両機能をタイムリレー19によ
つて行わせていることが明白である。
しかして上記電気回路において、電磁開閉器2
1の補助接点21−(常開接点)と、補助リレ
ー22の常閉接点22−との直列になる接点回
路を形成して、この接点回路を補助リレー18
a,18bが消勢しているときに閉成する切換接
点18a−,18b−を夫々介して電磁弁8
a,8bのコイル8a−,8b−に連絡せし
めている。
かかる回路を設けたことによつて、圧縮機3が
付勢した(電磁開閉器21が投入した)直後の短
時間に限つて、消勢してる補助リレー18a又は
18bの切換接点18a−又は18b−を介
してコイル8a−又は8b−を励磁せしめ、
かくして電磁弁8a又は8bを開放せしめるよう
作動するのである。
この作動を実際の冷房運転についてさらに説明
すると、圧縮機3が室内ユニツト2a,2bの一
斉停止に伴つて停止し、3分間の起動補償が成さ
れた後に一方の室内ユニツト2a又は2bのサー
モ15a又は15bが運転指令を発して、圧縮機
3が再起動すると、長時間運転停止中の室内ユニ
ツト2b又は2aに関連する電磁弁8b又は8a
を1分以内の短時間に限つて開放せしめるよう作
動するものであり、これによつて停止中の室内ユ
ニツト2b又は2aの蒸発器13b又は13aに
強制的に冷媒液を流し込ませるようにしている。
従つて停止中の蒸発器13b又は13a内に油
が溜るようなことがあつたとしても、流入させた
冷媒液によつてこの油を低圧ライン例えばアキユ
ムレータ14内に強制して戻させることができ、
圧縮機3側での油不足が生じるおそれを解消する
ことが可能となる。
次に第3図々示回路は前述するように両電磁弁
8a,8bともに通電閉止形のものであつて、若
干の回路変更を加えるのみで、均圧、起動補償な
らびに強制油戻しの各作用は第2図々示のものと
同様となる。
この例の作動を説明すると、温度調節サーモ1
5a,15bが共に接点を閉成していて、補助リ
レー18a,18bが何れも付勢しており、両電
磁弁8a,8bがコイル8a−,8a−の消
勢に応じて弁を開放している通常の運転状態から
一方の温度調節サーモ15aがまず接点を開放す
ると、補助リレー18aが消勢して電磁弁8aは
該コイル8a−の励磁により閉止する。
次いで温度調節サーモ15bが接点を開放する
と、前記コイル8a−が消磁(電磁弁8aが開
放)すると同時に、圧縮機モータ3Mは停止し、
かつタイムリレー19が消勢する。
この状態では電磁弁8a及び8bは消勢開放の
ままであるので、該開放が続けられる間に高・低
圧均圧が成される。
しかしてタイムリレー19が消勢したときから
3分間の出力接点19−を閉成したままである
ので、リレー接点22−,22−はその間開
放したままとなり、補助リレー18a,18bの
付勢を制限しているため、電磁開閉器21は3分
間投入されることがなく、従つて、3分間の起動
補償が成される。
高低圧間の均圧が行われた後で温度調節サーモ
15a又は/及び15bが接点を閉成すると、こ
の接点閉成作動が3分経過直後であると補助リレ
ー18a又は/及び18bが付勢し、同時に電磁
開閉器21及びタイムリレー19が付勢する。
しかし、このタイムリレー19の付勢によつて
も、該出力接点19−は1分間開放した後に遅
れて閉成作動することから、リレー接点22−
,22−は開放した状態を1分間保持してお
り、従つて、その間は電磁弁8b又は/及び8a
は弁を開放した状態となり、1分を経過して閉弁
に切り換わる。
かくして停止中の室内ユニツトは圧縮機3の起
動直後の1分間に強制油戻しが行われることにな
る。
なお、3分経過の直前に温度調節サーモ15a
又は/及び15bが閉成することがあつた場合
も、3分経過後に圧縮機3が起動した直後の1分
間は、前述の場合と同様に電磁弁8b又は/及び
8aの強制開放が行われることとなり、油戻しが
成される。
本発明は以上の各例による説明によつて明らか
なように減圧器5としてキヤピラリーチユーブを
用い、複数の室内ユニツト2a,2b…を室外ユ
ニツト1に対して、電磁弁8a,8b…が夫々介
された分岐液管11a,11b…と、分岐ガス管
12a,12b…とにより並列的に接続して、前
記各電磁弁8a,8b…の開閉操作によつて各室
内ユニツト2a,2b…の発停を行わせるととも
に、圧縮機3停止直後に、前記電磁弁8a,8b
…を所定時間強制的に開放させ、高・低圧間の圧
力均衡を行う多室用冷房装置において、圧縮機3
が起動した直後の所定短時間に限つて、全部の電
磁弁8a,8b……を強制開放させる如く成した
から、自動発停運転が繰り返されている間の長時
間に亘つて運転が停止している室内ユニツト内に
短時間冷媒を送つて確実な油戻りを実現すること
が可能となり、従つて圧縮機3側で油不足、油切
れを生じる懸念は全くなく、安定した運転がなさ
れる。
しかも電磁弁を用いて均圧作用を行わせている
ので圧縮機に対する起動負荷は著しく軽減され、
従つて圧縮機用モータの小形化がはかれる利点と
相俟つて、本発明は装置の低コスト化ならびに過
熱焼損事故の絶滅を果し得て頗る有用な冷房装置
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明冷房装置例の冷凍回路図、第2
図乃至第3図は本発明冷房装置の各例に係る電気
回路図である。 1……室外ユニツト、2a,2b……室内ユニ
ツト、3……圧縮機、5……減圧器、8a,8b
……電磁弁、11a,11b……分岐液管、12
a,12b……分岐ガス管、19……タイムリレ
ー、22……補助リレー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 減圧器としてキヤピラリーチユーブを用い、
    複数の室内ユニツト2a,2b…を室外ユニツト
    1に対して、電磁弁8a,8b…が夫々介された
    分岐液管11a,11b…と、分岐ガス管12
    a,12b…とにより並列的に接続して、前記各
    電磁弁8a,8b…の開閉操作によつて各室内ユ
    ニツト2a,2b…の発停を行わせるとともに、
    圧縮機3停止直後に、前記電磁弁8a,8b…を
    開放するようにした多室用冷房装置において、圧
    縮機3の起動に連動して所定短時間の出力を発す
    るタイムリレー19を設け、さらに、前記タイム
    リレー19が発信する出力によつて作動し、前記
    電磁弁8a,8b…の全部に対して弁を強制開放
    させる出力を発信する補助リレー22を各電磁弁
    8a,8b…に接続したことを特徴とする多室用
    冷房装置。
JP4076679A 1979-04-03 1979-04-03 Multiichamber air conditioner Granted JPS55134256A (en)

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JPS55134256A JPS55134256A (en) 1980-10-18
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JP4567637B2 (ja) 2006-07-10 2010-10-20 ダイキン工業株式会社 空調制御装置

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