JPS6156836B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6156836B2 JPS6156836B2 JP9493781A JP9493781A JPS6156836B2 JP S6156836 B2 JPS6156836 B2 JP S6156836B2 JP 9493781 A JP9493781 A JP 9493781A JP 9493781 A JP9493781 A JP 9493781A JP S6156836 B2 JPS6156836 B2 JP S6156836B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ratchet wheel
- feed
- time
- card
- rack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 2
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- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000003442 weekly effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、タイムレコーダーに於けるカード
の段送りを、コンピユータ制御によつて自動調整
自在に、且つ、正確に行なえる様に工夫したカー
ドの段送り装置に関する。
の段送りを、コンピユータ制御によつて自動調整
自在に、且つ、正確に行なえる様に工夫したカー
ドの段送り装置に関する。
現在一般的に使用されているタイムカードに
は、1ケ月31日分の印字欄を給料支払日を起算点
にして月の前半と後半に区分し、これ等2分した
印字欄群を夫々カードの表裏に配記したものと、
月の前半及び後半の各印字欄群をカードの表面に
並べて配記したものが存在し、いずれのカード
も、各印字欄群を16段に区画形成すると共に、い
ずれか一方の印字欄群の最上段又は最下段を空欄
にすることによつて、計31日分の印字欄を構成し
ている。第1図並びに第2図は上述したタイムカ
ードの一実施例を示すものであつて、このタイム
カードTは給料支払日が月末の場合に使用するも
のであり、表裏共に16段に区画されていて、表面
Taには最上段を空欄T′として以下1日から15日
迄の印字欄が形成され、また裏面Tbには16日か
ら31日迄の印字欄が形成されている。尚、25日が
給料支払日の場合に使用するタイムカードは、例
えば表面に26日から10日迄の印字欄が形成され、
裏面には最上段を空欄として以下11日から25日迄
の印字欄が形成されている。
は、1ケ月31日分の印字欄を給料支払日を起算点
にして月の前半と後半に区分し、これ等2分した
印字欄群を夫々カードの表裏に配記したものと、
月の前半及び後半の各印字欄群をカードの表面に
並べて配記したものが存在し、いずれのカード
も、各印字欄群を16段に区画形成すると共に、い
ずれか一方の印字欄群の最上段又は最下段を空欄
にすることによつて、計31日分の印字欄を構成し
ている。第1図並びに第2図は上述したタイムカ
ードの一実施例を示すものであつて、このタイム
カードTは給料支払日が月末の場合に使用するも
のであり、表裏共に16段に区画されていて、表面
Taには最上段を空欄T′として以下1日から15日
迄の印字欄が形成され、また裏面Tbには16日か
ら31日迄の印字欄が形成されている。尚、25日が
給料支払日の場合に使用するタイムカードは、例
えば表面に26日から10日迄の印字欄が形成され、
裏面には最上段を空欄として以下11日から25日迄
の印字欄が形成されている。
以上の如く構成したタイムカードTを使用する
タイムレコーダーでは、上記日付調整用の空欄
T′の存在によつて、特に31日から次月の1日へ
の切替時(10日から11日への切替時)、並びに15
日から16日への切替時(25日から26日への切替
時)に於ける1日と16日(26日と11日)の各印字
段位置の相違を自動的に調整して、カードを常に
正しく段送りして正しい欄に印字を行なう必要が
ある。
タイムレコーダーでは、上記日付調整用の空欄
T′の存在によつて、特に31日から次月の1日へ
の切替時(10日から11日への切替時)、並びに15
日から16日への切替時(25日から26日への切替
時)に於ける1日と16日(26日と11日)の各印字
段位置の相違を自動的に調整して、カードを常に
正しく段送りして正しい欄に印字を行なう必要が
ある。
第3図及び第4図は上記の段送りを自動的に調
整できる従来の段送り装置の一例を示すものであ
つて、本出願人が実公昭45−19603号公報によつ
て提示したこの段送り装置は、図面及び上記公報
の説明から明らかな如く、カード受枠(図示せ
ず)に取付けた歯杆2の歯3………のうち、上部
2個の歯3aと3bを歯杆の表裏に1ピツチずら
せて取付け、また、周縁を31等分したピツチ間隔
の歯5を有し、略半周の間隔を存して欠歯部6
a,6bを設けた歯車4を軸1に取付け、この歯
車4を上記の歯杆2の歯3と係合させて軸1によ
つて24時間毎に1歯宛回動させるようにし、歯杆
2の上部歯3a,3bと夫々係合する歯5a,5
bを上記の欠歯部6a,6bの表裏に設ける様に
構成されており、第4図は16日(26日)に於ける
歯杆2と歯車4の係合状態を示すもので、また、
第3図は次月の1日(11日)に於ける歯杆2と歯
車4の係合状態を示すものである。
整できる従来の段送り装置の一例を示すものであ
つて、本出願人が実公昭45−19603号公報によつ
て提示したこの段送り装置は、図面及び上記公報
の説明から明らかな如く、カード受枠(図示せ
ず)に取付けた歯杆2の歯3………のうち、上部
2個の歯3aと3bを歯杆の表裏に1ピツチずら
せて取付け、また、周縁を31等分したピツチ間隔
の歯5を有し、略半周の間隔を存して欠歯部6
a,6bを設けた歯車4を軸1に取付け、この歯
車4を上記の歯杆2の歯3と係合させて軸1によ
つて24時間毎に1歯宛回動させるようにし、歯杆
2の上部歯3a,3bと夫々係合する歯5a,5
bを上記の欠歯部6a,6bの表裏に設ける様に
構成されており、第4図は16日(26日)に於ける
歯杆2と歯車4の係合状態を示すもので、また、
第3図は次月の1日(11日)に於ける歯杆2と歯
車4の係合状態を示すものである。
この様に第3図並びに第4図に示した従来の装
置によれば、タイムカードTの印字段位置を切替
時に自動的に調整して、空欄T′部分に於ける印
字欄の切替を正常に行なうことができるのである
が、上記従来の段送り装置は31等分したピツチ間
隔の歯5………及び欠歯部6a,6bを設ける点
で歯車4の径が大きくなつてしまうため、装置全
体がどうしても大型化してしまう問題と、歯車4
の製造が構造的に非常に難しく高価になる問題が
あると共に、空間T′を印字段の最下段に設けた
特殊仕様のタイムカードとか月給縦31段型域は縦
週給型のタイムカードを使用する場合には、上昇
ラツクと一諸に歯車4も取外して夫々専用の歯車
に交換しなくてはならない煩雑さと、不経済性が
あつた。
置によれば、タイムカードTの印字段位置を切替
時に自動的に調整して、空欄T′部分に於ける印
字欄の切替を正常に行なうことができるのである
が、上記従来の段送り装置は31等分したピツチ間
隔の歯5………及び欠歯部6a,6bを設ける点
で歯車4の径が大きくなつてしまうため、装置全
体がどうしても大型化してしまう問題と、歯車4
の製造が構造的に非常に難しく高価になる問題が
あると共に、空間T′を印字段の最下段に設けた
特殊仕様のタイムカードとか月給縦31段型域は縦
週給型のタイムカードを使用する場合には、上昇
ラツクと一諸に歯車4も取外して夫々専用の歯車
に交換しなくてはならない煩雑さと、不経済性が
あつた。
従つて本発明の技術的課題は、極めて簡単な構
造のラチエツト車を用いて、空欄調整を含む全て
のカード段送りを行なうことにある。
造のラチエツト車を用いて、空欄調整を含む全て
のカード段送りを行なうことにある。
上記の技術的課題を解決するために本発明で講
じた手段は以下の通りである。
じた手段は以下の通りである。
(1) 印字段位置決定用のカード受けレバーを取付
けた上昇ラツクを段送りするラチエツト車の送
り歯の間に、送り歯が上昇ラツクを15回段送り
すると、次の16回目で噛合を外して上昇ラツク
を降下させる欠歯部を設けること。
けた上昇ラツクを段送りするラチエツト車の送
り歯の間に、送り歯が上昇ラツクを15回段送り
すると、次の16回目で噛合を外して上昇ラツク
を降下させる欠歯部を設けること。
(2) 上記のラチエツト車を24時間毎に1歯宛送り
回転するモータを、制御部の指令に従つて上昇
ラツクが降下する前、或は降下した後に連続回
転して、上記のラチエツト車を2度連続して段
送り回転すること。
回転するモータを、制御部の指令に従つて上昇
ラツクが降下する前、或は降下した後に連続回
転して、上記のラチエツト車を2度連続して段
送り回転すること。
但し、上記モータによるラチエツト車の2度連
続した段送り回転は、例えば、印字欄の表裏が第
1図と第2図に記載の如く形成されているタイム
カードの場合は、31日から次月の1日へ切替える
時、上昇ラツクが降下した後にこれを行ない、ま
た、例えば表面に26日から10日迄の印字欄が形成
され、裏面には最上段を空欄とし、以下11日から
25日迄の印字欄が形成されたタイムカードの場合
は、10日から11日への切替時、上昇ラツクが降下
した後にこれを行なうものとする。
続した段送り回転は、例えば、印字欄の表裏が第
1図と第2図に記載の如く形成されているタイム
カードの場合は、31日から次月の1日へ切替える
時、上昇ラツクが降下した後にこれを行ない、ま
た、例えば表面に26日から10日迄の印字欄が形成
され、裏面には最上段を空欄とし、以下11日から
25日迄の印字欄が形成されたタイムカードの場合
は、10日から11日への切替時、上昇ラツクが降下
した後にこれを行なうものとする。
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)の要素によれば、送り歯が上昇ラツク
が15回段送りすると、次の16回目の段送りの時
に送り歯と上昇ラツクとの噛合が外れるから、
16日ごとに必ず上昇ラツクを降下して、タイム
カードの最上欄を印字位置に合わせることがで
きる。
が15回段送りすると、次の16回目の段送りの時
に送り歯と上昇ラツクとの噛合が外れるから、
16日ごとに必ず上昇ラツクを降下して、タイム
カードの最上欄を印字位置に合わせることがで
きる。
上記(2)の要素によれば、タイムカードの最上
欄に空欄が有る場合には、上昇ラツクを降下し
た後、モータが制御部によつて更にもう1度作
動してラチエツト車を1歯分段送り回転し、上
昇ラツクを続けて1段送つて空欄調整する。ま
た、タイムカードの最下欄に空欄が有る場合に
は、上昇ラツクが降下する前日にラチエツト車
をモータが2度連続回転して、空欄調整を行な
う。
欄に空欄が有る場合には、上昇ラツクを降下し
た後、モータが制御部によつて更にもう1度作
動してラチエツト車を1歯分段送り回転し、上
昇ラツクを続けて1段送つて空欄調整する。ま
た、タイムカードの最下欄に空欄が有る場合に
は、上昇ラツクが降下する前日にラチエツト車
をモータが2度連続回転して、空欄調整を行な
う。
以上の通りであるから、上記の手段によつて上
述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の
問題点を解消することができる。
述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の
問題点を解消することができる。
以下に、上述した本発明に係るタイムレコーダ
ーに於けるカードの段送り装置の好適な一実施例
を添付した図面と共に詳細に説明する。
ーに於けるカードの段送り装置の好適な一実施例
を添付した図面と共に詳細に説明する。
第5図に於いて、10,10′はレコーダーの
ケース枠11に並べて縦設したガイド軸で、12
はこのガイド軸10,10′に上下移動自在に取
付けた上昇ラツクを示す。13は上昇ラツク12
の一側部12aに取付けたカード受けレバーで、
このレバー13はカード差込通路(図示せず)内
に差込まれた前記のタイムカードTを受けて印字
段を決定する働きと、印字器の作動スイツチ(図
示せず)を閉成して、上記タイムカードTの所定
印字欄に勤務データを印字せしめる働きを行な
う。また、14は上記上昇ラツク12の他側部に
縦設したラツク歯で、このラツク歯14には後述
する段送りラチエツトの送り歯が噛合している。
ケース枠11に並べて縦設したガイド軸で、12
はこのガイド軸10,10′に上下移動自在に取
付けた上昇ラツクを示す。13は上昇ラツク12
の一側部12aに取付けたカード受けレバーで、
このレバー13はカード差込通路(図示せず)内
に差込まれた前記のタイムカードTを受けて印字
段を決定する働きと、印字器の作動スイツチ(図
示せず)を閉成して、上記タイムカードTの所定
印字欄に勤務データを印字せしめる働きを行な
う。また、14は上記上昇ラツク12の他側部に
縦設したラツク歯で、このラツク歯14には後述
する段送りラチエツトの送り歯が噛合している。
次に、符号15で全体的に示したのはレコーダ
ー内部の取付板16に装置した送り装置で、15
aはケース体、17はこのケース体15aを貫く
様に取付けた操作軸を示す。手動回転操作自在に
構成したこの操作軸17の外端には操作ダイヤル
18が取付けられ、またケース体15aの内側面
側に突出した上記操作軸17の内端には符号19
で全体的に示したラチエツト車が取付けられてい
る。20は上記ラチエツト車19の一側面に一体
形成した駆動ラチエツトで、このラチエツト20
の周面には第7図に示す様に計16枚のラチエツト
歯20a………が等間隔に形成され、また、ラチ
エツト車19の他側面には段送り車21が一体的
に形成されている。段送り車21の周面には第8
図に示す如く周面を16等分したピツチ間隔で計14
枚の送り歯21a………が形成され、これ等14枚
の送り歯21a………のうち、最初の送り歯(便
宜的に符号21a′で示した)と、最終の送り歯
(便宜的に符号21a″で示した)との間には欠歯
部21bが形成され、更に、最初の送り歯21
a′は他の送り歯21aの略半分の肉厚に形成され
ていて、その周面は円弧面と成つている。
ー内部の取付板16に装置した送り装置で、15
aはケース体、17はこのケース体15aを貫く
様に取付けた操作軸を示す。手動回転操作自在に
構成したこの操作軸17の外端には操作ダイヤル
18が取付けられ、またケース体15aの内側面
側に突出した上記操作軸17の内端には符号19
で全体的に示したラチエツト車が取付けられてい
る。20は上記ラチエツト車19の一側面に一体
形成した駆動ラチエツトで、このラチエツト20
の周面には第7図に示す様に計16枚のラチエツト
歯20a………が等間隔に形成され、また、ラチ
エツト車19の他側面には段送り車21が一体的
に形成されている。段送り車21の周面には第8
図に示す如く周面を16等分したピツチ間隔で計14
枚の送り歯21a………が形成され、これ等14枚
の送り歯21a………のうち、最初の送り歯(便
宜的に符号21a′で示した)と、最終の送り歯
(便宜的に符号21a″で示した)との間には欠歯
部21bが形成され、更に、最初の送り歯21
a′は他の送り歯21aの略半分の肉厚に形成され
ていて、その周面は円弧面と成つている。
以上の如く構成した段送り車21の各送り歯2
1a………には前記上昇ラツク12のラツク歯1
4が噛合し、ラチエツト車19の間欠的な回動
(通常24時間毎に1/16ピツチ宛行なわれる)によ
つて上昇ラツク12が15回上方に段送りされる
と、次回の送り時には欠歯部21bによつて噛合
が解かれて、上昇ラツク12は第8図の如く最上
段のラツク歯(便宜的に14′で示した)が最初
の送り歯21a′に噛合する迄降下し、印字段をタ
イムカードTの最上段に合せることができる。
尚、肉厚を薄く形成した上記の送り歯21a′は、
上記最上段のラツク歯14′にのみ噛合する様に
構成されている。
1a………には前記上昇ラツク12のラツク歯1
4が噛合し、ラチエツト車19の間欠的な回動
(通常24時間毎に1/16ピツチ宛行なわれる)によ
つて上昇ラツク12が15回上方に段送りされる
と、次回の送り時には欠歯部21bによつて噛合
が解かれて、上昇ラツク12は第8図の如く最上
段のラツク歯(便宜的に14′で示した)が最初
の送り歯21a′に噛合する迄降下し、印字段をタ
イムカードTの最上段に合せることができる。
尚、肉厚を薄く形成した上記の送り歯21a′は、
上記最上段のラツク歯14′にのみ噛合する様に
構成されている。
また、22は上記ケース体15aに連設した保
持枠23の内部に取付けたモータで、このモータ
22は後述する制御部から送られて来る作動信号
によつて通常24時間に1回起動回転する仕組に成
つており、モータ22の回転力は夫々前記ケース
体15a内に設けた駆動ピニオン22a、前記操
作軸17に回転自在に取付けた減速ギヤ24、及
び連動ギヤ25を経て同じくケース体15a内に
架設した連動軸26に伝達される。27はこの連
動軸26の内端に取付けた送り爪で、連動軸26
が1回転するとこの送り爪27がラチエツト車1
9の駆動ラチエツト20を1歯(1/16ピツチ)送
り、従つて、段送り車21の送り歯21aが上昇
ラツク12を1段上昇させることができる。28
は上記連動軸26に固定したカムで、このカム2
8の面には保持スイツチ29のローラ付きアクチ
ユエータ29aが第6図の如く常時弾接してい
る。カム28は上記モータ22の回転によつて少
し連動回転されると、上記アクチユエータ29a
を押動して保持スイツチ29を閉成する。この保
持スイツチ29はモータ22のスタートスイツチ
が開放されてもそのままモータ22の回転を保持
できる様に電源回路中に組込まれており、カム2
8の回転が進んで段部28aでアクチユエータ2
9aの押圧が解かれた時点で解放し、モータ22
の回転を停止する。また、上記のアクチユエータ
29aは、モータ22が回転を停止した後、惰性
によつて回転を続けるカム28に対して途中でブ
レーキを加えて、カム28、即ち連動軸26を確
実に1回転で停止できる仕組に成つている。
持枠23の内部に取付けたモータで、このモータ
22は後述する制御部から送られて来る作動信号
によつて通常24時間に1回起動回転する仕組に成
つており、モータ22の回転力は夫々前記ケース
体15a内に設けた駆動ピニオン22a、前記操
作軸17に回転自在に取付けた減速ギヤ24、及
び連動ギヤ25を経て同じくケース体15a内に
架設した連動軸26に伝達される。27はこの連
動軸26の内端に取付けた送り爪で、連動軸26
が1回転するとこの送り爪27がラチエツト車1
9の駆動ラチエツト20を1歯(1/16ピツチ)送
り、従つて、段送り車21の送り歯21aが上昇
ラツク12を1段上昇させることができる。28
は上記連動軸26に固定したカムで、このカム2
8の面には保持スイツチ29のローラ付きアクチ
ユエータ29aが第6図の如く常時弾接してい
る。カム28は上記モータ22の回転によつて少
し連動回転されると、上記アクチユエータ29a
を押動して保持スイツチ29を閉成する。この保
持スイツチ29はモータ22のスタートスイツチ
が開放されてもそのままモータ22の回転を保持
できる様に電源回路中に組込まれており、カム2
8の回転が進んで段部28aでアクチユエータ2
9aの押圧が解かれた時点で解放し、モータ22
の回転を停止する。また、上記のアクチユエータ
29aは、モータ22が回転を停止した後、惰性
によつて回転を続けるカム28に対して途中でブ
レーキを加えて、カム28、即ち連動軸26を確
実に1回転で停止できる仕組に成つている。
以上述べた如く、本発明の装置によればモータ
22が回転すると連動軸26が確実に1回転して
送り爪27がラチエツト車19を1歯分送り回動
し、以つて、送り歯21aによつて上昇ラツク1
2を1段ずつ(第9図に於いて符号Lで示した間
隔分)上昇させ、タイムカードTの印字欄を1段
ずつ上昇させることができるのであるが、次に、
上記モータ22に対して作動信号を送る制御部の
構造を第10図の記載に基づいて説明する。
22が回転すると連動軸26が確実に1回転して
送り爪27がラチエツト車19を1歯分送り回動
し、以つて、送り歯21aによつて上昇ラツク1
2を1段ずつ(第9図に於いて符号Lで示した間
隔分)上昇させ、タイムカードTの印字欄を1段
ずつ上昇させることができるのであるが、次に、
上記モータ22に対して作動信号を送る制御部の
構造を第10図の記載に基づいて説明する。
図中、符号30で全体的に示した制御部は、マ
イクロプロセツサを中心に構成した中央演算処理
部31と、この中央演算処理部31に設定データ
を入力するプログラム設定部32と、上記演算処
理部31によつて演算された前記プログラム設定
部32からの設定データを書込み動作及び読出し
動作する記憶部33とによつて構成されている。
イクロプロセツサを中心に構成した中央演算処理
部31と、この中央演算処理部31に設定データ
を入力するプログラム設定部32と、上記演算処
理部31によつて演算された前記プログラム設定
部32からの設定データを書込み動作及び読出し
動作する記憶部33とによつて構成されている。
更に具体的に上記の構成を説明すると、プログ
ラム設定部32からは、24時間毎に1回モータ2
2に作動信号を送るデータと、1日又は11日等の
切替日にだけモータ22に対して更にもう1回作
動信号を発するデータ、及びその他各種のデータ
を演算処理部31を通して記憶部33に記憶させ
る。演算処理部31は時計回路(図示せず)の時
計信号を基準信号として、記憶部33の記憶デー
タに応じて例えば0時00分に成ると毎日モータ2
2に作動信号34を送り、更に、1日又は11日等
の切替時には、更にもう1度作動信号34を送つ
てモータ22を短時間のうちに2度回転する。モ
ータ22が1度回転した時は上昇ラツク12は1
段だけ段送りされ、2度回転した時は2段段送り
されるため、従つて、この1日2回の段送りによ
つて空欄T′の部分を飛ばして段位置を調整する
ことができる。
ラム設定部32からは、24時間毎に1回モータ2
2に作動信号を送るデータと、1日又は11日等の
切替日にだけモータ22に対して更にもう1回作
動信号を発するデータ、及びその他各種のデータ
を演算処理部31を通して記憶部33に記憶させ
る。演算処理部31は時計回路(図示せず)の時
計信号を基準信号として、記憶部33の記憶デー
タに応じて例えば0時00分に成ると毎日モータ2
2に作動信号34を送り、更に、1日又は11日等
の切替時には、更にもう1度作動信号34を送つ
てモータ22を短時間のうちに2度回転する。モ
ータ22が1度回転した時は上昇ラツク12は1
段だけ段送りされ、2度回転した時は2段段送り
されるため、従つて、この1日2回の段送りによ
つて空欄T′の部分を飛ばして段位置を調整する
ことができる。
尚、第10図に於いて35は前記上昇ラツク1
2に取付けたカード受けスイツチで、タイムカー
ドTの差込みによつてこのスイツチ35が閉成す
ると、演算処理部31が記憶部33のデータに応
じて、現時刻及びその他のデータをタイムカード
Tの所定印字欄に印字する信号36aを印字器3
6に送る仕組に成つている。また、第5図と第7
図に於いて37は逆転防止爪である。
2に取付けたカード受けスイツチで、タイムカー
ドTの差込みによつてこのスイツチ35が閉成す
ると、演算処理部31が記憶部33のデータに応
じて、現時刻及びその他のデータをタイムカード
Tの所定印字欄に印字する信号36aを印字器3
6に送る仕組に成つている。また、第5図と第7
図に於いて37は逆転防止爪である。
本発明は以上述べた如き構成であるから、制御
部の記憶部に予め1日又は11日等の切替時に印字
段を2段送りするデータを記憶させておけば、以
後は空欄の処理を制御部が自動的に調整すること
ができるものであつて、従つて、本発明によれば
上昇ラツク用のラチエツト車は図示した様な16段
だけの上昇ギヤ構造で全て用が足り、従来の31段
のギヤより構造を大幅に簡略化できる、ラチエツ
ト車の交換を全く行なうことなく各種形式のタイ
ムカードに利用できて洵に好適である。
部の記憶部に予め1日又は11日等の切替時に印字
段を2段送りするデータを記憶させておけば、以
後は空欄の処理を制御部が自動的に調整すること
ができるものであつて、従つて、本発明によれば
上昇ラツク用のラチエツト車は図示した様な16段
だけの上昇ギヤ構造で全て用が足り、従来の31段
のギヤより構造を大幅に簡略化できる、ラチエツ
ト車の交換を全く行なうことなく各種形式のタイ
ムカードに利用できて洵に好適である。
第1図はタイムカードの表面図で、第2図はそ
の裏面図、第3図と第4図は従来装置の構成図、
第5図は本発明に係るカードの段送り装置の一実
施例を示した一部断面正面図で、第6図は第5図
A−A線の断面図、第7図は駆動ラチエツトと送
り爪の関係を示した構成図、第8図と第9図は送
り歯と上昇ラツクの噛合状況を示した構成図、第
10図は制御部のブロツク図である。 12……上昇ラツク、13……カード受けレバ
ー、19……ラチエツト車、20……駆動ラチエ
ツト、21a……送り歯、21b……欠歯部、2
2……モータ、30……制御部、31……中央演
算処理部、33……記憶部、T……タイムカー
ド。
の裏面図、第3図と第4図は従来装置の構成図、
第5図は本発明に係るカードの段送り装置の一実
施例を示した一部断面正面図で、第6図は第5図
A−A線の断面図、第7図は駆動ラチエツトと送
り爪の関係を示した構成図、第8図と第9図は送
り歯と上昇ラツクの噛合状況を示した構成図、第
10図は制御部のブロツク図である。 12……上昇ラツク、13……カード受けレバ
ー、19……ラチエツト車、20……駆動ラチエ
ツト、21a……送り歯、21b……欠歯部、2
2……モータ、30……制御部、31……中央演
算処理部、33……記憶部、T……タイムカー
ド。
Claims (1)
- 1 レコーダーの内部に、制御部によつて制御回
転されるモータによつて24時間毎に1歯宛送り回
転されるラチエツト車と、このラチエツト車の送
り歯に噛合して24時間毎に1段宛上方に段送りさ
れる上昇ラツクを取付け、この上昇ラツクには、
レコーダー内部に差込んだタイムカードを受けて
印字段位置を決定するカード受けレバーを取付け
たタイムレコーダーに於いて、上記ラチエツト車
に設けた送り歯の間に、送り歯が上昇ラツクを15
回段送りすると、次の16回目で噛合を外して上昇
ラツクを降下させる欠歯部を設け、また、上記の
モータは、上記の制御部の指令に従つて上昇ラツ
クが降下する前、或は降下した後に連続回転し
て、上記のラチエツト車を2度連続して段送り回
転せしめることを特徴とするタイムレコーダーに
於けるカードの段送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9493781A JPS57209582A (en) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | Card step feeder for time recorder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9493781A JPS57209582A (en) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | Card step feeder for time recorder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57209582A JPS57209582A (en) | 1982-12-22 |
JPS6156836B2 true JPS6156836B2 (ja) | 1986-12-04 |
Family
ID=14123861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9493781A Granted JPS57209582A (en) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | Card step feeder for time recorder |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57209582A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2604641Y2 (ja) * | 1992-05-29 | 2000-05-22 | ヤンマー農機株式会社 | 収穫物運搬車 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2518164B2 (ja) * | 1987-09-18 | 1996-07-24 | 株式会社精工舎 | タイムレコ―ダの段上げ制御方法 |
JP2518165B2 (ja) * | 1988-01-08 | 1996-07-24 | 株式会社精工舎 | タイムレコ―ダ |
-
1981
- 1981-06-19 JP JP9493781A patent/JPS57209582A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2604641Y2 (ja) * | 1992-05-29 | 2000-05-22 | ヤンマー農機株式会社 | 収穫物運搬車 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57209582A (en) | 1982-12-22 |
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